説明

ドットマトリクス表示装置、およびその制御方法

【課題】小型化を図ることが可能なドットマトリクス表示装置およびその制御方法を提供すること。
【解決手段】マトリクス状に配置された複数の発光素子と、走査信号Scが入力される走査ドライバICと、階調信号Siが入力される階調ドライバICと、を備える、ドットマトリクス表示装置A1であって、パラレル信号として構成された階調信号Siをシリアル信号に変換した後に上記階調ドライバICへと出力するパラレル−シリアル変換モジュール2を備える。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、たとえば電光文字表示用途に用いられるドットマトリクス表示装置およびその制御方法に関する。
【背景技術】
【0002】
たとえば電車内の電光文字表示装置として、ドットマトリクス表示装置が広く用いられている。ドットマトリクス表示装置は、たとえば複数のLEDチップがマトリクス状に配置された表示領域を有している。この表示領域に文字や記号を表示させることにより、ニュースなどが伝えられる。
【0003】
図7は、従来のドットマトリクス表示装置の一例を示している(たとえば、特許文献1)。同図に示されたドットマトリクス表示装置Xは、コントローラ91と複数のLEDドットマトリクスユニット92とを備えている。複数のLEDドットマトリクスユニット92は、互いに直列に連結されている。コントローラ91からは、走査信号Scと階調信号Siとが、1つめのLEDドットマトリクスユニット92に送られる。このLEDドットマトリクスユニット92においては、階調信号SiのうちそのLEDドットマトリクスユニット92が表示すべき内容に相当する部分を抜き出す。LEDドットマトリクスユニット92に備えられた、走査ドライバICと階調ドライバICと(ともに図示略)は、走査信号Scと階調信号Siとに基づいてLEDチップ(図示略)を発光させる。この表示処理が、直列に連結された各LEDドットマトリクスユニット92においてなされることにより、ドットマトリクス表示装置Xは、ニュースなどを伝えるための文字や記号を順次表示する。
【0004】
しかしながら、たとえばドットマトリクス表示装置Xを、車載オーディオ機器の表示部や、パチンコ遊技機の表示部に転用する場合、ドットマトリクス表示装置Xのさらなる小型化が求められる。コントローラ91から出力される階調信号Siは、一般的にパラレル信号として構成される。この階調信号Siを受けるために、上記階調ドライバICは、多数の入力ピンを備える必要がある。これにより、上記階調ドライバICは、比較的平面視寸法が大となる。したがって、ドットマトリクス表示装置Xの小型化を十分に図れないという問題があった。
【0005】
【特許文献1】特開2001−184027号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は、上記した事情のもとで考え出されたものであって、小型化を図ることが可能なドットマトリクス表示装置およびその制御方法を提供することをその課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の第1の側面によって提供されるドットマトリクス表示装置は、マトリクス状に配置された複数の発光素子と、走査信号が入力される走査ドライバICと、階調信号が入力される階調ドライバICと、を備える、ドットマトリクス表示装置であって、パラレル信号として構成された上記階調信号をシリアル信号に変換した後に上記階調ドライバICへと出力する1以上のパラレル−シリアル変換手段を備えることを特徴としている。
【0008】
このような構成によれば、上記階調ドライバICとして、シリアル信号が入力されるタイプのものを用いることが可能である。シリアル信号入力タイプの上記階調ドライバICの設置面積は、パラレル信号入力タイプの上記階調ドライバICの設置面積よりも顕著に小である。したがって、上記ドットマトリクス表示装置の小型化を図ることができる。
【0009】
本発明の好ましい実施の形態においては、上記走査信号を1走査分遅延させて上記走査ドライバICに出力する走査信号制御手段をさらに備える。このような構成によれば、パラレル−シリアル変換を行うことによって上記階調信号が上記走査信号に対して1周期分遅れてしまうといった不具合を回避することができる。
【0010】
本発明の好ましい実施の形態においては、上記複数の発光素子は、複数のセグメントに区画されており、上記各セグメント毎に、上記パラレル−シリアル変換手段と、階調信号制御手段とを備えており、上記階調信号制御手段は、上記階調信号のうち上記各セグメントに対応する部分を上記パラレル−シリアル変換手段に出力し、かつ上記階調信号を他の上記階調信号制御手段へと出力する。このような構成によれば、複数の上記セグメント間においては、上記階調信号をパラレル信号として送受すればよい。このため、上記セグメントの個数が増えても、上記階調信号の一部が送信からもれてしまうなどの不具合を防止することができる。
【0011】
本発明の第2の側面によって提供されるドットマトリクス表示装置の制御方法は、マトリクス状に配置された複数の発光素子を、走査信号が入力される走査ドライバICおよび階調信号が入力される階調ドライバICにより発光させるドットマトリクス表示装置の制御方法であって、パラレル信号として構成された上記階調信号を、シリアル信号に変換した後に上記階調ドライバICに入力することを特徴としている。
【0012】
このような構成によれば、上記階調ドライバICとして、シリアル信号が入力されるタイプのものを用いることが可能である。シリアル信号入力タイプの上記階調ドライバICの設置面積は、パラレル信号入力タイプの上記階調ドライバICの設置面積よりも顕著に小である。したがって、上記ドットマトリクス表示装置の小型化を図ることができる。
【0013】
本発明の好ましい実施の形態においては、上記複数の発光素子は、複数のセグメントに区画されており、上記各セグメント毎に、パラレル−シリアル変換手段が設けられており、パラレル信号として構成された上記階調信号のうち、上記各セグメントに対応する部分を上記各パラレル−シリアル変換手段によってシリアル信号に変換する。このような構成によれば、複数の上記セグメント間においては、上記階調信号をパラレル信号として送受すればよい。このため、上記セグメントの個数が増えても、上記階調信号の一部が送信からもれてしまうなどの不具合を防止することができる。
【0014】
本発明のその他の特徴および利点は、添付図面を参照して以下に行う詳細な説明によって、より明らかとなろう。
【発明を実施するための最良の形態】
【0015】
以下、本発明の好ましい実施の形態につき、図面を参照して具体的に説明する。
【0016】
図1は、本発明に係るドットマトリクス表示装置の第1実施形態を示している。本実施形態のドットマトリクス表示装置A1は、コントローラ1、パラレル−シリアル変換モジュール2、および複数のLEDドットマトリクスユニット3を備えている。ドットマトリクス表示装置A1は、たとえば車載オーディオ機器の表示部や、パチンコ遊技機の表示部に用いるのに適する程度の比較的小型の表示装置として構成されている。
【0017】
コントローラ1は、ドットマトリクス表示装置A1としての入出力機能およびデータ処理機能を有している。コントローラ1は、走査信号Sc、階調信号Si、ラッチ信号Sl、およびモード信号Smをパラレル−シリアル変換モジュール2に対して出力する。階調信号Siは、パラレル信号として構成されている。
【0018】
走査信号Scは、コモンラインのアドレス選択を指示する信号である。階調信号Siは、各ドットの階調を指示する信号であり、本実施形態においては、輝度と相対階調とを指示する。ラッチ信号Slは、走査信号Scと階調信号Siとの同期を図る信号である。モード信号Smは、その時点で階調信号Siが輝度および相対階調のいずれを指示するものであるかを選択するのに参照する信号である。
【0019】
パラレル−シリアル変換モジュール2は、階調信号Siをパラレル信号からシリアル信号に変換する機能を果たす。図2に示すように、パラレル−シリアル変換モジュール2は、スイッチ回路21、相対階調用シフトレジスタ22A、輝度用シフトレジスタ22B、メモリ23A,23B、パラレル−シリアル変換回路24A,24B、クロック回路25、および走査信号出力制御回路26を備えている。
【0020】
スイッチ回路21は、入力された階調信号Siを相対階調信号Sgまたは輝度信号Sbとして出力する。いずれの信号であるかの選択は、モード信号Smの指示によって行う。相対階調信号Sgは、相対階調用シフトレジスタ22Aに送られる。相対階調用シフトレジスタ22Aは、ラッチ信号Slをトリガとしてメモリ23Aに相対階調信号Sgを送る。一方、輝度信号Sbは、輝度用シフトレジスタ22Bに送られる。輝度用シフトレジスタ22Bは、ラッチ信号Slをトリガとしてメモリ23Bに輝度信号Sbを送る。
【0021】
パラレル−シリアル変換回路24A,24Bは、それぞれ相対階調信号Sgおよび輝度信号Sbをパラレル信号からシリアル信号に変換する。この変換に際して、パラレル−シリアル変換回路24A,24Bには、クロック回路25から階調クロック信号Sclが入力される。階調クロック信号Sclは、シリアル信号としての相対階調信号Sgおよび輝度信号Sbのクロックとして用いられる。パラレル信号からシリアル信号への変換の後に、パラレル−シリアル変換回路24A,24Bは、ラッチ信号Slをトリガとして相対階調信号Sg、輝度信号Sb、および階調クロック信号Sclを出力する。相対階調信号Sgおよび輝度信号Sbは、シリアル信号とされた階調信号Siとして出力される。このように、パラレル信号の階調信号Siがパラレル−シリアル変換モジュール2に入力されてからシリアル信号の階調信号Siが出力されるまでには、ラッチ信号Slが2回入力される。
【0022】
走査信号出力制御回路26には、走査信号Scとラッチ信号Slとが入力される。走査信号出力制御回路26は、あるラッチ信号Slが入力されたときに出力すべき走査信号Scを、その次のラッチ信号Slをトリガとして出力する。すなわち、ラッチ信号Slが1回入力される期間、走査信号Scの出力を遅延させる。この結果、パラレル−シリアル変換モジュール2から出力される階調信号Siと走査信号Scとが同期される。
【0023】
図3〜図5に示すように、LEDドットマトリクスユニット3は、基板31、複数のLEDモジュール32、走査ドライバIC33、階調ドライバIC34、およびコネクタ35を備えている。
【0024】
基板31は、たとえばガラスエポキシ樹脂からなり、長矩形状とされている。基板31の表面には複数のLEDモジュール32がマトリクス状に配置されている。基板31の裏面には、走査ドライバIC33、階調ドライバIC34、およびコネクタ35が実装されている。基板31のサイズは、たとえば36mm×72mm程度である。LEDモジュール32は、たとえば赤色光、緑色光、青色光を発する3つのLEDチップを備えており、これらのLEDチップが各別に発光可能に構成されている。基板31には、24個×48個のLEDモジュール32が1.5mmピッチでマトリクス状に配置されている。
【0025】
走査ドライバIC33は、走査信号Scによって指示されたアドレスのコモンラインをONさせるものである。階調ドライバIC34は、各ドットに対して、階調信号Siによって指示された電流値およびデューティー比で通電する機能を有する。階調ドライバIC34は、シリアル信号である階調信号Siが入力されるものであるため、パラレル信号が入力されるICと比べて入力ピン数が極端に少ない。たとえば、本実施形態の階調ドライバIC34の入力ピン数は、24本であり、平面視寸法が5mm角程度である。
【0026】
コネクタ35は、隣り合うLEDドットマトリクスユニット3を連結するためのものであり、接続モジュール4が嵌められる。接続モジュール4は、接続基板41、コネクタ42、およびボス部材43を備えている。接続基板41は、たとえばガラスエポキシ樹脂からなる。コネクタ42は、LEDドットマトリクスユニット3のコネクタ35に接続される。ボス部材43は、LEDドットマトリクスユニット3あるいはドットマトリクス表示装置A1を固定するために用いられる。
【0027】
次に、ドットマトリクス表示装置A1の作用について説明する。
【0028】
本実施形態によれば、パラレル−シリアル変換モジュール2からLEDドットマトリクスユニット3へは、シリアル信号に変換された階調信号Siが入力される。このため、階調ドライバIC34としては、シリアル信号が入力されるタイプのものを用いることが可能である。階調ドライバIC34と同等の機能を果たすパラレル信号入力タイプの階調ドライバICの場合、入力ピン数が100本程度となる。これに対し、階調ドライバIC34の入力ピン数は24本にすぎない。この結果、階調ドライバIC34の設置面積をパラレル信号入力タイプの階調ドライバICの設置面積の1/4〜1/9程度に縮小可能である。したがって、LEDドットマトリクスユニット3ひいてはドットマトリクス表示装置A1の小型化を図ることができる。
【0029】
パラレル−シリアル変換モジュール2において、階調信号Siは、ラッチ信号Slが2回入力されると出力されることになる。このため、走査信号Scを、一般的な制御方法と同様にラッチ信号Slが1回入力されたことによって出力してしまうと、階調信号Siと走査信号Scとを同期しえない。本実施形態においては、走査信号出力制御回路26により、走査信号Scの出力をラッチ信号Slが1回入力される分、意図的に遅延させている。これにより、階調信号Siと走査信号Scとを適切に同期させることができる。
【0030】
図6は、本発明に係るドットマトリクス表示装置の第2実施形態を示している。なお、本図において、上記実施形態と同一または類似の要素には、上記実施形態と同一の符号を付している。本実施形態のドットマトリクス表示装置A2は、各LEDドットマトリクスユニット3にパラレル−シリアル変換回路38が備えられている点が、上述した実施形態と異なっている。本図においては、上記実施形態のラッチ信号Slおよびモード信号Smは省略している。
【0031】
ドットマトリクス表示装置A2は、コントローラ1に複数のLEDドットマトリクスユニット3が直列に接続された構成とされている。LEDドットマトリクスユニット3は、LEDモジュール32、走査ドライバIC33、階調ドライバIC34に加えて、シフトレジスタ36、メモリ37、パラレル−シリアル変換回路38、およびデコーダ39を備えている。
【0032】
シフトレジスタ36は、パラレル信号である階調信号Siのうち、当該LEDドットマトリクスユニット3で表示すべき内容に該当する部分をメモリ37に格納する。この該当部分は、本実施形態においては、階調信号Siのうち、24×48ドット分、文字数にして3文字分である。そして、シフトレジスタ36は、この該当部分を除いた部分を階調信号Siとして次のLEDドットマトリクスユニット3に出力する。
【0033】
メモリ37に格納された階調信号Siの一部分は、パラレル−シリアル変換回路38に送られる。パラレル−シリアル変換回路38は、パラレル信号である階調信号Siの上記一部分をシリアル信号に変換する。シリアル信号とされた階調信号Siの上記一部分が階調ドライバIC34に送られる。その一方で、走査信号Scがデコーダ39を介して走査ドライバIC33に送られる。この処理においては、上述した実施形態におけるラッチ信号Sl、モード信号Smが同様に用いられる。
【0034】
このような実施形態によれば、LEDドットマトリクスユニット3間においては、階調信号Siがパラレル信号として送受される。このため、多数のLEDドットマトリクスユニット3を連結させた構成であっても、階調信号Siの一部が送信漏れしてしまうなどのおそれが少ない。したがって、ドットマトリクス表示装置A2の小型化を図りつつ、多数のLEDドットマトリクスユニット3を適切に発光表示させることができる。
【0035】
本発明に係るドットマトリクス表示装置およびその制御方法は、上述した実施形態に限定されるものではない。本発明に係るドットマトリクス表示装置およびその制御方法の具体的な構成は、種々に設計変更自在である。
【図面の簡単な説明】
【0036】
【図1】本発明に係るドットマトリクス表示装置の第1実施形態を示す概念図である。
【図2】図1に示すドットマトリクス表示装置に用いられるパラレル−シリアル変換モジュールを示す概念図である。
【図3】図1に示すドットマトリクス表示装置に用いられるLEDドットマトリクスユニットを示す概念図である。
【図4】図3に示すLEDドットマトリクスユニットの斜視図である。
【図5】図3に示すLEDドットマトリクスユニットの斜視図である。
【図6】本発明に係るドットマトリクス表示装置の第2実施形態を示す概念図である。
【図7】従来のドットマトリクス表示装置の一例を示す概念図である。
【符号の説明】
【0037】
A1,A2 ドットマトリクス表示装置
Sb 輝度信号
Sc 走査信号
Scl 階調クロック信号
Sg 相対階調信号
Si 階調信号
Sl ラッチ信号
Sm モード信号
1 コントローラ
2 パラレル−シリアル変換モジュール
3 LEDドットマトリクスユニット
4 接続モジュール
21 スイッチ回路
22A 相対階調用シフトレジスタ
22B 輝度用シフトレジスタ
23A,23B メモリ
24A,24B パラレルシリアル変換回路
25 クロック回路
26 走査信号出力制御回路
31 基板
32 LEDモジュール
33 走査ドライバIC
34 階調ドライバIC

【特許請求の範囲】
【請求項1】
マトリクス状に配置された複数の発光素子と、
走査信号が入力される走査ドライバICと、
階調信号が入力される階調ドライバICと、
を備える、ドットマトリクス表示装置であって、
パラレル信号として構成された上記階調信号をシリアル信号に変換した後に上記階調ドライバICへと出力する1以上のパラレル−シリアル変換手段を備えることを特徴とする、ドットマトリクス表示装置。
【請求項2】
上記走査信号を1走査分遅延させて上記走査ドライバICに出力する走査信号制御手段をさらに備える、請求項1に記載のドットマトリクス表示装置。
【請求項3】
上記複数の発光素子は、複数のセグメントに区画されており、
上記各セグメント毎に、上記パラレル−シリアル変換手段と、階調信号制御手段とを備えており、
上記階調信号制御手段は、上記階調信号のうち上記各セグメントに対応する部分を上記パラレル−シリアル変換手段に出力し、かつ上記階調信号を他の上記階調信号制御手段へと出力する、請求項1に記載のドットマトリクス表示装置。
【請求項4】
マトリクス状に配置された複数の発光素子を、走査信号が入力される走査ドライバICおよび階調信号が入力される階調ドライバICにより発光させるドットマトリクス表示装置の制御方法であって、
パラレル信号として構成された上記階調信号を、シリアル信号に変換した後に上記階調ドライバICに入力することを特徴とする、ドットマトリクス表示装置の制御方法。
【請求項5】
上記複数の発光素子は、複数のセグメントに区画されており、
上記各セグメント毎に、パラレル−シリアル変換手段が設けられており、
パラレル信号として構成された上記階調信号のうち、上記各セグメントに対応する部分を上記各パラレル−シリアル変換手段によってシリアル信号に変換する、請求項4に記載のドットマトリクス表示装置の制御方法。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate

【図7】
image rotate


【公開番号】特開2009−151002(P2009−151002A)
【公開日】平成21年7月9日(2009.7.9)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−327503(P2007−327503)
【出願日】平成19年12月19日(2007.12.19)
【出願人】(000116024)ローム株式会社 (3,539)
【Fターム(参考)】