説明

バルクヘッド部材を持つハイドロフォーム部材

【課題】より優れた強度及び剛性を持つハイドロフォーム・フレーム部材を提供する。
【解決手段】管状ハイドロフォーム構造部材20は、そのハイドロフォーム成形中に成形される内部バルクヘッド部材25を含む。バルクヘッド部材25は、ハイドロフォーム成形中に管状フレーム部材を形成する型を用いて溶接アクセス用開口22の三辺を打ち抜くことにより、フレーム部材の1つの面21から切断される。バルクヘッド部材25は、溶接アクセス用開口22の第4辺23に沿って曲げ加工され、フレーム部材の対向面との間に跨る鉛直部分26と、対向面への溶接を容易にするための水平部分28とを含む折曲げ構成に成形される。内部バルクヘッド部材25を持つハイドロフォーム構造部材20は、車両用フレームの製造において特に有利である。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、フレーム部材、特に、ハイドロフォーム・フレーム部材とその製造方法に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、車両のフロントエンド組立体(front end assembly)は、個々のフレーム部材をプレス成形し、互いに溶接することによって作られることが多い。これらの組立体は、多数の様々なフレーム部品の組み合わせであることが多いので、剛性を維持することが、製造上の主要課題の1つである。各フレーム部品が組み立てられてサブアセンブリーを形成し、それから、車両の車体部分に取り付けられるので、フロントエンドに必要な又は望ましい強度を得ることが、より難しくなっている。この問題は、時に「マッチ箱現象(matchboxing)」と呼ばれる。マッチ箱現象とは、車両の板金部分がフレームに取り付けられており、それがヒンジ点を中心に揺動し、所望の長方形状から平行四辺形状へと変形する傾向があるときに生じる現象である。このようにして板金を曲げ変形する結果として、フロントエンド構造体が好ましくない固有振動数特性を持つことがあり得る。
【0003】
車体製造プロセスは、二つの金属部品を接合する際に溶接工によって溶融金属の筋が溶着されるMIG (metal inert gas)溶接を利用するところから進化してきた。現在の車両製造工程においては、二つの電極の間に電流を流し、それら二つの電極の間にある二つの金属部品を溶融して接合するスポット溶接が、より大規模に利用されている。スポット溶接は、それを用いて製造されるのに適したフレーム構造を必要とする。例えば、二つの管状部材がスポット溶接されるときに、スポット溶接用の電極は、それら二つの部材の隣り合う壁へアクセスする必要がある。
【0004】
スポット溶接製造技術の利点を生かすため、車体構造体の組み立てにおいて、ハイドロフォーム成形(hydroform)された管状部材が使用されることがある。ハイドロフォーム成形(hydroforming)は、高圧流体を使用して、管状ブランク材(blank)が金型キャビティの表面に沿うように、管状ブランク材を金型内に向かって外側に広げ、最終形状を持つハイドロフォーム部品を成形する金属成形方法である。スポット溶接電極を挿入するための、最終形状のハイドロフォーム部品におけるアクセス用開口は、管壁の外周が拡張する際に切取部(cutout)によって開けられるよう、金型キャビティ内に切取部を挿入することにより、製造プロセスの間に形成され得る。 残存スラグ(slug)は、ハイドロフォーム部品から完全に取り除かれるのが通常である。
【0005】
製造される車両フロントエンドの形成に際し、車両フロントエンドのハイドロフォーム構造は、管材と管材及び、管材とカウル(cowl)の溶接結合を必要とする。そのような溶接結合は、しばしばハイドロフォーム構造部材の側面の材料のほとんどを取り除くほど大きな溶接アクセス用開口を必要とする。フロントエンドが車両に組み立てられると、ハイドロフォーム管材は、曲げモードと捻りモードを経験する。この捻りサイクルの間に、ハイドロフォーム管材がマッチ箱現象を生じがちであり、それは、管材と管材そして管材とカウルとの間に大きな荷重を生み、そして材料疲労そして破断を起こすことがあり得る。ハイドロフォーム部材に大きな溶接アクセス用開口が形成されているとき、このマッチ箱現象は、より起こりやすくなる。材料のゲージ(若しくは厚さ)の増加、部品(部材の外形)の大型化、副次的な補強材の追加(溶接などによる)、又は、予め成形された発泡体の使用による、従来の手段を通じてハイドロフォーム部品の強度を増加することができるが、これらは全て、車両のフロントエンド組立体の製造コストをかなりの程度高める。
【0006】
従来の車両フロントエンド組立工程は、未だ、管状のハイドロフォーム部品の利点を十分に生かしていない。多くの先行技術は、ハイブリッド・フロントエンド組立体における管状部材の使用について記述しているが、上記マッチ箱現象には対処していない。例えば特許文献1は、ハイドロフォーム管材を使用して組み立てられた車両のフロントエンドを開示している。この特許文献1においては、複数の管状部材から形成された第一車体構造と、板金から形成された第二車体構造とが、サンドイッチの関係に互いに溶接されている。しかしながら、板金構造が管状部材に固定された状態で捻られる可能性があるので、この方法は依然としてマッチ箱現象を受ける。
【特許文献1】米国特許6416119号明細書
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
従って、強度及び剛性が向上したハイドロフォーム・フレーム部材を使用できるようなフロントエンド構造に対する必要性が存在する。更に、組立体が捻れる又はマッチ箱現象を起こす傾向を最小化する、フレーム部材の製造方法が求められている。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記従来技術の問題点を解消するために、本発明は、ハイドロフォーム管状フレーム部材の内部にバルクヘッド部材を設ける。
【0009】
本発明はまた、管状フレーム部材のハイドロフォーム成形中に、その内部にバルクヘッド部材を形成する方法を提供する。
【0010】
本発明によれば、内部バルクヘッド部材を形成することにより、管状フレーム部材内部の剛性が向上する。
【0011】
本発明は、ハイドロフォーム管状フレーム部材に内部バルクヘッド部材を設けることで、フレーム部材が捻り荷重の下で生じるマッチボックス現象の発生を抑えることができる。
【0012】
本発明によればまた、管状ストックからフレーム部材を形成するハイドロフォーム成形中に、内部バルクヘッド部材が形成される。
【0013】
本発明は、ハイドロフォーム成形の完了後に、内部バルクヘッド部材を適所にスポット溶接することができる。
【0014】
更に本発明によれば、管状ストック材から管状フレーム部材を形成するハイドロフォーム成形中に、打ち抜き型(piercing die)により、内部バルクヘッド部材が形成される。
【0015】
本発明は、内部バルクヘッド部材の形成のための、別個の製造工程を不要とすることができる。
【0016】
本発明はまた、ハイドロフォーム成形中に形成される溶接アクセス用開口を持つハイドロフォーム・フレーム部材の形成に伴う廃材の量を低減することができる。
【0017】
本発明は、構造的な耐久性があり、製造コストが低く、保守が不要で、組立が容易で、使用状態で単純かつ効果的である、ハイドロフォーム・フレーム部材のための内部バルクヘッド部材を提供する。
【0018】
本発明は更にまた、ハイドロフォーム・フレーム部材の剛性を向上させる内部バルクヘッド部材の製造のためのハイドロフォーム成形方法を提供する。
【0019】
上記のものなどの解決手段は、本発明により、フレーム部材が管状ストック材から製造されるハイドロフォーム成形中に形成される内部バルクヘッド部材を含むハイドロフォーム管状フレームを設けることにより、得られる。内部バルクヘッド部材は、ハイドロフォーム成形中にその中で管状フレーム部材が成形される金型を用いて、溶接アクセス用開口の三辺を打ち抜くことにより、一面から切断される。そして、バルクヘッド部材は、溶接アクセス用開口の第4辺に沿って曲げられ、そしてフレーム部材の対向する面の間に跨る垂直部分と、その対向面への溶接を容易にするための水平部分とを含む折り畳み構成へと形付けられる。内部バルクヘッド部材を設けることは、管状部材の剛性を高め、そして、ハイドロフォーム成形フレーム部材のマッチ箱現象を抑える。内部バルクヘッド部材を持つフレーム部材は、自動車のフレームを製造する上で特に有利である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0020】
図3乃至図7を参照すると、本発明を用いる成形方法により自動車のフレームの一部を形成するハイドロフォーム構造部材(ハイドロフォーム・フレーム部材)を、最も良く理解することができる。自動車用フレームは、できるだけ多くのハイドロフォーム管状部材から形成されるのが好ましい。そのような管状部材は、車両の他のフレーム構成部品と共に車両のフロントエンドの一体形フレーム組立体を形成するのに、スポット溶接することができる。
【0021】
ハイドロフォーム成形は、形成されるべき特定の部材に対応した形状の型の中に、標準管状ストック部材を置く工程により開始される成形方法である。次の工程で、液体が管状ストック材の内部に導入され、管状ストックが拡張して型により規定される形状になるまで、加圧される。拡張して新形状を持った管状ストック材は、その時点で、かなり異なる形状を持つ。隣接部材間の溶接接合を生成するように、スポット溶接電極が対向して隣り合う面へのアクセスを得るのを可能とする溶接アクセス用開口を、打ち抜き型を用いて、新形状の管状部材内に形成することができる。このようにして、かなりの部分にハイドロフォーム管状部材を用いて、例えば自動車用であるフレームを、製作することができる。
【0022】
従来のハイドロフォーム構造部材10が図1に示されており、そこにおいては、管状ブランク材が金型内で拡張され、溶接アクセス用開口12が構造部材の側面の1つに形成され、アクセス用開口12を切り取ることにより形成される「スラグ」若しくは残存ブランクが、ハイドロフォーム構造部材10から完全に切り離される。図2において、「マッチ箱現象」として知られる現象の概略図が示される。応力(特に、捩り応力)の下で、車両のフロントエンドフレーム構成に与えられたハイドロフォーム構造部材10は、強固な長方形断面形状(実線で示される)の代わりに平行四辺形断面形状(想像線で示される)に変化し得る。
【0023】
図3乃至7に示される本発明によるハイドロフォーム構造部材20(ハイドロフォーム・フレーム部材)を参照すると、溶接アクセス用開口22は、その三辺のみで打ち抜きされており、それで、開口22の第4辺23に固着したスラグ若しくは残存ブランク材25が残る。残存ブランク材25は、ツール(不図示)により成形され、ハイドロフォーム構造部材20の内部高さと実質的に同じ高さを持つ鉛直部分26と、鉛直部分に略直角に曲げられた水平部分28とを形成する。水平部分28は、垂直部分26が形成された後の残りの残存ブランク材25から形成される。
【0024】
水平部分28はそして、ハイドロフォーム構造部材20の底面29にスポット溶接され、残存ブランク材25をL字状に固定する。残存ブランク材25は、ブランク材25が取り付いたままであるハイドロフォーム構造部材20の上面21から鉛直部分26を用いて曲げられ、そして再び曲げられて水平部分28を形成する。水平部分28は、ハイドロフォーム構造部材20の底面29に溶接される。それで、残存ブランク材25が、ハイドロフォーム構造部材20の一体形内部バルクヘッド部材25へと成形される。
【0025】
バルクヘッド部材25は、ハイドロフォーム構造部材20の剛性を向上させ、そして捻り荷重のマッチ箱現象に対する抵抗を大幅に高める。試験した結果、マッチ箱現象がほとんど完全に消滅したことが判った。追加部品は必要とされず、従来廃棄されていた材料がバルクヘッド部材25を形成するので、ハイドロフォーム構造部材20の強度を増強するためのコストは、最小となる。材料ゲージの増加、及び、部材の大型化を含む、強度を高めるための副次的な対策の必要性は、もはや存在しない。
【0026】
本発明の本質を説明するために記載され図示されている詳細記述、材料、工程、及び部品配置についての変更が、本発明の思想及び範囲から逸脱することなしに、起こり得て、そして、本明細書を読めば当業者によりなされ得ることが、理解されるであろう。上述の明細書には、本発明の好ましい実施形態が例示されているが、本発明の考え方は、本記載に基づき、本発明の範囲から逸脱することなしに、実施形態中でも採用され得る。
【図面の簡単な説明】
【0027】
【図1】自動車のフロントエンド組立体の製造で用いられる大きな溶接アクセス用開口を持つ従来技術に係るハイドロフォーム構造部材の一部を示す斜視図である。
【図2】図1に示された従来技術に係るハイドロフォーム構造部材の断面図であり、「マッチ箱現象」と呼ばれる捩れを、断面の両側に想像線で示す図である。
【図3】本発明に係る実施形態の一例を示す、一体的な内部バルクヘッド部材が組み込まれたハイドロフォーム構造部材の一部を示す図1と同様の斜視図である。
【図4】図3に示すハイドロフォーム構造部材の断面を示す概略図である。
【図5】ハイドロフォーム構造部材の、溶接アクセス用開口を通る図3のV−V線断面図である。
【図6】本発明に係る実施形態の他の例を示すハイドロフォーム構造部材の一部を示す斜視図である。
【図7】図6に示すハイドロフォーム構造部材の、長手方向の中心線に沿った断面図である。
【符号の説明】
【0028】
20 ハイドロフォーム構造部材(ハイドロフォーム・フレーム部材)
21 上面(第1面)
22 溶接アクセス用開口
23 第4辺
25 内部バルクヘッド部材
26 鉛直部分
28 水平部分

【特許請求の範囲】
【請求項1】
管状ストック・ブランク材からハイドロフォーム成形され、第1面及び該第1面から深さ寸法だけ離間し上記第1面に対向する第2面を有する管状断面構成を持ち、上記第1面に溶接アクセス用開口が形成されたハイドロフォーム・フレーム部材であって、
上記フレーム部材の上記第1面へ上記溶接アクセス用開口において連結され、上記深さ寸法を跨るように上記フレーム部材の上記第2面に溶接される内部バルクヘッド部材を有することを特徴とするハイドロフォーム・フレーム部材。
【請求項2】
上記内部バルクヘッド部材が上記フレーム部材の上記第1面と一体であり、該第1面から上記フレーム部材の上記第2面に向けて曲げられていることを特徴とする請求項1のハイドロフォーム・フレーム部材。
【請求項3】
上記内部バルクヘッド部材が、鉛直部分と水平部分とを含む構成に曲げられ、該鉛直部分が上記第1面と上記第2面との間の上記深さ寸法に跨り、上記水平部分が上記フレーム部材の上記第2面への溶接を容易にするようにそれと平行であることを特徴とする請求項2のハイドロフォーム・フレーム部材。
【請求項4】
上記内部バルクヘッド部材が、ハイドロフォーム成形中に、上記溶接アクセス用開口の三辺を打ち抜き加工することにより、上記フレーム部材の上記第1面から形成されることを特徴とする請求項3のフレーム部材。
【請求項5】
上記内部バルクヘッド部材が、上記第1面と一体のままで、上記溶接アクセス用開口の第4辺に沿って曲げられて、上記鉛直部分を形成することを特徴とする請求項4のハイドロフォーム・フレーム部材。
【請求項6】
上記内部バルクヘッド部材が上記深さ寸法に垂直な方向の横断寸法を持ち、該横断寸法が上記フレーム部材の対応する横断寸法よりも小さいことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1つのハイドロフォーム・フレーム部材。
【請求項7】
上記フレーム部材が、上記深さ寸法に垂直な方向の幅寸法を持つ断面長方形に構成され、上記幅寸法が上記深さ寸法よりも大きく、上記フレーム部材の上記第1面と上記第2面とで上記幅寸法を規定することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1つのハイドロフォーム・フレーム部材。
【請求項8】
フレーム構造部材の幅寸法を規定する第1面と、
上記第1面に対向し、上記フレーム構造部材の深さ寸法に対応する距離だけ上記第1面から離間した第2面と、
上記第1面に形成された溶接アクセス用開口と、
上記溶接アクセス用開口において上記フレーム構造部材の上記第1面に連結され、上記深さ寸法を跨り上記フレーム構造部材の上記第2面に溶接される内部バルクヘッド部材とを有することを特徴とする自動車用フレーム部材。
【請求項9】
ハイドロフォーム成形中に上記溶接アクセス用開口の三辺を打ち抜き、上記第2面に向けて内部バルクヘッド部材を曲げ加工することにより、上記内部バルクヘッド部材が成形されることを特徴とする請求項8の自動車用フレーム部材。
【請求項10】
上記内部バルクヘッド部材が、上記溶接用開口の第4辺に沿って曲げ加工されて、上記内部バルクヘッド部材が上記第1面と一体であることを特徴とする請求項9の自動車用フレーム部材。
【請求項11】
上記第1面に一体に結合された鉛直部分と上記第2面と略平行に曲げ加工された水平部分とを含む構成となるように、上記内部バルクヘッド部材が曲げ加工され、上記鉛直部分が上記フレーム構造部材の上記第1面と上記第2面との間で上記深さ寸法に跨り、そして、上記水平部分が上記第2面に溶接されることを特徴とする請求項9又は10の自動車用フレーム部材。
【請求項12】
幅寸法が上記深さ寸法より大きい長方形断面を持つことを特徴とする請求項8乃至11のいずれか1つの自動車用フレーム部材。
【請求項13】
上記内部バルクヘッド部材が、上記幅寸法よりも小さい横断寸法を持つことを特徴とする請求項12の自動車用フレーム部材。
【請求項14】
フレーム部材の製造方法において、
型内に第1形状を持つ管状ブランク材を置く工程と、
ハイドロフォーム成形によって、上記管状ブランク材の第1形状を、第1面と深さ寸法だけ離間して対向する第2面とを持ち、上記第1面が上記深さ寸法に略垂直な方向の幅寸法を持つ第2形状へと変更する工程と、
上記変更工程中に三辺を打ち抜き加工することにより溶接アクセス用開口を形成し、上記第1面に取り付けられるバルクヘッド部材を上記溶接アクセス用開口の第4辺に残す工程と、
上記第1面に略垂直な向きの鉛直部分を形成するように上記第2面に向けて上記バルクヘッド部材を曲げ加工する工程と、
上記バルクヘッド部材を上記第2面に溶接する工程とを有することを特徴とするフレーム部材を形成する方法。
【請求項15】
上記曲げ加工工程において、上記溶接アクセス用開口の上記第4辺に沿って上記バルクヘッド部材を曲げ加工することを特徴とする請求項14の方法。
【請求項16】
上記曲げ加工工程が更に、上記鉛直部分と略垂直な向きの水平部分を上記バルクヘッド部材に成形する工程を含むことを特徴とする請求項14又は15の方法。
【請求項17】
上記溶接工程が、上記第2面に上記水平部分を溶接する工程を含むことを特徴とする請求項16の方法。
【請求項18】
上記第2形状が長方形であることを特徴とする請求項14乃至17のいずれか1つの方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2006−136944(P2006−136944A)
【公開日】平成18年6月1日(2006.6.1)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−321381(P2005−321381)
【出願日】平成17年11月4日(2005.11.4)
【出願人】(503136222)フォード グローバル テクノロジーズ、リミテッド ライアビリティ カンパニー (236)
【Fターム(参考)】