説明

テールゲート用オープンスイッチ誤操作防止構造

【課題】簡素な構成で、且つ、車両後方からの衝撃力が作用した際に、テールゲートが誤って開放しないように、このテールゲートに設けられるオープンスイッチの誤操作を防止することができるテールゲート用オープンスイッチ誤操作防止構造を提供する。
【解決手段】車両1の後部開口部11を開閉するテールゲート12と、テールゲート12に設けられ、下方に向けて開口する収納部35を有するブラケット18と、収納部35に収納され、押圧操作によりラッチ解除信号を出力してテールゲート12を開放可能にするオープンスイッチ16と、テールゲート12に収納部35の後壁部33を後方から覆うように設けられるガーニッシュ19とを備え、後壁部33の下端33aをオープンスイッチ16の押圧部16aよりも下方に配置する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両後方からの衝撃力が作用した際に、テールゲートが誤って開放しないように、このテールゲートに設けられるオープンスイッチの誤操作を防止するテールゲート用オープンスイッチ誤操作防止構造に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、車両のドアやテールゲートには、小さな操作力でそれらの開放を行えるようにした電気式のドアハンドルが設けられている。このようなドアハンドルでは、操作されたハンドル部の変位によりドアスイッチが押圧された後、この押圧されたドアスイッチからの電気信号によって、電動式のドアラッチ装置が駆動して、ドアの開放動作を可能としている。また、特に、ドアハンドルをテールゲートに設ける場合には、外観の向上や雨水の浸入防止等を図ることを目的として、ドアハンドルをガーニッシュで覆うような構成を採用している。
【0003】
このような、ガーニッシュで覆われたドアハンドルは、例えば、特許文献1に開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特許第4101091号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上述した従来のドアハンドルでは、車両の後面衝突時に、その衝撃力によって、ガーニッシュが車両前方側に折れたり変形したりすると、この変形したガーニッシュがハンドル部に当接してしまう。これにより、従来のドアハンドルにおいては、変形したガーニッシュがハンドル部を操作してしまい、テールゲートが誤って開放するおそれがある。
【0006】
また、従来のドアハンドルでは、ハンドル部を常にテールゲートが閉鎖状態となる方向に付勢させておく必要があるため、操作後のハンドル部を待機位置に自動復帰させるためのばねや、このばねを位置決めするための位置決め部材を設けなければならない。これにより、従来のドアハンドルにおいては、部品点数が増加してしまい、その構成が複雑化するという問題がある。
【0007】
従って、本発明は上記課題を解決するものであって、簡素な構成で、且つ、車両後方からの衝撃力が作用した際に、テールゲートが誤って開放しないように、このテールゲートに設けられるオープンスイッチの誤操作を防止することができるテールゲート用オープンスイッチ誤操作防止構造を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決する第1の発明に係るテールゲート用オープンスイッチ誤操作防止構造は、
車両の後部開口部を開閉するテールゲートと、
前記テールゲートに設けられ、下方に向けて開口する収納部を有するブラケットと、
前記収納部に収納され、押圧操作によりラッチ解除信号を出力して前記テールゲートを開放可能にするオープンスイッチと、
前記テールゲートに、前記収納部の後壁部を後方から覆うように設けられるガーニッシュとを備え、
前記後壁部の下端は、前記オープンスイッチの押圧部よりも下方に配置される
ことを特徴とする。
【0009】
上記課題を解決する第2の発明に係るテールゲート用オープンスイッチ誤操作防止構造は、
前記収納部に収納され、押圧操作によりロック信号を出力して前記テールゲートの施錠を行うロックスイッチを備え、
前記ロックスイッチの押圧部は、前記オープンスイッチの押圧部よりも下方に配置される
ことを特徴とする。
【0010】
上記課題を解決する第3の発明に係るテールゲート用オープンスイッチ誤操作防止構造は、
前記ブラケットは、
前記テールゲートに形成される取付孔の内側開口縁に取り付けられるベース部と、
前記ベース部の後面から車両後方に向かうに従って徐々に下方に傾斜するように延設し、後端に前記後壁部が連結される傾斜部と、
前記ベース部と前記傾斜部と前記後壁部との間に連結される側壁部とを有し、
前記収納部は、前記ベース部と前記傾斜部と前記後壁部と前記側壁部とにより形成される
ことを特徴とする。
【0011】
上記課題を解決する第4の発明に係るテールゲート用オープンスイッチ誤操作防止構造は、
前記オープンスイッチ及び前記ロックスイッチは、前記収納部内に取付板を介して取り付けられる
ことを特徴とする。
【0012】
上記課題を解決する第5の発明に係るテールゲート用オープンスイッチ誤操作防止構造は、
前記オープンスイッチ及び前記ロックスイッチは、車両前後方向に並設して前記収納部に収納される
ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0013】
本発明のテールゲート用オープンスイッチ誤操作防止構造によれば、押しボタン電気式のオープンスイッチを設けることにより、部品点数を削減することができるので、構成の簡素化を図ることができると共に、後壁部の下端をオープンスイッチの押圧部よりも下方に配置することにより、車両後方からの衝撃力が作用した際に、ガーニッシュの下端の車両前方側への変形を、後壁部の下端により抑えることができるので、変形したガーニッシュの下端によるオープンスイッチの押圧部の誤操作を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【図1】本発明に係るテールゲート用オープンスイッチ誤操作防止構造を備えた車両の後部斜視図である。
【図2】図1のA−A矢視断面図である。
【図3】図2のB−B矢視断面図である。
【図4】ブラケットの斜視図である。
【図5】衝撃力によるガーニッシュの変形状態を示した断面説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
以下、本発明に係るテールゲート用オープンスイッチ誤操作防止構造について、図面を用いて詳細に説明する。
【実施例】
【0016】
図1に示すように、車両1の後部には、後部開口部11が形成されており、この後部開口部11には、テールゲート12が開閉可能に設けられている。テールゲート12の車幅方向中央部には、凹状の取付部14が形成されており、この取付部14には、ライセンスプレート15が取り付けられている。更に、取付部14におけるライセンスプレート15の上部には、詳細は後述するが、オープンスイッチ16及びロックスイッチ17(図3参照)を収納するブラケット18が設けられている。また、テールゲート12における取付部14の上部には、ガーニッシュ19が設けられており、このガーニッシュ19は、取付部14の車幅方向の長さよりも長くなるように形成されると共に、ブラケット18をその車両後方側から覆うように配置されている。
【0017】
次に、ブラケット18(オープンスイッチ16及びロックスイッチ17)の取付構造について、図2乃至図4を用いて詳細に説明する。
【0018】
テールゲート12は、その外側にアウターパネル13を有している。即ち、アウターパネル13の後面の車幅方向中央部には、前記取付部14が形成されている。更に、取付部14におけるライセンスプレート15の上部には、下方に向かうに従って徐々に車両前方側に傾斜した上縁部14aが形成されており、この上縁部14aには、取付孔14bが開口されている。そして、取付孔14bには、アウターパネル13の内面側からブラケット18が嵌入されている。
【0019】
ブラケット18は、下方に向けて開口する箱状をなしており、車両前方側に配置されるベース部31と、上方側に配置される傾斜部32と、車両後方側に配置される後壁部33と、車幅方向両側に配置される左右一対の側壁部34a,34bとから構成されている。
【0020】
ベース部31は、枠状をなしており、取付孔14bの内側開口縁に取り付けられている。また、傾斜部32は、ベース部31の後面から車両後方に向かうに従って徐々に下方に傾斜するように延設しており、この傾斜部32の後端には、後壁部33が連結されている。即ち、後壁部33は、傾斜部32の後端から下方に向けて延設するように配置されている。更に、側壁部34a,34bは、ベース部31の後面と、傾斜部32の側面と、後壁部33の側面との間に連結されている。そして、ブラケット18は、上述したような、ベース部31、傾斜部32、後壁部33、側壁部34a,34bを備えることにより、下方に向けて開口する収納部35を有することとなる。
【0021】
収納部35内には、取付板41がねじ42によってベース部31及び傾斜部32に取り付けられており、このねじ42は、蓋部材43により保護されている。また、取付板41には、基盤44が取り付けられており、この基盤44には、押しボタン電気式のオープンスイッチ16及びロックスイッチ17が車幅方向に並んで接続されている。これらオープンスイッチ16及びロックスイッチ17は、カバー部材45で保護されており、オープンスイッチ16の押圧部(押圧面)16aは、カバー部材45に覆われる一方、ロックスイッチ17の押圧部(押圧面)17aは、カバー部材45を貫通している。
【0022】
従って、ベース部31、傾斜部32、後壁部33、側壁部34a,34bによって、ブラケット18の横断面が閉断面構造となると共に、オープンスイッチ16及びロックスイッチ17を固定するための取付板41が収納部35内に取り付けられることにより、ブラケッチ18自体の剛性が向上されることになる。
【0023】
そして、後壁部33の下端33aは、スイッチ16,17の押圧部16a,17aよりも下方に配置されており、更に、押圧部17aは、押圧部16aよりも下方に配置されている。また、後壁部33の下端33aの車両後方側には、ガーニッシュ19の下端19aが配置されており、このガーニッシュ19の下端19aは、後壁部33の下端33aよりも下方に配置されている。
【0024】
ここで、オープンスイッチ16は、基盤44等を介して、後部開口部11とテールゲート12との間に設けられる電動式のドアラッチ装置(図示省略)と電気的に接続している。そして、押圧部16aが通常状態(押圧されていない状態)のときには、ドアラッチ装置は、テールゲート12を閉鎖(ラッチ)状態に保持するようになっている。一方、押圧部16aが押圧されたときには、ラッチ解除を示す電気信号が、オープンスイッチ16からドアラッチ装置に入力されることによって、このドアラッチ装置は、テールゲート12を開放可能な状態にするようになっている。
【0025】
また、ロックスイッチ17は、基盤44等を介して、後部開口部11とテールゲート12との間に設けられる電動式のドアロック装置(図示省略)と電気的に接続している。そして、押圧部17aが押圧されたときには、ロックを示す電気信号が、ロックスイッチ17からドアロック装置に入力されることによって、このドアロック装置は、テールゲート12を施錠(ロック)するようになっている。なお、ドアロック装置によるテールゲート12の解錠(アンロック)は、ドアラッチ装置によるテールゲート12の開放と共に行われるようになっている。
【0026】
更に、車両1は、乗員がキーレスオペレーションキー(リモコンスイッチ)を携帯するだけで、ドア及びテールゲート12の施錠、解錠やエンジンの始動を、遠隔操作することができる、所謂、キーレスオペレーション機能を装備している。具体的には、乗員が、キーレスオペレーションキーを携帯して、車両1の後方におけるキーレスオペレーション機能の作動範囲内に侵入し、テールゲート12のロックスイッチ17の押圧部17aを押圧すると、IDコードの照合が行われ、車両1側のIDコードとキーレスオペレーションキー側のIDコードとが一致した場合のみ、テールゲート12の施錠、解錠操作が可能となっている。
【0027】
従って、テールゲート12を施錠する場合には、乗員が作動範囲内においてキーレスオペレーションキーを携帯している状態で、ロックスイッチ17の押圧部17aを押圧することにより、ドアロック装置が駆動して、テールゲート12が施錠されることになる。
【0028】
一方、テールゲート12を解錠する場合には、乗員が作動範囲内においてキーレスオペレーションキーを携帯している状態で、オープンスイッチ16の押圧部16aを押圧することにより、ドアロック装置が駆動して、テールゲート12が解錠されると共に、ドアラッチ装置が駆動して、テールゲート12が開放可能な状態となる。これにより、乗員は、ロックスイッチ17を押圧することなく、テールゲート12を開放することができる。
【0029】
このとき、後壁部33の下端33aは、オープンスイッチ16の押圧部16aの車両後方側で、且つ、その押圧部16aよりも下方に配置されているため、図2に示すように、オープンスイッチ16の押圧部16aを押圧する乗員の指は、後壁部33の下端33aにも触れることになる。これにより、乗員は、押圧部16aの押圧操作後直ちに指を下端33aに掛けて、テールゲート12の開放を開始することができる。更に、高剛性化が図られた後壁部33の下端33aに指を掛けてテールゲート12の開放を行うため、テールゲート12の開放動作を安定して行うことができる。
【0030】
また、図5に示すように、車両1が後面衝突した場合には、ガーニッシュ19に対して衝撃力Fが車両後方側から作用するため、その下端19aは、オープンスイッチ16の押圧部16aに向けて、折れ曲がるように変形することになる。これにより、車両前方側に変形したガーニッシュ19の下端19aがオープンスイッチ16の押圧部16aを誤って押圧するおそれがあるが、後壁部33の下端33aがオープンスイッチ16の押圧部16aよりも下方に配置されるため、ガーニッシュ19の下端19aの変形を、高剛性化が図られた後壁部33の下端33aにより抑えることができる。この結果、変形したガーニッシュ19の下端19aによるオープンスイッチ16の押圧部16aの誤操作を防止することができるので、テールゲート12の誤開放を防止することができる。
【0031】
仮に、衝撃力Fが大きく、ガーニッシュ19の下端19aが後壁部33の下端33aを車両前方側に変形させた場合であっても、ロックスイッチ17の押圧部17aがロックスイッチ16の押圧部16aよりも下方に配置されるため、下端19a,33aの変形を、ロックスイッチ17の押圧部17aにより抑えることができる。このとき、変形した下端19a,33aがロックスイッチ17の押圧部17aを誤って押圧しても、キーレスオペレーションキーがキーレスオペレーション機能の作動範囲内に存在しないため、テールゲート12が開放されることはない。
【0032】
なお、本実施形態では、ブラケット18の収納部35内において、オープンスイッチ16とロックスイッチ17とを並設しているが、車両前後方向に並設するようにしても構わない。このとき、オープンスイッチ16をロックスイッチ17よりも車両後方側に設けた場合には、オープンスイッチ16の押圧部16aと後壁部33の下端33aとを近接して配置することができるので、上述したように、乗員は、押圧部16aの押圧操作後直ちに指を下端33aに掛けて、テールゲート12の開放を開始することができる。一方、ロックスイッチ17をオープンスイッチ16よりも車両後方側に設けた場合には、オープンスイッチ16の押圧部16とガーニッシュ19の下端19aとを離間して配置することができるので、ガーニッシュ19の下端19aが変形しても、この下端19aが押圧部16aに当接することはなく、オープンスイッチ16の押圧部16aの誤操作を確実に防止することができる。
【0033】
従って、本発明に係るテールゲート用オープンスイッチ誤操作防止構造によれば、押しボタン電気式のオープンスイッチ16をガーニッシュ19に覆われたブラケット18を介してテールゲート12に取り付け、ブラケット18における後壁部33の下端33aをオープンスイッチ16の押圧部16aよりも下方に配置することにより、部品点数を削減することができるので、構成の簡素化を図ることができると共に、車両1の後面衝突による衝撃力Fがガーニッシュ19に作用した際に、その下端19aの車両前方側への変形を、後壁部33の下端33aにより抑えることができるので、変形したガーニッシュ19の下端19aによるオープンスイッチ16の押圧部16aの誤操作を防止することができる。
【0034】
また、ロックスイッチ17の押圧部17aがオープンスイッチ16の押圧部16aよりも下方に配置されるように、当該ロックスイッチ17をブラケット18に取り付けることにより、衝撃力Fが大きく、ガーニッシュ19の下端19aと共に後壁部33の下端33aが車両前方側に変形した場合でも、この下端19a,33aの変形を、ロックスイッチ17の押圧部17aにより抑えることができる。これにより、変形した下端19a,33aによるオープンスイッチ16の押圧部16aの誤操作を防止することができる。
【0035】
更に、ブラケット18を、下方に向けて開口する収納部35を有した箱状に形成し、この収納部35内に、オープンスイッチ16及びロックスイッチ17を取付板41を介して取り付けることにより、ブラケット18自体の剛性を向上させることができる。これにより、後壁部33の下端33aを、オープンスイッチ16の押圧部16aの誤操作を防止するための防護壁とするだけでなく、テールゲート12を開放するための取っ手や引っ掛け部として利用することができる。この結果、高剛性化が図られた後壁部33の下端33aに乗員の指を掛けてテールゲート12の開放を行うことができるので、テールゲート12の開放動作を安定して行うことができる。
【産業上の利用可能性】
【0036】
本発明は、ブラケットによってスイッチ類の露出を抑え、車両外観の向上を図ることができるスイッチ構造に適用可能である。
【符号の説明】
【0037】
1 車両
11 後部開口部
12 テールゲート
13 アウターパネル
14 取付部
14a 上縁部
14b 取付孔
15 ライセンスプレート
16 オープンスイッチ
16a 押圧部
17 ロックスイッチ
17a 押圧部
18 ブラケット
19 ガーニッシュ
19a 下端
31 ベース部
32 傾斜部
33 後壁部
33a 下端
34a,34b 側壁部
35 収納部
41 取付板
42 ねじ
43 蓋部材
44 基盤
45 カバー部材
F 衝撃力

【特許請求の範囲】
【請求項1】
車両の後部開口部を開閉するテールゲートと、
前記テールゲートに設けられ、下方に向けて開口する収納部を有するブラケットと、
前記収納部に収納され、押圧操作によりラッチ解除信号を出力して前記テールゲートを開放可能にするオープンスイッチと、
前記テールゲートに、前記収納部の後壁部を後方から覆うように設けられるガーニッシュとを備え、
前記後壁部の下端は、前記オープンスイッチの押圧部よりも下方に配置される
ことを特徴とするテールゲート用オープンスイッチ誤操作防止構造。
【請求項2】
請求項1に記載のテールゲート用オープンスイッチ誤操作防止構造において、
前記収納部に収納され、押圧操作によりロック信号を出力して前記テールゲートの施錠を行うロックスイッチを備え、
前記ロックスイッチの押圧部は、前記オープンスイッチの押圧部よりも下方に配置される
ことを特徴とするテールゲート用オープンスイッチ誤操作防止構造。
【請求項3】
請求項1または2に記載のテールゲート用オープンスイッチ誤操作防止構造において、
前記ブラケットは、
前記テールゲートに形成される取付孔の内側開口縁に取り付けられるベース部と、
前記ベース部の後面から車両後方に向かうに従って徐々に下方に傾斜するように延設し、後端に前記後壁部が連結される傾斜部と、
前記ベース部と前記傾斜部と前記後壁部との間に連結される側壁部とを有し、
前記収納部は、前記ベース部と前記傾斜部と前記後壁部と前記側壁部とにより形成される
ことを特徴とするテールゲート用オープンスイッチ誤操作防止構造。
【請求項4】
請求項2に記載のテールゲート用オープンスイッチ誤操作防止構造において、
前記オープンスイッチ及び前記ロックスイッチは、前記収納部内に取付板を介して取り付けられる
ことを特徴とするテールゲート用オープンスイッチ誤操作防止構造。
【請求項5】
請求項2に記載のテールゲート用オープンスイッチ誤操作防止構造において、
前記オープンスイッチ及び前記ロックスイッチは、車両前後方向に並設して前記収納部に収納される
ことを特徴とするテールゲート用オープンスイッチ誤操作防止構造。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2011−63146(P2011−63146A)
【公開日】平成23年3月31日(2011.3.31)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−216376(P2009−216376)
【出願日】平成21年9月18日(2009.9.18)
【出願人】(000006286)三菱自動車工業株式会社 (2,892)
【出願人】(000176811)三菱自動車エンジニアリング株式会社 (402)
【Fターム(参考)】