フェムトセルアクセス制御リストの追加の確認
一例において、装置は、運用支援システムに動作可能に結合され、移動体端末に動作可能に結合できるフェムトセルと、運用支援システムおよびフェムトセルに動作可能に結合されたフェムトセルアクセス制御リストと、運用支援システムおよびフェムトセルに動作可能に結合されたＳＭＳ制御センターとを有し、フェムトセルアクセス制御リストへの移動体端末の追加が起動され、移動体端末がフェムトセルに追加されようとしていることを移動体端末に知らせるメッセージが移動体端末に送信され、移動体端末から運用支援システムへ応答が伝えられ、応答を受信すると移動体端末がアクセス制御リストに追加される。このように本方法および装置は、フェムトセル用のアクセス制御リストへの移動体端末の追加を制御する。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【０００１】
本発明は、概して電気通信システムに関し、詳細にはフェムトセルにおいてアクセス制御リストへの移動体端末の追加を制御することに関する。
【背景技術】
【０００２】
電気通信システムにおいて、もともとアクセスポイントの基地局として知られるフェムトセルは、一般に住宅または小規模ビジネス環境で使用されるように設計された、小規模のセルラ式基地局である。フェムトセルはブロードバンド（ＤＳＬまたはケーブルなど）を介してサービスプロバイダのネットワークに接続し、現在の設計は一般に住宅環境において２から５台の携帯電話をサポートする。フェムトセルによりサービスプロバイダは屋内の、特に別の方法では接続が制限される、または利用できない場所にサービスカバレッジを拡張することができる。フェムトセルは、典型的な基地局の機能を組み込むが、これを拡張してより簡単な、自己完結的な配置を可能にする。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００３】
フェムトＢＳＲ（ｂａｓｅ ｓｔａｔｉｏｎ ｒｏｕｔｅｒ、基地局ルータ）は、このフェムトＢＳＲを介して無線ネットワークにアクセスすることができる加入者を制御するアクセス制御リスト（ＡＣＬ）を有する。加入者は、ネットワークへのアクセス権を得る前にこのリストに追加される必要がある。しかしながらフェムトセルの所有者は、所有者が知らないうちにそれぞれのＡＣＬに隣人を追加し、場合によっては呼を傍受する可能性があるというセキュリティ上の問題がある。
【０００４】
現在提案されている解決法は、ユーザをＡＣＬに追加するために、フェムトセル上にボタンを設ける。このボタンが押されると、フェムトセルの周りの固定エリアにあるどの移動体機器もＡＣＬに追加される。あるいは、フェムトセルの所有者はウェブサイトに行き、ＡＣＬへユーザを追加／ＡＣＬからユーザを削除することができる。ウェブ上で行われたＡＣＬへのいかなる変更も、フェムトセルにダウンロードされる。これは、フェムトセルの使用をフェムトセルが許可するユーザのみに限定するが、しかしながらこれは、ユーザの呼が悪質なフェムトセルを経由するようにし、それによって呼を傍受できるようにする悪質なフェムトセルからユーザを保護するには十分ではない。
【課題を解決するための手段】
【０００５】
本方法および装置による１つの実施形態は、運用支援システムに動作可能に結合され、移動体端末に動作可能に結合できるフェムトセルと、運用支援システムおよびフェムトセルに動作可能に結合されたフェムトセルアクセス制御リストと、運用支援システムおよびフェムトセルに動作可能に結合されたＳＭＳ制御センターとを含むことができる装置であって、フェムトセルアクセス制御リストへの移動体端末の追加が起動され、移動体端末がフェムトセルに追加されようとしていることを移動体端末に知らせるメッセージが移動体端末に送信され、移動体端末から運用支援システムに応答が伝えられ、応答を受信すると移動体端末がアクセス制御リストに追加される。
【０００６】
本方法および装置による別の実施形態は、フェムトセルに動作可能に結合できる少なくとも１つの移動体端末と、少なくとも１つのフェムト基地局ルータおよび第１のネットワークを介してフェムトネットワークゲートウェイに動作可能に結合されたフェムトセルと、第２のネットワークを介してウェブサーバに動作可能に結合されたフェムトネットワークゲートウェイと、第３のネットワークを介してフェムトセル所有者の端末に動作可能に結合されたウェブサーバと、フェムトセル所有者の端末に動作可能に結合された記憶装置の中のアクセス制御リストとを含むことができる装置である。
【０００７】
本方法および装置による別の実施形態は、フェムトセル用のフェムトセルアクセス制御リストへの移動体端末の追加を起動するステップと、移動体端末がフェムトセルアクセス制御リストに追加されようとしていることを移動体端末に知らせるメッセージを移動体端末に送信するステップと、移動体端末から応答を送信してアクセス制御リストへの移動体端末の追加を承認するステップと、応答を受信すると移動体端末をアクセス制御リストに追加するステップとを含むことができる方法である。
【０００８】
本方法および装置の諸実施形態の特徴は、添付の特許請求の範囲で詳細に示す。これらの諸実施形態は、いくつかの図において同様の参照符号が同様の要素を特定する添付の図面と併せて行う次の説明を参照して、最も良く理解されることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【０００９】
【図１】フェムトセルにおいてアクセス制御リストへの移動体端末の追加を制御することを支援する、本方法および装置による一実施形態を示す図である。
【図２】本方法および装置による一実施形態を示すブロック図である。
【図３】本方法および装置による別の実施形態を示すブロック図である。
【図４】本方法および装置によるさらに別の実施形態を示すブロック図である。
【図５】本方法および装置による一実施形態を示す流れ図である。
【図６】本方法および装置による別の実施形態を示す流れ図である。
【図７】本方法および装置によるさらに別の実施形態を示す流れ図である。
【発明を実施するための形態】
【００１０】
携帯電話事業者にとってフェムトセルの魅力は、特に屋内においてカバレッジと容量の両方を改善することである。新しいサービスおよびコスト削減の可能性もありうる。携帯電話事業者はまた、改善された容量およびカバレッジから利益を得るが、資本支出および運営費を削減することも可能である。
【００１１】
フェムトセルは、固定電話と携帯電話の融合（ＦＭＣ）を果たす代替的方法である。ほとんどのＦＭＣアーキテクチャは、既存の家庭／企業用ＷｉＦｉアクセスポイントを使用して動作する新しい（デュアルモードの）ハンドセットを必要とするのに対し、フェムトセルベースの配備は、既存のハンドセットを使用して動作するが、新しいアクセスポイントの導入を必要とすることが相違点である。
【００１２】
本方法および装置の諸実施形態によれば、ボタンを押すことによって、またはウェブサイトもしくは他の手段によって、移動体端末をフェムトセルのＡＣＬに追加しようと試みられるとき、移動体端末がフェムトセルに追加されようとしていることを知らせる、かつ承諾ＵＲＬを含んでいるＳＭＳメッセージが当該の移動体に送信される。このＳＭＳメッセージを受信すると、移動体ユーザはＳＭＳメッセージ中のＵＲＬをクリックし、ＡＣＬへの追加を承認することができる。ＵＲＬは、追加される移動体端末を特定する。照合ＵＲＬにおいて承認を受信すると、運用支援システムはこの移動体加入者をＡＣＬに追加する。
【００１３】
本方法および装置の代替的実施形態では、移動体に送信されるＳＭＳメッセージは、応答ＳＭＳによって承認されてもよい。セキュリティを強化するために、ユーザに送信されるＳＭＳメッセージに大きい乱数が含まれてもよい。移動体端末は、この乱数を含むＳＭＳメッセージで返信することによって追加を認可することができる。応答ＳＭＳメッセージを受信すると、運用支援システムは、移動体加入者をＡＣＬに追加する前にこの乱数を照合してもよい。
【００１４】
ＳＭＳメッセージが移動体端末に配信され、移動体端末のユーザが、すでに伝えられた乱数を含むＳＭＳメッセージに返信することによって、またはＳＭＳメッセージ中のＵＲＬをクリックすることによって追加を承認すると、ＯＳＳは移動体端末の追加をホームネットワークマネージャ（ＨＮＭ）に伝えてもよい。ＨＮＭは、それぞれのフェムトセルでＡＣＬを更新する。
【００１５】
図１は、フェムトセルにおいてアクセス制御リストへの移動体端末の追加を制御することを支援する本方法および装置による一実施形態を示す。移動体端末１０１は、フェムトＢＳＲ（ｆｅｍｔｏ ｂａｓｅ ｓｔａｔｉｏｎ ｒｏｕｔｅｒ、フェムト基地局ルータ）１０３と通信することができる。フェムトＢＳＲ１０３は、ルータ／モデム１０５およびＤＳＬもしくはケーブルネットワーク１０７を介してフェムトネットワークゲートウェイ１０９に動作可能に結合されてもよい。フェムトネットワークゲートウェイ１０９は、ＨＡ１２７（ｈｏｍｅ ａｇｅｎｔ、ホームエージェント）およびＩＭＳ１２９（ＩＰ ｍｕｌｔｉｍｅｄｉａ ｓｕｂｓｙｓｔｅｍ、ＩＰマルチメディアサブシステム）に動作可能に結合されてもよい。ＩＭＳ１２９は、ＳＭＳＣ１３５（ｓｈｏｒｔ ｍｅｓｓａｇｅ ｓｅｒｖｉｃｅ ｃｅｎｔｅｒ、ショートメッセージサービスセンター）、ＨＬＲ（ｈｏｍｅ ｌｏｃａｔｉｏｎ ｒｅｇｉｓｔｅｒ、ホームロケーションレジスタ）１３９、および３Ｇ−１Ｘ ＭＳＣ（ｍｏｂｉｌｅ ｓｗｉｔｃｈｉｎｇ ｃｅｎｔｅｒ、移動通信交換局）１３７に動作可能に結合されてもよい。３Ｇ−１Ｘ ＭＳＣ１３７は、基地局１４１に動作可能に結合されてもよい。
【００１６】
ＨＡ１２７およびＳＭＳＣ１３５は、ＩＰネットワーク１１５（インターネットプロトコルネットワーク）に動作可能に結合されてもよい。またＩＰネットワーク１１５は、ＯＳＳ１１３（ｏｐｅｒａｔｉｏｎ ｓｕｐｐｏｒｔ ｓｙｓｔｅｍ、運用支援システム）およびＨＮＭ１１１（ｈｏｍｅ ｎｅｔｗｏｒｋ ｍｏｄｕｌｅ、ホームネットワークモジュール）を介してフェムトネットワークゲートウェイ１０９に動作可能に結合されてもよい。ＩＰネットワーク１１５は、プロビジョニングデータベース１１９を有するウェブサーバ１１７に動作可能に結合されてもよい。ウェブサーバ１１７は、インターネット１２１に動作可能に結合されてもよく、フェムトセル所有者の端末１２５およびアクセス制御リスト１２３によってアクセスされる。
【００１７】
図２は、本方法および装置による一実施形態を示すブロック図である。この実施形態では、ＯＳＳ２０３がフェムトセル２０１に動作可能に結合される。フェムトセル２０１用のフェムトセルアクセス制御リスト２０７は、運用支援システム２０３およびフェムトセル２０１に動作可能に結合される。ＳＭＳ制御センター２０５は、運用支援システム２０３およびフェムトセル２０１に動作可能に結合される。
【００１８】
フェムトセルアクセス制御リスト２０７への移動体端末２０１の追加は、フェムトセル２０１からのＡＣＬ追加要求２０９、またはウェブサーバ２２０からのＡＣＬ追加要求２０９をＯＳＳ２０３に送信することによって起動される。ＵＲＬを有するＳＭＳメッセージ２１１が、ＯＳＳ２０３からＳＭＳ制御センター２０５を介して大規模ネットワーク２２５を通じて移動体端末２００に送信され、移動体端末２００がフェムトセルのＡＣＬに追加されようとしていることを移動体端末２００に知らせる。移動体端末２００からＯＳＳ２０３へ応答が伝えられる。これは、ＳＭＳメッセージ２１１中のＵＲＬを有効化してアクセス制御リスト２０７への移動体端末２００の追加を承認することを含む。照合ＵＲＬにおいて承諾ＵＲＬへの承認を受信すると、移動体端末２００は、アクセス制御リスト２０７に追加される。移動体端末２００をアクセス制御リスト２０７に追加せよという命令２１４が、ＯＳＳ２０３からアクセス制御リスト２０７に送信される。
【００１９】
図３は、本方法および装置による別の実施形態を示すブロック図である。この実施形態では、運用支援システム（ＯＳＳ）３０３がフェムトセル３０１に動作可能に結合される。フェムトセル３０１用のフェムトセルアクセス制御リスト３０７は、運用支援システム３０３およびフェムトセル３０１に動作可能に結合される。ＳＭＳ制御センター３０５は、運用支援システム３０３およびフェムトセル３０１に動作可能に結合される。
【００２０】
フェムトセルアクセス制御リスト３０７への移動体端末３００の追加は、フェムトセル３０１からのＡＣＬ追加要求３０９、またはウェブサーバ３２０からのＡＣＬ追加要求３１０をＯＳＳ３０３に送信することによって起動される。ＳＭＳメッセージ３１１が、ＯＳＳ３０３からＳＭＳ制御センター３０５を介して大規模ネットワーク３２５を通じて移動体端末３００に送信され、移動体端末３００がフェムトセル３０１のＡＣＬに追加されようとしていることを移動体端末３００に知らせる。応答、すなわち承認３１３が、移動体端末３００からＯＳＳ３０３へ伝えられて、アクセス制御リスト３０７への移動体端末３００の追加を承認する。ＳＭＳの承認３１３を受信すると、移動体端末３００はアクセス制御リスト３０７に追加される。移動体端末３００をアクセス制御リスト３０７に追加せよという命令３１５が、ＯＳＳ３０３からアクセス制御リスト３０７に送信される。
【００２１】
図４は、本方法および装置によるさらに別の実施形態を示すブロック図である。この実施形態では、運用支援システム（ＯＳＳ）４０３がフェムトセル４０１に動作可能に結合される。フェムトセル４０１用のフェムトセルアクセス制御リスト４０７は、運用支援システム４０３およびフェムトセル４０１に動作可能に結合される。ＳＭＳ制御センター４０５は、運用支援システム４０３およびフェムトセル４０１に動作可能に結合される。この実施形態では、ＯＳＳ４０３は、乱数生成器４０６および乱数比較器４０８を有することができる。あるいは乱数生成器４０６および乱数比較器４０８は、ＯＳＳ４０３の外部に配置されてもよい。
【００２２】
フェムトセルアクセス制御リスト４０７への移動体端末４００の追加は、フェムトセル４０１からのＡＣＬ追加要求４０９、またはウェブサーバ４２０からのＡＣＬ追加要求４１０をＯＳＳ４０３に送信することによって起動される。乱数を有するＳＭＳメッセージ４１１が、ＯＳＳ４０３からＳＭＳ制御センター４０５を介して大規模ネットワーク４２５を通じて移動体端末４００に送信され、移動体端末４００がＡＣＬ４０７に追加されようとしていることを移動体端末４００に知らせる。乱数を有するＳＭＳ応答４１３が、移動体端末４００から大規模ネットワークを介してＯＳＳ４０３に伝えられて、アクセス制御リスト４０７への移動体端末４００の追加を承認する。移動体端末４００から受信された乱数は、ＳＭＳメッセージ４１３で送信された乱数と比較されてもよい。乱数が一致すると、移動体端末４００はアクセス制御リスト４０７に追加される。移動体端末４００をアクセス制御リスト４０７に追加せよという命令４１５が、ＯＳＳ４０３からアクセス制御リスト４０７に送信される。
【００２３】
図５は、本方法および装置による一実施形態を示す流れ図である。本方法および装置によるこの実施形態は、次のステップを有することができる：フェムトセルアクセス制御リストへの移動体端末の追加を起動するステップ（ステップ５０１）、移動体端末がフェムトセルに追加されようとしていることを移動体端末に知らせる、承諾ＵＲＬを含むＳＭＳメッセージを移動体端末に送信するステップ（ステップ５０２）、ＳＭＳメッセージ中の承諾ＵＲＬを有効化してＡＣＬへの移動体端末の追加を承認するステップ（ステップ５０３）、照合ＵＲＬにおいて承諾ＵＲＬへの承認を受信すると移動体端末をＡＣＬに追加するステップ（ステップ５０４）。
【００２４】
図６は、本方法および装置による別の実施形態を示す流れ図である。本方法および装置によるこの実施形態は、次のステップを有することができる：フェムトセルアクセス制御リストへの移動体端末の追加を起動するステップ（ステップ６０１）、移動体端末がフェムトセルに追加されようとしていることを移動体端末に知らせるＳＭＳメッセージを移動体端末に送信するステップ（ステップ６０２）、応答ＳＭＳメッセージを送信してＡＣＬへの移動体端末の追加を承認するステップ（ステップ６０３）、応答ＳＭＳメッセージを受信すると移動体端末をＡＣＬに追加するステップ（ステップ６０４）。
【００２５】
図７は、本方法および装置によるさらに別の実施形態を示す流れ図である。本方法および装置によるこの実施形態は、次のステップを有することができる：フェムトセルアクセス制御リストへの移動体端末の追加を起動するステップ（ステップ７０１）、移動体端末がフェムトセルに追加されようとしていることを移動体端末に知らせる、乱数を含むＳＭＳメッセージを移動体端末に送信するステップ（ステップ７０２）、乱数を含む応答ＳＭＳメッセージでＳＭＳメッセージに返信することによってアクセス制御リストへの移動体端末の追加を認可するステップ（ステップ７０３）、移動体端末から受信した乱数をＳＭＳメッセージで送信された乱数と比較するステップ（ステップ７０４）、乱数が一致すると、移動体端末をアクセス制御リストに追加するステップ（ステップ７０５）。
【００２６】
一例における本装置は、電子構成要素、ハードウェア構成要素、コンピュータソフトウェア構成要素のうちの１つまたは複数のような複数の構成要素を含むことができる。そのようないくつかの構成要素は、装置の中で組み合わされる、または分離されてもよい。
【００２７】
１つの例における本装置は、１つまたは複数のコンピュータ可読信号搬送媒体を使用することができる。コンピュータ可読信号搬送媒体は、１つまたは複数の実施形態の１つまたは複数の部分を実行するためのソフトウェア、ファームウェア、および／またはアセンブリ言語を格納してもよい。１つの例における装置のコンピュータ可読信号搬送媒体は、磁気、電気、光、バイオ、および原子によるデータ格納媒体のうちの１つまたは複数を含んでもよい。例えば、コンピュータ可読信号搬送媒体は、フロッピーディスク、磁気テープ、ＣＤ−ＲＯＭ、ＤＶＤ−ＲＯＭ、ハードディスクドライブ、および電子メモリを含んでもよい。別の例では、コンピュータ可読信号搬送媒体は、例えば電話網、ローカルエリア網（「ＬＡＮ」）、広域通信網（「ＷＡＮ」）、インターネット、および無線網のうちの１つまたは複数など、この装置を含むまたはこの装置と結合されたネットワークを通じて伝送される変調キャリア信号を含んでもよい。
【００２８】
本明細書に記載するステップまたは動作は、単なる例示である。本発明の趣旨を逸脱することなく、これらのステップまたは動作には多くの変形物が存在する可能性がある。例えば、諸ステップは、異なる順序で行われる場合があり、あるいは諸ステップは、追加、削除、または変更される場合がある。
【００２９】
本発明の例示的な実施について本明細書に詳細に示し、説明したが、様々な変更、追加、代用などが、本発明の趣旨を逸脱することなく行われることが可能であり、したがってそれらは、添付の特許請求の範囲において規定されている本発明の範囲内に収まるとみなされることは、当業者には明らかであろう。
【技術分野】
【０００１】
本発明は、概して電気通信システムに関し、詳細にはフェムトセルにおいてアクセス制御リストへの移動体端末の追加を制御することに関する。
【背景技術】
【０００２】
電気通信システムにおいて、もともとアクセスポイントの基地局として知られるフェムトセルは、一般に住宅または小規模ビジネス環境で使用されるように設計された、小規模のセルラ式基地局である。フェムトセルはブロードバンド（ＤＳＬまたはケーブルなど）を介してサービスプロバイダのネットワークに接続し、現在の設計は一般に住宅環境において２から５台の携帯電話をサポートする。フェムトセルによりサービスプロバイダは屋内の、特に別の方法では接続が制限される、または利用できない場所にサービスカバレッジを拡張することができる。フェムトセルは、典型的な基地局の機能を組み込むが、これを拡張してより簡単な、自己完結的な配置を可能にする。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００３】
フェムトＢＳＲ（ｂａｓｅ ｓｔａｔｉｏｎ ｒｏｕｔｅｒ、基地局ルータ）は、このフェムトＢＳＲを介して無線ネットワークにアクセスすることができる加入者を制御するアクセス制御リスト（ＡＣＬ）を有する。加入者は、ネットワークへのアクセス権を得る前にこのリストに追加される必要がある。しかしながらフェムトセルの所有者は、所有者が知らないうちにそれぞれのＡＣＬに隣人を追加し、場合によっては呼を傍受する可能性があるというセキュリティ上の問題がある。
【０００４】
現在提案されている解決法は、ユーザをＡＣＬに追加するために、フェムトセル上にボタンを設ける。このボタンが押されると、フェムトセルの周りの固定エリアにあるどの移動体機器もＡＣＬに追加される。あるいは、フェムトセルの所有者はウェブサイトに行き、ＡＣＬへユーザを追加／ＡＣＬからユーザを削除することができる。ウェブ上で行われたＡＣＬへのいかなる変更も、フェムトセルにダウンロードされる。これは、フェムトセルの使用をフェムトセルが許可するユーザのみに限定するが、しかしながらこれは、ユーザの呼が悪質なフェムトセルを経由するようにし、それによって呼を傍受できるようにする悪質なフェムトセルからユーザを保護するには十分ではない。
【課題を解決するための手段】
【０００５】
本方法および装置による１つの実施形態は、運用支援システムに動作可能に結合され、移動体端末に動作可能に結合できるフェムトセルと、運用支援システムおよびフェムトセルに動作可能に結合されたフェムトセルアクセス制御リストと、運用支援システムおよびフェムトセルに動作可能に結合されたＳＭＳ制御センターとを含むことができる装置であって、フェムトセルアクセス制御リストへの移動体端末の追加が起動され、移動体端末がフェムトセルに追加されようとしていることを移動体端末に知らせるメッセージが移動体端末に送信され、移動体端末から運用支援システムに応答が伝えられ、応答を受信すると移動体端末がアクセス制御リストに追加される。
【０００６】
本方法および装置による別の実施形態は、フェムトセルに動作可能に結合できる少なくとも１つの移動体端末と、少なくとも１つのフェムト基地局ルータおよび第１のネットワークを介してフェムトネットワークゲートウェイに動作可能に結合されたフェムトセルと、第２のネットワークを介してウェブサーバに動作可能に結合されたフェムトネットワークゲートウェイと、第３のネットワークを介してフェムトセル所有者の端末に動作可能に結合されたウェブサーバと、フェムトセル所有者の端末に動作可能に結合された記憶装置の中のアクセス制御リストとを含むことができる装置である。
【０００７】
本方法および装置による別の実施形態は、フェムトセル用のフェムトセルアクセス制御リストへの移動体端末の追加を起動するステップと、移動体端末がフェムトセルアクセス制御リストに追加されようとしていることを移動体端末に知らせるメッセージを移動体端末に送信するステップと、移動体端末から応答を送信してアクセス制御リストへの移動体端末の追加を承認するステップと、応答を受信すると移動体端末をアクセス制御リストに追加するステップとを含むことができる方法である。
【０００８】
本方法および装置の諸実施形態の特徴は、添付の特許請求の範囲で詳細に示す。これらの諸実施形態は、いくつかの図において同様の参照符号が同様の要素を特定する添付の図面と併せて行う次の説明を参照して、最も良く理解されることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【０００９】
【図１】フェムトセルにおいてアクセス制御リストへの移動体端末の追加を制御することを支援する、本方法および装置による一実施形態を示す図である。
【図２】本方法および装置による一実施形態を示すブロック図である。
【図３】本方法および装置による別の実施形態を示すブロック図である。
【図４】本方法および装置によるさらに別の実施形態を示すブロック図である。
【図５】本方法および装置による一実施形態を示す流れ図である。
【図６】本方法および装置による別の実施形態を示す流れ図である。
【図７】本方法および装置によるさらに別の実施形態を示す流れ図である。
【発明を実施するための形態】
【００１０】
携帯電話事業者にとってフェムトセルの魅力は、特に屋内においてカバレッジと容量の両方を改善することである。新しいサービスおよびコスト削減の可能性もありうる。携帯電話事業者はまた、改善された容量およびカバレッジから利益を得るが、資本支出および運営費を削減することも可能である。
【００１１】
フェムトセルは、固定電話と携帯電話の融合（ＦＭＣ）を果たす代替的方法である。ほとんどのＦＭＣアーキテクチャは、既存の家庭／企業用ＷｉＦｉアクセスポイントを使用して動作する新しい（デュアルモードの）ハンドセットを必要とするのに対し、フェムトセルベースの配備は、既存のハンドセットを使用して動作するが、新しいアクセスポイントの導入を必要とすることが相違点である。
【００１２】
本方法および装置の諸実施形態によれば、ボタンを押すことによって、またはウェブサイトもしくは他の手段によって、移動体端末をフェムトセルのＡＣＬに追加しようと試みられるとき、移動体端末がフェムトセルに追加されようとしていることを知らせる、かつ承諾ＵＲＬを含んでいるＳＭＳメッセージが当該の移動体に送信される。このＳＭＳメッセージを受信すると、移動体ユーザはＳＭＳメッセージ中のＵＲＬをクリックし、ＡＣＬへの追加を承認することができる。ＵＲＬは、追加される移動体端末を特定する。照合ＵＲＬにおいて承認を受信すると、運用支援システムはこの移動体加入者をＡＣＬに追加する。
【００１３】
本方法および装置の代替的実施形態では、移動体に送信されるＳＭＳメッセージは、応答ＳＭＳによって承認されてもよい。セキュリティを強化するために、ユーザに送信されるＳＭＳメッセージに大きい乱数が含まれてもよい。移動体端末は、この乱数を含むＳＭＳメッセージで返信することによって追加を認可することができる。応答ＳＭＳメッセージを受信すると、運用支援システムは、移動体加入者をＡＣＬに追加する前にこの乱数を照合してもよい。
【００１４】
ＳＭＳメッセージが移動体端末に配信され、移動体端末のユーザが、すでに伝えられた乱数を含むＳＭＳメッセージに返信することによって、またはＳＭＳメッセージ中のＵＲＬをクリックすることによって追加を承認すると、ＯＳＳは移動体端末の追加をホームネットワークマネージャ（ＨＮＭ）に伝えてもよい。ＨＮＭは、それぞれのフェムトセルでＡＣＬを更新する。
【００１５】
図１は、フェムトセルにおいてアクセス制御リストへの移動体端末の追加を制御することを支援する本方法および装置による一実施形態を示す。移動体端末１０１は、フェムトＢＳＲ（ｆｅｍｔｏ ｂａｓｅ ｓｔａｔｉｏｎ ｒｏｕｔｅｒ、フェムト基地局ルータ）１０３と通信することができる。フェムトＢＳＲ１０３は、ルータ／モデム１０５およびＤＳＬもしくはケーブルネットワーク１０７を介してフェムトネットワークゲートウェイ１０９に動作可能に結合されてもよい。フェムトネットワークゲートウェイ１０９は、ＨＡ１２７（ｈｏｍｅ ａｇｅｎｔ、ホームエージェント）およびＩＭＳ１２９（ＩＰ ｍｕｌｔｉｍｅｄｉａ ｓｕｂｓｙｓｔｅｍ、ＩＰマルチメディアサブシステム）に動作可能に結合されてもよい。ＩＭＳ１２９は、ＳＭＳＣ１３５（ｓｈｏｒｔ ｍｅｓｓａｇｅ ｓｅｒｖｉｃｅ ｃｅｎｔｅｒ、ショートメッセージサービスセンター）、ＨＬＲ（ｈｏｍｅ ｌｏｃａｔｉｏｎ ｒｅｇｉｓｔｅｒ、ホームロケーションレジスタ）１３９、および３Ｇ−１Ｘ ＭＳＣ（ｍｏｂｉｌｅ ｓｗｉｔｃｈｉｎｇ ｃｅｎｔｅｒ、移動通信交換局）１３７に動作可能に結合されてもよい。３Ｇ−１Ｘ ＭＳＣ１３７は、基地局１４１に動作可能に結合されてもよい。
【００１６】
ＨＡ１２７およびＳＭＳＣ１３５は、ＩＰネットワーク１１５（インターネットプロトコルネットワーク）に動作可能に結合されてもよい。またＩＰネットワーク１１５は、ＯＳＳ１１３（ｏｐｅｒａｔｉｏｎ ｓｕｐｐｏｒｔ ｓｙｓｔｅｍ、運用支援システム）およびＨＮＭ１１１（ｈｏｍｅ ｎｅｔｗｏｒｋ ｍｏｄｕｌｅ、ホームネットワークモジュール）を介してフェムトネットワークゲートウェイ１０９に動作可能に結合されてもよい。ＩＰネットワーク１１５は、プロビジョニングデータベース１１９を有するウェブサーバ１１７に動作可能に結合されてもよい。ウェブサーバ１１７は、インターネット１２１に動作可能に結合されてもよく、フェムトセル所有者の端末１２５およびアクセス制御リスト１２３によってアクセスされる。
【００１７】
図２は、本方法および装置による一実施形態を示すブロック図である。この実施形態では、ＯＳＳ２０３がフェムトセル２０１に動作可能に結合される。フェムトセル２０１用のフェムトセルアクセス制御リスト２０７は、運用支援システム２０３およびフェムトセル２０１に動作可能に結合される。ＳＭＳ制御センター２０５は、運用支援システム２０３およびフェムトセル２０１に動作可能に結合される。
【００１８】
フェムトセルアクセス制御リスト２０７への移動体端末２０１の追加は、フェムトセル２０１からのＡＣＬ追加要求２０９、またはウェブサーバ２２０からのＡＣＬ追加要求２０９をＯＳＳ２０３に送信することによって起動される。ＵＲＬを有するＳＭＳメッセージ２１１が、ＯＳＳ２０３からＳＭＳ制御センター２０５を介して大規模ネットワーク２２５を通じて移動体端末２００に送信され、移動体端末２００がフェムトセルのＡＣＬに追加されようとしていることを移動体端末２００に知らせる。移動体端末２００からＯＳＳ２０３へ応答が伝えられる。これは、ＳＭＳメッセージ２１１中のＵＲＬを有効化してアクセス制御リスト２０７への移動体端末２００の追加を承認することを含む。照合ＵＲＬにおいて承諾ＵＲＬへの承認を受信すると、移動体端末２００は、アクセス制御リスト２０７に追加される。移動体端末２００をアクセス制御リスト２０７に追加せよという命令２１４が、ＯＳＳ２０３からアクセス制御リスト２０７に送信される。
【００１９】
図３は、本方法および装置による別の実施形態を示すブロック図である。この実施形態では、運用支援システム（ＯＳＳ）３０３がフェムトセル３０１に動作可能に結合される。フェムトセル３０１用のフェムトセルアクセス制御リスト３０７は、運用支援システム３０３およびフェムトセル３０１に動作可能に結合される。ＳＭＳ制御センター３０５は、運用支援システム３０３およびフェムトセル３０１に動作可能に結合される。
【００２０】
フェムトセルアクセス制御リスト３０７への移動体端末３００の追加は、フェムトセル３０１からのＡＣＬ追加要求３０９、またはウェブサーバ３２０からのＡＣＬ追加要求３１０をＯＳＳ３０３に送信することによって起動される。ＳＭＳメッセージ３１１が、ＯＳＳ３０３からＳＭＳ制御センター３０５を介して大規模ネットワーク３２５を通じて移動体端末３００に送信され、移動体端末３００がフェムトセル３０１のＡＣＬに追加されようとしていることを移動体端末３００に知らせる。応答、すなわち承認３１３が、移動体端末３００からＯＳＳ３０３へ伝えられて、アクセス制御リスト３０７への移動体端末３００の追加を承認する。ＳＭＳの承認３１３を受信すると、移動体端末３００はアクセス制御リスト３０７に追加される。移動体端末３００をアクセス制御リスト３０７に追加せよという命令３１５が、ＯＳＳ３０３からアクセス制御リスト３０７に送信される。
【００２１】
図４は、本方法および装置によるさらに別の実施形態を示すブロック図である。この実施形態では、運用支援システム（ＯＳＳ）４０３がフェムトセル４０１に動作可能に結合される。フェムトセル４０１用のフェムトセルアクセス制御リスト４０７は、運用支援システム４０３およびフェムトセル４０１に動作可能に結合される。ＳＭＳ制御センター４０５は、運用支援システム４０３およびフェムトセル４０１に動作可能に結合される。この実施形態では、ＯＳＳ４０３は、乱数生成器４０６および乱数比較器４０８を有することができる。あるいは乱数生成器４０６および乱数比較器４０８は、ＯＳＳ４０３の外部に配置されてもよい。
【００２２】
フェムトセルアクセス制御リスト４０７への移動体端末４００の追加は、フェムトセル４０１からのＡＣＬ追加要求４０９、またはウェブサーバ４２０からのＡＣＬ追加要求４１０をＯＳＳ４０３に送信することによって起動される。乱数を有するＳＭＳメッセージ４１１が、ＯＳＳ４０３からＳＭＳ制御センター４０５を介して大規模ネットワーク４２５を通じて移動体端末４００に送信され、移動体端末４００がＡＣＬ４０７に追加されようとしていることを移動体端末４００に知らせる。乱数を有するＳＭＳ応答４１３が、移動体端末４００から大規模ネットワークを介してＯＳＳ４０３に伝えられて、アクセス制御リスト４０７への移動体端末４００の追加を承認する。移動体端末４００から受信された乱数は、ＳＭＳメッセージ４１３で送信された乱数と比較されてもよい。乱数が一致すると、移動体端末４００はアクセス制御リスト４０７に追加される。移動体端末４００をアクセス制御リスト４０７に追加せよという命令４１５が、ＯＳＳ４０３からアクセス制御リスト４０７に送信される。
【００２３】
図５は、本方法および装置による一実施形態を示す流れ図である。本方法および装置によるこの実施形態は、次のステップを有することができる：フェムトセルアクセス制御リストへの移動体端末の追加を起動するステップ（ステップ５０１）、移動体端末がフェムトセルに追加されようとしていることを移動体端末に知らせる、承諾ＵＲＬを含むＳＭＳメッセージを移動体端末に送信するステップ（ステップ５０２）、ＳＭＳメッセージ中の承諾ＵＲＬを有効化してＡＣＬへの移動体端末の追加を承認するステップ（ステップ５０３）、照合ＵＲＬにおいて承諾ＵＲＬへの承認を受信すると移動体端末をＡＣＬに追加するステップ（ステップ５０４）。
【００２４】
図６は、本方法および装置による別の実施形態を示す流れ図である。本方法および装置によるこの実施形態は、次のステップを有することができる：フェムトセルアクセス制御リストへの移動体端末の追加を起動するステップ（ステップ６０１）、移動体端末がフェムトセルに追加されようとしていることを移動体端末に知らせるＳＭＳメッセージを移動体端末に送信するステップ（ステップ６０２）、応答ＳＭＳメッセージを送信してＡＣＬへの移動体端末の追加を承認するステップ（ステップ６０３）、応答ＳＭＳメッセージを受信すると移動体端末をＡＣＬに追加するステップ（ステップ６０４）。
【００２５】
図７は、本方法および装置によるさらに別の実施形態を示す流れ図である。本方法および装置によるこの実施形態は、次のステップを有することができる：フェムトセルアクセス制御リストへの移動体端末の追加を起動するステップ（ステップ７０１）、移動体端末がフェムトセルに追加されようとしていることを移動体端末に知らせる、乱数を含むＳＭＳメッセージを移動体端末に送信するステップ（ステップ７０２）、乱数を含む応答ＳＭＳメッセージでＳＭＳメッセージに返信することによってアクセス制御リストへの移動体端末の追加を認可するステップ（ステップ７０３）、移動体端末から受信した乱数をＳＭＳメッセージで送信された乱数と比較するステップ（ステップ７０４）、乱数が一致すると、移動体端末をアクセス制御リストに追加するステップ（ステップ７０５）。
【００２６】
一例における本装置は、電子構成要素、ハードウェア構成要素、コンピュータソフトウェア構成要素のうちの１つまたは複数のような複数の構成要素を含むことができる。そのようないくつかの構成要素は、装置の中で組み合わされる、または分離されてもよい。
【００２７】
１つの例における本装置は、１つまたは複数のコンピュータ可読信号搬送媒体を使用することができる。コンピュータ可読信号搬送媒体は、１つまたは複数の実施形態の１つまたは複数の部分を実行するためのソフトウェア、ファームウェア、および／またはアセンブリ言語を格納してもよい。１つの例における装置のコンピュータ可読信号搬送媒体は、磁気、電気、光、バイオ、および原子によるデータ格納媒体のうちの１つまたは複数を含んでもよい。例えば、コンピュータ可読信号搬送媒体は、フロッピーディスク、磁気テープ、ＣＤ−ＲＯＭ、ＤＶＤ−ＲＯＭ、ハードディスクドライブ、および電子メモリを含んでもよい。別の例では、コンピュータ可読信号搬送媒体は、例えば電話網、ローカルエリア網（「ＬＡＮ」）、広域通信網（「ＷＡＮ」）、インターネット、および無線網のうちの１つまたは複数など、この装置を含むまたはこの装置と結合されたネットワークを通じて伝送される変調キャリア信号を含んでもよい。
【００２８】
本明細書に記載するステップまたは動作は、単なる例示である。本発明の趣旨を逸脱することなく、これらのステップまたは動作には多くの変形物が存在する可能性がある。例えば、諸ステップは、異なる順序で行われる場合があり、あるいは諸ステップは、追加、削除、または変更される場合がある。
【００２９】
本発明の例示的な実施について本明細書に詳細に示し、説明したが、様々な変更、追加、代用などが、本発明の趣旨を逸脱することなく行われることが可能であり、したがってそれらは、添付の特許請求の範囲において規定されている本発明の範囲内に収まるとみなされることは、当業者には明らかであろう。
【特許請求の範囲】
【請求項１】
フェムトセルに動作可能に結合できる少なくとも１つの移動体端末と、
少なくとも１つのフェムト基地局ルータおよび第１のネットワークを介してフェムトネットワークゲートウェイに動作可能に結合されたフェムトセルと、
第２のネットワークを介してウェブサーバに動作可能に結合されたフェムトネットワークゲートウェイと、
第３のネットワークを介してフェムトセル所有者の端末に動作可能に結合されたウェブサーバと、
フェムトセル所有者の端末に動作可能に結合された記憶装置の中のアクセス制御リストと
を含む、装置。
【請求項２】
第１のネットワークが、ＤＳＬおよびケーブルネットワークのうちの１つであり、第２のネットワークがＩＰネットワークであり、第３のネットワークがインターネットである、請求項１に記載の装置。
【請求項３】
フェムトセルアクセス制御リストへの移動体端末の追加が起動され、移動体端末がフェムトセルに追加されようとしていることを移動体端末に知らせるメッセージが移動体端末に送信され、移動体端末からフェムトセル所有者の端末へ応答が伝えられ、応答を受信すると移動体端末がアクセス制御リストに追加される、請求項１に記載の装置。
【請求項４】
メッセージおよび応答のそれぞれがＳＭＳメッセージである、請求項３に記載の装置。
【請求項５】
フェムトセルアクセス制御リストへの移動体端末が、フェムトセルからのアクセス制御リスト追加要求またはウェブサーバからのアクセス制御リスト追加要求のうちの１つを運用支援システムに送信することによって起動される、請求項３に記載の装置。
【請求項６】
フェムトセル用のフェムトセルアクセス制御リストへの移動体端末の追加を起動することと、
移動体端末がフェムトセルアクセス制御リストに追加されようとしていることを移動体端末に知らせるメッセージを移動体端末に送信することと、
移動体端末からの応答を送信してアクセス制御リストへの移動体端末の追加を承認することと、
応答を受信すると移動体端末をアクセス制御リストに追加することと
を含む、方法。
【請求項７】
移動体端末がフェムトセルアクセス制御リストに追加されようとしていることを移動体端末に知らせる、承諾ＵＲＬを含むＳＭＳメッセージを移動体端末に送信することと、
ＳＭＳメッセージ中の承諾ＵＲＬを有効化してアクセス制御リストへの移動体端末の追加を承認することと、
照合ＵＲＬにおいて承諾ＵＲＬへの承認を受信すると移動体端末をアクセス制御リストに追加することと
をさらに含む、請求項６に記載の方法。
【請求項８】
セキュリティを高めるために、
ＳＭＳメッセージ中に乱数を含むことと、
乱数を含む応答ＳＭＳメッセージでＳＭＳメッセージに返信することによって、アクセス制御リストへの移動体端末の追加を認可することと、
移動体端末から受信された乱数をＳＭＳメッセージ中で送信された乱数と比較することと、
乱数が一致すると移動体端末をアクセス制御リストに追加することと
をさらに含む、請求項７に記載の方法。
【請求項９】
承諾ＵＲＬが移動体端末を特定する、請求項８に記載の方法。
【請求項１０】
移動体端末がフェムトセルに追加されようとしていることを移動体端末に知らせるＳＭＳメッセージを移動体端末に送信することと、
応答ＳＭＳメッセージを送信してＡＣＬへの移動体端末の追加を承認することと、
応答ＳＭＳメッセージを受信すると移動体端末をＡＣＬに追加することと
をさらに含み、
ＳＭＳメッセージ中に乱数を含むことと、
乱数を含む応答ＳＭＳメッセージでＳＭＳメッセージに返信することによって、アクセス制御リストへの移動体端末の追加を認可することと、
移動体端末から受信された乱数をＳＭＳメッセージ中で送信された乱数と比較することと、
乱数が一致すると移動体端末をアクセス制御リストに追加することと
をさらに含む、請求項６に記載の方法。
【請求項１】
フェムトセルに動作可能に結合できる少なくとも１つの移動体端末と、
少なくとも１つのフェムト基地局ルータおよび第１のネットワークを介してフェムトネットワークゲートウェイに動作可能に結合されたフェムトセルと、
第２のネットワークを介してウェブサーバに動作可能に結合されたフェムトネットワークゲートウェイと、
第３のネットワークを介してフェムトセル所有者の端末に動作可能に結合されたウェブサーバと、
フェムトセル所有者の端末に動作可能に結合された記憶装置の中のアクセス制御リストと
を含む、装置。
【請求項２】
第１のネットワークが、ＤＳＬおよびケーブルネットワークのうちの１つであり、第２のネットワークがＩＰネットワークであり、第３のネットワークがインターネットである、請求項１に記載の装置。
【請求項３】
フェムトセルアクセス制御リストへの移動体端末の追加が起動され、移動体端末がフェムトセルに追加されようとしていることを移動体端末に知らせるメッセージが移動体端末に送信され、移動体端末からフェムトセル所有者の端末へ応答が伝えられ、応答を受信すると移動体端末がアクセス制御リストに追加される、請求項１に記載の装置。
【請求項４】
メッセージおよび応答のそれぞれがＳＭＳメッセージである、請求項３に記載の装置。
【請求項５】
フェムトセルアクセス制御リストへの移動体端末が、フェムトセルからのアクセス制御リスト追加要求またはウェブサーバからのアクセス制御リスト追加要求のうちの１つを運用支援システムに送信することによって起動される、請求項３に記載の装置。
【請求項６】
フェムトセル用のフェムトセルアクセス制御リストへの移動体端末の追加を起動することと、
移動体端末がフェムトセルアクセス制御リストに追加されようとしていることを移動体端末に知らせるメッセージを移動体端末に送信することと、
移動体端末からの応答を送信してアクセス制御リストへの移動体端末の追加を承認することと、
応答を受信すると移動体端末をアクセス制御リストに追加することと
を含む、方法。
【請求項７】
移動体端末がフェムトセルアクセス制御リストに追加されようとしていることを移動体端末に知らせる、承諾ＵＲＬを含むＳＭＳメッセージを移動体端末に送信することと、
ＳＭＳメッセージ中の承諾ＵＲＬを有効化してアクセス制御リストへの移動体端末の追加を承認することと、
照合ＵＲＬにおいて承諾ＵＲＬへの承認を受信すると移動体端末をアクセス制御リストに追加することと
をさらに含む、請求項６に記載の方法。
【請求項８】
セキュリティを高めるために、
ＳＭＳメッセージ中に乱数を含むことと、
乱数を含む応答ＳＭＳメッセージでＳＭＳメッセージに返信することによって、アクセス制御リストへの移動体端末の追加を認可することと、
移動体端末から受信された乱数をＳＭＳメッセージ中で送信された乱数と比較することと、
乱数が一致すると移動体端末をアクセス制御リストに追加することと
をさらに含む、請求項７に記載の方法。
【請求項９】
承諾ＵＲＬが移動体端末を特定する、請求項８に記載の方法。
【請求項１０】
移動体端末がフェムトセルに追加されようとしていることを移動体端末に知らせるＳＭＳメッセージを移動体端末に送信することと、
応答ＳＭＳメッセージを送信してＡＣＬへの移動体端末の追加を承認することと、
応答ＳＭＳメッセージを受信すると移動体端末をＡＣＬに追加することと
をさらに含み、
ＳＭＳメッセージ中に乱数を含むことと、
乱数を含む応答ＳＭＳメッセージでＳＭＳメッセージに返信することによって、アクセス制御リストへの移動体端末の追加を認可することと、
移動体端末から受信された乱数をＳＭＳメッセージ中で送信された乱数と比較することと、
乱数が一致すると移動体端末をアクセス制御リストに追加することと
をさらに含む、請求項６に記載の方法。
【図１】
【図２】
【図３】
【図４】
【図５】
【図６】
【図７】
【図２】
【図３】
【図４】
【図５】
【図６】
【図７】
【公表番号】特表２０１１−５２７５３３（Ｐ２０１１−５２７５３３Ａ）
【公表日】平成２３年１０月２７日（２０１１．１０．２７）
【国際特許分類】
【出願番号】特願２０１１−５１６２６８（Ｐ２０１１−５１６２６８）
【出願日】平成２１年５月１９日（２００９．５．１９）
【国際出願番号】ＰＣＴ／ＵＳ２００９／００３０９０
【国際公開番号】ＷＯ２０１０／００８４３２
【国際公開日】平成２２年１月２１日（２０１０．１．２１）
【公序良俗違反の表示】
（特許庁注：以下のものは登録商標）
１．フロッピー
【出願人】（５９６０９２６９８）アルカテル−ルーセント ユーエスエー インコーポレーテッド (965)
【Ｆターム（参考）】
【公表日】平成２３年１０月２７日（２０１１．１０．２７）
【国際特許分類】
【出願日】平成２１年５月１９日（２００９．５．１９）
【国際出願番号】ＰＣＴ／ＵＳ２００９／００３０９０
【国際公開番号】ＷＯ２０１０／００８４３２
【国際公開日】平成２２年１月２１日（２０１０．１．２１）
【公序良俗違反の表示】
（特許庁注：以下のものは登録商標）
１．フロッピー
【出願人】（５９６０９２６９８）アルカテル−ルーセント ユーエスエー インコーポレーテッド (965)
【Ｆターム（参考）】
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