説明

プログラムのダウンロード装置

【課題】煩雑な作業に頼ることなく、プログラムの柔軟なダウンロードを実行できるプログラムのダウンロード装置を提供する。
【解決手段】格納手段101は、アーカイブ形式で取得したプログラムを格納する。一時記憶手段102は、オン・デマンドで取得したプログラムを一時的に記憶する。指示送信手段103は、当該機器が保有または取得する所定情報に基づいて、ダウンロード方法に関する指示を作成し、当該指示をダウンロードサーバに向けて送信する。ダウンロード手段104は、指示送信手段103により送信されてきた当該指示に基づき、所定のプログラムを、アーカイブ形式またはオン・デマンドでネットワークを介して当該機器にダウンロードする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ダウンロードサーバから機器にネットワークを介してプログラムをダウンロードするプログラムのダウンロード装置に関する。
【背景技術】
【0002】
プログラマブル・ロジック・コントローラ等の機器が共通のネットワークに接続されている場合、ネットワークにダウンロードサーバを接続することで、機器からの要求に応じて必要なオブジェクト・コードを該当する機器にダウンロードすることが可能となる。新たな機器を導入する場合や、すでに設置された機器に新たなアプリケーション機能を増設したい場合、ダウンロードサーバに対して指示を与えることで、ダウンロードサーバからその機器に対し所定のオブジェクト・コードをダウンロードすることができる。
【0003】
【特許文献1】特開2001−290650号公報
【特許文献2】特表2003−521036号公報
【特許文献3】特開2004−038962号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、ネットワークに接続される機器の数が増加し、あるいは、取り扱われるオブジェクト・コードの数が増加すると、ダウンロードすべきオブジェクトの特定に煩雑な作業が要求される。また、機器のハードウェアリソースが豊富でない場合には、適当なサイズのアーカイブファイルを人手により編集するなどの作業が必要となる。
【0005】
さらに、通常、ダウンロードサーバからのダウンロードは、アーカイブ形式またはオン・デマンドでのダウンロードのうちの1つの方法に固定されている。しかし、機器のハードウェアリソースの状況等によっては、アーカイブ形式またはオン・デマンドでのダウンロードをオブジェクト・コードごとに柔軟に選択する必要があり、個々のダウンロードに際して、ダウンロード方法の設定に極めて煩雑な作業を要求される。
【0006】
本発明の目的は、煩雑な作業に頼ることなく、プログラムの柔軟なダウンロードを実行できるプログラムのダウンロード装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明のプログラムのダウンロード装置は、ダウンロードサーバから機器にネットワークを介してプログラムをダウンロードするプログラムのダウンロード装置において、前記機器は、アーカイブ形式で取得したプログラムを格納する格納手段と、オン・デマンドで取得したプログラムを一時的に記憶する一時記憶手段と、当該機器が保有または取得する所定情報に基づいて、ダウンロード方法に関する指示を作成し、当該指示を前記ダウンロードサーバに向けて送信する指示送信手段と、を備え、前記ダウンロードサーバは、前記指示送信手段により送信されてきた当該指示に基づき、所定のプログラムを、アーカイブ形式またはオン・デマンドで前記ネットワークを介して当該機器にダウンロードするダウンロード手段を備えることを特徴とする。
このプログラムのダウンロード装置によれば、機器が保有または取得する所定情報に基づいて、ダウンロード方法に関する指示を作成し、当該指示をダウンロードサーバに向けて送信するので、ダウンロード方法を柔軟に選択できる。
【0008】
前記所定情報は、当該機器の動的なリソース使用情報であってもよい。
【0009】
前記所定情報は、前記所定のプログラムの要求仕様であってもよい。
【0010】
本発明のプログラムのダウンロード装置は、ダウンロードサーバから機器にネットワークを介してプログラムをダウンロードするプログラムのダウンロード装置において、前記ダウンロードサーバは、前記機器へのプログラムのダウンロード履歴を格納する履歴格納手段と、前記機器からのプログラムのダウンロードの指示を受け付ける受付手段と、前記受付手段で前記指示を受け付けた場合、前記履歴格納手段に格納されたダウンロード履歴に基づき、当該機器へのダウンロードが必要なプログラムを編集する編集手段と、前記編集手段で編集されたプログラムを、前記ネットワークを介して当該機器にダウンロードするダウンロード手段と、を備えることを特徴とする。
このプログラムのダウンロード装置によれば、履歴格納手段に格納されたダウンロード履歴に基づき、当該機器へのダウンロードが必要なプログラムを編集するので、煩雑な作業に頼ることなく、必要なプログラムのみを適切にダウンロードできる。
【0011】
前記機器は、アーカイブ形式で取得したプログラムを格納する格納手段を備え、前記編集手段は、前記必要なプログラムをアーカイブ形式で編集し、前記ダウンロード手段は、アーカイブ形式で編集された当該プログラムを前記機器にダウンロードしてもよい。
【発明の効果】
【0012】
本発明のプログラムのダウンロード装置によれば、機器が保有または取得する所定情報に基づいて、ダウンロード方法に関する指示を作成し、当該指示をダウンロードサーバに向けて送信するので、ダウンロード方法を柔軟に選択できる。
【0013】
本発明のプログラムのダウンロード装置によれば、履歴格納手段に格納されたダウンロード履歴に基づき、当該機器へのダウンロードが必要なプログラムを編集するので、煩雑な作業に頼ることなく、必要なプログラムのみを適切にダウンロードできる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0014】
図1は本発明によるプログラムのダウンロード装置を機能的に示すブロック図である。
【0015】
図1において、格納手段101は、アーカイブ形式で取得したプログラムを格納する。一時記憶手段102は、オン・デマンドで取得したプログラムを一時的に記憶する。指示送信手段103は、当該機器が保有または取得する所定情報に基づいて、ダウンロード方法に関する指示を作成し、当該指示をダウンロードサーバに向けて送信する。
【0016】
ダウンロード手段104は、指示送信手段103により送信されてきた当該指示に基づき、所定のプログラムを、アーカイブ形式またはオン・デマンドでネットワークを介して当該機器にダウンロードする。
【0017】
また、図1において、履歴格納手段111は、機器へのプログラムのダウンロード履歴を格納する。受付手段112は、機器からのプログラムのダウンロードの指示を受け付ける。編集手段113は、受付手段112で指示を受け付けた場合、履歴格納手段111に格納されたダウンロード履歴に基づき、当該機器へのダウンロードが必要なプログラムを編集する。ダウンロード手段114は、編集手段113で編集されたプログラムを、ネットワークを介して当該機器にダウンロードする。
【0018】
格納手段115は、アーカイブ形式で取得したプログラムを格納する。この場合、編集手段113は、必要なプログラムをアーカイブ形式で編集し、ダウンロード手段114は、アーカイブ形式で編集された当該プログラムを機器にダウンロードする。一時記憶手段116は、オン・デマンドで所定のプログラムをネットワークを介して当該機器にダウンロードする。
【0019】
以下、図2〜図3を参照して、本発明によるプログラムのダウンロード装置の一実施形態について説明する。
【0020】
図2は、本実施形態のプログラムのダウンロード装置の構成を示すブロック図である。
【0021】
図2に示すように、本実施形態のダウンロード装置は、オブジェクト・コードを実行して所定のアプリケーションを実現する機器1A,1B,1C,・・・と、オブジェクト・コード群が格納されたダウンロードサーバ2と、を備える。機器1A,1B,1C,・・・およびダウンロードサーバ2はネットワーク3を介して互いに接続されている。
【0022】
図2に示すように、機器1Aは、オブジェクト・コードを保存、管理するプログラム管理部11と、機器1Aの動的なリソース使用情報を格納するコンテキスト格納部12と、ネットワーク3を介する通信を実行する通信部14と、機器1Aにおける各種処理を実行する処理部15と、を備える。処理部15は、プログラム管理部に保存されたオブジェクト・コードを用いてアプリケーションを実行する。
【0023】
上記動的なリソース使用情報には、例えば、プログラム管理部11の空記憶容量、メモリ領域・スワップ領域利用率、CPU負荷率、通信部14による現在の通信速度等が含まれる。また、プログラムの要求仕様には、例えば、オブジェクト・コードの実行(利用)頻度、オブジェクト・コードを利用したプログラムのタスク優先度等が含まれる。
【0024】
他の機器1B,1C,・・・も機器1Aと同様に構成されている。
【0025】
ダウンロードサーバ2は、オブジェクト・コード群を格納するプログラム格納部21と、機器1A,1B,1C,・・・に対してダウンロードしたオブジェクト・コードのダウンロード履歴を格納するダウンロード履歴格納部22と、ネットワーク3を介する通信を実行する通信部23と、ダウンロードサーバ2における各種処理を実行する処理部24と、を備える。ダウンロード履歴格納部22のダウンロード履歴には、ダウンロード先の機器、ダウンロードしたオブジェクト・コードおよびダウンロード方法が互いに対応付けられて記憶される。ダウンロード方法については後述する。
【0026】
図3は本実施形態のダウンロード装置の動作を示すフローチャートである。図3のステップS1〜ステップS5は、機器1Aの処理部15における処理手順を示している。この処理は、機器1Aにおいて、オブジェクト・コードのダウンロードが必要となった場合、例えば、機器1Aがダウンロードの指示操作を受け付けた場合、に実行される。
【0027】
図3のステップS1では、処理部15は、コンテキスト格納部12から動的なリソース使用情報を取得する。次に、ステップS2では、処理部15は、取得した動的なリソース使用情報に基づいて、所定のオブジェクト・コードのダウンロード方法を選択する。
【0028】
ここでは、プログラム管理部11から、既に保存されているオブジェクト・コードの情報を取得する。また、この情報と、動的なリソース使用情報とに基づき、効率的なダウンロードの方法を以下の2つの方法からダイナミックに選択する。
(1)差分アーカイブダウンロード
必要なオブジェクト・コードをアーカイブ形式でダウンロードしても、ハードウェアリソースの面から問題がない場合、処理部15は、オブジェクト・コードの取得方法として、差分アーカイブダウンロードを選択する。
(2)オン・デマンドダウンロード
プログラム管理部11が不揮発性記録領域を持たない場合、あるいはプログラム管理部11の空容量が不足する場合等には、オブジェクト・コードをアーカイブ形式で取得することができない。このため、このような場合には、処理部15はオン・デマンドダウンロードを選択する。
【0029】
次に、ステップS3では、ステップS2の選択結果が差分アーカイブダウンロードであれば、ステップS4へ進み、ステップS2の選択結果がオン・デマンドダウンロードであれば、ステップS5へ進む。
【0030】
ステップS4では、処理部15は、通信部14を介し、ダウンロードサーバ2に対して必要なオブジェクト・コードについての差分アーカイブダウンロードを要求し、処理を終了する。
【0031】
一方、ステップS5では、処理部15は、通信部14を介し、ダウンロードサーバ2に対して必要なオブジェクト・コードについてのオン・デマンドダウンロードを要求し、処理を終了する。
【0032】
図3のステップS11〜ステップS20は、ダウンロードサーバ2の処理部24における処理手順を示している。
【0033】
図3のステップS11では、処理部24は、通信部23を介して差分アーカイブダウンロードの要求を受けたか否か判断し、判断が肯定されればステップS13へ進み、判断が否定されればステップS12へ進む。差分アーカイブダウンロードの要求は上記ステップS4の要求に対応する。
【0034】
ステップS12では、処理部24は、通信部23を介してオン・デマンドダウンロードの要求を受けたか否か判断し、判断が肯定されればステップS17へ進み、判断が否定されればステップS11へ戻る。オン・デマンドダウンロードの要求は上記ステップS5の要求に対応する。
【0035】
ステップS13では、処理部24は、ダウンロード履歴格納部22のダウンロード履歴にアクセスし、差分アーカイブダウンロードを要求してきた機器に対し、過去にアーカイブ形式でダウンロードしたオブジェクト・コードを検索、抽出する。
【0036】
次に、ステップS14では、処理部24は、ダウンロードを要求されたオブジェクト・コードから、ステップS13で抽出されたオブジェクト・コードを差し引くことにより、ダウンロードすべきオブジェクト・コードを特定する。さらに、処理部24はプログラム格納部21からダウンロードすべきオブジェクト・コードを取得して編集し、これを収容するアーカイブファイルを作成する。
【0037】
次に、ステップS15では、処理部24は、作成された上記アーカイブファイルを、通信部23を介し対応する機器に対して送信する。これにより、オブジェクト・コードがアーカイブ形式でダウンロードされる。
【0038】
次に、ステップS16では、処理部24は、ステップS15によるダウンロードの履歴をダウンロード履歴格納部22に記録し、ステップS11へ戻る。
【0039】
一方、ステップS17では、処理部24は、ダウンロード履歴格納部22のダウンロード履歴にアクセスし、オン・デマンドダウンロードを要求してきた機器に対し、過去にアーカイブ形式でダウンロードしたオブジェクト・コードを検索、抽出する。
【0040】
次に、ステップS18では、処理部24は、ダウンロードを要求されたオブジェクト・コードから、ステップS17で抽出されたオブジェクト・コードを差し引くことにより、ダウンロードすべきオブジェクト・コードを特定する。さらに、処理部24はプログラム格納部21からダウンロードすべきオブジェクト・コードを取得し、各オブジェクト・コードを最小単位に分解する。
【0041】
次に、ステップS19では、処理部24は、分解された上記オブジェクト・コードを、通信部23を介し対応する機器に対して送信する。これにより、オブジェクト・コードがオン・デマンドでダウンロードされる。なお、オン・デマンドでのダウンロードは、個々のオブジェクト・コードについてのダウンロード要求に応じたタイミングで実行される。
【0042】
次に、ステップS20では、処理部24は、ステップS19によるダウンロードの履歴をダウンロード履歴格納部22に記録し、ステップS11へ戻る。
【0043】
このように本実施形態では、プログラムを使用する機器は自らの動的なリソース使用情報に基づきダウンロード方法を選択する。したがって、オブジェクト・コードをより適当な方法でダウンロード取得することができる。また、オブジェクト・コードのダウンロード時に煩雑な作業を要求されることもない。
【0044】
また、本実施形態によれば、ダウンロード履歴に基づいて、ダウンロードすべきオブジェクト・コードを特定しているので、煩雑な作業を要求されることなく、適切なダウンロードを実行できる。
【0045】
上記実施形態では、動的なリソース使用情報に基づいてダウンロード方法を選択しているが、他の情報に基づいてダウンロード方法を選択してもよい。
【0046】
ダウンロード対象となるオブジェクト・コードの実行頻度等の使用状況に基づいてダウンロード方法を選択することもできる。例えば、複数のアプリケーションを実行するシステムを構成する際に、オブジェクト・コード(プログラム)を階層化している場合、優先度の高いプログラムを優先的にアーカイブ形式でダウンロードし、優先度の低いプログラムはオン・デマンドダウンロードするようにしてもよい。
【0047】
上記実施形態では、ダウンロードすべきオブジェクト・コードの判断は、ダウンロード履歴に基づくダウンロードサーバ2の判断を優先させているが、機器側の判断を優先させてもよい。また、機器側で自らが既に保有するオブジェクト・コードを抽出することなく、専らダウンロード履歴に基づく判断に従ってもよい。
【0048】
上記実施形態では、単一のダウンロードサーバを使用する例を示したが、複数のダウンロードサーバを設けてもよい。複数のダウンロードサーバを設けることで、例えば、待ち時間等により作業時間が消費されるオン・デマンドでのダウンロードの際の負荷を分散することができる。この場合、ダウンロードサーバ間でダウンロード履歴を交換しあうことで、すべてのダウンロードサーバが保有するダウンロード履歴を随時更新することにより、適切な動作を確保できる。
【0049】
また、機器にハードウェアリソースとしての余裕がある場合には、プログラムを使用する特定の機器自身をダウンロードサーバとして使用することもできる。
【0050】
以上説明したように、本発明のプログラムのダウンロード装置によれば、機器が保有または取得する所定情報に基づいて、ダウンロード方法に関する指示を作成し、当該指示をダウンロードサーバに向けて送信するので、ダウンロード方法を柔軟に選択できる。また、本発明のプログラムのダウンロード装置によれば、履歴格納手段に格納されたダウンロード履歴に基づき、当該機器へのダウンロードが必要なプログラムを編集するので、煩雑な作業に頼ることなく、必要なプログラムのみを適切にダウンロードできる。
【0051】
本発明の適用範囲は上記実施形態に限定されることはない。本発明は、ダウンロードサーバから機器にネットワークを介してプログラムをダウンロードするプログラムのダウンロード装置に対し、広く適用することができる。機器の種類は限定されない。
【図面の簡単な説明】
【0052】
【図1】本発明によるプログラムのダウンロード装置を機能的に示すブロック図。
【図2】本実施形態のプログラムのダウンロード装置の構成を示すブロック図。
【図3】本実施形態のダウンロード装置の動作を示すフローチャート。
【符号の説明】
【0053】
1 機器
2 ダウンロードサーバ
3 ネットワーク
11 プログラム管理部(格納手段、一時記憶手段)
14 通信部(指示送信手段)
15 処理部(指示送信手段)
22 ダウンロード履歴格納部(履歴格納手段)
23 通信部(ダウンロード手段)
24 処理部(受付手段、編集手段、ダウンロード手段)
101 格納手段
102 一時記憶手段
103 指示送信手段
104 ダウンロード手段
111 履歴格納手段
112 受付手段
113 編集手段
114 ダウンロード手段
115 格納手段

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ダウンロードサーバから機器にネットワークを介してプログラムをダウンロードするプログラムのダウンロード装置において、
前記機器は、
アーカイブ形式で取得したプログラムを格納する格納手段と、
オン・デマンドで取得したプログラムを一時的に記憶する一時記憶手段と、
当該機器が保有または取得する所定情報に基づいて、ダウンロード方法に関する指示を作成し、当該指示を前記ダウンロードサーバに向けて送信する指示送信手段と、
を備え、
前記ダウンロードサーバは、
前記指示送信手段により送信されてきた当該指示に基づき、所定のプログラムを、アーカイブ形式またはオン・デマンドで前記ネットワークを介して当該機器にダウンロードするダウンロード手段を備えることを特徴とするプログラムのダウンロード装置。
【請求項2】
前記所定情報は、当該機器の動的なリソース使用情報であることを特徴とする請求項1に記載のプログラムのダウンロード装置。
【請求項3】
前記所定情報は、前記所定のプログラムの要求仕様であることを特徴とする請求項1に記載のプログラムのダウンロード装置。
【請求項4】
ダウンロードサーバから機器にネットワークを介してプログラムをダウンロードするプログラムのダウンロード装置において、
前記ダウンロードサーバは、
前記機器へのプログラムのダウンロード履歴を格納する履歴格納手段と、
前記機器からのプログラムのダウンロードの指示を受け付ける受付手段と、
前記受付手段で前記指示を受け付けた場合、前記履歴格納手段に格納されたダウンロード履歴に基づき、当該機器へのダウンロードが必要なプログラムを編集する編集手段と、
前記編集手段で編集されたプログラムを、前記ネットワークを介して当該機器にダウンロードするダウンロード手段と、
を備えることを特徴とするプログラムのダウンロード装置。
【請求項5】
前記機器は、アーカイブ形式で取得したプログラムを格納する格納手段を備え、
前記編集手段は、前記必要なプログラムをアーカイブ形式で編集し、前記ダウンロード手段は、アーカイブ形式で編集された当該プログラムを前記機器にダウンロードすることを特徴とする請求項4に記載のプログラムのダウンロード装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2007−206769(P2007−206769A)
【公開日】平成19年8月16日(2007.8.16)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−21754(P2006−21754)
【出願日】平成18年1月31日(2006.1.31)
【出願人】(000006507)横河電機株式会社 (4,443)
【Fターム(参考)】