プリント回路基板及びその製造方法
【課題】本発明は、プリント回路基板の構造及びその製造方法に関する。
【解決手段】本発明の製造工程は、第1回路パターン上に連結バンプを形成し、第1絶縁層を形成して内層回路基板を形成する第1ステップと、金属シード層が形成された第2絶縁層を金型加工し第2回路パターンを形成して外層回路基板を形成する第2ステップと、そして前記内層回路基板と外層回路基板をアラインして積層する第3ステップと、を含んで構成されることを特徴とする。本発明によると、回路が絶縁層に埋め込まれた構造の高密度及び信頼性が向上したプリント回路基板の構造を提供することができ、シード層が結合された絶縁層を使用することにより最外側回路を形成するためのシード層の形成工程を省略でき、連結バンプ形態の導通構造物により従来のビアホールを加工し、導電物質を充填する工程の困難を解決し、充填した物質の表面練磨工程を省略して回路の不良率を著しく低くすることができるという利点がある。
【解決手段】本発明の製造工程は、第1回路パターン上に連結バンプを形成し、第1絶縁層を形成して内層回路基板を形成する第1ステップと、金属シード層が形成された第2絶縁層を金型加工し第2回路パターンを形成して外層回路基板を形成する第2ステップと、そして前記内層回路基板と外層回路基板をアラインして積層する第3ステップと、を含んで構成されることを特徴とする。本発明によると、回路が絶縁層に埋め込まれた構造の高密度及び信頼性が向上したプリント回路基板の構造を提供することができ、シード層が結合された絶縁層を使用することにより最外側回路を形成するためのシード層の形成工程を省略でき、連結バンプ形態の導通構造物により従来のビアホールを加工し、導電物質を充填する工程の困難を解決し、充填した物質の表面練磨工程を省略して回路の不良率を著しく低くすることができるという利点がある。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、外層回路パターンが埋め込まれた構造のプリント回路基板の製造方法及び構造に関する。
【背景技術】
【0002】
高密度パターンの信頼性を向上させるための方法としては、ビアおよびパターンを絶縁層内に埋め込む構造に対する技術が多用されている。このような埋め込み型プリント回路基板を製造する方法は大きく二つに分けられる。一つは回路パターンを先に形成して絶縁層に含浸させた後、回路パターンを形成するために使用したシード層を除去することから最終回路を形成する方法と、もう一つは回路形状と同一の凸パターンが形成された金型を作製して絶縁層に凹パターンを形成した後、その凹パターンを導電物質で満たし、表面研磨により最終回路を形成させる方法である。
【0003】
図1は、電子の回路パターンの形成後に絶縁層に含浸させる方法の具体的な工程例を示すものである。
【0004】
具体的には、(a) ビアホール14と内層回路12が形成されたコア層10を備え、(b) キャリアフィルム24に付着したシード層20上に回路パターン22が形成された基板を2枚形成した後、(c) 前記コア層10に上述した2枚の基板を圧着して積層し、キャリアフィルムを除去し、(d) ビアホールの開放領域となる領域をDFR露光現像により形成した後、(e) 開放領域のシード層20の一部を除去する。(f) その後、シード層の除去領域に表面銅メッキ52を施し、(g) 再度DFRを積層した後再度シード層の一部領域を除去して他のビアホール60を加工し、(h) DFRを剥離した後、半田ペーストを塗布して接続ビア54及び接続パッド62を形成する工程からなる。
【0005】
しかしながら、このような工程は埋め込まれたパターンを形成するために、上述したように回路パターン22が形成された基板を予め作製しなければならない。そのために、該パターンの使用は1回に限定され、生産性が悪く非効率的であり、且つ工程が複雑であるという問題がある。
【0006】
図2に示すように、従来のモールドを用いる方式によれば、(a) 金属金型1に絶縁樹脂上に形成された絶縁層を備え、(b) 金属金型1を絶縁層2に圧着するステップ、(c) 金型を除去し、(d) ビアホール4を形成し、(e) 絶縁層上に無電解銅メッキ層5を形成し、(f) 前記無電解銅メッキ層5の上部に電解銅メッキ層6を形成した後、(g) 表面を研磨してプリント回路基板を完成することになる。
【0007】
しかしながら、このような方式は、モールドにより凹パターンを作製した後、導電物質で凹パターンを満たすが、これは高難度の技術を必要とするので、工程の遅延および効率性の低下をもたらし、表面研磨工程が必須となり、回路の精度が低下する問題が生じる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本発明の目的は、回路が絶縁層に埋め込まれた構造の高密度及び信頼性が向上したプリント回路基板の構造及び不必要な工程の省略により工程効率及び生産性を向上させることができる製造工程を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明は上述した課題を解決するためになされたものであり、本発明は、第1回路パターン上に連結バンプを形成し、第1絶縁層を形成して内層回路基板を形成する第1ステップと、シード層が形成された第2絶縁層を金型加工し第2回路パターンを形成して外層回路基板を形成する第2ステップと、前記内層回路基板と外層回路基板をアラインして積層する第3ステップと、を含むプリント回路基板の製造方法を提供する。
【0010】
特に、前記第1ステップは、a1) 第1回路パターンの上部に感光物質を塗布して連結バンプパターンを形成するステップと、a2) 前記連結バンプパターンに金属物質を充填するステップと、a3) 前記感光物質の除去後、第1絶縁層を積層するステップと、を含んでなる。もちろん、この場合、前記金属物質は、例えば、Cu、Ag、Sn、Au、Ni、Pdのうち一つ以上を含むことができる。また、前記プリント回路基板の製造方法は、前記導電性金属物質の充填以後に硬化工程をさらに含むことができる。
【0011】
上述した金属物質の充填工程は、無電解メッキ、電解メッキ、スクリーン印刷(screen printing)、スパッタ法(suppering)、蒸発法(evaporation)、インクジェット法、ディスフェンシングのうちいずれか一つもしくはこれらの二以上の方法を用いて充填するステップで形成することができる。
【0012】
なお、前記ステップa3)は、前記連結バンプの上部面が前記第1絶縁層の表面上に露出するように絶縁層を形成するステップである。
【0013】
上述した製造工程において、前記第2ステップは、b1) 一面に金属シード層が形成された第2絶縁層を凸金型で凹パターンを刻印するステップと、b2) 前記の刻印された凹状の第2絶縁層の領域に金属物質を充填して第2回路パターンを形成するステップと、を含むことができる。
【0014】
この場合、具体的には、前記ステップb1)は、前記凹パターンの下部面に前記金属シード層が露出するように化学的又は物理的処理を行うステップをさらに含むことができる。
【0015】
なお、前記ステップb2)は、Cu、Ag、Sn、Au、Ni、Pdのうち一つ以上の金属物質を無電解メッキ、電解メッキ、スクリーン印刷、スパッタ法、蒸発法、インクジェット法、ディスフェンシングのうちいずれか一つもしくはこれらの二以上の方法を用いて充填するステップである。
【0016】
なお、本発明による前記第3ステップは、前記内層回路基板と外層回路基板を熱と圧力を利用したプレス圧着により積層するステップであり、この場合、前記第1及び第2絶縁層を半硬化状態で相互積層して形成することができる。
【0017】
なお、本発明による製造工程は、前記第3ステップ以後に前記金属シード層を除去するステップをさらに含むことができる。
【0018】
上述した製造工程において如何なる場合であっても、前記第1ステップの前に第2ステップを先に施しても良く、同時に施しても良い。すなわち、内層回路基板と外層回路基板の製造順序に関わらず本発明の要旨に含まれると言える。
【0019】
上述のような製造工程によると、次のような構造のプリント回路基板を製造することができる。
【0020】
具体的には、前記第1回路パターン上に形成される少なくとも1以上の連結バンプと、前記連結バンプを収容し、前記第1回路パターン上に積層される第1絶縁層と、前記連結バンプで前記第1回路パターンと連結される埋め込み型第2回路パターンと、前記第2回路パターンを収容し、前記第1絶縁層と密着して積層される第2絶縁層と、を含むプリント回路基板を形成することができる。
【0021】
この場合、前記第2回路パターンは、前記第2絶縁層の厚さ以下に形成でき、前記第1及び第2回路パターンは、例えば、Cu、Ag、Sn、Au、Ni、Pdのうちいずれか一つで形成することができる。
【発明の効果】
【0022】
特に、製造工程において、シード層が結合された絶縁層を使用することにより、最外側回路を形成するためのシード層の形成工程を省略でき、連結バンプ形態の導通構造物により従来のビアホールを加工し、導電物質を充填する工程の困難を解決し、充填した物質の表面研磨工程を省略して回路の不良率を著しく低くすることができるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【0023】
【図1】従来技術に係る埋め込み型プリント回路基板の製造工程図である。
【図2】従来技術に係る埋め込み型プリント回路基板の製造工程図である。
【図3】本発明に係るプリント回路基板の製造フローチャートである。
【図4】本発明に係るプリント回路基板の製造工程図である。
【図5】本発明に係るプリント回路基板の製造工程図である。
【図6】本発明に係るプリント回路基板の製造工程図である。
【発明を実施するための形態】
【0024】
本発明に係るプリント回路基板の製造工程は、大きく分けて第1回路パターン上に連結バンプを形成し、第1絶縁層を形成して内層回路基板を形成する第1ステップと、シード層が形成された第2絶縁層を金型加工し第2回路パターンを形成して外層回路基板を形成する第2ステップと、前記内層回路基板と外層回路基板をアラインして積層する第3ステップと、を含んでなることを要旨とする。
【0025】
(実施の形態)
本発明に係るプリント回路基板は、第1回路パターン111上に形成される少なくとも1以上の連結バンプ130が備えられ、連結バンプは、第1回路パターン上に積層される第1絶縁層140に収容される。もちろん、第1絶縁層は第1回路パターン111に積層された構造で形成される。又、第1絶縁層の上部には第2絶縁層210が形成され、特に第2絶縁層の内部には連結バンプ130を介して第1回路パターンと連結される埋め込み型第2回路パターン230が形成される。
【0026】
以下、添付の図面を参照して本発明に係る構成および作用を具体的に説明するが、本発明はこれらにより限定されるものではない。明細書全体に亘って同一な構成要素に対しては同一な符号を付し、これについての重複説明は省略する。
【0027】
図3〜図6は本発明による製造工程のフローチャート及び工程図を概略的に示すものである。
【0028】
本発明に係るプリント回路基板の製造工程は、大きく分けて、第1回路パターン上に連結バンプを形成し第1絶縁層を形成して内層回路基板を形成する第1ステップと、シード層が形成された第2絶縁層を金型加工し第2回路パターンを形成して外層回路基板を形成する第2ステップと、内層回路基板と外層回路基板をアラインして積層する第3ステップと、を含んでなることを要旨とする。
【0029】
1.内層回路基板の形成ステップ(第1ステップ;図4)
本発明に係る内層回路基板を形成する第1ステップは、図示したように、先ず、ステップS1でベース基板112上に第1回路パターン111が形成された内層回路基板上に感光物質層120を形成する。感光物質層としては、フォトリソグラフィー法を適用できる感光性物質を含み、本発明の一実施例では、例えばドライフィルムレジスト(DFR)を用いる。
【0030】
ステップS2で感光物質層120にフォトリソグラフィー法によって連結バンプパターン(H)を形成する。これは一般的な露光、現像、及びエッチング工程により行われる。
【0031】
ステップS3で連結バンプパターン(H)に金属物質を充填して連結バンプ130を形成する。連結バンプ130を形成する金属物質は、Cu、Ag、Sn、Au、Ni、Pdのうちいずれか一つで形成される金属ペーストを用いるか、これらの物質を用いて無電解メッキ、電解メッキ、スクリーン印刷、スパッタ法、蒸発法、インクジェット法、ディスフェンシングのうちいずれか一つもしくはこれらの二以上の方法を用いて充填することができる。
【0032】
その後、ステップS4で、連結バンプ130が形成された内層回路基板の上部に第1絶縁層140をアライン(位置合わせ)し、圧着する。特に、この工程は、望ましくは連結バンプ130の上部面が第1絶縁層140の表面上に露出するように形成することが良い。
上述した工程ステップを通じて本発明に係る内層回路基板を形成することができる。
【0033】
2.外層回路基板の形成ステップ(第2ステップ;図5)
第1ステップと以下で述べる外層回路基板の形成ステップは、第1ステップが先に実行されても良く、第2ステップが先に実行されても構わない。すなわち、内層及び外層回路基板を形成するステップの順序を変えても本発明の要旨に含まれることは自明であるだろう。
【0034】
本発明に係る外層回路基板の形成ステップは、図示したように、先ず、第2絶縁層210の一面に金属シード層220が形成された基材を用意し、凸パターンが形成された金型(X)を刻印して第2回路パターンが形成される凹パターンを形成する(ステップP1〜P2)。この場合、凸金型のパターンの厚さは、第1絶縁層と同一に形成されることが望ましいが、より厚く形成されても構わない。また、本ステップでは、凹パターンの下部面に金属シード層が露出するように化学的又は物理的処理を行うステップをさらに含んで形成することもできる。金属シード層の厚さは第2絶縁層の厚さより薄いことが望ましい。
【0035】
次に、ステップP3で図示したように、金型を分離し、ステップP4で図示したように、凹パターンの内部に金属物質を充填して第2回路パターン230を形成する。これにより、第2絶縁層210と同一であるか、その以下の厚さで第2回路パターン230が形成される。
【0036】
金属物質の充填は、Cu、Ag、Sn、Au、Ni、Pdのうちいずれか一つで形成される金属ペーストを用いるか、これらの物質を用いて無電解メッキ、電解メッキ、スクリーン印刷、スパッタ法、蒸発法、インクジェット法、ディスフェンシングのうちいずれか一つもしくはこれらの二以上の方法を用いて充填することができる。
【0037】
3.アライン及び積層ステップ(第3ステップ;図6)
上述した製造工程によってそれぞれ形成された内層回路基板100及び外層回路基板200を整列して積層するステップで構成される。
【0038】
具体的には、Q1に図示したように、金属シード層220の表面を外部にして第2回路パターン210を第1絶縁層140とアラインし、その後、熱と圧力を加えたプレス加工などの方法で二基板を圧着する(ステップQ2)。この場合、第1及び第2絶縁層を半硬化状態で相互積層することが可能であり、これは接着効率を高めることができるという利点がある。
【0039】
又、第3ステップ以後に金属シード層を除去するステップ(ステップQ3)をさらに含むことができる。
【0040】
上述した製造工程により製造されるプリント回路基板は次のような構造を備えることができる。プリント回路基板の構造は図6を参照して説明する。
【0041】
本発明に係るプリント回路基板は、第1回路パターン111上に形成される少なくとも1以上の連結バンプ130が備えられ、連結バンプは、第1回路パターン上に積層される第1絶縁層140に収容される。もちろん第1絶縁層は第1回路パターン111に積層された構造で形成される。
【0042】
又、第1絶縁層の上部には第2絶縁層210が形成され、特に、第2絶縁層の内部には、連結バンプ130を介して第1回路パターンと連結される埋め込み型第2回路パターン230が形成される。
すなわち、第2回路パターン230の下部と連結される連結バンプ130が、第1絶縁層140を貫通して第1回路パターン111と連結される構造で形成され、第2回路パターン230は第2絶縁層210に埋め込み型で形成されることになる。
【0043】
このような構造のプリント回路基板は、回路が絶縁層に埋め込まれた構造で形成され、高密度及び高い信頼性を有することになる。又、これを製造するための上述した本発明による製造工程は、工程遅延を招く不要な工程を省略することにより、工程の効率を向上させ、回路の不良率を著しく低くすることができることは上述した通りである。
【技術分野】
【0001】
本発明は、外層回路パターンが埋め込まれた構造のプリント回路基板の製造方法及び構造に関する。
【背景技術】
【0002】
高密度パターンの信頼性を向上させるための方法としては、ビアおよびパターンを絶縁層内に埋め込む構造に対する技術が多用されている。このような埋め込み型プリント回路基板を製造する方法は大きく二つに分けられる。一つは回路パターンを先に形成して絶縁層に含浸させた後、回路パターンを形成するために使用したシード層を除去することから最終回路を形成する方法と、もう一つは回路形状と同一の凸パターンが形成された金型を作製して絶縁層に凹パターンを形成した後、その凹パターンを導電物質で満たし、表面研磨により最終回路を形成させる方法である。
【0003】
図1は、電子の回路パターンの形成後に絶縁層に含浸させる方法の具体的な工程例を示すものである。
【0004】
具体的には、(a) ビアホール14と内層回路12が形成されたコア層10を備え、(b) キャリアフィルム24に付着したシード層20上に回路パターン22が形成された基板を2枚形成した後、(c) 前記コア層10に上述した2枚の基板を圧着して積層し、キャリアフィルムを除去し、(d) ビアホールの開放領域となる領域をDFR露光現像により形成した後、(e) 開放領域のシード層20の一部を除去する。(f) その後、シード層の除去領域に表面銅メッキ52を施し、(g) 再度DFRを積層した後再度シード層の一部領域を除去して他のビアホール60を加工し、(h) DFRを剥離した後、半田ペーストを塗布して接続ビア54及び接続パッド62を形成する工程からなる。
【0005】
しかしながら、このような工程は埋め込まれたパターンを形成するために、上述したように回路パターン22が形成された基板を予め作製しなければならない。そのために、該パターンの使用は1回に限定され、生産性が悪く非効率的であり、且つ工程が複雑であるという問題がある。
【0006】
図2に示すように、従来のモールドを用いる方式によれば、(a) 金属金型1に絶縁樹脂上に形成された絶縁層を備え、(b) 金属金型1を絶縁層2に圧着するステップ、(c) 金型を除去し、(d) ビアホール4を形成し、(e) 絶縁層上に無電解銅メッキ層5を形成し、(f) 前記無電解銅メッキ層5の上部に電解銅メッキ層6を形成した後、(g) 表面を研磨してプリント回路基板を完成することになる。
【0007】
しかしながら、このような方式は、モールドにより凹パターンを作製した後、導電物質で凹パターンを満たすが、これは高難度の技術を必要とするので、工程の遅延および効率性の低下をもたらし、表面研磨工程が必須となり、回路の精度が低下する問題が生じる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本発明の目的は、回路が絶縁層に埋め込まれた構造の高密度及び信頼性が向上したプリント回路基板の構造及び不必要な工程の省略により工程効率及び生産性を向上させることができる製造工程を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明は上述した課題を解決するためになされたものであり、本発明は、第1回路パターン上に連結バンプを形成し、第1絶縁層を形成して内層回路基板を形成する第1ステップと、シード層が形成された第2絶縁層を金型加工し第2回路パターンを形成して外層回路基板を形成する第2ステップと、前記内層回路基板と外層回路基板をアラインして積層する第3ステップと、を含むプリント回路基板の製造方法を提供する。
【0010】
特に、前記第1ステップは、a1) 第1回路パターンの上部に感光物質を塗布して連結バンプパターンを形成するステップと、a2) 前記連結バンプパターンに金属物質を充填するステップと、a3) 前記感光物質の除去後、第1絶縁層を積層するステップと、を含んでなる。もちろん、この場合、前記金属物質は、例えば、Cu、Ag、Sn、Au、Ni、Pdのうち一つ以上を含むことができる。また、前記プリント回路基板の製造方法は、前記導電性金属物質の充填以後に硬化工程をさらに含むことができる。
【0011】
上述した金属物質の充填工程は、無電解メッキ、電解メッキ、スクリーン印刷(screen printing)、スパッタ法(suppering)、蒸発法(evaporation)、インクジェット法、ディスフェンシングのうちいずれか一つもしくはこれらの二以上の方法を用いて充填するステップで形成することができる。
【0012】
なお、前記ステップa3)は、前記連結バンプの上部面が前記第1絶縁層の表面上に露出するように絶縁層を形成するステップである。
【0013】
上述した製造工程において、前記第2ステップは、b1) 一面に金属シード層が形成された第2絶縁層を凸金型で凹パターンを刻印するステップと、b2) 前記の刻印された凹状の第2絶縁層の領域に金属物質を充填して第2回路パターンを形成するステップと、を含むことができる。
【0014】
この場合、具体的には、前記ステップb1)は、前記凹パターンの下部面に前記金属シード層が露出するように化学的又は物理的処理を行うステップをさらに含むことができる。
【0015】
なお、前記ステップb2)は、Cu、Ag、Sn、Au、Ni、Pdのうち一つ以上の金属物質を無電解メッキ、電解メッキ、スクリーン印刷、スパッタ法、蒸発法、インクジェット法、ディスフェンシングのうちいずれか一つもしくはこれらの二以上の方法を用いて充填するステップである。
【0016】
なお、本発明による前記第3ステップは、前記内層回路基板と外層回路基板を熱と圧力を利用したプレス圧着により積層するステップであり、この場合、前記第1及び第2絶縁層を半硬化状態で相互積層して形成することができる。
【0017】
なお、本発明による製造工程は、前記第3ステップ以後に前記金属シード層を除去するステップをさらに含むことができる。
【0018】
上述した製造工程において如何なる場合であっても、前記第1ステップの前に第2ステップを先に施しても良く、同時に施しても良い。すなわち、内層回路基板と外層回路基板の製造順序に関わらず本発明の要旨に含まれると言える。
【0019】
上述のような製造工程によると、次のような構造のプリント回路基板を製造することができる。
【0020】
具体的には、前記第1回路パターン上に形成される少なくとも1以上の連結バンプと、前記連結バンプを収容し、前記第1回路パターン上に積層される第1絶縁層と、前記連結バンプで前記第1回路パターンと連結される埋め込み型第2回路パターンと、前記第2回路パターンを収容し、前記第1絶縁層と密着して積層される第2絶縁層と、を含むプリント回路基板を形成することができる。
【0021】
この場合、前記第2回路パターンは、前記第2絶縁層の厚さ以下に形成でき、前記第1及び第2回路パターンは、例えば、Cu、Ag、Sn、Au、Ni、Pdのうちいずれか一つで形成することができる。
【発明の効果】
【0022】
特に、製造工程において、シード層が結合された絶縁層を使用することにより、最外側回路を形成するためのシード層の形成工程を省略でき、連結バンプ形態の導通構造物により従来のビアホールを加工し、導電物質を充填する工程の困難を解決し、充填した物質の表面研磨工程を省略して回路の不良率を著しく低くすることができるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【0023】
【図1】従来技術に係る埋め込み型プリント回路基板の製造工程図である。
【図2】従来技術に係る埋め込み型プリント回路基板の製造工程図である。
【図3】本発明に係るプリント回路基板の製造フローチャートである。
【図4】本発明に係るプリント回路基板の製造工程図である。
【図5】本発明に係るプリント回路基板の製造工程図である。
【図6】本発明に係るプリント回路基板の製造工程図である。
【発明を実施するための形態】
【0024】
本発明に係るプリント回路基板の製造工程は、大きく分けて第1回路パターン上に連結バンプを形成し、第1絶縁層を形成して内層回路基板を形成する第1ステップと、シード層が形成された第2絶縁層を金型加工し第2回路パターンを形成して外層回路基板を形成する第2ステップと、前記内層回路基板と外層回路基板をアラインして積層する第3ステップと、を含んでなることを要旨とする。
【0025】
(実施の形態)
本発明に係るプリント回路基板は、第1回路パターン111上に形成される少なくとも1以上の連結バンプ130が備えられ、連結バンプは、第1回路パターン上に積層される第1絶縁層140に収容される。もちろん、第1絶縁層は第1回路パターン111に積層された構造で形成される。又、第1絶縁層の上部には第2絶縁層210が形成され、特に第2絶縁層の内部には連結バンプ130を介して第1回路パターンと連結される埋め込み型第2回路パターン230が形成される。
【0026】
以下、添付の図面を参照して本発明に係る構成および作用を具体的に説明するが、本発明はこれらにより限定されるものではない。明細書全体に亘って同一な構成要素に対しては同一な符号を付し、これについての重複説明は省略する。
【0027】
図3〜図6は本発明による製造工程のフローチャート及び工程図を概略的に示すものである。
【0028】
本発明に係るプリント回路基板の製造工程は、大きく分けて、第1回路パターン上に連結バンプを形成し第1絶縁層を形成して内層回路基板を形成する第1ステップと、シード層が形成された第2絶縁層を金型加工し第2回路パターンを形成して外層回路基板を形成する第2ステップと、内層回路基板と外層回路基板をアラインして積層する第3ステップと、を含んでなることを要旨とする。
【0029】
1.内層回路基板の形成ステップ(第1ステップ;図4)
本発明に係る内層回路基板を形成する第1ステップは、図示したように、先ず、ステップS1でベース基板112上に第1回路パターン111が形成された内層回路基板上に感光物質層120を形成する。感光物質層としては、フォトリソグラフィー法を適用できる感光性物質を含み、本発明の一実施例では、例えばドライフィルムレジスト(DFR)を用いる。
【0030】
ステップS2で感光物質層120にフォトリソグラフィー法によって連結バンプパターン(H)を形成する。これは一般的な露光、現像、及びエッチング工程により行われる。
【0031】
ステップS3で連結バンプパターン(H)に金属物質を充填して連結バンプ130を形成する。連結バンプ130を形成する金属物質は、Cu、Ag、Sn、Au、Ni、Pdのうちいずれか一つで形成される金属ペーストを用いるか、これらの物質を用いて無電解メッキ、電解メッキ、スクリーン印刷、スパッタ法、蒸発法、インクジェット法、ディスフェンシングのうちいずれか一つもしくはこれらの二以上の方法を用いて充填することができる。
【0032】
その後、ステップS4で、連結バンプ130が形成された内層回路基板の上部に第1絶縁層140をアライン(位置合わせ)し、圧着する。特に、この工程は、望ましくは連結バンプ130の上部面が第1絶縁層140の表面上に露出するように形成することが良い。
上述した工程ステップを通じて本発明に係る内層回路基板を形成することができる。
【0033】
2.外層回路基板の形成ステップ(第2ステップ;図5)
第1ステップと以下で述べる外層回路基板の形成ステップは、第1ステップが先に実行されても良く、第2ステップが先に実行されても構わない。すなわち、内層及び外層回路基板を形成するステップの順序を変えても本発明の要旨に含まれることは自明であるだろう。
【0034】
本発明に係る外層回路基板の形成ステップは、図示したように、先ず、第2絶縁層210の一面に金属シード層220が形成された基材を用意し、凸パターンが形成された金型(X)を刻印して第2回路パターンが形成される凹パターンを形成する(ステップP1〜P2)。この場合、凸金型のパターンの厚さは、第1絶縁層と同一に形成されることが望ましいが、より厚く形成されても構わない。また、本ステップでは、凹パターンの下部面に金属シード層が露出するように化学的又は物理的処理を行うステップをさらに含んで形成することもできる。金属シード層の厚さは第2絶縁層の厚さより薄いことが望ましい。
【0035】
次に、ステップP3で図示したように、金型を分離し、ステップP4で図示したように、凹パターンの内部に金属物質を充填して第2回路パターン230を形成する。これにより、第2絶縁層210と同一であるか、その以下の厚さで第2回路パターン230が形成される。
【0036】
金属物質の充填は、Cu、Ag、Sn、Au、Ni、Pdのうちいずれか一つで形成される金属ペーストを用いるか、これらの物質を用いて無電解メッキ、電解メッキ、スクリーン印刷、スパッタ法、蒸発法、インクジェット法、ディスフェンシングのうちいずれか一つもしくはこれらの二以上の方法を用いて充填することができる。
【0037】
3.アライン及び積層ステップ(第3ステップ;図6)
上述した製造工程によってそれぞれ形成された内層回路基板100及び外層回路基板200を整列して積層するステップで構成される。
【0038】
具体的には、Q1に図示したように、金属シード層220の表面を外部にして第2回路パターン210を第1絶縁層140とアラインし、その後、熱と圧力を加えたプレス加工などの方法で二基板を圧着する(ステップQ2)。この場合、第1及び第2絶縁層を半硬化状態で相互積層することが可能であり、これは接着効率を高めることができるという利点がある。
【0039】
又、第3ステップ以後に金属シード層を除去するステップ(ステップQ3)をさらに含むことができる。
【0040】
上述した製造工程により製造されるプリント回路基板は次のような構造を備えることができる。プリント回路基板の構造は図6を参照して説明する。
【0041】
本発明に係るプリント回路基板は、第1回路パターン111上に形成される少なくとも1以上の連結バンプ130が備えられ、連結バンプは、第1回路パターン上に積層される第1絶縁層140に収容される。もちろん第1絶縁層は第1回路パターン111に積層された構造で形成される。
【0042】
又、第1絶縁層の上部には第2絶縁層210が形成され、特に、第2絶縁層の内部には、連結バンプ130を介して第1回路パターンと連結される埋め込み型第2回路パターン230が形成される。
すなわち、第2回路パターン230の下部と連結される連結バンプ130が、第1絶縁層140を貫通して第1回路パターン111と連結される構造で形成され、第2回路パターン230は第2絶縁層210に埋め込み型で形成されることになる。
【0043】
このような構造のプリント回路基板は、回路が絶縁層に埋め込まれた構造で形成され、高密度及び高い信頼性を有することになる。又、これを製造するための上述した本発明による製造工程は、工程遅延を招く不要な工程を省略することにより、工程の効率を向上させ、回路の不良率を著しく低くすることができることは上述した通りである。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1回路パターン上に連結バンプを形成し、第1絶縁層を形成して内層回路基板を形成する第1ステップと、
金属シード層が形成された第2絶縁層を金型加工し第2回路パターンを形成して外層回路基板を形成する第2ステップと、
前記内層回路基板と前記外層回路基板とをアラインして積層する第3ステップと、
を含むプリント回路基板の製造方法。
【請求項2】
前記第1ステップは、
a1) 第1回路パターンの上部に感光物質を塗布し連結バンプパターンを形成するステップと、
a2) 前記連結バンプパターンに金属物質を充填するステップと、
a3) 前記感光物質の除去後、前記第1絶縁層を積層するステップと、
を含むことを特徴とする請求項1に記載のプリント回路基板の製造方法。
【請求項3】
前記金属物質は、Cu、Ag、Sn、Au、Ni、Pdのうち一つ以上を含むことを特徴とする請求項2に記載のプリント回路基板の製造方法。
【請求項4】
前記導電性金属物質の充填以後に硬化工程をさらに含むことを特徴とする請求項2に記載のプリント回路基板の製造方法。
【請求項5】
前記ステップa2)は、
無電解メッキ、電解メッキ、スクリーン印刷、スパッタ法、蒸発法、インクジェット法、ディスフェンシングのうちいずれか一つもしくはこれらの二以上の方法を用いて充填するステップであることを特徴とする請求項2に記載のプリント回路基板の製造方法。
【請求項6】
前記ステップa3)は、
前記連結バンプの上部面が前記第1絶縁層の表面上に露出するように絶縁層を形成するステップであることを特徴とする請求項2に記載のプリント回路基板の製造方法。
【請求項7】
前記第2ステップは、
b1) 一面に金属シード層が形成された第2絶縁層を凸金型で凹パターンを刻印するステップと、
b2) 前記の刻印された凹状の第2絶縁層の領域に金属物質を充填して第2回路パターンを形成するステップと、
を含むことを特徴とする請求項1〜6のうちいずれか一項に記載のプリント回路基板の製造方法。
【請求項8】
前記凹パターンの下部面に前記金属シード層が露出するように化学的又は物理的処理を行うステップをさらに含むことを特徴とする請求項7に記載のプリント回路基板の製造方法。
【請求項9】
前記ステップb2)は、
Cu、Ag、Sn、Au、Ni、Pdのうち一つ以上の金属物質を無電解メッキ、電解メッキ、スクリーン印刷、スパッタ法、蒸発法、インクジェット法、ディスフェンシングのうちいずれか一つもしくはこれらの二以上の方法を用いて充填するステップであることを特徴とする請求項7に記載のプリント回路基板の製造方法。
【請求項10】
前記第3ステップは、
前記内層回路基板と前記外層回路基板を熱と圧力を利用したプレス圧着により積層するステップであることを特徴とする請求項7に記載のプリント回路基板の製造方法。
【請求項11】
前記第3ステップは、
前記第1及び第2絶縁層を半硬化状態で相互積層することを特徴とする請求項10に記載のプリント回路基板の製造方法。
【請求項12】
前記第3ステップ以後に前記金属シード層を除去するステップをさらに含むことを特徴とする請求項7に記載のプリント回路基板の製造方法。
【請求項13】
前記第1ステップの前に第2ステップが先に施されるか、もしくは、同時に施されることを特徴とする請求項7に記載のプリント回路基板の製造方法。
【請求項14】
前記第1回路パターン上に形成される少なくとも1以上の連結バンプと、
前記連結バンプを収容し、前記第1回路パターン上に積層される第1絶縁層と、
前記連結バンプで前記第1回路パターンと連結される埋め込み型第2回路パターンと、
前記第2回路パターンを収容し、前記第1絶縁層と密着積層される第2絶縁層と、
を含むプリント回路基板。
【請求項15】
前記第2回路パターンは前記第2絶縁層の厚さ以下に形成されることを特徴とする請求項14に記載のプリント回路基板。
【請求項16】
前記第1及び第2回路パターンは、Cu、Ag、Sn、Au、Ni、Pdのうちいずれか一つで形成されることを特徴とする請求項15に記載のプリント回路基板。
【請求項1】
第1回路パターン上に連結バンプを形成し、第1絶縁層を形成して内層回路基板を形成する第1ステップと、
金属シード層が形成された第2絶縁層を金型加工し第2回路パターンを形成して外層回路基板を形成する第2ステップと、
前記内層回路基板と前記外層回路基板とをアラインして積層する第3ステップと、
を含むプリント回路基板の製造方法。
【請求項2】
前記第1ステップは、
a1) 第1回路パターンの上部に感光物質を塗布し連結バンプパターンを形成するステップと、
a2) 前記連結バンプパターンに金属物質を充填するステップと、
a3) 前記感光物質の除去後、前記第1絶縁層を積層するステップと、
を含むことを特徴とする請求項1に記載のプリント回路基板の製造方法。
【請求項3】
前記金属物質は、Cu、Ag、Sn、Au、Ni、Pdのうち一つ以上を含むことを特徴とする請求項2に記載のプリント回路基板の製造方法。
【請求項4】
前記導電性金属物質の充填以後に硬化工程をさらに含むことを特徴とする請求項2に記載のプリント回路基板の製造方法。
【請求項5】
前記ステップa2)は、
無電解メッキ、電解メッキ、スクリーン印刷、スパッタ法、蒸発法、インクジェット法、ディスフェンシングのうちいずれか一つもしくはこれらの二以上の方法を用いて充填するステップであることを特徴とする請求項2に記載のプリント回路基板の製造方法。
【請求項6】
前記ステップa3)は、
前記連結バンプの上部面が前記第1絶縁層の表面上に露出するように絶縁層を形成するステップであることを特徴とする請求項2に記載のプリント回路基板の製造方法。
【請求項7】
前記第2ステップは、
b1) 一面に金属シード層が形成された第2絶縁層を凸金型で凹パターンを刻印するステップと、
b2) 前記の刻印された凹状の第2絶縁層の領域に金属物質を充填して第2回路パターンを形成するステップと、
を含むことを特徴とする請求項1〜6のうちいずれか一項に記載のプリント回路基板の製造方法。
【請求項8】
前記凹パターンの下部面に前記金属シード層が露出するように化学的又は物理的処理を行うステップをさらに含むことを特徴とする請求項7に記載のプリント回路基板の製造方法。
【請求項9】
前記ステップb2)は、
Cu、Ag、Sn、Au、Ni、Pdのうち一つ以上の金属物質を無電解メッキ、電解メッキ、スクリーン印刷、スパッタ法、蒸発法、インクジェット法、ディスフェンシングのうちいずれか一つもしくはこれらの二以上の方法を用いて充填するステップであることを特徴とする請求項7に記載のプリント回路基板の製造方法。
【請求項10】
前記第3ステップは、
前記内層回路基板と前記外層回路基板を熱と圧力を利用したプレス圧着により積層するステップであることを特徴とする請求項7に記載のプリント回路基板の製造方法。
【請求項11】
前記第3ステップは、
前記第1及び第2絶縁層を半硬化状態で相互積層することを特徴とする請求項10に記載のプリント回路基板の製造方法。
【請求項12】
前記第3ステップ以後に前記金属シード層を除去するステップをさらに含むことを特徴とする請求項7に記載のプリント回路基板の製造方法。
【請求項13】
前記第1ステップの前に第2ステップが先に施されるか、もしくは、同時に施されることを特徴とする請求項7に記載のプリント回路基板の製造方法。
【請求項14】
前記第1回路パターン上に形成される少なくとも1以上の連結バンプと、
前記連結バンプを収容し、前記第1回路パターン上に積層される第1絶縁層と、
前記連結バンプで前記第1回路パターンと連結される埋め込み型第2回路パターンと、
前記第2回路パターンを収容し、前記第1絶縁層と密着積層される第2絶縁層と、
を含むプリント回路基板。
【請求項15】
前記第2回路パターンは前記第2絶縁層の厚さ以下に形成されることを特徴とする請求項14に記載のプリント回路基板。
【請求項16】
前記第1及び第2回路パターンは、Cu、Ag、Sn、Au、Ni、Pdのうちいずれか一つで形成されることを特徴とする請求項15に記載のプリント回路基板。
【図1】
【図2(a)】
【図2(b)】
【図2(c)】
【図2(d)】
【図2(e)】
【図2(f)】
【図2(g)】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図2(a)】
【図2(b)】
【図2(c)】
【図2(d)】
【図2(e)】
【図2(f)】
【図2(g)】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【公表番号】特表2013−512581(P2013−512581A)
【公表日】平成25年4月11日(2013.4.11)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−541940(P2012−541940)
【出願日】平成22年11月26日(2010.11.26)
【国際出願番号】PCT/KR2010/008469
【国際公開番号】WO2011/065788
【国際公開日】平成23年6月3日(2011.6.3)
【出願人】(510039426)エルジー イノテック カンパニー リミテッド (279)
【Fターム(参考)】
【公表日】平成25年4月11日(2013.4.11)
【国際特許分類】
【出願日】平成22年11月26日(2010.11.26)
【国際出願番号】PCT/KR2010/008469
【国際公開番号】WO2011/065788
【国際公開日】平成23年6月3日(2011.6.3)
【出願人】(510039426)エルジー イノテック カンパニー リミテッド (279)
【Fターム(参考)】
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