説明

プラズマガス生成装置及びそれを用いた微粉炭燃焼試験装置

【課題】高温ガスの流量及び温度の制御範囲を拡大できるようにする。
【解決手段】高温ガスを生成するためのプラズマガス生成装置であって、内管2の先端に設けられ中心に陰極開口7を有する陰極3と、陰極3の後方に接触配置されて陰極3に電子を供給する浮遊電極4と、内管2と浮遊電極4との間を介して陰極開口7に陰極ガス5を導く陰極ガス流路6と、陰極3及び内管2の外側に設けられ陰極開口7の下流に陽極開口11を有する陽極8と、内管2と陽極8との間を介して陽極開口11に陽極ガス9を供給する陽極ガス流路10と、陽極8の外側に設けた外側部材12と、外側部材12と陽極8との間を介して希釈ガス供給装置13からの希釈ガス14を供給する希釈ガス流路15とを有する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明はプラズマガス生成装置及びそれを用いた微粉炭燃焼試験装置に関する。
【背景技術】
【0002】
プラズマガス生成装置は、陽極と陰極との間に作動ガスを供給すると共に、陽極と陰極との間にパルス電圧を印加してアーク放電することにより作動ガスをプラズマ化して高温ガスを発生している(特許文献1、2等参照)。プラズマガス生成装置は比較的小型の装置によって作動ガスをプラズマ化して高温ガスを生成することができるため、燃焼、金属の表面加工、切断等の種々の分野に利用されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開平11−028554号公報
【特許文献2】特開2008−103141号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
前記プラズマガス生成装置は、該プラズマガス生成装置の仕様に基づいた比較的狭い範囲の高温ガス量、電気入力量(電流、電圧)での運転、即ち、狭い安定運転域での使用に限られていた。
【0005】
即ち、プラズマガス生成装置による高温ガスの温度の制御は、プラズマガス生成装置に対する印加電流の調節と作動ガスの供給量の調節によって行われる。この時、高温で大量の高温ガスが要求された場合には、プラズマガス生成装置に対する印加電流を増加すると共に、プラズマガス生成装置に供給する作動ガスの供給量を増加することになるが、作動ガスの供給量を増加すると作動ガスの流速の増加によってアークが吹き消える問題があり、従って、このために高温で大量の高温ガスを生成することには限界があった。
【0006】
又、低温で大量の高温ガスが要求された場合にも、前記したように作動ガスの流速の増加によってアークが吹き消える問題があるために、作動ガス量を増加して高温ガスの温度を低く制御することには限界があった。
【0007】
一方、上記問題のために、前記プラズマガス生成装置で生成した高温ガスに対して下流側で添加ガスを添加するようにして高温ガスの流量を制御することが考えられる。しかしこの場合、前記プラズマガス生成装置で生成される高温ガスは粘性が高いために他のガスとの混合性が低いという問題があり、従って、高温ガスと添加ガスを均一に混合するためには長い混合装置が必要となり装置が大型化するという問題がある。
【0008】
又、前記プラズマガス生成装置で生成した高温ガスをガス流路によって下流の装置に導く場合には、プラズマガス生成装置と下流の装置との間に絶縁材を備えて絶縁を行う必要があるが、プラズマによって高温ガスが生成した直後の熱エネルギーが周りの絶縁材に直ちに拡散・吸収され、高温ガスと絶縁材との間の温度勾配が非常に大きくなるために、絶縁材が熱によって損傷するという問題を有していた。
【0009】
本発明は、斯かる実情に鑑みてなしたもので、高温ガスの流量及び温度の制御範囲を拡大できるようにしたプラズマガス生成装置及びそれを用いた微粉炭燃焼試験装置を提供しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0010】
請求項1に係る発明は、高温ガスを生成するためのプラズマガス生成装置であって、
内管の先端に設けられ中心に陰極開口を有する陰極と、該陰極の後方に接触配置されて陰極に電子を供給する浮遊電極と、前記内管と浮遊電極との間を介して前記陰極開口に陰極ガスを導く陰極ガス流路と、
前記陰極及び内管の外側に設けられ前記陰極開口の下流に陽極開口を有する陽極と、前記内管と陽極との間を介して前記陽極開口に陽極ガスを供給する陽極ガス流路と、
前記陽極の外側に設けた外側部材と、該外側部材と前記陽極との間を介して希釈ガス供給装置からの希釈ガスを供給する希釈ガス流路と
を有することを特徴とするプラズマガス生成装置である。
【0011】
請求項2に係る発明は、前記外側部材が絶縁材によって構成されていることを特徴とする請求項1に記載のプラズマガス生成装置である。
【0012】
請求項3に係る発明は、前記陽極開口の下流に配置して高温ガスの温度を検出する高温ガス温度計と、該高温ガス温度計からの検出温度に基づいて前記プラズマガス生成装置のプラズマ電源を制御するガス温度制御器を備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載のプラズマガス生成装置である。
【0013】
請求項4に係る発明は、請求項1〜3のいずれか1つに記載のプラズマガス生成装置によって生成される高温ガスを微粉炭粒子の搬送ガスとして用いるようにしたことを特徴とする微粉炭燃焼試験装置である。
【発明の効果】
【0014】
本発明のプラズマガス生成装置及びそれを用いた微粉炭燃焼試験装置によれば、浮遊電極により電子が供給される陰極と陽極との間の放電により陰極ガスをプラズマ化してプラズマガスを生成し、このプラズマガスに陽極ガスを供給して一部プラズマ化させつつ混合すると共に、更に、このプラズマガスに外側から希釈ガスを供給して均一混合することにより高温ガスを生成するようにしたので、希釈ガスの混合によって温度と流量が広い範囲で制御可能な均一の高温ガスを安定して生成できるという優れた効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
【0015】
【図1】本発明のプラズマガス生成装置の一実施例を示す概略構成図である。
【図2】本発明のプラズマガス生成装置における希釈ガス流量とガス温度と電流値の関係を示す線図である。
【図3】本発明のプラズマガス生成装置による高温ガスを、微粉炭燃焼試験装置において微粉炭粒子を搬送するための搬送ガスに利用した場合の一例を示す説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0016】
以下、本発明の実施の形態を図示例と共に説明する。
【0017】
図1は本発明のプラズマガス生成装置1の一実施例を示すもので、このプラズマガス生成装置1は、内管2の先端に陰極3が設けてあり、該陰極3の後方には内管2の内面と間隔を有する浮遊電極4が接触配置されており、該浮遊電極4により前記陰極3に電子(−)を供給するようになっている。前記内管2と浮遊電極4との間には陰極ガス5(空気又は窒素等)を供給する陰極ガス流路6が形成してあり、該陰極ガス流路6の陰極ガス5は陰極3の中心に設けた陰極開口7から下流に噴出するようになっている。
【0018】
前記陰極3及び内管2の外側には間隔を有して陽極8が設けてあり、該陽極8と前記内管2との間には陽極ガス9(空気又は窒素等)を供給する陽極ガス流路10が形成してあり、該陽極ガス流路10の陽極ガス9は前記陰極開口7の下流に位置するよう陽極8の中心に設けた陽極開口11から噴出するようになっている。
【0019】
更に、前記陽極8の外側には間隔を有して外側部材12が設けてあり、該外側部材12と前記陽極8との間には、希釈ガス供給装置13からの希釈ガス14(空気又は窒素等)を供給する希釈ガス流路15が設けてあり、希釈ガス14は前記陽極8の周方向外側から先端に向かって噴出するようになっている。前記希釈ガス供給装置13により供給する希釈ガス14の流量は流量指令16によって調整されるようになっており、前記陰極ガス5及び陽極ガス9から生成するプラズマガスの流量と前記希釈ガス14の流量の総和が高温ガス17として噴射されるようになっている。そして、前記プラズマガス生成装置1で生成されるプラズマガスと希釈ガス14とが略等量の状態のときの高温ガス17の噴射量を安定運転域での高温ガス17の噴射量としている。
【0020】
上記プラズマガス生成装置1において、陽極開口11の下流には高温ガス17の温度を検出する高温ガス温度計18を設けており、更に、該高温ガス温度計18からの検出温度を入力して、前記高温ガス17の温度が温度指令19に一致するように前記プラズマガス生成装置1のプラズマ電源20を制御するガス温度制御器21を設けている。又、図1に示す外側部材12は絶縁材によって構成している。
【0021】
本発明者らは、プラズマガス生成装置1による希釈ガス14のガス流量とガス温度とプラズマガス生成装置1に供給する電流値の関係を求める試験を実施し、その結果を図2に示した。
【0022】
図2によれば、希釈ガス14のガス流量が増加するとガス温度は低下し、プラズマガス生成装置1に供給するプラズマ電源20の電流値を増加するとガス温度は増加する。従って、希釈ガス供給装置13によって供給する希釈ガス14の供給量を一定に保持した状態において、高温ガス温度計18の検出温度が所定の温度になるように、ガス温度制御器21によりプラズマ電源20を介してプラズマガス生成装置1に供給する電流値を調節することにより、一定温度に保持された高温ガス17を生成することができる。
【0023】
以下、上記実施例による作動を説明する。
【0024】
図1のプラズマガス生成装置1では、陰極ガス流路6から陰極開口7に向かって陰極ガス5を供給した状態で、浮遊電極4によって電子(−)が供給される陰極3と陽極8との間で放電を行うと、前記陰極ガス5がプラズマ化して高温のプラズマガスを生成する。このとき、陽極ガス流路10から陽極開口11に向かう陽極ガス9も前記放電によって一部がプラズマ化し、陽極開口11を通る間に前記プラズマガスと均一に混合され、これによって、高温で均一温度のプラズマガスが生成される。更に、陽極8の外側に設けた希釈ガス流路15の希釈ガス14が、前記プラズマガスを取り囲むように外側から供給されることで均一に混合される。これにより、所定の希釈ガス14が混合されて均一温度に保持された高温ガス17を生成することができる。
【0025】
従って、陰極3と陽極8により安定したプラズマガスを生成している安定運転域において、図2に示すように、プラズマガス生成装置1に供給する電流値を調節することにより、高温ガス17の温度を安定運転域において変化させることができる。
【0026】
又、前記陰極ガス5及び陽極ガス9の供給量と、プラズマガス生成装置1に供給する電流値の調整によって安定運転域でプラズマガスが生成されている状態では、希釈ガス14の供給量を変化してもプラズマガスの生成に影響を及ぼすことはないので、希釈ガス14の供給量を増加して高温ガス17の生成量を増加し、又、希釈ガス14の供給量を減少して高温ガス17の生成量を減少することで、広い範囲において高温ガス17の生成を変化させることができる。又、希釈ガス14の供給量を変化した場合には、同時にガス温度が変化するので、高温ガス17の流量が問題にならない場合には、前記プラズマガス生成装置1に供給する電流値の調節を行うと共に、希釈ガス14の供給量の調節を行うことにより、高温ガス17の温度を広い範囲で制御することができる。
【0027】
図3は、前記プラズマガス生成装置1による高温ガス17を、微粉炭燃焼試験装置100において微粉炭粒子を搬送する搬送ガスに利用した場合の一例を示すものである。
【0028】
図3中、22は鉛直に設けられたアルミナ管等からなるドロップチューブであり、該ドロップチューブ22には、例えば外面に蛇行配置されたファインセラミックスヒータ23(SiCヒータ)が設けてあり、ドロップチューブ22の内部壁面の温度を1800℃前後までの任意の温度(例えば1200℃)に加熱できるようになっている。
【0029】
図3のドロップチューブ22の一端(上端)には、テーブルフィーダ等の微粉炭粒子供給装置24により定量供給される微粉炭粒子25に供給ガス26(空気又は窒素等)が混合された微粉炭粒子25が、粒子供給管27を介して供給されている。
【0030】
更に、ドロップチューブ22の一端(上端)には、前記粒子供給管27の下端外周を包囲するガス供給部28を介して搬送ガス29が供給されており、該搬送ガス29によって、前記粒子供給管27から供給される微粉炭粒子25を浮遊させてドロップチューブ22内に供給するようになっている。
【0031】
又、前記ドロップチューブ22の他端(下端)には、上端に取出口30'を有するプローブ管30が同心状に挿入されており、該プローブ管30は矢印で示すように昇降させることによって、ドロップチューブ22に対する取出口30'の挿入深さを任意に変更できるようになっている。
【0032】
プローブ管30の下端は、入口に調節弁31を備えた吸引ファン32に吸引管33を介して接続されており、前記調節弁31入口の吸引管33には、ドロップチューブ22内で微粉炭粒子25が加熱されてプローブ管30に導かれた加熱後粒子25'を回収するためのフィルタ34を備えている。そして、該フィルタ34で回収した加熱後粒子25'は粒子回収容器35に導かれ、粒子回収容器35内に回収された加熱後粒子25'は重量計測、成分分析等を行うようになっている。一方、前記吸引ファン32から排出される加熱後ガス36は、ガス回収容器37に導かれ、ガス回収容器37内に回収された加熱後ガス36は成分分析等を行うようになっている。上記した加熱後粒子25'と加熱後ガス36の成分分析等を行うことにより、ドロップチューブ22内の所定の加熱温度で加熱され、且つプローブ管30の取出口30'に導かれる時間(加熱時間)での性状の変化から微粉炭粒子25の燃焼性能を測定することができる。
【0033】
又、前記ドロップチューブ22の下端は、入口に調節弁38を備えた吸引ファン39に吸引管指令を介して接続されており、前記調節弁38入口の吸引管40には、ドロップチューブ22内で微粉炭粒子25が加熱されてプローブ管30に導かれなかった加熱後粒子25''を回収するためのフィルタ41を備えている。尚、必要に応じて、フィルタ41で回収した加熱後粒子25''及び吸引ファン39から排出される加熱後ガス42についても、前記と同様に成分分析等を行うようにしてもよい。
【0034】
上記した微粉炭燃焼試験装置100において、前記ガス供給部28を介してドロップチューブ22内に搬送ガス29を供給するための装置として、図1に示したプラズマガス生成装置1を設け、該プラズマガス生成装置1によって生成される高温ガス17を搬送ガス29として供給する。
【0035】
又、図3では、前記高温ガス17の温度を検出する高温ガス温度計18の検出温度をガス温度制御器21に入力すると共に、ドロップチューブ22の温度を検出するチューブ温度計43を設けて、該チューブ温度計43の検出温度を前記ガス温度制御器21に入力している。そして、ガス温度制御器21は、前記チューブ温度計43の検出温度と高温ガス温度計18の検出温度が対応する(同一となる)ように前記プラズマガス生成装置1のプラズマ電源20を制御している。
【0036】
又、前記微粉炭燃焼試験装置100においては、試験の目的等に応じて、ドロップチューブ22内における微粉炭粒子25の流下速度が設定した速度になるように、希釈ガス供給装置13により供給する希釈ガス14の供給量を流量指令16によって設定している。
【0037】
図3に示すような微粉炭燃焼試験装置100においては、微粉炭ボイラの火炉内温度を再現して微粉炭粒子25の燃焼試験を行うために、ドロップチューブ22の温度を例えば1200℃に加熱しており、この時、前記プラズマガス生成装置1による高温ガス17も前記ドロップチューブ22と同じ1200℃に保持することによって、ドロップチューブ22内を均一な温度雰囲気に保持する必要がある。
【0038】
この時、前記プラズマガス生成装置1によれば、1200℃の温度で且つ均一に保持された高温ガス17を容易に生成することができるので、微粉炭燃焼試験装置100における微粉炭粒子25の供給に好適に適用することができる。
【0039】
又、微粉炭燃焼試験装置100では、ドロップチューブ22内を浮遊移動する微粉炭粒子25の移動速度を微粉炭ボイラの火炉に対応させて変化させる要求があるが、前記プラズマガス生成装置1では、希釈ガス供給装置13による希釈ガス14の供給量を変更することにより高温ガス17の生成量を任意に変化させて、ドロップチューブ22内の微粉炭粒子25の移動速度を任意に調節することができるので、微粉炭燃焼試験装置100に好適に利用することができる。
【0040】
又、図1に示すプラズマガス生成装置1を図3に示す微粉炭燃焼試験装置100に接続して備える場合には、相互間に絶縁材を配置する必要があるが、前記したように、陽極8を包囲する外側部材12を絶縁材で構成することにより、プラズマガス生成装置1と微粉炭燃焼試験装置100との間を絶縁できると共に、外側部材12が希釈ガス14によって保護されるために、外側部材12が熱によって損傷する問題を低減できる。
【0041】
尚、本発明のプラズマガス生成装置及びそれを用いた微粉炭燃焼試験装置は、上述の実施例にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
【符号の説明】
【0042】
1 プラズマガス生成装置
2 内管
3 陰極
4 浮遊電極
5 陰極ガス
6 陰極ガス流路
7 陰極開口
8 陽極
9 陽極ガス
10 陽極ガス流路
11 陽極開口
12 外側部材
13 希釈ガス供給装置
14 希釈ガス
15 希釈ガス流路
17 高温ガス
18 高温ガス温度計
20 プラズマ電源
21 ガス温度制御器
25 微粉炭粒子
29 搬送ガス
100 微粉炭燃焼試験装置

【特許請求の範囲】
【請求項1】
高温ガスを生成するためのプラズマガス生成装置であって、
内管の先端に設けられ中心に陰極開口を有する陰極と、該陰極の後方に接触配置されて陰極に電子を供給する浮遊電極と、前記内管と浮遊電極との間を介して前記陰極開口に陰極ガスを導く陰極ガス流路と、
前記陰極及び内管の外側に設けられ前記陰極開口の下流に陽極開口を有する陽極と、前記内管と陽極との間を介して前記陽極開口に陽極ガスを供給する陽極ガス流路と、
前記陽極の外側に設けた外側部材と、該外側部材と前記陽極との間を介して希釈ガス供給装置からの希釈ガスを供給する希釈ガス流路と
を有することを特徴とするプラズマガス生成装置。
【請求項2】
前記外側部材が絶縁材によって構成されていることを特徴とする請求項1に記載のプラズマガス生成装置。
【請求項3】
前記陽極開口の下流に配置して高温ガスの温度を検出する高温ガス温度計と、該高温ガス温度計からの検出温度に基づいて前記プラズマガス生成装置のプラズマ電源を制御するガス温度制御器を備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載のプラズマガス生成装置。
【請求項4】
請求項1〜3のいずれか1つに記載のプラズマガス生成装置によって生成される高温ガスを微粉炭粒子の搬送ガスとして用いるようにしたことを特徴とする微粉炭燃焼試験装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2012−59548(P2012−59548A)
【公開日】平成24年3月22日(2012.3.22)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−201692(P2010−201692)
【出願日】平成22年9月9日(2010.9.9)
【出願人】(000000099)株式会社IHI (5,014)
【Fターム(参考)】