説明

フラクトオリゴ糖利用化合物をコードするアシドフィルス菌核酸及びその使用

【課題】アシドフィルス菌のフラクトオリゴ糖(FOS)関連分子のヌクレオチド配列及びアミノ酸配列を提供する。
【解決手段】フラクトオリゴ糖(FOS)関連タンパク質の核酸分子及びポリペプチド、並びにそれらの断片及び変種。FOS関連融合タンパク質、抗原性ペプチド、並びに、抗FOS関連抗体。核酸分子を含有する組換え体発現ベクター、及びこれらの発現ベクターが導入された宿主細胞。ポリペプチドを生成する方法、及びそれらの使用法。


Notice: Undefined index: DEJ in /mnt/www/gzt_disp.php on line 298

【特許請求の範囲】
【請求項1】
(a)配列番号:13、15、17、19、21、23、25、27、29、31、33、35、37、39、41、43、45、47、49、51、53、55、57、59、61、63、65、67、69、71、73、75、77、79、81、83、85、87、89、91、93、95、97、99、101、103、105、107、109、111、113、115、117、119、121、123、125、127、129、131、133、135、137、139、141、143、145、147、149、151、153、155、157、159、161、163、165、167又は169のヌクレオチド配列を含む核酸分子;
(b)配列番号:13、15、17、19、21、23、25、27、29、31、33、35、37、39、41、43、45、47、49、51、53、55、57、59、61、63、65、67、69、71、73、75、77、79、81、83、85、87、89、91、93、95、97、99、101、103、105、107、109、111、113、115、117、119、121、123、125、127、129、131、133、135、137、139、141、143、145、147、149、151、153、155、157、159、161、163、165、167又は169のコード領域を含むヌクレオチド配列;
(c)配列番号:13、15、17、19、21、23、25、27、29、31、33、35、37、39、41、43、45、47、49、51、53、55、57、59、61、63、65、67、69、71、73、75、77、79、81、83、85、87、89、91、93、95、97、99、101、103、105、107、109、111、113、115、117、119、121、123、125、127、129、131、133、135、137、139、141、143、145、147、149、151、153、155、157、159、161、163、165、167又は169のヌクレオチド配列と少なくとも80%の配列同一性を有するヌクレオチド配列を含む核酸分子;
(d)配列番号:14、16、18、20、22、24、26、28、30、32、34、36、38、40、42、44、46、48、50、52、54、56、58、60、62、64、66、68、70、72、74、76、78、80、82、84、86、88、90、92、94、96、98、100、102、104、106、108、110、112、114、116、118、120、122、124、126、128、130、132、134、136、138、140、142、144、146、148、150、152、154、156、158、160、162、164、166、168又は170のアミノ酸配列を含むポリペプチドをコードする核酸分子;
(e)配列番号:14、16、18、20、22、24、26、28、30、32、34、36、38、40、42、44、46、48、50、52、54、56、58、60、62、64、66、68、70、72、74、76、78、80、82、84、86、88、90、92、94、96、98、100、102、104、106、108、110、112、114、116、118、120、122、124、126、128、130、132、134、136、138、140、142、144、146、148、150、152、154、156、158、160、162、164、166、168又は170のアミノ酸配列と少なくとも80%の配列同一性を有するアミノ酸配列を含むポリペプチドをコードする核酸分子;及び
(f)a)からe)のいずれかの相補体;
からなる群から選択される単離された核酸分子。
【請求項2】
請求項1に記載の核酸分子を含むプラスミド。
【請求項3】
異種ポリペプチドをコードする核酸分子をさらに含む、請求項2に記載のプラスミド。
【請求項4】
請求項2に記載のプラスミドを含有する宿主細胞。
【請求項5】
細菌宿主細胞である、請求項4に記載の宿主細胞。
【請求項6】
(a)配列番号:14、16、18、20、22、24、26、28、30、32、34、36、38、40、42、44、46、48、50、52、54、56、58、60、62、64、66、68、70、72、74、76、78、80、82、84、86、88、90、92、94、96、98、100、102、104、106、108、110、112、114、116、118、120、122、124、126、128、130、132、134、136、138、140、142、144、146、148、150、152、154、156、158、160、162、164、166、168又は170のアミノ酸配列を含むポリペプチド;
(b)配列番号:14、16、18、20、22、24、26、28、30、32、34、36、38、40、42、44、46、48、50、52、54、56、58、60、62、64、66、68、70、72、74、76、78、80、82、84、86、88、90、92、94、96、98、100、102、104、106、108、110、112、114、116、118、120、122、124、126、128、130、132、134、136、138、140、142、144、146、148、150、152、154、156、158、160、162、164、166、168又は170のアミノ酸配列と少なくとも80%の配列同一性を有するアミノ酸配列を含み、活性を保持しているポリペプチド;
(c)配列番号:13、15、17、19、21、23、25、27、29、31、33、35、37、39、41、43、45、47、49、51、53、55、57、59、61、63、65、67、69、71、73、75、77、79、81、83、85、87、89、91、93、95、97、99、101、103、105、107、109、111、113、115、117、119、121、123、125、127、129、131、133、135、137、139、141、143、145、147、149、151、153、155、157、159、161、163、165、167又は169のヌクレオチド配列にコードされるポリペプチド;及び
(d)配列番号:13、15、17、19、21、23、25、27、29、31、33、35、37、39、41、43、45、47、49、51、53、55、57、59、61、63、65、67、69、71、73、75、77、79、81、83、85、87、89、91、93、95、97、99、101、103、105、107、109、111、113、115、117、119、121、123、125、127、129、131、133、135、137、139、141、143、145、147、149、151、153、155、157、159、161、163、165、167又は169のヌクレオチド配列を含む核酸と少なくとも80%同一であるヌクレオチド配列を含む核酸分子にコードされ、活性を保持しているポリペプチド;
を含む群から選択された単離されたポリペプチド。
【請求項7】
異種アミノ酸配列をさらに含む、請求項6に記載のポリペプチド。
【請求項8】
請求項6に記載のポリペプチドに選択的に結合する抗体。
【請求項9】
ポリペプチドを作製する方法であって、前記ポリペプチドをコードする核酸分子が発現される条件下で請求項4に記載の宿主細胞を培養することを含み、前記ポリペプチドが、
(a)配列番号:14、16、18、20、22、24、26、28、30、32、34、36、38、40、42、44、46、48、50、52、54、56、58、60、62、64、66、68、70、72、74、76、78、80、82、84、86、88、90、92、94、96、98、100、102、104、106、108、110、112、114、116、118、120、122、124、126、128、130、132、134、136、138、140、142、144、146、148、150、152、154、156、158、160、162、164、166、168又は170のアミノ酸配列を含むポリペプチド;
(b)配列番号:13、15、17、19、21、23、25、27、29、31、33、35、37、39、41、43、45、47、49、51、53、55、57、59、61、63、65、67、69、71、73、75、77、79、81、83、85、87、89、91、93、95、97、99、101、103、105、107、109、111、113、115、117、119、121、123、125、127、129、131、133、135、137、139、141、143、145、147、149、151、153、155、157、159、161、163、165、167又は169の核酸配列にコードされるポリペプチド;
(c)配列番号:14、16、18、20、22、24、26、28、30、32、34、36、38、40、42、44、46、48、50、52、54、56、58、60、62、64、66、68、70、72、74、76、78、80、82、84、86、88、90、92、94、96、98、100、102、104、106、108、110、112、114、116、118、120、122、124、126、128、130、132、134、136、138、140、142、144、146、148、150、152、154、156、158、160、162、164、166、168又は170のアミノ酸配列を有するポリペプチドと少なくとも80%の配列同一性を有するアミノ酸配列を含み、活性を保持しているポリペプチド;及び
(d)配列番号:13、15、17、19、21、23、25、27、29、31、33、35、37、39、41、43、45、47、49、51、53、55、57、59、61、63、65、67、69、71、73、75、77、79、81、83、85、87、89、91、93、95、97、99、101、103、105、107、109、111、113、115、117、119、121、123、125、127、129、131、133、135、137、139、141、143、145、147、149、151、153、155、157、159、161、163、165、167又は169の核酸配列と少なくとも80%の配列同一性を有するヌクレオチド配列を含む核酸分子にコードされ、活性を保持しているポリペプチド;
を含む群から選択される方法。
【請求項10】
試料中のポリペプチドの存在を検出する方法であって、ポリペプチドに選択的に結合する化合物に、前記試料を接触させることと、前記化合物が前記試料中の前記ポリペプチドに結合するかどうか判定することとを含み、前記ポリペプチドが、
(a)配列番号:13、15、17、19、21、23、25、27、29、31、33、35、37、39、41、43、45、47、49、51、53、55、57、59、61、63、65、67、69、71、73、75、77、79、81、83、85、87、89、91、93、95、97、99、101、103、105、107、109、111、113、115、117、119、121、123、125、127、129、131、133、135、137、139、141、143、145、147、149、151、153、155、157、159、161、163、165、167又は169の核酸配列にコードされるポリペプチド;
(b)配列番号:13、15、17、19、21、23、25、27、29、31、33、35、37、39、41、43、45、47、49、51、53、55、57、59、61、63、65、67、69、71、73、75、77、79、81、83、85、87、89、91、93、95、97、99、101、103、105、107、109、111、113、115、117、119、121、123、125、127、129、131、133、135、137、139、141、143、145、147、149、151、153、155、157、159、161、163、165、167又は169の核酸配列と少なくとも80%の配列同一性を有するヌクレオチド配列を含む核酸分子にコードされ、活性を保持しているポリペプチド;
(c)配列番号:14、16、18、20、22、24、26、28、30、32、34、36、38、40、42、44、46、48、50、52、54、56、58、60、62、64、66、68、70、72、74、76、78、80、82、84、86、88、90、92、94、96、98、100、102、104、106、108、110、112、114、116、118、120、122、124、126、128、130、132、134、136、138、140、142、144、146、148、150、152、154、156、158、160、162、164、166、168又は170のアミノ酸配列を含むポリペプチド;及び
(d)配列番号:14、16、18、20、22、24、26、28、30、32、34、36、38、40、42、44、46、48、50、52、54、56、58、60、62、64、66、68、70、72、74、76、78、80、82、84、86、88、90、92、94、96、98、100、102、104、106、108、110、112、114、116、118、120、122、124、126、128、130、132、134、136、138、140、142、144、146、148、150、152、154、156、158、160、162、164、166、168又は170のアミノ酸配列と少なくとも80%の配列同一性を有するアミノ酸配列を含み、活性を保持しているポリペプチド;
を含む群から選択される方法。
【請求項11】
ポリペプチドに結合する化合物が抗体である、請求項10に記載の方法。
【請求項12】
試料中における請求項1に記載の核酸分子の存在を検出する方法であって、
(a)前記核酸分子と選択的にハイブリダイズする核酸プローブ又はプライマーに、前記試料を接触させるステップ;と
(b)前記核酸プローブ又はプライマーが、前記試料中の核酸分子に結合するかどうか判定するステップ;
とを含む方法。
【請求項13】
試料が、mRNA分子を含み、かつ、核酸プローブと接触させられる、請求項12に記載の方法。
【請求項14】
FOS及び/又は他の複合糖質を代謝する、細菌の能力を増強する方法であって、生物にベクターを導入することを含み、前記ベクターが、
(a)配列番号:13、15、17、19、21、23、25、27、29、31、33、35、37、39、41、43、45、47、49、51、53、55、57、59、61、63、65、67、69、71、73、75、77、79、81、83、85、87、89、91、93、95、97、99、101、103、105、107、109、111、113、115、117、119、121、123、125、127、129、131、133、135、137、139、141、143、145、147、149、151、153、155、157、159、161、163、165、167又は169のヌクレオチド配列を含む核酸分子;
(b)配列番号:13、15、17、19、21、23、25、27、29、31、33、35、37、39、41、43、45、47、49、51、53、55、57、59、61、63、65、67、69、71、73、75、77、79、81、83、85、87、89、91、93、95、97、99、101、103、105、107、109、111、113、115、117、119、121、123、125、127、129、131、133、135、137、139、141、143、145、147、149、151、153、155、157、159、161、163、165、167又は169のコード領域を含むヌクレオチド配列;
(c)配列番号:13、15、17、19、21、23、25、27、29、31、33、35、37、39、41、43、45、47、49、51、53、55、57、59、61、63、65、67、69、71、73、75、77、79、81、83、85、87、89、91、93、95、97、99、101、103、105、107、109、111、113、115、117、119、121、123、125、127、129、131、133、135、137、139、141、143、145、147、149、151、153、155、157、159、161、163、165、167又は169のヌクレオチド配列と少なくとも80%の配列同一性を有し、そのポリペプチドが活性を保持しているヌクレオチド配列;
(d)配列番号:14、16、18、20、22、24、26、28、30、32、34、36、38、40、42、44、46、48、50、52、54、56、58、60、62、64、66、68、70、72、74、76、78、80、82、84、86、88、90、92、94、96、98、100、102、104、106、108、110、112、114、116、118、120、122、124、126、128、130、132、134、136、138、140、142、144、146、148、150、152、154、156、158、160、162、164、166、168又は170のアミノ酸配列を含むポリペプチドをコードするヌクレオチド配列;及び
(e)配列番号:14、16、18、20、22、24、26、28、30、32、34、36、38、40、42、44、46、48、50、52、54、56、58、60、62、64、66、68、70、72、74、76、78、80、82、84、86、88、90、92、94、96、98、100、102、104、106、108、110、112、114、116、118、120、122、124、126、128、130、132、134、136、138、140、142、144、146、148、150、152、154、156、158、160、162、164、166、168又は170のアミノ酸配列と少なくとも80%の配列同一性を有するアミノ酸配列を含むポリペプチドをコードし、前記ポリペプチドが活性を保持しているヌクレオチド配列;
を含む群より選択される少なくとも1つのヌクレオチド配列を含む、方法。
【請求項15】
宿主の胃腸管でコロニー形成する細菌の能力を改変する方法であって、前記生物にベクターを導入することを含み、前記ベクターが、
a)配列番号:13、15、17、19、21、23、25、27、29、31、33、35、37、39、41、43、45、47、49、51、53、55、57、59、61、63、65、67、69、71、73、75、77、79、81、83、85、87、89、91、93、95、97、99、101、103、105、107、109、111、113、115、117、119、121、123、125、127、129、131、133、135、137、139、141、143、145、147、149、151、153、155、157、159、161、163、165、167又は169のヌクレオチド配列を含む核酸分子;
(b)配列番号:13、15、17、19、21、23、25、27、29、31、33、35、37、39、41、43、45、47、49、51、53、55、57、59、61、63、65、67、69、71、73、75、77、79、81、83、85、87、89、91、93、95、97、99、101、103、105、107、109、111、113、115、117、119、121、123、125、127、129、131、133、135、137、139、141、143、145、147、149、151、153、155、157、159、161、163、165、167又は169のコード領域を含むヌクレオチド配列;
(c)配列番号:13、15、17、19、21、23、25、27、29、31、33、35、37、39、41、43、45、47、49、51、53、55、57、59、61、63、65、67、69、71、73、75、77、79、81、83、85、87、89、91、93、95、97、99、101、103、105、107、109、111、113、115、117、119、121、123、125、127、129、131、133、135、137、139、141、143、145、147、149、151、153、155、157、159、161、163、165、167又は169のヌクレオチド配列と少なくとも80%の配列同一性を有し、そのポリペプチドが活性を保持しているヌクレオチド配列;
(d)配列番号:14、16、18、20、22、24、26、28、30、32、34、36、38、40、42、44、46、48、50、52、54、56、58、60、62、64、66、68、70、72、74、76、78、80、82、84、86、88、90、92、94、96、98、100、102、104、106、108、110、112、114、116、118、120、122、124、126、128、130、132、134、136、138、140、142、144、146、148、150、152、154、156、158、160、162、164、166、168又は170のアミノ酸配列を含むポリペプチドをコードするヌクレオチド配列;及び
(e)配列番号:14、16、18、20、22、24、26、28、30、32、34、36、38、40、42、44、46、48、50、52、54、56、58、60、62、64、66、68、70、72、74、76、78、80、82、84、86、88、90、92、94、96、98、100、102、104、106、108、110、112、114、116、118、120、122、124、126、128、130、132、134、136、138、140、142、144、146、148、150、152、154、156、158、160、162、164、166、168又は170のアミノ酸配列と少なくとも80%の配列同一性を有するアミノ酸配列を含むポリペプチドをコードし、前記ポリペプチドが活性を保持しているヌクレオチド配列;
を含む群より選択される少なくとも1つのヌクレオチド配列を含む、方法。
【請求項16】
哺乳動物の胃腸管で有益な片利共生体の成長を刺激する方法であって、
a)配列番号:14、16、18、20、22、24、26、28、30、32、34、36、38、40、42、44、46、48、50、52、54、56、58、60、62、64、66、68、70、72、74、76、78、80、82、84、86、88、90、92、94、96、98、100、102、104、106、108、110、112、114、116、118、120、122、124、126、128、130、132、134、136、138、140、142、144、146、148、150、152、154、156、158、160、162、164、166、168又は170のアミノ酸配列を含むポリペプチド;
b)配列番号:13、15、17、19、21、23、25、27、29、31、33、35、37、39、41、43、45、47、49、51、53、55、57、59、61、63、65、67、69、71、73、75、77、79、81、83、85、87、89、91、93、95、97、99、101、103、105、107、109、111、113、115、117、119、121、123、125、127、129、131、133、135、137、139、141、143、145、147、149、151、153、155、157、159、161、163、165、167又は169のヌクレオチド配列にコードされるポリペプチド;
c)配列番号:14、16、18、20、22、24、26、28、30、32、34、36、38、40、42、44、46、48、50、52、54、56、58、60、62、64、66、68、70、72、74、76、78、80、82、84、86、88、90、92、94、96、98、100、102、104、106、108、110、112、114、116、118、120、122、124、126、128、130、132、134、136、138、140、142、144、146、148、150、152、154、156、158、160、162、164、166、168又は170のアミノ酸配列と少なくとも80%の配列同一性を有するアミノ酸配列を含み、活性を保持しているポリペプチド;及び
d)配列番号:13、15、17、19、21、23、25、27、29、31、33、35、37、39、41、43、45、47、49、51、53、55、57、59、61、63、65、67、69、71、73、75、77、79、81、83、85、87、89、91、93、95、97、99、101、103、105、107、109、111、113、115、117、119、121、123、125、127、129、131、133、135、137、139、141、143、145、147、149、151、153、155、157、159、161、163、165、167又は169のヌクレオチド配列と少なくとも80%の配列同一性を有するヌクレオチド配列にコードされ、活性を保持しているポリペプチド;
を含む群より選択されるポリペプチドを発現する少なくとも1つの細菌を前記哺乳動物に導入することを含む、方法。
【請求項17】
野生型のラクトバシラス菌株と比較して、宿主の胃腸管でコロニー形成する改変された能力を有するラクトバシラス菌株であって、前記改変された能力が、配列番号:14、16、18、20、22、24、26、28、30、32、34、36、38、40、42、44、46、48、50、52、54、56、58、60、62、64、66、68、70、72、74、76、78、80、82、84、86、88、90、92、94、96、98、100、102、104、106、108、110、112、114、116、118、120、122、124、126、128、130、132、134、136、138、140、142、144、146、148、150、152、154、156、158、160、162、164、166、168又は170に見出される1又は2以上の異種FOS関連ポリペプチドの過剰発現によるものである、ラクトバシラス菌株。
【請求項18】
1又は2以上の異種FOS関連ポリペプチドの不在下ではFOSを利用しない、請求項17に記載のラクトバシラス菌株。
【請求項19】
請求項17に記載のラクトバシラス菌株を含む培養物。
【請求項20】
野生型のラクトバシラス菌株と比較して、FOS及び/又は他の複合糖質を代謝する強化された能力を有するラクトバシラス菌株であって、前記強化された能力が、配列番号:14、16、18、20、22、24、26、28、30、32、34、36、38、40、42、44、46、48、50、52、54、56、58、60、62、64、66、68、70、72、74、76、78、80、82、84、86、88、90、92、94、96、98、100、102、104、106、108、110、112、114、116、118、120、122、124、126、128、130、132、134、136、138、140、142、144、146、148、150、152、154、156、158、160、162、164、166、168又は170に見出される1又は2以上の異種FOS関連ポリペプチドの過剰発現によるものである、ラクトバシラス菌株。
【請求項21】
請求項20に記載のラクトバシラス菌株を含む培養物。
【請求項22】
調節制御エレメントを含む単離された核酸であって、
(a)配列番号:173、174、175、353又は354のヌクレオチド配列;
(b)配列番号:173、353又は354のヌクレオチド配列における、連続した少なくとも50ヌクレオチドの生物学的に活性な断片から本質的になるヌクレオチド配列;
(c)ストリンジェントなハイブリダイゼーション条件下で、(a)又は(b)のヌクレオチド配列の相補体とハイブリダイズし、調節制御エレメントとして生物学的に活性であるヌクレオチド配列;及び
(d)(a)又は(b)のヌクレオチド配列と少なくとも90%の配列同一性を有し、調節制御エレメントとして生物学的に活性であるヌクレオチド配列;
を含む群より選択されたヌクレオチド配列を含む核酸。
【請求項23】
調節制御エレメントがFOS関連遺伝子の転写を活性化する、請求項22に記載の単離された核酸。
【請求項24】
調節制御エレメントがFOS関連遺伝子の転写を抑制する、請求項22に記載の単離された核酸。
【請求項25】
糖の存在下で発現を誘導することによって転写を調節する、請求項22に記載の単離されたヌクレオチド配列。
【請求項26】
糖がショ糖及びFOSからなる群より選択される、請求項25に記載の単離されたヌクレオチド配列。
【請求項27】
請求項22に記載の単離された核酸を含む単離されたヌクレオチド配列であって、作用可能に結合している目的異種ヌクレオチド配列の転写を調節するヌクレオチド配列。
【請求項28】
請求項27に記載の単離されたヌクレオチド配列を含む形質転換ベクター。

【図1】
image rotate

【図2A−2B】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate

【図7】
image rotate

【図8A】
image rotate

【図8B】
image rotate

【図9】
image rotate


【公開番号】特開2012−50448(P2012−50448A)
【公開日】平成24年3月15日(2012.3.15)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−218835(P2011−218835)
【出願日】平成23年10月3日(2011.10.3)
【分割の表示】特願2006−517521(P2006−517521)の分割
【原出願日】平成16年6月22日(2004.6.22)
【出願人】(505477132)ノース キャロライナ ステイト ユニヴァーシティー (4)
【Fターム(参考)】