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Fターム[4H029DA11]の内容

炭化水素油の製造、分解及び精製 (4,260) | 多段工程 (1,984) | 水素存在下における炭化水素成分の骨格構造の変更 (117)

Fターム[4H029DA11]に分類される特許

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【課題】多環芳香族炭化水素から付加価値の高い1環芳香族炭化水素を、高価な水素を過剰に消費することなく過分解を抑制し、効率よく製造する方法を提供する。
【解決手段】多環芳香族炭化水素が50容量%以上、1環芳香族炭化水素及び1.5環芳香族炭化水素の合計量が20容量%未満である原料炭化水素油を、(1)水素の存在下、モリブデンの含有量が0.5重量%以上8.0重量%未満である水素化精製触媒に接触させ、脱硫脱窒素処理を行うとともに、多環芳香族炭化水素を1.5環芳香族炭化水素に変換する第一工程に次いで、(2)第一工程から得られた中間油を水素の存在下、水素化分解触媒に接触させ、アルキルベンゼン類に変換する第二工程を行うことにより、アルキルベンゼン類が20容量%以上、多環芳香族炭化水素が1.0容量%未満である付加価値の高い1環芳香族炭化水素を製造する。 (もっと読む)


【課題】燃焼性、酸化安定性、且つ優れたライフサイクル特性を持ち、1次エネルギー多様化に資する環境低負荷型航空燃料油基材および航空燃料油組成物を提供する。
【解決手段】動植物油脂に由来する含酸素炭化水素化合物、及び含硫黄炭化水素化合物の混合油からなる原料油、または該混合油にさらに原油等を精製して得られる石油系基材を混合してなる原料油を水素化処理することにより得られる航空燃料油基材、および該航空燃料油を含有する航空燃料油組成物。 (もっと読む)


【課題】反応による発熱量の抑制、エネルギー損失の抑制、希釈媒の使用量の低減、ならびに装置機器の腐食の抑制の全てを達成可能な炭化水素油の製造方法の提供。
【解決手段】特定の触媒が充填された反応帯域8a、8b、8cを複数直列に配置し、反応帯域8a、8b、8cのそれぞれにおいて、水素圧力1MPa以上10MPa未満の条件下、動植物油に由来する含酸素炭化水素化合物を含有する、特定量の得られた炭化水素油のリサイクル油および特定量の含硫黄炭化水素化合物を含有する原料油を供給して水素化処理し、得られた被処理物からガス及び水を除去して炭化水素油を得る。上記複数の反応帯域のうち、最も上流側に配置された反応帯域8aの入口温度は150℃以上250℃以下、上流側から2番目以降の反応帯域8bの入口温度は水の凝縮温度以上、最も下流側に配置された反応帯域8cの出口温度は260℃以上360℃以下である。 (もっと読む)


【課題】 ノルマルパラフィン及び/又は1分岐イソパラフィンを含有する炭化水素油から、十分に高い低温流動性及び粘度指数を有する潤滑油基油を十分に高い収率で得ることを可能とする潤滑油基油の製造方法を提供すること。
【解決手段】 潤滑油基油の製造方法は、水素存在下、ノルマルパラフィン及び/又は1分岐イソパラフィンを含有する炭化水素油を、10又は8員環からなる一次元状細孔構造を有する第1のモレキュラーシーブを含有する第1の触媒、及び、10又は8員環からなる一次元状細孔構造を有する第2のモレキュラーシーブを含有する第2の触媒にこの順序で接触させる工程を備え、第1のモレキュラーシーブは、水素化活性を有する金属成分を有し且つ酸点を有するものであり、第2のモレキュラーシーブは、水素化活性を有する金属成分を実質的に有しておらず、酸点を有するものであることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】低温粘度特性に優れ、粘度−温度特性と低温粘度特性の高水準での両立が可能な潤滑油基油及びその製造方法、並びに当該潤滑油基油を含有する潤滑油組成物を提供すること。
【解決手段】本発明の潤滑油基油は、尿素アダクト値が4〜6質量%且つ粘度指数が100以上であることを特徴とする。また、本発明の潤滑油基油の製造方法は、得られる被処理物の尿素アダクト値が4〜6質量%の範囲であり且つ粘度指数が100以上となるように、減圧蒸留留出油、減圧蒸留留出油のマイルドハイドロクラッキング処理油、脱れき油、脱れき油のマイルドハイドロクラッキング処理油又はこれらの2種以上の混合油を原料として、水素化分解触媒の存在下で水素化分解を行い、更に、脱芳香族処理及び脱ろう処理を組み合せて処理することを特徴とする。また、本発明の潤滑油組成物は、上記本発明の潤滑油基油を含有することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】フィッシャー・トロプシュ合成法により得られる合成油(FT合成油)からのワックス留分を水素化分解するのに、短時間で、簡便に分解率を算出する方法と、さらに、該算出した分解率で前記水素化分解の進行度を制御する方法を提供する。
【解決手段】フィッシャー・トロプシュ合成油を中間留分とワックス留分に分留し、次いで、該ワックス留分を水素化分解して、得られた水素化分解油のガス分中の所定炭化水素組成を測定し、所定炭化水素組成から前記水素化分解反応の分解率を算出し、算出した分解率が目標の分解率となるように水素化分解反応器の運転条件を制御する。 (もっと読む)


【課題】 ノルマルパラフィン系炭化水素から低流動点の中間留分を高い収率で得ることを可能とする、高活性且つ高異性化選択性である炭化水素の水素化異性化触媒を提供すること。
【解決手段】 本発明の炭化水素の水素化異性化触媒は、10又は8員環からなる一次元状細孔構造を有し且つ下記式(1)で定義される骨格構造を構成する元素のうちの固体酸性の発現に寄与する元素の含有率Aが0.2モル%未満である第1のゼオライト類の存在下で水熱合成された、第1のゼオライト類と同一の骨格構造を有し且つ下記式(1)で定義される含有率Aが0.2〜8モル%である第2のゼオライト類と、元素の周期表第8族及び第6族からなる群より選択される少なくとも1種の金属とを含むものである。
【数1】


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【課題】GTLプロセスの改質工程に管式リフォーマーを用いる水蒸気改質法や炭酸ガス改質法を用いる場合における熱利用効率の改善を図る。
【解決手段】天然ガスから各種炭化水素油を製造する方法であって、天然ガスとスチーム及び/又は炭酸ガスとを、改質触媒を充填した管式リフォーマーを通して合成ガスに変換する合成ガス製造工程、製造された合成ガスをフィッシャー・トロプシュ反応させてフィッシャー・トロプシュ油を製造するフィッシャー・トロプシュ油製造工程、製造されたフィッシャー・トロプシュ油を水素化処理及び蒸留することにより各種炭化水素油を製造するアップグレーディング工程からなり、合成ガス製造工程で発生する余剰の熱を回収し、回収した熱をアップグレーディング工程における水素化処理及び/又は蒸留用の熱として利用することを特徴とする方法。 (もっと読む)


【課題】少なくとも90重量%の飽和物含量及び少なくとも105の粘度指数を有する潤滑油基油の製造方法を提供すること。
【解決手段】溶剤抽出域からのラフィネートを、2段階の水素転化域とそれに続く水素化仕上げ域で選択的に水素転化する。 (もっと読む)


【課題】含酸素炭化水素化合物を含有する原料油から炭化水素油を製造するに際し、酸素分が十分に低減されており且つ燃料油としての実用的な低温性能及び酸化安定性を有する炭化水素油を得ることが可能であり、さらに、設備費用及び消費エネルギーの削減並びに製造効率の点で有効な炭化水素油の製造方法を提供すること。
【解決手段】第1の反応帯域において、水素及び第1の水素化触媒の存在下、含酸素炭化水素化合物を含有する原料油について酸素分除去率が5〜80質量%となるように水素化脱酸素及び水素化異性化を行い、第1の生成油を得る。次いで、第1の反応帯域と直列に配置された第2の反応帯域において、水素及び第2の水素化触媒の存在下、第1の工程で得られた第1の生成油について水素化脱酸素を行い、炭化水素油を含有する第2の生成油を得る。 (もっと読む)


【課題】粘度−温度特性と低温粘度特性とを高水準で両立することが可能であり、すすや金属摩耗粉が混入しているような潤滑油の劣化時においても十分な低摩擦性すなわち省燃費性を維持し、摩耗防止性や清浄性等の耐久性、酸化安定性に優れ、さらには低灰化が可能であり、排気ガス後処理装置の性能を長期にわたって十分に維持することが可能な潤滑油組成物を提供すること。
【解決手段】本発明の潤滑油組成物は、尿素アダクト値が4質量%以下であり且つ粘度指数が100以上である潤滑油基油と、組成物全量を基準として、0.01〜10質量%の無灰摩擦調整剤と、リン量として0.01〜0.2質量%のリン含有摩耗防止剤と、を含有することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】低粘度化した場合であっても、粘度−温度特性、低温粘度特性及び低蒸発性の全てを高水準で達成することが可能な潤滑油基油及びその製造方法、並びに当該潤滑油基油を含有する潤滑油組成物を提供すること。
【解決手段】本発明の潤滑油基油は、尿素アダクト値が4質量%以下であり、粘度指数が130以上であり、且つ、NOACK蒸発量が15質量%以下であることを特徴とする。また、本発明の潤滑油基油の製造方法は、ノルマルパラフィンを含有する原料油について、得られる被処理物の尿素アダクト値が4質量%以下、粘度指数が130以上、且つ、NOACK蒸発量が15質量%以下となるように、水素化分解/水素化異性化を行う工程を備えることを特徴とする。また、本発明の潤滑油組成物は、上記本発明の潤滑油基油を含有することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】イソパラフィンに富んだ燃料基材を収率良く製造する液体燃料の製造方法を提供すること。
【解決手段】ノルマルパラフィン、含酸素化合物およびオレフィンを含有し且つ蒸留性状における終点が360℃以下である原料油を、130〜160℃の範囲内にある境界点を境に、蒸留性状における終点が前記境界点以下である第1の留分と蒸留性状における初留点が前記境界点以上である第2の留分とに分別し、第1の留分を、固体酸を含む担体と、該担体上に担持された周期律表における第VIII族の金属とを含有する第1の触媒を用いて水素化精製し、その一方で、第2の留分を、固体酸を含む担体と、該担体上に担持された周期律表における第VIII族の金属とを含有する第2の触媒を用いて水素化精製する。 (もっと読む)


【課題】パラフィン系炭化水素から液体燃料を製造するに際し、高水準の中間留分選択性を達成することが可能な液体燃料の製造方法を提供すること。
【解決手段】本発明の液体燃料の製造方法は、パラフィン系炭化水素について、所定の触媒を用いて水素化異性化処理を行う第1の工程と、第1の工程で得られる被処理物について、シリカ/アルミナ比がモル比で50以上の結晶性アルミノシリケートを含有する触媒を用いて水素化分解処理を行う第2の工程とを備えることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】硫黄分、芳香族分が十分に低く、かつ、実用上十分な低温性能および発熱量を確保した環境対応軽油およびその製造方法を提供する。
【解決手段】密度が0.78g/cm以上、硫黄分が1質量ppm以下、曇り点が−10℃以下、目詰まり点が−5℃以下、10%留出温度が200℃以上、90%留出温度が340℃以下、炭素数10〜13のノルマルパラフィン含有量が2.0質量%以下、炭素数14〜21のノルマルパラフィン含有量が8.0質量%以下、炭素数24以上のノルマルパラフィン含有量が0.1%以下、かつ、芳香族分が5質量%以下である環境対応軽油、および、ノルマルパラフィン原料を接触水素化分解および異性化し、得られた生成油を分留して10%留出温度が200℃以上、90%留出温度が340℃以下の軽油留分を得る前記環境対応軽油の製造方法。 (もっと読む)


【課題】他の添加剤との相互作用が小さく、優れた摩擦低減効果を発揮すると共に、良好な熱安定性付与効果を有し、かつコスト的にも有利な摩擦低減用添加剤、及びこのものを含む潤滑油組成物を提供する。
【解決手段】オレフィンオリゴマーの水素添加処理物中に存在する未水添不飽和炭化水素化合物を有効成分とする摩擦低減用添加剤、及び基油と、前記摩擦低減用添加剤を含み、かつ臭素価が0.1〜10gBr2/100gであることを特徴とする潤滑油組成物である。 (もっと読む)


【課題】動植物油脂および動植物油脂由来成分であるトリグリセリド含有炭化水素を原料として製造された環境低負荷型軽油基材を含有し、ライフサイクルCO排出特性および着火性、高温再始動性の全てに優れた軽油組成物を提供する。
【解決手段】動植物油脂および/または動植物油脂由来成分に含硫黄炭化水素化合物を硫黄分含有量が1質量ppm〜2質量%となるように混合した被処理油を、特定の硫化物触媒と特定の条件下で接触させ、さらに結晶性モレキュラシーブを含有する担体に担持された周期律表第6A族および第8族の元素から選ばれる1種以上の金属を含有する触媒に特定の条件下でさらに水素化させたノルマルパラフィンに対するイソパラフィンの割合が0.20以上の留分を10容量%〜70容量%含有して成る、特定の性状を有し、かつノルマルパラフィンに対するイソパラフィンの割合が0.60以上である軽油組成物。 (もっと読む)


【課題】動植物油脂および動植物油脂由来成分であるトリグリセリド含有炭化水素を原料として製造された環境低負荷型軽油基材を含有する軽油組成物を提供する。
【解決手段】動植物油脂および/または動物油脂由来成分を含有する原料油類を、周期律表第6A族および/または第8族金属と酸性質を有する無機酸化物を含有する水素化精製触媒と水素加圧下で接触させ、同時に/その後に結晶性モレキュラシーブを含有する担体に担持された周期律表第6A族および/または第8族金属を含有する異性化触媒と水素加圧下で接触させることにより得られる、炭素数15〜18の鎖状飽和炭化水素を50質量%以上含有し、炭素数15以上の側鎖を有する鎖状飽和炭化水素含有量を炭素数15以上の直鎖飽和炭化水素含有量で除した値が0.7以上、かつ特定の式を満たす軽油組成物。 (もっと読む)


【課題】ライフサイクルCO排出特性ならびに酸化安定性、低温始動性、低温流動性に優れた軽油組成物の提供。
【解決手段】動植物油脂及び /又は動物油脂由来成分と、結晶性モレキュラシーブを含む担体に担持された第6A族及び第8族元素から選ばれる1種以上の金属を含む触媒とを、水素圧2〜13MPa、液空間速度0.1〜3.0h−1、水素油比250〜1500NL/L、温度150〜380℃の条件下で接触させて得られるiパラフィン/nパラフィンの比率が0.2以上である軽油基材と、原油等の水素化精製油を、30〜50容量%:70〜50容量%混合して製造される、90%留出点360℃以下、全芳香族15容量%以下、セタン指数が45以上、S分1質量ppm以下、O分1質量%以下、トリグリセリド0.01質量%以下、酸価0.13mgKOH/g以下且つ酸化安定性試験後の酸価増加量が0.12mgKOH/g以下、目詰り点(CFPP)-5℃以下、流動点(PP)-10℃以下、iパラフィン/nパラフィンの比率が0.80以上である軽油組成物。 (もっと読む)


【課題】 天然ガスからの灯軽油製造プロセスにおいて、付加価値が低い副産物である軽質炭化水素の具体的な再利用化を図り、原料原単位を上げることのできる新規な合成ガスの製造方法を提供する。
【解決手段】 アップグレーディング工程において蒸留により分離された軽質炭化水素、すなわち、天然ガスからの灯軽油製造プロセスでは、付加価値が低い副産物である軽質炭化水素を、合成ガス製造用原料として、合成ガス製造工程に循環使用してなるように構成する。 (もっと読む)


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