説明

プッシュ・ツー・トーク・システムにおけるオプティミスティックな通信許可信頼性向上

【課題】プッシュ・ツー・トーク・システムにおけるオプティミスティックな通信許可信頼性向上。
【解決手段】無線電気通信デバイスの通信しているグループの複数のメンバー間でブリッジされる、プッシュ・ツー・トーク通信のような、直接通信に対してより大きな信頼性を与えるためのシステム、方法、及びコンピュータ・プログラム。複数のうちでセルラ電話機又はPDA(14,16,18)のような各無線電気通信デバイスは、無線電気通信ネットワーク上のその無線電気通信デバイスの存在をグループ通信サーバに定期的に通知する(124)、その結果、直接通信をブリッジするための無線電気通信デバイスからの要請の受領(100)で、ターゲット・セットの無線通信デバイスのうちの少なくとも1つが無線電気通信ネットワーク上の自身の存在を示している場合にだけ、グループ通信サーバは、要請された直接通信をターゲット・セットの無線電気通信デバイスとブリッジすることを(114)試みる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、2点間通信システム又は点対多点通信システムに係る。特に、本発明は、無線電気通信デバイスの通信グループの複数のメンバー間の、プッシュ・ツー・トーク通信のような直接通信を許可するためにより大きな信頼性を提供するためのシステム及び方法に関する。
【背景技術】
【0002】
セルラ電話機、PDA、ミニ・ラップトップ、及び最新のページャのような無線電気通信デバイスでは、デバイスは、一般的に、既存のセルラ電話ネットワークを経由して電話コールをブリッジすることにより、そしてネットワークを介してデータ・パケットを渡すことによって長い距離を越えて通信する。これらの無線デバイスは、多くの場合かなりの量のデータ処理能力及び計算能力に制限されてしまう、したがって、電話ネットワークを介して、音声に加えて、ソフトウェア・プログラムを送ることができそして受け取ることができる。
【0003】
迅速な1対1通信又は1対複数通信を提供する無線電気通信サービスがあり、それは一般に“プッシュ・ツー・トーク”(PTT:push-to-talk)性能と呼ばれる。通信している無線デバイスのための受信デバイスの特定のPTTグループは、一般的にキャリアによって設定され、そして無線デバイス自身は、グループの変更、すなわち、グループに個々のものを含める又は落とすこと、又は通信が全体のグループではなく任意の少数のメンバーにより受け取られるように故意に管理すること、を許されない。
【0004】
PTT通信接続は、一般的に、無線デバイス上のボタンを1回押すことによって開始され、それは話し手とグループの各メンバー・デバイスとの間の半二重通信方式リンクを起動させ、そして一旦ボタンが開放されると、そのデバイスは着信のPTT伝送を受信できる。ある複数の構成では、PTTの話し手は、その話し手が話している間に他のグループ・メンバーが話せない“フロア”を得る。一旦話し手がPTTボタンを開放すると、グループの他のいずれかの個々のメンバーは、自分のPTTボタンと切り替えることができ、それらはフロアを得る。
【0005】
既存のPTTシステムでは、話そうと、すなわち、フロアを得ようと望む者は、PTTボタンを押し、そして無線デバイスは、確認信号又は否定的な可聴信号でPTTチャネルの利用可能性を示すだけである。もし確認信号が表示されるのであれば、その者はPTTチャネルを通して会話を開始するが、彼又は彼女の通信がグループのいずれかのメンバーによって受信されたかどうかをその者が知るための方法はない。したがって、指定されたPTTグループのメンバー・デバイスによってPTT通信が受け取られる信頼性を向上させるシステムに対する必要性がある。
【0006】
したがって、ターゲット・グループの少なくとも1人のメンバーに少なくとも到達する可能性の高い信頼性のあるPTT通信チャネルをグループの無線デバイス・メンバーが得るためのシステム及び方法を提供することは、好都合であるはずである。もしどのグループ・メンバーも無線ネットワーク上でPTT通信を受け取ることができないのであれば、そのシステム及び方法は、PTT通信に携わろうとしている者に指示するはずであり、又はそうでなければ要求される数の受信デバイスが無線ネットワーク上に存在しない限りはPTTチャネル上で会話することを許されない。その上、そのようなシステム及び方法は、PTTグループのメンバー無線デバイスが無線ネットワーク上の自身の存在をシステムに容易に通知することを可能にするはずである。それゆえ、本発明が主として向けられているものは、PTTグループ内の複数の無線デバイス間の会話許可信頼性を最適化するためのそのようなシステム及び方法の条件である。
【発明の開示】
【0007】
[発明のサマリー]
本発明は、無線電気通信デバイスの通信しているグループの複数のメンバー間でブリッジされる、PTT通信のような、直接通信に対してより大きな信頼性を提供するためのシステム、方法、及びコンピュータ・プログラムを含む。指定されたPTTグループの各無線電気通信デバイス、例えば、セルラ電話機又はPDAは、無線電気通信ネットワーク上のその無線電気通信デバイスの存在をグループ通信サーバに定期的に通知する、その結果、無線電気通信デバイスから会話するための要請を受け取ると、ターゲット・セットの無線通信デバイスのうちの少なくとも1つが無線電気通信ネットワーク上の自身の存在を指示している場合にだけ、グループ通信サーバは、要請された通信チャネルをターゲット・セットの無線電気通信デバイスとブリッジすることを試みる。
【0008】
無線通信ネットワーク上のグループの複数の無線電気通信デバイス間の好結果の直接通信を増加させるためのシステムは、複数の無線電気通信デバイスを含み、それは無線通信ネットワークを介してターゲット・セットの複数の無線電気通信デバイス内の1又はそれより多くの別の無線電気通信デバイスと選択的に直接通信することが可能である。グループ通信サーバは、通信している無線電気通信デバイスとその通信している無線電気通信デバイスのターゲット・セットの1又はそれより多くの別の無線電気通信デバイスとの間の直接通信をブリッジするための要請を選択的に受け取り、そしてその後、要請された直接通信を選択的にブリッジする、そしてターゲット・セットの1又はそれより多くの別の無線電気通信デバイスのアイデンティティは、そこに存在するか又はそうでなければアクセス可能であることのいずれかのグループ通信サーバに選択的に利用可能である。複数の無線電気通信デバイスの各々は、無線電気通信ネットワーク上のその無線電気通信デバイスの存在をグループ通信サーバに定期的に通知し、その結果、直接通信をブリッジするために無線電気通信デバイスからの要請を受け取ると、ターゲット・セットの無線通信デバイスのうちの少なくとも1つが無線ネットワーク上のその無線電気通信デバイスの存在をグループ通信サーバに通知している場合にだけ、グループ通信サーバは、ターゲット・セットの無線電気通信デバイスと要請された直接通信をブリッジすることを試みる。グループ通信サーバは、代わりに、無線ネットワーク上にメンバー・デバイスが存在しないかどうかを、そして直接通信が試みられないかどうかを通信している無線デバイスに通知することができる。
【0009】
無線通信ネットワーク上のグループの複数の無線電気通信デバイス間の好結果の直接通信を増加させるための方法は、そのターゲット・セットの1又はそれより多くの別の無線電気通信デバイスと無線通信ネットワークを介して選択的に直接通信することが可能である無線電気通信デバイスから無線ネットワークへの接続を確立するステップ、そしてその後、無線電気通信ネットワーク上のその無線電気通信デバイスの存在を無線電気通信デバイスからグループ通信サーバに定期的に通知するステップを含む、ここにおいて、グループ通信サーバは、通信している無線電気通信デバイスとその通信している無線電気通信デバイスのターゲット・セット中の1又はそれより多くの別の無線電気通信デバイスとの間の直接通信をブリッジするための要請を選択的に受け取る。
【0010】
本方法は、それから無線ネットワーク上でターゲット・セットの別の無線電気通信デバイスへの直接通信をブリッジするためにグループ通信サーバにおいて無線電気通信デバイスからの要請を受け取るステップ、グループ通信サーバにおいてターゲット・セットの1又はそれより多くの別の無線電気通信デバイスのアイデンティティを決定するステップ、及びターゲット・セットの無線電気通信デバイスのうちの少なくとも1つが無線ネットワーク上のその無線電気通信デバイスの存在をグループ通信サーバに通知している場合に、通信している無線電気通信デバイスとターゲット・セットの1又はそれより多くの別の無線電気通信デバイスとの間の要請された直接通信をブリッジするステップを含む。あるいは、無線ネットワーク上の自身の存在を通知している予め決められた数より多くの無線電気通信デバイスが、グループ通信サーバが試みようとしている直接通信を可能にするために要求されることがある。
【0011】
したがって、グループのメンバー・デバイスが無線ネットワーク上の自身の存在をグループ通信サーバに定期的に通知しており、そのためにそれらが通信を受け取ることが可能であることを示しているという理由で、グループの無線デバイス・メンバーが、そのターゲット・グループの少なくとも1つのメンバーに到達する可能性が高い信頼性のあるPTT通信チャネルを有することにおいて、本システム及び方法は有利である。本システム及び方法は、グループ・メンバーが無線ネットワーク上でPTT通信を受け取るためにいずれも利用できない場合に、PTT通信に携わろうと望んでいる者に指示することができ、そして直接通信がブリッジされ得ない場合に、貴重な通信チャネルを使用しない。その上、本システム及び方法は、PTTグループのメンバー無線デバイス上で容易に実行されることが可能であって、ショート直接通信を通して又は進行中の音声コール又はデータ・コールのような既に確立されている既存の通信チャネル上に信号をピギーバックすることを通してのどちらかで、無線ネットワーク上の自身の存在をシステムに通知することができる。
【0012】
本発明のその他の目的、特徴及び利点は、図面の簡単な説明、発明の詳細な説明、及び特許請求の範囲を吟味した後で明らかになる。
【0013】
[発明の詳細な説明]
全体を通して類似の数字が類似の構成要素を表している図面を参照して、図1は、無線ネットワーク20を介して他の無線電気通信デバイスとPTTグループ内の1又はそれより多くの無線電気通信デバイス、例えば、無線電話機14、スマート・ページャ16、個人ディジタル補助装置(PDA:personal digital assistant)18、に対する会話許可信頼性を最適化するためのシステム10を図示する。システム10内では、各無線電気通信デバイス14,16,18は、ターゲット・セット12の複数のうちの1つ又はそれより多くの別の無線電気通信デバイスと無線通信ネットワーク20を介して選択的に直接通信することが可能である。例えば、セルラ電話機14のターゲット・セットは、ターゲット・セット12又はそのサブセット内の全てのデバイス、例えば、ページャ16及びPDA18であり得る。
【0014】
グループ通信サーバ32は、通信している無線電気通信デバイス14,16,18とその通信している無線電気通信デバイスのターゲット・セット12内の1又はそれより多くの別の無線電気通信デバイスとの間の直接通信をブリッジするための要請を選択的に受け取り、そしてそれから、PTT通信のような要請された直接通信を選択的にブリッジする。ターゲット・セット12のアイデンティティは、グループ通信サーバ32に選択的に利用可能であり、それは例えば、グループ通信サーバ32上に又は接続されたデータベース34内に存在する、若しくはおそらくサーバ36のような別のコンピュータ・デバイス上に存在する。
【0015】
本明細書中で使用されるように、用語、直接通信を“ブリッジすること”は、現在のPTTシステム内に存在するようなグループ通信サーバ32への“登録”とは別であるように意図されている。既存のシステムでは、各PTT無線デバイスは、着信音声コールのために無線デバイスの位置を決めることのような、全体の通信目的のために定期的なスケジュールについてのグループ通信サーバ32との登録を“リフレッシュ”する。現在のシステムでは、各無線電気通信デバイス14,16,18は、無線デバイスが音声コールを受け取ることを利用可能にさせるような通信登録とは独立に、グループ通信サーバ32を登録する。そのようにして、PTTコールのような直接通信が試みられる時に、ブリッジは、登録ステータスとは反対に、グループ通信サーバ32内の存在情報に基づいて確立される。
【0016】
好ましくは、ターゲット・セット12内の複数の無線電気通信デバイス14,16,18の各々は、無線ネットワーク20上に無線電気通信デバイスの自身の存在をグループ通信サーバ32に定期的に通知する、そして直接通信をブリッジするために無線電気通信デバイス14,16,18からの要請を受け取ると、もしターゲット・セット12の無線電気通信デバイスのうちの少なくとも1つが無線ネットワーク20上の無線電気通信デバイス14,16,18の存在をグループ通信サーバ32に通知している場合に、グループ通信サーバ32は、要請された直接通信、例えば、通信デバイスが通話することを許可すること、をブリッジすることを試みるだけである。ターゲット・セット12の全ての無線電気通信デバイスは、無線ネットワーク20上の自身の存在をグループ通信サーバ32に定期的に通知する必要がないが、携わっている無線電気通信デバイスの数が多くなるほど、通信の信頼性、すなわち会話許可信頼性の最適化がより優れたものになる。
【0017】
その上、ターゲット・セット12の1つの無線デバイスだけが無線ネットワーク20上に存在する場合でさえ、グループ通信サーバ32は、好ましくは、複数の無線デバイスのあるものが自身の存在を示していないことがあっても、ターゲット・セット12の全ての無線デバイスに直接通信をブリッジすることを継続して試みる。同様に、ターゲット・セット12の無線電気通信デバイス14,16,18のうちの少なくとも1つが無線ネットワーク20上のその無線電気通信デバイスの存在をグループ通信サーバ32に通知していない場合に、グループ通信サーバ32は、通信している無線デバイスに接続をブリッジすることの失敗を示しているエラーを送る前に、無線電気通信デバイスの少なくとも1つが無線ネットワーク20上に存在するかどうかを決定するためにターゲット・セット12の無線電気通信デバイス14,16,18をポーリングすることができる。
【0018】
本実施形態では、無線電気通信デバイス(例えば、セルラ電話機14)は、無線デバイスが無線ネットワーク20上に存在する、すなわちアクセス可能であることを指示するために、少なくともグループ通信サーバ32にフラッグを送る、そのグループ通信サーバは無線ネットワーク介してサーバ側LAN30上に存在する。グループ通信サーバ32は、第1の無線電気通信デバイスによって指定されたターゲット無線電気通信デバイスのセット12とこの情報を共有できる、又はサーバ側LAN30上に存在する別のコンピュータ・デバイス又は無線ネットワーク20を介してアクセス可能な別のコンピュータ・デバイスと同様に共有できる。グループ通信サーバ32は、付属された又はアクセス可能なデータベース34を有することができ、別の1つのサーバ36がそのグループ通信を制御する無線デバイスに関するグループ識別データを記憶することができる。サーバ側LAN30上に、又は無線ネットワーク20、すなわち一般にインターネット、を介して存在するコンピュータ構成要素の数は、制限されないことが理解されるはずである。
【0019】
PTT通信のような直接通信は、通信している無線電気通信デバイス14,16,18とターゲット・セット12の1又はそれより多くの別の無線電気通信デバイスとの間の半二重通信方式チャネルを経由して確立されることができる。通信している無線電気通信デバイスとグループ通信サーバ32との間の“ブリッジ”の半分が確立される前に、グループ通信サーバ32がターゲット・セット12のいずれかの特定の無線デバイス14,16,18と接触を持たないことは、注目されるべきである。すなわち、通信している無線デバイスは、着信通信をグループ通信サーバ32に送り、そして初期半二重通信方式チャネルがグループ通信サーバ32に解放されることができる、それはその後、無線電気通信デバイスのターゲット・セット12のメンバーが通信チャネルをターゲット・セット12のそのメンバーと開始することの前に直接通信を受信することが可能であるかどうかを決定する。
【0020】
同様に、ターゲット・セットの無線電気通信デバイスのうちの少なくとも予め決められた数が無線ネットワーク20上のそれらの存在をグループ通信サーバ32に通知している場合に、グループ通信サーバ32は、ターゲット・セット12との要請された直接通信をブリッジすることを試みることができる。そのような選択は、ターゲット・セット12のグループ通信の一般的な設定の中で、又はグループ通信要請が行われる時、のいずれかで通信している無線デバイスに指示されることができる、すなわち、ターゲット・セット12の3人のメンバーが無線ネットワーク20上のそれらの存在を示している場合にだけ、3個のPTTボタンを押すことは、グループ通信サーバ32が直接通信をブリッジしようとしていることを示す。
【0021】
1つの実施形態では、無線電気通信デバイス14,16,18は、帯域幅を最小にするため及び費用のかかる電気通信帯域幅を経由する通信時間を最小にするためにショート・データ・バースト・メッセージを用いて無線ネットワーク20上の無線電気通信デバイスの存在をグループ通信サーバ32に通知する。他の1つの実施形態では、無線電気通信デバイス14,16,18は、無線通信ネットワーク上の無線電気通信デバイスの既存の有線通信ネットワーク上にピギーバックされたメッセージを用いて無線ネットワーク20上の無線電気通信デバイスの存在をグループ通信サーバ32に通知することができる。したがって、無線デバイス14,16,18が開始された音声コール又はデータ・コールを有する場合に、無線デバイスは、データ・ストリーム中にフラッグ又は別のメッセージを置くことができ、そのデータ・ストリームは、無線デバイス14,16,18が無線ネットワーク20に存在することをグループ通信サーバ32に通知するためにそのグループ通信サーバ32に最終的に転送される。そのような実施形態では、グループ通信サーバ32に通知するための期間は、その後、望まれるのであれば開始される通信チャネルを待機することができる。
【0022】
ターゲット・セット12の無線電気通信デバイスのうちの予め決められた数(又は少なくとも1つ)が無線ネットワーク20上の自身の存在をグループ通信サーバ32に通知していないと、グループ通信サーバ32は、ターゲット・セット12に直接通信をブリッジすることができないことを無線電気通信デバイス14,16,18に同様に通知することができる。そのような実施形態の一例は、少なくとも3人が無線ネットワーク20上にいる場合に、グループ通信を要請するために通信している無線デバイス14のところでPTTボタンを3回押すことであり、そしてグループ通信サーバ32は、通信している無線デバイスのところで聴くことができるエラーを引き起こすもののような、データ・メッセージで応答し、要請された直接通信をブリッジすることができないことを指示する。さらに、グループ通信サーバ32がグループ識別データについての付属されたデータベース34を有するとしてここに示されるが、グループ通信サーバ32は、自身の上に存在するグループ・アイデンティティ・データを有することができる。
【0023】
図2は、共通セルラ電気通信構成における無線ネットワークの1実施形態の代表的な図であり、PTTシステム内のセット・グループ・メンバーの複数の無線デバイス(デバイス70,72,74,76)間の通信を制御するグループ通信サーバ32を有する。無線ネットワークは、単なる具体例であり、そしてそれによって遠隔モジュールが相互間で無線通信を経由して通信する及び/又は、限定するのではないが、複数の無線ネットワーク・キャリア及び/又はサーバを含む無線ネットワーク20の複数の構成要素間で無線通信を経由して通信することのいずれかのシステムを含むことができる。一連のグループ通信サーバ32は、グループ通信サーバLAN50に接続される。無線電話機は、データ・サービス・オプションを使用して(複数の)グループ通信サーバ32からパケット・データ・セッションを要請できる。
【0024】
(複数の)グループ通信サーバ32は、無線サービス・プロバイダのパケット・データ・サービス・ノード(PDSN:packet data service node)、例えば、PSDN52、に接続され、ここではキャリア・ネットワーク54上に存在すると示される。各PSDN52は、パケット制御機能(PCF:packet control function)62を経由して基地局60の基地局コントローラ64とインターフェースできる。PCF62は、一般的に基地局60内に置かれる。キャリア・ネットワーク54は、メッセージング・サービス・コントローラ(MSC:messaging service controller)58に送られる(一般にデータ・パケットの形式の)メッセージを制御する。キャリア・ネットワーク30は、ネットワーク、インターネット及び/又はPOTS(”plain ordinary telephone system”:平易な通常の電話システム)によりMSC32と通信する。一般的に、キャリア・ネットワーク54とMSC58との間のネットワーク接続又はインターネット接続は、データを伝達し、そしてPOTSは、音声情報を伝達する。MSC58は、1又はそれより多くの基地局60に接続されることができる。キャリア・ネットワークと同様な方法で、MSC58は、一般的にデータ伝送のためにネットワーク又はインターネット及び音声情報のためにPOTSの両者によってブランチからソース(BTS:branch-to-source)66に接続される。BTS66は、ショート・メッセージ・サービス(“SMS”:short messaging service)、又は本技術において公知の別の無線を経由した方法によって、セルラ電話機70,72,74,76のような無線デバイスに無線でメッセージを最終的に同報通信する又は無線デバイスから無線でメッセージを最終的に受け取る。
【0025】
無線電話機14のような、セルラ電話機及び電気通信デバイスは、演算能力を拡張した状態で製造されることができ、そしてパーソナル・コンピュータ及び手持ちPDAと同等になろうとしている。これらの“高性能(smart)”なセルラ電話機は、無線デバイスのプロセッサ上にダウンロード可能でありそして実行可能であるソフトウェア・アプリケーションを、ソフトウェア開発者が作り出すことを可能にする。セルラ電話機14のような無線デバイスは、複数のタイプのアプリケーションをダウンロードできる、例えば、ウェブ・ページ、アプレット、MIDレット、ゲーム、及び株式市場モニタ、又はニュース及びスポーツ関係データのような単純なデータである。グループ・メンバーのセット12を指定されている無線デバイスでは、無線デバイスは、セットの別のメンバーと直接接続でき、そして音声通信及びデータ通信に携わることができる。しかしながら、全てのそのような直接通信は、グループ通信サーバ32を経由して、又は制御の下で行われる。デバイスの全てのデータ・パケットは、グループ通信サーバ32自身を経由して移動する必要はないが、サーバ32は通信を最終的には制御できる必要があり、その理由は、サーバ32が一般的に唯一のサーバ側30構成要素であり、それはセット12のメンバーのアイデンティティに注意する及び/又は検索することができる、若しくは別の1つのコンピュータ・デバイスに対してセット12のメンバーを管理することができる。
【0026】
図3は、ターゲット・セット12のデバイスへの直接通信を開始するPTTボタン78を有するセルラ電話機14である無線電気通信デバイスの1つの実施形態を説明するブロック図である。無線デバイス14は、しかも無線デバイス14のユーザに対するグラフィック・ディスプレイ80を有するように示されている。無線デバイス14は、コンピュータ・プラットフォーム82を含み、それは音声パケット及びデータ・パケットを取り扱うことができ、そして無線ネットワーク20を介して伝送されたソフトウェア・アプリケーションを受け取りそして実行することができる。コンピュータ・プラットフォーム80は、他の構成要素の中で、特定用途集積回路(“ASIC”:application-specific integrated circuit)84、又は他のプロセッサ、マイクロプロセッサ、論理回路、プログラム可能なゲート・アレイ、又は他のデータ処理デバイスを含む。ASIC84は、無線デバイスの製造時にインストールされ、そして通常アップグレードできない。ASIC84又は他のプロセッサは、常駐アプリケーション環境を含んでいるアプリケーション・プログラミング・インターフェース(“API”:application programming interface)レイヤ86を実行し、そしてASIC84上にロードされたオペレーティング・システムを含むことができる。常駐アプリケーション環境は、無線デバイスのメモリ88中の任意の常駐プログラムをインターフェースする。常駐アプリケーション環境の一例は、無線デバイス・プラットフォームのためにクァルコム(Qualcomm)(登録商標)によって開発された“無線通信のための2値ランタイム環境”(BREW:binary runtime environment for wireless)ソフトウェアである。
【0027】
ここに示されるように、無線デバイスは、グラフィック・ディスプレイを有するセルラ電話機14であり得るが、同様に、この技術において公知のコンピュータ・プラットフォームを有するいずれかの無線デバイスであり得る、例えば、個人ディジタル補助装置(PDA)、グラフィック・ディスプレイを有するページャ、又は無線通信端子を有する独立したコンピュータ・プラットフォームであっても良く、そしてそれ以外ではネットワーク又はインターネットに有線接続を有することができる。その上、メモリ88は、読み出し専用メモリ又はランダム・アクセス・メモリ(ROM(read-only memory)及びRAM(random- access memory))、EPROM、EEPROM、フラッシュ・カード、又はコンピュータ・プラットフォームに一般的ないずれかのメモリを備えることができる。コンピュータ・プラットフォーム82は、しかも、メモリ88中でアクティブに使用されないソフトウェア・アプリケーションの記憶のためにローカル・データベース90を含むことができる。ローカル・データベース90は、一般的に1又はそれより多くのフラッシュ・メモリ・セルを含むが、磁気媒体、EPROM、EEPROM、光媒体、テープ、又はソフト・ディスクあるいはハード・ディスクのような本技術において公知の任意の2次記憶デバイス又は3次記憶デバイスであり得る。
【0028】
無線デバイス14のこの実施形態では、コンピュータ・プラットフォーム82は、しかも直接通信インターフェース92を含み、それは無線デバイスから直接通信チャネルを開くことができる。直接通信インターフェース92は、しかも無線デバイスのための標準通信インターフェースの一部であることができ、それは無線デバイスに伝送される又は無線デバイスから伝送された音声及びデータを通常搬送する。直接通信インターフェース92は、一般的に本技術において公知のようなハードウェアを備える。
【0029】
図4は、直接グループ通信に対する会話許可信頼性を最適化するためにグループ通信サーバ32上で実行されるプロセスの1実施形態のフローチャートである。直接通信要請は、ステップ100で示されるように、グループ通信サーバ32において受け取られ、そして一例は、直接通信を要請することを行うように無線デバイス14上のボタン78を押すことである。次に、判断102によって示されるように、ターゲット・セット12のグループ・メンバー、及び具体的な無線電気通信デバイスが、識別されることができるかどうかについて、決定が行われる。ターゲット・セット12のメンバーが判断102において識別される場合には、プロセスは判断110に進む。そうでなければ、ターゲット・セット12のメンバーが、判断102において識別され得ない場合には、要請は、グループ通信サーバ32からグループ識別データベース34に送られ、ターゲット・セット12のグループ・メンバー・デバイスのアイデンティティを記憶する。
【0030】
判断106において示されたように、ターゲット・セット12のグループ・メンバー・デバイスのアイデンティティがグループ通信サーバ32によって受け取られているかどうかについての決定が、次になされる。グループ・メンバーのアイデンティティが判断106において受け取られていない場合に、エラー108が、直接通信を要請している通信している無線デバイスに出力される。ターゲット・セット12のグループ・メンバーが識別され得なかったことを、エラーは、通信デバイスのユーザに示すことができる。グループ・メンバーのアイデンティティが判断106において受け取られている場合に、又はグループ・メンバーのアイデンティティが判断102において識別されていた場合に、次に、判断110で示されたように、少なくとも1つのフラッグ(又はデータ・メッセージ又はネットワーク存在の別の指示)が少なくとも1つのメンバー・デバイス(又は存在しているように要求される予め決められた数のグループ・メンバー・デバイス)に対して受け取られているかどうかについて、プロセスは決定を行う。
【0031】
少なくとも1つのフラッグ(又は予め決められた数のフラッグ)が判断110においてグループ通信サーバ32によって受け取られていない場合には、エラー112が通信している無線デバイスに出力されて、ターゲット・セット12のメンバー・デバイスの必要数が要請された直接通信をブリッジするために無線ネットワーク20上に存在しないことを指示する。それ以外では、少なくとも1つのメンバー・デバイス(又は予め決められた数のメンバー・デバイス)が無線ネットワーク20上に存在する場合には、要請された直接通信は、ステップ114で示されたように、グループ通信サーバ32によって試みられブリッジされる、それはPTT通信又は他の直接通信のために既存の無線ネットワーク・インフラストラクチャを使用できる。代わりの実施形態では、エラー112の代わりに、グループ通信サーバ32は、ターゲット・セット12のメンバー無線電気通信デバイス14,16,18が実際に無線ネットワーク20上にあるかどうかを決定するために、それらのメンバー無線電気通信デバイス14,16,18をポーリングする。そして、もしそうであれば、プロセスは、ステップ114に続く。もしそうでなければ、エラー112と同じ方法で、エラーが出力される。
【0032】
図5は、無線ネットワーク20上に無線デバイスの存在をグループ通信サーバ32に定期的に通知するために無線電気通信デバイス14,16,18のコンピュータ・プラットフォーム82上で実行するプロセスの1実施形態のフローチャートである。判断120によって示されたように、無線ネットワーク20上の無線デバイスの存在をグループ通信サーバ32に通知する時間であるかどうかについての決定がなされる。判断120においてその時間でない場合に、プロセスは判断120で待機状態に入り、そして通知時間が来るまで進まない。一旦、判断120においてグループ通信サーバ32に通知する時間になると、ステップ122で示されたように、通信チャネルは、無線電気通信デバイス14,16,18からグループ通信サーバ32に確立され、そしてその後、フラッグがグループ通信サーバ32に伝送されて、無線ネットワーク20上に無線電気通信デバイス14,16,18の存在を示す。それから、プロセスは判断120に戻り、次の通知期間が経過するまで待機状態に入る。もしそのような実施形態であれば、ステップ122における通信チャネルの確立は、無線ネットワーク20を経由した音声コール又はデータ・コールとして行われることができる、又は既存の通信チャネル上にピギーバックされたチャネルであり得る。
【0033】
図4及び図5から、したがって無線デバイス14及びグループ通信サーバ32が、無線通信ネットワーク20上のグループの複数の無線電気通信デバイス14,16,18間の好結果の直接通信を増加させるための方法を提供し、ターゲット・セット12の1又はそれより多くの別の無線電気通信デバイスと無線ネットワーク20を介して選択的に直接的に通信することが可能である無線電気通信デバイス14,16,18から無線ネットワーク20への接続を確立するステップ、その後無線電気通信ネットワーク20上の無線電気通信デバイス14,16,18の存在をグループ通信サーバ32に定期的に通知するステップを含み、そこではグループ通信サーバ32が通信している無線電気通信デバイス14,16,18とその通信している無線電気通信デバイスのターゲット・セット12内の1又はそれより多くの別の無線電気通信デバイスとの間の直接通信をブリッジするための要請を選択的に受け取ることは、そのようにして理解される。次に、本方法は、無線ネットワーク20上のターゲット・セット12の別の無線電気通信デバイスに直接通信をブリッジするためにグループ通信サーバ32において無線電気通信デバイス14,16,18からの要請を受け取るステップ(ステップ100)、及びグループ通信サーバ32においてターゲット・セット12の1又はそれより多くの別の無線電気通信デバイスのアイデンティティを決定するステップ(判断102及びステップ100)、そして、ターゲット・セット12の無線電気通信デバイス14,16,18のうちの少なくとも1つが無線ネットワーク20上のその無線電気通信デバイスの存在をグループ通信サーバ32に通知している場合に(判断110)、通信している無線電気通信デバイス14,16,18とターゲット・セット12の1又はそれより多くの別の無線電気通信デバイスとの間の要請された直接通信をブリッジするステップ(ステップ144)を含む。
【0034】
無線電気通信ネットワーク20上の無線電気通信デバイス14,16,18の存在をグループ通信サーバ32に通知するステップは、無線電気通信デバイス14,16,18からグループ通信サーバ32にショート・データ・バースト・メッセージを送ることを通して行われることができる。あるいは、無線電気通信ネットワーク20上の無線電気通信デバイス14,16,18の存在をグループ通信サーバ32に通知するステップは、音声コール又はデータ・コールのような、無線電気通信ネットワーク20上の無線電気通信デバイス14,16,18の開始されている通信チャネル上にピギーバックされたメッセージを通して行われることができる。
【0035】
本方法は、グループ通信サーバ32においてターゲット・セット12の複数の無線電気通信デバイス14,16,18のアイデンティティを記憶するステップをさらに含むことができる。そのような実施形態では、グループ通信サーバ32は、グループのアイデンティティ・データを要請する必要がない、すなわち、ステップ104を実行しない。要請された直接通信をブリッジするステップは、本技術において一般的であるように、通信している無線電気通信デバイス14,16,18とターゲット・セット12の1又はそれより多くの別の無線電気通信デバイスとの間に半二重通信方式チャネルを確立することを含むことができる。さらに、ターゲット・セットの無線電気通信デバイスと要請された直接通信をブリッジするステップは、同様にさらに上に説明されたように、ターゲット・セット12の無線電気通信デバイス14,16,18のうちの少なくとも予め決められた数が無線ネットワーク20上のそれらの存在をグループ通信サーバ32に通知している場合にだけ行われることができる。本方法は、ターゲット・セット12の無線電気通信デバイス14,16,18のうちの予め決められた数が無線ネットワーク20上のそれらの存在をグループ通信サーバ32に通知していないと、無線電気通信デバイス14,16,18がターゲット・セット12への直接通信をブリッジできないことをグループ通信サーバ32が通知するステップを含む。その上、本方法は、ターゲット・セット12の無線電気通信デバイス14,16,18のうちの少なくとも1つが無線ネットワーク20上のその無線電気通信デバイスの存在をグループ通信サーバ32に通知していない場合に、要請された直接通信をブリッジすること又は通信している無線電気通信デバイス14,16,18が要請された直接通信をブリッジできないことを通知することのいずれかの前に無線ネットワーク上のそれらの存在を決定するために複数の無線電気通信デバイスをポーリングするステップをさらに含むことができる。
【0036】
したがって、本方法は、コンピュータ・プラットフォーム82のメモリ88のようなコンピュータ読み取り可能な媒体に保持されたプログラムの実行によって提供されることができる。命令は、種々のタイプの信号を搬送する又はデータを記憶する主媒体、2次媒体、又は3次媒体の中に存在できる。媒体は、例えば、無線デバイスによってアクセス可能な又は無線デバイスの内部に存在するRAM(図示されず)を備えることができる。RAM中に、ディスケット中に、又はその他の2次記憶媒体中に含まれるかにどうか拘らず、命令は、各種の機械読み取り可能なデータ記憶媒体上に記憶されることができる、例えば、DASD記憶装置(例えば、従来の“ハード・ディスク駆動装置”又はRAIDアレイ)、磁気テープ、電子的読み出し専用メモリ(例えば、ROM、EPROM、又はEEPROM)、フラッシュ・メモリ・カード、光記憶デバイス(例えば、CD−ROM、WORM、DVD、ディジタル光テープ)、紙“パンチ”カード、又はディジタル伝送媒体及びアナログ伝送媒体を含む他のふさわしいデータ記憶媒体である。
【0037】
上記の開示は本発明の例示の実施形態を示すが、種々の変更及び変形が添付された特許請求の範囲により規定されるような本発明の範囲から逸脱することなくここに実行され得ることは、注目されるべきである。その上、本発明の要素は、単数形で記載される又は特許請求されることがあるが、単数形への限定が明確に述べられない限り、複数形が予期される。
【図面の簡単な説明】
【0038】
【図1】図1は、無線ネットワークを介してグループ通信サーバ及び他のコンピュータ・デバイスと通信している無線電気通信デバイスの指定されたPTTグループを有する無線ネットワークの代表的な図である。
【図2】図2は、一般的なセルラ電気通信構成内の無線ネットワークの1実施形態の代表的な図であり、PTTグループ・メンバーの複数の無線電気通信デバイス間の通信を制御するグループ通信サーバを有する。
【図3】図3は、PTT可能な無線電気通信デバイスのコンピュータ・プラットフォームを説明するブロック図であり、そこではコンピュータ・プログラムが無線ネットワーク上の無線デバイスの存在をグループ通信に定期的に通知することを実行できる。
【図4】図4は、直接グループ通信に対する会話許可信頼性を最適化するためにグループ通信サーバ上で実行されるプロセスの1実施形態のフローチャートである。
【図5】図5は、無線ネットワーク上の無線デバイスの存在をグループ通信サーバに定期的に通知するために無線電気通信デバイス上で実行されるプロセスの1実施形態のフローチャートである。
【符号の説明】
【0039】
10…システム,12…,14…無線電話機,16…スマート・ページャ,18…個人ディジタル補助装置(PDA),30…サーバ側LAN,32…グループ通信サーバ,36…サーバ,50…グループ通信サーバLAN,54…キャリア・ネットワーク,60…基地局,70,72,74,76…セルラ電話機,78…PTTボタン,80…グラフィック・ディスプレイ,82…コンピュータ・プラットフォーム。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
無線通信ネットワーク上のグループの複数の無線電気通信デバイス間の好結果の直接通信を増加させるためのシステム、該システムは下記を具備する:
複数の無線電気通信デバイス、ここにおいて、各無線電気通信デバイスは該無線通信ネットワークを介してターゲット・セットの該複数の無線電気通信デバイス内の1又はそれより多くの別の無線電気通信デバイスと選択的に直接通信することが可能である;及び
通信している無線電気通信デバイスと該通信している無線電気通信デバイスのターゲット・セット中の該1又はそれより多くの別の無線電気通信デバイスとの間の直接通信をブリッジするための要請を選択的に受け取り、そしてその後該要請された直接通信を選択的にブリッジするグループ通信サーバ、ここにおいて、該ターゲット・セットの1又はそれより多くの別の無線電気通信デバイスのアイデンティティは該グループ通信サーバに選択的に利用可能である、
ここにおいて、該グループ通信サーバが直接通信をブリッジするために無線電気通信デバイスからの要請を受け取ると、該ターゲット・セットの無線電気通信デバイスのうちの少なくとも1つが該無線ネットワーク上にその無線電気通信デバイスの存在を該グループ通信サーバに通知している場合にだけ、該グループ通信サーバが該ターゲット・セットの無線電気通信デバイスと該要請された直接通信をブリッジすることを試みるように、該ターゲット・セットの複数の無線電気通信デバイスの各々は、該無線電気通信ネットワーク上にその無線電気通信デバイスの存在を該グループ通信サーバに定期的に通知する。
【請求項2】
請求項1のシステム、ここにおいて、該無線電気通信デバイスは、ショート・データ・バースト・メッセージを用いて該無線電気通信ネットワーク上の該無線電気通信デバイスの存在を該グループ通信サーバに通知する。
【請求項3】
請求項1のシステム、ここにおいて、該無線電気通信デバイスは、該無線通信ネットワーク上の該無線電気通信デバイスの通信チャネル上にピギーバックされたメッセージを用いて該無線電気通信ネットワーク上の該無線電気通信デバイスの存在を該グループ通信サーバに通知する。
【請求項4】
請求項1のシステム、ここにおいて、該ターゲット・セットの該複数の無線電気通信デバイスの該アイデンティティは、該グループ通信サーバにおいて記憶される。
【請求項5】
請求項1のシステム、ここにおいて、該グループ通信サーバは、1又はそれより多くのコンピュータ・デバイスである。
【請求項6】
請求項1のシステム、ここにおいて、該ターゲット・セットの該無線電気通信デバイスのうちの少なくとも1つが該無線ネットワーク上のその無線電気通信デバイスの存在を該グループ通信サーバに通知していない場合に、該無線電気通信デバイスのうちの少なくとも1つが該無線ネットワーク上に存在するかどうかを決定するために、該グループ通信サーバは、該ターゲット・セットの無線電気通信デバイスをポーリングする。
【請求項7】
請求項1のシステム、ここにおいて、該ターゲット・セットの該無線電気通信デバイスのうちの少なくとも予め決められた数が該無線ネットワーク上のそれらの存在を該グループ通信サーバに通知している場合にだけ、該グループ通信サーバは、該ターゲット・セットの無線電気通信デバイスと該要請された直接通信をブリッジすることを試みる。
【請求項8】
請求項7のシステム、ここにおいて、該ターゲット・セットの該無線電気通信デバイスのうちの予め決められた数が該無線ネットワーク上にそれらの存在を該グループ通信サーバに通知していない場合に、該グループ通信サーバは、該無線電気通信デバイスが該ターゲット・セットへの直接通信をブリッジすることができないことを通知する。
【請求項9】
無線通信ネットワークを介した好結果の直接通信を増加させるためのシステム、該システムは下記を具備する:
複数の無線電気通信手段、ここにおいて、各無線電気通信手段は該無線通信ネットワークを介してターゲット・セットの該複数の無線電気通信手段内で1又はそれより多くの別の無線電気通信手段と選択的に直接通信するためである;及び
通信している無線電気通信手段と該通信している無線電気通信手段のターゲット・セット中の該1又はそれより多くの別の無線電気通信手段との間の直接通信をブリッジするための要請を選択的に受信するため、そしてその後該要請された直接通信を選択的にブリッジするためのグループ通信手段、ここにおいて、該ターゲット・セットの1又はそれより多くの別の無線電気通信手段のアイデンティティは該グループ通信手段に選択的に利用可能である、
ここにおいて、該複数の無線電気通信手段の各々は、直接通信をブリッジするために無線通信手段からの要請を受け取ると、該ターゲット・セットの該無線電気通信手段に定期的に通知するための該手段の少なくとも1つが該無線ネットワーク上にその無線電気通信手段の存在を該グループ通信手段に通知している場合にだけ、該グループ通信手段が該ターゲット・セットの無線電気通信手段と該要請された直接通信をブリッジすることを試みるように、該無線電気通信ネットワーク上の該無線電気通信手段の存在を該グループ通信手段に定期的に通知するための手段をさらに含む。
【請求項10】
無線通信ネットワーク上のグループの複数の無線電気通信デバイス間の好結果の直接通信を増加させるための方法、該方法は下記のステップを具備する:
該無線通信ネットワークを介してターゲット・セットの1又はそれより多くの別の無線電気通信デバイスと選択的に直接通信することが可能である無線電気通信デバイスから無線ネットワークへの接続を確立すること;
該無線電気通信ネットワーク上のその無線電気通信デバイスの存在を該無線電気通信デバイスから該グループ通信サーバに定期的に通知すること、ここにおいて、該グループ通信サーバは通信している無線電気通信デバイスとその通信している無線電気通信デバイスのターゲット・セット中の該1又はそれより多くの別の無線電気通信デバイスとの間の直接通信をブリッジするための要請を選択的に受け取る;
該無線ネットワーク上のターゲット・セットの別の無線電気通信デバイスへの直接通信をブリッジするために該グループ通信サーバにおいて無線電気通信デバイスからの要請を受け取ること;
該グループ通信サーバにおいて該ターゲット・セットの1又はそれより多くの別の無線電気通信デバイスのアイデンティティを決定すること;及び
該ターゲット・セットの該無線電気通信デバイスのうちの少なくとも1つが該無線ネットワーク上のその無線電気通信デバイスの存在を該グループ通信サーバに通知している場合に、該通信している無線電気通信デバイスと該ターゲット・セットの1又はそれより多くの別の無線電気通信デバイスとの間の該要請された直接通信をブリッジすること。
【請求項11】
請求項10の方法、ここにおいて、該無線電気通信ネットワーク上の該無線電気通信デバイスの存在を該グループ通信サーバに該通知するステップは、該無線電気通信デバイスから該グループ通信サーバにショート・データ・バースト・メッセージを送ることを通して行われる。
【請求項12】
請求項10の方法、ここにおいて、該無線電気通信ネットワーク上の該無線電気通信デバイスの存在を該グループ通信サーバに該通知するステップは、該無線通信ネットワーク上の該無線電気通信デバイスの通信チャネル上にピギーバックされたメッセージを通して行われる。
【請求項13】
請求項10の方法、該方法は、該グループ通信サーバにおいて該ターゲット・セットの該複数の無線電気通信デバイスのアイデンティティを記憶するステップをさらに具備する。
【請求項14】
請求項10の方法、該方法は、該ターゲット・セットの該無線電気通信デバイスのうちの少なくとも1つが該無線ネットワーク上のその無線電気通信デバイスの存在を該グループ通信サーバに通知していない場合に、該要請された直接通信をブリッジする前に該無線ネットワーク上のそれらの存在を決定するために無線電気通信デバイスをポーリングするステップをさらに具備する。
【請求項15】
請求項10の方法、ここにおいて、該ターゲット・セットの無線電気通信デバイスと該要請された直接通信を該ブリッジするステップは、該ターゲット・セットの該無線電気通信デバイスのうちの少なくとも予め決められた数が該無線ネットワーク上のそれらの存在を該グループ通信サーバに通知している場合にだけ行われる。
【請求項16】
請求項15の方法、該方法は、該ターゲット・セットの該無線電気通信デバイスのうちの予め決められた数が該無線ネットワーク上にそれらの存在を該グループ通信サーバに通知していないと、該無線電気通信デバイスが該ターゲット・セットへの直接通信をブリッジすることができないことを該グループ通信サーバが通知するステップをさらに備える。
【請求項17】
無線通信ネットワーク上でグループの複数の無線電気通信デバイス間の好結果の直接通信を増加させるための方法、該方法は下記のステップを具備する:
該無線通信ネットワークを介してターゲット・セットの1又はそれより多くの別の無線電気通信デバイスと選択的に直接通信することが可能である無線電気通信デバイスから無線ネットワークへの接続を確立するためのステップ;
該無線電気通信ネットワーク上のその無線電気通信デバイスの存在を該無線電気通信デバイスからグループ通信サーバに定期的に通知するためのステップ、ここにおいて、該グループ通信サーバは通信している無線電気通信デバイスとその通信している無線電気通信デバイスのターゲット・セット中の該1又はそれより多くの別の無線電気通信デバイスとの間の直接通信をブリッジするための要請を選択的に受け取る;
該無線ネットワーク上のターゲット・セットの別の無線電気通信デバイスへの直接通信をブリッジするために該グループ通信サーバにおいて無線電気通信デバイスからの要請を受け取るためのステップ;
該グループ通信サーバにおいて該ターゲット・セットの1又はそれより多くの別の無線電気通信デバイスのアイデンティティを決定するためのステップ;及び
該ターゲット・セットの該無線電気通信デバイスのうちの少なくとも1つが該無線ネットワーク上のその無線電気通信デバイスの存在を該グループ通信サーバに通知している場合に、該通信している無線電気通信デバイスと該ターゲット・セットの1又はそれより多くの別の無線電気通信デバイスとの間の該要請された直接通信をブリッジするためのステップ。
【請求項18】
無線通信ネットワーク上でグループの複数の無線電気通信デバイス間の直接通信をブリッジするためのサーバ、ここにおいて、該サーバは通信している無線電気通信デバイスからその通信している無線電気通信デバイスのターゲット・セット中の1又はそれより多くの別の無線電気通信デバイスへの直接通信をブリッジするための要請を選択的に受け取る、そしてその後該要請された直接通信を選択的にブリッジする、ここにおいて、該ターゲット・セットの1又はそれより多くの別の無線電気通信デバイスのアイデンティティは該グループ通信サーバに選択的に利用可能である、そしてここにおいて、直接通信をブリッジするために無線通信デバイスからの要請を受け取ると、該サーバが該無線ネットワーク上のその無線電気通信デバイスの存在を該ターゲット・セットの無線電気通信デバイスのうちの少なくとも1つから通知を受け取っている場合にだけ、該サーバが該ターゲット・セットの無線電気通信デバイスと該要請された直接通信をブリッジすることを試みるために、該サーバは、該無線電気通信ネットワーク上のその無線電気通信デバイスの存在の定期的な通知を無線電気通信デバイスから受け取る。
【請求項19】
請求項18のサーバ、ここにおいて、該サーバは、無線電気通信デバイスから該無線電気通信ネットワーク上のその無線電気通信デバイスの存在を指示しているショート・データ・バースト・メッセージを受け取る。
【請求項20】
請求項18のサーバ、ここにおいて、該サーバは、該無線通信ネットワーク上の該無線電気通信デバイスの通信チャネル上にピギーバックされたメッセージを受け取り、該無線電気通信ネットワーク上のその無線電気通信デバイスの存在を指示する。
【請求項21】
請求項18のサーバ、ここにおいて、該サーバは、該ターゲット・セットの無線電気通信デバイスのアイデンティティをさらに記憶する。
【請求項22】
請求項18のサーバ、該サーバは、複数のコンピュータ・デバイスをさらに備える。
【請求項23】
請求項18のサーバ、ここにおいて、該サーバが該無線ネットワーク上のその無線電気通信デバイスの存在を該ターゲット・セットの該無線電気通信デバイスのうちの少なくとも1つから通知を受け取っていない場合に、該無線電気通信デバイスのうちの少なくとも1つが該無線ネットワーク上に存在するかどうかを決定するために、該サーバは、該ターゲット・セットの無線電気通信デバイスをさらにポーリングする。
【請求項24】
請求項18のサーバ、ここにおいて、該サーバが該無線ネットワーク上の該ターゲット・セットの該無線電気通信デバイスの存在を該ターゲット・セットの該無線電気通信デバイスのうちの少なくとも予め決められた数から通知を受け取っている場合にだけ、該サーバは、該ターゲット・セットの無線電気通信デバイスと該要請された直接通信をブリッジすることを試みる。
【請求項25】
請求項24のサーバ、ここにおいて、該サーバが該無線ネットワーク上の該ターゲット・セットの該無線電気通信デバイスの存在について該ターゲット・セットの該無線電気通信デバイスのうちの少なくとも予め決められた数から通知を受け取っていない場合に、該サーバは、該無線電気通信デバイスが該ターゲット・セットへの直接通信をブリッジすることができないことをさらに通知する。
【請求項26】
無線通信ネットワークを介してターゲット・セットの1又はそれより多くの別の無線電気通信デバイスと選択的に直接通信することが可能である無線電気通信デバイス、ここにおいて、該無線電気通信デバイスは、該無線電気通信ネットワーク上の該無線電気通信デバイスの存在をグループ通信サーバに定期的に通知する。
【請求項27】
請求項26のデバイス、ここにおいて、該無線電気通信デバイスは、ショート・データ・バースト・メッセージを用いて該無線電気通信ネットワーク上の該無線電気通信デバイスの該存在を該グループ通信サーバに通知する。
【請求項28】
請求項26のデバイス、ここにおいて、該無線電気通信デバイスは、該無線電気通信ネットワークを介して通信チャネルを選択的に確立し、そして該無線電気通信ネットワーク上の該無線電気通信デバイスの通信チャネル上にピギーバックされたメッセージを用いて該無線電気通信ネットワーク上の該無線電気通信デバイスの該存在を該グループ通信サーバに通知する。
【請求項29】
請求項26のデバイス、ここにおいて、該無線電気通信デバイスは、該ターゲット・セットの該1又はそれより多くの別の無線電気通信デバイスに半二重通信方式チャネルを経由して直接通信を確立する。
【請求項30】
無線通信ネットワーク上のグループの複数の無線電気通信デバイス間の好結果の直接通信を増加させるグループ通信サーバのための方法、該方法は下記のステップを具備する:
該無線電気通信デバイスから該無線電気通信ネットワーク上のそれらの存在を指示している1又はそれより多くの通知を該グループ通信サーバにおいて該無線電気通信ネットワークを介して定期的に受け取ること、ここにおいて、該グループ通信サーバは通信している無線電気通信デバイスとその通信している無線電気通信デバイスのターゲット・セット中の該1又はそれより多くの別の無線電気通信デバイスとの間の直接通信をブリッジするための要請を選択的に受け取る;
該無線ネットワーク上のターゲット・セットの別の無線電気通信デバイスへの直接通信をブリッジするために該グループ通信サーバにおいて無線電気通信デバイスからの要請を受け取ること;
該グループ通信サーバにおいて該ターゲット・セットの1又はそれより多くの別の無線電気通信デバイスのアイデンティティを決定すること;及び
該ターゲット・セットの該無線電気通信デバイスのうちの少なくとも1つが該無線ネットワーク上のその無線電気通信デバイスの存在を該グループ通信サーバに通知している場合に、該通信している無線電気通信デバイスと該ターゲット・セットの1又はそれより多くの別の無線電気通信デバイスとの間の該要請された直接通信をブリッジすることを試みること。
【請求項31】
請求項30の方法、ここにおいて、該無線電気通信デバイスからの1又はそれより多くの通知を該グループ通信サーバにおいて該無線電気通信ネットワークを介して該定期的に受け取るステップは、該無線電気通信デバイスからのショート・データ・バースト・メッセージを受け取ることを通して行われる。
【請求項32】
請求項30の方法、ここにおいて、該無線電気通信デバイスからの1又はそれより多くの通知を該グループ通信サーバにおいて該無線電気通信ネットワークを介して該定期的に受け取るステップは、該無線電気通信ネットワーク上の該無線電気通信デバイスの通信チャネル上にピギーバックされたメッセージを受け取ることを通して行われる。
【請求項33】
請求項30の方法、該方法は、該グループ通信サーバにおいて該ターゲット・セットの該複数の無線電気通信デバイスのアイデンティティを記憶するステップをさらに具備する。
【請求項34】
請求項30の方法、該方法は、該ターゲット・セットの該無線電気通信デバイスのうちの少なくとも1つが該無線ネットワーク上のその無線電気通信デバイスの存在を該グループ通信サーバに通知していない場合に、該要請された直接通信をブリッジすることを試みる前に該無線ネットワーク上のそれらの存在を決定するために該無線電気通信デバイスをポーリングするステップをさらに具備する。
【請求項35】
請求項30の方法、ここにおいて、該ターゲット・セットの無線電気通信デバイスと該要請された直接通信を該ブリッジするステップは、通知が該グループ通信サーバにおいて該ターゲット・セットの少なくとも予め決められた数の該無線電気通信デバイスから受け取られている場合にだけ行われる。
【請求項36】
請求項35の方法、該方法は、該無線電気通信デバイスが該ターゲット・セットへの直接通信をブリッジすることができないことを該グループ通信サーバが通知するステップをさらに具備する。
【請求項37】
無線通信ネットワーク上のターゲット・セット内の別の無線電気通信デバイスへの無線電気通信デバイスからの好結果の直接通信を増加させるための方法、該方法は下記のステップを具備する:
該無線通信ネットワークを介してターゲット・セットの1又はそれより多くの別の無線電気通信デバイスと選択的に直接通信することが可能である無線電気通信デバイスから無線ネットワークへの接続を確立すること;及び
該無線電気通信ネットワーク上の該無線電気通信デバイスの存在を該無線電気通信デバイスからグループ通信サーバに定期的に通知すること、ここにおいて、該グループ通信サーバは該ターゲット・セットの該複数の無線電気通信デバイス内での直接通信を最終的にブリッジする。
【請求項38】
請求項37の方法、ここにおいて、該無線電気通信ネットワーク上の該無線電気通信デバイスの該存在を該グループ通信サーバに該通知するステップは、該無線電気通信デバイスからショート・データ・バースト・メッセージを送ることを通して行われる。
【請求項39】
請求項37の方法、ここにおいて、該無線電気通信ネットワーク上の該無線電気通信デバイスの該存在を該グループ通信サーバに該通知するステップは、該無線通信ネットワーク上の該無線電気通信デバイスの通信チャネル上にピギーバックされたメッセージを通して行われる。
【請求項40】
グループ通信サーバによって制御される無線通信ネットワーク上でグループの複数の無線電気通信デバイス間の好結果の直接通信を増加させるためのコンピュータ・プログラムをそこに記憶させたコンピュータ読み取り可能な媒体、該コンピュータ・プログラムはコンピュータ・デバイスによって実行される時に該デバイスに下記のステップを実行させる命令を具備する:
該無線電気通信ネットワーク上に自身の存在を示している該無線電気通信デバイスからの1又はそれより多くの通知を該グループ通信サーバにおいて該無線電気通信ネットワークを介して定期的に受け取ること、ここにおいて、該グループ通信サーバは通信している無線電気通信デバイスとその通信している無線電気通信デバイスのターゲット・セット内の該1又はそれより多くの別の無線電気通信デバイスとの間の直接通信をブリッジするための要請を選択的に受け取る;
該無線ネットワーク上のターゲット・セットの別の無線電気通信デバイスへの直接通信をブリッジするために該グループ通信サーバにおいて無線電気通信デバイスからの要請を受け取ること;
該グループ通信サーバにおいて該ターゲット・セットの1又はそれより多くの別の無線電気通信デバイスのアイデンティティを決定すること;及び
該ターゲット・セットの該無線電気通信デバイスのうちの少なくとも1つが該無線ネットワーク上のその無線電気通信デバイスの存在を該グループ通信サーバに通知している場合に、該通信している無線電気通信デバイスと該ターゲット・セットの1又はそれより多くの別の無線電気通信デバイスとの間の該要請された直接通信をブリッジすることを試みること。
【請求項41】
請求項40のプログラム、ここにおいて、該プログラムは、該無線電気通信デバイスからの1又はそれより多くの通知を該グループ通信サーバにおいて該無線電気通信ネットワークを介して該定期的に受け取るステップが、該無線電気通信デバイスからのショート・データ・バースト・メッセージの受領になるように実行させる。
【請求項42】
請求項40のプログラム、ここにおいて、該プログラムは、該無線電気通信デバイスからの1又はそれより多くの通知を該グループ通信サーバにおいて該無線電気通信ネットワークを介して該定期的に受け取るステップが、該無線電気通信ネットワーク上の該無線電気通信デバイスの通信チャネル上にピギーバックされたメッセージの受領になるように実行させる。
【請求項43】
請求項40のプログラム、ここにおいて、該プログラムは、さらに該グループ通信サーバにおいて該ターゲット・セットの該複数の無線電気通信デバイスのアイデンティティを記憶するステップを該コンピュータに実行させるようにする。
【請求項44】
請求項40のプログラム、ここにおいて、該プログラムは、該要請された直接通信を該ブリッジするステップが、該通信している無線電気通信デバイスと該ターゲット・セットの該1又はそれより多くの別の無線電気通信デバイスとの間に半二重通信方式チャネルを確立するように実行させる。
【請求項45】
請求項40のプログラム、ここにおいて、該プログラムは、該ターゲット・セットの無線電気通信デバイスと該要請された直接通信を該ブリッジするステップが、通知が該ターゲット・セットの少なくとも予め決められた数の該無線電気通信デバイスから該グループ通信サーバにおいて受け取られている場合にだけ、行われるようにさせる。
【請求項46】
請求項45のプログラム、ここにおいて、該プログラムは、さらに該無線電気通信デバイスが該ターゲット・セットへの直接通信をブリッジすることができないことを通知するステップを該コンピュータに実行させるようにする。
【請求項47】
無線電気通信デバイスから無線通信ネットワーク上のターゲット・セット内の別の無線電気通信デバイスへの好結果の直接通信を増加させるためのコンピュータ・プログラムをそこに記憶させたコンピュータ読み取り可能な媒体、該コンピュータ・プログラムは無線電気通信コンピュータ・デバイスによって実行される時に該デバイスに下記のステップを実行させる命令を具備する:
該無線通信ネットワークを介してターゲット・セットの1又はそれより多くの別の無線電気通信デバイスと選択的に直接通信することが可能である無線電気通信デバイスから無線ネットワークへの接続を確立すること;及び
該無線電気通信ネットワーク上の該無線電気通信デバイスの存在を該無線電気通信デバイスからグループ通信サーバに定期的に通知すること、ここにおいて、該グループ通信サーバは該ターゲット・セットの該複数の無線電気通信デバイス内での直接通信を最終的にブリッジする。
【請求項48】
請求項47のプログラム、ここにおいて、該プログラムは、該無線電気通信ネットワーク上の該無線電気通信デバイスの該存在を該グループ通信サーバに該通知するステップが、該無線電気通信デバイスからショート・データ・バースト・メッセージを送ることを通して行われるようにさせる。
【請求項49】
請求項47のプログラム、ここにおいて、該プログラムは、該無線電気通信ネットワーク上の該無線電気通信デバイスの該存在を該グループ通信サーバに該通知するステップが、該無線通信ネットワーク上の該無線電気通信デバイスの通信チャネル上にピギーバックされたメッセージを通して行われるようにさせる。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公表番号】特表2008−511264(P2008−511264A)
【公表日】平成20年4月10日(2008.4.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−530077(P2007−530077)
【出願日】平成17年8月24日(2005.8.24)
【国際出願番号】PCT/US2005/030078
【国際公開番号】WO2006/023962
【国際公開日】平成18年3月2日(2006.3.2)
【出願人】(595020643)クゥアルコム・インコーポレイテッド (7,166)
【氏名又は名称原語表記】QUALCOMM INCORPORATED
【Fターム(参考)】