説明

ドハティ増幅器

【課題】耐湿性を向上させることができるドハティ増幅器を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明のドハティ増幅器は、入力信号を2つの信号に分配する分配器と、2つの信号のうち一方が入力し、第1チップに形成される第1FET11からなるキャリアアンプ10と、2つの信号のうち他方が入力し、第1チップと異なる第2チップ200に形成される第2FET13からなるピークアンプ12と、第2チップ200に形成され、第2FET13を加熱する第3FET32と、キャリアアンプ10の出力インピーダンスを変換し、キャリアアンプ10の出力信号と合成する合成器20と、を有することを特徴とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ドハティ増幅器に関する。
【背景技術】
【0002】
無線通信用増幅器として、例えばドハティ増幅器が用いられている(特許文献1)。ドハティ増幅器は、キャリアアンプとピークアンプとを備えている。キャリアアンプは、入力信号を主に増幅する増幅器であり、ピークアンプは、入力信号のピークを増幅する増幅器である。例えば、キャリアアンプは、常時入力信号を増幅する。一方、ピークアンプは、入力信号が一定以上の電力の場合入力信号を増幅する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2005−322993号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ドハティ増幅器において、例えば平均消費電力が低い状態では、ピークアンプは動作しないため、ピークアンプを構成するFET(Field Effect Transistor)はピンチオフ状態となる。ピンチオフ状態では、FETの耐湿性が低い。これにより、ドハティ増幅器の耐湿性が低下してしまう。
【0005】
本発明は、上記課題に鑑みなされたものであり、耐湿性を向上させることが可能なドハティ増幅器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、入力信号を2つの信号に分配する分配器と、前記2つの信号のうち一方が入力し、第1チップに形成される第1FETからなるキャリアアンプと、前記2つの信号のうち他方が入力し、前記第1チップと異なる第2チップに形成される第2FETからなるピークアンプと、前記第2チップに形成され、前記第2FETを加熱する熱源と、前記キャリアアンプの出力インピーダンスを変換し、前記キャリアアンプの出力信号と合成する合成器と、を有することを特徴とするドハティ増幅器である。本発明によれば、耐湿性を向上させることができる。
【0007】
上記構成において、前記熱源は、第3FETである構成とすることができる。
【0008】
上記構成において、前記第2FETのドレイン電圧を供給する第2ドレイン電圧供給部を有し、前記第2ドレイン電圧供給部が、前記第3FETのドレイン電圧を供給する構成とすることができる。
【0009】
上記構成において、前記第1FETのドレイン電圧を供給する第1ドレイン電圧供給部を有し、前記第1ドレイン電圧供給部が、前記第3FETのドレイン電圧を供給する構成とすることができる。
【0010】
上記構成において、前記熱源は、複数の熱源を有し、前記複数の熱源のそれぞれは、前記第2FETを挟んでその両側に設けられている構成とすることができる。
【発明の効果】
【0011】
本発明によれば、ドハティ増幅器の耐湿性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【図1】図1は、実施例1に係るドハティ増幅器の回路図である。
【図2】図2は、実施例1に係る第2チップの一例を示す平面図である。
【図3】図3は、実施例1に係る第2チップが実装されたパッケージの一例を示す平面図である。
【図4】図4は、実施例1に係るドハティ増幅器の一例を示す図である。
【図5】図5は、実施例1に係る空気の温度、相対湿度及び飽和水蒸気量との関係を示す表である。
【図6】図6は、実施例2に係るドハティ増幅器の一例を示す図である。
【図7】図7は、実施例3に係るドハティ増幅器の一例を示す図である。
【図8】図8は、実施例4に係る第2チップの一例を示す平面図である。
【図9】図9は、実施例5に係る第2チップの一例を示す平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
以下、図面を参照して、本発明の実施例について説明する。
【実施例1】
【0014】
図1は、実施例1に係るドハティ増幅器の回路図である。図1のように、ドハティ増幅器100は、キャリアアンプ10、ピークアンプ12、分配器14及び合成器20を備えている。分配器14は、入力端子16に入力した入力信号を2つの信号に分配する。分配器14は、例えば入力信号を均等に2つの信号に分配する。キャリアアンプ10は、2つの信号のうち一方が入力し、第1チップに形成される第1FETからなり、入力信号を主に増幅する。ピークアンプ12は、2つの信号のうち他方が入力し、第1チップと異なる第2チップに形成される第2FETからなり、入力信号のピークを増幅する。合成器20は、キャリアアンプ10とピークアンプ12との出力を合成するノード、1/4波長位相線路22を備えている。1/4波長位相線路22はキャリアアンプ10の後段に接続されている。1/4波長位相線路26は、キャリアアンプ10とピークアンプ12との出力を合成するノードの後段に接続されている。合成器20は、キャリアアンプ10の出力インピーダンスを変換し、キャリアアンプ10の出力信号と合成する。合成器20から出力した信号は出力端子18から出力される。1/4波長位相線路24は、ピークアンプ12の前段に接続されている。
【0015】
1/4波長位相線路22は、キャリアアンプ10のみが動作するような電力では、キャリアアンプ10の出力に付加される負荷が出力端子18に付加される負荷の2倍となるようにインピーダンス変換する。また、キャリアアンプ10とピークアンプ12とが動作するような電力では、キャリアアンプ10及びピークアンプ12のそれぞれの出力に付加される負荷が出力端子18に付加される負荷となるようにインピーダンス変換する。1/4波長位相線路24は、キャリアアンプ10側に挿入した1/4波長位相線路22に起因したキャリアアンプ10とピークアンプ12との位相差を補償するための線路である。1/4波長位相線路26は、キャリア増幅器10とピーク増幅器12との出力を合成するノードのインピーダンスと後段の特性を整合させている。
【0016】
キャリアアンプ10は、例えばA級又はAB級アンプであり、分配器14が分配した信号を常に増幅する。一方、ピークアンプ12は、例えばC級アンプであり、分配器14が分配した信号が所定の電力以上の信号を増幅する。
【0017】
ピークアンプ12は、分配器14が分配した信号が所定の電力以上の信号を増幅する場合のみ動作するため、キャリアアンプ10に比べて、ピンチオフ状態である期間が長い。例えば、第2FETがAuをソース電極及びドレイン電極として有し、高湿環境下において、ピンチオフ状態でソース−ドレイン間に電圧を印加すると、ドレインから溶け出したAuがソース又はゲートにマイグレートし、ソース又はゲートに析出する場合がある。これはいわゆるイオンマイグレーション現象とよばれる。これにより、第2FETが破壊される等、ピークアンプ12の信頼性が低下してしまう。このように、ピンチオフ状態が長いピークアンプ12は、高湿環境下において、信頼性が低下するという課題がある。
【0018】
図2は、実施例1に係る第2チップの一例を示す平面図である。図2のように、第2チップ200には、第2FET13と、熱源である第3FET32と、が形成されている。第3FET32は、第2FET13を加熱する。第2FET13は、ゲート電極34、ドレイン電極38及びソース電極36を有する。第3FET32は、ゲート電極35、ドレイン電極39及びソース電極36を有する。第3FET32のドレイン電極39から常時所定のアイドル電流が流れるように、ゲート電極35に所定のゲート電圧が供給される。これにより、第3FET32は常時発熱するため、第2FET13は第3FET32により常時加熱される。したがって、例えばドハティ増幅器100の平均消費電力が低い場合等、ピークアンプ12が動作せず第2FET13がピンチオフ状態となる場合であっても、ピークアンプ12の温度が低下しにくくなる。よって、ピークアンプ12周辺の空気の温度も低下しにくくなるため、飽和水蒸気量が低下しにくくなる。これによりピークアンプ12周辺の空気の相対湿度が高くなる場合でも、結露が生じにくくなり、第2FET13への水分の付着や浸入が低減される。したがって、第2FET13の耐湿性が向上する。よって、ドハティ増幅器の耐湿性を向上させることができる。
【0019】
図3は、実施例1に係る第2チップ200が実装されたパッケージ300の一例を示す平面図である。図3において、図2に示す構成と同一の構成について、同一の符号を付して説明を省略する。図3のように、パッケージ300には、第2チップ200、ゲートリード端子42及び46、並びに、ドレインリード端子44及び48が実装されている。ゲートリード端子42は、金ワイヤ40により、第2FET13のゲート電極34と接続される。ドレインリード端子44は、金ワイヤ40により、第2FET13のドレイン電極38と接続される。ゲートリード端子46は、金ワイヤ40により、第3FET32のゲート電極35と接続される。ドレインリード端子48は、金ワイヤ40により、第3FET32のドレイン電極39と接続される。
【0020】
図4は、実施例1に係るドハティ増幅器の一例を示す図である。図4において、図3に示す構成と同一の構成について、同一の符号を付して説明を省略する。図4のように、ドハティ増幅器400は、パッケージ300、パッケージ302、入力用プリント配線基板70及び出力用プリント配線基板72を有する。パッケージ300には、第2FET13と第3FET32とが形成された第2チップ200が実装されている。パッケージ302には、第1FET11が形成された第1チップが実装されている。入力用プリント配線基板70には、ゲート電圧供給回路50、54及び58、並びに、整合回路62及び66が実装されている。ゲート電圧供給回路50は、ゲートリード端子42を介して、第2FET13のゲート電極34に電圧を供給する。ゲート電圧供給回路54は、ゲートリード端子46を介して、第3FET32のゲート電極35に電圧を供給する。ゲート電圧供給回路58は、第1FET11のゲート電極と接続されたゲートリード端子59を介して、第1FET11のゲート電極に電圧を供給する。整合回路62は、図4の矢印で示すように、1/4波長位相線路24と接続される。整合回路66は、図4の矢印で示すように、分配器14と接続される。整合回路62及び66は、例えばコンデンサ、コイル等を含み、それぞれピークアンプ12及びキャリアアンプ10の入力インピーダンスを整合する。出力用プリント配線基板72には、ドレイン電圧供給回路52、56及び60、並びに、整合回路64及び68が実装されている。ドレイン電圧供給回路52は、ドレインリード端子44を介して、第2FETのドレイン電極38に電圧を供給する。ドレイン電圧供給回路56は、ドレインリード端子48を介して、第3FET32のドレイン電極39に電圧を供給する。ドレイン電圧供給回路60は、第1FETのドレイン電極(図示せず)と接続されたドレインリード端子61を介して、第1FETのドレイン電極に電圧を供給する。整合回路64は、図4の矢印で示すように、1/4波長位相線路26と接続される。整合回路68は、図4の矢印で示すように、1/4波長位相線路22と接続される。整合回路64及び68は、それぞれピークアンプ12及びキャリアアンプ10の出力インピーダンスを整合する。ピークアンプ12は、整合回路62及び64と、第2FET13とにより構成される。キャリアアンプ10は、整合回路66及び68と、第1FET11とにより構成される。
【0021】
図5は、実施例1に係る空気の温度、相対湿度及び飽和水蒸気量の関係を示す表である。図5の1行目は、空気の温度(気温)が30℃の場合に、相対湿度が70%であり、飽和水蒸気量が30.3g/mであることを示している。すなわち、このときの水蒸気量は約21.2(=30.3×0.7)g/mである。図5の2〜4行目は、1行目における水蒸気量が変化しないと仮定して、気温が上昇した場合に相対湿度がどのように変化するかを算出した結果を示している。例えば、図5の2行目のように、気温が35℃に上昇すると、飽和水蒸気量は39.6g/mとなるため、相対湿度は約54%(=21.2÷39.6×100)となる。同様に、図5の3及び4行目より、気温が40℃及び50℃に上昇すると、相対湿度はそれぞれ約42%及び約26%となる。すなわち、水蒸気量が一定の場合、気温が上昇すると、相対湿度は低下する。例えば図2、3及び4に示す構成のように、第2FET13を第3FET32で加熱することにより、第2FET13が加熱され、第2FET13周辺の気温が上昇する。これにより、第2FET13周辺の空気の相対湿度が低下するため、結露が生じにくくなり、第2FET13への水分の付着や浸入が低減される。よって、第2FET13の耐湿性が向上するため、ドハティ増幅器の故障率を低減することができる。
【0022】
実施例1において、第3FET32が、第2FET13と同じ第2チップに形成され、第2FET13を加熱する例を説明した。これにより、ピークアンプ12の耐湿性が向上するため、ドハティ増幅器の耐湿性を向上させることができる。また、ピークアンプ12の耐湿性の向上により、イオンマイグレーション現象が起こりにくくなるため、ドハティ増幅器の信頼性を向上させることができる。一方、キャリアアンプ10は消費電力に依らず常に動作するため、温度が下がりにくい。よって、キャリアアンプ10は、ピークアンプ12より、結露が生じにくく、耐湿性が高い。また、キャリアアンプ10は、ピークアンプ12に比べて、ピンチオフ状態である期間が短い。よって、キャリアアンプ10は、ピークアンプ12に比べて、高湿環境下でも壊れにくい。したがって、第1FET11を加熱する熱源を第1FET11が形成される第1チップに設けず、第3FET32を第2FET13が形成される第2チップに形成することにより、コストを抑えながらドハティ増幅器の故障率を低減することができる。なお、第1FET11を加熱する熱源を、例えば第1FET11が形成される第1チップに設けてもよい。
【0023】
実施例1において、熱源の一例として、第3FET32を説明した。熱源を第3FETとすることにより、第3FETを形成する際、第1FET及び第2FETを形成する工程を流用することができるため、コストを低減することができる。なお、熱源として、他の回路や抵抗等を用いてもよい。
【0024】
実施例1において、第3FET32は、第2FET13の片側に設けられている例を説明した。第3FET32と第2FET13とが熱的に接続されていれば、第3FET32を第2FET13に対して他の位置に設けてもよい。
【実施例2】
【0025】
実施例2は、実施例1に示す図4の変形例である。図6は、実施例2に係るドハティ増幅器の一例を示す図である。図6に示すドハティ増幅器500において、図4に示す構成と同一の構成については、同一の符号を付して説明を省略する。図6は、図4と比較して、ドレイン電圧供給回路52は、ドレインリード端子44を介して、第2FET13のドレイン電極38に電圧を供給することに加え、ドレインリード端子48を介して、第3FET32のドレイン電極39に電圧を供給する点が異なる。
【0026】
実施例2において、第2FET13のドレイン電圧を供給する第2ドレイン電圧供給部であるドレイン電圧供給回路52を有し、ドレイン電圧供給回路52が、第3FET32のドレイン電圧を供給する例を説明した。ドレイン電圧供給回路を共通化することにより、コストを低減することができる。
【実施例3】
【0027】
実施例3は、実施例2と同様に、実施例1に示す図4の変形例である。図7は、実施例3に係るドハティ増幅器の一例を示す図である。図7に示すドハティ増幅器600において、図4に示す構成と同一の構成については、同一の符号を付して説明を省略する。図7は、図4と比較して、ドレイン電圧供給回路60は、第1FETのドレイン電極(図示せず)と接続されたドレインリード端子61を介して、第1FETのドレイン電極に電圧を供給することに加え、ドレインリード端子48を介して、第3FET32のドレイン電極39に電圧を供給する点が異なる。
【0028】
実施例3において、第1FETのドレイン電圧を供給する第1ドレイン電圧供給部であるドレイン電圧供給回路60を有し、ドレイン電圧供給回路60が、第3FET32のドレイン電圧を供給する例を説明した。ドレイン電圧供給回路を共通化することにより、コストを低減することができる。
【実施例4】
【0029】
実施例4は、実施例1に示す図2の変形例である。図8は、実施例4に係る第2チップの一例を示す平面図である。図8に示す第2チップ700において、図2に示す構成と同一の構成については、同一の符号を付して説明を省略する。図8は、図2と比較して、複数の第3FET32を有し、複数の第3FET32のそれぞれが、第2FET13を挟んでその両側に設けられている点が異なる。
【0030】
実施例4において、複数の第3FET32を有し、複数の第3FET32のそれぞれは、第2FET13を挟んでその両側に設けられている例を説明した。これにより、第2FET13をより効率的に加熱することができる。よって、第2FET13の耐湿性が向上するため、ドハティ増幅器の故障率を低減することができる。
【実施例5】
【0031】
実施例5は、実施例4と同様に、実施例1に示す図2の変形例である。図9は、実施例5に係る第2チップの一例を示す平面図である。図9に示す第2チップ800において、図2に示す構成と同一の構成については、同一の符号を付して説明を省略する。図9は、図2と比較して、複数の第2FET13と複数の第3FET32とを有し、複数の第2FET13のそれぞれと複数の第3FET32のそれぞれとが、交互に設けられている点が異なる。
【0032】
実施例4において、複数の第2FET13と複数の第3FET32とを有し、複数の第2FET13のそれぞれと複数の第3FET32のそれぞれとが、交互に設けられている例を説明した。これにより、第2FET13をより効率的に加熱することができる。よって、第2FET13の耐湿性が向上するため、ドハティ増幅器の故障率を低減することができる。
【0033】
以上、本発明の実施例について詳述したが、本発明はかかる特定の実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
【符号の説明】
【0034】
10 キャリアアンプ
11 第1FET
13 第2FET
12 ピークアンプ
14 分配器
20 合成器
32 第3FET
100、400、500 ドハティ増幅器
200、700、800 第2チップ



【特許請求の範囲】
【請求項1】
入力信号を2つの信号に分配する分配器と、
前記2つの信号のうち一方が入力し、第1チップに形成される第1FETからなるキャリアアンプと、
前記2つの信号のうち他方が入力し、前記第1チップと異なる第2チップに形成される第2FETからなるピークアンプと、
前記第2チップに形成され、前記第2FETを加熱する熱源と、
前記キャリアアンプの出力インピーダンスを変換し、前記キャリアアンプの出力信号と合成する合成器と、
を有することを特徴とするドハティ増幅器。
【請求項2】
前記熱源は、第3FETであることを特徴とする請求項1に記載のドハティ増幅器。
【請求項3】
前記第2FETのドレイン電圧を供給する第2ドレイン電圧供給部を有し、
前記第2ドレイン電圧供給部が、前記第3FETのドレイン電圧を供給することを特徴とする請求項1又は2に記載のドハティ増幅器。
【請求項4】
前記第1FETのドレイン電圧を供給する第1ドレイン電圧供給部を有し、
前記第1ドレイン電圧供給部が、前記第3FETのドレイン電圧を供給することを特徴とする請求項1又は2に記載のドハティ増幅器。
【請求項5】
前記熱源は、複数の熱源を有し、
前記複数の熱源のそれぞれは、前記第2FETを挟んでその両側に設けられていることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載のドハティ増幅器。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公開番号】特開2012−34136(P2012−34136A)
【公開日】平成24年2月16日(2012.2.16)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−171123(P2010−171123)
【出願日】平成22年7月29日(2010.7.29)
【出願人】(000154325)住友電工デバイス・イノベーション株式会社 (291)
【Fターム(参考)】