説明

バック兼用風シャツ

【課題】 脱いだシャツを即簡便なバックに転用するファッション風シャツを提供する。
【解決手段】 長袖のシャツの両袖口にファスナーを設ける。裾胴口左右にホック雄部を設け、両肩後に2ヶ所ホック雌部を設ける。
以上の特徴から成るバック兼用風シャツである。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は衣類とバックを兼用することに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、バックと衣類は明確に分けられており、同一として使用する事はほとんどなかった。レジャーバック兼用ランニングシャツがある。(特許文献1参照)
【先行技術文献】
【0003】
【特許文献1】実用新案公開平5−702号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
温度調節の難しい季節において、脱いだものは手で持っていると見栄えが悪くバックに入れるとスペースを取り邪魔になってしまう事が多い。
レジャーバック兼用ランニングシャツにおいて汗のついたランニングシャツ内側に収納することは不衛生である。
本発明は、以上の事を解決するためになされたものである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
長袖のシャツの両袖口にファスナーを設ける。裾胴口左右にホック雄部を設け、両肩後に2ヶ所ホック雌部を設ける。
以上の特徴から成るバック兼用風シャツである。
【発明の効果】
【0006】
従来、別々の用途で使われていたものを本発明で同一のものとして活用する事ができ、ちょっと目を引くファッション性と利便性が生まれる。又、特許文献1におけるレジャーバック兼用ランニングシャツのように汗のついたシャツ内側に収納する事もないので比較的清潔である。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【図1】本発明の斜視図
【図2】本発明の使用例を示す斜視図
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明の実施の形態について説明する。
(イ)長袖シャツの両端肩後部にホック雌左(4)及びホック雌右(2)を設ける。
(ロ)長袖シャツの裾胴口左右にホック雄左(1)及びホック雄右(3)を設ける。
(ハ)長袖シャツの左右袖口にファスナー左(5)及びファスナー右(6)を設ける。
本発明は以上のような構造である。
本発明を使用するときは、ホック雄左(1)をホック雌右(2)に留め、ホック雄右(3)をホック雌左(4)に留めて袋状を形成する。そしてファスナー(5)とファスナー右(6)とを結合し輪になった袖に頭を通し、左右いずれかの肩からケサ掛けにする。
【符号の説明】
【0009】
(1) ホック雄左
(2) ホック雌右
(3) ホック雄右
(4) ホック雌左
(5) ファスナー左
(6) ファスナー右
(7) シャツ襟部
(8) ファスナー結合部
(9) ホック雄右(3)とホック雌左(4)との留め部
(10)ホック雄左(1)とホック雌右(2)との留め部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
長袖のシャツの両袖口にファスナーを設け、裾胴口左右にホック雄部を設け、両肩後に2ヶ所ホック雌部を設けたことを特徴とするバック兼用風シャツ。

【図1】
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【図2】
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【公開番号】特開2010−236168(P2010−236168A)
【公開日】平成22年10月21日(2010.10.21)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−103392(P2009−103392)
【出願日】平成21年3月30日(2009.3.30)
【出願人】(509113829)
【Fターム(参考)】