説明

バルブ軸に固定されたアクチュエータを有するエアゾールコンテナ

【課題】
【解決手段】
エアゾールコンテナ(12)用セキュリティシールであって、このシールはバルブ(14)と連通するアクチュエータ16を有する。バルブシステム(14)からアクチュエータ(16)の取り外しを防止するための接着剤(24)、合成接着剤(contact cement)又は溶接等の手段を提供する。このバルブシステム(14)及びアクチュエータ(16)は互換性のある材料でできているので、レーザ溶接又は音波溶接によって、又は溶媒接着剤によって連結されることができる。選択的に、カラー(26)はリム(18)の下でロックする第1レッジ(28)を有し、アクチュエータのベース部分(27)に係合する第2レッジ(30)を有し、カラーを壊すことによる以外での、その取り外しを防止する。セキュリティシールは、壊れやすい連結部(38)によってカラー(26)に連結されているキャップ(34)等の手段を具え、アクチュエータ(16)にアクセスしたかどうかの不正改変表示を提供することができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、エアゾールコンテナセキュリティの改良点に関する。本発明は、以下の開示によって理解されるような、広範な用途を有する。
【0002】
本発明の背景
本発明は、圧力下で容器中に含まれる物質を散布するスプレーメカニズムにある、よく知られたタイプのエアゾールコンテナに関する。散布は、コンテナの中身に連通するアクチュエータを手動で押し下げることによってバルブを介して実施する。本明細書で使用される用語「エアゾールコンテナ」は、鉄、アルミニウム又はその他の材料から作られるコンテナの全適合タイプを包含することを意図している。
【0003】
本発明は、多くの異なるタイプのエアゾールコンテナに関する。これらのいくつかが記載されている。
【0004】
最も一般的に使用されるタイプのエアゾールコンテナは、エアゾールコンテナの上端から突出するバルブ軸を有する雄バルブを有する。アクチュエータは、このバルブ軸に取り付けられる。
【0005】
いくつかのエアゾールコンテナは、雌バルブを有する。これはバルブ軸を有しないが、バルブシートを具える。
【0006】
別のタイプのエアゾールコンテナは、エアゾールバルブに溶接されたバッグを有する。散布される生成物はバッグ内にあり、噴射剤は、このバッグの外側のスリーブに含まれている。
【0007】
従来のエアゾールコンテナは、通常、バルブのタイプに関わらず、取り付けカップを有する。小さな、ボタンタイプアクチュエータは、この取り付けカップに接触せずに、通常、雄バルブのバルブ軸に取り付けられている。別のタイプのアクチュエータは、フルカップアクチュエータであり、これは、取り付けカップを塞ぐものであるが、取り付けカップのリム又は周囲内にとどまっている。第3のタイプのアクチュエータは、カラーを具えており、これは、取り付けカップのリム又は周囲に取り付けられている。
【0008】
いくつかのケースで、エアゾールコンテナに、オーバーキャップが設けられている。オーバーキャップは、アクチュエータの上にはめ込まれ、暴発からアクチュエータを保護するように構成されている。
【0009】
雄バルブを有するエアゾール缶は、スプレーキャップとして知られている、異なるタイプのアクチュエータを有する。これらは、エアゾールコンテナ上に直接はめ込まれ、通常ユーザによって操作される、バルブを押し下げる挿入部分を有する。
【0010】
エアゾールコンテナを不正改変したか否かに関する表示を提供することを目的とする多くの発明がなされている。このタイプの発明は、以下に議論されるように、多くの理由によってその必要性が高くなってきている。しかし、本発明は、主として、バルブ軸を介して詰め替えができ、従って再利用されないエアゾールコンテナを提供し、特に、確実に内容物が汚染されない、或いは、その他の、恐らく危険な内容物と交換されないようにする要請によって、開発された。
【0011】
従来のエアゾールコンテナは、汚染又は交換した内容物を有することがあった。従来のエアゾールコンテナには通常、バルブ軸に装着されたアクチュエータを噴霧するタイプ、或いはバルブシートに連通するタイプがある。噴霧アクチュエータを押し下げて、バルブを開放し、コンテナの内容物を噴霧できるようにする。従来のエアゾールコンテナの噴霧アクチュエータは引き上げられ、汚染物が、バルブを介してエアゾールコンテナに導入され得る。また、従来のエアゾールコンテナの内容物は全部、又は一部が放出され、コンテナが異なる内容物で詰め替えられることが可能である。
【0012】
これは、テロリズム、特に、航空機の安全性に関して懸念を生じさせる。エアゾールコンテナのアクチュエータを取り外すことができるのであれば、エアゾールコンテナの内容物は詰め替えることができる。テロリスト攻撃で使用することができる、例えば毒、唐辛子スプレィ、メイス、催涙ガス、又はその他の材料といった有害物質と、内容物を入れ替えることができる。アクチュエータの取り外しを防止する手段、又はアクチュエータが取り外せる場合には、コンテナが再利用されることを防止する手段を伴うエアゾールコンテナを提供することが望ましい。
【0013】
また、エアゾールコンテナのアクチュエータが取り外せないことが望ましい状況がほかにもある。一つの例はグラフィティ用のエアゾール缶の使用である。グラフィティアーティストは、通常、エアゾールペイント缶の標準アクチュエータを、グラフィティ製造用に調整したアクチュエータに交換することを望む。標準アクチュエータの取り外しを防止する手段を有するエアゾールペイント缶を提供して、従って、これらのグラフィティ用エアゾール缶の使用を思いとどまらせることが望ましい。
【0014】
エアゾールコンテナが不正改変されたか否かに関する表示を提供することを目的とする上記の先行技術について述べる。このタイプの発明を必要とするいくつかの理由を、以下に述べる。
【0015】
消費者が、エアゾールコンテナを購入する場合、購入者は、なんらかの不正があるかどうかを知りたがる。第1に、消費者は、エアゾールコンテナが別の消費者によって「テストされていない」ことを好む。なぜならば、このテストは、常にいくらかのエアゾールコンテナの内容物を噴霧するからである。消費者は、消費者がエアゾールコンテナの代金に対する全ての価値を確実に得ることを望んでいる。例えば、ヘアスプレィ又はボディスプレィを具えるエアゾールコンテナは、比較的高価である。消費者は、消費者がパッケージに示された所望する内容物が少ない製品に高い金額を払うことがないように、確実に内容物が購入前に噴霧されていないことを確信することを望む。
【0016】
また、消費者は、エアゾールコンテナの内容物が汚染されず快適であるよう望んでいる。例えば、エアゾールコンテナを「テストする」際に、コンテナ内又はアクチュエータの周囲にバクテリア又はウィルスが入り込むことがある。
【0017】
特に、エアゾール缶が塗料を含有している場合、内容物の事前「テスティング」がないことが望ましい。この理由は、エアゾール缶が「テスティング」の間に上下逆にされない限り、アクチュエータが塗料の残渣によってブロックされ、この結果、遅く購入した場合、缶が適切に作動しないことがあるからである。
【0018】
上記の全ての理由、及びその他のありうる理由によって、エアゾールコンテナのアクチュエータへのアクセスが増加したことのなんらかの表示を有することが望ましい。上述したように、この必要性に応えることを目的とする多くの発明があった。
【0019】
また、エアゾールコンテナのバルブ軸を保護することも望まれている。エアゾールコンテナを落とすと、バルブ軸、及びアクチュエータが壊れることがある。これは、もはやコンテナの内容物が噴霧されないことを意味する。何故ならば、アクチュエータをバルブ軸に装着できないからである。エアゾールコンテナは、これらの場合は捨てられていた。
【0020】
少なくともいくつかの実施例で、これらの懸念事項のいくつか又は全てに取り組み、上記の問題のいくらか又は全てを軽減することが可能な手段を提供することが本発明の目的である。
【0021】
本発明の開示
従って、本発明は、バルブと連通するアクチュエータを有するエアゾールコンテナ用セキュリティシールを提供する。このシールはアクチュエータがエアゾールコンテナから外れるのを防止するための手段を具える。
【0022】
このアクチュエータは、ボタン、又は小さなアクチュエータ、或いは上記のいずれかのアクチュエータの形状を取ってもよい。
【0023】
本発明のセキュリティシールにおいて、コンテナからアクチュエータが外れることを防止するための手段は、いずれの好ましい形状を取ってよい。一の実施例では、コンテナはバルブ軸を有し、この手段は、アクチュエータをバルブ軸に連結する、接着剤や合成接着剤(contact cement)を具える。別の実施例では、この手段は、アクチュエータとバルブ軸との間の溶接を具える。この溶接は、レーザ溶接又は音波溶接を具える、いずれかの好適な手段によって達成される。その他のアタッチメント手段も好適であってよい。
【0024】
コンテナがバルブ軸を有する場合、アクチュエータは、例えば製造する間に、バルブ軸と共に形成するなどして、バルブ軸と一体化してもよい。
【0025】
別の実施例では、コンテナからアクチュエータが外れることを防止するための手段が、機械的手段である。例えば、アクチュエータから外れることを防止するバーブであってもよく、このバーブは、コンテナに係合するように構成されている。
【0026】
特に、この手段は、アクチュエータに係合するように中央に構成されたカラーであって、カラーの破損によるものを除いてアクチュエータの取り外しを物理的に防止するカラーを含むことが好ましく、カラー自体は、例えば、コンテナのリムの下に固定することによって、コンテナに連結されている。この実施例は、カラーの存在が、アクチュエータがコンテナから取り外されておらず、従って、コンテナの内容物の汚染又は交換がないということの容易な表示である。
【0027】
アクチュエータからの取り外しを防止する手段がカラーを具える場合、カラーはアクチュエータを通るコンテナの内容物の通過を防止するべきではない。実際には、これは通常カラーがアクチュエータのいずれかの出口の下に位置すべきであることを意味する。
【0028】
一般的に、エアゾールコンテナは、アクチュエータと外側リムに隣接した内側リムを有する。この内側リムは、通常全エアゾールコンテナについて同じ直径である。通常アクチュエータに隣接しているのはこのリムである。このリムが、実質的に全エアゾールコンテナについて同じ直径であるという事実は、本発明のセキュリティシールの適用を非常に容易にする。
【0029】
しばしば、この内側リムは、このアクチュエータアッセンブリとコンテナの上端部分又は肩部分との間の接合部分近くに配置され、アクチュエータアッセンブリを支持する。第2の又は外側リムがある場合は、通常コンテナの側壁の接合部、その上部周辺近くに形成される。外側リムの外径は製造者によって様々であり、コンテナのサイズによる。
【0030】
選択的に、本発明のセキュリティシールもアクチュエータがアクセスされたかどうかを表示する手段を具えている。アクチュエータがアクセスされたかどうかを表示する手段は、いずれかの望ましい形状を取ることができるが、好都合なことにアクチュエータ用のキャップを具え、このキャップは、キャップが取り外される場合に、不可逆的に破壊される手段によって固定される。このような手段は、公知であり、脆いアタッチメントを具える。好ましくは、コンテナからのアクチュエータの取り外しを防止するための手段が、上記のカラーを含む場合には、アクチュエータがアクセスされたかどうかを表示するための手段が、脆弱部分又は脆い接合部分によってカラーに取り付けられたキャップを具える。
【0031】
例えば、コンテナの外側リムに取り付けたオーバーキャップを有することが望まれる場合には、オーバーキャップを取り外すことがなく本発明のセキュリティシールが見えるように、オーバーキャップは、透明であることが好ましい。この方法では、本発明のセキュリティシールの保全性を購入前に検査することができる。
【0032】
種々の実施例における本発明のセキュリティシールは、上記のいくつか又は全ての問題に取り組むことができると認識されるであろう。特に、本発明のセキュリティシールが、カラーを脆い手段によってカラーに固定されているキャップと組み合わせた実施例である場合、このキャップが購入後に消費者によって取り外されて、アクチュエータへのアクセスが増えても、このカラーはコンテナからのアクチュエータの取り外しを防止することができる。従って、消費者は、例えば搭乗前の空港検査で検査用コンテナを提示することができる。警備担当者は、カラーが所定の場所にあり、従って、コンテナの内容物の保全性が保証されると認識することができる。
【0033】
図面の詳細な説明
最初に、図1を参照すると、先行技術のアッセンブリ10は、コンテナ12、バルブ軸14、アクチュエータ16及びリム18を具える。アクチュエータ16は、矢印20の方向に引くことによってバルブ軸14から外すことができ、矢印22の方向に押すことによって元に戻すことができる。従って、コンテナ12の内容物は、アクチュエータ16を取り外すことによって放出され、その他の内容物に交換されることがある。アクチュエータ16が元の位置の戻ると、元の内容物の性質又は体積に何らかの変化があったかどうかをコンテナ12を検査して判断することは不可能である。
【0034】
図2では、内容物をコンテナ12に挿入した後、製造中に、都合よく、接着剤(contact cement)24によって、アクチュエータ16がバルブ軸14に固定されている状態を示す。
【0035】
代替として、バルブ軸14とアクチュエータ16との間に機械的ロックがあってもよい。別の例として、バルブ軸14及びアクチュエータ16が同じ又は互換性のある材料で作られている場合は、これらをレーザ溶接又は音波溶接、又は溶剤セメントによって接合してもよい。別の構成では、バルブ軸14及びアクチュエータ16を一部品として製造してもよい。工業上妥当であれば、その他の構成も可能である。
【0036】
図3から図5を参照すると、カラー26は、アクチュエータ16のベース27の周りに位置している。カラー26はレッジ28を具え、これがリム18の下で係合しており、レッジ30はアクチュエータ16のベース27を捕捉している。カラー26は、カラー26が破壊されない限り、アクチュエータ16がベース27から取り外されることを防止する。この方法においてカラー26を取り外すとすぐに、アクチュエータ16が取り外され、コンテナ12の内容物の保全性に関して疑いが生じている旨の信号を示すであろう。
【0037】
尚、カラー26の位置は、アクチュエータ16のオリフィス32の動作と干渉しない。
【0038】
また、カラー26は、アクチュエータ16及びバルブ軸14を保護するのに役立つ。コンテナ12を落とした場合、カラー26が、バルブ軸14及び/又はアクチュエータ16が、コンテナ12から落ちることを防止する可能性が高い。
【0039】
従来のコンテナで時々起こるように、アクチュエータ16が斜めになってぐらぐらする場合、カラー26はアクチュエータ16の安定化に役立つ。
【0040】
図3は、アクチュエータがアクセスされるかどうかを表示する手段の実施例を具える。この実施例において、キャップ34は、アクチュエータ16の上部36を覆っており、アクチュエータ16へのアクセスを防止している。キャップ34は、壊れやすい連結部38によってカラー26に接続されており、これは、カラー26に対してキャップ34を押す、又はひねることによって壊れる。壊れやすい連結部38は、いずれかの望ましい形状をとることができる。これらの多くは、公知であるか当業者には自明である。壊れやすい連結部38が壊されると、キャップ34が取り外され(及び捨てられ)、アクチュエータ16にアクセスすることができる。壊れやすい連結部38が壊されたという事実を隠蔽できないようにするために、カラー26上のキャップ34は交換不可能であるべきである。
【0041】
好ましくは、カラー26は、アクチュエータ16が取り外せないことを消費者に警告するために、「取り外せない」とのラベルを付ける。カラー26が壊されたり、アクチュエータ16を取り外す試みで不正改変された場合、特に軸14がこの目的のために弱くなっている場合、図5に示されるようにバルブ軸14は壊れる。これは、コンテナの内容物をすり替えることを効果的に不可能にし、重要なことは、その再利用を防止することである。
【0042】
コンテナ12を見る消費者は、アクチュエータ16がアクセスされたものか否かを直ちに判断して、その場合にコンテナ12を拒絶することを選ぶことができる。
【0043】
例えば、警備担当者もアクチュエータ16がアクセスされたか否かを検査によって判断することができる。
【0044】
更に、所望ならば、消費者は、返金を求めて小売業者に無傷のキャップ34を有するコンテナを提示してもよい。
【0045】
図6のアッセンブリは、アクチュエータ16がスプレーキャップ36と交換され、溶接24によってバルブ軸14に固定されることを除いて、図2のアッセンブリと同期である。
【0046】
図7は、符号38で図式的に示される、カラー26及びキャップ34を有する、図3から5の実施例を示し、オーバーキャップ42を具える。好ましくは、オーバーキャップ42は、本発明のセキュリティシールを実現するために透明である。この方法で、消費者は、オーバーキャップ42を通してセキュリティシールの保全性を検査することができる。オーバーキャップ42は、どのような好適な構成を取ってもよいと理解される。
【0047】
産業上の可能性
本発明のセキュリティシールは、工業的に広範な用途を有し、特にエアゾールコンテナの再充填を防ぐことができると理解される。
【図面の簡単な説明】
【0048】
本発明は、添付図面を参照して、ある種の非限定的例に関連して記載される:
【図1】図1は、先行技術のアクチュエータアッセンブリの側断面図である。
【図2】図2は、図1と同様の図であるが、本発明のセキュリティシールでできた防止手段を有する第1の実施例を示す。
【図3】図3は、図2の図と同様の図であるが、防止手段がカラーである、第2の実施例を表示手段と共に示す。
【図4】図4は、表示手段が取り外されている、図3のアッセンブリを示す。
【図5】図5は、カラーが取り外された後の、図3及び4の実施例を示す。
【図6】図6は、セキュリティシールの実施例であって、エアゾールコンテナがスプレーキャップを有する実施例を示す。
【図7】図7は、オーバーキャップを有する図3〜5の実施例を示す。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
バルブと連通するアクチュエータを有するエアゾールコンテナ用セキュリティシールであって、前記シールが前記エアゾールコンテナから前記アクチュエータが外れることを防止するための手段を具えることを特徴とする、セキュリティシール。
【請求項2】
請求項1に記載のセキュリティシールにおいて、前記コンテナがバルブ軸を有し、前記手段が、前記バルブ軸に前記アクチュエータを結合する接着剤、合成接着剤(contact cement)又は溶接を具えることを特徴とする、セキュリティシール。
【請求項3】
請求項2に記載のセキュリティシールにおいて、前記手段が前記溶接を具え、前記溶接がレーザ溶接又は音波溶接によって行われることを特徴とする、セキュリティシール。
【請求項4】
請求項1に記載のセキュリティシールにおいて、前記コンテナがバルブ軸を有し、前記アクチュエータが前記バルブ軸と一体となっていることを特徴とする、セキュリティシール。
【請求項5】
請求項1に記載のセキュリティシールにおいて、前記手段が前記アクチュエータ上のバーブを具え、前記バーブが前記コンテナに係合して、前記コンテナから前記アクチュエータが外れることを防止するように構成されていることを特徴とする、セキュリティシール。
【請求項6】
請求項1に記載のセキュリティシールにおいて、前記手段が前記アクチュエータに係合し、前記カラーが破損することを除いて、前記アクチュエータの取り外しを防止するように構成されたカラーを具え、前記カラーがコンテナによって固定されていることを特徴とする、セキュリティシール。
【請求項7】
請求項6に記載のセキュリティシールにおいて、前記カラーを前記コンテナのリムの下に係合することによって、前記コンテナに固定されることを特徴とする、セキュリティシール。
【請求項8】
請求項6又は7に記載のセキュリティシールにおいて、前記コンテナが、弱くなった部分を有するバルブ軸を有することを特徴とする、セキュリティシール。
【請求項9】
請求項1から8のいずれか1項に記載のセキュリティシールにおいて、前記アクチュエータにアクセスしたかどうかを示す手段を具えることを特徴とする、セキュリティシール。
【請求項10】
請求項9に記載のセキュリティシールにおいて、前記表示手段が、前記アクチュエータ用キャップを具え、前記キャップが壊れやすい接続部によって前記コンテナに固定されるように構成されていることを特徴とする、セキュリティシール。
【請求項11】
請求項6又は7に記載のセキュリティシールにおいて、前記アクチュエータ用キャップを具え、前記キャップが壊れやすい接続部によって前記カラーに固定されるように構成されることを特徴とする、セキュリティシール。
【請求項12】
請求項1から11のいずれか1項に記載のセキュリティシールにおいて、オーバーキャップを具えることを特徴とする、セキュリティシール。
【請求項13】
添付図面の図2、又は3から5、又は6、又は7を参照して実質的に明細書に記載されるセキュリティシール。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公表番号】特表2008−500239(P2008−500239A)
【公表日】平成20年1月10日(2008.1.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−513601(P2007−513601)
【出願日】平成17年5月26日(2005.5.26)
【国際出願番号】PCT/AU2005/000739
【国際公開番号】WO2005/115876
【国際公開日】平成17年12月8日(2005.12.8)
【出願人】(506392735)
【Fターム(参考)】