説明

ネットワークを用いた地物の3次元データ生成方法

【課題】Web環境下において、サーバの負担が少なく、かつ、ユーザが、地物の3次元データを容易に作成することのできるネットワークを用いた地物の3次元データ生成方法を提供する。
【解決手段】サーバ側では、サーバコンピュータ1にて、ユーザの要求に応じて、左右の航空写真画像データと左右画像のカメラ情報、及び、標定要素情報、及び、ユーザの指定したステレオペア画像データを、インターネット3を介して、ユーザコンピュータ2に提供し、ユーザ側では、上記提供されたデータに基づいて、3次元計測する計測範囲を指定して上記計測範囲にある既取得済みの3次元地図データを入手した後、この3次元地図データと上記ステレオペア画像データとに基づいて立体観測して3次元計測し、当該地物の3次元座標データを得るようにした。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、Web環境下において、地物の3次元データを生成する方法に関するものである。
【背景技術】
【0002】
近年行なわれている、目的地近辺の地図などをWebブラウザ上で提供するサービスでは、2次元の地図をユーザの要求に応じて拡大/縮小/スクロールして表示できる形態が一般的である。また、地図検索サイトが提供するサービスとして、2地点の距離や領域内の面積などの2次元計測が行えるものもある。
一方、地物の3次元座標データを求める方法としては、土工事の現場の測量用航空写真を撮影した後、上記航空写真のうち、同一対象が撮影されている2枚の写真(ステレオモデル)を選び出してステレオマッチングを行い、出来型の3次元データを求める、写真測量法が知られている(例えば、非特許文献1参照)。
【非特許文献1】「エレクトロニクス利用による建設技術高度化システムの開発・報文 土工の出来形自動計測・管理システム」,土木技術資料,1989年2月,第31巻,第2号,p.94−100
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら、従来の地図検索においては、XY2次元平面における画像の拡大/縮小/スクロールはできるが、これを3次元的に行うことは現状では困難である。その理由としては、3次元環境下のXYZ座標系スクロール操作を行うためには、上記従来技術に述べた写真測量法と同様の、モデルの標定要素データに基づく、エピポーラ幾何に沿った画像(エピポーラ画像)の並べ換え処理をリアルタイムで行うことが必要となるが、これは、単に航空写真のデータのみを送信する場合に比べて、はるかに処理時間がかかる。また、エピポーラ画像をサーバ側で事前に作成しておくことで、処理を簡素化することは可能であるが、そうすると、サーバではオリジナルの航空写真画像データに加えてエピポーラ画像まで管理することになるので、現実的な方法とはいえない。
【0004】
また、インターネット上で公開されている画像データは、XY平面座標系に正射投影補正された画像データであるので、XY座標を指定すれば、対象となる地物の画像上での位置が一義的に決定されるが、中心投影である航空写真画像では、XYZ座標を指定しなければ、対象となる画像上の位置を決定することができない。そこで、指定したXYZ座標の対象ステレオ写真画像を素早く決定する必要があるが、それをWeb上で行う方法については開発されていない。
したがって、結局のところユーザは、近年、携帯電話等に提供されているような、サーバである地図検索サイトが、ユーザからの入手希望が多いとサーバ側が予想して予め作成した地物の3DCADデータしか入手できないでいるのが現状である。
【0005】
本発明は、従来の問題点に鑑みてなされたもので、Web環境下において、サーバの負担が少なく、かつ、ユーザが、地物の3次元データを容易に作成することのできるネットワークを用いた地物の3次元データ生成方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明者は鋭意検討の結果、航空写真画像(原図)データと3次元地図データとをサーバより配信し、ユーザ側にてステレオ画像生成処理を行うことにより、上記問題を解決できることを見出し本発明に到ったものである。
すなわち、本願の請求項1に記載の発明は、サーバから所望の地物が撮影された航空写真画像データやカメラ情報を含む情報を入手して上記地物の3次元地物データを生成する方法であって、
サーバに計測対象となる地物が撮影された左右の航空写真情報を要求するステップと、
サーバから入手した上記写真画像とこの写真画像のカメラ情報と標定要素ととに基づいて、上記地物の3次元計測を行うための、ステレオ画像上における表示範囲である画像範囲を決定して、サーバに表示に必要なステレオペア画像データを要求するステップと、
サーバから提供された上記ステレオペア画像の画像範囲から計算されるXY平面座標系における計測範囲を決定するステップと、
上記決定された計測測範囲にある既取得済みの3次元地図データをサーバに要求するステップと、
サーバから入手した上記計測範囲の3次元地図データと上記対象物のステレオペア画像とを用いて上記地物を立体観測して3次元計測し、上記地物の3次元データを生成するステップ、
とを備えたことを特徴とするものである。
【0007】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のネットワークを用いた地物の3次元データ生成方法において、サーバが原画像、標定要素、及び、カメラパラメータを含む各写真の1枚毎のデータを記憶する写真データベースと、右写真のIDと左写真のIDの組み合わせのデータと上記右写真と左写真とにより決定されるモデル領域のデータとを記憶するモデルデータベースと、撮影箇所や撮影日時、及び、モデルのIDを記憶するデータセットデータベースとを備えたデータベースを備えていることを特徴とするものである。
請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載のネットワークを用いた地物の3次元データ生成方法において、サーバに航空写真画像データを小領域に分割し並び換えた等倍画像と、上記等倍画像を階層的に縮小した縮小画像とを記憶させ、ユーザの要求に応じて上記縮小画像についても提供できるようにしたことを特徴とするものである。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、サーバから計測対象となる地物が撮影された左右の航空写真情報を入手し、上記写真画像とこの写真画像のカメラ情報と標定要素情報ととに基づいて対象となる地物の3次元計測を行うためのステレオペア画像を決定した後、サーバから送られてきたステレオ画像の計測範囲を決定して、上記決定された計測測範囲にある既取得済みの3次元地図データをサーバから入手し、上記入手した計測範囲の3次元地図データと上記ステレオペア画像とを用いて上記地物を立体観測して3次元計測し、対象物の3次元地物データを生成するようにしたので、Web環境下において、地物の3次元データを容易に作成することができる。
このとき、サーバのデータベースを、原画像、標定要素、及び、カメラパラメータを含む各写真の1枚毎のデータを記憶する写真データベースと、右写真のIDと左写真のIDの組み合わせのデータと上記右写真と左写真とにより決定されるモデル領域のデータとを記憶するモデルデータベースと、撮影箇所や撮影日時、及び、モデルのIDを記憶するデータセットデータベースとから構成すれば、記憶容量を少なくできるとともに、データの検索が容易となる。
また、サーバに航空写真画像データを小領域に分割し並び換えた等倍画像と、上記等倍画像を階層的に縮小した縮小画像とを記憶させ、ユーザの要求に応じて上記縮小画像についても提供できるようにすれば、航空写真の必要な部分だけを切り出してユーザに提供できるので、送信処理を効率よく行うことができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0009】
以下、本発明の最良の形態について説明する。
図1は、本最良の形態に係る地物の3次元データ生成システムの構成を示す図で、同図において、1は地図作成情報提供サイトのコンピュータ(サーバコンピュータ)、2はユーザが地物データを作成するためのユーザコンピュータで、このユーザコンピュータ2と上記サーバコンピュータ1とはインターネット3等の通信網を介して接続されている。
サーバコンピュータ1には、ユーザからの要求を入力する要求入力手段11と、ユーザに提供する航空写真画像や標定要素、3次元地図情報などの各種データを記憶する記憶手段12と、上記入力されたユーザからの要求に応じて提供する情報を上記記憶手段12から検索して取出す要求項目検索手段13と、上記取出された情報をユーザに送信する送信手段14とが備えられている。
また、ユーザコンピュータ2には、ユーザが作成したい地物の3次元データを生成するための情報をサーバである地図作成情報提供サイトに、インターネット3を介して要求するための要求項目送信手段21と、提供された航空写真画像や標定要素情報、3次元地図情報などの各種データを記憶する記憶手段22と、この記憶手段22に記憶されたデータを用いて地物の3次元データを生成するデータ作成手段23と、ディスプレイ等の表示手段24が備えられている。
【0010】
上記サーバコンピュータ1の記憶手段12のDB(データベース)は、図2に示すように、写真DB12a、モデルDB12b、及び、データセットDB12cの3つのデータセットDBからなる3層構造を有する写真データ部12Aと、3次元地物データが記憶された地図データ部12Bとから成る。上記写真DB12aは、原画像、標定要素、カメラパラメータなどの各写真の1枚毎のデータを備えている。なお、上記写真にはそれぞれ写真IDが付されており、この写真IDを指定することにより各写真のデータを取出せる。モデルDB12bは、上記各写真を右写真と左写真の組み合わせで記憶するもので、上記右写真と左写真とにより決定される、XYZ座標値4点から構成される閉領域(モデル領域)を有しており、各モデル毎にモデルIDが付されている。このモデルDB12bは、右写真のデータと左写真のデータとを記憶しておくのではなく、IDのみを記憶しておき、写真DB12aとリンクさせることにより、右写真のデータと左写真のデータとを取出すことができる。なお、上記モデル領域が既知であれば、全てのモデルに対してXYZ座標が含まれるモデルが決定され、ステレオ航空写真が決定されることになる。モデル領域は、図3に示すように、航空写真画像とその標定要素データをサーバコンピュータ1に登録する際に、写真の標定要素データとその撮影対象の標高データとを使用し、まず左右の写真画像の範囲を特定し、それぞれの領域で共通な領域をモデル領域として算出する。なお、本発明においては、サーバは航空写真画像の原図のデータしか保持しないので、回転操作などの上記モデルを用いてステレオモデルを作成する作業はユーザ側にて行う。
また、データセットDB12cは、例えば、神奈川県南部とか東京都西部などのデータセット名、撮影日時、モデル数、及び、複数個のモデル(モデルD1〜Dn)のモデルIDとを備えている。
このように、サーバコンピュータ1の記憶手段12の写真データ部12Aを層構造とすることにより、全ての写真をペアで記憶し、かつ、それに撮影日時などのデータを添付する場合に比べて、記憶するデータ数を大幅に減らすことができる。
【0011】
また、本例では航空写真画像を、例えば、図4に示すように、等倍画像P0と距離比が上記等倍画像P0の1/2である中領域画像P1と上記中領域画像P1の1/2である大領域画像P2とに階層化/小分割(タイル)化して保存するようにしている。図5(a),(b)は、本例の航空写真画像データの記憶順序を従来の記憶順序と比較したもので、従来は、航空写真画像データを行単位に上から下へ記憶していくだけであるが、本例では、航空写真画像データをタイル化して記憶する。これにより、データの取出しが容易になるとともに、中領域画像P1や大領域画像P2についてもユーザに提供することができる。
【0012】
一方、ユーザコンピュータ2のデータ作成手段23には、航空写真の画像データ(タイル画像)、航空写真画像のカメラ情報、標定要素情報などから、ステレオペア画像を用いて地物の3次元データの生成を行うための表示範囲(モデル領域)を設定する画像範囲算出部23aと、サーバより送られてきたステレオペア画像データの計測範囲を指定して上記要求項目送信手段21に送る表示範囲指定部23bと、サーバから提供された左右の航空写真画像を立体視するためのグラフィックスカードを備えた投影変換部23cと、サーバより送られてきた上記計測範囲に含まれる地物の3次元地図データと上記ステレオペア画像データとから対象となる地物の3次元座標データを生成する演算部23dとを備えている。なお、左右の画像を立体する方法としては、上下分割方式、左右分割方式などがあるが、Webブラウザでの立体表示としては、上記周知のグラフィックスカードを用いることが好ましい。
【0013】
次に、本発明による地物の3次元データの生成方法について、図6のフローチャートを用いて説明する。
はじめに、ユーザはユーザコンピュータ2を用い、インターネット3を介して、サーバコンピュータ1にアクセスして、サーバに所望の地物が撮影されている左右の航空写真画像データと左右画像のカメラ情報、及び、標定要素情報などの情報の提供を要求する(ステップS10)。サーバは要求項目検索手段13により、記憶手段12のデータベースを検索して、サーバコンピュータ1の要求入力手段11に入力された上記要求情報を取出し、これを送信手段14に送り、インターネット3を介して、ユーザコンピュータ2に送信する(ステップS11)。
ユーザは、ユーザコンピュータ2の画像範囲算出部23aにて、サーバから送られてきた左右の航空写真画像データと左右画像のカメラ情報、及び、標定要素情報から、表示する画像範囲を算出し(ステップS12)、要求項目送信手段21を用いて、上記算出された画像範囲内のステレオペア画像データの提供をサーバに要求する(ステップS13)。
サーバは、記憶手段12のデータベースのモデルDB12bを検索して、要求されたモデルIDの左右の写真IDを読み出し、写真DB12aから上記左右の写真IDの画像データを取出した後、これを送信手段14に送り、インターネット3を介して、ユーザコンピュータ2に送信する(ステップS14)。
【0014】
ユーザは、上記左右の航空写真画像データに基づいて3次元座標を求めるための計測範囲を設定し(ステップS15)、これをサーバに送信することで、上記計測範囲にある既取得済みの3次元地図データの提供を要求する(ステップS16)。
サーバは、記憶手段12の地図データ部12Bを検索して、上記指定領域内の3次元地図データを取出し、これを送信手段14に送り、インターネット3を介して、ユーザコンピュータ2に送信する(ステップS17)。
ユーザは、データ作成手段23の投影変換部23cにおいて、標定要素をもとに左右の画像を立体視するとともに、演算部23dにて、対象物である地物の3次元座標データを算出する(ステップS18)。具体的には、図7に示すように、標定要素に基づき、上記左右の航空写真画像データをエピポーララインに合わせて回転してステレオ画像を生成し、このステレオ画像と上記3次元地図データとを立体観測して、対象物である地物の3次元データを算出する3次元計測を実施する。そして、取得した上記地物の3次元画像データをディスプレイ等の表示手段24に立体表示する(ステップS19)。
なお、上記3次元計測は対象物である地物のカテゴリー別に行うことが好ましい。例えば、建物ならば直角閉合モード、道路ならば直線モードの計測モードが自動的に割り当てられていればよい。
【0015】
このように、本実施の形態によれば、サーバ側では、サーバコンピュータ1にて、ユーザの要求に応じて、左右の航空写真画像データと左右画像のカメラ情報、及び、標定要素情報、及び、ユーザの指定したステレオペア画像データを、インターネット3を介して、ユーザコンピュータ2に提供し、ユーザ側では、上記提供されたデータに基づいて、3次元計測する計測範囲を指定して上記計測範囲にある既取得済みの3次元地図データを入手した後、この3次元地図データと上記ステレオペア画像データとに基づいて立体観測して3次元計測し、当該地物の3次元座標データを得るようにしたので、サーバの負担を少なくできるとともに、ユーザがWeb環境下において、地物の3次元データを容易に作成することができる。また、データ通信量が少ないので、地物の3次元データを短時間で作成することができる。
【0016】
なお、上記実施の形態では、3次元座標を求めるための計測範囲を設定し、これをサーバに送信することで、上記表示範囲の地物データを要求したが、表示範囲内の地物のXYZ座標を送信してもよい。
また、上記例では、グラフィックスカードを備えた投影変換部23cにて左右の画像を立体化したが、グラフィックスカードは高価なので、図8(a),(b)に示すように、奇数行を左目で、偶数行を右目でみるようなラインシーケンシャル方式の画面を表示手段24の表示画面に表示し、ユーザは偏光メガネ24Gをかけてこの画面を見る方法などのように、画素単位で左眼と右眼とを制御して立体視を行う仕組みを用いるようにすれば、ユーザシステムを安価に構築することができる。
【産業上の利用可能性】
【0017】
以上説明したように、本発明によれば、Web環境下において、対象物の3次元地物データを作成することができるので、所望の地域の地物の立体画像を容易にかつ短時間で入手することができる。
【図面の簡単な説明】
【0018】
【図1】本発明の最良の形態に係る3次元地物データの生成システムの構成を示す図である。
【図2】サーバコンピュータの記憶手段の構成を示す図である。
【図3】モデル領域の算出方法を示す図である。
【図4】本最良の形態に係る航空写真画像データの階層化の一例を示す図である。
【図5】本最良の形態に係る航空写真画像の記憶方法を示す図である。
【図6】本発明による3次元地物データの生成方法を示すフローチャートである。
【図7】ステレオ画像の作製方法を示す図である。
【図8】左右の画像を立体化する方法の一例を示す図である。
【符号の説明】
【0019】
1 サーバコンピュータ、2 ユーザコンピュータ、3 インターネット、
11 要求入力手段、12 記憶手段、13 要求項目検索手段、14 送信手段、
12A 写真データ部、12B 地図データ部、12a 写真DB、
12b モデルDB、12c データセットDB、21 要求項目送信手段、
22 記憶手段、23 データ作成手段、23a 画像範囲算出部、
23b 表示範囲指定部、23c 投影変換部、23d 演算部、24 表示手段。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
サーバから所望の地物が撮影された航空写真画像データやカメラ情報を含む情報を入手して上記地物の3次元地物データを生成する方法であって、
サーバに計測対象となる地物が撮影された左右の航空写真情報を要求するステップと、
サーバから入手した上記写真画像とこの写真画像のカメラ情報と標定要素ととに基づいて、上記地物の3次元計測を行うための、ステレオ画像上における表示範囲である画像範囲を決定して、サーバに表示に必要なステレオペア画像データを要求するステップと、
サーバから提供された上記ステレオペア画像の画像範囲から計算されるXY平面座標系における計測範囲を決定するステップと、
上記決定された計測測範囲にある既取得済みの3次元地図データをサーバに要求するステップと、
サーバから入手した上記計測範囲の3次元地図データと上記対象物のステレオペア画像とを用いて上記地物を立体観測して3次元計測し、上記地物の3次元データを生成するステップ、
とを備えたことを特徴とするネットワークを用いた地物の3次元データ生成方法。
【請求項2】
サーバはデータベースとして、原画像、標定要素、及び、カメラパラメータを含む各写真の1枚毎のデータを記憶する写真データベースと、右写真のIDと左写真のIDの組み合わせのデータと上記右写真と左写真とにより決定されるモデル領域のデータとを記憶するモデルデータベースと、撮影箇所や撮影日時、及び、モデルのIDを記憶するデータセットデータベースとを備えていることを特徴とする請求項1に記載のネットワークを用いた地物の3次元データ生成方法。
【請求項3】
サーバに航空写真画像データを小領域に分割し並び換えた等倍画像と、上記等倍画像を階層的に縮小した縮小画像とを記憶させ、ユーザの要求に応じて上記縮小画像についても提供できるようにしたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のネットワークを用いた地物の3次元データ生成方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2008−165501(P2008−165501A)
【公開日】平成20年7月17日(2008.7.17)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−354467(P2006−354467)
【出願日】平成18年12月28日(2006.12.28)
【新規性喪失の例外の表示】特許法第30条第1項適用申請有り (1) ▲1▼ 刊行物名 平成18年度秋季学術講演会発表論文集 ▲2▼ 発行日 平成18年11月23日 ▲3▼ 発行所 日本写真測量学会 ▲4▼ 該当ページ第153〜154ページ ▲5▼ 公開者 内田 修,野中 秀樹,土居原 健 ▲6▼ 公開のタイトル 「Web環境下の3次元計測システム Web Photogrammetryの開発」 (2) ▲1▼ 刊行物名 地理情報システム学会 講義論文集 第15巻 ▲2▼ 発行日 2006年10月15日 ▲3▼ 発行所 地理情報システム学会 ▲4▼ 公開者 内田 修,野中 秀樹,土居原 健 ▲5▼ 公開のタイトル 「OGCウェブサービスインターフェイスによるWeb Photogrammetry ―Web計測システムの開発―」
【出願人】(591074161)アジア航測株式会社 (48)
【Fターム(参考)】