説明

パネル装置

【課題】パネル本体を交換する作業の簡素化を図りながらも、パネル本体の板厚が異なる場合において、パネル本体を交換することができるパネル装置を提供する。
【解決手段】パネル本体Pと、そのパネル本体Pを保持しかつ支持体1に固定される枠体2とが設けられ、枠体2が、支持体1に固定される主枠2Aと、その主枠2Aに着脱自在でかつパネル本体Pの周縁部3を挿入するパネル本体挿入用溝部4が形成された補助枠2Bとを備えて構成され、パネル本体Pの周縁部3とパネル本体挿入用溝部4との間に間隙を形成して、その間隙に硬化性充填材6を充填してパネル本体Pを固定してある。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、パネル本体と、そのパネル本体を保持しかつ支持体に固定される枠体とが設けられたパネル装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、この種のパネル装置では、図8に示すように、枠体2にパネル本体Pの周縁部3を挿入する溝部34を形成し、パネル本体Pの周縁部3と溝部34との間に間隙を形成して、その間隙にクッション材35を介在させて、コーキング材36を充填してパネル本体Pを固定するように構成したものがあった(以下、従来例と呼称するが、このような構成は周知慣用技術であり、適切な先行技術文献を開示できないものである。)。そして、例えば、支持体としてのH型鋼1の両フランジ部1A間に形成される凹部1Bに枠体2を挿入して、隣り合うH型鋼1の間に、枠体2により保持されたパネル本体Pを上下方向に複数段に積み重ねることになる。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
上記従来例では、パネル本体の破損等によりパネル本体を交換する必要が生じたときに、交換するパネル本体を保持する枠体の上側に位置する枠体を全て抜き出す必要があるため、パネル本体を交換する作業が煩雑なものとなるものであった。
【0004】
そこで、図9に示すように、枠体2に押縁部材37が着脱自在に取り付けられ、枠体2に押縁部材37が取り付けられた状態において、パネル本体Pの周縁部3を挿入する溝部38が枠体2に形成され、パネル本体Pの周縁部3と溝部38との間に間隙を形成して、その間隙にガスケット材39が介在させてある構成が考えられる(以下、改善例と呼称する。)。上記改善例では、パネル本体の破損等によりパネル本体を交換する必要が生じたときに、交換対象のパネル本体を保持する枠体から押縁部材を取り外すことにより、パネル本体を交換できるので、例えば、交換対象のパネル本体を保持する枠体の上側に位置する枠体を全て抜き出す必要がない等、パネル本体を交換する作業の簡素化を図ることができる。
【0005】
ところで、パネル本体を交換するときに、異なる板厚のパネル本体に交換する場合がある。このような場合において、上記改善例では、パネル本体の周縁部と溝部との間に形成される間隙の幅やガスケット材のサイズが予め定まっているため、パネル本体の板厚が異なる場合において、パネル本体を交換することができない場合があった。
【0006】
本発明は、上記実状に鑑みて為されたものであって、その目的は、パネル本体を交換する作業の簡素化を図りながらも、パネル本体の板厚が異なる場合において、パネル本体を交換することができるパネル装置を提供する点にある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明のパネル装置は、パネル本体と、そのパネル本体を保持しかつ支持体に固定される枠体とが設けられたものであって、その第1特徴構成は、前記枠体が、前記支持体に固定される主枠と、その主枠に着脱自在でかつ前記パネル本体の周縁部を挿入するパネル本体挿入用溝部が形成された補助枠とを備えて構成され、前記パネル本体の周縁部と前記パネル本体挿入用溝部との間に間隙を形成して、その間隙に硬化性充填材を充填して前記パネル本体を固定してある点にある。
【0008】
すなわち、支持体に固定される主枠と、その主枠に着脱自在でかつパネル本体の周縁部を挿入するパネル本体挿入用溝部が形成された補助枠とを備えることにより、主枠から交換対象のパネル本体を保持する補助枠を取り外すことにより、パネル本体を交換できるので、例えば、交換するパネル本体を保持する枠体の上側に位置する枠体を全て抜き出す必要がない等、パネル本体を交換する作業の簡素化を図ることができる。
【0009】
しかも、パネル本体の周縁部と補助枠のパネル本体挿入用溝部との間に間隙を形成して、その間隙に硬化性充填材を充填してパネル本体を固定してあることにより、異なる板厚のパネル本体に交換する場合においても、パネル本体を保持できる。さらに、上記改善例のようにガスケットを設ける構成に較べてパネル本体と補助枠との間の水密性及び密着性が高いものとなる。加えて、予め工場等にてパネル本体の周縁部と補助枠のパネル本体挿入用溝部との隙間に硬化性充填材を充填してパネル本体と補助枠とを固定しておけば、現地にて主枠から交換対象のパネル本体を保持する補助枠ごと取り外してパネル本体を交換することができるので、施工時間の短縮化を図ることができる。
【0010】
したがって、パネル本体を交換する作業の簡素化を図りながらも、パネル本体の板厚が異なる場合において、パネル本体を交換することができ、加えて、施工時間の短縮化を図ることができるパネル装置を得るに至った。
【0011】
本発明の第2特徴構成は、上記第1特徴構成に加えて、前記支持体が、道路の側部に沿って間隔を隔てて立設された支柱であり、前記主枠の道路側に前記補助枠を固定するための押縁部材を着脱自在に取り付けてある点を特徴とする。
【0012】
すなわち、道路側から主枠に押縁部材を装着することにより、補助枠を固定できるので、例えば、道路が支柱にて支持されている高架道路であったり、道路の外側が急な崖である等、道路の外側からの作業が困難な場合であっても、道路の外側に特別な足場を設けること無く、パネル本体を交換することができる。
【0013】
本発明の第3特徴構成は、上記第2特徴構成に加えて、前記押縁部材と前記補助枠との夫々に、互いに係止自在な第1係止部を設けて、前記補助枠が前記主枠から抜け出すことを防止する抜け出し防止部を形成してある点を特徴とする。
【0014】
すなわち、主枠に押縁部材を装着すると、押縁部材と補助枠とが互いに係止して補助枠が主枠から抜け出すことを防止することができるので、道路上を走行する自動車やトラックがパネル本体に衝突しても、パネル本体を保持する補助枠が主枠から抜け出すことを防止して、例えば、道路が高架道路である場合において、パネル本体が民地側に落下することを防止できる。
【0015】
本発明の第4特徴構成は、上記第2特徴構成に加えて、前記主枠と前記補助枠との夫々に、互いに係止自在な第2係止部を設けて、前記補助枠が前記主枠から抜け出すことを防止する抜け出し防止部を形成してある点を特徴とする。
【0016】
すなわち、主枠に押縁部材を装着すると、主枠と補助枠とが互いに係止して補助枠が主枠から抜け出すことを防止することができるので、道路上を走行する自動車やトラックがパネル本体に衝突しても、パネル本体を保持する補助枠が主枠から抜け出すことを防止して、例えば、道路が高架道路である場合において、パネル本体が民地側に落下することを防止できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0017】
〔第1実施の形態〕
以下、本発明に係るパネル装置について説明する。
図1〜図3に示すように、支持体としての道路Dの側部に沿って間隔を隔てて立設された支柱1の両フランジ部1A間に形成される凹部1Bに枠体2の左右両側を挿入して、隣り合う支柱1の間に枠体2により保持されたパネル本体としてのポリカーボネート製の透光板Pを上下方向に複数段に積み重ねてある。尚、詳述しないが、枠体2の左右両側を支柱1の道路側のフランジ部1Aに当接させるように付勢する板ばね製の付勢手段を設けてある。したがって、枠体2が、パネル本体Pを保持しかつ支持体としての道路Dの側部に沿って間隔を隔てて立設された支柱1に固定されることになる。
【0018】
そして、前記枠体2が、前記支柱1に固定される主枠2Aと、その主枠2Aに着脱自在でかつ前記透光板Pの周縁部3を挿入するパネル本体挿入用溝部4が形成された補助枠2Bとを備えて構成され、前記主枠2Aの道路側に前記補助枠2Bを固定するための押縁部材5を着脱自在に取り付けてあり、前記パネル本体Pの周縁部3と前記補助枠2Bの前記パネル本体挿入用溝部4との間に間隙を形成して、その間隙に硬化性充填材6を充填して前記透光板Pを固定してある。
【0019】
説明を加えると、主枠2Aの内周面における道路側と反対側すなわち民地側に断面形状が矩形状でかつ主枠2Aの内方側に向かって突出する突出部11を形成し、断面形状が矩形状の弾性変形自在な樹脂又はゴム製の補助枠2Bを突出部11の道路側の側面に接触しかつ主枠2Aの内周面に接触するように設け、断面形状が矩形状の押縁部材5を補助枠2Bの道路側の側面に接触するように設け、主枠2Aの内周面にピン7にて固定してある。したがって、補助枠2Bは、押縁部材5と突出部11とに挟み込まれることにより、道路幅方向への移動が規制された状態で固定されることになる。補助枠2Bの内周面には、透光板Pの周縁部3を挿入する断面形状が略矩形状のパネル本体挿入用溝部4が形成されており、透光板Pの端面とパネル本体挿入用溝部4の底部とが接触しかつ透光板Pの周縁部3とパネル本体挿入用溝部4の側部との間に間隙を形成し、その間隙にシリコーン系(1成分)の硬化性充填材6を充填してある。
【0020】
これにより、主枠2Aから押縁部材5を取り外したのちに、透光板Pを保持する補助枠2Bを取り外すことにより、透光板Pを交換できるので、例えば、交換する透光板Pを保持する枠体2の上側に位置する枠体2を全て抜き出す必要がない等、透光板Pを交換する作業の簡素化を図ることができる。しかも、透光板Pの周縁部3とパネル本体挿入用溝部4の側部との間の間隙に硬化性充填材6を充填して透光板Pを固定するので、透光板Pの板厚が異なる場合においても透光板Pを保持できる。
【0021】
〔第2実施の形態〕
この実施形態では、第1実施形態の構成と異なる構成についてのみ説明し、同じ構成については説明を省略する。
【0022】
図4に示すように、主枠2Aの内周面における民地側に突出部11を形成してあり、補助枠2Bを突出部11の道路側の側面に係合しかつ主枠2Aの内周面に接触するように設けてある。詳述すると、突出部11における道路側の側面の先端側に道路側に突出する凸部11aを形成してあり、補助枠2Bにおける民地側の側面の基端側に民地側に突出する凸部12を形成してある。これにより、主枠2Aの凸部11aと補助枠2Bの凸部12とが、互いに係止自在な第1係止部を構成する。
【0023】
前記押縁部材5を補助枠2Bの道路側の側面に係合しかつ主枠2Aの内周面に接触するように設け、主枠2Aの内周面にピン7にて固定してある。詳述すると、補助枠2Bにおける道路側の側面の基端側に道路側に突出する凸部13を形成してあり、押縁部材5における民地側の側面の先端側に民地側に突出する凸部5aを形成してある。したがって、補助枠2Bの凸部13と押縁部材5の凸部5aとが、互いに係止自在な第2係止部を構成する。
これにより、それら第1係止部及び第2係止部が、補助枠2Bが主枠2Aから抜け出すことを防止する抜け出し防止部を構成することになり、自動車やトラックの衝突により、補助枠2Bが主枠2Aから抜け出して民地側に透光板Pが脱落することを防止できる。
【0024】
〔第3実施の形態〕
この実施形態では、第1実施形態の構成と異なる構成についてのみ説明し、同じ構成については説明を省略する。
【0025】
図5に示すように、主枠2Aは、第1部材14の内周面の民地側に主枠2Aの内方側に向かって突出する第2部材15を設けて、断面形状を略L字状に形成してあり、第2部材15における道路側の側面の先端側に主枠2Aの長手方向に沿う突条16を形成してある。補助枠2Bの民地側に主枠2Aの長手方向に沿う凹溝17を形成してあり、凹溝17に突条16を挿入することにより、補助枠2Bを第2部材15の道路側の側面に係合しかつ主枠2Aの内周面と接触した状態で設けてある。これにより、主枠2Aの突条16と補助枠2Bの凹溝17とが、互いに係止自在な第1係止部を構成し、その第1係止部が、補助枠2Bが主枠2Aから抜け出すことを防止する抜け出し防止部を構成することになる。
【0026】
又、補助枠2Bの道路側に折り曲げ部18を形成してあり、押縁部材5の内周面にて支持されるように構成されている。又、補助枠2Bの内周面にパネル本体挿入用溝部4を形成し、そのパネル本体挿入用溝部4の両側部に透光板Pの周縁部3とパネル本体挿入用溝部4の側部との間に形成された間隙を先端側部分と基端側部分とに仕切る仕切り部材20を設けてある。そして、先端側部分に硬化性充填材6を充填してある。
【0027】
〔第4実施の形態〕
この実施形態では、第1実施形態の構成と異なる構成についてのみ説明し、同じ構成については説明を省略する。
【0028】
図6に示すように、主枠2Aは、第1部材21の内周面の民地側に主枠2Aの内方側に向かって突出する第2部材22を設けて、断面形状を略L字状に形成してあり、第2部材22における道路側の隅部に切り欠き部23を形成し、道路側の側面の中央部付近に主枠2Aの長手方向に沿う凹溝24を設けてある。補助枠2Bの民地側の側面の先端側に折り曲げ部25を形成し、中央部付近に主枠2Aの長手方向に沿う凸部26を形成してあり、切り欠き部23に折り曲げ部25を取り付け、凹溝24に凸部26を嵌め込むことにより、補助枠2Bを第2部材22の道路側の側面に係合しかつ主枠2Aの内周面と接触する状態で設けてある。そして、凸部26の先端に断面形状が略三角状の返し部26aを形成し、凹溝24の底部に断面形状が略三角形状の拡径部24aを形成してあり、返し部26a及び拡径部24aが、凹溝24に凸部25を嵌め込んだ状態において、凸部25が凹溝24から抜けるのを防止する抜け止め部を構成する。
【0029】
又、補助枠2Bの道路側の側面の先端側に折り曲げ部31を形成し、中央部付近に主枠2Aの長手方向に沿う凸部32を形成してある。押縁部材5の民地側の側面の中央部付近に主枠2Aの長手方向に沿う凹溝33を形成してあり、押縁部材5の内周面にて折り曲げ部31が支持され、凹溝33に凸部32を嵌め込むことにより、押縁部材5を補助枠2Bの道路側の側面に係合する状態で設けてある。そして、凸部32の先端に断面形状が略三角状の返し部32aを形成し、凹溝33の底部に断面形状が略三角形状の拡径部33aを形成してあり、返し部32a及び拡径部33aが、凹溝33に凸部32を嵌め込んだ状態において、凸部32が凹溝33から抜けるのを防止する抜け止め部を構成する。
これにより、押縁部材5の凹溝33及び内周面と補助枠2Bの折り曲げ部31及び凸部32とが、互いに係止自在な第2係止部を構成し、その第2係止部が、補助枠2Bが主枠2Aから抜け出すことを防止する抜け出し防止部を構成することになる。
【0030】
又、補助枠2Bの内周面にパネル本体挿入用溝部4を形成し、そのパネル本体挿入用溝部4の両側部に透光板Pの周縁部3とパネル本体挿入用溝部4の側部との間に形成された間隙を先端側部分と基端側部分とに仕切る仕切り部材20を設けてある。そして、先端側部分に硬化性充填材6を充填してある。
【0031】
〔別実施の形態〕
(1)上記各実施の形態では、補助枠2Bが樹脂又はゴム製であり、主枠2Aの道路側に補助枠2Bを固定するための押縁部材5を着脱自在に取り付けてある構成を例示したが、このような構成に代えて、図7に示すように、補助枠2Bが金属製であり、ボルトナット40にて主枠2Aに補助枠2Bを固定する構成としてもよい。
【0032】
(2)上記第3実施の形態では、補助枠2Bを第2部材15の道路側の側面に係合しかつ主枠2Aの内周面と接触した状態で設けてある構成を例示したが、このような構成に代えて、補助枠2Bを第2部材15の道路側の側面に係合しかつ主枠2Aの内周面と間隔を隔てた状態で設けてある構成としてもよい。
【0033】
(3)上記各実施の形態では、支持体が道路Dの側部に沿って間隔を隔てて立設された支柱1である構成を例示したが、このような構成に限られるものではなく、支持体が建屋の外壁である構成としたり、あるいは、支持体が建屋のフロアを仕切る仕切り壁である構成としてもよい。
【0034】
(4)上記各実施の形態では、パネル本体がポリカーボネート製の透光板Pである構成を例示したが、このような構成に限られるものではなく、パネル本体が、アクリル板やPET板等の有機材料であったり、パネル本体が、単板のフロート板ガラス、強化板ガラス、合わせガラス、その他無機材料である構成や、あるいは、それらのサンドイッチ構造である構成としてもよい。又、パネル本体が透明でなくてもよいことはもちろんである。
【図面の簡単な説明】
【0035】
【図1】パネル装置を支持体に取り付けた状態を示す図
【図2】第1実施形態におけるパネル装置の縦断面図
【図3】第1実施形態におけるパネル装置の横断面図
【図4】第2実施形態における枠体の横断面図
【図5】第3実施形態における枠体の横断面図
【図6】第4実施形態における枠体の横断面図
【図7】別実施形態における枠体の横断面図
【図8】従来例における枠体の横断面図
【図9】改善例における枠体の横断面図
【符号の説明】
【0036】
1 支持体(支柱)
2 枠体
2A 主枠
2B 補助枠
3 周縁部
4 パネル本体挿入用溝部
5 押縁部材
6 硬化性充填材
D 道路
P パネル本体

【特許請求の範囲】
【請求項1】
パネル本体と、そのパネル本体を保持しかつ支持体に固定される枠体とが設けられたパネル装置であって、
前記枠体が、前記支持体に固定される主枠と、その主枠に着脱自在でかつ前記パネル本体の周縁部を挿入するパネル本体挿入用溝部が形成された補助枠とを備えて構成され、
前記パネル本体の周縁部と前記パネル本体挿入用溝部との間に間隙を形成して、その間隙に硬化性充填材を充填して前記パネル本体を固定してあるパネル装置。
【請求項2】
前記支持体が、道路の側部に沿って間隔を隔てて立設された支柱であり、前記主枠の道路側に前記補助枠を固定するための押縁部材を着脱自在に取り付けてある請求項1に記載のパネル装置。
【請求項3】
前記押縁部材と前記補助枠との夫々に、互いに係止自在な第1係止部を設けて、前記補助枠が前記主枠から抜け出すことを防止する抜け出し防止部を形成してある請求項2に記載のパネル装置。
【請求項4】
前記主枠と前記補助枠との夫々に、互いに係止自在な第2係止部を設けて、前記補助枠が前記主枠から抜け出すことを防止する抜け出し防止部を形成してある請求項2に記載のパネル装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公開番号】特開2009−74273(P2009−74273A)
【公開日】平成21年4月9日(2009.4.9)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−242803(P2007−242803)
【出願日】平成19年9月19日(2007.9.19)
【出願人】(594075765)日本板硝子環境アメニティ株式会社 (23)
【Fターム(参考)】