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ネットワーク接続装置およびネットワーク接続方法
説明

ネットワーク接続装置およびネットワーク接続方法

【課題】ネットワークへの接続種別ごとに、その補正を可能にし、接続種別に応じた適切な接続先の設定が可能なネットワーク接続装置を提供する。
【解決手段】ネットワーク接続装置は、ネットワークに接続するネットワークデバイスと、少なくともネットワークへの接続種別を表すネットワーク種別を含むプロファイルを生成するか否かを判定するプロファイル生成判定部と、プロファイル生成判定部によってプロファイルを生成すると判定された場合、プロファイルを生成するプロファイル生成部と、ネットワーク種別を補正する情報である補正ネットワーク種別を、プロファイルに設定する補正ネットワーク種別設定部と、プロファイルを管理するプロファイル管理部と、プロファイル管理部によって管理されているプロファイルに基づいて、ネットワークデバイスを制御してネットワークに接続するネットワーク接続部とを備える。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ネットワーク接続装置およびネットワーク接続方法に関し、より特定的には、WWAN(Wireless Wide Area Network)、WLAN(WirelessLocal Area Network)、WiMAX(WorldwideInteroperability for MicrowaveAccess)等を介してネットワーク接続するネットワーク接続装置およびネットワーク接続方法に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、ネットワーク技術の発展により、例えば、WWAN、WLAN、およびWiMAX等、様々な種類のネットワークが利用可能となり、このような複数の種類のネットワークに接続可能なネットワーク接続装置が普及している。
【0003】
このようなネットワーク接続装置の例として、例えば、特許文献1は、ネットワークへの各接続種別を、1つの統一されたインターフェースで管理可能にして、その接続種別がWLANおよびWWANのいずれであるかに応じて接続優先順位を設定できるようにし、その設定に従って、自動的に接続先の決定、接続を行うコンピュータ装置を開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特表2008−520164号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、ネットワークへの接続種別の一部については、ネットワーク接続装置から見た接続種別とは異なる接続種別として管理したほうが好ましい場合がある。例えば、WWAN(またはWiMAX)に対応したモバイルWiFiルータを使用する場合、ネットワーク接続装置からWiFiルータへの接続はWLANでの接続となる。そのため、WiFiルータの接続種別はネットワーク接続装置から見るとWLANとなる。しかし、WiFiルータのWAN側接続はWWAN(またはWiMAX)でのインターネット接続となるため、WiFiルータの接続種別は実際にはWWAN(またはWiMAX)とみなす方が適切である。しかし、従来のネットワーク接続装置においては、このようなWiFiルータ経由でのネットワーク接続は、WLAN経由でのネットワーク接続として管理されていた。したがって、ユーザがWWAN(またはWiMAX)での接続を希望しても、当該接続が、接続先の候補としてユーザに提示されなかった。
【0006】
このように、従来のネットワーク接続装置においては、管理されたネットワーク接続種別が、実際の接続種別と異なる場合があり、ユーザによる接続種別に応じた接続先の設定が適切にできないという課題があった。
【0007】
それ故に、本発明の目的は、ネットワークへの接続種別ごとに、その補正を可能にし、接続種別に応じた適切な接続先の設定が可能なネットワーク接続装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するために、本発明の第1の局面は、ネットワークに接続するネットワーク接続装置であって、ネットワークに接続するネットワークデバイスと、少なくともネットワークへの接続種別を表すネットワーク種別を含み、ネットワークへの接続を形成するために必要な情報を含むプロファイルを生成するか否かを判定するプロファイル生成判定部と、プロファイル生成判定部によってプロファイルを生成すると判定された場合、プロファイルを生成するプロファイル生成部と、ネットワーク種別を補正する情報である補正ネットワーク種別を、プロファイルに設定する補正ネットワーク種別設定部と、プロファイルを管理するプロファイル管理部と、プロファイル管理部によって管理されているプロファイルに基づいて、ネットワークデバイスを制御してネットワークに接続するネットワーク接続部とを備える。
【0009】
好ましくは、補正ネットワーク種別設定部は、ネットワークデバイスが接続するネットワークが、WWAN接続またはWiMAX接続に対応したモバイルWifiルータが提供するネットワークである場合に、補正ネットワーク種別をプロファイルに設定する。
【0010】
好ましくは、プロファイルに含まれる情報に基づいて、接続先のネットワークの候補をインターフェースに表示し、ユーザからの指示を受け付けて、ネットワークへの接続および切断を制御する手動接続制御部をさらに備え、手動接続制御部は、プロファイルに補正ネットワーク種別が設定されている場合、インターフェースに当該補正ネットワーク種別を表示する。
【0011】
好ましくは、手動接続制御部は、プロファイルに補正ネットワーク種別が設定されている場合、補正ネットワーク種別が設定されていることを示す情報として、ネットワーク種別に代えて、補正ネットワーク種別をインターフェースに表示する。
【0012】
あるいは、好ましくは、手動接続制御部は、プロファイルに補正ネットワーク種別が設定されている場合、補正ネットワーク種別が設定されていることを示す情報として、ネットワーク種別および補正ネットワーク種別を併せてインターフェースに表示する。
【0013】
好ましくは、手動接続制御部は、プロファイルに補正ネットワーク種別が設定されている場合、補正ネットワーク種別が設定されていることを示す情報として、さらにアイコンをインターフェースに表示する。
【0014】
本発明の第2の局面は、ネットワークに接続するネットワーク接続装置が実行するネットワーク接続方法であって、少なくともネットワークへの接続種別を表すネットワーク種別を含み、ネットワークへの接続を形成するために必要な情報を含むプロファイルを生成するか否かを判定するプロファイル生成判定ステップと、プロファイル生成判定ステップでプロファイルを生成すると判定された場合、プロファイルを作成するプロファイル生成ステップと、ネットワーク種別を補正する情報である補正ネットワーク種別を、プロファイルに設定する補正ネットワーク種別設定ステップと、プロファイルを管理するプロファイル管理ステップと、プロファイル管理ステップによって管理されているプロファイルに基づいて、ネットワークに接続するネットワーク接続ステップとを含む。
【0015】
好ましくは、プロファイルに含まれる情報に基づいて、接続先のネットワークの候補をインターフェースに表示し、ユーザからの指示を受け付けて、ネットワークへの接続および切断を制御する手動接続制御ステップをさらに備え、手動接続制御ステップは、プロファイルに補正ネットワーク種別が設定されている場合、インターフェースに当該補正ネットワーク種別が設定されていることを示す情報を表示する。
【0016】
また、上記目的を達成するために、上述した本発明のネットワーク接続装置の各構成が行うそれぞれの処理は、一連の処理手順を与えるネットワーク接続方法として捉えることができる。この方法は、一連の処理手順をコンピュータに実行させるためのプログラムの形式で提供される。このプログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録された形態で、コンピュータに導入されてもよい。
【発明の効果】
【0017】
上述のように、本発明によれば、ネットワークへの接続種別ごとに、その補正を可能にし、接続種別に応じた接続先の適切な設定が可能なネットワーク接続装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0018】
【図1】本発明の一実施形態に係るネットワーク接続装置100が動作する環境を示す概略図
【図2】本発明の一実施形態に係るネットワーク接続装置100を示す機能ブロック図
【図3】本発明の一実施形態に係るネットワーク接続装置100が実行するネットワーク接続方法300の処理の流れを示すフローチャート
【図4】ネットワーク接続装置100と第1のネットワーク〜第Nのネットワークとにおけるネットワーク接続を形成するプロファイルの一例を示す図
【発明を実施するための形態】
【0019】
(実施形態)
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るネットワーク接続装置100が動作する環境を示す概略図である。ネットワーク接続装置100は、第1〜第Nのネットワークのそれぞれに接続可能となっている。より詳細には、各ネットワークに接続する場合、ネットワーク接続装置100は、例えば、WWAN(WirelessWide Area Network)、WLAN(WirelessLocal Area Network)、WiMAX(WorldwideInteroperability for MicrowaveAccess)ネットワーク、および有線LAN(Local Area Network)等を介して接続する。
【0020】
なお、ネットワーク接続装置100は、例えば、パーソナルコンピュータ、携帯電話、および多機能を備えた携帯情報端末(PDA:Personal Digital Assistant)であっても構わないし、PAN(PersonalArea Network)を介して接続されるPANクライアントを第1〜第Nのネットワークのそれぞれに接続可能とするアクセスポイントとして機能しても構わない。
【0021】
図2は、本発明の一実施形態に係るネットワーク接続装置100を示す機能ブロック図である。図2において、ネットワーク接続装置100は、第1のネットワークデバイス101−1〜第Nのネットワークデバイス101−Nと、接続モード制御部102と、手動接続制御部103と、自動接続制御部104と、ネットワーク接続部105と、プロファイル管理部106と、PAN制御部107と、プロファイル生成部108と、自動接続可否判定部109と、優先順位設定部110と、プロファイル生成判定部111と、プロファイル生成指示受付部112と、接続検知部113と、補正ネットワーク種別設定部114を備える。
【0022】
第1のネットワークデバイス101−1〜第Nのネットワークデバイス101−Nは、それぞれ第1のネットワーク〜第Nのネットワークへの接続を形成するためのデバイスである。なお、ネットワークデバイスとしては、例えば、WWANに接続するWWANデバイス、WLANに接続するWLANデバイス、WiMAXネットワークに接続するWiMAXデバイス、有線LANに接続する有線LANデバイス、WLANまたはWiMAXに接続するWLAN、WiMAXコンボデバイス等が挙げられる。また、ここでは、第1のネットワークデバイス101−1〜第Nのネットワークデバイス101−Nは、それぞれ第1のネットワーク〜第Nのネットワークに対応付けられているが、ネットワークデバイスとネットワークとは1対1に対応付けられる必要はなく、1つのネットワークデバイスが複数のネットワークに対応付けられていても構わない。
【0023】
ネットワーク接続装置100が第1のネットワーク〜第Nのネットワークへ接続する際には、例えば、ユーザがOS標準で備えられている機能等を利用して、ネットワーク種別、ネットワークデバイス識別情報、ネットワーク識別情報、および認証・暗号情報などのような、第1のネットワーク〜第Nのネットワークへの接続を形成するために必要な情報をそれぞれ設定する。
【0024】
第1のネットワーク〜第Nのネットワークへの接続を形成するために必要な情報を設定する手法としては、ユーザが慣れ親しんだOS標準で備えられている機能を利用しても構わないし、ウィザード画面などを用いて直接設定しても構わないし、第1のネットワーク〜第Nのネットワークへの接続を形成するために必要な情報が記載されたファイルをインポートして設定しても構わない。さらに、ユーザがOS標準で備えられている機能を利用してネットワークへの接続を形成するために必要な情報を設定する場合、OS標準の設定データをもとに、図4を用いて後述するプロファイルの第1のネットワーク接続情報を生成しても構わない。
【0025】
なお、第1のネットワーク〜第Nのネットワークへの接続を形成するために必要な情報について、OS標準で備えられている機能を利用して設定することに限定されるものではなく、例えば、ネットワーク接続を形成するために必要な情報を設定する専用ソフトおよびアプリケーションなどを利用して設定しても構わない。
【0026】
接続モード制御部102は、ネットワーク接続装置100の接続モードの切り替えを制御する。ここでは、接続モード制御部102は、例えば、ユーザからの指示および/またはネットワーク接続装置100のネットワーク接続状況等に応じて、自動的にネットワーク接続を行う自動接続モードと、ユーザの設定および選択によってネットワーク接続を行う手動接続モードとの切り替えを行う。
【0027】
手動接続制御部103は、ネットワーク接続装置100の接続モードが手動接続モードの場合、ユーザからの指示に応じて、第1のネットワーク〜第Nのネットワークへの接続および切断を制御する。具体的には、上述したように、ユーザがOS標準で備えられている機能等を利用して、第1のネットワーク〜第Nのネットワークへの接続を形成するために必要な情報を設定して、第1のネットワーク〜第Nのネットワークへの接続を実現する。また、第1のネットワーク〜第Nのネットワークへの接続を形成するために必要な情報が設定された後、再度、接続を形成する場合には、当該設定された必要な情報を登録しておき、ユーザが選択することによって、第1のネットワークデバイス101−1〜第Nのネットワークデバイス101−Nへの接続を実現しても構わない。また、手動接続制御部103は、インターフェース上に接続先のネットワークの候補を表示し、ユーザによる選択の便宜を図る。
【0028】
自動接続制御部104は、ネットワーク接続装置100の接続モードが自動接続モードの場合、後述する所定のルールに従って、第1のネットワーク〜第Nのネットワークへの自動的な接続および切断を制御する。具体的には、上述したように、第1のネットワーク〜第Nのネットワークへの接続を形成するために必要な情報が設定された後は、当該設定された必要な情報に基づいて、自動的に、第1のネットワークデバイス101−1〜第Nのネットワークデバイス101−Nへの接続を実現する。
【0029】
なお、ユーザの手動または自動的に、第1のネットワーク〜第Nのネットワークへの接続を実現する場合には、ネットワーク種別、ネットワークデバイス識別情報、ネットワーク識別情報、および認証・暗号情報などのような、第1のネットワーク〜第Nのネットワークへの接続を形成するために必要な情報が含まれるプロファイルに基づいて、ネットワーク接続を実現する。プロファイルの詳細については、後述する。
【0030】
ネットワーク接続部105は、第1のネットワークデバイス101−1〜第Nのネットワークデバイス101−Nを制御して、当該ネットワーク接続装置100を第1のネットワーク〜第Nのネットワークへ接続する。なお、ネットワーク接続部105は、図2に示すように統合された1つの機能部で構成されても構わないし、例えば、第1のネットワークデバイス101−1〜第Nのネットワークデバイス101−Nそれぞれに対応して複数の機能部で構成されても構わない。
【0031】
また、ネットワーク接続部105は、後述するプロファイル管理部106によって管理されているプロファイルに基づいて、第1のネットワークデバイス101−1〜第Nのネットワークデバイス101−Nを制御して、当該ネットワーク接続装置100を第1のネットワーク〜第Nのネットワークへ接続する。
【0032】
さらに、ネットワーク接続部105は、後述する自動接続可否設定部109によって自動的にネットワーク接続すると設定されたプロファイルに基づいて、第1のネットワークデバイス101−1〜第Nのネットワークデバイス101−Nを制御して、当該ネットワーク接続装置100を第1のネットワーク〜第Nのネットワークへ自動的に接続する。自動的にネットワーク接続するか否かについては、自動接続可否設定部109が、ネットワーク種別、ネットワークデバイス識別情報、ネットワーク識別情報、および認証・暗号情報などのような、第1のネットワーク〜第Nのネットワークへの接続を形成するために必要な情報に基づいて判定・設定した後述する自動接続可否フラグに従って制御すればよい。
【0033】
プロファイル管理部106は、当該ネットワーク接続装置100を第1のネットワーク〜第Nのネットワークへ接続する際に、当該ネットワーク接続を形成するために必要な情報が含まれるプロファイルを管理している。なお、プロファイルには、上述したネットワーク種別、ネットワークデバイス識別情報、ネットワーク識別情報、および認証・暗号情報などのようにネットワークへの接続を形成するために必要な情報と、さらには、自動接続フラグ、自動接続優先順位、およびその他拡張情報などが含まれる。プロファイルの各項目についての詳細は、後述する。
【0034】
PAN制御部107は、例えば、ネットワーク接続装置100がPANを介して接続されるPANクライアントを第1〜第Nのネットワークのそれぞれに接続可能とするアクセスポイントとして機能する場合、第1のネットワークデバイス101−1〜第Nのネットワークデバイス101−Nを制御して、PANを形成する。PAN制御部107は、PANを形成する際には、例えば、PANに接続するための認証方式および暗号方式等を設定したり、PANと第1のネットワーク〜第Nのネットワークとのブリッジ接続の可否を設定したりする。また、PAN制御部107は、当該ネットワーク接続装置100とPANクライアントとの接続状況、および当該ネットワーク接続装置100に接続されているPANクライアントの種別等を示す情報を取得し、管理する。
【0035】
ここで、PANと第1のネットワーク〜第Nのネットワークとのブリッジ接続とは、ネットワーク接続装置100を介して、PANと第1のネットワーク〜第Nのネットワークとを通信可能に接続することをいう。ブリッジ接続可と設定された場合には、PANを介して当該ネットワーク接続装置100に接続されたPANクライアントは、PANおよびネットワーク接続装置100を介して、第1のネットワーク〜第Nのネットワークと通信することが可能になる。
【0036】
プロファイル生成部108は、プロファイル生成判定部111によってプロファイルを生成すると判定された場合、プロファイルを生成する。プロファイルを生成するか否かについては、プロファイル生成判定部111が、プロファイル生成指示受付部112または接続検知部113からの指示に基づいて判定すればよい。
【0037】
自動接続可否設定部109は、当該ネットワーク接続装置100を第1のネットワーク〜第Nのネットワークへ接続する際に、当該ネットワーク接続を形成するために必要な情報に基づいて、当該ネットワーク接続装置100を第1のネットワーク〜第Nのネットワークに自動的に接続するか否かを判定する。そして、自動接続可否設定部109は、当該判定結果に応じて、当該ネットワークに自動的に接続するか否かを示す情報をプロファイルに設定する。
【0038】
例えば、自動接続可否設定部109は、第1のネットワーク〜第Nのネットワークへのネットワーク接続を形成するために必要な情報から、セキュリティに関する所定の条件に基づいて、当該ネットワーク接続装置100を第1のネットワーク〜第Nのネットワークに自動的に接続するか否かを判定しても構わない。より具体的には、自動接続可否設定部109は、当該ネットワーク接続が所定のセキュリティ強度以上を示す暗号化ネットワークである場合、当該ネットワーク接続を自動的にすると判定しても構わないし、所定のセキュリティ強度以上を示す暗号方式である場合、当該ネットワーク接続を自動的にすると判定しても構わない。
【0039】
一方、当該ネットワーク接続が所定のセキュリティ強度以上を示す認証方式である場合、当該ネットワーク接続を自動的にしないと判定しても構わない。また、当該ネットワーク接続が所定の通信費を要する場合、当該ネットワーク接続を自動的にしないと判定しても構わない。
【0040】
そして、自動接続可否設定部109は、ネットワーク接続を自動的するか否かに関する判定結果に応じて、当該ネットワーク接続について、ネットワークに自動的に接続するか否かを示す情報をプロファイルに設定する。
【0041】
優先順位設定部110は、自動接続可否設定部109によって当該ネットワーク接続装置100を第1のネットワーク〜第Nのネットワークに自動的に接続すると判定された場合、自動的に接続するネットワーク接続のうち優先して使用する優先順位を、プロファイルに設定する。
【0042】
例えば、優先順位設定部110は、ネットワーク種別に応じて優先順位を設定しても構わない。具体的には、ネットワーク接続の信頼性を考慮して、ネットワーク種別が、有線LAN、WLAN、WiMAX、およびWWANの順に優先順位を設定すればよい。
【0043】
また、優先順位設定部110は、接続回数および/または切断回数に応じて優先順位を設定しても構わない。具体的には、接続回数の多いネットワークから順に優先順位を設定したり、切断回数の少ないネットワークから順に優先順位を設定したりすればよい。また、切断されずに繋ぎ替えられたネットワークについては、優先順位を低く設定するようにしても構わない。
【0044】
また、優先順位設定部110は、通信費に応じて優先順位を設定しても構わない。具体的には、通信費の安価なネットワークから順に優先順位を設定すればよい。
【0045】
また、優先順位設定部110は、通信速度に応じて優先順位を設定しても構わない。具体的には、通信速度の速いネットワークから順に優先順位を設定すればよい。
【0046】
プロファイル生成判定部111は、第1のネットワーク〜第Nのネットワークへの接続を形成するために必要な情報が含まれるプロファイルを生成するか否かを判定する。
【0047】
例えば、ユーザがプロファイル生成指示受付部112に対してプロファイル生成指示をした場合、プロファイル生成判定部111は、プロファイルを生成すると判定すればよい。
【0048】
また、プロファイル生成判定部111は、接続検知部113によって、ユーザがOS標準で備えられている機能以外を利用したネットワーク接続が形成された場合、当該ネットワーク接続に関するプロファイルを生成すると判定すればよい。
【0049】
また、プロファイル生成判定部111は、接続検知部113によって、新たなネットワーク接続が所定回数以上検知された場合、当該新たなネットワーク接続に関するプロファイルを生成すると判定すればよい。
【0050】
プロファイル生成指示受付部112は、プロファイルを生成することを示すプロファイル生成指示を、ユーザから受け付ける。
【0051】
接続検知部113は、プロファイル管理部106によって管理されているプロファイルに基づいて接続が形成されるネットワーク接続と異なる新たなネットワーク接続を検知する。また、接続検知部113は検知したネットワーク接続を接続履歴として、記録しても構わない。
【0052】
補正ネットワーク種別設定部114は、ネットワーク接続装置100と第1のネットワーク〜第Nのネットワークとの各ネットワーク接続における補正ネットワーク種別をプロファイルに設定する。補正ネットワーク種別が設定されたプロファイルにおいては、ユーザに対して各ネットワーク接続を提示する際、補正ネットワーク種別が設定されていることを示す情報が表示される。例えば、ネットワーク種別の代わりに補正ネットワーク種別がインターフェース上に表示されてもよいし、また、ネットワーク種別と補正ネットワーク種別の両方が表示されてもよいし、補正が行われていることを示すアイコン等の情報が表示されてもよいものとする。
【0053】
補正ネットワーク種別が設定される具体例としては、例えば、WWAN(またはWiMAX)に対応したモバイルWiFiルータが提供するネットワークについて、ネットワーク種別はWLANだが、補正ネットワーク種別はWWAN(またはWiMAX)と設定されることが考えられる
【0054】
次に、本発明の一実施形態に係るネットワーク接続装置100が実行するネットワーク接続方法の処理の流れについて、詳しく説明する。図3は、本発明の一実施形態に係るネットワーク接続装置100が実行するネットワーク接続方法300の処理の流れを示すフローチャートである。
【0055】
ステップS301において、プロファイル生成判定部111は、第1のネットワーク〜第Nのネットワークへの接続を形成するために必要な情報が含まれるプロファイルを生成するか否かを判定する。具体的には、プロファイル生成判定部111は、プロファイル生成指示受付部112および/または接続検知部113からのプロファイル生成指示を監視して、プロファイルを生成するか否かを判定する。
【0056】
プロファイル生成判定部111は、例えば、プロファイル生成指示受付部112がユーザ操作によるプロファイル生成指示を受け付けた場合、当該プロファイル生成指示を検知して、プロファイルを生成すると判定し、ステップS302の処理に進む(ステップS301のYes)。
【0057】
また、例えば、OS標準のネットワーク接続機能を用いて、または、OS標準のネットワーク接続機能等以外のソフトウェアおよびアプリケーションを用いて、ネットワーク接続装置100と第1のネットワーク〜第Nのネットワークとのネットワーク接続を実現する場合がある。この場合、接続検知部113は、OS標準のネットワーク接続機能を用いた、または、OS標準のネットワーク接続機能等以外のソフトウェアおよびアプリケーションを用いたネットワーク接続を検知し、プロファイル生成判定部111は、当該ネットワーク接続に関する情報について、プロファイルを生成すると判定し、ステップS302の処理に進んでも構わない(ステップS301のYes)。
【0058】
また、例えば、ネットワーク接続装置100は、第1のネットワーク〜第Nのネットワークとネットワーク接続を形成する毎に、接続検知部113が当該形成されたネットワーク接続に関する情報を、接続履歴として、メモリなどの記録手段に記録しておく。そして、プロファイル生成判定部111は、所定の回数および所定の頻度以上で形成されるネットワーク接続について、プロファイルを生成すると判定し、ステップS302の処理に進んでも構わない(ステップS301のYes)。
【0059】
一方、プロファイル生成判定部111は、ユーザ操作によるプロファイル生成指示を検知しない場合、および/または所定の回数および所定の頻度以上で形成されるネットワーク接続を検知しない場合、プロファイルを生成しないと判定して、ステップS301の処理を繰り返し、プロファイル生成指示の監視を継続する(ステップS301のNo)。
【0060】
ステップS302において、プロファイル生成部108は、ステップS301でプロファイルを作成すると判定された場合、プロファイルを作成する。以下に、プロファイル生成部108によって生成されるプロファイルについて、詳しく説明する。
【0061】
図4は、ネットワーク接続装置100と第1のネットワーク〜第Nのネットワークとにおけるネットワーク接続を形成するプロファイルの一例を示す図である。図4において、ネットワーク接続装置100と第1のネットワーク〜第Nのネットワークとにおけるネットワーク接続を形成するために必要な情報として、先ず、ネットワーク種別、ネットワークデバイス識別情報、ネットワーク識別情報、および認証・暗号情報がある(第1のネットワーク接続情報)。
【0062】
例えば、プロファイルAでは、ネットワーク接続装置100において、第1のネットワークデバイス101−1によってWLANに接続し、第1のネットワークとのネットワーク接続を実現する。さらに、ネットワーク接続の際、認証方式X1、暗号方式Y1、および認証用情報Z1を用いる。
【0063】
プロファイルBでは、ネットワーク接続装置100において、第2のネットワークデバイス101−2によってWWANに接続し、第2のネットワークとのネットワーク接続を実現する。さらに、ネットワーク接続の際、認証方式X2、暗号方式Y2、および認証用情報Z2を用いる。
【0064】
プロファイルCでは、ネットワーク接続装置100において、第3のネットワークデバイス101−3によって有線LANに接続し、第3のネットワークとのネットワーク接続を実現する。なお、当該ネットワーク接続では、認証・暗号化を用いない通信方式である。
【0065】
プロファイルDでは、ネットワーク接続装置100において、第4のネットワークデバイス101−4によってWLANに接続し、第4のネットワークとのネットワーク接続を実現する。さらに、ネットワーク接続の際、認証方式X4、暗号方式Y4、および認証用情報Z4を用いる。
【0066】
同様に、ネットワーク種別、ネットワークデバイス識別情報、およびネットワーク識別情報、認証・暗号情報を用いて、その他のプロファイルが生成される。
【0067】
なお、ここでは、上述した第1のネットワーク接続情報は、OS標準のネットワーク接続機能を用いて、または、OS標準のネットワーク接続機能等以外のソフトウェアおよびアプリケーションを用いて設定されたデータから取得され、当該プロファイル用に生成されるものであってもよいし、本データ作成用のウィザードをユーザに対し提示し、ウィザードにおいて入力された内容を用いて生成されるものであってもよい。さらに、以降のステップにおいて、当該第1のネットワーク接続情報に基づいて、自動接続フラグ、自動接続優先順位、接続時処理(拡張情報)を設定する。また、第2のネットワーク接続情報として補正ネットワーク種別を設定する。
【0068】
具体的には、ユーザがOS標準のネットワーク接続機能を用いてネットワーク接続を行った場合、当該OS標準機能における接続設定データに基づいて、図4に示したプロファイルの第1のネットワーク接続情報を生成する。また、ユーザがOS標準のネットワーク接続機能等以外のソフトウェアおよびアプリケーションを用いてネットワーク接続を行った場合、当該ソフトウェアおよびアプリケーションにおける接続設定データに基づいて、図4に示したプロファイルの第1のネットワーク接続情報を生成する。また、第1のネットワーク接続情報作成用のウィザードをユーザに対し提示し、ウィザードにおいて入力された内容を用いて第1のネットワーク接続情報を生成する。
【0069】
これにより、ユーザが慣れ親しんだOS標準の機能で設定した内容をプロファイルに取り込むことができ、さらに、種々の異なるソフトウェアや本データ作成用ウィザードで設定した内容も同一の形式に変換して当該プロファイルに取り込むことができ、その結果、1つの統一されたインターフェースで管理して取り扱うことができる。
【0070】
ステップS303において、補正ネットワーク種別設定部114は、ネットワーク接続装置100と第1のネットワーク〜第Nのネットワークとの各ネットワーク接続における補正ネットワーク種別をプロファイルに設定する。
【0071】
具体的には、補正ネットワーク種別は、ユーザからの入力を受け付けることにより設定される。例えば、ユーザに対し、当該プロファイルにより接続するネットワークは、WWAN(またはWiMAX)に対応したモバイルWiFiルータへの接続であるかどうかを入力可能なインターフェースを提供し、WWAN(またはWiMAX)に対応したモバイルWiFiルータへの接続であるとの入力を受け付けた場合には、当該プロファイルの補正ネットワーク種別としてWWAN(またはWiMAX)を設定することが考えられる。
【0072】
あるいは、WWAN(またはWiMAX)に対応したモバイルWiFiルータが、予め定められたルールに従い、所定の通信プロトコル等で、当該ネットワークはWWAN(またはWiMAX)に対応したモバイルWiFiルータが提供するネットワークであるということを通知しており、補正ネットワーク種別設定部114は、WWAN(またはWiMAX)に対応したモバイルWiFiルータが提供するネットワークであることの通知を受け取っている場合に、当該ネットワークへ接続するプロファイルの補正ネットワーク種別としてWWAN(またはWiMAX)を設定するとしてもよい。また、所定のSSID等の情報と、補正ネットワーク種別との対応付けが予め設定されている場合は、その対応付けに基づいて設定されてもよい。
【0073】
図4において、例えば、プロファイルA、B、およびCには、補正ネットワーク種別が設定されていない。そのため、インターフェース上には、それぞれのネットワーク種別である、WLAN、WWAN、有線LANが表示される。これに対してプロファイルDには、補正ネットワーク種別としてWWANが設定されているため、インターフェース上には、補正ネットワーク種別としてWWANが設定されていることを示す情報が表示される。例えば、ネットワーク種別WLANではなく、補正ネットワーク種別WWANが表示されるとしてもよいし、また、ネットワーク種別としてWLANを表示し補正ネットワーク種別としてWWANを併せて表示するとしてもよい。更に補正ネットワーク種別WWANが設定されていることを示すアイコン等の情報が表示されてもよいものとする。これにより、ユーザは、例えば、WiFiルータ経由でのインターネット接続を、WLANではなく、WWANによるネットワーク接続であると認識することができる。
【0074】
補正ネットワーク種別としては、WWANやWiMAX等が挙げられる。ユーザは、インターフェース上でこれらの補正ネットワーク種別が表示されることにより、これらの種別を正しく認識できる。例えば、ユーザは、インターネットに接続を希望する場合、高速移動中は、切断されにくいWWAN接続を選択し、低速移動中はWiMAX接続を選択するといった使い分けを適切に行うことができ、利便性が向上する。
【0075】
なお、補正ネットワーク種別はプロファイルに設定された内容に基づいて表示されるとしたがこれに限るわけではなく、プロファイルとして保存されていないネットワークを一覧表示する機能を有し、そのネットワーク一覧の中にWWAN(またはWiMAX)に対応したモバイルWiFiルータが提供するネットワークがある場合には、そのネットワークについて補正ネットワーク種別を表示するようにしてもよい。
【0076】
ステップS304において、自動接続可否設定部109は、ネットワーク接続を形成するために必要な情報(第1のネットワーク接続情報)に基づいて、当該ネットワーク接続装置100を第1のネットワーク〜第Nのネットワークに自動的に接続するか否かを判定する。
【0077】
ここで、ネットワーク接続を自動的にするか否かは、例えば、認証・暗号情報に基づいて、当該ネットワーク接続が有するセキュリティ強度を考慮して判定すればよい。具体的には、暗号化された暗号化ネットワークには自動接続し、暗号化されていない非暗号化ネットワークには自動接続しないと判定すればよい。また、暗号化ネットワークであっても、例えば、TKIP(Temporal Key Integrity Protocol)およびAES(Advanced Encryption Standard)などの所定のセキュリティ強度以上を示す暗号化ネットワークのみ、自動接続すると判定し、WEP(Wired Equivalent Privacy)などの所定のセキュリティ強度未満を示す暗号化ネットワークには自動接続しないと判定しても構わない。
【0078】
また、例えば、WPA(Wi−Fi Protected Access)2エンタープライズなど、所定のセキュリティ強度を有する認証方式を用いている場合には、当該ネットワークには、自動接続しないと判定しても構わない。
【0079】
なお、ネットワーク接続を自動的にするか否かは、例えば、当該ネットワーク接続の際に発生する通信費を考慮して判定しても構わない。具体的には、当該ネットワーク接続の際に、通信費が発生する場合、または所定金額以上の通信費が発生する場合には、自動接続をしないと判定しても構わない。さらに、この場合、ユーザに対して、当該ネットワーク接続をするか否かの確認を要求した後に、ネットワーク接続をするように半自動接続にしても構わない。
【0080】
なお、ネットワーク接続を自動的にするか否かは、例えば、当該ネットワークのネットワーク種別を考慮して判定しても構わない。具体的には、当該ネットワークのネットワーク種別が有線LANの場合には、自動接続すると判定し、他のネット種別の場合には、自動接続をしないと判定しても構わない。さらに、この場合、ユーザに対して、当該ネットワーク接続をするか否かの確認を要求した後に、ネットワーク接続をするように半自動接続にしても構わない。あるいは、ネットワーク種別を自動的にするか否かは、ステップS303において設定した補正ネットワーク種別に基づいて判定してもよい。
【0081】
このように、所定のセキュリティ強度を有するネットワーク接続のみ自動接続することや、特定のネットワーク種別のネットワーク接続のみ自動接続することによって、ネットワーク接続に対する安全性が確保される。
【0082】
ステップS305において、優先順位設定部110は、ステップS304で自動的に接続すると判定されたネットワーク接続について、自動的に接続するネットワーク接続のうち優先して使用する優先順位を設定する。より詳細には、プロファイルで定義されるネットワーク接続について、ステップS304で自動接続すると判定された場合には、自動接続するネットワーク接続のうち、いずれのネットワーク接続を優先させるかを示す優先順位を設定する。
【0083】
ここで、優先順位は、例えば、ネットワーク接続の信頼性を考慮して、ネットワーク種別に基づいて設定すればよい。あるいは、補正ネットワーク種別に基づいて設定してもよい。具体的には、ネットワーク種別または補正ネットワーク種別が、有線LAN、WLAN、WiMAX、およびWWANである順に優先順位を設定すればよい。
【0084】
また、例えば、ネットワーク接続装置100は、第1のネットワーク〜第Nのネットワークとネットワーク接続を形成する毎に、接続検知部113が当該形成されたネットワーク接続に関する情報を、接続履歴として、メモリなどの記録手段に記録しておく。そして、接続履歴を参照し、接続回数の多いネットワークから順に優先順位を設定したり、切断回数の少ないネットワークから順に優先順位を設定したりしても構わない。また、切断されずに繋ぎ替えられたネットワークについては、優先順位を低く設定するようにしても構わない。
【0085】
また、例えば、通信費の安価なネットワークから順に優先順位を設定しても構わないし、通信速度の速いネットワークから順に優先順位を設定しても構わない。
【0086】
さらには、上述したネットワーク接続の信頼性、接続履歴、通信費、および通信速度のうち、一部または全部を組み合わせて、総合的に優先順位を判定しても構わないし、例えば、ユーザにとって通信費よりも通信速度を優先したい場面等の状況に応じて、優先順位を設定可能または変更可能としても構わない。
【0087】
このように、ネットワーク接続の信頼性、接続/切断頻度などの使用状況、通信費、および通信速度などを考慮して、優先順位を設定することによって、ユーザの使用目的に応じたネットワーク接続が実現できる。
【0088】
ステップS306において、プロファイル生成部108は、ネットワーク接続装置100と第1のネットワーク〜第Nのネットワークとの各ネットワーク接続における拡張情報を設定する。拡張情報とは、各ネットワーク接続時にネットワーク接続装置100が実行する処理(機能)である。
【0089】
具体的には、拡張情報には、現状のOS標準機能における接続設定データを自動的に取得し、当該接続設定データを設定する。例えば、TCP/IP設定やプロキシ設定など、現状のOSやWebブラウザの設定を取得し、それをプロファイルの拡張情報として設定する。また、過去に、そのネットワークに接続した際の設定を、動作履歴として残しておき、当該動作履歴に基づいて適切な内容を設定しても構わない。また、ネットワーク種別毎に所定の内容を設定しても構わない。例えば、WLAN、WWAN、およびWiMAXでは、TCP/IP設定をDHCP設定とし、有線LANでは、現状のOSの設定を取得して設定する等すればよい。
【0090】
図4において、例えば、プロファイルAには、拡張情報として、アプリケーションW1を起動させることを定義する。換言すれば、第1のネットワークデバイス101−1によってWLANに接続し、第1のネットワークとのネットワーク接続を実現した際には、アプリケーションW1を起動させる。
【0091】
プロファイルBには、拡張情報として、アプリケーションW2を起動させ、U2画面を表示することを定義する。換言すれば、第2のネットワークデバイス101−2によってWWANに接続し、第2のネットワークとのネットワーク接続を実現した際には、アプリケーションW2を起動させ、U2画面を表示する。
【0092】
プロファイルCには、拡張情報として、アプリケーションW3を起動させ、U3画面を表示することを定義する。換言すれば、第3のネットワークデバイス101−3によって有線LANに接続し、第3のネットワークとのネットワーク接続を実現した際には、アプリケーションW3を起動させ、U3画面を表示する。
【0093】
プロファイルDには、拡張情報として、アプリケーションW4を起動させることを定義する。換言すれば、第4のネットワークデバイス101−4によってWLANに接続し、第4のネットワークとのネットワーク接続を実現する際には、アプリケーションW4を起動させる。ただし、プロファイルDでは、自動接続フラグは「使用不可」であるため、例えば、手動(認証等を実行した上)で第4のネットワークへの接続を実現した際に、アプリケーションW4が起動されることになる。
【0094】
なお、ここでは、拡張情報として、アプリケーションの起動および画面表示を定義しているが、これに限定されるものではなく、例えば、IPアドレス、ディフォルトゲートウェイ、およびプロキシの設定など、ネットワーク接続時に定義される具体的なネットワーク設定であっても構わない。さらに、拡張情報は、デフォルトプリンタの設定、VPNの自動起動設定、およびWebブラウザで起動時に表示されるホームページの設定等が含まれる。
【0095】
このように、プロファイル毎に拡張情報を定義することによって、ネットワーク種別および認証・暗号情報等に対応して起動されるアプリケーション、および具体的なネットワーク設定等が、ネットワーク接続の実現と共に実行されるため、ユーザにとって、ネットワーク接続とアプリケーションの起動および具体的なネットワーク設定等とを別々に操作する必要がなく、利便性を向上させることができる。
【0096】
以上のように、本発明の一実施形態に係るネットワーク接続装置100およびネットワーク接続方法300によれば、OS標準の機能に慣れ親しんだユーザであっても、異なる種類のネットワークに接続可能とする1つの統一されたインターフェースを用いつつ、安全なネットワーク接続を容易に利用でき、また、接続種別に応じた接続先の設定を適切に行うことができる。
【0097】
なお、本発明を上記の一実施形態に基づいて説明してきたが、本発明は、上記の一実施形態に限定されないのはもちろんである。以下のような場合も本発明に含まれる。
【0098】
(1)上記の各装置は、具体的には、マイクロプロセッサ、ROM(リードオンリーメモリ)、RAM(ランダムアクセスメモリ)、ハードディスクユニット、ディスプレイユニット、キーボード、マウスなどから構成されるコンピュータシステムである。RAMまたはハードディスクユニットには、コンピュータプログラムが記憶されている。マイクロプロセッサが、コンピュータプログラムにしたがって動作することにより、各装置は、その機能を達成する。ここでコンピュータプログラムは、所定の機能を達成するために、コンピュータに対する指令を示す命令コードが複数個組み合わされて構成されたものである。
【0099】
(2)上記の各装置を構成する構成要素の一部または全部は、1個のシステムLSI(Large Scale Integration:大規模集積回路)から構成されているとしてもよい。システムLSIは、複数の構成部を1個のチップ上に集積して製造された超多機能LSIであり、具体的には、マイクロプロセッサ、ROM、RAMなどを含んで構成されるコンピュータシステムである。RAMには、コンピュータプログラムが記憶されている。マイクロプロセッサが、コンピュータプログラムにしたがって動作することにより、システムLSIは、その機能を達成する。
【0100】
(3)上記の各装置を構成する構成要素の一部または全部は、各装置に脱着可能なICカードまたは単体のモジュールから構成されているとしてもよい。ICカードまたはモジュールは、マイクロプロセッサ、ROM、RAMなどから構成されるコンピュータシステムである。ICカードまたはモジュールは、上記の超多機能LSIを含むとしてもよい。マイクロプロセッサが、コンピュータプログラムにしたがって動作することにより、ICカードまたはモジュールは、その機能を達成する。このICカードまたはこのモジュールは、耐タンパ性を有するとしてもよい。
【0101】
(4)本発明は、上記に示す方法であるとしてもよい。また、これらの方法をコンピュータにより実現するコンピュータプログラムであるとしてもよいし、コンピュータプログラムからなるデジタル信号であるとしてもよい。
【0102】
また、本発明は、コンピュータプログラムまたはデジタル信号をコンピュータ読み取り可能な記録媒体、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、コンパクトリードオンリーディスク(CD−ROM)、光磁気ディスク(MO)、DVD−ROM、DVD−RAM、BD(Blu−ray Disc)(登録商標)、半導体メモリなどに記録したものとしてもよい。また、これらの記録媒体に記録されているデジタル信号であるとしてもよい。
【0103】
また、本発明は、コンピュータプログラムまたはデジタル信号を、電気通信回線、無線または有線通信回線、インターネットを代表とするネットワーク、データ放送等を経由して伝送するものとしてもよい。
【0104】
また、本発明は、マイクロプロセッサとメモリを備えたコンピュータシステムであって、メモリは、上記コンピュータプログラムを記憶しており、マイクロプロセッサは、コンピュータプログラムにしたがって動作するとしてもよい。
【0105】
また、プログラムまたはデジタル信号を記録媒体に記録して移送することにより、またはプログラムまたはデジタル信号をネットワーク等を経由して移送することにより、独立した他のコンピュータシステムにより実施するとしてもよい。
【0106】
(5)上記の一実施形態及び上記変形例をそれぞれ組み合わせるとしてもよい。
【産業上の利用可能性】
【0107】
本発明は、例えば、WWAN、WLAN、WiMAXを介してネットワーク接続するネットワーク接続装置等に有用である。
【符号の説明】
【0108】
100 ネットワーク接続装置
101−1〜101−N ネットワークデバイス
102 接続モード制御部
103 手動接続制御部
104 自動接続制御部
105 ネットワーク接続部
106 プロファイル管理部
107 PAN制御部
108 プロファイル生成部
109 自動接続可否判定部
110 優先順位設定部
111 プロファイル生成判定部
112 プロファイル生成指示受付部
113 接続検知部
114 補正ネットワーク種別設定部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ネットワークに接続するネットワーク接続装置であって、
前記ネットワークに接続するネットワークデバイスと、
少なくとも前記ネットワークへの接続種別を表すネットワーク種別を含み、前記ネットワークへの接続を形成するために必要な情報を含むプロファイルを生成するか否かを判定するプロファイル生成判定部と、
前記プロファイル生成判定部によって前記プロファイルを生成すると判定された場合、前記プロファイルを生成するプロファイル生成部と、
前記ネットワーク種別を補正する情報である補正ネットワーク種別を、前記プロファイルに設定する補正ネットワーク種別設定部と、
前記プロファイルを管理するプロファイル管理部と、
前記プロファイル管理部によって管理されているプロファイルに基づいて、前記ネットワークデバイスを制御して前記ネットワークに接続するネットワーク接続部とを備える、ネットワーク接続装置。
【請求項2】
前記補正ネットワーク種別設定部は、前記ネットワークデバイスが接続するネットワークが、WWAN接続またはWiMAX接続に対応したモバイルWifiルータが提供するネットワークである場合に、前記補正ネットワーク種別を前記プロファイルに設定する、請求項1に記載のネットワーク識別装置。
【請求項3】
前記プロファイルに含まれる情報に基づいて、接続先のネットワークの候補をインターフェースに表示し、ユーザからの指示を受け付けて、前記ネットワークへの接続および切断を制御する手動接続制御部をさらに備え、
前記手動接続制御部は、前記プロファイルに前記補正ネットワーク種別が設定されている場合、前記インターフェースに当該補正ネットワーク種別が設定されていることを示す情報を表示する、請求項1または2に記載のネットワーク接続装置。
【請求項4】
前記手動接続制御部は、
前記プロファイルに前記補正ネットワーク種別が設定されている場合、前記補正ネットワーク種別が設定されていることを示す情報として、前記ネットワーク種別に代えて、前記補正ネットワーク種別を前記インターフェースに表示する、請求項3に記載のネットワーク接続装置。
【請求項5】
前記手動接続制御部は、
前記プロファイルに前記補正ネットワーク種別が設定されている場合、前記補正ネットワーク種別が設定されていることを示す情報として、前記ネットワーク種別および前記補正ネットワーク種別を併せて前記インターフェースに表示する、請求項3に記載のネットワーク接続装置。
【請求項6】
前記手動接続制御部は、
前記プロファイルに前記補正ネットワーク種別が設定されている場合、前記補正ネットワーク種別が設定されていることを示す情報として、さらにアイコンを前記インターフェースに表示する、請求項4−5のいずれかに記載のネットワーク接続装置。
【請求項7】
ネットワークに接続するネットワーク接続装置が実行するネットワーク接続方法であって、
少なくとも前記ネットワークへの接続種別を表すネットワーク種別を含み、前記ネットワークへの接続を形成するために必要な情報を含むプロファイルを生成するか否かを判定するプロファイル生成判定ステップと、
前記プロファイル生成判定ステップで前記プロファイルを生成すると判定された場合、前記プロファイルを作成するプロファイル生成ステップと、
前記ネットワーク種別を補正する情報である補正ネットワーク種別を、前記プロファイルに設定する補正ネットワーク種別設定ステップと、
前記プロファイルを管理するプロファイル管理ステップと、
前記プロファイル管理ステップによって管理されているプロファイルに基づいて、前記ネットワークに接続するネットワーク接続ステップとを含む、ネットワーク接続方法。
【請求項8】
前記プロファイルに含まれる情報に基づいて、接続先のネットワークの候補をインターフェースに表示し、ユーザからの指示を受け付けて、前記ネットワークへの接続および切断を制御する手動接続制御ステップをさらに備え、
前記手動接続制御ステップは、前記プロファイルに前記補正ネットワーク種別が設定されている場合、前記インターフェースに当該補正ネットワーク種別が設定されていることを示す情報を表示する、請求項7に記載のネットワーク接続方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2013−98653(P2013−98653A)
【公開日】平成25年5月20日(2013.5.20)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−237858(P2011−237858)
【出願日】平成23年10月28日(2011.10.28)
【出願人】(000005821)パナソニック株式会社 (73,050)
【Fターム(参考)】