トラクタ
【課題】本発明の課題は、左右フェンダフレームとトップリンクブラケットを一体化することによって支持構造を簡略化し、部品点数、組立工数の低減並びに組付精度の向上を図ることにある。
【解決手段】左右前輪4,4と左右後輪5,5とを有し、機体後部に作業機Rを装着可能なトラクタにおいて、前記左右後車輪5,5を覆う左右のフェンダ13L,13Rを支持する左右フェンダフレーム14L,14Rと作業機Rのトップリンクを支持するトップリンクブラケット10を、左右横方向の支持部材15を介して一体化に連結して構成したことを特徴とするトラクタする。また、支持部材15は、角パイプで構成すると共に、樹脂材にて一体成形した前記左右フェンダー13L,13Rの後部を下から受けて支持する構成としたことを特徴とするトラクタとする。
【解決手段】左右前輪4,4と左右後輪5,5とを有し、機体後部に作業機Rを装着可能なトラクタにおいて、前記左右後車輪5,5を覆う左右のフェンダ13L,13Rを支持する左右フェンダフレーム14L,14Rと作業機Rのトップリンクを支持するトップリンクブラケット10を、左右横方向の支持部材15を介して一体化に連結して構成したことを特徴とするトラクタする。また、支持部材15は、角パイプで構成すると共に、樹脂材にて一体成形した前記左右フェンダー13L,13Rの後部を下から受けて支持する構成としたことを特徴とするトラクタとする。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、トラクタに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、作業機を装着支持するトップリンクブラケットの支持部材は、左右後車輪の左右フェンダーを支持するフェンダフレームとは直接連結されておらず、別の支持部材を介して連結支持する構成であった(例えば特許文献1参照)。
【特許文献1】特開2000−4605号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
従来構成のものでは、支持構造が複雑であるばかりでなく、分解、組立に工数がかかり、組付精度の低下を招く問題があった。
本発明の課題は、左右フェンダフレームとトップリンクブラケットを一体化することによって支持構造を簡略化し、部品点数、組立工数の低減並びに組付精度の向上を図ることにある。
【課題を解決するための手段】
【0004】
この発明は、上記課題を解決すべく次のような技術的手段を講じた。
すなわち、請求項1記載の本発明は、左右前輪(4),(4)と左右後輪(5),(5)とを有し、機体後部に作業機(R)を装着可能なトラクタにおいて、前記左右後車輪(5),(5)を覆う左右のフェンダ(13L),(13R)を支持する左右フェンダフレーム(14L),(14R)と作業機(R)のトップリンクを支持するトップリンクブラケット(10)を、左右横方向の支持部材(15)を介して一体化に連結して構成したことを特徴とするトラクタとしたものである。
【0005】
帯板材にて構成された左右フェンダフレーム(14L),(14R)とトップリンクブラケット(10)とは、左右方向に横たわる支持部材(15)を介して溶接手段等により一体化する。
【0006】
従って、トップリンクブラケット(10)の支持部材は、左右のフェンダーフレーム(14L),(14R)に直接連結して一体化するものであるため、構成が簡単であるばかりでなく、ボルト等による連結手段を省くことができ、部品点数及び組立工数の削減を図ることができ、組付精度も向上する。
【0007】
請求項2記載の本発明は、前記支持部材(15)は、角パイプで構成すると共に、樹脂材にて一体成形した前記左右フェンダー(13L),(13R)の後部を下から受けて支持する構成としたことを特徴とする請求項1記載のトラクタとしたものである。
【0008】
左右フェンダー(13L),(13R)の後部を繋ぐリヤフェンダー部が角パイプにて下から支持されるので、樹脂材から構成される左右フェンダー(13L),(13R)の一定の強度を確保することができる。
【発明の効果】
【0009】
以上要するに、請求項1の本発明によれば、トップリンクブラケット(10)と左右フェンダフレーム(14L),(14R)とは一体化しているので、支持構造簡単でありながら、部品点数、組立工数の低減並びに組付精度の向上を図ることができる。
【0010】
請求項2の本発明によれば、請求項1の発明効果を奏するものでありながら、樹脂にて一体化した左右フェンダー(13L),(13R)の後部をトップリンクブラケット(10)の支持部材である角パイプにて受け止め支持するので、左右フェンダー(13L),(13R)樹脂の一定強度の補強化を図ることができ、上に乗っても変形なく十分耐え得る強度が保持される。
【発明を実施するための最良の形態】
【0011】
この発明の実施例を図面に基づき説明する。
図1は、トラクタを示すものであり、この走行車体1前部のボンネット2内部にエンジンEを搭載し、このエンジンEの回転動力をミッションケース3内の変速装置に伝え、この変速装置で減速された回転動力を前車輪4及び後車輪5とに伝えるようにしている。エンジンEの後方に前車輪4,4を操舵するステアリングハンドル6が装備され、更に、その後方には運転席7が設置されている。ミッションケース3の後上部には油圧シリンダケース8が搭載され、このシリンダケース8の左右両側には、油圧昇降機構の一部を構成するリフトアーム9が回動自在に取り付けられている。リフトアーム9は昇降用油圧シリンダの伸縮作動により上下動する。車体後部には、トップリンク11と左右のロアーリンク12からなる3点リンク機構を設け、同リンク機構にロータリ作業機R等を装着するようにしている。
【0012】
左右の後車輪5,5の前方と上方を覆うフェンダー13L,13Rは、ミッションケース3の左右両側面及び下面にボルト16等で着脱自在に装着した帯板材からなるフェンダフレーム14L,14Rによって装着支持している。
【0013】
トップリンク11を装着支持するトップリンクブラケット10は、左右横方向の角パイプからなる支持部材15と一体化した構成になっており、そして、この支持部材15は、前記左右のフェンダフレーム14L,14Rと溶接手段によって一体化した構成としている。また、左右のフェンダー13L,13Rは、これらの後部を横方向のリヤフェンダー13Bで繋ぎ、樹脂材にて一体成形してフェンダー成形体13を構成している。
【0014】
そして、図4に示すように、左右フェンダー13L,13R後部のリヤフェンダー13B部分を前記支持部材15の上面に受けさて下から支持することにより、フェンダー樹脂の強化を図るようにしている。
【0015】
ロプス(安全フレーム)18の取付用座板18L,18Rと重合するハンドキャッチャー20支持用プレート(ハンドキャッチャー共締プレート)19L,19Rをフェンダフレーム14L,14Rと一体に溶接化することで、組付精度の向上及び組付工数の低減化を図るようにしている。なお、プレート19L,19Rには、ハンドキャチャー20の後部側をボルト・ナットによって共締めするように構成している。
【0016】
また、フェンダフレーム14L,14Rに対しトレーラヒッチ21をも一体溶接化するように構成しておくと、上記と同様に組付工数の低減化を図ることができる。
図5に示すように、樹脂製のフェンダー成形体13と板金製のフロア24を組み合わせて、両者を接合締結する構成のものにおいて、両者の接合部よりややフロア側前方部にフロアブラケット25を設置することで、ハンドキャッチャーによる引張り荷重が加わってもフェンダー自体が変形したり破損したりしないように強度アップを図っている。更に、このフロアブラケットが乗車荷重も受けることになり、フェンダーの変形、破損を防止することができる。
【0017】
また、図8に示すように、フロア24の支持構成において、フロア下部に設けたHSTリンクベース26や、ジョイスティックバルブベース27によっても支持する(ボルト等で締結)構成とすることで、フロア自体の強度を確保でき、同時にジョイスティックバルブベースが片持ち支持でなくなり、フロア自体が支持補助部材として機能することになる。
【0018】
図9に示す実施例では、フェンダー成形体13のリヤフェンダー13B部分の下部に支持ブラケット29を設け、リヤフェンダー13Bと支持ブラケット29との間にゴムマウント30を介装してフェンダーの保護を図るようにしている。 図10、図11に示す実施例は、前車輪4,4を操向制御するパワステシリンダ31を防護するために割り締付けカバー32によって被覆する構成としている。このカバー32はクランプ33によって簡単に着脱でき、後付けも容易に行えるようにしている。
【0019】
図12(イ),(ロ)に示す実施例は、ロプスのガタ止めを防止する構成例を示している。ロプスアッパー18uは、ロプスアンダー18dに対して支点Q回りに回動可能で、ロックピン18pにより適宜の傾斜角にてロックする構成としている。従来はノブ18nのボルト頭でロプスを押し付けていたが、時間の経過でゆるみボルト跡が付きガタが発生していた。本例では、図12(イ)のようにガタ防止用プレート34や図12(ロ)のようにガタ防止用カラー35などを介して押し付けるように構成することで、ガタが防止でき、ボルト跡が激しい場合は中間部品の交換で済むことになる。
【0020】
図13,図14はトラクタの梱包枠組構造を示したもので、従来は、図13に示すように、側面視で縦枠A,B,C,Dと横枠E,Fと斜枠G,Hとからなる構成になっていた。本例では、図14に示すように、トラクタに装備された既存のロプスフレーム36を利用することによって縦枠Dを約半分以上削減することができ、梱包がコンパクトで軽量化でき、安価に実施することができるものとなった。
【0021】
また、図15、図16に示す実施例は、各種の操作レバーをガイドするガイド溝39を備えたレバーガイドパネル38において、このレバーガイドパネル38に飲物容器が置けるカップホルダー40を一体成形して設けた構成のものであり、そして、カップホルダーには取手付きのボトルにあっても容易に置けるようにホルダーの一部に切欠部40aを設けた構成としている。また、この切欠部40aは、ボトルの取手部がレバー操作の邪魔とならないよう所定角度(θ)向きを変えている。
【図面の簡単な説明】
【0022】
【図1】トラクタの側面図
【図2】トラクタ要部の背面図
【図3】同上要部の側面図
【図4】トラクタ要部の背面図
【図5】トラクタ要部の平面図
【図6】同上要部の側面図
【図7】同上一部の側面図
【図8】板金製フロアの平面図
【図9】フェンダー要部の側断面図
【図10】トラクタ前輪操舵機構の平面図
【図11】同上正面図
【図12】(イ)(ロ)はロプス要部の側面図
【図13】トラクタの従来の梱包枠組構成を示す側面図
【図14】トラクタの本例の梱包枠組構成を示す側面図
【図15】レバーガイドパネルの斜視図
【図16】同上平面図
【符号の説明】
【0023】
4 前輪
5 後輪
10 トップリンクブラケット
13L 左フェンダー
13R 右フェンダー
14L 左フェンダフレーム
14R 右フェンダフレーム
15 支持部材(角パイプ)
R 作業機
【技術分野】
【0001】
この発明は、トラクタに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、作業機を装着支持するトップリンクブラケットの支持部材は、左右後車輪の左右フェンダーを支持するフェンダフレームとは直接連結されておらず、別の支持部材を介して連結支持する構成であった(例えば特許文献1参照)。
【特許文献1】特開2000−4605号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
従来構成のものでは、支持構造が複雑であるばかりでなく、分解、組立に工数がかかり、組付精度の低下を招く問題があった。
本発明の課題は、左右フェンダフレームとトップリンクブラケットを一体化することによって支持構造を簡略化し、部品点数、組立工数の低減並びに組付精度の向上を図ることにある。
【課題を解決するための手段】
【0004】
この発明は、上記課題を解決すべく次のような技術的手段を講じた。
すなわち、請求項1記載の本発明は、左右前輪(4),(4)と左右後輪(5),(5)とを有し、機体後部に作業機(R)を装着可能なトラクタにおいて、前記左右後車輪(5),(5)を覆う左右のフェンダ(13L),(13R)を支持する左右フェンダフレーム(14L),(14R)と作業機(R)のトップリンクを支持するトップリンクブラケット(10)を、左右横方向の支持部材(15)を介して一体化に連結して構成したことを特徴とするトラクタとしたものである。
【0005】
帯板材にて構成された左右フェンダフレーム(14L),(14R)とトップリンクブラケット(10)とは、左右方向に横たわる支持部材(15)を介して溶接手段等により一体化する。
【0006】
従って、トップリンクブラケット(10)の支持部材は、左右のフェンダーフレーム(14L),(14R)に直接連結して一体化するものであるため、構成が簡単であるばかりでなく、ボルト等による連結手段を省くことができ、部品点数及び組立工数の削減を図ることができ、組付精度も向上する。
【0007】
請求項2記載の本発明は、前記支持部材(15)は、角パイプで構成すると共に、樹脂材にて一体成形した前記左右フェンダー(13L),(13R)の後部を下から受けて支持する構成としたことを特徴とする請求項1記載のトラクタとしたものである。
【0008】
左右フェンダー(13L),(13R)の後部を繋ぐリヤフェンダー部が角パイプにて下から支持されるので、樹脂材から構成される左右フェンダー(13L),(13R)の一定の強度を確保することができる。
【発明の効果】
【0009】
以上要するに、請求項1の本発明によれば、トップリンクブラケット(10)と左右フェンダフレーム(14L),(14R)とは一体化しているので、支持構造簡単でありながら、部品点数、組立工数の低減並びに組付精度の向上を図ることができる。
【0010】
請求項2の本発明によれば、請求項1の発明効果を奏するものでありながら、樹脂にて一体化した左右フェンダー(13L),(13R)の後部をトップリンクブラケット(10)の支持部材である角パイプにて受け止め支持するので、左右フェンダー(13L),(13R)樹脂の一定強度の補強化を図ることができ、上に乗っても変形なく十分耐え得る強度が保持される。
【発明を実施するための最良の形態】
【0011】
この発明の実施例を図面に基づき説明する。
図1は、トラクタを示すものであり、この走行車体1前部のボンネット2内部にエンジンEを搭載し、このエンジンEの回転動力をミッションケース3内の変速装置に伝え、この変速装置で減速された回転動力を前車輪4及び後車輪5とに伝えるようにしている。エンジンEの後方に前車輪4,4を操舵するステアリングハンドル6が装備され、更に、その後方には運転席7が設置されている。ミッションケース3の後上部には油圧シリンダケース8が搭載され、このシリンダケース8の左右両側には、油圧昇降機構の一部を構成するリフトアーム9が回動自在に取り付けられている。リフトアーム9は昇降用油圧シリンダの伸縮作動により上下動する。車体後部には、トップリンク11と左右のロアーリンク12からなる3点リンク機構を設け、同リンク機構にロータリ作業機R等を装着するようにしている。
【0012】
左右の後車輪5,5の前方と上方を覆うフェンダー13L,13Rは、ミッションケース3の左右両側面及び下面にボルト16等で着脱自在に装着した帯板材からなるフェンダフレーム14L,14Rによって装着支持している。
【0013】
トップリンク11を装着支持するトップリンクブラケット10は、左右横方向の角パイプからなる支持部材15と一体化した構成になっており、そして、この支持部材15は、前記左右のフェンダフレーム14L,14Rと溶接手段によって一体化した構成としている。また、左右のフェンダー13L,13Rは、これらの後部を横方向のリヤフェンダー13Bで繋ぎ、樹脂材にて一体成形してフェンダー成形体13を構成している。
【0014】
そして、図4に示すように、左右フェンダー13L,13R後部のリヤフェンダー13B部分を前記支持部材15の上面に受けさて下から支持することにより、フェンダー樹脂の強化を図るようにしている。
【0015】
ロプス(安全フレーム)18の取付用座板18L,18Rと重合するハンドキャッチャー20支持用プレート(ハンドキャッチャー共締プレート)19L,19Rをフェンダフレーム14L,14Rと一体に溶接化することで、組付精度の向上及び組付工数の低減化を図るようにしている。なお、プレート19L,19Rには、ハンドキャチャー20の後部側をボルト・ナットによって共締めするように構成している。
【0016】
また、フェンダフレーム14L,14Rに対しトレーラヒッチ21をも一体溶接化するように構成しておくと、上記と同様に組付工数の低減化を図ることができる。
図5に示すように、樹脂製のフェンダー成形体13と板金製のフロア24を組み合わせて、両者を接合締結する構成のものにおいて、両者の接合部よりややフロア側前方部にフロアブラケット25を設置することで、ハンドキャッチャーによる引張り荷重が加わってもフェンダー自体が変形したり破損したりしないように強度アップを図っている。更に、このフロアブラケットが乗車荷重も受けることになり、フェンダーの変形、破損を防止することができる。
【0017】
また、図8に示すように、フロア24の支持構成において、フロア下部に設けたHSTリンクベース26や、ジョイスティックバルブベース27によっても支持する(ボルト等で締結)構成とすることで、フロア自体の強度を確保でき、同時にジョイスティックバルブベースが片持ち支持でなくなり、フロア自体が支持補助部材として機能することになる。
【0018】
図9に示す実施例では、フェンダー成形体13のリヤフェンダー13B部分の下部に支持ブラケット29を設け、リヤフェンダー13Bと支持ブラケット29との間にゴムマウント30を介装してフェンダーの保護を図るようにしている。 図10、図11に示す実施例は、前車輪4,4を操向制御するパワステシリンダ31を防護するために割り締付けカバー32によって被覆する構成としている。このカバー32はクランプ33によって簡単に着脱でき、後付けも容易に行えるようにしている。
【0019】
図12(イ),(ロ)に示す実施例は、ロプスのガタ止めを防止する構成例を示している。ロプスアッパー18uは、ロプスアンダー18dに対して支点Q回りに回動可能で、ロックピン18pにより適宜の傾斜角にてロックする構成としている。従来はノブ18nのボルト頭でロプスを押し付けていたが、時間の経過でゆるみボルト跡が付きガタが発生していた。本例では、図12(イ)のようにガタ防止用プレート34や図12(ロ)のようにガタ防止用カラー35などを介して押し付けるように構成することで、ガタが防止でき、ボルト跡が激しい場合は中間部品の交換で済むことになる。
【0020】
図13,図14はトラクタの梱包枠組構造を示したもので、従来は、図13に示すように、側面視で縦枠A,B,C,Dと横枠E,Fと斜枠G,Hとからなる構成になっていた。本例では、図14に示すように、トラクタに装備された既存のロプスフレーム36を利用することによって縦枠Dを約半分以上削減することができ、梱包がコンパクトで軽量化でき、安価に実施することができるものとなった。
【0021】
また、図15、図16に示す実施例は、各種の操作レバーをガイドするガイド溝39を備えたレバーガイドパネル38において、このレバーガイドパネル38に飲物容器が置けるカップホルダー40を一体成形して設けた構成のものであり、そして、カップホルダーには取手付きのボトルにあっても容易に置けるようにホルダーの一部に切欠部40aを設けた構成としている。また、この切欠部40aは、ボトルの取手部がレバー操作の邪魔とならないよう所定角度(θ)向きを変えている。
【図面の簡単な説明】
【0022】
【図1】トラクタの側面図
【図2】トラクタ要部の背面図
【図3】同上要部の側面図
【図4】トラクタ要部の背面図
【図5】トラクタ要部の平面図
【図6】同上要部の側面図
【図7】同上一部の側面図
【図8】板金製フロアの平面図
【図9】フェンダー要部の側断面図
【図10】トラクタ前輪操舵機構の平面図
【図11】同上正面図
【図12】(イ)(ロ)はロプス要部の側面図
【図13】トラクタの従来の梱包枠組構成を示す側面図
【図14】トラクタの本例の梱包枠組構成を示す側面図
【図15】レバーガイドパネルの斜視図
【図16】同上平面図
【符号の説明】
【0023】
4 前輪
5 後輪
10 トップリンクブラケット
13L 左フェンダー
13R 右フェンダー
14L 左フェンダフレーム
14R 右フェンダフレーム
15 支持部材(角パイプ)
R 作業機
【特許請求の範囲】
【請求項1】
左右前輪(4),(4)と左右後輪(5),(5)とを有し、機体後部に作業機(R)を装着可能なトラクタにおいて、前記左右後車輪(5),(5)を覆う左右のフェンダ(13L),(13R)を支持する左右フェンダフレーム(14L),(14R)と作業機(R)のトップリンクを支持するトップリンクブラケット(10)を、左右横方向の支持部材(15)を介して一体化に連結して構成したことを特徴とするトラクタ。
【請求項2】
前記支持部材(15)は、角パイプで構成すると共に、樹脂材にて一体成形した前記左右フェンダー(13L),(13R)の後部を下から受けて支持する構成としたことを特徴とする請求項1記載のトラクタ。
【請求項1】
左右前輪(4),(4)と左右後輪(5),(5)とを有し、機体後部に作業機(R)を装着可能なトラクタにおいて、前記左右後車輪(5),(5)を覆う左右のフェンダ(13L),(13R)を支持する左右フェンダフレーム(14L),(14R)と作業機(R)のトップリンクを支持するトップリンクブラケット(10)を、左右横方向の支持部材(15)を介して一体化に連結して構成したことを特徴とするトラクタ。
【請求項2】
前記支持部材(15)は、角パイプで構成すると共に、樹脂材にて一体成形した前記左右フェンダー(13L),(13R)の後部を下から受けて支持する構成としたことを特徴とする請求項1記載のトラクタ。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【公開番号】特開2010−52592(P2010−52592A)
【公開日】平成22年3月11日(2010.3.11)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−219895(P2008−219895)
【出願日】平成20年8月28日(2008.8.28)
【出願人】(000000125)井関農機株式会社 (3,813)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成22年3月11日(2010.3.11)
【国際特許分類】
【出願日】平成20年8月28日(2008.8.28)
【出願人】(000000125)井関農機株式会社 (3,813)
【Fターム(参考)】
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