説明

プロピレン系樹脂組成物およびその用途

【課題】優れた収縮特性を有するとともに、フィルムの透明性、柔軟性、伸縮性および耐衝撃性に優れたフィルム、ならびに該フィルムを用いた熱収縮フィルムを提供すること。
【解決手段】本発明の単層または多層構成のフィルムは、以下の(A4)、(B4)および(C4)を含んでなる樹脂組成物(X4)からなる層を少なくとも一層有し、該層が少なくとも一軸ないしは二軸方向へ延伸されていることを特徴とする;(A4)アイソタクティックポリプロピレン10〜97重量%、(B4)特定のプロピレン・エチレン・α-オレフィン共重合体3〜90重量%(ここで、(A4)および(B4)の合計は100重量%とする)、(C4)特定の炭化水素樹脂を、(A4)+(B4)の合計100重量部に対し、3〜70重量部。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
以下の(A4)、(B4)および(C4)を含んでなる樹脂組成物(X4)からなる層を少なくとも一層有し、該層が少なくとも一軸ないしは二軸方向へ延伸されていることを特徴とする単層または多層構成のフィルム;
(A4)アイソタクティックポリプロピレン10〜97重量%
(B4)プロピレン由来の構成単位を40〜85モル%、エチレン由来の構成単位を5〜30モル%、および炭素数4〜20のα-オレフィン由来の構成単位(a4)を5〜30モル%有し、かつ示差走査熱量計で観測される融点が100℃未満または融点が観測されないプロピレン・エチレン・α-オレフィン共重合体3〜90重量%(ここで、(A4)および(B4)の合計は100重量%とする)
(C4)環球法により測定される軟化点が50℃〜160℃の範囲にあり、ゲルパーミエーションクロマトグラフィー(GPC)で測定した数平均分子量が300〜1400の範囲にある炭化水素樹脂を、(A4)+(B4)の合計100重量部に対し、3〜70重量部。
【請求項2】
請求項1に記載のフィルムからなることを特徴とする熱収縮フィルム。
【請求項3】
(A4)アイソタクティックポリプロピレン10〜97重量%と
(B4)プロピレン由来の構成単位を40〜85モル%、エチレン由来の構成単位を5〜30モル%、および炭素数4〜20のα-オレフィン由来の構成単位(a4)を5〜30モル%有し、かつ示差走査熱量計で観測される融点が100℃未満または融点が観測されないプロピレン・エチレン・α-オレフィン共重合体3〜90重量%(ここで、(A4)と(B4)の合計は100重量%とする)と、
(A4)+(B4)の合計100重量部に対し、
(C4)環球法により測定される軟化点が50℃〜160℃の範囲にあり、GPCで測定した数平均分子量が300〜1400の範囲にある炭化水素樹脂3〜70重量部とを含んでなることを特徴とする樹脂組成物(X4)。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公開番号】特開2012−229443(P2012−229443A)
【公開日】平成24年11月22日(2012.11.22)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−180934(P2012−180934)
【出願日】平成24年8月17日(2012.8.17)
【分割の表示】特願2006−547878(P2006−547878)の分割
【原出願日】平成17年11月25日(2005.11.25)
【出願人】(000005887)三井化学株式会社 (2,318)
【Fターム(参考)】