説明

フードプロセッサ用の汎用ブレードおよびアクセサリ

食品加工調理器具であって、パドルと、フードプロセッサモータに連結可能でかつフードプロセッサボウルに連結可能なベースに接続されるシャフト、およびカッティングブレード、を備える中央調理器具と、を備え、パドルが中央調理器具に連結され、およびブレードが食品の均一なカッティングを可能にするように構成され、パドルがブレード上にないことを与える、調理器具。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、フードプロセッサ用の調理器具およびアクセサリに関する。より詳しくは、本発明は乾湿食品を能率的にかつ効果的に切り刻むか、または食品を混合させて、かきまぜて、ホイップして、挽いてかつブレンドすることが可能な複数のエレメントから成る汎用ブレードに関する。
【背景技術】
【0002】
キッチン内の大いに異なるタイプの材料に対して行われる多くの活動があり、および、各タイプの活動、同じく各タイプの材料に対して、異なる調理器具が市販されていることができる。
【0003】
しかしながら、この種の多数のおよび種々の調理器具は、スペース、コスト、その他を節約するために各々が最適化または少なくとも改良または互いの組合せを必要とする場合がある。加えて、調理器具が別々におよび共に役立つことが、望ましい。いくつかの組合せは、組合せを働かせることの結果として、新規な効果を生じさえすることができる。
【0004】
調理器具を組み合わせるためのオプションのうちの1つは、異なるタイプのブレードを持つ調理器具であり、例えばSunbeam Products社に付与された(特許文献1)を参照すると、それは、小型スロートブレンダジャー内のブレンドおよび食品加工の両方に適しているブレード組立体を記載する。このブレード組立体は、氷を砕く、液体および/または半個形材料をブレンドするかまたは混合させ、かつ固形食品部材を切り刻んで、カットするかまたはスライスする組立体の能力を最適化するために共にかつジャーの幾何学的制約によって同時に働く間、各々特定のブレンドまたは加工作業を行うように設計されている複数のブレード形状を含む。
【0005】
Euro−Pro Operating LLPに付与された(特許文献2)が、ブレード組立体の各々が2枚の向かい合った水平カッティングブレードを有し、上部の独立ブレード組立体が、器具から選択的に着脱可能である、2枚の独立ブレード組立体を有する複数ブレード食品加工器具を記載する。ブレード組立体は、互いに90度で配置されるが、互いに対して任意の角度でブレードを向けるための追加的な位置を含むことができる。
【0006】
Sunbeam products社に付与された(特許文献3)が、ブレンダ内の材料をブレンドするための底部の波打ったまたは波形の構成および最上部の通気ブレードを有するブレンダブレードを記載する。波打ったブレードは、材料を切り刻んで挽くことよりむしろ、材料をかきまぜて混合物にし、それによって材料完全性を保つ。最上部ブレードが、材料および空気を混合されるべき混合物に引き入れる。結果として生じる混合物は、均質というよりむしろ不均一な、きめのある粘度を有する。
【0007】
これらおよび他の調理器具の複数ブレードの構造にもかかわらず、かついくつかのプロセッサのブレードの複数角度の/複数指向の/複数表面をもつ構造体にさえもかかわらず、フードプロセッサの共通の問題は、ブレードが調理される食品の全ての層を能率的にかつ均一に通過し、したがって、様々な内容物/粒径/粘度の分離された混合ゾーンを作り出すことを可能にするそれらの限定された能力であり、換言すれば、ブレードはそれらの高さの層を通してかつおそらく少し下におよび上に通過する傾向があるが、調理される食品が均質でなくて均一にカットされないように、ブレードよりかなりより低いおよび高い層がブレードを越えて残る傾向がある。
【0008】
この種の問題は、しばしばかきまぜられたおよびカットされた調理の表面を浮遊する微細に分割された乾燥固形物、ハーブおよび油性流体のような低濃度流体を含む調理される食品で悪化するかもしれない。この種の調理は、良い上下の循環を必要とする。
【0009】
非常に粘着性の高密度材料のような、特定の材料が市販のシステムによって十分に加工されない特に問題材料である場合があることもまた、生じる。逆にいえば、E. I. du Pont de Nemours and Companyに付与された(特許文献4)内に検討されるように、粘着性の流体内に一定の(高い)速度で動作するように設計された撹拌器が低い粘性材料の中であまりに激しい混合を生じ、それが材料の損失、汚い調理器具その他を引き起こすかもしれない。
【0010】
それゆえに、調理される食品のより順応性があって、徹底的で好ましくは効率的である制御された加工に対する要求を認識した。
【0011】
したがって、例えばチョッピングおよび/または通気均一性、均質性および効率を改善するブレード構成同じく対流型エレメントを有する簡単なそのうえ適合できる食品加工器具を提供して、任意選択で、異なるタイプおよび量の調理される食品に対するより完全な適合性のためのアクセサリを含む、単一調理器具によるより多くの活動を提供することが望ましい。その上、また、現在利用可能であるより、食料品のより効果的なホイッピング(空気のより効率的な導入)を可能にするための要求を認識した。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0012】
【特許文献1】US2008198691
【特許文献2】US7,419,111
【特許文献3】US5,839,826
【特許文献4】US2,964,301
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0013】
本発明の1つの目的は、フードプロセッサ内に共に取り付けられることができ、かつ、コーヒーグラインダ、ブレンダ、ミートチョッパー、ジューサ、その他のような多くの異なる種類のツールによって共通に調理される多くの異なるタイプの食品を操作して調理をすることが可能な、いくつかのエレメントから成る汎用ブレード器具を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0014】
一態様に従って、調理される食品を付随してかきまぜて切り刻むための食品加工調理器具が、提供され、この食品加工調理器具が、
少なくとも1本のパドルと、
中央調理器具であって、2終端されたシャフトであって、フードプロセッサモータに動作可能に連結可能なスピンドルによって第1の端に達していてかつフードプロセッサボウルに連結可能なベースに第2の端上で接続されるシャフトおよびベース、および
少なくとも1枚のカッティングブレードであって、自由端を有するブレード、を備える、中央調理器具と、を備え、
パドルが中央調理器具に連結され、および、ボウルがパドルおよびブレードより上まで調理される食品で満たされ、および、中央調理器具がモータおよびボウルに連結され、そして次に、回転軸を中心として調理される食品中を回転すると、
パドルがブレード上にないという条件下で食品が均一にカットされるように、ブレードが構成される。
【0015】
いくつかの実施態様において、パドルが中央調理器具のベース上にある。
【0016】
いくつかの実施態様は、少なくとも1枚の羽根を更に備え、かきまぜられた調理される食品が羽根のすぐ下にある時、調理される食品が均一にホイップされるように、羽根が中央調理器具に連結される。
【0017】
いくつかの実施態様は、少なくとも1個のカッティングおよび/またはかきまぜアクセサリを更に備え、アクセサリが各々、ブレード、パドルおよび羽根エレメントの少なくとも1つを備え、アクセサリおよび中央調理器具が各々、各アクセサリを中央調理器具にしっかりと連結する手段を更に備えている。
【0018】
ブレードは、好ましくは更に食品加工調理器具を備えるフードプロセッサの動作中に食品加工調理器具のバランスを維持するように構成される。
【0019】
例えば、特定の実施態様において、少なくとも一組のブレードが幾何学的に異なるブレードを備え、そして次に、幾何学的に異なるブレードが好ましくは食品加工調理器具のバランスを維持するためにさまざまに寸法を規定される、および/または配置される。
【0020】
幾何学的差異は、例えば、食品加工調理器具の回転軸線に対する輪郭および角度を備えるグループの1つ以上を備えることができる。
【0021】
例えば、幾何学的に異なるブレードの組内のブレードでは、それらの幅および/または厚さが異なっていてもよい。
【0022】
近位ブレード間の垂直距離が10mm未満の構成において、最も均一なカッティングが得られると信じられる。
【0023】
いくつかの実施態様において、最も低いブレード/複数ブレードの自由端が、食品加工ボウルの壁および底部から5mmを超えない間隔をおいて配置される。
【0024】
羽根は好ましくは本体から延出する、長いアーク形状の構造体であり、および、パドルは本体から延出する三角形構造体である。いくつかの実施態様において、羽根は回転軸線から約30−15°傾けられる。
【0025】
本体に接続されるパドルの三角形ベースの角度はおおむね85°である。
【0026】
羽根は、例えば各々、約9mmのアーク長およびおおむね30°の傾斜を有する本体から約6mm延出し、パドルは、例えば各々、高さ約5mmであることができる。
【0027】
好ましくは、パドルの最上部の高さは羽根の底部の高さと一致する。
【0028】
いくつかの実施態様において、ボウルの底部は波状の構造体を有する。
【0029】
食品加工調理器具は、ブラシアクセサリを更に備えることができ、アクセサリが剛毛を備え、アクセサリおよび中央調理器具が互いをしっかりと連結させる手段を更に備える。
【0030】
いくつかの実施態様において、連結のための手段が食品加工調理器具の回転中にアクセサリが螺旋方法で下方へ摺動することを可能にする中央調理器具シャフト上の螺旋スリットを備える。
【0031】
好ましくは、調理器具は更に、フードプロセッサを動作させる2、3秒以内に粗くカットされた調理される食品、およびより長い期間以内により細かくカットされるが、同じように均一に寸法を規定された調理される食品、を得ることを可能にするように構成される。
【図面の簡単な説明】
【0032】
本発明をよりよく理解してかつその実用的用途を認識するために、以下の図が添付されて本願明細書に参照される。同様な構成要素は、同様な参照番号によって示される。
【0033】
図が例および好ましい実施態様だけとして与えられてかつ添付の記述および請求項において定義した本発明の有効範囲を決して限定しない点に留意する必要がある。
【0034】
【図1】フードプロセッサ内に差し込まれることが可能な中央調理器具であって、いくつかの実施態様に従う、ブレードおよびパドルを含む調理器具を例示する。
【図2】フードプロセッサ内に差し込まれることが可能な別の中央調理器具であって、好ましい一実施態様に従う、ブレードを含み、かつ、他の実施態様に従う、カッティングおよびかきまぜアクセサリに連結可能なように構成される、調理器具を例示する。
【図3】いくつかの実施態様に従って、図2におけるような中央調理器具にしっかりと取り付けることに適しているかきまぜおよびカッティングアクセサリを例示する。
【図4】図2内に示される中央調理器具および図3内に示されるアクセサリから組み立てられる食品加工調理器具の斜視図を例示する。
【図5】一実施態様に従って、中央調理器具に取り付けられることが可能なブラシアクセサリを含むクリーナ装置を示す。
【図6】前の図内に示される装置とともに使用するのに適している食品加工ボウルを示す。
【図7a】食品加工器具の動作中に中央調理器具上で螺旋状に下降することが可能なアクセサリを示す斜視図である。
【図7b】中央調理器具上に取り付けられるアクセサリを含む装置を示す。および
【図7c】食品加工ボウルの中で回転して調理される食品をカットする装置を示す。
【発明を実施するための形態】
【0035】
本発明は、チョッピング、混合、かきまぜ、泡立て、絞り、漉し、ホイッピングのような食品加工活動および以下で後述するように多くの他の食品調理活動、を行うがこれに限定されない、食品または液体の調理の際に補助する改良された食品加工調理器具およびアクセサリに関する。
【0036】
本発明の一目的は、フードプロセッサ、ジューサ、ブレンダ、ミキサーおよびそのようなものとして他の器具と類似の共通器具を置換する食品加工調理器具を提供することである。本願明細書に記載されている実施態様は、単一調理器具を用いて全ての機能を行う先端ユーティリティおよびアクセサリを利用する。
【0037】
本発明の更なる一目的は、食品加工の目的で複数機能の独特のブレードを提供することである。
【0038】
本発明の更なる一目的は、ホイップされた泡の作成において補助する革新的なボウルおよび微細に挽かれたまたは切り刻まれた食品粒子を提供することである。
【0039】
本発明の更なる一目的は、液体を固形食品粒子から分離する食品漉し装置を提供することである。
【0040】
食品加工調理器具の追加的な目的、特徴および利点と共にこれらは、添付の図面を参照しながら、以下の詳細な説明を読み取り、食品加工調理器具の例証となる実施態様を考察すると即座に、当業者に容易に明白となるであろう。
【0041】
この点で、食品加工調理器具のこの実施態様を詳細に説明する前に、食品加工調理器具が以下の記述または例証内に記載される構成要素の構成および配置の詳細にその適用において限定されないことが理解されるべきである。当業者は、この開示の概念が食品加工調理器具のいくつかの目的を実施するための他の構造、方法およびシステムの設計のためのベースとして、容易に利用されることができるということを認識する。それらが食品加工調理器具の趣旨および範囲から逸脱しない限り、請求項がこの種の同等構成を含むとみなされることが、それゆえに重要である。また、本願明細書に使用される語法および用語が、記述のためにあって、かつ限定としてみなされるべきでないように、理解されるべきである。
【0042】
本発明は、調理される食品をかきまぜて切り刻むことが付随して両方ともできる調理器具に関する。好ましくはフードプロセッサまたはブレンダ内の調理される食品の場所全体にわたって、ブレードより下のおよび上の両方の食品が、ブレードが通過する層内の食品と類似の、好ましくは同一の粘度および組成を有するように、かきまぜが調理の層であることができる。
【0043】
代わりにまたはさらに、調理器具は調理上で市販の手動または電動泡立て器を使用する結果として得られるそれらと類似の結果をもたらすことができる、調理される食品に空気をかきまぜるかまたは導入することができ、それでも好ましくは、結果が非常により短い時間内に得られる。
【0044】
フードプロセッサまたはブレンダ内に差し込まれることが可能である調理器具の異なる組合せを代表している図を、ここで、参照する。
【0045】
図1は、いくつかの実施態様に従うフードプロセッサに差し込まれることが可能である中央調理器具10を例示する。調理器具10’が、以下の部品を含む:スピンドル19’を備えたシャフト12’、ベース13’、パドルエレメント14’、スロット16’およびカッティングブレード17α’、17β’。
【0046】
しかしながら、後で更に説明されるように、他の実施態様では、中央調理器具はより多くのまたはより少ない部品、例えばスロットを欠いているより簡単な調理器具、または例えば、複数対のパドルを有する調理器具を含むことができる。
【0047】
シャフト12’は、フードプロセッサのモータ(図示せず)からその上側で回転出力を受け取るように配置される。ベース13’は、フードプロセッサボウル(図内に図示せず)の底部に配置されることができる。
【0048】
中央調理器具10’は、混合物を混合させる際に補助することが可能な一対のパドルエレメント14’を含む(対のうちの1本は、図から隠れている)。
【0049】
この種のパドルは、匙、手(図に示すように)、オールその他におけるようなブレードを備えたシャフトのような、種々の形状を有することができて、より大きな大半の応力を支えるための中央骨組構成および大いに向上された量の耐衝撃性を与えることが可能な外皮のような、複数の材料から形成されることができる。理論的には、パドルがブレード上に配置されることができるとはいえ、そうする結果がブレードの性能を損なうかもしれず、それは、もはや能率化されず、同じくブレードの製作を余分に難しくすると信じられる。換言すれば、パドルは好ましくはブレードからでなくベースから延出する。
【0050】
スロット16’は、シャフト12’との追加的なアクセサリの堅固な係合を可能にする。
【0051】
異なる実施態様に従って、中央調理器具10’は調理器具の回転の軸線Aに関してベース13’から半径方向に突設する一対のカッティングブレード17α’、17β’を備えている。
【0052】
カッティングブレード対17’は、肉または魚を含むがこれに限らず乾湿食品を切り刻むことが可能でまた、氷を砕くことが可能であることができる。
【0053】
ブレード対17’に隣接したカットされた材料が常に半径方向に外へ分布することができてブレード対17’の方へ来るカットされていない材料によって置換されることができるように、パドル14’は材料を循環させることをもたらす際に補助することができる。
【0054】
シャフト12’は、フードプロセッサのモータから中央調理器具10’へのトルクの伝達を可能にするためにその最上部にスピンドル19’を含む。
【0055】
回転力が最上部から加えられるフードプロセッサ内に、中央調理器具が取り付けられることができる。そのうえ、この領域の当業者にとって、回転力が底面から加えられるフードプロセッサ内に使用されるべき中央調理器具を適応することは、明白で簡単であるはずである。
【0056】
いくつかの実施態様に従うフードプロセッサ内に差し込まれることが可能である別の中央調理器具10を例示する図2を、ここで、参照する。調理器具10は、以下の部品を含む:スピンドル19を備えたシャフト12、ベース13、スロット16およびカッティングブレード対17。しかしながら、図1内に例示される他の実施態様10とは対照的に、この中央調理器具10がパドルエレメントを欠いている点に留意されたい。
【0057】
図3は、いくつかの実施態様に従って、図2内に示される調理器具10のような中央調理器具に固着されることが可能なカッティング、かきまぜおよび泡立てアクセサリ20を例示する。
【0058】
アクセサリ20は、開口部23を備えた円筒状に形状化された本体22、一対の羽根24a、一対のパドル24bおよびロックキー21を含む。
【0059】
開口部23は、好ましくはシャフト12上へアクセサリ20をぴったりと合わせるように構成される。加えて、アクセサリ20が中央調理器具10に固着されるように、ロックキー21がスロット16を係合するように構成される。
【0060】
羽根24aは、かきまぜられた調理内に沈められる時、それらが調理の混合ゾーンを分裂させ、したがって、これらのゾーンの循環を高めることが可能であり、更に加工されおよびしたがって、相対的に均質のかつ均一にカットされた混合物の生成を可能にするのを手伝うように構成される。
【0061】
羽根24aは、さらに、または代わりとして、かきまぜられた調理の表面より上に密接に位置し、それらが調理される食品に泡立て器の動作の効果と類似の空気の循環を可能にするように構成される。
【0062】
パドル24bは、下で更に説明されるように、調理をかきまぜる際に補助するように構成されることができる。
【0063】
かきまぜおよびカッティングアクセサリ20は、カッティングブレード27aおよび27bの2つの対を更に含む。
【0064】
カッティングブレード対27a、27bは、各々調理される食品の異なる高さで食品をカットするために、フードプロセッサのボウル(図示せず)の底部に対して異なる高さに位置するように設計されて、異なるサイズまたは粘度の食品粒子をカットするために、または異なるサイズおよび形状にカットするために、異なるサイズおよび向き、角度および/または形状を有することができ、調理の内容物のカッティングを最適化するために互いに相補または共同方法で働くことができる。
【0065】
いくつかの他の実施態様において、中央調理器具に別々に取り付け可能である複数のカッティングおよび/またはかきまぜアクセサリが提供されることができ、および、いくつかの別々に取り付け可能なアクセサリが中央調理器具上で組み合わせられることができる。
【0066】
図4は、図2内に示される中央調理器具および図3内に示されるアクセサリから組み立てられる食品加工調理器具100の斜視図を示す。食品加工調理器具100は、一実施態様に従って、中央調理器具110にしっかりと取り付けられるかきまぜおよびカッティングアクセサリ120を含む。
【0067】
中央調理器具110のスピンドル119は、フードプロセッサのモータからの中央調理器具110および連結されたアクセサリ120の両方へのトルクの伝達を可能にする。
【0068】
種々の実施態様において、中央調理器具および/またはアクセサリ上の種々のブレードが異なる形状およびサイズであり、ボウルのベースに対して異なる角度に向けられることができ、それぞれが、異なる実施態様に従って、異なるタイプの食品を加工するために調整されることができる。
【0069】
いくつかの高さの異なるブレードと任意選択で加工装置の円周に沿ったそれらの形状および位置との組合せが、以下のような、しかしこれに限定されない食品を切り刻んで挽くカッティングブレードの能力を高める:コーヒー、豆、砂糖、ヒヨコマメ、ナッツ、野菜、果物、葉、パセリおよびコリアンダのようなハーブ、スパイス、小麦草、亜麻シード、ピーナッツ、芽キャベツ、ザクロシード、チョコレートおよび硬いチーズ。
【0070】
例えば図1において、中央調理器具10’のブレード17α’,17β’の対が同じ高さでなく、右側ブレード17β’が左側ブレード17α’より低く、わずかにまたは有意に異なる輪郭を有することができることに注意する。同様に、一方が他方より高く、同じくおそらく異なる輪郭を有するように、アクセサリ120のブレード127bα、127βの対が配置されることができる。装置100内に全ての他のブレードより上に配置される、アクセサリ120のブレード127aαおよび127aβの他の対、双方ともこれらの特定の実施態様で同じ高さに置かれるとはいえ、一方の自由端が回転軸線Aからもう一方より有意にはるかに間隔をおいて配置されるように、異なって角度をつけられることができる。
【0071】
ブレードの輪郭は、各々異なる作業を果たしてそのうえ機能的に共同であるようにカスタム設計されることができる。例えば、装置100が回転する時、ブレードがブレードに近位の食品を上方へ押し、一方、他のブレードのいくつかがそれらに近位の食品を下方へ押すように、ブレードのいくつかが輪郭を描かれることができる。食品は、したがって、異なるブレード間を前後にはね、各ブレードが独特の方向に食品をカットすることができる。
【0072】
回転軸に沿った近位のブレード間の垂直距離は一般的に種々の実施態様において短く、そうすると、距離は10mm未満、好ましくは8−9mm以下である。ほんの数秒の間フードプロセッサを動作させる時でさえ、この種の短い距離は均一なカッティングを補助することができる。
【0073】
羽根およびパドルは互いに対して異なる高さ(図示せず)または角度で配置されることができ、および、ブレードはまた、隣接するブレードより上に10mm未満であることができる。依然としていくつかの実施態様では、ブレードは同じ高さである。
【0074】
ブレード127bと比較すると、ブレード127aは回転軸線Aに関して異なる角度である。ブレード127bは、しかしながらブレード117に対してより類似の角度(回転軸線Aに対して)である。他の実施態様(図示せず)では、ブレード127bおよび117は完全に異なる角度を有することができる。多種多様な角度は例えば各ブレードに対して異なるサイズに食品をカットすることを可能にし、それが例えば共同でより細かいよりすばやいチョッピングを可能にすることができる。食品がブレード間を能率的にすばやく動かされるので、均一なカッティングが短い動作時間でさえ達成される。
【0075】
一般に、フードプロセッサの動作中に装置のバランスを維持するために、例えばフードプロセッサ調理器具上で互いの反対側に同等の対をなすブレードを配置することによって、バランスを維持するためにフードプロセッサ調理器具上に最適に配置される幾分同じように寸法を規定されたブレード組でブレードが配置されることが、好ましくなることができる。しかしながら、いくつかの実施態様では、例えば効率的なカッティングを可能にするために、類似の形状化されたブレードの組が例えば異なる長さを有することができる。同様に、同じまたは他の実施態様では、同じように寸法を規定されて、それでも、異なって形状化されるブレードの組があることができる。フードプロセッサ調理器具100のバランスを維持して各対内のブレード間の幾何学的差異に起因する歪を最小化するために、ブレードは、例えばそれらの幅または厚さで異なって寸法を規定されることができる。
【0076】
いくつかの実施態様(図示せず)では、調理器具およびアクセサリのどちらかまたは両方で、回転軸線に沿って互いに近位の、類似の角度、形状およびサイズの2枚を超えるブレードがある。このような実施態様では、類似のブレードが互いから明確に等距離でまたはさもなければバランスを維持するのを助けるためにフードプロセッサ調理器具上に配置されることができ、および、再び装置の性能を向上させるために、異なる輪郭、角度その他に補正がなされることができる。
【0077】
羽根124aは、一般的にプラスチックから作られて、本体122から延出して、それに融着されるかまたは成形されて、好ましくは回転軸線Aから約30−15°傾けられる一般的に長いアーク形状の構造体であり、一方、パドル124bは一般的にプラスチック三角形構造体であり、それらのベースが本体122に融着され、ベースの角度が好ましくはおよそ約85°である。
【0078】
一実施態様によれば、装置が回転する時、パドル124aが調理される食品内に沈められるかまたは少なくとも浸漬され、一方、羽根124bが少なくとも部分的に空気に露出されるように、装置が、調理される食品でボウルを満たすことによって(図示せず)、泡立てるために用いられる。
【0079】
装置が非常に効率的であることができるので調理される食品の望ましいホイッピングを達成するのに、ほんの数秒かかるだけであることができる。
【0080】
例えば、以下の構造の特徴を含む装置100が、用いられることができる:羽根124aは各々本体122から約6mm延出して、約9mmのアーク長およびおよそ30°の傾斜を有し、パドル124bは各々高さ約5mmであり、例示的な装置100は複数のブレードを有し、ブレードは図2、3および4で示す構成および輪郭を有し、およびボウル(図示せず)は約120mmの内径を有し、ブレードの自由端はボウルの壁から約9−3mmに達する。この種の装置は、毎分およそ1000から3000回(回転数/分)の間で、最も好ましくは約2000回転数/分で、回転されることによって2、3秒で良いホイッピングを達成することが見出された。
【0081】
パドル124bの最上部の高さは羽根124aの底部の高さと一致するべきであるかまたは、高さの重なりがあるべきであり、そうすると、パドル124bまたは羽根124aによって働かれない層はパドル124bと羽根124aとの間に何もない。
【0082】
理論によって束縛されずに、考えられることは、装置100の動作において、パドル124bは、調理される食品がボウル壁に向かって外へ搬送することを可能にし、および、羽根は、それらの幾何学形状に起因して、調理される食品または空気(調理される食品の高さに従い)をボウルの壁に近位に下方へ搬送させるということである。羽根124aおよびパドル124bは、したがって、均質にホイップされたおよび/または均一にカットされた調理される食品を作り出すために調理される食品をホイップするかまたは循環させる際に補助するために共働すると考えられる。最上部ブレード127aα、127aβはまた、それらの相対的に垂直の向きに起因してホイップする際に補助することができる。
【0083】
ホイッピングが求められない時、ユーザは例えばパドル124bの下または代わりとして羽根124aより上まで、調理によってボウルを満たすか、または、パドルを欠いているか、もしくはフードプロセッサについて非最適の回転速度を選ぶ、異なる実施態様を使用することができる。
【0084】
アクセサリは、ブレードまたは他のカッティング手段およびパドルおよび羽根または他の循環手段を備えることができる。他のアクセサリではアクセサリはより少ないエレメントを備えることができ、例えば、図1内に示される中央調理器具の用途に適しているアクセサリが羽根だけを含むことができる。
【0085】
一実施態様に従って、中央調理器具210に取り付けられることが可能であるブラシアクセサリ240を含むクリーナ装置200の2つの投影図を例示している図5を、ここで、参照する。ブラシアクセサリ240は、中央調理器具210にしっかりと取り付けられるように構成される中央円筒状に形状化されたチューブ242を有し、円筒形チューブは、複数の可撓性剛毛248を備えている。剛毛248は、好ましくはそれらがボウルの壁に達することを可能にするのに十分な長さを有する。中央調理器具210の回転中に、ブラシアクセサリ240上の剛毛248が、フードプロセッサボウル(図内に図示せず)を清掃する。剛毛248は、例えば非毒性で、耐摩耗性で、柔軟でかつ適切に固い、ポリエステル、プラスチックその他のような種々の適切な材料から作られることができる。
【0086】
他の実施態様(図示せず)では、クリーナ装置は単一の分離不可能なユニットとして作られることができる。
【0087】
図6は、ボウル60の底部63に、また、波打った構造体64を有する食品加工ボウル60を示し、この構造体は調理をカットする際に補助するように構成されている。波打った構造体64は、底部63の中央から壁62まで延在する交互の隆起65および凹部66を含む。
【0088】
ボウル60は、少なくとも1枚のブレードの自由端(回転軸線からの遠位端)がボウル60の壁62から5mm超えない間隔をおいて、好ましくは約3mm離れて、配置される装置に特に適していることができる。さらに、それには図4内の最も低いブレード、117βが、ブレード117βの少なくとも一部が、底部63から5mm以下離れているように、少なくとも部分的にブレード117βに沿ってまたは自由端で、ボウル60の底部63に向かってわずかに傾けられるような、ボウルの形状に少なくとも部分的に適合する調理器具に特に適していてもよい。この種の構成は、フードプロセッサのカッティング能力を向上させると信じられる。ボウルは、特に、市販のフードプロセッサの中で、ブレード内にまたはブレードとボウルの底部との間に残るかもしくはもつれる傾向がある角氷およびハーブ(例えばパセリ)のような、加工するのが難しいいくつかの調理される食品に役立つ。
【0089】
さらにもう1つの実施態様に従って、中央調理器具310のシャフト312上で下方へ摺動することが可能なカッティングアクセサリ320を含む食品加工調理器具300を例示する図7a−cを、ここで、参照する。
【0090】
シャフト312は、フードプロセッサのモータ(図内に図示せず)からスピンドル319経由で回転出力を受け取るように配置される。調理器具310のベース313は、フードプロセッサボウル60の底部63に配置される(フードプロセッサそれ自体は、図内に示されない)。
【0091】
シャフト312は、ねじのようにシャフト312に沿ってそのまわりを走る螺旋スリット316を備えている。螺旋スリット316は、アクセサリ320が所定の回転率でシャフト312に沿って円形に下がることを可能にする。
【0092】
シャフト312はさらに、ボウル60内に調理される食品を混合させる際に補助することが可能な1本以上のパドル314を有する。
【0093】
シャフト312は、更にベース313上に1枚以上のカッティングブレード317を備えている。カッティングブレード317は、肉および魚を含むがこれに限らず乾湿食品を切り刻むことが可能でかつ氷を砕くことが可能であることができる。
【0094】
調理器具310のカッティングブレード317は、卵、クリームのような食品をホイップするのを助けることができる複数の隆起350を備えている。
【0095】
中央シャフト312上で摺動が可能なカッティングおよびかきまぜアクセサリ320は、シャフト312上で下に螺旋状に摺動するための開口部323を備えた、円筒状に形状化された本体322を有する。
【0096】
アクセサリ320は、下方へアクセサリ320を導く間、スリット316内で係合するための螺旋スリット316に対応する少なくとも1つの対応する突出部(図内に図示せず)を備えている。
【0097】
中央シャフトは、ボウル60の底部63の上に配置されることができる。アクセサリ320が、スリット316と係合するためにシャフト312の上に次いで配置されることができる。アクセサリ320を配置した後に、スピンドル319がフードプロセッサのモータ(図示せず)に連結されることができる。アクセサリ320がシャフト312上に配置された後で、調理される食品が一般的にボウル60に加えられる。
【0098】
シャフト312の回転中に、アクセサリ320はボルト上で動くリングに類似して螺旋スリット316に沿って、回転動作で下に摺動する。アクセサリ320がスリット316の底部に達する時、アクセサリ320は係合して調理器具310にしっかりとロックされる。調理は、したがって、上から下までカットされて切り刻まれる。
【0099】
いくつかの実施態様においてスリットねじは、(図7aおよび7bに示すように)装置300の最上部から見て時計回りに、および他の実施態様(図示せず)では反時計回りに下降する点に注意する。ねじの方向と同じ方向に中央調理器具を回転させるモータに連結される装置は、アクセサリが調理器具310をより遅く下に進行することを可能にする。フードプロセッサのスイッチを入れることとアクセサリ320が調理器具310のベース313に達することとの間で経過する時間は、スリット316のねじのピッチに依存する。
【0100】
上記した実施態様の利点の1つは、種々の調理される食品に対して、非常に短い動作時間、一般的に、2、3秒が優れて均一な食品を得るために必要とされることができることである。加えて、食品は非常に短い時間内で非常に細かくカットされて、ホイップされておよび/または切り刻まれることができ、例えば、角砂糖から微細に粉末状の砂糖を作り出すのに、数秒だけを必要とすることができる。特に、上記した装置の非常に短い動作はより粗くカットされた材料を作り出すことができるが、それでも、材料が非常に均一にカットされることが見出された。
【0101】
均一なカッティングは、上記した装置の独特の構成、すなわち、フードプロセッサ用の特定の共同カッティングおよび循環エレメント構成に帰される。
【0102】
この明細書内に記載される実施態様および添付の図の記述が、以下の請求項によって包含される、その有効範囲を限定することなく、本発明のより良い理解のためにだけ、働くことが明白であるべきである。以下の請求項によってなお包含される添付の図および上記の記載された実施態様に、当業者が本願明細書を読み取った後に調整または補正をなすことができることもまた、明白であるべきである。
【符号の説明】
【0103】
10 中央調理器具
10’ 中央調理器具
12 シャフト
12’ シャフト
13 ベース
13’ ベース
14’ パドルエレメント
16 スロット
16’ スロット
17 カッティングブレード対
17’ カッティングブレード対
17α’、17β’ カッティングブレード
19 スピンドル
19’ スピンドル
20 アクセサリ
21 ロックキー
22 本体
23 開口部
24a 羽根
24b パドル
27a、27b カッティングブレード対
60 ボウル
62 壁
63 底部
64 波打った構造
65 隆起
66 凹部
100 食品加工調理器具
110 中央調理器具
117 ブレード
117β ブレード
119 スピンドル
120 アクセサリ
122 本体
124a 羽根 パドル
124b パドル 羽根
127a、127b ブレード
127bα、127β ブレード
127aα、127aβ 最上部ブレード
200 クリーナ装置
210 中央調理器具
240 ブラシアクセサリ
242 チューブ
248 剛毛
300 食品加工調理器具
310 中央調理器具
312 シャフト
313 ベース
314 パドル
316 螺旋スリット
317 カッティングブレード
319 スピンドル
320 アクセサリ
322 本体
323 開口部
350 隆起

【特許請求の範囲】
【請求項1】
調理される食品を付随してかきまぜてかつ切り刻むための食品加工調理器具であって、前記食品加工調理器具が、
少なくとも1本のパドルと、
中央調理器具であって、2終端されたシャフトであって、フードプロセッサモータに動作可能に連結可能なスピンドルによって第1の端に達していてかつフードプロセッサボウルに連結可能なベースに第2の端上で接続される前記シャフト、およびベース、および
少なくとも1枚のカッティングブレードであって、自由端を有する前記ブレード、を備える、中央調理器具と、を備え、
前記パドルが前記中央調理器具に連結され、ならびに、前記ボウルが前記パドルおよび前記ブレードより上まで調理される食品で満たされ、および、前記中央調理器具が前記モータおよび前記ボウルに連結され、そして次に、回転軸の回りに前記調理される食品内に回転されると、
前記パドルが前記ブレード上にないという条件下で、前記食品が均一にカットされるように、前記ブレードが構成される、食品加工調理器具。
【請求項2】
前記パドルが前記中央調理器具の前記ベース上にあることを特徴とする請求項1の食品加工調理器具。
【請求項3】
少なくとも1枚の羽根を更に備え、かきまぜられた調理される食品が前記羽根のすぐ下にある時、前記調理される食品が均一にホイップされるように、前記羽根が前記中央調理器具に連結される、請求項1または2の食品加工調理器具。
【請求項4】
少なくとも1個のカッティングおよび/またはかきまぜアクセサリを更に備え、前記アクセサリが各々、ブレード、パドルおよび羽根エレメント、の少なくとも1つを備え、前記アクセサリおよび中央調理器具が各々、各アクセサリを前記中央調理器具にしっかりと連結する手段を更に備える、請求項1ないし3のいずれか一項に記載の食品加工調理器具。
【請求項5】
前記ブレードが、前記食品加工調理器具を備えるフードプロセッサの動作中に前記食品加工調理器具のバランスを維持するように更に構成されることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか一項に記載の食品加工調理器具。
【請求項6】
少なくとも一組のブレードが幾何学的に異なるブレードを備え、前記幾何学的に異なるブレードが前記食品加工調理器具のバランスを維持するために異なって寸法を規定される、および/または配置されることを特徴とする請求項5の食品加工調理器具。
【請求項7】
少なくとも一組のブレードが幾何学的に異なるブレードを備え、前記幾何学的差異が、前記食品加工調理器具の回転軸線に対する輪郭および角度を備えるグループの1つ以上を備えることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか一項に記載の食品加工調理器具。
【請求項8】
前記幾何学的に異なるブレードの組内の前記ブレードが、それらの幅および/または厚さの異なることを特徴とする請求項6または7の食品加工調理器具。
【請求項9】
前記近位ブレード間の垂直距離が10mm未満であることを特徴とする請求項1ないし8のいずれか一項に記載の食品加工調理器具。
【請求項10】
前記ボウルが底部および壁を備え、最も低い前記ブレード/複数ブレードの自由端が、前記壁および底部から5mmを超えない間隔をおいて配置される、請求項1ないし9のいずれか一項に記載の食品加工調理器具。
【請求項11】
本体を備える少なくとも1個のアクセサリを備え、前記羽根が前記本体から延出する、長いアーク形状の構造体であり、および、前記パドルが前記本体から延出する三角形構造体である、請求項4ないし10のいずれか一項に記載の食品加工調理器具。
【請求項12】
前記羽根が前記回転軸線から30−15°傾けられる請求項11の食品加工調理器具。
【請求項13】
前記本体に接続される前記三角形ベースの角度が約85°である、請求項11または12の食品加工調理器具。
【請求項14】
各々、前記本体から約6mm延出する、前記羽根が約9mmのアーク長およびおおむね30°の傾斜を有し、前記パドルが、各々、高さ約5mmである、請求項11ないし13のいずれか一項に記載の食品加工調理器具。
【請求項15】
前記パドルの最上部の高さが前記羽根の底部の高さと一致することを特徴とする請求項3ないし14のいずれか一項に記載の食品加工調理器具。
【請求項16】
前記ボウルの前記底部が波状の構造体を有することを特徴とする請求項1ないし15のいずれか一項に記載の食品加工調理器具。
【請求項17】
ブラシアクセサリを更に備え、前記アクセサリが剛毛を備え、前記アクセサリおよび中央調理器具が互いをしっかりと連結させる手段を更に備える、請求項1または3のいずれか一項に記載の食品加工調理器具。
【請求項18】
連結のための前記手段が前記食品加工調理器具の回転中にアクセサリが螺旋方法で下方へ摺動することを可能にする前記中央調理器具シャフト上の螺旋スリットを備えることを特徴とする請求項4ないし17のいずれか一項に記載の食品加工調理器具。
【請求項19】
前記調理器具が、前記フードプロセッサを動作させる2、3秒以内に粗くカットされた調理される食品、およびより長い期間以内により細かくカットされるが、同じように均一に寸法を規定された調理される食品、を得ることを可能にするように更に構成されることを特徴とする請求項1ないし18のいずれか一項に記載の食品加工調理器具。
【請求項20】
請求項16のボウル。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7a】
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【図7b】
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【図7c】
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【公表番号】特表2012−531245(P2012−531245A)
【公表日】平成24年12月10日(2012.12.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−516976(P2012−516976)
【出願日】平成22年6月24日(2010.6.24)
【国際出願番号】PCT/IL2010/000510
【国際公開番号】WO2010/150263
【国際公開日】平成22年12月29日(2010.12.29)
【出願人】(511314924)
【Fターム(参考)】