説明

ブレンダーの容器およびカバー

ブレンダーのための容器(11)は、基底面(13)と、基底面(13)の上方で所定の軸を中心として回転可能なブレード(20)とを含んでいる。弧状の壁(14)と、2つの略真っ直ぐな壁(15,16)とが、基底面(13)から上方へ延びるとともに、容器(11)の上端で終端している。ブレード(20)の回転軸は、略真っ直ぐな壁(15,16)よりも弧状の壁(14)に近接している。スカート部(25)が、基底面(13)から下方へ延びており、また開口部を有している。音を妨げる指状部分(32)が、スカート部(25)から開口部の中へ延びている。注ぎ口(40)が、壁(14,15,16)のうちの2つが交わる点に形成されており、注ぎ口(40)は、容器(11)の上端から壁(14,15,16)の高さの略20〜30%のところに配置された入口を有している。ハンドル(34)が、注ぎ口(40)に対向するよう配置されており、またカバー(12)が、注ぎ口(40)を閉鎖するプラグ(55)を含んでいる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ブレンダーの容器およびカバーに関する。とりわけ本発明は、その中で効率的に材料を混合するよう形作られた容器であって、それらの材料を、混合作業の間はカバーによって閉鎖されている注ぎ口を介して容易に排出できる容器に関する。
【背景技術】
【0002】
ブレンダー用の従来の容器は、大抵、ほぼ円形または正方形の外形からなっている。また、これらの容器のうち一部の容器は、注ぎ口を有している。その注ぎ口は、通常、複数の側壁のうちの1つの側壁の頂部の近傍、または、容器のコーナーのリムに配置されている。混合された材料が注ぎ口を介して注がれるとき、材料は、注ぎ口の周りに集まろうとする。そして、材料のうち一部は適切に注ぎ口を通るが、その他の一部は誤った方向に向けられて注ぎ口の側部を通り得る。時には、そのようなことが、材料の不満足な移動を生じさせる。
【0003】
注ぎ口が使用されないとき、例えば材料が混合されているときなどにおいて、注ぎ口は、好ましくは閉じられている。注ぎ口を閉じるために容器のカバーを利用する試みがなされてきたが、そのような試みがいつも成功してきたわけではない。
【0004】
多くのブレンダーは、所定量のノイズを生成する。ノイズは、一部の環境においては気を散らすものである。モーターのノイズを弱めるため、通常、モーターハウジングが、音を低減するまたは音を消す(muffling)タイプのデバイスとともに設けられる。または、モーターのノイズを弱めるため、ブレンダー全体がハウジングの中に配置され得る。しかしながら、音を弱める特徴をブレンダーの容器それ自体に提供し、これによって、ブレードが材料を混ぜるときにブレードから発する音を低減することは今まで知られていないと思われる。
【0005】
容器の正方形または円形の外形は最良の効率の混合を提供しないということが判明してきている。なぜなら、ブレンダーのブレードが、容器の底部の近傍で回転するからである。容器の形状を変えることによりブレンダーの効率を改良する試みとして最初に知られているものが、米国特許第7,063,456号明細書に示されている。本発明は、この特許に示されている形状を改良または発展させようと努めている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
従って、効率的な混合性能を提供するよう形作られるブレンダーのための容器を提供することが、本発明の一側面における課題である。
【0007】
上述のような容器であって、容器それ自体がブレンダーから発するノイズを低減するのを支援するよう構成されているという容器を提供することが、本発明のその他の側面における課題である。
【0008】
上述のような容器であって、より効率的な排出のために配置される注ぎ口を有する容器を提供することが、本発明のさらなる側面における課題である。
【0009】
上述のような容器であって、容器に付着するとともに、注ぎ口を完全に閉鎖するカバーを有する容器を提供することが、本発明のさらなるその他の側面における課題である。
【0010】
以下の記載から明確になるが、本発明における、これらの、およびその他の課題は、既存の従来技術の形態に関係する本発明の利点と同様に、以下に説明されて主張される改良により実現される。
【課題を解決するための手段】
【0011】
一般に、本発明の一側面に従って構成されるブレンダーのための容器は、基底面と、基底面の上方に配置されるとともに所定の軸を中心として回転可能なブレードとを含んでいる。弧状の壁と、第1および第2の略真っ直ぐな壁とが、基底面から上方へ延びている。略真っ直ぐな壁は互いに交わっており、また、真っ直ぐな壁の各々は、弧状の壁と交わっている。弧状の壁および略真っ直ぐな壁は、ブレードの回転軸が略真っ直ぐな壁よりも弧状の壁に近接するよう配置されている。
【0012】
本発明のその他の側面によれば、ブレンダーのための容器は、基底面と、基底面から上方へ延びる複数の壁とを含んでいる。スカート部が、基底面から下方へ延びており、またスカート部は開口部を有している。複数の指状部分が、スカート部から開口部の中へ延びている。複数の指状部分は、ブレンダーのノイズを妨げる(baffle)よう互いに間隔を空けて配置されている。
【0013】
本発明のさらなるその他の側面に従って構成される容器は、基底面と、基底面から上方へ延びるとともに容器の上端として終端する複数の壁とを含んでいる。注ぎ口が、複数の壁のうちの2つの壁の間に形成されており、また注ぎ口は、容器の上端から壁の高さの略20〜30%のところに配置された入口を有している。
【0014】
本発明のこれらの側面を有する容器は、基底面と、基底面の上方に配置されるとともに所定の軸を中心として回転可能なブレードとを含んでいる。弧状の壁と、第1および第2の略真っ直ぐな壁とは、基底面から上方へ延びている。略真っ直ぐな壁は互いに交わってしており、また、真っ直ぐな壁の各々は、弧状の壁と交わってしている。壁は、容器の上端として終端している。また壁は、ブレードの回転軸が略真っ直ぐな壁よりも弧状の壁に近接するよう、配置されている。スカート部が、基底面から下方へ延びており、またスカート部は開口部を有している。複数の指状部分が、スカート部から開口部の中へ延びている。複数の指状部分は、ブレンダーのノイズを妨げるよう互いに間隔を空けて配置されている。複数の壁のうちの2つの壁の間に注ぎ口が形成されており、また注ぎ口は、容器の上端から壁の高さの略20〜30%のところに配置された入口を有している。
【0015】
本発明のコンセプトに従うブレンダーの容器およびカバーの好ましい例が、例示的な方法により、付随する図において示されている。図は、本発明が具体化され得る全ての多様な形態および変形例を示そうとするものではない。本発明は、従属請求項により範囲が定められており、明細書の詳細によっては定められない。
【図面の簡単な説明】
【0016】
【図1】図1は、本発明に従って構成されたブレンダーの容器およびカバーを示す斜視図。
【図2】図2は、注ぎ口を示すブレンダーの正面の立面図。
【図3】図3は、ハンドルおよび液体排水領域を示すブレンダーの背面の立面図。
【図4】図4は、ブレンダーの平面図。
【図5】図5は、ブレンダーの底面図。
【図6】図6は、図4の6−6線にほほ沿って示す断面図。
【図6A】図6Aは、図6と同様の図であるが、容器の底面のためのその他の形状を示す図。
【図7】図7は、図4の7−7線にほほ沿って示す断面図。
【図8】図8は、カバーが取り外された状態における本発明のブレンダーの容器を示す平面図。
【発明を実施するための形態】
【0017】
ブレンダーの容器およびカバーのアッセンブリが、全般的に符号10により示されている。このブレンダーの容器およびカバーのアッセンブリは、全般的に符号11により示されている水差し、すなわち容器と、全般的に符号12により示されている蓋、すなわちカバーとを含んでいる。容器11は、コポリエステル(copolyester)材料などの、適切な堅い材料から構成され、またカバー12は、合成ゴムなどの、適切な柔軟な材料から構成され得る。
【0018】
容器11は、底部すなわち基底面13を含んでいる。基底面13は、その外周部から上方へ延びる3つの側壁14,15および16を有している。側壁14は、弧状となっており、事実上、1つの連続した湾曲部または円弧部として形成されている。一方、側壁15および16は、略真っ直ぐになっている。側壁14は、丸みを付けられたコーナー17において側壁15と交わり、また丸みを付けられたコーナー18において側壁16と交わっている。真っ直ぐな側壁15および16は、丸みを付けられたコーナー19において互いに交わっている。図6に示されているように、容器の基底面13は、好ましくは略平坦になっている。しかしながら、図6Aに示されているように、基底面13が、側壁14から側壁15,16およびコーナー19に向かって下方へ傾いていてもよい。このことにより、一部の状況において、混合の効率が改良され得る。
【0019】
図8に示されているように、ブレンダーのブレード20が、慣習的に、基底面13のわずかに上方に配置されている。ブレード20は、ハウジング(図示せず)内のモーター(図示せず)により駆動されるシャフト21により画定される軸を中心として回転する。容器11は、混合プロセスの間、上述のハウジングの上に配置される。容器がモーターのハウジングの上に配置されるとき、シャフト21がモーターのシャフトに結合され、これによってシャフト21がモーターのシャフトとともに回転するよう、シャフト結合器(図示せず)がブレード20から下方へ開口部22を介して基底13へ延びている。ブレード20が回転するとき、その回転軸は壁15,16よりも壁14に近接しているので、その外側の先端部23が、それらが壁15,16に近接するよりも、壁14に有利に近接するようになる。それによる効果は、ブレード20の混合の能力を増加させることである。なぜなら、壁14が材料の流れを遮断しており、そして、壁14とブレード20の間の領域と、ブレード20と壁15,16の間の領域との間にポンプ作用が生成されるからである。さらに、仮に基底面13が傾いている場合、ブレード20およびその先端部は、それらが壁15,16の領域にあるときよりも壁14の領域にあるときに、より基底13に近接する。図5に示されているように、基底13の底部は、ユニットに強度をもたらし、またさもなければ、シャフト21をモーターのシャフトに結合する構成要素を支持するよう、リブ24におけるワゴンホイールのスポーク状のパターンを有している。
【0020】
容器11は、全般的に符号25により示されているスカート部によって支えられている。スカート部25は、基底面13から下方へ延びている。スカート部25は、その間に間隔を空けて配置された4つの窪み領域26を有するとともに、3つの丸い突出部(lobe)27および1つの部分的な丸い突出部28まで外方へ延びるよう、ほぼ扇形にされている。部分的な突出部28は、端部29において切断され、これによって端部29の間に開口部を形成するよう、壁14の湾曲した特質を考慮して設けられている。タブ30が、突出部28の端部29の間の開口部の中へ、ある程度下方へ延びている。慣習的な方法において、モーターのハウジングの頂部に配置される4つの整列パッド(図示せず)が存在しており、そして、突出部27は、4つの整列パッドのうちの3つの整列パッドに適合している。一方、タブ30は、4つのパッドの頂部によって支えられている。
【0021】
図3に最もよく示されているように、タブ30は、その中に形成されたスロット31を有している。スロット31は、容器が逆さまに保持されて洗浄されるときにスカート部25の中に集まる水のための排出通路を提供する。また、図5に最もよく示されているように、スカート壁から部分的なローブ28の中へ互いに向かって延びる指状部分32により、バッフル壁(baffle wall)が形成されている。指状部分32の間には、空間33が形成されている。タブ30は、少なくとも部分的に、空間33に張り出して延びている。回転するブレード20の動作から発する音は、従って、空間33と、部分的な突出部28を介して直接に通ることが可能な場合よりも音を低減しようとするタブ30の周りを通って、バッフルの指状部分32の周りの遠回りの経路をとるよう仕向けられる。
【0022】
全般的に符号34により示されているハンドルが、側壁の1つの上に設けられている。示されているように、ハンドル34は、好ましくは、側壁14の中間点で、直接的にコーナー19に対向するよう配置される。ハンドル34は、側壁14から外方へ延びる出っ張り部35と、出っ張り部35の各端部から上方へ延びるとともに側壁14から外方へ延びる、対向する側部36とを含んでいる。側部36および出っ張り部35は、ハンドルのグリップ部分すなわち心棒(stem)37を形成するよう下方へ向かっている。ハンドルの心棒37は、好ましくは、輸送および保管の利便性のために容器10が同じ形の容器の内側に容易に入れ子にされ得るよう、中空となっている。入れ子にされるとき、1つの容器のハンドルの心棒37は、その他の容器の中空の心棒の中に受け入れられる。コーナー19に配置されるリブ38(図1および図2)は、1つの容器10が、同一の形の容器の内側にあまりに深く入れ子になること、または、そうでないにせよ、同一の形の容器の内側に押し込まれることを防ぐ。
【0023】
容器10は、全般的に符号40により示されている注ぎ口を含んでいる。注ぎ口40は、好ましくはハンドル34に直接的に対向するよう形成されており、従って、コーナー19に形成されるものとして示されている。注ぎ口40は、コーナー19における注ぎ口の開口部の各側部から外方へ延びる、対向する壁41を含んでいる。注ぎ口の底部壁42は、壁41の間で延びるとともに、コーナー19の中へ下方に湾曲している。壁42は、好ましくは、容器10の側壁14,15,16の高さの20〜30%まで、容器10の頂部から間隔を空けられたコーナー19に沿ったポイント43で始まる。結果として、注ぎ口40を介して注がれる材料は、容器10の頂部に到達するよりもかなり前に、容器10の高さの70〜80%だけを移動して壁42に到達する。従って、本質的に、注ぎ口40を介して受け入れられる、および注ぎ口40を通る全ての材料は、従来技術の場合のように注ぎ口の側部の周りを通るよりも、壁42に到達する。
【0024】
容器のカバー12は、容器11と同様に、外周部に構成された半球状の面45を含んでいる。すなわち、面45は、弧状の壁46と、2つの略真っ直ぐな壁47,48とを含んでいる。壁46,47,48の頂部に、頂部壁49が形成されている。また、壁46,47,48の底部に、リム50が形成されている。容器11の内側へのアクセスを可能とするよう、頂部壁49の中に中央開口部51が設けられており、その上にカバー12が配置されている。そのようなアクセスは、材料の攪拌などのために必要である。しかしながら、開口部51は、通常は、適切な手段により開口部51に保持され得るプラグ(図示せず)と、この目的のために図に示されている差込口金(bayonet)ロックシステム52とにより閉鎖される。
【0025】
外周部のフランジ53が、半球状の面45から下方へ延びている(図6および図7)。また、カバー12が容器11上に配置されるとき、フランジ53が、容器の壁14,15,16の内側に係合する。このとき、カバー12のリム部50は、壁14,15,16の頂部に形成された外周部のリップ部54によって支えられている。また、そのようにしてカバー12が容器11上に配置されるとき、容器の注ぎ口40は、全般的に符号55により示されるプラグアッセンブリにより閉鎖されている。プラグアッセンブリ55は、注ぎ口の壁41に係合する、対向する側壁56と、側壁56間に延びるとともに、カバー12が容器11上にあるときに注ぎ口の底部壁42に係合する正面壁57とを含んでいる。プラグの頂部壁58が、壁57から、および側壁56の間を、半球状の面45まで延びている。結果として注ぎ口40は、プラグアッセンブリ55の壁57により全体的に閉鎖され得る。加えて、フラップシール壁59が、プラグの頂部壁58とカバーの半球状の面45の接合部から、注ぎ口40の入り口のポイント43より下のポイントへ延びている。壁59は、注ぎ口40をさらに封止するため、容器11の丸みをつけられたコーナー19に係合する。
【0026】
カバー12は、全般的に符号60により示されるロックフラップによって容器11上に保持される。2つの同一のロックフラップ60が示されており、一方は壁46に沿った領域でリム部50から延び、他方は壁48に沿った領域でリム部50から延びている。各ロックフラップ60は、リム部50から外方へ延びる頂部面61と、頂部面61から下方へ延びるタブすなわちハンドル62とを含んでいる。ハンドル62の内側にはノッチ63が設けられており、また、カバー12が容器11上にあるとき、容器のリップ部54がノッチ63の中に受け入れられる。カバー12は従って、容器11上に保持されている。しかしカバー12は、リップ54がノッチ63から移動するよう、フラップ60の1つのハンドル62を単に持ち上げて曲げることによって、容易に取り除かれ得る。
【0027】
上述の観点において、ここで説明されたように構成される容器およびカバーが、本発明の課題を解決する、またはさもなければ従来のものを概ね改良する、ということが明白である。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ブレンダーのための容器において、
基底面と、
所定の軸を中心として回転可能なブレードであって、前記基底面の上方に配置されたブレードと、
前記基底面から上方へ延びる弧状の壁と、
前記基底面から上方へ延びるとともに互いに交わる第1および第2の略真っ直ぐな壁と、を備え、
前記第1および第2の略真っ直ぐな壁の各々は、弧状の壁と交わっており、
前記弧状の壁および前記第1および第2の略真っ直ぐな壁は、前記ブレードの回転軸が、前記第1および第2の壁よりも前記弧状の壁に近接するよう配置されていることを特徴とする容器。
【請求項2】
前記基底面は、前記弧状の壁から前記第1および第2の壁に向かって下方へ傾いていることを特徴とする請求項1に記載の容器。
【請求項3】
前記壁のうちの2つが交わる点に形成された注ぎ口をさらに備えたことを特徴とする請求項1に記載の容器。
【請求項4】
前記各壁は、容器の上端で終端し、
前記注ぎ口は、容器の上端から前記各壁の高さの略20〜30%のところに配置された入り口を有することを特徴とする請求項3に記載の容器。
【請求項5】
前記基底面から下方へ延びるスカート部と、
前記スカート部により支持される消音機構と、をさらに備えたことを特徴とする請求項1に記載の容器。
【請求項6】
前記スカート部は、その中に開口部を有し、
前記音マフラーは、前記スカート部から前記開口部の中へ延びるとともに、各々が間隔を空けて配置された複数の指部を含むことを特徴とする請求項5に記載の容器。
【請求項7】
前記壁のうちの2つが交わる点に形成された注ぎ口をさらに備えたことを特徴とする請求項6に記載の容器。
【請求項8】
ブレンダーのための容器において、
基底面と、
前記基底面から上方へ延びる複数の壁と、
前記基底面から下方へ延びるスカート部と、
前記スカート部の中の開口部と、
前記スカート部から前記開口部の中へ延びるとともに、ブレンダーのノイズを妨げるよう互いに間隔を空けて配置された複数の指部と、を備えたことを特徴とする容器。
【請求項9】
前記開口部の中へ延びるとともに、前記指部の間の空間に少なくとも部分的に張り出すよう配置されたタブをさらに備えたことを特徴とする請求項8に記載の容器。
【請求項10】
前記タブ内のスロットをさらに備えたことを特徴とする請求項9に記載の容器。
【請求項11】
前記スカート部は、間隔を空けて配置された丸い突出部を含み、
前記開口部が、前記丸い突出部のうちの1つの中にあることを特徴とする請求項8に記載の容器。
【請求項12】
前記壁部のうち2つが交わる点に形成された注ぎ口をさらに備えたことを特徴とする請求項8に記載の容器。
【請求項13】
前記壁は、容器の上端として終端し、
前記注ぎ口は、前記容器の上端から前記壁の高さの略20〜30%のところに配置された入口を有することを特徴とする請求項12に記載の容器。
【請求項14】
所定の軸を中心として回転可能であり、かつ前記基底面の上方に配置されたブレードをさらに備え、
前記ブレードの回転軸は、前記壁のうちの一の壁に、その他の壁に比べて近接するよう配置されていることを特徴とする請求項8に記載の容器。
【請求項15】
ブレンダーのための容器において、
基底面と、
基底面から上方へ延びるとともに容器の上端として終端する複数の壁と、
前記複数の壁のうち2つの壁の間に形成された注ぎ口と、を備え、
前記注ぎ口は、容器の上端から壁の高さの略20〜30%のところに配置された入口を有することを特徴とする容器。
【請求項16】
前記壁の頂部に配置されたカバーをさらに備え、
前記カバーは、前記注ぎ口を閉鎖するプラグを有することを特徴とする請求項15に記載の容器。
【請求項17】
前記カバーは、前記注ぎ口を封止するため、前記注ぎ口の入口の下方で前記壁に係合するフラップを有することを特徴とする請求項16に記載の容器。
【請求項18】
容器の前記上端に形成されたリップ部をさらに備え、
前記カバーは、前記リップ部に係合する少なくとも1つのロックフラップを含むことを特徴とする請求項16に記載の容器。
【請求項19】
前記注ぎ口に対向する前記壁のうちの1つにより支持されるハンドルをさらに備えたことを特徴とする請求項15に記載の容器。
【請求項20】
所定の軸を中心として回転可能であるとともに、前記基底面の上方に配置されたブレードをさらに備え、
前記ブレードの回転軸は、前記壁のうちの一の壁に、その他の壁に比べて近接するよう配置されていることを特徴とする請求項15に記載の容器。
【請求項21】
前記基底面から下方へ延びるスカート部と、
前記スカート部により支持される消音機構と、をさらに備えたことを特徴とする請求項15に記載の容器。
【請求項22】
ブレンダーのための容器において、
基底面と、
所定の軸を中心として回転可能であるとともに、前記基底面の上方に配置されたブレードと、
前記基底面から上方へ延びる弧状の壁と、
前記基底面から上方へ延びるとともに互いに交わる第1および第2の略真っ直ぐな壁と、を備え、
前記また、真っ直ぐな壁の各々は、弧状の壁と交わっており、
前記弧状の壁および第1および第2の壁は、容器の上端として終端するとともに、前記ブレードの回転軸が前記第1および第2の壁よりも前記弧状の壁に近接するよう配置されており、
前記基底面から下方へ、スカート部が延びており、
前記スカート部の中に開口部があり、
前記スカート部から前記開口部の中へ延びるとともに、ブレンダーからのノイズを妨げるよう互いに間隔を空けて指状部分が延びており、
複数の壁のうちの2つの壁の間の交差点に注ぎ口が形成されており、
前記注ぎ口は、容器の上端から前記壁の高さの略20〜30%のところに配置された入口を有することを特徴とする容器。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図6A】
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【図7】
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【図8】
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【公表番号】特表2011−515146(P2011−515146A)
【公表日】平成23年5月19日(2011.5.19)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−500769(P2011−500769)
【出願日】平成21年2月20日(2009.2.20)
【国際出願番号】PCT/US2009/001077
【国際公開番号】WO2009/117049
【国際公開日】平成21年9月24日(2009.9.24)
【出願人】(500178485)ビタ−ミックス・コーポレイション (11)
【氏名又は名称原語表記】Vita−Mix Corporation
【住所又は居所原語表記】8615 Usher Road, Cleveland, Ohio, The United States of America
【Fターム(参考)】