説明

ネットワーク内の遠隔のクライアントを管理する方法及びシステム

【課題】 クライアントとサーバすなわちヘッドエンド又は同報通信のネットワークオペ
レータとの間の情報の交換ができるようにする。
【解決手段】 メッセージングシステムにより、サーバ(10)は複数のクライアント(
12)に固有の識別子を割り当てることができる。これらの識別子により、クライアント
(12)は、メッセージが特にそのクライアント(12)を目標にしているかどうか、又
は別の方法では、クライアント(12)が目当てのクライアント(12)のグループのメ
ンバであるかどうかを判断することができる。サーバ(10)は、識別子を含むメッセー
ジを1つ以上のクライアント(12)のエージェント(44,45,46,48)に送る
ことができる。識別子は、1つ以上のクライアント(12)からサーバ(10)への情報
のアップロードを管理する命令を指定することができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
[背景]
本発明は、一般に、ネットワーク内の情報交換に関する。
【背景技術】
【0002】
マルチキャストネットワークにより、メッセージを全てのネットワーク接続されたクラ
イアントのサブセット(subset)を構成する目標のクライアントグループに送るこ
とができる。一般に、マルチキャスティングは、例えばヘッダ内に、アドレス指定される
全ての対象クライアント(subject client)のアドレスを含むことにより
実現される。
【0003】
同報通信のネットワークオペレータは、サーバすなわちマルチキャストネットワークの
ヘッドエンドを使用してネットワーク管理セッションを開始するために、グループ又は個
々の同報通信受信者クライアントのプラットフォームを制御する。これらのセッションは
、ネットワーク管理情報をヘッドエンドのサーバにアップロードするために存在する。こ
れにより、ネットワークオペレータはネットワーク管理情報の交換を極めて拡張性に富ん
だ方法で管理することができる。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
このため、クライアントとサーバすなわちヘッドエンド又は同報通信のネットワークオ
ペレータとの間の情報の交換ができるようにする方法に対する要求がある。
【発明を実施するための最良の形態】
【0005】
[詳細な説明]
図1を参照する。ネットワークは、少なくとも1つのサーバ、すなわちヘッドエンド又
はネットワークオペレータ10及び(その1つしか図示していない)複数のクライアント
12を含む。サーバ10は、配信システムを介して(クライアント12を含む)複数のク
ライアントに接続される。この配信システムは、有線のシステム又は無線若しくは同報通
信のシステムに基づいたシステムとすることができる。そのようなネットワークの実施例
は、デジタルビデオ同報通信システムのようなテレビ配信ネットワークを含む。
【0006】
本発明の1つの実施形態では、サーバ10はクライアント12とトランスポート(tr
ansport)14を介して通信する。このトランスポート14は、アナログ又はデジ
タルの同報通信システムに基づいている。1つの実施例として、トランスポート14は、
日付が1997年11月であり、European Telecommunicatio
ns Standards Institute (ETS), Valbonne, Fr
anceから入手可能な、Digital Video Broadcast (DVB)
; Network−independent Protocol, ETS 300802
に準拠する。トランスポート14は、実施例として、衛星、ケーブル、又はエアウェーブ
放送システムとすることができる。
【0007】
本発明の実施形態によれば、クライアント12は、サーバ10から、又はいくつかの実
施形態では別のクライアント12からそのクライアント12に個別に送られたメッセージ
を認識する。多数のアドレス指定された各クライアントの個々の識別子をヘッダ内に挿入
する必要なしに、メッセージをクライアントのグループにアドレス指定することによって
、帯域幅を節約することができる。
【0008】
さらに、クライアント12は、サーバ10のような遠隔ユニットが独立にアドレス指定
することができる1つ以上のアドレス可能なエージェント44,45,46及び48を含
む。その上、アドレス可能なエージェント44,45,46及び48を所定のクライアン
ト12内に設けることによって、専門化された又は専門の取扱いを必要とするメッセージ
を、適切に取り扱うためにクライアント12上に存在する特定のエージェントにアドレス
指定することができる。
【0009】
サーバ10は、ネットワーク管理命令及び制御サーバ16を含む。このサーバ16は、
クライアント12からのデータ収集を管理する役割を担う。サーバ16は、(例えば、s
ervice_id=0x02等の)識別可能なサービス識別子を含むメッセージを送信
する。サーバ10は、インスタントメッセージすなわちショートメッセージサービス(以
下、「SMS」とよぶ)サーバ18も含む。このサーバ18も(例えば、service
_id=0x04等の)識別可能なサービス識別子を有するメッセージを送信する。
【0010】
さらに、クライアント用ディスク管理サーバ20も同様に備える。このクライアント用
ディスク管理サーバ20は、(例えば、service_id=0x01等の)1つ以上
の識別可能なサービス識別子を含むメッセージを送信する。場合によっては、クライアン
トの記憶装置すなわちディスクドライブ43上の所望の機能を始動するために、各種のメ
ッセージをクライアント用ディスク管理サーバ20が発行する。例えば、別個のサービス
識別子を命令に対して使用して、パーティションの作成、パーティションの削除、又はパ
ーティションの変更を行う。
【0011】
データ管理セッション制御サーバ21は、利用可能な戻りチャネル接続部47を介して
クライアント上の一意的に識別可能なデータセットのアップロードを管理する役割を分担
する。このことは、ネットワークオペレータがデータの検索及び関連するサーバの拡張性
を管理できるようにする貴重な機能である。一方向メッセージサービス種別及びメッセー
ジ識別子をデータ管理セッション制御(data management session
control:以下、「DMSC」とよぶ)に対して使用して、クライアントのグル
ープ又は個々のクライアントに対するデータ管理セッションを管理することができる。こ
のグループ管理は、サーバ10によって管理されるネットワーク内の全ての同報通信受信
者のクライアントに対してクライアント識別子を戦略的に割り当てることによって、一方
向メッセージサービスにより本質的に対応される。
【0012】
データ管理セッション制御サーバ21は、(例えば、service_id=0x03
等の)1つ以上の識別可能なサービス識別子を含むメッセージを送信する。このサーバ2
1は、プライベート用途のデータ及びデータ寸法(application−priva
te data and data size)や、固有のクライアント識別子や、クライア
ント識別子がグループマスクであるか又は個別のクライアント識別子であるかを指定する
ブール変数であるグループフラグや、DMSCに対するサービス識別子の値や、プライベ
ート用途のメッセージ識別子等のDMSCのメッセージデータ構造を作り出し、情報及び
データを一方向メッセージサーバ22に送る。
【0013】
本発明の1つの実施形態によれば、サーバ10は、一方向メッセージングシステムを実
現することができる。一方向メッセージングシステムでは、サーバ10はメッセージを複
数のクライアントに送信することができるが、これらのクライアントはいずれにせよ応答
することはできない。そのようなネットワークの1つの実施例は、DVBプロトコルに準
拠し家庭に直結した(direct−to−home:DTH)同報通信ネットワークで
ある。このネットワークは、2つの実施例として、接続指向の通信プロトコル又はリアル
タイムのコネクションレス通信プロトコル(real time connectionl
ess communication protocol)を使用することができる。実施
例として、インスタントメッセージング、命令及び制御及び通知及び信号伝達など、サー
バからクライアントへの一方向メッセージングには多くのアプリケーションがある。他の
事例では、ネットワークは、例えば、インターネットプロトコル(IP)マルチキャスト
のバックボーンを有する双方向ネットワークとすることができる。
【0014】
本発明の1つの実施形態では、サーバ10は、適切な形式でメッセージを生成するサー
バ16,18,20及び21に接続された一方向メッセージングサーバ(UMS)22を
含む。UMSサーバ22が送信したメッセージは、サーバ16,18,20又は21の1
つが始めに生成したメッセージを含みうる。そして、UMSサーバ22は、メッセージを
適当なマルチキャストプロトコルの形式に変える、インターネットプロトコルのマルチキ
ャストモジュール24に接続される。最後に、DVBマルチプロトコルのカプセル封じ(
Multiprotocol Encapsulation:以下、「MPE」とよぶ)
26は、インターネットプロトコルのマルチキャストモジュール24に接続される。MP
Eは、DVB Specification for Data Broadcasts (
EN 301 192)及びSpecification for Service Inf
ormation (SI) in DVB Systems (EN 300 468 Vl.
3.1 1998−02)の中で説明されており、両方ともETSから入手できる。DV
B MPE26とDVB−サービス情報(service information:以下
、「SI」とよぶ)発生器28との出力は、トランスポート14に接続される。サービス
情報は、配信システムと、内容と、同報通信のデータストリームのスケジューリング/タ
イミングとを記述するデジタルデータである。
【0015】
クライアント12において、DVB−SI発生器28からのストリームは、DVB−S
Iレシーバ40とサービス収集モジュール38とに接続される。サービス収集モジュール
38は、プログラム識別子(PID)を抽出し、それをDVBデマルチプレクサ32に送
る。チューナ30は、抽出されたプログラム識別子に対応する適当なチャネルにクライア
ント12を同調させうる。
【0016】
DVB MPE26からのメッセージは、DVB MPEレシーバ42に送られる。この
レシーバ42は、IPマルチキャストモジュール40と一方向メッセージングサーバ38
とに通信する。このサーバ38は、メッセージを分析して、サービス識別子がデータスト
リームの中に含まれていたかどうかを判断する。含まれていた場合には、特定のサービス
識別子を有するメッセージを受信するように指定された適当なエージェントにメッセージ
を転送する。
【0017】
ディスク管理エージェント44はディスクドライブコントローラ47に接続され、次に
、このディスクドライブコントローラ47は記憶装置43に接続される。ディスクドライ
ブコントローラ47は、例えば、ハードディスクドライブとすることができる。ディスク
管理エージェント44は、クライアント用ディスク管理サーバ20によってメッセージの
受信者としてアドレス指定される。ディスク管理エージェント44はコントローラ47を
介して処理を開始させ、コントローラ47は記憶装置43を順に制御する。この制御は、
どのような情報が記憶装置43に記憶されるかと、その情報がどのように記憶装置43に
記憶されるかとを判断することを含む。
【0018】
本発明の1つの実施形態では、ネットワーク管理命令及び制御サーバ16は、特定のサ
ービス識別子に同調するネットワーク管理セッション管理エージェント48にそのメッセ
ージを受信させるメッセージ識別子を備える。同様に、インスタントメッセージングサー
バ18からのメッセージは、これらのメッセージをクライアント12内のエージェント4
8に転送させるサービス識別子を含む。その上、データ管理セッション制御サーバ21か
らのメッセージは、クライアント12のデータ管理セッション制御エージェント45にそ
れらのメッセージを分流させる適当な識別子を有する。
【0019】
サーバ10は、サーバ22の動作を制御するソフトウェア134,70及び102を記
憶する記憶装置25を含む。同様に、クライアント12のサーバ38は、サーバ38の動
作を制御するソフトウェア50,82及び114を記憶する記憶装置43に接続される。
サーバ22及び38は、プロセッサベースのシステムとすることもできる。
【0020】
次に、図2を参照する。クライアント12のソフトウェア50は、最初に、一方向メッ
セージングサーバのアドレス及びポートをサーバ10から受け取る。クライアント12に
は、ブロック52に示すように、クライアント識別子も割り当てられる。これにより、各
クライアントがサーバ10によって割り当てられた、UMSのアドレスとポートと固有の
クライアント識別子とを有するインターネットプロトコルのマルチキャストシステムが確
立される。いくつかの実施形態では、サーバ10は、アドレスとポートとクライアントの
識別子とを動的に調整して、特定のクライアントに対する特定のメッセージ、メッセージ
のグループ、又はメッセージの種類の通信を動的に再構成可能な方法によりできるように
する。
【0021】
クライアント12のレシーバは、ブロック54に示すように、そのアドレスとポートと
クライアント識別子とを受信すると、マルチキャストグループを結合し、特にそのクライ
アントに又はクライアント12が属する任意のグループにアドレス指定されたメッセージ
を傾聴(listen)する。
【0022】
ディスク管理エージェント44は、ブロック56に示すように、そのサービス識別子を
UMSサーバ38に登録する。UMSサーバ38が、ブロック58に示すように、UMS
のメッセージが付いたパケットを受信すると、菱形60に示すように、特定のクライアン
ト12が目当ての受信者であるかどうかを判断するチェックが行われる。目当ての受信者
でない場合には、ブロック62に示すように、メッセージは廃棄される。
【0023】
しかしながら、特定のクライアント12が目当ての受信者の場合には、ブロック64に
示すように、サーバ38はメッセージのサービス識別子をチェックし、このメッセージを
正しいエージェント44,46又は48に渡す。そして、ブロック66に示すように、メ
ッセージを適当なエージェント44に配信する。エージェント44において、ブロック6
8に示すように、情報が構文解析され、処理するために適当な工程に渡される。
【0024】
例えば、アドレス指定されると、ディスク管理エージェント44は、記憶装置43に中
継するための適当な命令をコントローラ47に送る。メッセージに添付されたサービス識
別子により、エージェント44は、パーティションを作成する、パーティションを削除す
る、又はパーティションを変更する等の適切に翻訳された命令を提供することができる。
これらの命令のそれぞれには、0x03や0x04や0x05等の別個のサービス識別子
の値が与えられる。ディスク管理エージェント44は、クライアント用ディスク管理サー
バ20から受信されたメッセージに基づいて、サービス識別子の値が付いたメッセージを
コントローラ47用の適当な形式に翻訳する。例えば、サービス識別子の値0x03を含
むメッセージについては、エージェント44は、記憶装置43にパーティションを作成す
るようにコントローラ47に対する命令を発行する。
【0025】
図3に示したサーバ側では、ネットワークソフトウェア70は、ブロック72に示すよ
うに、一方向メッセージングサーバ用のマルチキャストのアドレス及びポートを複数のク
ライアント12に対して割り当てることによって開始する。サーバ10もクライアント識
別子を動的に再構成可能な方法で割り当てる。そして、アドレスとポートとクライアント
識別子とが、ブロック74に示すように、クライアントに送信される。
【0026】
この後、ブロック76に示すように、ディスク管理サーバ20はデータ構造を作り、こ
のデータ構造をサーバ22に渡す。サーバ22は、ブロック78に示すように、一方向メ
ッセージを作り、クライアント値を割当て、グループフラグを設定し、プライベートデー
タをメッセージのプライベートバイト(private byte)の中にコピーする。
より具体的には、固有のクライアント識別子が割り当てられる。このクライアント識別子
は、特定の事前に割り当てられたクライアント識別子、又は1つの実施例として、複数の
クライアントが目標とされる場合はゼロのいずれかとすることができる。グループフラグ
は、クライアント識別子がグループマスクであるか又は特定の識別子であるかを指定する
ブール値とすることができる。グループマスクは、ネットワーク上のクライアント12の
サブセットを識別する識別子である。このサブセットは、複数のクライアントを含むが、
アドレス可能なクライアントの総数よりも少ない。
【0027】
一方向メッセージ用ヘッダの1つの実施例として、メッセージは、group_mas
kや、service_idや、version_idや、message_idや、p
rivate_data_byte等の多数の変数を含む。本発明の1つの実施形態では
、group_maskは64ビットを含み、service_idは8ビットを含み、
version_idは16ビットを含み、message_idは8ビットを含み、p
rivate_data_byteは8ビットを含む。version_idは、一方向
メッセージングプロトコルの翻訳であり、最初はゼロに設定される。service_i
dは、インスタントメッセージングサービスに対して1つの実施例では0x02とするサ
ービス識別子である。都合がよいことに、メッセージの長さは、潜在的なデータグラムの
細分化を無くすために1024バイトを超えることはない。group_filterは
client_idフィールドと共に使用して、アプリケーションに必要なプライベート
データのバイトの長さを制限する。それぞれのヘッダ項目は、private_data
_byteを除いてDVB仕様に基づいて、符号なし整数の最上位のビットの第1の(u
nsigned integer most significant bit first
:以下、「uimsbf」とよぶ)識別子を含む。private_data_byte
は、ビットストリングのレフトビットの第1の(bit string left bit
first:以下、「bslbf」とよぶ)識別子を含む。
【0028】
そして、ブロック80に示すように、メッセージは、ネットワーク上の全てのクライア
ント12に送られる。各クライアントは、メッセージがそのクライアントに送ることを意
図されているかどうかを判断する。クライアント12は、メッセージがクライアント12
のクライアント識別子にアドレス指定されているかどうかを判断することによって、それ
が特定の目当ての受信者であるかどうかを決定する。例えば、メッセージの識別子とクラ
イアントの識別子との間のAND論理演算子を用いて、クライアント12がサーバ10に
よって一緒にアドレス指定されたクライアントのグループの中に一緒に含まれているかど
うかを、クライアント12は判断する。
【0029】
本発明の1つの実施形態では、ユーザの識別可能なグループは共通のクライアント識別
子の要素を受け取る。このため、所有者が高度サービスの契約をした複数のクライアント
は、それらのクライアント識別子の中に共通のコード部分を含む。クライアント識別子の
中にその共通のコード部分を含んでいるメッセージを受信すると、これらの各クライアン
トはメッセージを受け取る。同様に、特定の関心を有する特定の地理的な領域内のクライ
アント又は識別可能なクライアントは、固有のプレフィックス/サフィックス又は識別子
コード部分が与えられる。コード部分はgroup_maskと論理的にAND処理され
て、特定のクライアントが目当てのグループのメンバであるかどうかを判断する。
【0030】
管理メッセージヘッダは、volume_name_lenフィールド等の、ディスク
管理エージェント44をアドレス指定するフィールドも含む。このvolume_nam
e_lenフィールドは、ハードディスクドライブの形態の記憶装置43の適当なボリュ
ームに対するボリュームと名前と長さとバイトとを提供する。本発明の1つの実施形態で
は、そのフィールドは長さが8ビットでありbslbf識別子を有する。さらに、vol
ume_name_byteフィールドは、パーティションを作るために取り付けるボリ
ュームの名前を構成するボリューム名のバイトを与える。本発明の1つの実施形態では、
このフィールドは長さが8ビットでありbslbf識別子を含む。最後に、partit
ion_sizeフィールドは、作成するパーティションの寸法をバイトで与える。この
フィールドは長さが32ビットでありuimsbf識別子を使用する。もちろん、別のフ
ィールドと別のサービス識別子とを使用して、別の命令をクライアントの記憶装置43に
対しても実行することができる。
【0031】
このように、クライアント用ディスク管理サーバ20は、サーバすなわちヘッドエンド
10からの指示のもとで、どのように記憶装置43を目標のクライアント12又は目標の
クライアント12のグループに対して設定及び使用するかを制御することができる。それ
ぞれのクライアント12が個別にアドレス指定され、クライアント全体のセットがアドレ
ス指定され、又はクライアントの任意のサブグループが集合的にアドレス指定されて、そ
れらの記憶装置43が個別に又は集合的に変更される。このため、1つ以上の記憶装置4
3をサーバ10から選択的に制御することができる。
【0032】
図4を参照する。ネットワーク管理セッションを実現するクライアント12上のソフト
ウェア82は、まず、一方向メッセージングサーバのアドレス及びポートをサーバ10か
ら受信する。クライアント12は、ブロック84に示すように、クライアント識別子を割
り当てられる。これにより、各クライアントがサーバ10によって割り当てられた、UM
Sのアドレスとポートと固有のクライアント識別子とを有するインターネットプロトコル
のマルチキャストシステムが確立される。
【0033】
クライアント12のレシーバは、ブロック86に示すように、そのアドレスとポートと
クライアント識別子とを受信すると、マルチキャストグループを結合し、特にそのクライ
アントに又はクライアント12が属する任意のグループにアドレス指定されたメッセージ
を傾聴する。
【0034】
データ管理セッション制御エージェント45は、ブロック88に示すように、そのサー
ビス識別子をUMSサーバ38に登録する。UMSサーバ38が、ブロック90に示すよ
うに、UMSのメッセージが付いたパケットを受信すると、菱形92に示すように、特定
のクライアント12が目当ての受信者であるかどうかを判断するチェックが行われる。目
当ての受信者でない場合には、ブロック94に示すように、メッセージは廃棄される。
【0035】
しかしながら、特定のクライアント12が目当ての受信者の場合には、ブロック96に
示すように、サーバ38はメッセージのサービス識別子をチェックし、このメッセージを
正しいエージェント45に渡す。そして、ブロック98に示すように、メッセージを適当
なエージェント45に配信する。エージェント45において、ブロック100に示すよう
に、情報が構文解析され、処理するために適当な工程に渡される。
【0036】
データ管理セッション制御エージェント45は目標とされたメッセージをデータ管理セ
ッション制御サーバ21から受け取り、その応答として、サーバ21が必要とするデータ
を、例えば、バックチャネル47を介して提供する。このため、1つの実施形態では、エ
ージェント45はManagementMessage()とDMSessionCon
trolMessage()とを含む特定のシンタックスを有するメッセージを受信する
。ここで、ManagementMessage()は、group_maskと、se
rvice_idと、version_idと、message_idと、messag
e_byte_countとを含み、DMSessionControlMessage
()は、今度は、session_idと、session_host_nameと、s
ession_start_timeと、session_durationと、dat
a_idとを含む。
【0037】
session_idは、固有のセッション識別子である。server_host_
nameは、接続を確立するためのデータ管理サーバの文字列のホストネームである。s
ession_start_timeは、クライアント12がセッションを確立する日付
及び時間である。session_durationは、サーバ21がセッションを受け
入れて、必要な場合には、時間ウィンドウ(time window)を提供する開始時
間後の持続時間である。data_idは、セッションの間に交換する情報又はデータセ
ットの固有の識別子である。識別子の情報及び/又はデータを管理及び割り当てる方法は
、アプリケーションごとに行われる。
【0038】
このため、サーバ21は、クライアント12に指定の時間に指定のデータのアップロー
ドを開始させるメッセージをクライアント12に送ることができる。すなわち、サーバ2
1はsession_idとserver_host_nameとsession_st
art_timeとsession_durationとdata_idとを含むヘッダ
を指定し、それに応答して、データ管理セッション制御エージェント45は、要求された
情報を集めて、要求された時間に要求された形式でそれを提供する。
【0039】
サーバ21は、実施例として、セッション作成メッセージとセッション削除メッセージ
とセッション更新メッセージとを含む異なるメッセージ識別子を有するメッセージを提供
する。セッション削除メッセージは以前に作成されたセッションを単に削除し、セッショ
ン更新メッセージは付加的な情報を予定されたセッションに提供する。
【0040】
本発明の1つの実施形態では、group_maskは、uimsbf識別子が付いた
64ビットを含む。session_idはuimsbf識別子が付いた8ビットを含む
。version_idは、uimsbf識別子が付いた16ビットを含む。messa
ge_idは、8ビットを含み、識別子0x01を有する。message_byte_
countは、uimsbf識別子の中に16ビットを含む。DataManageme
ntSessionControlMessage()は、1つの実施形態では、全てが
uimsbf識別子形式であり、8ビットのシンタックスsession_idと64ビ
ットのsession_start_timeと32ビットのsession_dura
tionと32ビットのdata_idとを含む。DataManagementSes
sionControlMessage()は、bslbf識別子が付いた128ビット
のserver_host_nameを含む。
【0041】
図5に示したサーバ側では、ネットワークソフトウェア102は、ブロック104に示
すように、一方向メッセージングサービスに対するマルチキャストのアドレス及びポート
を複数のクライアント12に割り当てることによって開始する。サーバ10は、クライア
ントの識別子も動的に再構成可能な方法で割り当てる。そして、ブロック106に示すよ
うに、アドレスとポートとクライアントの識別子とがクライアントに送られる。
【0042】
この後、ブロック108に示すように、データ管理セッション制御サーバ21はデータ
構造を作り、このデータ構造をサーバ22に渡す。サーバ22は、ブロック110に示す
ように、一方向メッセージを作り、クライアント値を割当て、グループフラグを設定し、
プライベートデータをメッセージのプライベートバイトの中にコピーする。より具体的に
は、固有のクライアント識別子が割り当てられる。このクライアント識別子は、特定の事
前に割り当てられたクライアント識別子とするか、又は、1つの実施例として、複数のク
ライアントが目標とされる場合にはゼロとするかのいずれかにすることができる。グルー
プフラグは、クライアント識別子がグループマスクであるか又は特定の識別子であるかを
指定するブール値とすることができる。グループマスクは、ネットワーク上のクライアン
ト12のサブセットを識別する識別子である。このサブセットは複数のクライアントを含
むが、アドレス可能なクライアントの総数よりも少ない。
【0043】
そして、ブロック112に示すように、メッセージは、ネットワーク上の全てのクライ
アント12に送られる。各クライアントは、メッセージがそのクライアントに送ることを
意図されているかどうかを判断する。クライアント12は、メッセージがクライアント1
2のクライアント識別子にアドレス指定されているかどうかを判断することによって、そ
れが特定の目当ての受信者であるかどうかを決定する。例えば、メッセージの識別子とク
ライアントの識別子との間のAND論理演算子を用いて、クライアント12がサーバ10
によって一緒にアドレス指定されたクライアントのグループの中に一緒に含まれているか
どうかを、クライアント12は判断する。
【0044】
ネットワーク管理命令及び制御サーバ16は、ネットワークセッション管理エージェン
ト48と共に働く。サーバ16の要請で生成されたメッセージがエージェント48に送ら
れる場合には、エージェント48はセッションマネージャ49を呼び出す。セッションマ
ネージャは、本発明の1つの実施形態では、望ましい管理情報を所定の形式でバックチャ
ネル43を介して提供する。
【0045】
ネットワーク管理セッションは、一般に、ネットワーク管理情報をサーバ16にアップ
ロードする目的のものである。1つの実施例として、管理情報のベース(managem
ent information base:以下、「MIB」とよぶ)は、単純ネットワ
ーク管理プロトコル(simple network management proto
col:以下、「SNMP」とよぶ)により戻りチャネル43を介してアップロードされ
る。図6に示したエージェント48の動作は、一般に、エージェント44及び45に関し
て前に説明した動作に対応する。すなわち、ブロック116に示すように、UMSのアド
レスとポートとクライアント識別子とが受信される。レシーバは、ブロック118に示す
ように、マルチキャストグループを結合し、メッセージを傾聴する。ネットワークセッシ
ョン管理エージェント48は、ブロック120に示すように、そのサービス識別子をUM
Sサーバに登録する。そして、UMSのレシーバは、ブロック122に示すように、メッ
セージが付いたパケットを受信する。
【0046】
菱形124におけるチェックでは、特定のエージェント48が目当ての受信者であるか
どうかを判断する。目当ての受信者でない場合には、ブロック126に示すように、メッ
セージは廃棄される。そうでない場合には、ブロック130に示すように、レシーバはサ
ービス識別子をチェックして、このメッセージをエージェント48に渡す。情報は、構文
解析されて、セッションマネージャ49に渡される。そして、このセッションマネージャ
49は、チャネル43を用いて、サーバ16とのセッションを予定する。
【0047】
メッセージの形式は、DMSCで使用される形式と基本的には同じである。しかしなが
ら、DMSessionControlMessage()を有する代わりに、NMSe
ssionControlMessage()がinfo_IDフィールドを含む。この
info_IDフィールドは、セッションの間に交換する情報又はデータセットの固有の
識別子である。情報及び/又はデータセットの識別子を管理して割り当てる方法は、各ア
プリケーションで行われる。例えば、クライアントが複数のMIBを管理する場合には、
特定のSNMPのクライアントのMIBを識別して、サーバにアップロードすることがで
きる。
【0048】
MIBは、管理情報のベースとして周知のエージェント上の情報である。この情報は、
イベント報告のベースを形成する。MIBについての規格は、例えば、Network
Working Group (May 1991)が配布しているRFC 1229の中に
記載されている。
【0049】
次に、図7を参照する。ソフトウェア134を使用するネットワーク管理サーバ16の
動作は、前に説明した動作にほぼ一致する。再度説明すると、ブロック136に示すよう
に、UMSに対するマルチキャストのアドレス及びポートが割り当てられてクライアント
識別子が割り当てられ、UMSのアドレスとポートとクライアント識別子とがブロック1
38に示すようにクライアントに送られる。ブロック140に示すように、ネットワーク
管理命令及び制御サーバ16は、データ構造を作り、そのデータをUMSサーバに渡す。
そして、ブロック142に示すように、UMSサーバ22は、UMメッセージを作り、ク
ライアント値を割り当て、グループフラグを設定し、プライベートデータをメッセージの
プライベートバイトの中にコピーする。その後、ブロック144でメッセージが送られる

【0050】
そして、サーバ16はセッションマネージャ49から予定情報を適当な時間に受け取る
。適当な時間でセッションが提供されて、この中でMIB又は他の情報がエージェント4
8とセッションマネージャ49との動作を介してサーバ16にアップロードされる。
【0051】
本発明の1つの実施形態では、ユーザの識別可能なグループが共通の識別子の要素を受
信することができる。このため、所有者が高度サービスの契約をした複数のクライアント
は、それらのクライアント識別子の中に共通のコード部分を含む。クライアント識別子の
中にその共通のコード部分を含んでいるメッセージを受信すると、これらの各クライアン
トはメッセージを受け取る。
【0052】
本発明を限られた数の実施形態に関して説明してきたが、当業者はこれらの実施形態か
らの多くの修正例及び変更例を理解されよう。特許請求の範囲は、全てのそのような修正
例や変更例を本発明の真の精神及び範囲の中に入るものとしてカバーするものとする。
【図面の簡単な説明】
【0053】
【図1】本発明の1つの実施形態の概略図である。
【図2】本発明の1つの実施形態による図1に示したクライアント上に存在するソフトウェア用のフローチャートである。
【図3】本発明の1つの実施形態によるサーバすなわちヘッドエンド上にあるソフトウェア用のフローチャートである。
【図4】本発明の別の実施形態による図1に示したクライアント上にあるソフトウェア用のフローチャートである。
【図5】本発明の別の実施形態によるサーバすなわちヘッドエンド上にあるソフトウェア用のフローチャートである。
【図6】本発明の別の実施形態による図1に示したクライアント上にあるソフトウェア用のフローチャートである。
【図7】本発明の別の実施形態によるサーバすなわちヘッドエンド上にあるソフトウェア用のフローチャートである。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
クライアント上でサーバから該クライアントにアドレス指定されたメッセージを受信す
るステップと、
該メッセージに基づいて、データアップロードのセッションをスケジュールするステッ
プと
を含んでなる方法。
【請求項2】
前記クライアントを含むクライアントの集合を含むいくつかのクライアントに個別の識
別子を割り当てるステップと、
前記クライアントの集合の中のクライアントのサブセットにグループ識別子を割り当て
るステップと、
前記集合の中のクライアントが、前記クライアント又は前記サブセットにメッセージが
送られたかどうかを判断することができるようにするステップと
をさらに含む請求項1に記載の方法。
【請求項3】
一方向メッセージングシステム内のクライアントにメッセージを送るステップを含む請
求項2に記載の方法。
【請求項4】
記憶装置上で実行するタスクを指定する識別子を含むメッセージを受信するステップを
含む請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記記憶装置上のパーティションの変更を指示する識別子を含むメッセージを受信する
ステップを含む請求項4に記載の方法。
【請求項6】
前記クライアント上のエージェントを指定して前記メッセージを処理し、前記メッセー
ジを前記エージェントに転送する前記メッセージ内の識別子を見つけるステップを含む請
求項1に記載の方法。
【請求項7】
前記エージェントがバックチャネルを介して前記サーバに前記データをアップロードす
ることができるようにするステップを含む請求項6に記載の方法。
【請求項8】
指定された時間を前記メッセージから抽出するステップと、該指定された時間に前記デ
ータをアップロードするステップとをさらに含む請求項6に記載の方法。
【請求項9】
前記サーバにアップロードする情報を指定する識別子を前記メッセージから取り出すス
テップと、前記指定された情報をアップロードするステップとを含む請求項1に記載の方
法。
【請求項10】
前記メッセージがサーバ識別子を含み、識別されたサーバに前記データをアップロード
するステップを含む請求項9に記載の方法。
【請求項11】
プロセッサベースのシステムに対して、
前記システムにアドレス指定されたメッセージをサーバから受信することと、
前記メッセージに基づいて前記システムから前記サーバへの情報のアップロードをスケ
ジュールすることと
ができるようにする命令を記憶している媒体を含む製品。
【請求項12】
前記プロセッサベースのシステムに対して、
前記システムを含むクライアントの集合を含む各クライアントに個別の識別子を割り当
てることと、
前記クライアントの集合の中のクライアントのサブセットにグループ識別子を割り当て
ることと、
前記システムが、メッセージが前記システム又は前記サブセットに送られたかどうかを
判断できるようにすることと
ができるようにする命令をさらに記憶している請求項11に記載の製品。
【請求項13】
前記プロセッサベースのシステムに対して、一方向メッセージングシステム内のクライ
アントにメッセージを送ることができるようにする命令をさらに記憶している請求項12
に記載の製品。
【請求項14】
前記プロセッサベースのシステムに対して、前記メッセージ内の命令をデコードして、
記憶装置の情報の記憶内容を変更することができるようにする命令をさらに記憶している
請求項11に記載の製品。
【請求項15】
前記プロセッサベースのシステムに対して、前記システム上のエージェントを指定する
前記メッセージ内の識別子を見つけ出し、前記メッセージを処理して前記メッセージを前
記エージェントに転送することができるようにする命令をさらに記憶している請求項11
に記載の製品。
【請求項16】
前記プロセッサベースのシステムに対して、前記データを前記サーバにバックチャネル
を介してアップロードすることができるようにする命令をさらに記憶している請求項15
に記載の製品。
【請求項17】
前記プロセッサベースのシステムに対して、指定された時間を前記メッセージから抽出
して、前記指定された時間に前記データをアップロードすることができるようにする命令
をさらに記憶している請求項15に記載の製品。
【請求項18】
前記プロセッサベースのシステムに対して、前記サーバにアップロードする情報を指定
する識別子を前記メッセージから取り出して、前記指定された情報をアップロードするこ
とができるようにする命令をさらに記憶している請求項11に記載の製品。
【請求項19】
前記プロセッサベースのシステムに対して、前記データを前記メッセージ内で識別され
たサーバにアップロードすることができるようにする命令をさらに記憶している請求項1
8に記載の製品。
【請求項20】
プロセッサベースの装置と、
該プロセッサベースの装置に対して、該プロセッサベースの装置にアドレス指定された
メッセージをサーバから受信し、該メッセージに基づいて該サーバに情報のアップロード
をスケジュールすることができるようにする命令を記憶している記憶装置と
を含んでなるシステム。
【請求項21】
前記装置がメッセージ内のグループ識別子を比較して、前記装置が前記サーバによって
アドレス指定されたグループの中にあるかどうかを判断することができるようにする命令
を前記記憶装置が記憶している請求項20に記載のシステム。
【請求項22】
前記プロセッサベースの装置が前記装置上のエージェントを指定する識別子を前記メッ
セージ内に見出して前記メッセージを処理し前記メッセージを前記エージェントに転送す
ることができるようにする命令を前記記憶装置が記憶している請求項20に記載のシステ
ム。
【請求項23】
メッセージをクライアントに送信するステップと、
該メッセージに基づいて、前記クライアントの情報のアップロードをスケジュールする
ステップと
を含んでなる方法。
【請求項24】
プロセッサベースのシステムに対して、バックチャネルを介してクライアントからのデ
ータのアップロードを受信することができるようにする命令を記憶するステップをさらに
含む請求項23に記載の方法。
【請求項25】
メッセージ内の時間指定を送信するステップと、前記指定された時間にクライアントか
らのデータのアップロードを受信するステップとを含む請求項24に記載の方法。
【請求項26】
プロセッサベースのシステムに対して、
メッセージをクライアントに送信することと、
前記メッセージに基づいて、前記システムに情報のアップロードをスケジュールするこ
とと
ができるようにする命令を記憶している媒体を含む製品。
【請求項27】
前記プロセッサベースのシステムに対して、前記クライアントから情報をアップロード
する時間を指定する前記メッセージ内の情報を送信することができるようにする命令をさ
らに記憶している請求項26に記載の製品。
【請求項28】
前記プロセッサベースのシステムに対して、前記クライアントがアップロードする必要
がある情報を指定するメッセージを送信することができるようにする命令をさらに記憶し
ている請求項26に記載の製品。
【請求項29】
プロセッサベースの装置と、
前記プロセッサベースの装置がメッセージをクライアントに送信して、前記メッセージ
に基づいてシステムに前記クライアント上の情報のアップロードをスケジュールすること
ができるようにする命令を記憶している記憶装置と
を含んでなるシステム。
【請求項30】
前記プロセッサベースの装置が前記クライアントから前記システムにどのように情報を
提供するかを指定することができるようにする命令を、前記記憶装置が記憶している請求
項29に記載のシステム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2010−252360(P2010−252360A)
【公開日】平成22年11月4日(2010.11.4)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−123068(P2010−123068)
【出願日】平成22年5月28日(2010.5.28)
【分割の表示】特願2006−270592(P2006−270592)の分割
【原出願日】平成13年10月3日(2001.10.3)
【出願人】(593096712)インテル コーポレイション (931)
【Fターム(参考)】