説明

ハニカムセグメント接合体の製造方法

【課題】一体的に接合された複数のハニカムセグメント間の接合材層の組織にばらつきが生じて強度特性が低下することを防止するハニカムセグメント接合体の製造方法を提供する。
【解決手段】隔壁により仕切られ軸方向に貫通する複数のセルを有する導電性セラミックスにより形成されたハニカムセグメント10を接合材を介して積層し、複数積層されたハニカムセグメント10の最外周に位置するハニカムセグメント10によりも、内側に位置するハニカムセグメント10に高電圧を印加する。個々のハニカムセグメント10の軸方向の一方の端面から他方の端面に電流を流すことにより、ハニカムセグメント10を発熱させ、これにより接合材を乾燥させてハニカムセグメント10どうしを密着固定して接合する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ハニカムセグメントの複数が接合材層によって一体的に接合されたハニカムセグメント接合体の製造方法に関する。
【背景技術】
【0002】
環境改善、公害防止等のため、排ガス用の捕集フィルタとしてハニカム構造体が多用されている。現在、例えば、SiC製DPF(ディーゼルパティキュレートフィルタ)は、熱衝撃による割れを防止するために分割した基材(ハニカムセグメント)を、例えば、熱風乾燥、マイクロ波乾燥、自然乾燥等により接合材(セラミックスセメント)を乾燥して一体化して作製している(例えば特許文献1参照)が、接合箇所により乾燥後の接合材層組織に違いが生じ、その特性にもばらつきが生じるため耐熱試験時に特性の低い箇所に割れが生じる問題があった。
【0003】
【特許文献1】特開2000−7455号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
一般に接合体においては接合材の乾燥が各接合箇所において同様におこることが理想的であるが、複数の基材(ハニカムセグメント)を接合材で接合する場合、外側の接合材が先に乾燥して固化し、その後内部の接合材が固化するため、接合体の外側の接合材と内部の接合材では乾燥の仕方が異なり、それに伴う接合材の乾燥収縮及び硬化の挙動が外側と内部とで異なることとなる。先に乾燥して固化する外側の接合材は、接合材の乾燥収縮及び硬化に伴い基材が比較的均質に移動しながら固化するため接合材層の組織のばらつきが小さく、その特性もばらつきが小さい。それに対して内部の接合材においては、接合材の乾燥収縮および硬化に伴うハニカムセグメントの動きが均質でないため、接合材層の形成の仕方にばらつきが生じ、その特性にもばらつきが生じる。
【0005】
例えば、ある箇所では接合材の収縮に伴いハニカムセグメントの接合間隔が小さくなる方向の動きをしながら硬化し、他の箇所ではハニカムセグメントの片側が既に硬化した状態にあるため接合材の収縮に見合う程の動きができずに硬化したり、あるいは反対に接合間隔が開く方向に動いたりして接合材層の組織にばらつきが生じ、その特性にもばらつきが生じる。
【0006】
本発明の課題は、一体的に接合された複数のハニカムセグメント間の接合材層の組織にばらつきが生じて強度特性が低下することを防止するハニカムセグメント接合体の製造方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、ハニカムセグメントに通電し、これにより接合材を乾燥させることにより、接合材を均一に乾燥させて、強度特性が低下することを防止しうることを見出した。すなわち、本発明によれば、以下のハニカムセグメント接合体の製造方法が提供される。
【0008】
[1] 隔壁により仕切られ軸方向に貫通する複数のセルを有する導電性セラミックスにより形成されたハニカムセグメントを接合材を介して積層し、前記ハニカムセグメントに通電することにより、前記接合材を乾燥させて前記ハニカムセグメントどうしを密着固定して接合するハニカムセグメント接合体の製造方法。
【0009】
[2] 複数積層された前記ハニカムセグメントの最外周に位置する前記ハニカムセグメントよりも、内側に位置する前記ハニカムセグメントに高電圧を印加する前記[1]に記載のハニカムセグメント接合体の製造方法。
【0010】
[3] 個々の前記ハニカムセグメントの前記軸方向の一方の端面から他方の端面に電流を流すことにより、前記ハニカムセグメントを発熱させ、これにより前記接合材を乾燥させる前記[1]または[2]に記載のハニカムセグメント接合体の製造方法。
【0011】
[4] 前記導電性セラミックスは、SiCを含んだ前記[1]〜[3]のいずれかに記載のハニカムセグメント接合体の製造方法。
【発明の効果】
【0012】
ハニカムセグメントに通電することにより発生する熱によって、接合材を乾燥させることができる。内側の接合材もハニカムセグメントによって外側の接合材と同様に乾燥させることができるため、接合材を均一に乾燥させることができ、収縮歪、クラック、はがれ、ボイド等の発生を防止し、接合強度の低下を防止することができる。また、ハニカムセグメントに通電することにより接合材を乾燥させるため、局所的な乾燥が可能であり、乾燥速度の制御も容易に行うことができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0013】
以下、図面を参照しつつ本発明の実施の形態について説明する。本発明は、以下の実施形態に限定されるものではなく、発明の範囲を逸脱しない限りにおいて、変更、修正、改良を加え得るものである。
【0014】
図1に、本発明のハニカムセグメント接合体1の製造方法が適用されるハニカムセグメント10を示す。ハニカムセグメント10は、セラミックによって形成され、外周壁7と、外周壁7の内側に配置された隔壁2と、隔壁2により仕切られた複数のセル3とを有する。
【0015】
更に、本発明のハニカムセグメント接合体1をフィルタとして用いる場合には、図1に示すように、一部のセル3がハニカムセグメント10の端面8において目封じされていることが好ましい。特に、隣接するセル3が互いに反対側となる端面8において交互に目封じされており、端面8が市松模様状に目封じされていることが好ましい。この様に目封じすることにより、例えば一の端面8から流入した被処理流体は隔壁2を通って、他の端面8から流出し、被処理流体が隔壁2を通る際に多孔質の隔壁2がフィルタの役目をはたし、目的物を除去することができる。
【0016】
本発明において、ハニカムセグメント10は、DPFに用いる場合には、強度、耐熱性等の観点から、炭化珪素又は珪素−炭化珪素系複合相を用いることが好ましい。また、本発明において、ハニカムセグメント接合体1が金属珪素(Si)と炭化珪素(SiC)とからなる場合、ハニカムセグメント接合体1のSi/(Si+SiC)で規定されるSi含有量が少なすぎるとSi添加の効果が得られないため強度が弱く、50質量%を超えるとSiCの特徴である耐熱性、高熱伝導性の効果が得られない。Si含有量は、5〜50質量%であることが好ましく、10〜40質量%であることが更に好ましい。ハニカムセグメント10は、SiC以外であっても導電性セラミックスであればよい。
【0017】
上記原料にメチルセルロース及びヒドロキシプロポキシルメチルセルロース等のバインダー、有機造孔材、界面活性剤及び水等を添加して、可塑性の坏土を作製し、坏土を、例えば押出成形し、隔壁2により仕切られた軸方向に貫通する多数のセル3を有する四角柱形状のハニカム成形体を成形する。これを、例えばマイクロ波及び熱風などで乾燥した後、仮焼してバインダーや有機造孔材を除去し、その後焼成することにより、ハニカムセグメント10を製造することができる。
【0018】
また、セル3が端面8において目封じされている場合の目封じ部は、ハニカムセグメント接合体1の主結晶相と同様の種類の結晶相を主結晶相として含むことが好ましい。
【0019】
図2は、ハニカムセグメント接合体1の接合方法を示す。まず、隔壁2により仕切られ軸方向に貫通する多数のセル3を有するセラミック多孔質体のハニカムセグメント10が、接合材による接合材層5を介して複数個結束される。
【0020】
具体的には、図2に示すように、縦受板20と横受板21とにより、L字状断面に形成された収容エリアA内にハニカムセグメント10の各々が、各々の外周壁7を接合面として、その接合面間に接合材層5を介在させて積層される。この積層は、2面を縦受板20および横受板21に沿わせて行われる。
【0021】
接合材層5を形成する接合材は、無機粒子、無機接着剤を主成分とし、副成分として、有機バインダー、界面活性剤、発泡樹脂、水等を含んで構成される。無機粒子としては、板状粒子、球状粒子、塊状粒子、繊維状粒子、針状粒子等を利用でき、無機接着剤としては、コロイダルシリカ(SiOゾル)、コロイダルアルミナ(アルミナゾル)、各種酸化物ゾル、エチルシリケート、水ガラス、シリカポリマー、りん酸アルミニウム等を利用できる。主成分としては導電性を生じる程度でなければ(接合材導電率は、セグメント導電率の1/50〜1/200程度であることが好ましい)、ハニカムセグメント10の構成成分と共通のセラミックス粉を含むものが好ましく、また健康問題等からは、セラミックスファイバー等の繊維状粒子を含まないものが好ましく、板状粒子を含有する方が好ましい。板状粒子としては、例えば、マイカ、タルク、窒化ホウ素及びガラスフレーク等を利用することができる。この接合材をハニカムセグメント10の接合面に付着させることにより接合材層5を形成することができる。この接合材層5の形成は、積層前のハニカムセグメント10に対して行ってもよく、あるいは既に積層されているハニカムセグメント10の露出している接合面に対して行ってもよい。また積層は、ハニカムセグメント10を1個ずつ積み重ねることにより行われる。
【0022】
次に、図3に示すように、ハニカムセグメント10を所定の個数(本実施形態では、6列×6列の36個)積層後、最外層に位置するハニカムセグメント10を介して全体を同時に矢印F1およびF2方向に本加圧する(図2参照)。このときの本加圧は、積層体の2面が縦受板20および横受板21で覆われているので、他の2面の全体を同時に矢印F1およびF2方向に本加圧する。このときの加圧動力は、エアシリンダ、あるいは油圧シリンダ等が用いられる。
【0023】
上記のように、ハニカムセグメント10を接合材を介して積層した後、ハニカムセグメント10に通電して接合材を乾燥することにより、ハニカムセグメント10どうしを密着固定して接合する。図4及び図5に本発明のハニカムセグメント接合体の製造方法における通電乾燥の一実施形態を示す。図4は、軸方向の断面図、図5は、一方の端面8側から見た平面図である。図4に示すように、ハニカムセグメント10の軸方向の両端面8に、電極25a、25bが取り付けられている。電極25aは、端面8の外側の領域、電極25bは、端面8の内側の領域に配置されている。電極材質としては、例えば、金属フェルト、カーボンフェルトなどの導電性フェルトや、導電性の板等を利用できる。また、導電性物質のセグメント表面への塗布などを行ってもよい。このような電極を取り付けることにより、ハニカムセグメント10は、導電性セラミックスにより形成されており、接合材は、絶縁性材料であるため、ハニカムセグメント10の一方の端面8から他方の端面8に通電することができる。すなわち、各々のハニカムセグメント10にのみ通電し、接合材層5には、通電させないことになる。
【0024】
そして、上記のように、外側に位置するハニカムセグメント10に通電するための電極25aと、内側に位置するハニカムセグメント10に通電するための電極25bとによって、複数積層されたハニカムセグメント10の最外周に位置するハニカムセグメント10よりも、内側に位置するハニカムセグメント10に高電圧を印加する。個々のハニカムセグメント10の軸方向の一方の端面8から他方の端面8に電流を流すことにより、ハニカムセグメント10を発熱させ、これにより接合材を乾燥させることができる。このように、内側のハニカムセグメント10に高電圧を印加することにより、乾燥しにくい内側の接合材を外側の接合材と同程度に乾燥させることができる。このようにすることにより、内側の接合材と外側の接合材との乾燥差による収縮歪、クラック、はがれ、ボイド等の発生を防止し、接合強度の低下を防止することができる。
【0025】
なお、電極形状は、図4及び図5に記載の実施形態に限定されず、個々のハニカムセグメント10に電極を取り付けてもよいし、所定の領域ごとに電極を取り付けてもよい。また、本発明の通電乾燥方法は、他の乾燥方法と併用も可能である。
【0026】
そして、接合材の乾燥後、仮焼する。つまり、通電乾燥して、接合材の乾燥収縮および硬化に伴う、ハニカムセグメント10の動き方を均質にすることにより、接合材層5の形成の仕方のばらつきを低減し、各ハニカムセグメント接合体1間の接合材層5の特性のばらつきを低減することができる。つまり、通電乾燥により、内側と外側の接合材の局所的な乾燥速度を制御することができ、均一な乾燥を行うことにより、ハニカムセグメント接合体の耐熱衝撃性を向上させることができる。そして、さらに外周を円筒状に研削し、その外周面をコーティング材で塗布し、その後700℃程度で、2時間程度熱処理して、図6に示すようなハニカム構造体1を得ることができる。
【実施例】
【0027】
以下、本発明を実施例に基づいてさらに詳細に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
【0028】
(ハニカムセグメントの作製)
ハニカムセグメントの原料として、SiC粉末及び金属Si粉末を80:20の質量割合で混合し、これに造孔材、有機バインダー、界面活性剤及び水を添加して、可塑性の坏土を作製した。この坏土を押出成形し、乾燥して隔壁の厚さが310μm、セル密度が約46.5セル/cm(300セル/平方インチ)、断面が一辺35mmの正四角形、長さが178mmのセラミックス成形体を得た。このセラミックス成形体を、端面が市松模様状を呈するように、セルの両端面を目封じした。すなわち、隣接するセルが、互いに反対側の端部で封じられるように目封じを行った。目封じ材としては、ハニカムセグメント原料と同様な材料を用いた。セルの両端面を目封じし、乾燥させた後、大気雰囲気中約400℃で脱脂し、その後、Ar不活性雰囲気にて約1450℃で焼成して、SiC結晶粒子をSiで結合させた、多孔質構造を有するハニカムセグメントを得た。
【0029】
(接合材の調製)
接合材としてSiC微粒41質量%、SiC粗粒16.5質量%、マイカ22質量%、コロイダルシリカ20質量%、ベントナイト0.5質量%、有機造孔材1.5質量%(外配)、有機バインダー0.4質量%(外配)、分散剤0.04質量%(外配)を混合したものに水をさらに混合し、ミキサーにて30分間混練を行いペースト状の接合材を得た。このとき、ペースト粘度が20〜60Pa・sとなるように水の添加量を調整した。
【0030】
(接合)
ハニカムセグメント接合面に接合材を塗布し、順次1個ずつ加圧しながら接合する工程を繰り返し、縦6列横6列に組み合わせた36個のハニカムセグメントからなる接合体を作製した。その後、両端面に電極を取り付けて、通電乾燥を行った。通電乾燥の条件は、最外周の一列のハニカムセグメントに20V、内側のハニカムセグメントに30Vの電圧を印加した(実施例1)。
【0031】
また、同様にハニカムセグメントを作製し、熱風乾燥(比較例1)、マイクロ波乾燥(比較例2)、自然乾燥(比較例3)によって接合材を乾燥させた。乾燥条件は、表1に示す。
【0032】
その後、電気炉にて700℃、2時間熱処理して接合体(実施例1、比較例1〜3)を得た。
【0033】
(接合強度)
図7に示すように、一部のハニカムセグメントの両端面を固定し、残余のハニカムセグメントに荷重をかけて接合材層による接合強度を調べた。接合強度の測定に関しては、最外周ハニカムセグメントと最外周から2つめのハニカムセグメントとの接合部位で測定を実施した。結果を表1に示す。なお、表1の隙間比は、ハニカムセグメント一辺に接する接合材層の長さLに対する、接合材層内の隙間(デラミネーション)の長さlの比l/L×100(%)であり、図8に示すように、ハニカムセグメント10間の接合材層5内に発生したデラミネーション5dの割合を示している。
【0034】
【表1】

【0035】
表1に示すように、通電乾燥による実施例1は、比較例1〜3に比べ、接合強度が向上した。また、実施例1は、比較例1〜3に比べ、隙間比が小さく、デラミネーションが発生しにくかった。これは、従来の方法(比較例1〜3)では、内側の接合材と外側の接合材との間に乾燥速度の差が生じ、これにより接合強度が低下していたが、通電乾燥(実施例1)により、内側の接合材の乾燥と、外側の接合材の乾燥との差を少なくしたことにより、接合強度が向上したと考えられる。
【産業上の利用可能性】
【0036】
本発明のハニカムセグメント接合体の製造方法は、排ガス用の捕集フィルタとして、例えば、ディーゼルエンジン等からの排ガスに含まれている粒子状物質(パティキュレート)を捕捉して除去するためのディーゼルパティキュレートフィルタ(DPF)の製造方法として有用である。
【図面の簡単な説明】
【0037】
【図1】ハニカムセグメントを示す斜視図である。
【図2】ハニカムセグメントの接合方法を示す説明図である。
【図3】積層されたハニカムセグメントの端面を示す模式図である。
【図4】通電乾燥を説明するための断面模式図である。
【図5】通電乾燥を説明するための平面図である。
【図6】ハニカム構造体の斜視図である。
【図7】接合強度測定法を説明するための説明図である。
【図8】隙間比を説明するための説明図である。
【符号の説明】
【0038】
1:ハニカムセグメント接合体(ハニカム構造体)、2:隔壁、3:セル、5:接合材層、5d:デラミネーション、7:外周壁、8:端面、10:ハニカムセグメント、20:縦受板、21:横受板、25a,25b:電極。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
隔壁により仕切られ軸方向に貫通する複数のセルを有する導電性セラミックスにより形成されたハニカムセグメントを接合材を介して積層し、前記ハニカムセグメントに通電することにより、前記接合材を乾燥させて前記ハニカムセグメントどうしを密着固定して接合するハニカムセグメント接合体の製造方法。
【請求項2】
複数積層された前記ハニカムセグメントの最外周に位置する前記ハニカムセグメントよりも、内側に位置する前記ハニカムセグメントに高電圧を印加する請求項1に記載のハニカムセグメント接合体の製造方法。
【請求項3】
個々の前記ハニカムセグメントの前記軸方向の一方の端面から他方の端面に電流を流すことにより、前記ハニカムセグメントを発熱させ、これにより前記接合材を乾燥させる請求項1または2に記載のハニカムセグメント接合体の製造方法。
【請求項4】
前記導電性セラミックスは、SiCを含んだ請求項1〜3のいずれか1項に記載のハニカムセグメント接合体の製造方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2009−114039(P2009−114039A)
【公開日】平成21年5月28日(2009.5.28)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−291057(P2007−291057)
【出願日】平成19年11月8日(2007.11.8)
【出願人】(000004064)日本碍子株式会社 (2,325)
【Fターム(参考)】