説明

ディスク再生装置

【課題】ディスク再生装置の非動作時であっても、レンズ保持部がラトル(異音)を発生したり、損傷したりすることを効果的に防止することを可能とするディスク再生装置を提供することを目的とする。
【解決手段】記録媒体(2)からの光を受光するレンズ(11)を保持するレンズ保持部(10)と、レンズ保持部を移動可能に保持するベース(30)と、レンズ保持部(10)を変位させる駆動部とを有するピックアップを有するディスク再生装置において、再生装置に加えられる加速度を検知する検知手段(26)と、検知手段の検知結果に基づいて駆動部に供給する動作信号を生成する動作信号生成手段(27)を有することを特徴とするディスク再生装置(1)。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ディスク再生装置に関するものであり、特にレンズ保持部を有する光ディスク再生装置に関する。
【背景技術】
【0002】
車載用又は携帯用のCD、DVD、MD等の光ディスク再生装置において、光ディスクを再生していない場合には、アクチュエータは動作せず且つレンズ保持部は機械的に固定されていないので、フリーな状態となっている。したがって、光ディスクを再生していない場合であって、車両走行中や光ディスク再生装置を携帯するユーザの移動中に、外部振動が印加されると、レンズ保持部が外部振動に応じて移動してしまい、ストッパ等と干渉してラトル(異音)が発生するという問題があった。また、光ディスク再生装置に、より大きな衝撃が加わった場合には、レンズ保持部が破損してしまうという問題もあった。
【0003】
そこで、CDプレーヤにおいてCDを再生していない場合には、レンズ保持部を一方向に付勢する付勢手段を設けることが知られている(例えは、特許文献1参照)。しかしながら、レンズ保持部が一方向に付勢されると、レンズ保持部は移動せず、ラトルの発生は抑えられるが、一方向に付勢された結果、装置の何れかの部分と接触して固定されていることから、外部からの衝撃が直接レンズ保持部に加わり、逆に破損し易くなってしまうという問題があった。
【0004】
また、CDプレーヤにおいてCDを再生していない場合には、振動によってレンズ保持部が移動すると、レンズ保持部に配置されているコイルに発生する逆起電力を利用して、レンズ保持部を元の位置に戻そうとすることが知られている(例えば、特許文献2参照)。しかしながら、コイルに発生する逆起電力は十分に大きな力を発生させるほどのものでは無く、レンズ保持部を外部振動に対応して所定の位置に保持することは困難であった。
【0005】
【特許文献1】特開昭62−239328号公報
【特許文献2】特開昭63−16473号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
そこで、本発明は、上記の問題点を解決することを可能とするディスク再生装置を提供することを目的とする。
【0007】
また、本発明は、ディスク再生装置の非動作時であっても、レンズ保持部がラトル(異音)を発生したり、損傷したりすることを効果的に防止することを可能とするディスク再生装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明に係るディスク再生装置は、記録媒体からの光を受光するレンズを保持するレンズ保持部と、レンズ保持部を移動可能に保持するベースと、レンズ保持部を変位させる駆動部とを有するピックアップを有するディスク再生装置において、再生装置に加えられる加速度を検知する検知手段と、検知手段の検知結果に基づいて駆動部に供給する動作信号を生成する動作信号生成手段とを有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明に係るディスク再生装置によれば、加速度を検出して加速度を受けた方向と逆方向にアクチュエータを動作させるように構成したので、レンズ保持部が他の部材と干渉してラトル(異音)を発生したり、損傷したりすることを防止することが可能となった。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
以下図面を参照して、本発明に係るディスク再生装置について説明する。但し、本発明の技術的範囲はそれらの実施の形態に限定されず、特許請求の範囲に記載された発明とその均等物に及ぶ点に留意されたい。
【0011】
図1は、本発明に係るディスク再生装置の概略構成を示す図である。
【0012】
ディスク再生装置1は、CD、DVD及びMD等の光ディスク2から光学情報を取得するためのレンズ保持部10、CPU、RAM及びROM等を有する制御部21、レンズ保持部10からの信号を増幅するための増幅部22、第1信号処理部23、切替部24、可動部分のアクチュエータを駆動する駆動信号を出力するためのドライバIC25、検知部26、第2信号処理部27、及び光ディスク再生のための各種操作を行う操作部28等を含んで構成されている。
【0013】
レンズ保持部10は、対物レンズ11、レンズ保持部10を変位させる駆動部として機能するトラッキング用アクチュエータ17及びフォーカシング用アクチュエータ18等から構成されている。レンズ保持部10は、ベース部分30に対して可能状態にして配置される。ベース部分30は、反射ミラー12、ハーフミラー13、フォトダイオード14、回折格子等を含む光学素子15、及び半導体レーザ16等から構成されている。
【0014】
半導体レーザ16から出射した光ビームは、光学素子15を介してハーフミラー13で反射され、反射ミラー12によって光路を変更されて対物レンズ11に入射する。対物レンズ11によって集光されたスポットは、光ディスク2のトラック面上で反射して、再度対物レンズ11に入射する。光ディスク2から反射した光ビームは、再度反射ミラー12で光路を変更され、ハーフミラー13を透過してフォトダイオード14上に集光される。フォトダイオード14で検出された信号に基づいて、光ディスクの情報が再生され、後述するように、エラー信号が生成される。
【0015】
図2は、光ディスクとピックアップとの関係を示す図である。
【0016】
図2に示すように、ベース部分30は、リードスクリュー50と結合するための支持部31を有し、不図示のモータによって、リードスクリュー50上を光ディスク2の半径方向Aに沿って移動することができるように構成されている。
【0017】
図3は、ピックアップの概略構成を示す図である。
【0018】
図3に示すように、レンズ保持部10は、さらにベース30上に配置された案内部材33及び34に勘合する長穴40及び41、トラッキングコイル42、フォーカシングコイル43等を有している。さらにベース30上には、レンズ保持部10を支持するための支持用ワイヤ38及び39を固定する固定部35、トラッキングコイル42及びフォーカシングコイル43と作用するマグネット36及び37等も配置されている。
【0019】
レンズ保持部10は、案内部材33及び34に案内され且つワイヤ38及び39に支持されながら、トラッキング用アクチュエータ17(トラッキングコイル42とマグネット36及び37等を含む)によってトラッキング方向Bに沿って移動制御される。なお、長穴40及び41には、案内部材33及び34の幅に対して余裕を持った設計とされており、この余裕の範囲内において、レンズ保持部10はトラッキング方向Bに沿って移動することができるように構成されている。また、レンズ保持部10は、案内部材33及び34に案内され且つ支持ワイヤ38及び39に支持されながら、フォーカシング用アクチュエータ18(フォーカシングコイル43とマグネット36及び37等を含む)によってフォーカシング用方向Cに沿って移動制御される。このように、トラッキング用アクチュエータ17及びフォーカシング用アクチュエータ18は、対物レンズ11によって集光されるスポットが、正確に所定のトラックを追従するように、レンズ保持部10を移動させる。なお、トラッキング方向Bは、光ディスク2の半径方向Aと一致するように配置されている。
【0020】
図4は、フォトダイオードと増幅部の概略を示す図である。
【0021】
フォトダイオード14は、図4に示すように、A〜Fの6個の検出素子から構成されており、各検出素子は受光量に応じた電圧を発生するように構成されている。対物レンズ11が良好に光ディスクの所定のトラック上に光スポットを集光させている場合には、A〜Dの4つの検出素子の中央部に、光ディスク2から反射されてフォトダイオードに戻って来た光ビームのスポットの中心が一致するように構成されている。対物レンズ11による光スポットの位置がずれると、それに応じて、A〜Fの6個の検出素子上に集光される光スポットの位置も中心からずれる。そこで、増幅部22は、(A+C)−(B+D)の電圧を増幅してフォーカスエラー信号(FE信号)として出力する第1アンプ22−1、及び(E−F)の電圧を増幅してトラッキングエラー信号(TE信号)として出力する第2アンプ22−2を含んで構成されている。FE信号及びTE信号に応じて、トラッキング用アクチュエータ17及びフォーカシング用アクチュエータ18を駆動することによって、対物レンズ11によって集光される光スポットの位置を光ディスク上の所定のトラック上に常に追従させることが可能となる。
【0022】
図5は、ディスク再生装置と筐体との関係を示す図である。
【0023】
ディスク再生装置1は、図示されるように光ディスク挿入用の挿入口52を有しており、バネ4及びダンパ5によって筐体3中に、フローティング状態で保持されるように構成されている。筐体3は、例えば車両に取り付けられている。また、ディスク再生装置1に光ディスク1が挿入された場合には、バネ4及びダンパ5によってディスク再生装置1は筐体内でフローティング状態に保持され、ディスク再生装置1に光ディスク1が挿入されていない場合には、ロック部材6によって、ディスク再生装置1は筐体3に固定されるように構成されている。
【0024】
図6は、検知部の出力例を示す図である。
【0025】
検知部26には、加速度センサが含まれており、互いに直交する2軸方向(X軸方向及びY軸方向)の重力加速度を検出する。また、加速度センサのX軸方向がレンズ保持部10のフォーカス方向(図3の矢印C参照)と一致し、加速度センサのY軸方向がレンズ保持部10のトラッキング方向(図3の矢印B参照)と一致しするように、加速度センサはディスク再生装置1内のレンズ保持部10近傍に配置されている。したがって、検知部26は、フォーカス方向の検知信号Gf及びトラッキング方向の検知信号Gtを出力する。検知信号Gf及びGtによって、レンズ保持部10がどちらの方向の加速度が受けたかを判別することが可能となる。なお、検知部26における加速度センサは、2軸方向の重力加速度を検出するものに限定されず、1軸であって、3軸であっても良い。
【0026】
図6において、縦軸は加速度を示し、横軸は時間を示し、曲線60はフォーカス方向の検知信号Gfの一例を示している。なお、フォーカシング方向の加速度が正(+)を、図3においてレンズ保持部10を図中上部に移動させる加速度と便宜上設定している。
【0027】
第2信号処理部27は、検知部26が検出する加速度と反対方向にレンズ保持部10を可動させるように、アクチュエータを駆動させるための動作信号を生成して出力するように構成されている。また、第2信号処理部27は、複数のレベルg1〜g4を設定し、g1〜g2の範囲及びg3〜g4の範囲のレベルの検知信号が検知された場合のみ、動作信号を出力するように構成されている。
【0028】
第2信号処理部27は、レベルg3より大きく且つレベルg2未満では、加速度が低く、実質的にレンズ保持部10を大きく振動させることはないので、アクチュエータを駆動させるための動作信号を出力しないように構成した。また、第2信号処理部27は、レベルg1より大きい場合又はレベルg4未満の場合には、加速度が大き過ぎて、それを打ち消すような動作信号をアクチュエータに印加した場合、逆にアクチュエータを破損する恐れがあることから、アクチュエータを駆動させるための動作信号レベルg1又はレベルg4に制御するように構成した。したがって、レベルg1以下且つレベルg2以上、又はレベルg3以下且つレベルg4以上の場合にのみ、第2信号処理部27は、検知された加速度を打ち消すようにアクチュエータを駆動させるための動作信号を出力する。
【0029】
図7は、アクチュエータの動作フローの一例を示す図である。
【0030】
図7に示すフローが開始される時点で、ディスク再生装置1の電源がオンされ、各要素が動作可能な状態となっているものとする。また、図7に示すフローは、制御部21のROMに予め記憶されたプログラムに従って、主に制御部21のCPUによって実行されるものとする。なお、図7に示す処理フローを適当な時間間隔で繰り返し実行されるものとする。
【0031】
最初に、制御部21は、不図示のセンサー出力や操作部28の操作状態等に基づいて、ディスク再生装置1に挿入されたディスクを再生する動作時か否かの判断を行う(S1)。
【0032】
S1において、ディスクを再生する動作時であると判断された場合には、制御部21は、第1信号処理部23でドライバIC25に適切な信号になるように処理された増幅部22が出力する前述した処理済みのTE信号及びFE信号(追従信号)が、ドライバIC25へ出力されるように切替部24を制御する(S2)。
【0033】
切替部24からドライバIC25へ出力された追従信号によって、トラッキングアクチュエータ17及びフォーカシングアクチュエータ18が動作され、対物レンズ11によるスポットが適切に光ディスク2の所定のトラックを追従するように制御される(S3)。
【0034】
S1において、ディスクを再生しない非動作時であると判断された場合には、制御部21は、検知部26から出力された検知信号Gf及びGtに基づく加速度を打ち消すように第2信号処理部27で生成されたトラッキングアクチュエータ17及びフォーカシングアクチュエータ18用の動作信号が、ドライバIC25へ出力されるように切替部24を制御する(S4)。
【0035】
切替部24からドライバIC25へ出力された動作信号によって、トラッキングアクチュエータ17及びフォーカシングアクチュエータ18が動作される(S5)。なお、前述したように、第2信号処理部27は、所定の範囲内の検出信号Gf及びGtに対してのみ動作信号を生成するため、不必要にアクチュエータを動作させることもなく且つアクチュエータに過度の動作をさせることがない。
【0036】
上記の様な処理フローによって、ディスク再生装置1は、非動作時であっても、レンズ保持部10が、案内部材33及び34と干渉してラトルが発生したり、損傷したりすることを防止することが可能となる。なお、上記のような処理フローによってピックアップのレンズ保持部10が常に中立位置(ニュートラルポジション)に位置するように制御することもできる。
【0037】
以下、第2信号処理部27における他の処理について説明する。
【0038】
図8は、伝達特性の一例を示す図である。
【0039】
図8(a)はトラッキング用アクチュエータ17及びフォーカシング用アクチュエータ18の伝達特性の一例を示し、図8(b)はディスク再生装置1全体の伝達特性の一例を示している。図8(a)及び(b)において、縦軸はアクチュエータ又はディスク再生装置の変位量を示し、横軸は振動周波数を示している。
【0040】
図8(a)に示すように、アクチュエータは、与えられた振動周波数が周波数帯域fbにある場合に、特に大きく変位するような伝達特性70を有しており、その1次共振周波数はfaである。
【0041】
そこで、第2信号処理部27が、前述したように、所定の範囲内の検出信号に対してのみ動作信号を生成する代わりに、1次共振周波数fa以下の振動周波数に対してのみ動作信号を生成するようなLPF(Low Pass Filter)として機能するように構成する。なお、LPFの遮断周波数を1次共振周波数faとなるように設定することが好ましい。このように第2信号処理部27を構成することによって、レンズ保持部10が最も変位し易い振動周波数に対してのみトラッキングアクチュエータ17及びフォーカシングアクチュエータ18が動作される。したがって、非動作時であっても、レンズ保持部10が、案内部材33及び34と干渉してラトルが発生したり、損傷したりすることを効果的に防止することが可能となる。
【0042】
さらに、第2信号処理部27が、周波数帯域fbの振動周波数に対してのみ動作信号を生成するようなBPF(Band Pass Filter)として機能するように構成することも可能である。
【0043】
また、図8(b)に示すように、光ディスクが挿入されている状態(図5においてバネ4及びダンパ5が機能している状態)のディスク再生装置1は、与えられた振動周波数が周波数帯域fdにある場合に、特に大きく変位するような伝達特性71を有しており、その1次共振周波数はfcである。さらに、光ディスクが挿入されていない状態(図5においてロック部材6が動作している状態)のディスク再生装置1は、伝達特性71とは異なる伝達特性72を有することとなる。
【0044】
そこで、第2信号処理部27が、前述したように、所定の範囲内の検出信号に対してのみ動作信号を生成する代わりに、1次共振周波数fc以下の振動周波数に対してのみ動作信号を生成するようなLPFとして機能するように構成する。なお、LPFの遮断周波数を1次共振周波数fcとなるように設定することが好ましい。このように第2信号処理部27を構成することによって、ディスク再生装置1が最も変位し易い振動周波数に対してのみトラッキングアクチュエータ17及びフォーカシングアクチュエータ18が動作される。したがって、間接的に、非動作時であっても、レンズ保持部10が、案内部材33及び34と干渉してラトルが発生したり、損傷したりすることを効果的に防止することが可能となる。
【0045】
さらに、第2信号処理部27が、周波数帯域fdの振動周波数に対してのみ動作信号を生成するようなBPFとして機能するように構成することも可能である。
【0046】
また、前述したように、光ディスクが挿入されている状態とされていない状態で、ディスク再生装置1の伝達関数が異なることから、制御部21は、光ディスクが挿入されているか否かを判断し、それに応じて、第2信号処理部27のフィルタ特性を変更するように制御しても良い。
【0047】
この様に、レンズ保持部10又はディスク再生装置1の伝達関数に応じて、ディスク再生装置1の非動作時にトラッキングアクチュエータ17及びフォーカシングアクチュエータを可能にすることによって、レンズ保持部からラトルを発生したり、損傷したりすることを効果的に防止することが可能となった。
【図面の簡単な説明】
【0048】
【図1】本発明に係るディスク再生装置の概略構成を示す図である。
【図2】光ディスクとピックアップとの関係を示す図である。
【図3】ピックアップの概略構成を示す図である。
【図4】フォトダイオードと増幅部の概略を示す図である。
【図5】ディスク再生装置と筐体との関係を示す図である。
【図6】検知部の出力例を示す図である。
【図7】アクチュエータの動作フローの一例を示す図である。
【図8】伝達特性の一例を示す図である。
【符号の説明】
【0049】
1 ディスク再生装置
2 光ディスク
10 レンズ保持部
14 フォトダイオード
17 Tアクチュエータ
18 Fアクチュエータ
21 制御部
22 増幅部
23 第1信号処理部
24 切替部
25 ドライバIC
26 検知部
27 第2信号処理部
30 ベース部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
記録媒体からの光を受光するレンズを保持するレンズ保持部と、
前記レンズ保持部を移動可能に保持するベースと、
前記レンズ保持部を変位させる駆動部とを有するピックアップと、を有するディスク再生装置において、
前記再生装置に加えられる加速度を検知する検知手段と、
前記検知手段の検知結果に基づいて、前記駆動部に供給する動作信号を生成する動作信号生成手段と、
を有することを特徴とするディスク再生装置。
【請求項2】
前記検知手段は、前記再生装置の筐体又は前記ピックアップの少なくとも一方に設けられる、請求項1に記載のディスク再生装置。
【請求項3】
光ディスクのトラックに前記レンズ保持部を追従させるための追従信号を生成する追従信号生成部と、
前記動作信号及び前記追従信号の何れか一方を切替えて出力する切替部と、
を更に有する、請求項1又は2に記載のディスク再生装置。
【請求項4】
前記切替部を制御して、光ディスク再生装置の非動作時に前記動作信号に応じて前記駆動部を制御する制御部を更に有する、請求項1又は2に記載のディスク再生装置。
【請求項5】
前記動作信号生成部は、前記駆動部又は前記ディスク装置の伝達特性に基づいて、前記動作信号を生成する、請求項1又は2に記載のディスク再生装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2008−269675(P2008−269675A)
【公開日】平成20年11月6日(2008.11.6)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−108335(P2007−108335)
【出願日】平成19年4月17日(2007.4.17)
【出願人】(000237592)富士通テン株式会社 (3,383)
【Fターム(参考)】