説明

ドア装置

【課題】ラッチ装置にドアパネルの振動を抑えるための振止部品を一体化することで、部品点数の減少と部品レイアウト作成の容易性とを図る。
【解決手段】油圧ショベルのサイドドアのドアパネルにラッチ機構部43を設け、機体側のフレームにストライカ44を設ける。ストライカ44は、上下1対の取付基板部45に対し、複数の振止斜面部46をラッチ機構部43側にV字状に膨出形成し、これらの振止斜面部46間の先端平面部47からフック金具48を突出させる。ラッチ機構部43は、機構本体部52の本体プレート52a,52bに、ストライカ44のフック金具48と嵌合するラッチ溝部55をU字形に切込み形成し、このラッチ溝部55の開口側に上下の振止規制部56をV字形に一体形成する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ドアパネルにラッチ機構部が設けられたドア装置に関する。
【背景技術】
【0002】
図12は、作業機械としての油圧ショベル10を示し、下部走行体11に上部旋回体12が旋回可能に設けられ、この上部旋回体12上にキャブ13、作業装置14、エンジンなどの動力装置15が搭載されている。動力装置15は、上部カバー16およびサイドドア17などにより覆われている。これらの上部カバー16およびサイドドア17は、機体側のフレームにヒンジにより開閉自在に取付けられている。これらのサイドドア17などは、基本的にはラッチ装置18により機体側のフレームに閉じ状態で固定される(例えば、特許文献1、2、3参照)。
【0003】
図12に示されるようにサイドドア17には、上下振動を抑えるための振止部品19が、ラッチ装置18とは別部品として取付けられ、図13に示されるように機体側のフレームに取付けられた上下振動規制体19aと係合させることで、サイドドア17の上下振動を抑えるようにしている。
【0004】
このような上下振動を抑える手段としては、2つのドアの重ね合わされた部分を同時に振れ止めするものや(例えば、特許文献1参照)、ドア側のストッパ部材を機体側のフレームのストッパ受けと嵌合させるものがある(例えば、特許文献3参照)。
【特許文献1】特開2001−262618号公報(第3−4頁、図2−4)
【特許文献2】特開2007−137183号公報(第3頁、図3−5)
【特許文献3】特開2007−170114号公報(第5−8頁、図2−7)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上下振動を抑えるための振止部品19を、ラッチ装置18とは別部品として加えることは、部品点数の増加に伴なう問題、例えば部品代などの点で効率が悪い問題がある。
【0006】
また、発生する振動が大きな大型機などでは、複数の振止部品19が必要となるが、その際にレイアウト上の制約を受ける問題がある。
【0007】
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、ラッチ装置にドアパネルの振動を抑えるための振止部品を一体化することで、部品点数の減少と部品レイアウト作成の容易性とを図ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
請求項1に記載された発明は、フレームに対し開閉自在に取付けられたドアパネルと、フレームよりドアパネルの開閉部側に突設された係合体と、ドアパネルに設けられ係合体と係合してドアパネルの開閉方向の動きを規制する係合解除可能なラッチ機構部とを具備し、係合体およびラッチ機構部は、相互に係合してドアパネルの開閉方向と交差する方向の動きを規制する一方の振止係合部および他方の振止係合部を一体に備えたドア装置である。
【0009】
請求項2に記載された発明は、請求項1記載のドア装置における係合体が、フレームに固定される取付基板部と、取付基板部からラッチ機構部側に膨出形成された一方の振止係合部としての複数の振止斜面部と、これらの振止斜面部間から突出されてラッチ機構部に挿入される係止部とを具備し、ラッチ機構部は、係合体の係止部と嵌合するラッチ溝部が切込み形成された機構本体部と、機構本体部のラッチ溝部の開口側に一体形成され係合体の複数の振止斜面部と密着して機構本体部の振動を抑える他方の振止係合部としての複数の振止規制部とを具備したものである。
【0010】
請求項3に記載された発明は、請求項1または2記載のドア装置において、一方の振止係合部および他方の振止係合部が、それぞれ上下方向に配置されたものである。
【0011】
請求項4に記載された発明は、請求項2または3記載のドア装置におけるラッチ機構部が、機構本体部のラッチ溝部を、U字形に切込み形成し、振止規制部を、ラッチ溝部の開口側にV字形に形成したものである。
【発明の効果】
【0012】
請求項1に記載された発明によれば、フレームの係合体およびドアパネル側のラッチ機構部は、相互に係合してドアパネルの開閉方向の動きを規制するが、ドアパネルの開閉方向と交差する方向の動きを規制する一方の振止係合部および他方の振止係合部も一体に備えたので、ドアパネルの開閉方向の動きを規制するラッチ装置にドアパネルの開閉方向と交差する方向の振動を抑えるための振止部品を一体化でき、部品点数の減少と部品レイアウト作成の容易性とを図ることができる。
【0013】
請求項2に記載された発明によれば、フレームの係合体は、取付基板部からラッチ機構部側に膨出形成された複数の振止斜面部と、これらの振止斜面部間から突出されてラッチ機構部に挿入される係止部とを備え、ドアパネル側のラッチ機構部は、係合体の係止部と嵌合するラッチ溝部が切込み形成された機構本体部と、この機構本体部のラッチ溝部の開口側に一体形成され係合体の複数の振止斜面部と密着して機構本体部の振動を抑える複数の振止規制部とを備えたので、ラッチ装置にドアパネルの振動を抑えるための振止部品をコンパクトに一体化できる。
【0014】
請求項3に記載された発明によれば、上下に配置された一方の振止係合部および他方の振止係合部により、ドアパネルの上下方向の振動を確実に抑えることができる。
【0015】
請求項4に記載された発明によれば、機構本体部にU字形に切込み形成されたラッチ溝部の開口側に他方の振止係合部をV字形に形成することにより、他方の振止係合部の案内作用で係合体の係止部を機構本体部のラッチ溝部へ確実に挿入できるとともに、V字形の他方の振止係合部により係合体の一方の振止係合部を抑えることで、ドアパネルの振動を確実に防止できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0016】
以下、本発明を、図1乃至図11に示された一実施の形態を参照しながら詳細に説明する。
【0017】
図11は、作業機械としての油圧ショベル10を示し、下部走行体11に上部旋回体12が旋回可能に設けられ、この上部旋回体12上にキャブ13、作業装置14、エンジンなどの動力装置15が搭載されている。動力装置15は、上部カバー16およびサイドドア17などにより覆われている。
【0018】
図6乃至図8は、サイドドア17のドアパネル20を示し、このドアパネル20は、外側板21と、この外側板21より薄い板金を凹凸状にプレス成形して外側板21の内側面に凹部を固定するとともに凸部と外側板21との間に空間を形成する内側板23と、これらの外側板21と内側板23との間の空間に充填された発泡材24とを具備している。
【0019】
図6に示されるように、外側板21には、正6角形に形成された複数の通気穴25を通気穴25各辺の結合部を介してハニカム状に集合させたハニカム状通気穴集合部26が、穴加工により複数組設けられている。
【0020】
図8に示されるように、内側板23は、凹状に成形されて外側板21に接合された凹部としての接合部27,28と、これらの接合部27,28に対し膨出成形された凸部29とを具備している。
【0021】
内側板23の接合部27は、外側板21のハニカム状通気穴集合部26と対応して横方向に3列形成され、これらの接合部27には、外側板21のハニカム状通気穴集合部26より大きな通気用開口部30がそれぞれ穴加工により設けられている。
【0022】
すなわち、外側板21のハニカム状通気穴集合部26と、内側板23の凹部としての接合部27に開口された通気用開口部30は、1対1で対応して複数組設けられているが、内側板23の通気用開口部30は、外側板21のハニカム状通気穴集合部26よりやや大きく形成されている。
【0023】
外側板21の周縁部は、内側板23の周縁部を包みこむように折返して押しつぶすようにヘミング加工したへミング加工部33を備えている。
【0024】
内側板23の少なくとも周縁部は、接着剤により外側板21に接着され、この接着剤により外側板21と内側板23とを接合するとともにシールする。接着剤は、粘性と熱硬化性を有するペーストタイプ構造用接着剤が望ましい。
【0025】
内側板23の一側部内には外側板21に接着された内部補強板(図に表れず)が設けられ、内側板23に開口されたヒンジ取付窓34,35を通して、内部補強板にヒンジ36,37が溶接などで取付けられている。
【0026】
図5に示されるように、これらのヒンジ36,37により、油圧ショベルの機体側のフレーム41に対しサイドドア17のドアパネル20の一側部が開閉自在に取付けられている。このドアパネル20のヒンジ36,37とは反対側には、ラッチ装置42のラッチ機構部43が設けられている。一方、ドアパネル20の開閉にともないドアパネル20が当接される方向に対向して機体側のフレーム41よりラッチ装置42の係合体としてのストライカ44が突設され、このストライカ44に対しドアパネル20側に設けられたラッチ機構部43が係脱可能となっている。
【0027】
図1および図2に示されるように、ストライカ44は、機体側のフレーム41に固定される上下1対の取付基板部45と、これらの取付基板部45からラッチ機構部43側にV字状に膨出形成された一方の振止係合部としての複数の振止斜面部46と、これらの振止斜面部46間の先端平面部47から突出されてラッチ機構部43に挿入される丸形断面部材によりコ字形に成形された係止部としてのフック金具48とを備えている。
【0028】
このストライカ44の各取付基板部45には、図4に示されるように上下方向に細長く形成された長穴49がそれぞれ設けられ、これらの長穴49に図1に示されるように挿入されたボルト50により、ストライカ44が機体側のフレーム41に取付けられる。その際に、長穴49の範囲内でストライカ44の上下方向位置を調整できる。
【0029】
図1乃至図3に示されるように、ラッチ機構部43は、ドアパネル20に取付けられる取付板51に機構本体部52を構成する一対の本体プレート52a,52bが、それぞれボルト53およびナット54により取付けられ、この機構本体部52の本体プレート52a,52bには、ストライカ44のフック金具48と嵌合するラッチ溝部55がそれぞれU字形に切込み形成され、これらの各ラッチ溝部55の開口側に他方の振止係合部としての複数の振止規制部56がそれぞれV字形に一体形成されている。これらの振止規制部56は、ラッチ溝部55の開口側に位置する本体プレート52a,52bの一部を外側へ折曲して形成する。
【0030】
ストライカ44の複数の振止斜面部46およびラッチ機構部43の複数の振止規制部56は、それぞれ上下に配置され、上下の振止規制部56は、ストライカ44の上下の振止斜面部46と密着して機構本体部52の上下方向の振動を抑える。
【0031】
取付板51には、図3に示されるように操作板収納部57が設けられ、この操作板収納部57の内部には、図1に示されるように係合解除用の操作板58が軸59により回動可能に取付けられている。
【0032】
図3に示されるように、ラッチ機構部43は、機構本体部52の1対の本体プレート52a,52bの一側部間に回動自在に軸支されたラッチプレート61と、1対の本体プレート52a,52bの他側部間に回動自在に軸支されたロック体62とを備えている。
【0033】
ラッチプレート61は、ストライカ44のフック金具48が図2に示されるようにラッチ溝部55に挿入されるときにこのフック金具48を受入れる受入溝63を有し、この受入溝63がラッチ溝部55の開口側に開放される角度にスプリング64で附勢されストッパ65で係止されているが、フック金具48の挿入動作に応じて回動することでその受入溝63を閉じることができる。
【0034】
ロック体62は、ラッチプレート61の周面にスプリング66で附勢されて、受入溝63を閉じた角度のラッチプレート61を係止する。このロック体62の係止は、操作板58の回動と連動する係合解除体67により解除する。係合解除体67は、隣接して設置された施錠装置68により、その係合解除動作を規制される。
【0035】
このラッチ機構部43の取付板51は、リベット69によりドアパネル20に取付ける。
【0036】
次に、この実施の形態の作用効果を説明する。
【0037】
図5に示されるように一側の機体側のフレーム41にヒンジ36,37により開閉自在に取付けられたサイドドア17のドアパネル20が、他側の機体側のフレーム41に向かって閉じられるときは、図9に示されるように、機体側のフレーム41にボルト50およびナット50aにより取付けられたストライカ44に向かってドアパネル20のラッチ機構部43が移動し、その機構本体部52に設けられたラッチ溝部55に、図10に示されるようにストライカ44のフック金具48が挿入される。
【0038】
その際、ラッチプレート61の受入溝63がストライカ44のフック金具48により押圧されて、図10に示されるように、ラッチプレート61が回転し、ストライカ44のフック金具48を拘束係止する。
【0039】
このとき、ラッチ機構部43の機構本体部52に一体に設けられた上下の振止規制部56と、ストライカ44に一体に設けられた上下の振止斜面部46とが係合するので、サイドドア17のドアパネル20は、上下方向の振動を起こさないように規制される。
【0040】
したがって、図7に示されるように薄く形成されて軽量化を図れる内側板23と、厚く形成されて外側からの衝撃に対する強度を確保できる外側板21との間に充填された発泡材24により、ドアパネル20から発生する音を減衰させて、低騒音化を図ることができるとともに、ラッチ機構部43とストライカ44との間での上下方向の振動を、上下の振止斜面部46と上下の振止規制部56との係合により規制することでも、ドアパネル20から振動音が発生することを抑制して、低騒音化を図ることができる。
【0041】
機体側のフレーム41のストライカ44およびドアパネル20のラッチ機構部43は、相互に係合してドアパネル20の開閉方向の動きを規制するが、ドアパネル20の開閉方向と交差する上下方向の動きを規制する複数の振止斜面部46およびこれらの振止斜面部46と係合する複数の振止規制部56も一体に備えたので、ドアパネル20の開閉方向の動きを規制するラッチ装置42にドアパネル20の開閉方向と交差する方向の振動を抑えるための振止部品を一体化でき、部品点数の減少と部品レイアウト作成の容易性とを図ることができる。
【0042】
特に、機体側のフレーム41に取付けられたストライカ44は、取付基板部45からラッチ機構部43側に膨出形成された複数の振止斜面部46と、これらの振止斜面部46間から突出されてラッチ機構部43に挿入されるフック金具48とを備え、ドアパネル20側のラッチ機構部43は、ストライカ44のフック金具48と嵌合するラッチ溝部55が切込み形成された機構本体部52と、この機構本体部52のラッチ溝部55の開口側に一体形成されストライカ44の複数の振止斜面部46と密着して機構本体部52の振動を抑える複数の振止規制部56とを備えたので、ラッチ装置42にドアパネル20の振動を抑えるための振止部品をコンパクトに一体化できる。
【0043】
上下に配置された複数の振止斜面部46および複数の振止規制部56により、ドアパネル20の上下方向の振動を確実に抑えることができる。
【0044】
機構本体部52にU字形に切込み形成されたラッチ溝部55の開口側に振止規制部56をV字形に形成することにより、振止規制部56の案内作用でストライカ44のフック金具48を機構本体部52のラッチ溝部55へ確実に挿入できるとともに、V字形の振止規制部56によりストライカ44の振止斜面部46を抑えることで、ドアパネル20の振動を確実に防止できる。
【0045】
なお、図示された実施の形態では、一方の振止係合部をストライカ44側の振止斜面部46とし、他方の振止係合部をラッチ機構部43側の振止規制部56としたが、この位置関係を逆にして、一方の振止係合部をラッチ機構部43側の振止規制部56とし、他方の振止係合部をストライカ44側の振止斜面部46としても良い。
【0046】
例えば、ラッチ機構部43の本体プレート52a,52bを加工して、これらの本体プレート52a,52bの上下部に一方の振止係合部をそれぞれ設けるとともに、ストライカ44の取付基板部45を加工して、その取付基板部45の上下端部から本体プレート52a,52b側へ突出する振止規制部をそれぞれ設けても良い。
【0047】
本発明は、油圧ショベルなどの作業機械のサイドドア、リアドアなどに利用可能である。
【図面の簡単な説明】
【0048】
【図1】本発明に係るドア装置に設けられたラッチ装置の一実施の形態を示す斜視図である。
【図2】同上ラッチ装置の結合状態を示す斜視図である。
【図3】同上ラッチ装置のラッチ機構部を示す斜視図である。
【図4】同上ラッチ装置の係合体としてのストライカを示す斜視図である。
【図5】同上ラッチ装置の装着状態を示す斜視図である。
【図6】同上ラッチ装置のラッチ機構部が装着されたドアパネルの外面図である。
【図7】図6のVII−VII線断面図である。
【図8】同上ラッチ装置のラッチ機構部が装着されたドアパネルの内面側の斜視図である。
【図9】同上ラッチ装置の結合前の状態を示す側面図である。
【図10】同上ラッチ装置の結合後の状態を示す側面図である。
【図11】本発明に係るドア装置を備えた作業機械の平面図である。
【図12】従来のドア装置を備えた作業機械の斜視図である。
【図13】従来のドア装置に設けられた上下振動規制手段を示す斜視図である。
【符号の説明】
【0049】
20 ドアパネル
41 機体側のフレーム
43 ラッチ機構部
44 係合体としてのストライカ
45 取付基板部
46 一方の振止係合部としての振止斜面部
48 係止部としてのフック金具
52 機構本体部
55 ラッチ溝部
56 他方の振止係合部としての振止規制部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
フレームに対し開閉自在に取付けられたドアパネルと、
フレームよりドアパネルの開閉部側に突設された係合体と、
ドアパネルに設けられ係合体と係合してドアパネルの開閉方向の動きを規制する係合解除可能なラッチ機構部とを具備し、
係合体およびラッチ機構部は、
相互に係合してドアパネルの開閉方向と交差する方向の動きを規制する一方の振止係合部および他方の振止係合部を一体に備えた
ことを特徴とするドア装置。
【請求項2】
係合体は、
フレームに固定される取付基板部と、
取付基板部からラッチ機構部側に膨出形成された一方の振止係合部としての複数の振止斜面部と、
これらの振止斜面部間から突出されてラッチ機構部に挿入される係止部とを具備し、
ラッチ機構部は、
係合体の係止部と嵌合するラッチ溝部が切込み形成された機構本体部と、
機構本体部のラッチ溝部の開口側に一体形成され係合体の複数の振止斜面部と密着して機構本体部の振動を抑える他方の振止係合部としての複数の振止規制部とを具備した
ことを特徴とする請求項1記載のドア装置。
【請求項3】
一方の振止係合部および他方の振止係合部は、それぞれ上下方向に配置された
ことを特徴とする請求項1または2記載のドア装置。
【請求項4】
ラッチ機構部は、
機構本体部のラッチ溝部が、U字形に切込み形成され、
振止規制部が、ラッチ溝部の開口側にV字形に形成された
ことを特徴とする請求項2または3記載のドア装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【公開番号】特開2009−108539(P2009−108539A)
【公開日】平成21年5月21日(2009.5.21)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−280255(P2007−280255)
【出願日】平成19年10月29日(2007.10.29)
【出願人】(000190297)キャタピラージャパン株式会社 (1,189)
【Fターム(参考)】