説明

フレキシブルコンテナ用シートおよびフレキシブルコンテナ

【課題】変形しにくく形状保持性に優れるだけでなく、繰り返し使用しても毛羽が発生し難く耐久性にも優れたフレキシブルコンテナ用シートおよびそれから構成されるフレキシブルコンテナを提供する。
【解決手段】織物からなるフレキシブルコンテナ用シートにおいて、該織物を、弾性率が300cN/dtex以上の高弾性フィラメント糸と、弾性率が300cN/dtex未満の低弾性フィラメント糸とを撚り合わせた複合コードを経糸および緯糸の少なくとも一方に用いてなる織物とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、コンテナの形状保持性および耐久性に優れたフレキシブルコンテナ用シートおよびフレキシブルコンテナに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、各種樹脂ペレット類、薬剤類、農薬類、肥料類あるいは食品類などの粒状物を輸送するために、繊維基布に熱可塑性樹脂を被覆加工したシートを用いたフレキシブルコンテナが広く使用されている。そして、上記繊維基布としては、ポリエチレンテレフタレート繊維からなる布帛などが用いられている(例えば、特許文献1など)。さらに、上記シートは、フレキシブルコンテナ袋体の本体布や内張布に使用される。しかしながら、従来の上記袋体には、折り畳みなどの繰り返し屈曲を受けたり、粒状内容物の出し入れ時や運搬時の振動により、布帛を構成する繊維の一部分に過度の荷重が掛かり、変形したり、また繰り返し使用することによりその変形が回復しないまま、布帛がその変形した部分で疲労し破れるといった問題がある。
【特許文献1】特開平10−237741号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明は、かかる背景技術に鑑みなされたもので、その目的は、変形しにくく形状保持性に優れるだけでなく、繰り返し使用しても毛羽が発生し難く耐久性にも優れたフレキシブルコンテナ用シートおよびそれから構成されるフレキシブルコンテナを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明者らが検討した結果、かかる目的は、織物からなるフレキシブルコンテナに用いるシートであって、該織物が、ポリエチレンナフタレート繊維を経糸または緯糸の少なくとも一方に用いてなる織物であることを特徴とするフレキシブルコンテナ用シート、および、該フレキシブルコンテナ用シートで構成されていることを特徴とするフレキシブルコンテナより達成できることを見出した。
【発明の効果】
【0005】
本発明によれば、形状保持性および繰り返しの使用に対する耐久性に優れたフレキシブルコンテナ用シートおよびフレキシブルコンテナを提供することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0006】
本発明のフレキシブルコンテナ用シートは、織物からなるフレキシブルコンテナに用いるシートである。
本発明においては、上記織物が、弾性率が300cN/dtex以上の高弾性フィラメント糸と、弾性率が300cN/dtex未満の低弾性フィラメント糸とを撚り合わせた複合コードを経糸および緯糸の少なくとも一方に用いてなる織物であることが肝要である。すなわち、従来のシートでは、折り畳みなどの繰り返し屈曲を受けたり、粒状内容物の出し入れ時や、運搬時の振動により、布帛を構成する繊維の一部分に過度の荷重が掛かり変形したり、また繰り返しの使用により布帛が部分的に破れるという問題がある。これに対して、本発明者らは、上記のように高弾性フィラメント糸と低弾性フィラメント糸とを撚り合わせた複合コードを使用した織物を用いたところ、シートが変形しにくく、しかもシートの繰り返し使用における耐久性が格段に向上することを究明した。
【0007】
なお、本発明においては、高弾性フィラメント糸と低弾性フィラメント糸とを撚り合わせた複合コードを、織物の経糸または緯糸のいずれかに用いるだけでも十分な効果を得ることができるが、より高い形状保持性や耐久性を実現する上では、織物の経糸と緯糸の両方に用いることが好ましい。
【0008】
本発明に用いる高弾性フィラメント糸は、前述したように弾性率が300cN/dtex以上のマルチフィラメント糸であり、好ましくは弾性率が500cN/dtex以上のマルチフィラメント糸である。該高弾性フィラメント糸を構成する繊維は、有機繊維であることが好ましく、芳香族ポリアミド系繊維、全芳香族ポリエステル系繊維、又は、強度が13cN/dtex以上のポリビニルアルコール系繊維を好ましく挙げることができる。
【0009】
一方、本発明に用いる低弾性フィラメント糸は、前述したように弾性率が300cN/dtex未満のマルチフィラメント糸であり、好ましくは弾性率が250cN/dtex以下のマルチフィラメント糸である。該低弾性フィラメント糸を構成する繊維は、有機繊維であることが好ましく、ナイロン6、ナイロン66などからなる脂肪族ポリアミド系繊維、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリトリメチレンテレフタレートなどからなるポリエステル系繊維、又は、ビニロン系繊維を好ましく挙げることができる。
【0010】
なお、高弾性フィラメント糸および低弾性フィラメント糸の組み合わせは、上記繊維からなる糸を任意に組み合わせればよいが、特に、ポリエステル系繊維と芳香族ポリアミド系繊維との組み合わせ、脂肪族ポリアミド系繊維と芳香族ポリアミド系繊維との組み合わせが好ましい。
【0011】
上記高弾性フィラメント糸および低弾性フィラメント糸の繊度は、50〜2000dtex、これらの糸を構成する単繊維の繊度は1〜10dtexが好ましい。また、上記繊維の横断面形状は、丸断面でも異型断面でもかまわない。
【0012】
本発明の高弾性フィラメント糸と低弾性フィラメント糸を構成する繊維には、着色剤、耐候剤、難燃剤、充填剤、帯電防止剤、撥水剤、接着剤などが含有されていてもよい。また、上記の繊維、2種類の糸、あるいはこれらの糸からなる複合コードの表面には上記の剤が付着していてもよい。
【0013】
本発明に用いる複合コードは、下撚された1本以上の高弾性フィラメント糸と、同方向に下撚された1本以上の低弾性フィラメント糸とを、これらとは逆方向に撚り合わせて(すなわち、上撚りを施して)なる複合コードであることが好ましい。これにより、形状保持性やシートの繰り返しの使用における耐久性がさらに向上する。
【0014】
この際、高弾性フィラメント糸と低弾性フィラメント糸に施される下撚数は、それぞれ、20〜60T/mが好ましく、30〜50T/mがより好ましい。また、これらの糸を撚り合わせる際の上撚数は、20〜60T/mが好ましく、30〜50T/mがより好ましい。なお、高弾性フィラメント糸、低弾性フィラメント糸、複合コードの撚数は同じであっても違っていてもかまわないが、高弾性フィラメント糸と低弾性フィラメント糸の撚数は同じであることが好ましい。
【0015】
上記の複合コードを製造する方法としては、高弾性フィラメント糸と低弾性フィラメント糸に、それぞれリング撚糸機などを用いた公知の方法で下撚りを施し、両方の糸を引き揃えて、これとは逆の方向(例えば、下撚りがZ方向であればS方向)に上記の同様の公知の方法で上撚りを施すことにより製造することができる。
【0016】
なお、本発明に用いる複合コードは、1本以上の高弾性フィラメント糸と1本以上の低弾性フィラメント糸とを撚り合わせてなる複合コードであってもよい。該複合コードは、それぞれのフィラメント糸には上記のように撚りは施さず、直接これらのフィラメント糸を撚り合わせることにより製造することができる。この際、撚数としては、20〜60T/mが好ましく、30〜50T/mがより好ましい。
【0017】
織物を構成する複合コード以外の糸は、脂肪族ポリアミド系繊維、ポリエステル系繊維、ポリオレフィン系繊維、アクリル系繊維、塩化ビニリデン系繊維、ポリビニルアルコール系繊維、芳香族ポリアミド系繊維、ポリイミド系繊維、ポリスルホン系繊維、フッ素系繊維などの繊維単体ならなる糸であっても、またそれらの組み合わせた糸であっても良いが、物理的特性、化学的特性の点から、脂肪族ポリアミド系繊維、芳香族ポリアミド系繊維、ポリエステル系繊維が好ましい。
【0018】
本発明に用いる織物は、特に限定されないが、経密度および緯密度としては、10〜30本/インチを採用することができる。また、上記織物は、公知の方法により製織することができる。
【0019】
本発明においては、上記織物の少なくとも少なくとも片面が、熱可塑性樹脂で被覆されていてもよい。本発明で用いる上記熱可塑性樹脂とは、塩化ビニル系樹脂、ポリオレフィン系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリウレタン系樹脂、ポリアクリル系樹脂、ポリフッ化ビニリデンなどのフッ素系樹脂、シリコン系樹脂などであり、これらの少なくとも一種を使用する。なかでも、塩化ビニル系樹脂、ポリオレフィン系樹脂、ポリエステル系樹脂が柔軟性、コストなどから好ましく使用される。本発明で使用する塩化ビニル系樹脂は塩化ビニル重合体、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、塩化ビニル−アクリル酸エステル共重合体、塩化ビニル−塩化ビニリデン共重合体などであり、これらを単独、あるいは2種以上を混合したものに可塑剤、安定剤、耐候剤、架橋剤、抗菌剤、充填剤、防炎剤、着色剤、帯電防止剤などの添加剤を混合したものである。塩化ビニル系樹脂の重合度は600〜3500であり、好ましくは800〜2000のものを使用する。
【0020】
本発明で使用するオレフィン系樹脂とは、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−アクリル酸アルキル共重合体、エチレン−αオレフィン共重合体、高分子鎖中にゴム弾性を持つゴム成分(ソフトセグメント)と常温付近で塑性変形を防止する結晶ないしガラス状成分(ハードセグメント)との互いに相溶しない両成分を有するオレフィンエラストマーなどであり、これらを単独あるいは2種以上を混合したものに可塑剤、安定剤、耐候剤、架橋剤、抗菌剤、充填剤、防炎剤、着色剤、帯電防止剤などの添加剤を混合したものである。
【0021】
本発明で使用するポリエステル系樹脂とは柔軟性の面からポリエステルエラストマーが好ましく、高融点結晶性重合体セグメントとしてジカルボン酸にテレフタル酸、イソフタル酸、ナフタレン−2,6−ジカルボン酸などを使用して、ジオールとして1,4−ブタンジオール、エチレングリコール、トリメチレングリコールなどを使用し、特にテレフタル酸と1、4−ブタンジオールからなるポリブチレンテレフタレートが好ましい。一方、低融点重合体セグメントはポリ(テトラメチレンオキシド)グリコール、ポリ(プロピレンオキシド)グリコールのエチレンオキシド付加物、ポリ(ε−カプロラクトン)、ポリブチレンアジペートなどのポリエステルブロック共重合体が好ましい。低融点重合体セグメントの含有量は10〜90重量%、好ましくは15〜75重量%である。さらに、可塑剤、安定剤、耐候剤、架橋剤、抗菌剤、充填剤、防良剤、着色剤、帯電防止剤などの添加剤を混合してもよい。
上記熱可塑性樹脂は、カレンダー法、溶融押し出し法、溶液コーティング法など公知の方法で織物に付与することができる。
【実施例】
【0022】
以下、実施例により詳しく説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。なお、実施例および比較例に示す性能は次の方法で評価した。
(1)弾性率
JIS L1017(2002)8.8に準拠して測定し、1%の初期弾性率を求めた。
(2)形状保持性
製造したフレキシブルコンテナにポリエステルチップ(帝人ファイバー製)を1000kg入れ、30日間倉庫内で保管した後、フレキシブルコンテナ表面の変形程度を次の基準で評価し、○および△を合格とした。○:変形が殆ど無い、△:多少の変形が見られる、×:変形している。
(3)耐久性
製造したフレキシブルコンテナにポリエステルチップ(帝人ファイバー製)を1000kg入れ、1日間倉庫内で保管した後、フレキシブルコンテナ内のポリエステルチップを排出し、折り畳む。この作業を100回繰り返し、フレキシブルコンテナ表面の折り目部分の状態を次の基準で評価し、○および△を合格とした。○:初期の状態と殆ど変わらない、△:初期の状態と比較し折り目部分にわずかに毛羽が見られる、×:折り目部分に著しい毛羽が見られる。
【0023】
[実施例1]
低弾性フィラメント糸として弾性率が48cN/dtexである940dtex/140フィラメントのナイロン66(Ny66)繊維(旭化成せんい株式会社製)を、高弾性フィラメントとして弾性率が627cN/dtexである1100dtex/1000フィラメントの芳香族ポリアミド(PA)繊維(帝人トワロン株式会社製トワロン)を用い、これらに加地テック社製リング撚糸機により、それぞれZ方向に40T/mの下撚りを施した。さらに、これらの糸を引き揃え同じリング撚糸機を用いてS方向に40T/mで撚り合わせて(上撚りして)複合コードを作成した。得られた複合コードを経糸および緯糸に使用して平織とし、240℃の温度で熱処理を施した。該織物に青色顔料と酸化防止剤を混合したエチレン・酢酸ビニル共重合体(住友化学株式会社製エバテートCV2097)を200ミクロンの厚みでカレンダー成型し、織物の両面に熱圧縮してフレキシブルコンテナ用シートとした。性能評価した結果を表1に示す。
【0024】
[実施例2]
実施例1で得られた複合コードを経糸に、弾性率が48cN/dtexである1880dtex/280フィラメントのナイロン66(Ny66)繊維(旭化成せんい株式会社製)に28T/mの撚りを施した糸を緯糸にそれぞれ使用した以外は、実施例1と同様にしてフレキシブルコンテナ用シートを作成した。性能評価した結果を表1に示す。
【0025】
[実施例3]
実施例1で得られた複合コードを経糸に、弾性率が627cN/dtexである2200dtex/2000フィラメントの芳香族ポリアミド(PA)繊維(帝人トワロン株式会社製トワロン)に28T/mの撚りを施した糸を緯糸にそれぞれ使用した以外は、実施例1と同様にしてフレキシブルコンテナ用シートを作成した。性能評価した結果を表1に示す。
【0026】
[実施例4]
弾性率が627cN/dtexである2200dtex/2000フィラメントのナイロン66(Ny66)繊維(旭化成せんい株式会社製)に28T/mの撚りを施した糸を経糸に、実施例1で得られた複合コードを緯糸にそれぞれ使用した以外は、実施例1と同様にしてフレキシブルコンテナ用シートを作成した。性能評価した結果を表1に示す。
【0027】
[実施例5]
低弾性フィラメント糸として弾性率が48cN/dtexである940dtex/140フィラメントのナイロン66(Ny66)繊維(旭化成せんい株式会社製)を、高弾性フィラメントとして弾性率が627cN/dtexである1100dtex/1000フィラメントの芳香族ポリアミド(PA)繊維(帝人トワロン株式会社製トワロン)を用い、これらを引き揃え加地テック社製リング撚糸機を用いてS方向に40T/mで撚り合わせて複合コードを作成した。得られた複合コードを経糸および緯糸に使用した以外は、実施例1と同様にしてフレキシブルコンテナ用シートを作成した。形態保持性及び耐久性はいずれも「○」であった。
【0028】
[比較例1〜4]
1880dtex/280フィラメントのナイロン66(Ny66)繊維(旭化成せんい株式会社製)、2200dtex/2000フィラメントの芳香族ポリアミド(PA)繊維(帝人トワロン株式会社製トワロン)、2200dtex/384フィラメントのポリエステル(PET)繊維(帝人テクノプロダクツ株式会社製テトロン)に加地テック社製リング撚糸を用い、それぞれ28T/mの撚りを施した。これらに糸を表2のように経糸または緯糸に使用した以外は、実施例1と同様にしてフレキシブルコンテナ用シートを作成した。性能評価した結果を表2に示す。
【0029】
【表1】

【0030】
【表2】

【産業上の利用可能性】
【0031】
本発明のフレキシブルコンテナ用シートによれば、これを用いて、形状保持性および繰り返しの使用に対する耐久性に優れたフレキシブルコンテナを得ることができる。また、該フレキシブルコンテナは、上記特性を有し、折り畳みなどの繰り返し屈曲を受けたり、粒状内容物の出し入れ時や、運搬時の振動により、布帛を構成する繊維の一部分に過度の荷重が掛かり変形したり、また繰り返し使用により布帛が部分的に破れるという問題が少ないという特徴を有している。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
織物からなるフレキシブルコンテナに用いるシートであって、該織物が、弾性率が300cN/dtex以上の高弾性フィラメント糸と、弾性率が300cN/dtex未満の低弾性フィラメント糸とを撚り合わせた複合コードを経糸および緯糸の少なくとも一方に用いてなる織物であることを特徴とするフレキシブルコンテナ用シート。
【請求項2】
高弾性フィラメント糸が、芳香族ポリアミド系繊維、全芳香族ポリエステル系繊維、又は、強度が13cN/dtex以上のポリビニルアルコール系繊維からなるフィラメント糸である請求項1記載のフレキシブルコンテナ用シート。
【請求項3】
低弾性フィラメント糸が、脂肪族ポリアミド系繊維、ポリエステル系繊維、又は、ビニロン系繊維からなるフィラメント糸である請求項1記載のフレキシブルコンテナ用シート。
【請求項4】
複合コードが、下撚された1本以上の高弾性フィラメント糸と、同方向に下撚された1本以上の低弾性フィラメント糸とを、これらとは逆方向に撚り合わせてなる複合コードである請求項1記載のフレキシブルコンテナ用シート。
【請求項5】
複合コードが、1本以上の高弾性フィラメント糸と1本以上の低弾性フィラメント糸とを撚り合わせてなる複合コードである請求項1記載のフレキシブルコンテナ用シート。
【請求項6】
織物の少なくとも片面が熱可塑性樹脂により被覆されている請求項1記載のフレキシブルコンテナ用シート。
【請求項7】
熱可塑性樹脂が、塩化ビニル樹脂、オレフィン樹脂、およびポリエステル樹脂から選ばれた1種である請求項6記載のフレキシブルコンテナ用シート。
【請求項8】
請求項1〜7のいずれかに記載のフレキシブルコンテナ用シートで構成されていることを特徴とするフレキシブルコンテナ。

【公開番号】特開2008−184216(P2008−184216A)
【公開日】平成20年8月14日(2008.8.14)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−21589(P2007−21589)
【出願日】平成19年1月31日(2007.1.31)
【出願人】(302011711)帝人ファイバー株式会社 (1,101)
【Fターム(参考)】