説明

フィッシャー−トロプシュ・ワックスからの超重質潤滑油の製造

超重質潤滑油基油は、第1軽相および第2重相を形成するのに十分な量の極性溶剤で重質潤滑油から分離される。相が次に分離され、溶剤が第2重相から除去されて超重質潤滑油をもたらす。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は超重質潤滑油基油の製造に関する。より具体的には、本発明はフィッシャー−トロプシュ由来生成物からの超重質潤滑油基油物質の分離方法に関する。
【背景技術】
【0002】
フィッシャー−トロプシュ法は、合成ガス、即ち、水素および一酸化炭素から炭化水素を製造する方法として1920年代に開発された。最初は、前記方法は自動車燃料としてのガソリン範囲炭化水素の製造に重点が置かれていた。しかしながら、今日では、フィッシャー−トロプシュ法は次第に、ディーゼル燃料などのより重質の炭化水素、より好ましくはきれいで効率的な潤滑油への変換のためのワックス質分子の製造方法と見なされている。実際、より高い炭素数分布を含有する製品一覧を製造することの重要性は絶えず増大しつつある。炭素数分布の尺度は、所与の炭素数化合物からの次のより高い炭素数化合物の製造確率を表す、シュルツ−フローリー(Schulz−Flory)アルファ値である。シュルツ−フローリー分布は、シュルツ−フローリー方程式
=(1−α)iαi−1
(式中、iは炭素数を表し、αは、連鎖成長の速度対連鎖成長の速度+連鎖停止の速度の比を表すシュルツ−フローリー分布係数であり、Wは炭素数iの生成物の重量分率を表す)
によって数学的に表わされる。約0.9より上のアルファ数は、一般に、ワックス製造プロセスを表し、アルファ数が高ければ高いほど、例えば、それが1.0に近づくにつれて、本プロセスはワックス分子の製造への選択性が高まる。
【0003】
当然ながら、ワックス質フィッシャー−トロプシュ生成物は、より使用に適した製品へ変換されない限り、それらの価値を限定する不満足な低温流動性を有する。従って、フィッシャー−トロプシュ・ワックスはワックスをより価値ある物質に変換するために水素化処理、水素異性化および水素化分解などの処理を受ける。水素異性化は、ワックスをより価値ある物質に変換するための特に好ましい処理方法である。実際、重質潤滑油基油は水素異性化物質から高温蒸留によって分離される。
【0004】
一覧の重質潤滑油基油を分離することでの高温蒸留の実用的な有用性は幾分限定される。典型的には、高温蒸留装置は約1050°F(566℃)常圧(equivalent atmospheric)沸点以下の温度で蒸留を行うのに好適である。市販の薄膜蒸発蒸留装置(wiped−film evaporative distillation units)は有効な沸騰範囲を上げるために用いることができるが、大量に適用するためには費用がかかる。従って、重質潤滑油分子を異性化フィッシャー−トロプシュ・ワックスから分留するための有効な方法に対するニーズは依存として存在する。
【0005】
従って、本発明の目的はフィッシャー−トロプシュ・ワックスから重質潤滑油基油を製造することである。
【0006】
本発明の別の目的は、潤滑油基油として好適な高粘度留分への水素異性化フィッシャー−トロプシュ・ワックスの分離方法を提供することである。
【0007】
本発明の他の目的は、本明細書の下記のものから明らかになるであろう。
【0008】
【特許文献1】欧州特許第450860 B1号明細書
【特許文献2】米国特許第4,568,663号明細書
【特許文献3】米国特許第4,992,406号明細書
【特許文献4】米国特許第6,117,814号明細書
【特許文献5】米国特許第5,140,050号明細書
【特許文献6】欧州特許第0,266,898号明細書
【特許文献7】米国特許第5,856,260号明細書
【特許文献8】米国特許第5,856,261号明細書
【特許文献9】米国特許第5,863,856号明細書
【特許文献10】米国特許第5,075,269号明細書
【発明の開示】
【課題を解決するための手段】
【0009】
概して述べれば、超重質潤滑油基油は、第1軽相および第2重相を形成するのに十分な量の極性溶剤で重質潤滑油を処理することによって重質潤滑油から分離される。この相が次に分離され、溶剤が第2重相から除去されて超重質潤滑油をもたらす。
【0010】
特に好ましい実施形態では、重質潤滑油は、高α、フィッシャー−トロプシュ・ワックスを接触水素異性化することによって得られる水素異性化体の700°F+(371℃+)カットである。
【発明を実施するための最良の形態】
【0011】
本発明は、重質潤滑油からの超重質潤滑油基油の製造方法を提供する。超重質潤滑油基油とは、100℃で約15cStより大きい粘度を有する潤滑油基油を意味する。重質潤滑油とは、約850°F(454℃)〜約1200°F(649℃)もしくはそれより高い範囲で沸騰するオイルであることを意味する。好ましい実施形態では、重質潤滑油は、合成ガスをフィッシャー−トロプシュ反応条件下で変換することによって得られる接触水素異性化炭化水素流れから得られる。好ましくは、炭化水素流れは0.9より大きい、より好ましくは0.92より大きいシュルツ−フローリー・アルファ、αを有する生成物を生み出すのに十分な条件下でフィッシャー−トロプシュ法を行うことによって得られる。
【0012】
かかる高アルファ物質の製造は多数の方法で達成することができる。典型的には、これらは(a)プロセス運転条件の適切な選択および(b)触媒の選択の少なくとも1つを含む。
【0013】
本発明の好ましい一実施形態では、フィッシャー−トロプシュ法は430°F(221℃)以下、例えば約300°F〜約430°F(148℃〜221℃)の温度で行われる。運転圧力は典型的には約10〜約600psiaの範囲にあり、約100〜10,000cc/g/時の空間速度である。
【0014】
フィッシャー−トロプシュ法は好ましくはスラリー気泡塔反応器で行われる。スラリー気泡塔反応器では、触媒粒子は液体中に懸濁され、ガスはガス分配器を通って反応器の底部へ供給される。気泡が反応器を通って上がるにつれて、反応体は液体へ吸収され、そして触媒へ拡散し、そこでそれらはガスおよび液体生成物の両方へ変換され得る。ガス生成物は塔の上で回収することができ、液体生成物は、固体触媒を液体から分離するフィルターにスラリーを通すことによって回収される。3相スラリー気泡塔の最適運転方法は、その全体を参照により本明細書に援用される特許文献1に開示されている。
【0015】
好適なフィッシャー−トロプシュ触媒は、無機酸化物担体上のFe、Ni、Co、およびRuなどの1つもしくはそれ以上のVIII族金属を含む。更に、触媒は助触媒金属を含有してもよい。本発明の方法に好適な一触媒は、約0.01対1の範囲のRe:Co重量比を有し、かつ、約2〜50重量%のコバルトを含有する、チタニア上に担持されたレニウム助触媒のコバルトである。かかる触媒の例は特許文献2(バインダーなし)、特許文献3(Alバインダー)および特許文献4(SiO−Alバインダー)に見いだすことができる。
【0016】
本発明の別の実施形態では、フィッシャー−トロプシュ法は、主としてチタニアおよび少量のアルミン酸コバルトを含む担体上にコバルト、特にコバルトおよびレニウムを含む触媒で行われる。一般に、担体は、担体の総重量を基準にして少なくとも50重量%のチタニア、好ましくは80〜約97重量%のチタニアを含有するであろう。担体のチタニアの約20〜100重量%、好ましくは60〜98重量%はルチル結晶相にあり、残りはアナターゼ結晶相または非晶質相である。バインダー中のアルミン酸コバルトの量は、担体の形成に使用されたコバルトおよびアルミニウム化合物の量に依存する。あえて言うなら、0.25より大きい、好ましくは0.5〜2、より好ましくは約1のコバルト/アルミニウム原子比を提供するのに十分なコバルトが担体中に存在する。従って、0.25のCo/Al比では、酸化アルミニウムは約半分がアルミン酸コバルトとして存在する。0.5のCo/Al比では、存在するアルミナ酸化物は実質的にすべてがアルミン酸コバルトとして存在する。0.5より上のCo/Al比では、担体はアルミン酸コバルトに加えてチタン酸コバルトを含有し、実質的にアルミナがないであろう。
【0017】
担体は典型的には、チタニア、アルミナバインダー物質および場合によりシリカバインダー物質の好適な水性スラリーを、約105℃〜135℃の出口温度の熱風付きパージ室中へ噴霧乾燥することによって形成される。噴霧乾燥は約20〜120ミクロンのサイズ範囲の球形担体を生み出す。この噴霧乾燥された担体は次に400〜800℃の範囲の、好ましくは約700℃の温度でカ焼される。次にカ焼物質に、カ焼時にアルミナの少なくとも一部をアルミン酸コバルトに変換するのに十分な量の、コバルト化合物、好ましくは硝酸コバルトの水溶液が含浸される。好ましくは、アルミナの50%〜99+%をアルミン酸コバルトに変換するのに十分なコバルト化合物が使用される。それゆえ、担体の調製中に加えられるコバルト化合物の量は0.25:1〜2:1、好ましくは0.5:1〜1:1の範囲のCo:Alの原子比に相当するであろう。実際、製造された担体には実質的にアルミナがないことが特に好ましい。
【0018】
コバルト含浸担体のカ焼は好ましくは約700℃〜約1000℃、好ましくは約800℃〜約900℃の範囲の温度で空気中で行われる。
【0019】
典型的には、担体は約5m/g〜約40m/g、好ましくは約10m/g〜約30m/gの範囲の表面積を有するであろう。細孔容積は約0.2cc/g〜約0.5cc/g、好ましくは0.3cc/g〜0.4cc/gの範囲である。
【0020】
触媒を調製する時に、コバルトおよびレニウム助触媒は、含浸(助触媒との共含浸か順次含浸かのどちらか‥噴霧乾燥によってか初期湿り(incipient wetness)技法によってかのどちらかで)をはじめとする、当業者に周知の様々な技法のいずれかによって担体と複合化される。固定床フィッシャー−トロプシュ法にとって好ましい触媒は、触媒金属が触媒粒子の外側部分、即ち、250ミクロン以下の深さの相、好ましくは200ミクロン以下の深さの相に存在するものであるので、触媒の好ましい調製方法は、参照により本明細書に援用される特許文献5に、または参照により本明細書に援用される特許文献6に記載されているスプレー法である。スラリーフィッシャー−トロプシュ法のためには、触媒は好ましくは噴霧乾燥担体の初期湿り含浸によって製造される。初期湿り含浸技法を用いる場合、有機含浸助剤が場合により用いられる。かかる助剤は、すべて参照により本明細書に援用される特許文献7、特許文献8および特許文献9に記載されている。
【0021】
触媒中に存在するコバルトの量は2〜40重量%、好ましくは10〜25重量%の範囲にあろうが、レニウムはコバルトの重量の約1/20〜1/10の重量比で存在するであろう。
【0022】
上記のような適切なフィッシャー−トロプシュ反応条件、適切な触媒、または両方を選択することによって、高αのその結果生じる生成物はより多い量のより高分子量物質を含有する。実際、ワックス質生成物の700°F+留分は、850°F〜1050°F(454℃〜565℃)範囲で沸騰する約15重量%より多い炭化水素を有するであろう。
【0023】
ワックス質生成物の700°F+留分を含有するカットは、フィッシャー−トロプシュ法で生み出された他の炭化水素から分離され、次に接触水素異性化される。このように、例えば、450°F+(232℃+)カットもしくはそれより高いものが分離され、接触水素異性化される。好適な水素異性化触媒は典型的には耐熱性金属酸化物担体、好ましくはゼオライト担体上のVI族もしくはVIII族金属またはそれらの混合物などの水素化金属成分を含む。触媒は典型的には約0.1重量%〜約5重量%の金属を含有する。かかる触媒の例には、ZSM−23、ZSM−35、ZSM−48、ZSM−57およびZSM−22上の貴金属、例えば、Ptが挙げられる。
【0024】
好ましい触媒はPt/ZSM−48である。ZSM−48の好ましい調製は、参照により本明細書に援用される特許文献10に開示されている。Ptは、乾式か初期湿り技法によるかのどちらかでの、含浸などの当該技術で周知の技法によってASM−48上に堆積される。
【0025】
異性化は約500°F(260℃)〜約900°F(482℃)、好ましくは約550°F(288℃)〜約725°F(385℃)の温度、1〜10,000psiのH、好ましくは100〜2,500psiのHの圧力、50〜3,500SCF/bblの水素ガス速度、および0.25〜5v/v/時、好ましくは0.5〜3v/v/時の範囲の空間速度の条件下で行われる。
【0026】
異性化の後に、異性化体は留出物カットおよび潤滑油カットへ蒸留される。本明細書での目的のためには、潤滑油は約700°F(371℃)より上で沸騰する当該留分である。
【0027】
潤滑油は次に、2つの液相、即ち第1軽相および第2重相を生み出すのに十分な量の極性溶剤を使用して抽出される。相が次に分離され、溶剤が重相から除去されて超重質潤滑油をもたらす。
【0028】
好ましくは、溶剤は両相から除去され、リサイクルされる。
【0029】
好適な極性溶剤には、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、アセトン、N−メチルピロリドン、ジクロロエタンおよびジクロロメタンが含まれる。メチルエチルケトンが好ましい極性溶剤である。
【0030】
抽出が行われてもよい温度および圧力は溶剤の選択に依存する。一般に、温度は約−60°F(−51℃)〜約100°F(38℃)、圧力は約5psia〜500psiaの範囲であってもよい。メチルエチルケトンの場合では、例えば、好適な温度は大気圧で約−60°F(−51℃)〜約90°F(32℃)の範囲である。
【0031】
抽出は、重質潤滑油を溶剤と混合して連続液相中に分散された液相を生み出すことによって行われ、それは混合の中止後に第1軽相および第2重相への相分離を受ける。
【0032】
混合は、櫂型ミキサー、界面混合装置、回転ディスク接触器などを用いて行うことができる。
【0033】
代わりの実施形態では、多回抽出が行われてもよく、それによって、実際には、重質潤滑油を複数の製品一覧へ分留する。
【実施例】
【0034】
次に、本発明は以下の実施例によって例示されるであろう。
【0035】
高アルファ・フィッシャー−トロプシュ供給物の水素異性化に由来する重質1000°F+潤滑油をメチルエチルケトン(MEK)での成功抽出にかけた。抽出は、16.4gの重質潤滑油を2つの25ml遠心分離管のそれぞれに加え、管を次にMEKで満たすことによって行った。管を手で十分に振盪して微細な小滴の微細な分散系をもたらした。管を遠心分離して下方のより粘稠な相と上方のより軽い相との間に明確な界面を生み出した。MEKに富んだ上澄み相をピペットでデカンテーションし、両管からの上澄み液を組み合わせた。すべての混合、遠心分離およびデカンテーションは室温で行った。上澄み液からMEKを蒸発させ、次にサンプルを90℃の真空オーブン中で一晩乾燥させた。
【0036】
追加のMEKを管に残っている物質に加えて管を一杯にした。管を十分に振盪し、遠心分離を26回繰り返した。0〜5の番号を付けたサンプルは、両管からの組み合わせ上澄み液を含有した。6〜15の番号を付けたサンプルは、2つの連続サイクルの両管からの組み合わせ上澄み液を含有した。16の番号を付けたサンプルは、最後のデカンテーション後に残っている重相である。それを管から回収し、溶解したMEKを真空オーブン中で除去した。
【0037】
ゲル浸透クロマトグラフィーを異なる留分について行った。分子量平均値Mz、MwおよびMnを表に示す。イタリック体の値は補間値である。25℃〜85℃の温度の関数としての粘度は、様々な剪断応力についてボーリン制御応力流動計(Bohlin Controlled Stress Rheometer)で測定した。幾つかの画分についてはサンプルの量が制限されるので、対0−1、4−5および14−15を組み合わせて粘度の測定を可能にした。
【0038】
結果を下の表に示す。
【0039】
【表1】

【0040】
理解することができるように、高分子量物質は最高の粘度を有する留分に濃縮される。同様に、本実施例は、液体抽出によって超重質潤滑油基油を分離する能力を実証する。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
重質潤滑油からの超重質潤滑油基油の分離方法であって、
前記潤滑油を、第1軽液相および第2重液相を形成するのに十分な量の極性溶剤で処理する工程;
前記二相を分離する工程;および
前記第2重液相から前記溶剤を除去して、超重質潤滑油基油を得る工程
を含むことを特徴とする分離方法。
【請求項2】
前記溶剤は、MEKであることを特徴とする請求項1に記載の分離方法。
【請求項3】
前記処理は、十分に混合して連続液相中に分散された液体小滴を形成する工程を含むことを特徴とする請求項2に記載の分離方法。
【請求項4】
前記小滴が合体して分離可能な液相を形成するのを可能にする工程を含むことを特徴とする請求項3に記載の分離方法。
【請求項5】
前記重質潤滑油は、フィッシャー−トロプシュ・ワックス質生成物の700°F+含有留分の接触水素異性化カットであることを特徴とする請求項4に記載の分離方法。
【請求項6】
前記重質潤滑油は、フィッシャー−トロプシュ・ワックス質生成物の接触水素異性化450°F+カットであることを特徴とする請求項5に記載の分離方法。
【請求項7】
0.9より大きいシュルツ−フローリーαを有する生成物を生成するのに十分な条件下でフィッシャー−トロプシュ法を行う工程;
700°F+留分を含有する生成物からカットを分離する工程;
分離された前記カットを水素異性化条件下で接触水素異性化して、異性化体を形成する工程;
前記異性化体から700°F+(371℃+)カットを分離して、重質潤滑油を得る工程;
前記重質潤滑油を、第1軽液相および第2重液相を形成するのに十分な量の極性溶剤で処理する工程;
前記二相を分離する工程;および
前記第2重液相から前記溶剤を除去して、超重質潤滑油基油を得る工程
を含むことを特徴とする超重質潤滑油基油の製造方法。
【請求項8】
700°F+留分を含有する450°F+(232℃+)カットを分離し、これを接触水素異性化することを特徴とする請求項7に記載の方法。
【請求項9】
前記極性溶剤は、MEKであることを特徴とする請求項7または8に記載の方法。

【公表番号】特表2008−506007(P2008−506007A)
【公表日】平成20年2月28日(2008.2.28)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−520327(P2007−520327)
【出願日】平成17年6月21日(2005.6.21)
【国際出願番号】PCT/US2005/021869
【国際公開番号】WO2006/016976
【国際公開日】平成18年2月16日(2006.2.16)
【出願人】(390023630)エクソンモービル リサーチ アンド エンジニアリング カンパニー (442)
【氏名又は名称原語表記】EXXON RESEARCH AND ENGINEERING COMPANY
【Fターム(参考)】