説明

プリント基板コイル

【課題】パターンの展開に伴い変化する共振特性を表すQ値の劣化を防止するとともに電気的な中点を正確に取り出すことが可能であって、そのパターンをプリント基板の片面に実装する。
【解決手段】プリント基板P1の一方の面A側において第1の(+)端子T1aを始点として同心の外周から半周毎に内周に向かって当該コイル線路長の第1の中間点T10まで展開し、第1の中間点から同心に半周展開されるとともに、第1の(−)端子T1bを始点として同心の外周から半周毎に内周に向かって展開しながら配線されて第1の中間点に接続されるパターンを有するコイルL1を実装し、第1の(+)端子を始点とする線路と第1の(−)端子を始点とする線路とがクロスオーバーする部分を、スルーホールH1を経由してプリント基板の他方の面B側に設ける。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、プリント基板コイルに係り、特に、プリント基板に実装されるコイルのパターンにおいて、パターンの展開に伴い変化する共振特性を表すQ値の劣化を防止するとともに電気的な中点の取り出しが容易なプリント基板コイルに関する。
【背景技術】
【0002】
従来から、プリント基板に実装されるコイルのパターンとしては、例えば、第1の従来例として図3(A)、(B)に示すように、プリント基板P101の一方の面側であるA面において(+)端子T101aを始点として同心の外周から内周に向かって展開した後、任意の点T110でスルーホールH101を経由して他方の面側であるB面に展開して(−)端子T101bに接続するパターンを有するコイルL101が開示されている。このコイルL101によれば、中点端子T101cに接続されるコイル長の中間点T111を、スルーホールH102を経由してB面から引き出すことができる。
【0003】
また、第2の従来例としては、図4(A)、(B)に示すように、プリント基板P201の一方の面側であるA面において(+)端子T201aを始点として同心の外周から内周に向かって展開するとともに、中点端子T201cを始点として同心の内周から外周に向かって展開するパターンを有し、任意の点T210、T211でスルーホールH201、H202を経由して他方の面側であるB面に展開するとともに、このB面において中点端子T201cを始点として同心の内周から外周に向かって任意の点T210まで展開するとともに、(−)端子T201bを始点として同心の外周から内周に向かって任意の点T211まで展開することにより、(+)端子T201aを始点とする配線を中点端子T201cに、(−)端子T201bを始点とする配線を中点端子T201cにそれぞれ接続することができるパターンを有するコイルL201が開示されている。
【0004】
なお、第2の従来例のパターンを有するコイルが実装されるプリント基板コイルとしては、特開2001−167928号公報記載のプリント基板が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2001−167928号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、背景技術に記載した第1の従来例によるコイルL101が有するパターンによれば、電気的な中点端子T101cの位置が不明確となるため、その位置を算出するための複雑な演算手段が必要であった。
【0007】
一方、第2の従来例によるコイルL201が有するパターンによれば、プリント基板P201のA面とB面で当該パターンの外周と内周を入れ換えることにより、そのパターン長が等しくなり、電気的な中点端子T201cを容易に取り出すことができるものの、A面及びB面の2層でパターンが展開されるため、浮遊容量が大きくなり自己共振周波数が低くなることで使用可能な周波数の範囲が狭くなる難点があった。
【0008】
本発明は、これらの難点を解消するためになされたもので、パターンの展開に伴い変化する共振特性を表すQ値の劣化を防止するとともに電気的な中点を正確に取り出すことが可能であって、そのパターンをプリント基板の片面に実装することできるプリント基板コイルを提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0009】
前述の目的を達成するため、本発明の第1の態様であるプリント基板コイルは、第1の(+)端子及び第1の(−)端子間が電気接続されるコイルをプリント基板上に実装するプリント基板コイルである。コイルは、プリント基板の一方の面側において第1の(+)端子を始点として同心の外周から半周毎に内周に向かって当該コイル線路長の第1の中間点まで展開し、第1の中間点から同心に半周展開されるとともに、第1の(−)端子を始点として同心の外周から半周毎に内周に向かって展開しながら配線されて中間点に接続される第1のパターンを有している。第1のパターンは、第1の(+)端子を始点とする線路と第1の(−)端子を始点とする線路とがクロスオーバーする部分を、スルーホールを経由してプリント基板の他方の面側に設けるものである。
【0010】
また、本発明の第2の態様であるプリント基板コイルは、本発明の第1の態様において、コイルは、第1の(+)端子から第1の中間点までの距離と第1の(−)端子から第1の中間点までの距離が等長で当該第1の(+)端子及び第1の(−)端子が第1の中間点と同心を結ぶ線により対称構造で形成され、抵抗成分及びインダクタンス成分がそれぞれ等価となる中点端子を有するものである。
【0011】
また、本発明の第3の態様であるプリント基板コイルは、本発明の第1の態様又は第2の態様において、第1の(+)端子及び第1の(−)端子間には、所定の容量のコンデンサが接続されるものである。
【0012】
また、本発明の第4の態様であるプリント基板コイルは、本発明の第1の態様乃至第3の態様のうち何れか1の態様において、コイルは、2以上の偶数の巻き数で形成されるものである。
【0013】
また、本発明の第5の態様であるプリント基板コイルは、本発明の第1の態様乃至第4の態様のうち何れか1の態様において、プリント基板の他方の面側には、第2の(+)端子を始点として同心の外周から半周毎に内周に向かってリンクコイル線路長の第2の中間点まで展開し、第2の中間点から同心に半周展開されるとともに、第2の(−)端子を始点として同心の外周から半周毎に内周に向かって展開しながら配線されて第2の中間点に接続される第2のパターンを有するリンクコイルが実装されるものである。
【発明の効果】
【0014】
本発明のプリント基板コイルによれば、プリント基板の一方の面側に実装されるコイルのパターンとして、2以上の巻き数で形成され第1の(+)端子と第1の(−)端子を近接した位置に実装することができるため、パターンの展開に伴い変化する共振特性を表すQ値の劣化を容易に防止可能となる。
【0015】
また、本発明のプリント基板コイルによれば、プリント基板の一方の面側に実装されるコイルのパターンとして、抵抗成分及びインダクタンス成分がそれぞれ等価となる電気的な中点端子を設けることができる。
【0016】
また、本発明のプリント基板コイルによれば、プリント基板の一方の面側に実装されるコイルのパターンとして、第1の(+)端子及び第1の(−)端子間に所定の容量のコンデンサを接続することで、任意の共振周波数を選択することができる。
【0017】
また、本発明のプリント基板コイルによれば、プリント基板の一方の面側に実装されるコイルと磁気結合されるリンクコイルのパターンを当該プリント基板の他方の面側に実装することにより、このリンクコイルのパターンとして、第2の(+)端子と第2の(−)端子を近接した位置に実装することができ、パターンの展開に伴い変化する共振特性を表すQ値の劣化を容易に防止可能となる。
【0018】
さらに、本発明のプリント基板コイルによれば、コイル及びリンクコイルをそれぞれ、プリント基板のA面、B面にクロスオーバーしない位置に実装することができるため、このプリント基板を1層2面の当該基板で形成でき、低い製造コストによりコイル実装が可能となるばかりでなく、浮遊容量が小さく抑えられ、自己共振周波数を高くすることで使用可能な周波数の範囲を広く設定できる。
【図面の簡単な説明】
【0019】
【図1】本発明の実施例によるプリント基板コイルを示す図であって、図1(A)は、プリント基板の一方の面側であるA面のパターン図、図1(B)は、プリント基板の他方の面側であるB面のパターンをA面側から透視した図である。
【図2】図2は、本発明の実施例によるプリント基板コイルを適用した非接触給電装置の具体的な構成を示す電気回路図である。
【図3】第1の従来例によるプリント基板コイルを示す図であって、図3(A)は、プリント基板の一方の面側であるA面のパターン図、図3(B)は、プリント基板の他方の面側であるB面のパターンをA面側から透視した図である。
【図4】第2の従来例によるプリント基板コイルを示す図であって、図4(A)は、プリント基板の一方の面側であるA面のパターン図、図4(B)は、プリント基板の他方の面側であるB面のパターンをA面側から透視した図である。
【発明を実施するための形態】
【0020】
以下、本発明のプリント基板コイルを適用した実施の形態例について、図面を参照して説明する。
【0021】
図1は、本発明の実施例によるプリント基板コイルを示す図であり、図1(A)は、プリント基板P1の一方の面側であるA面のパターン図、図1(B)は、プリント基板P1の他方の面側であるB面のパターンをA面側から透視した図である。
【0022】
図1(A)に示すプリント基板P1のA面には、第1の(+)端子T1a及び第1の(−)端子T1b間が電気接続されるコイルL1が実装されており、具体的には、第1の(+)端子T1aを始点として同心の外周から半周毎に内周に向かって当該コイル線路長の第1の中間点T10まで展開し、第1の中間点T10から同心に半周展開される第1のターンと、第1の(−)端子T1bを始点として同心の外周から半周毎に内周に向かって展開しながら配線されて第1の中間点T10に接続される第2のターンとを備える第1のパターンを有しており、このコイルL1によれば、前述の第1、第2のターンの当該ターン数に起因した巻き数「2」で形成されている。
【0023】
このコイルL1が有する第1のパターンにおいて、第1の(+)端子T1aを始点とする線路と第1の(−)端子T1bを始点とする線路とがクロスオーバーする部分は、スルーホールH1を経由してプリント基板P1の他方の面側であるB面に設けられており、前述のようにコイルL1の巻き数がターン数に対応させた「2」で形成されているため、第1の(+)端子T1aと第1の(−)端子T1bを近接した位置に実装することができ、第1のパターンの展開に伴い変化する共振特性を表すQ値の劣化を容易に防止可能となる。
【0024】
また、コイルL1が有する第1のパターンによれば、プリント基板P1のA面の1層のみでパターン展開されているため、第1、第2の従来例の図3、図4に示すパターンと比較して浮遊容量を小さく抑えることができ、自己共振周波数を高くすることで使用可能な周波数の範囲を広く設定できる。
【0025】
また、コイルL1は、第1の(+)端子T1aから第1の中間点T10までの距離と第1の(−)端子T1bから第1の中間点T10までの距離が等長で当該第1の(+)端子及び第1の(−)端子の第1の中間点T10と同心を結ぶ線Lnによって対称構造で形成されているため、抵抗成分及びインダクタンス成分がそれぞれ等価となる電気的な中点端子T1cを設けることができる。
【0026】
なお、コイルL1において、前述の第1の中間点T10及び中点端子T1c間は、スルーホールH2を経由してプリント基板P1のB面にパターン形成されている。
【0027】
一方、図1(B)に示すプリント基板P1のB面には、コイルL1と磁気結合される当該コイルであって、第2の(+)端子T2a及び第1の(−)端子T2b間が電気接続されるリンクコイルL2が実装されており、具体的には、第2の(+)端子T2aを始点として同心の外周から半周毎に内周に向かって当該コイル線路長の第2の中間点T20まで展開し、第2の中間点T20から同心に半周展開される第3のターンと、第2の(−)端子T2bを始点として同心の外周から半周毎に内周に向かって展開しながら配線されて第2の中間点T20に接続される第4のターンとを備える第2のパターンを有しており、このリンクコイルL2によれば、前述の第3、第4のターンの当該ターン数に起因した巻き数「2」で形成されている。
【0028】
このリンクコイルL2が有する第2のパターンにおいて、第2の(+)端子T2aを始点とする線路と第2の(−)端子T2bを始点とする線路とがクロスオーバーする部分は、スルーホールH3を経由してプリント基板P1のA面に設けられており、前述のようにリンクコイルL2の巻き数がターン数に対応させた「2」で形成されているため、第2の(+)端子T2aと第2の(−)端子T2bを近接した位置に実装することができ、第2のパターンの展開に伴い変化する共振特性を表すQ値の劣化を容易に防止可能となる。
【0029】
また、リンクコイルL2が有する第2のパターンによれば、プリント基板P1のB面の1層のみでパターン展開されているため、第1、第2の従来例の図3、図4に示すパターンと比較して浮遊容量を小さく抑えることができ、自己共振周波数を高くすることで使用可能な周波数の範囲を広く設定できる。
【0030】
前述までの説明から明らかなように、第1のパターンを有するコイルL1と第2のパターンを有するリンクコイルL2をそれぞれ、プリント基板P1のA面、B面にクロスオーバーしない位置に実装することができるため、このプリント基板P1を1層2面の当該基板で実現可能であって、低い製造コストによりコイル実装が可能となる。
【0031】
なお、前述のようなプリント基板P1のA面、B面にそれぞれ実装されるコイルL1、リンクコイルL2はそれぞれ、図2の電気回路図に示すような非接触給電装置を構成するトランス3の送電側一次コイルL1及び送電側二次コイルL2として空芯コイルで形成することができる。
【0032】
図2に示す非接触給電装置は、送電側共振部1からトランス3を経由して受電側共振部2に非接触で電力供給を行う当該装置であり、トランス3は、磁気結合される前述の送電側一次コイルL1及び送電側二次コイルL2と、送電側一次コイルL1から伝達される電源を受電するための受電側コイルL3とを有している。
【0033】
同図に示す送電側共振部1には、第1の分圧抵抗R1、R2、第2の分圧抵抗R3、R4及びリファレンス回路RFCと、第1、第2のスイッチング素子FET1、FET2、(共振)コンデンサCを有する自励式発振回路10とが備えられている。
【0034】
このような構成の非接触給電装置によれば、送電側共振部1において、第1の分圧抵抗R1、R2を経由して直流電圧V0を分圧させた出力電圧V1は第1のスイッチング素子FET1のゲート側に印加され、この出力電圧V1を増幅したドレイン電圧V10を発生させることにより、トランス3を構成する送電側一次コイルL1の第1の(+)端子T1a及び第1の中点端子T1c間には、所定のドレイン電圧(V11=)V10−V0が印加される。一方、第2の分圧抵抗R3、R4を経由して直流電圧V0を分圧させた出力電圧V2は第2のスイッチング素子FET2のゲート側に印加され、この出力電圧V2を増幅したドレイン電圧V20を発生させることにより、送電側一次コイルL1の第1の(−)端子T1b及び第1の中点端子T1c間には、所定のドレイン電圧(V21=)V20−V0が印加される。
【0035】
また、送電側共振部1の自励式発振回路10によれば、トランス3を構成する送電側一次コイルL1の第1の(+)端子T1a及び第1の(−)端子T1b間に並列接続されたコンデンサCが有する共振周波数の電圧が生成され、この電圧をもとに送電側二次コイルL2の第1の(+)端子T2a及び第2の(−)端子T2b間に誘導電圧が発生し、第1、第2のスイッチング素子FET1、FET2のゲート側にフィードバックで印加することにより、送電側一次コイルL1の第1の(+)端子T1a及び第1の(−)端子T1b間に前述の所定のドレイン電圧V11、V21を印加することができ、このような動作を繰り返すことにより、安定した自励式の発振動作が可能となる。
【0036】
なお、コンデンサCは、送電側一次コイルL1の第1の(+)端子T1a及び第1の(−)端子T1b間に並列接続され、図1(A)に示すように実装されるため、共振特性を表すQ値を高めたまま任意の共振周波数を選択することができる。
【0037】
本発明のプリント基板コイルにおいては、特定の実施の形態をもって説明してきたが、この形態に限定されるものでなく、本発明の効果を奏する限り、これまで知られた如何なる構成の当該コイルであっても採用できるということはいうまでもないことである。
【0038】
例えば、本発明の実施例によれば、プリント基板P1のA面に実装されるコイル(送電側一次コイル)L1の巻き数として、「2」の巻き数のコイルL1を適用したが、この態様に限定されるものではなく、その巻き数を2以上の偶数で形成することもできる。
【符号の説明】
【0039】
P1……プリント基板
A……一方の面
B……他方の面
L1……コイル/送電側一次コイル
T1a……第1の(+)端子
T1b……第1の(−)端子
T1c……中点端子
T10……第1の中間点
L2……リンクコイル/送電側二次コイル
T2a……第2の(+)端子
T2b……第2の(−)端子
C……コンデンサ
H1……スルーホール

【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1の(+)端子(T1a)及び第1の(−)端子(T1b)間が電気接続されるコイル(L1)をプリント基板(P1)上に実装するプリント基板コイルであって、
前記コイルは、前記プリント基板の一方の面(A)側において前記第1の(+)端子を始点として同心の外周から半周毎に内周に向かって当該コイル線路長の第1の中間点(T10)まで展開し、前記第1の中間点から同心に半周展開されるとともに、前記第1の(−)端子を始点として同心の外周から半周毎に内周に向かって展開しながら配線されて前記第1の中間点に接続される第1のパターンを有し、
前記第1のパターンは、前記第1の(+)端子を始点とする線路と前記第1の(−)端子を始点とする線路とがクロスオーバーする部分を、スルーホール(H1)を経由して前記プリント基板の他方の面(B)側に設けることを特徴とするプリント基板コイル。
【請求項2】
前記コイルは、前記第1の(+)端子から前記第1の中間点までの距離と前記第1の(−)端子から前記第1の中間点までの距離が等長で当該第1の(+)端子及び第1の(−)端子が前記第1の中間点と前記同心を結ぶ線により対称構造で形成され、抵抗成分及びインダクタンス成分がそれぞれ等価となる中点端子(T1c)を有することを特徴とする請求項1記載のプリント基板コイル。
【請求項3】
前記第1の(+)端子及び第1の(−)端子間には、所定の容量のコンデンサ(C)が接続されることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のプリント基板コイル。
【請求項4】
前記コイルは、2以上の偶数の巻き数で形成されることを特徴とする請求項1乃至請求項3のうち何れか1項記載のプリント基板コイル。
【請求項5】
前記プリント基板の前記他方の面側には、第2の(+)端子(T2a)を始点として同心の外周から半周毎に内周に向かってリンクコイル線路長の第2の中間点(T20)まで展開し、前記第2の中間点から同心に半周展開されるとともに、第2の(−)端子(T2b)を始点として同心の外周から半周毎に内周に向かって展開しながら配線されて前記第2の中間点に接続される第2のパターンを有するリンクコイル(L2)が実装されることを特徴とする請求項1乃至請求項4のうち何れか1項記載のプリント基板コイル。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2012−175033(P2012−175033A)
【公開日】平成24年9月10日(2012.9.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−38104(P2011−38104)
【出願日】平成23年2月24日(2011.2.24)
【出願人】(000100908)アイホン株式会社 (777)
【Fターム(参考)】