説明

ヘキソースおよびN−アセチルヘキソサミンの置換体を有する糖模倣体の使用方法

例えば、血管異常を含む内皮機能不全を治療するために化合物を使用するための方法が提供される。より具体的には、いずれにもシクロヘキサン誘導体が組み込まれたオリゴ糖化合物またはグリコミメティック化合物を使用するための方法が記載される。一実施形態においては、本発明は、内皮機能不全の治療を必要とする個体に、内皮機能不全を治療するために有効な量で、少なくとも1種のシクロヘキサン誘導体を含有するオリゴ糖またはグリコミメティック化合物を投与することを含む、内皮機能不全を治療するための方法を提供する。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
内皮機能不全の治療を必要とする個体に、内皮機能不全を治療するために有効な量で、少なくとも1種のシクロヘキサン誘導体を含有するオリゴ糖またはグリコミメティック化合物を投与することを含む、内皮機能不全を治療する方法であって、ここで、該シクロヘキサン誘導体は、式:
【化107】

を有し、
式中、
=H、C〜Cアルカニル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、ハロゲン化C〜Cアルカニル、アリールまたはヘテロアリール(これらのいずれも、Me、OMe、ハロゲン化物、OH、またはNHXの1種または複数で置換されていてよく、ここで、X=H、C〜Cアルカニル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、ハロゲン化C〜Cアルカニル、アリールまたはヘテロアリールであり、これらのいずれも、Me、OMe、ハロゲン化物、またはOHの1種または複数で置換されていてよい);C(=O)OX、C(=O)OXで置換されたアルカニル、C(=O)NHX、C(=O)NHXで置換されたアルカニル(X=C〜Cアルカニル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、ハロゲン化C〜Cアルカニル、アリールまたはヘテロアリールであり、これらのいずれも、Me、OMe、ハロゲン化物、またはOHの1種または複数で置換されていてよい);O(=O)X、OX、NHX、NH(=O)X(X=H、C〜Cアルカニル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、ハロゲン化C〜Cアルカニル、アリールまたはヘテロアリールであり、これらのいずれも、Me、OMe、ハロゲン化物、またはOHの1種または複数で置換されていてよい);
=H、C〜Cアルカニル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、ハロゲン化C〜Cアルカニル、アリールまたはヘテロアリール(これらのいずれも、Me、OMe、ハロゲン化物、OH、またはNHXの1種または複数で置換されていてよく、ここで、X=H、C〜Cアルカニル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、ハロゲン化C〜Cアルカニル、アリールまたはヘテロアリールであり、これらのいずれも、Me、OMe、ハロゲン化物、またはOHの1種または複数で置換されていてよい);−C(=O)OX(Xは、C〜Cアルカニル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、アリールまたはヘテロアリールであり、これらのいずれも、Me、OMe、ハロゲン化物、またはOHの1種または複数で置換されていてよい);−C(=O)NH(CHNH(n=0〜30)、C(=O)NHXまたはCXOH(X=C〜Cアルカニル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、ハロゲン化C〜Cアルカニル、アリールまたはヘテロアリールであり、これらのいずれも、Me、OMe、ハロゲン化物、またはOHの1種または複数で置換されていてよい);O(=O)X、OX、NHX、NH(=O)X(X=H、C〜Cアルカニル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、ハロゲン化C〜Cアルカニル、アリールまたはヘテロアリールであり、これらのいずれも、Me、OMe、ハロゲン化物、またはOHの1種または複数で置換されていてよい);但し、RおよびRは、同時にHであることはなく;
該シクロヘキサン誘導体は、OH、RまたはRにおいて該オリゴ糖またはグリコミメティック化合物に少なくとも結合している方法。
【請求項2】
前記化合物が、
【化108】

を含み、
式中、
=H、C〜Cアルカニル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、ハロゲン化C〜Cアルカニル、アリールまたはヘテロアリール(これらのいずれも、Me、OMe、ハロゲン化物、OH、またはNHXの1種または複数で置換されていてよく、ここで、X=H、C〜Cアルカニル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、ハロゲン化C〜Cアルカニル、アリールまたはヘテロアリールであり、これらのいずれも、Me、OMe、ハロゲン化物、またはOHの1種または複数で置換されていてよい);C(=O)OX、C(=O)OXで置換されたアルカニル、C(=O)NHX、C(=O)NHXで置換されたアルカニル(X=C〜Cアルカニル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、ハロゲン化C〜Cアルカニル、アリールまたはヘテロアリールであり、これらのいずれも、Me、OMe、ハロゲン化物、またはOHの1種または複数で置換されていてよい);O(=O)X、OX、NHX、NH(=O)X(X=H、C〜Cアルカニル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、ハロゲン化C〜Cアルカニル、アリールまたはヘテロアリールであり、これらのいずれも、Me、OMe、ハロゲン化物、またはOHの1種または複数で置換されていてよい);
=H、C〜Cアルカニル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、ハロゲン化C〜Cアルカニル、アリールまたはヘテロアリール(これらのいずれも、Me、OMe、ハロゲン化物、OH、またはNHXの1種または複数で置換されていてよく、ここで、X=H、C〜Cアルカニル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、ハロゲン化C〜Cアルカニル、アリールまたはヘテロアリールであり、これらのいずれも、Me、OMe、ハロゲン化物、またはOHの1種または複数で置換されていてよい);−C(=O)OX(Xは、C〜Cアルカニル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、アリールまたはヘテロアリールであり、これらのいずれも、Me、OMe、ハロゲン化物、またはOHの1種または複数で置換されていてよい);−C(=O)NH(CHNH(n=0〜30)、C(=O)NHXまたはCXOH(X=C〜Cアルカニル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、ハロゲン化C〜Cアルカニル、アリールまたはヘテロアリールであり、これらのいずれも、Me、OMe、ハロゲン化物、またはOHの1種または複数で置換されていてよい);O(=O)X、OX、NHX、NH(=O)X(X=H、C〜Cアルカニル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、ハロゲン化C〜Cアルカニル、アリールまたはヘテロアリールであり、これらのいずれも、Me、OMe、ハロゲン化物、またはOHの1種または複数で置換されていてよい);但し、RおよびRは、同時にHであることはなく;
【化109】

−O−C(=O)−X、−NH、−NH−C(=O)−NHX、または−NH−C(=O)−Xであり、ここで、n=0〜2であり、Xは、C〜Cアルカニル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、
【化110】

【化111】

から独立に選択され、ここで、Qは、Hであるか、または生理学的に許容される塩、C〜Cアルカニル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、アリール、ヘテロアリール、(CH−アリールまたは(CH−ヘテロアリールであり、ここで、mは、1〜10であり、ここで、n=0〜10であり、上記環化合物のいずれも、Cl、F、CF、C〜Cアルコキシ、NO、C〜Cアルカニル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜C14アリール、またはOY、C(=O)OY、NYまたはC(=O)NHYから独立に選択される1から3個のもので置換されていてよく、ここで、Yは、H、C〜Cアルカニル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、またはC〜C14アリールであり;
【化112】

6’硫酸化GlcNAc、6’カルボキシル化GlcNAc、6’硫酸化GalNAc、6’硫酸化ガラクトース、6’カルボキシル化ガラクトース、
【化113】

(ここで、Qは、Hまたは生理学的に許容される塩またはC〜Cアルカニル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、アリール、ヘテロアリール、(CH−アリールまたは(CH−ヘテロアリールであり、ここで、nは、1〜10であり、ここで、Rは、アリール、ヘテロアリール、シクロヘキサン、t−ブタン、アダマンタン、またはトリアゾールであり、Rのいずれも、Cl、F、CF、C〜Cアルコキシ、NO、C〜Cアルカニル、C〜Cアルケニル、C〜CアルキニルまたはOY、C(=O)OY、NYまたはC(=O)NHYから独立に選択される1から3個のもので置換されていてよく、ここで、Yは、H、C〜Cアルカニル、C〜Cアルケニル、C〜CアルキニルまたはC〜C14アリールである);または
【化114】

(ここで、R10は、
【化115】

の1つであり、ここで、Qは、Hまたは生理学的に許容される塩、C〜Cアルカニル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、アリール、ヘテロアリール、(CH−アリールまたは(CH−ヘテロアリールであり、ここで、mは、1〜10であり、n=1〜4であり、ZおよびY=C〜Cアルカニル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、ハロゲン化C〜Cアルカニル、アリール、およびMe、OMe、ハロゲン化物、OHで置換されたヘテロアリールである)であり;
=H、D−マンノース、L−ガラクトース、D−アラビノース、L−フコース、ポリオール、
【化116】

(ここで、X=CF、シクロプロピルまたはフェニルである)、または
【化117】

(ここで、Qは、Hまたは生理学的に許容される塩、C〜Cアルカニル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、アリール、ヘテロアリール、(CH−アリールまたは(CH−ヘテロアリールであり、ここで、mは、1〜10であり、ここで、R11は、アリール、ヘテロアリール、
【化118】

であり、ここで、Qは、Hまたは生理学的に許容される塩、C〜Cアルカニル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、アリール、ヘテロアリール、(CH−アリールまたは(CH−ヘテロアリールであり、ここで、mは、1〜10であり、ここで、n=0〜10であり、上記環化合物のいずれの1つも、Cl、F、C〜Cアルカニル、C〜Cアルケニル、C〜CアルキニルまたはOYから独立に選択される1から3個のもので置換されていてよく、ここで、Yは、H、C〜Cアルカニル、C〜CアルケニルまたはC〜Cアルキニルである)である、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記化合物が、請求項2に記載の化合物からなる、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記化合物が、式:
【化119】

を有し、ここで、Qが、Hまたは生理学的に許容される塩であり、Meが、メチルである、請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記化合物が、式:
【化120】

を有し、ここで、Qが、Hまたは生理学的に許容される塩であり、Meが、メチルであり、Bzが、ベンゾイルである、請求項1に記載の方法。
【請求項6】
前記化合物が、式:
【化121】

を有し、ここで、Qが、Hまたは生理学的に許容される塩であり、Meが、メチルであり、Bzが、ベンゾイルである、請求項1に記載の方法。
【請求項7】
前記化合物が、式:
【化122】

を有し、ここで、Qが、Hまたは生理学的に許容される塩であり、Meが、メチルであり、Bzが、ベンゾイルである、請求項1に記載の方法。
【請求項8】
前記化合物が、式:
【化123】

を有し、ここで、Qが、Hまたは生理学的に許容される塩であり、Meが、メチルである、請求項1に記載の方法。
【請求項9】
前記化合物が、式:
【化124】

を有し、ここで、Qが、Hまたは生理学的に許容される塩であり、Meが、メチルであり、Bzが、ベンゾイルである、請求項1に記載の方法。
【請求項10】
前記化合物が、式:
【化125】

を有し、ここで、Meが、メチルである、請求項1に記載の方法。
【請求項11】
前記化合物が、式:
【化126】

を有し、ここで、Qが、Hまたは生理学的に許容される塩であり、Meが、メチルであり、Bzが、ベンゾイルである、請求項1に記載の方法。
【請求項12】
前記化合物が、式:
【化127】

を有し、ここで、Qが、Hまたは生理学的に許容される塩であり、Meが、メチルである、請求項1に記載の方法。
【請求項13】
前記化合物が、式:
【化128】

を有し、ここで、Qが、Hまたは生理学的に許容される塩であり、Meが、メチルであり、Bzが、ベンゾイルである、請求項1に記載の方法。
【請求項14】
前記化合物が、式:
【化129】

を有し、ここで、Qが、Hまたは生理学的に許容される塩であり、Meが、メチルである、請求項1に記載の方法。
【請求項15】
前記化合物が、式:
【化130】

を有し、ここで、Qが、Hまたは生理学的に許容される塩であり、Meが、メチルであり、Bzが、ベンゾイルである、請求項1に記載の方法。
【請求項16】
前記化合物が、式:
【化131】

を有し、ここで、Meが、メチルであり、Etが、エチルであり、Bzが、ベンゾイルである、請求項1に記載の方法。
【請求項17】
前記化合物が、式:
【化132】

を有し、ここで、Meが、メチルであり、Bzが、ベンゾイルである、請求項1に記載の方法。
【請求項18】
前記化合物が、式:
【化133】

を有し、ここで、Meが、メチルであり、Etが、エチルであり、Bzが、ベンゾイルである、請求項1に記載の方法。
【請求項19】
前記化合物が、式:
【化134】

を有し、ここで、Meが、メチルであり、Bzが、ベンゾイルである、請求項1に記載の方法。
【請求項20】
前記化合物が、それに結合したポリエチレングリコールを有する、請求項1から19のいずれか一項に記載の方法。
【請求項21】
前記化合物が、ポリエチレングリコールによって該化合物の別のものに結合している、請求項1から19のいずれか一項に記載の方法。
【請求項22】
前記内皮機能不全が、血管異常である、請求項1に記載の方法。
【請求項23】
前記血管異常が、糖尿病に伴う、請求項22に記載の方法。
【請求項24】
前記血管異常が、鎌状赤血球症に伴う、請求項22に記載の方法。
【請求項25】
前記血管異常が、動脈硬化症を伴う、請求項22に記載の方法。
【請求項26】
前記個体が、アスピリンまたは動脈硬化症に有用なアスピリン代用品によっても治療されている、請求項25に記載の方法。
【請求項27】
移植片対宿主病の治療を必要とする個体に、移植片対宿主病を治療するために有効な量で、少なくとも1種のシクロヘキサン誘導体を含有するオリゴ糖またはグリコミメティック化合物を投与することを含む、移植片対宿主病を治療する方法であって、ここで、該シクロヘキサン誘導体は、式:
【化135】

を有し、
式中、
=H、C〜Cアルカニル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、ハロゲン化C〜Cアルカニル、アリールまたはヘテロアリール(これらのいずれも、Me、OMe、ハロゲン化物、OH、またはNHXの1種または複数で置換されていてよく、ここで、X=H、C〜Cアルカニル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、ハロゲン化C〜Cアルカニル、アリールまたはヘテロアリールであり、これらのいずれも、Me、OMe、ハロゲン化物、またはOHの1種または複数で置換されていてよい);C(=O)OX、C(=O)OXで置換されたアルカニル、C(=O)NHX、C(=O)NHXで置換されたアルカニル(X=C〜Cアルカニル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、ハロゲン化C〜Cアルカニル、アリールまたはヘテロアリールであり、これらのいずれも、Me、OMe、ハロゲン化物、またはOHの1種または複数で置換されていてよい);O(=O)X、OX、NHX、NH(=O)X(X=H、C〜Cアルカニル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、ハロゲン化C〜Cアルカニル、アリールまたはヘテロアリールであり、これらのいずれも、Me、OMe、ハロゲン化物、またはOHの1種または複数で置換されていてよい);
=H、C〜Cアルカニル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、ハロゲン化C〜Cアルカニル、アリールまたはヘテロアリール(これらのいずれも、Me、OMe、ハロゲン化物、OH、またはNHXの1種または複数で置換されていてよく、ここで、X=H、C〜Cアルカニル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、ハロゲン化C〜Cアルカニル、アリールまたはヘテロアリールであり、これらのいずれも、Me、OMe、ハロゲン化物、またはOHの1種または複数で置換されていてよい);−C(=O)OX(Xは、C〜Cアルカニル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、アリールまたはヘテロアリールであり、これらのいずれも、Me、OMe、ハロゲン化物、またはOHの1種または複数で置換されていてよい);−C(=O)NH(CHNH(n=0〜30)、C(=O)NHXまたはCXOH(X=C〜Cアルカニル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、ハロゲン化C〜Cアルカニル、アリールまたはヘテロアリールであり、これらのいずれも、Me、OMe、ハロゲン化物、またはOHの1種または複数で置換されていてよい);O(=O)X、OX、NHX、NH(=O)X(X=H、C〜Cアルカニル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、ハロゲン化C〜Cアルカニル、アリールまたはヘテロアリールであり、これらのいずれも、Me、OMe、ハロゲン化物、またはOHの1種または複数で置換されていてよい);但し、RおよびRは、同時にHであることはなく;
該シクロヘキサン誘導体は、OH、RまたはRにおいて該オリゴ糖またはグリコミメティック化合物に少なくとも結合している方法。
【請求項28】
前記化合物が、
【化136】

を含み、
式中、
=H、C〜Cアルカニル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、ハロゲン化C〜Cアルカニル、アリールまたはヘテロアリール(これらのいずれも、Me、OMe、ハロゲン化物、OH、またはNHXの1種または複数で置換されていてよく、ここで、X=H、C〜Cアルカニル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、ハロゲン化C〜Cアルカニル、アリールまたはヘテロアリールであり、これらのいずれも、Me、OMe、ハロゲン化物、またはOHの1種または複数で置換されていてよい);C(=O)OX、C(=O)OXで置換されたアルカニル、C(=O)NHX、C(=O)NHXで置換されたアルカニル(X=C〜Cアルカニル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、ハロゲン化C〜Cアルカニル、アリールまたはヘテロアリールであり、これらのいずれも、Me、OMe、ハロゲン化物、またはOHの1種または複数で置換されていてよい);O(=O)X、OX、NHX、NH(=O)X(X=H、C〜Cアルカニル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、ハロゲン化C〜Cアルカニル、アリールまたはヘテロアリールであり、これらのいずれも、Me、OMe、ハロゲン化物、またはOHの1種または複数で置換されていてよい);
=H、C〜Cアルカニル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、ハロゲン化C〜Cアルカニル、アリールまたはヘテロアリール(これらのいずれも、Me、OMe、ハロゲン化物、OH、またはNHXの1種または複数で置換されていてよく、ここで、X=H、C〜Cアルカニル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、ハロゲン化C〜Cアルカニル、アリールまたはヘテロアリールであり、これらのいずれも、Me、OMe、ハロゲン化物、またはOHの1種または複数で置換されていてよい);−C(=O)OX(Xは、C〜Cアルカニル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、アリールまたはヘテロアリールであり、これらのいずれも、Me、OMe、ハロゲン化物、またはOHの1種または複数で置換されていてよい);−C(=O)NH(CHNH(n=0〜30)、C(=O)NHXまたはCXOH(X=C〜Cアルカニル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、ハロゲン化C〜Cアルカニル、アリールまたはヘテロアリールであり、これらのいずれも、Me、OMe、ハロゲン化物、またはOHの1種または複数で置換されていてよい);O(=O)X、OX、NHX、NH(=O)X(X=H、C〜Cアルカニル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、ハロゲン化C〜Cアルカニル、アリールまたはヘテロアリールであり、これらのいずれも、Me、OMe、ハロゲン化物、またはOHの1種または複数で置換されていてよい);但し、RおよびRは、同時にHであることはなく;
【化137】

−O−C(=O)−X、−NH、−NH−C(=O)−NHX、または−NH−C(=O)−Xであり、ここで、n=0〜2であり、Xは、C〜Cアルカニル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、
【化138】

【化139】

から独立に選択され、ここで、Qは、Hであるか、または生理学的に許容される塩、C〜Cアルカニル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、アリール、ヘテロアリール、(CH−アリールまたは(CH−ヘテロアリールであり、ここで、mは、1〜10であり、ここで、n=0〜10であり、上記環化合物のいずれも、Cl、F、CF、C〜Cアルコキシ、NO、C〜Cアルカニル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜C14アリール、またはOY、C(=O)OY、NYまたはC(=O)NHYから独立に選択される1から3個のもので置換されていてよく、ここで、Yは、H、C〜Cアルカニル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、またはC〜C14アリールであり;
【化140】

6’硫酸化GlcNAc、6’カルボキシル化GlcNAc、6’硫酸化GalNAc、6’硫酸化ガラクトース、6’カルボキシル化ガラクトース、
【化141】

(ここで、Qは、Hまたは生理学的に許容される塩またはC〜Cアルカニル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、アリール、ヘテロアリール、(CH−アリールまたは(CH−ヘテロアリールであり、ここで、nは、1〜10であり、ここで、Rは、アリール、ヘテロアリール、シクロヘキサン、t−ブタン、アダマンタン、またはトリアゾールであり、Rのいずれも、Cl、F、CF、C〜Cアルコキシ、NO、C〜Cアルカニル、C〜Cアルケニル、C〜CアルキニルまたはOY、C(=O)OY、NYまたはC(=O)NHYから独立に選択される1から3個のもので置換されていてよく、ここで、Yは、H、C〜Cアルカニル、C〜Cアルケニル、C〜CアルキニルまたはC〜C14アリールである);または
【化142】

(ここで、R10は、
【化143】

の1つであり、ここで、Qは、Hまたは生理学的に許容される塩、C〜Cアルカニル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、アリール、ヘテロアリール、(CH−アリールまたは(CH−ヘテロアリールであり、ここで、mは、1〜10であり、n=1〜4であり、ZおよびY=C〜Cアルカニル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、ハロゲン化C〜Cアルカニル、アリール、およびMe、OMe、ハロゲン化物、OHで置換されたヘテロアリールである)であり;
=H、D−マンノース、L−ガラクトース、D−アラビノース、L−フコース、ポリオール、
【化144】

(ここで、X=CF、シクロプロピルまたはフェニルである)、または
【化145】

(ここで、Qは、Hまたは生理学的に許容される塩、C〜Cアルカニル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、アリール、ヘテロアリール、(CH−アリールまたは(CH−ヘテロアリールであり、ここで、mは、1〜10であり、ここで、R11は、アリール、ヘテロアリール、
【化146】

であり、ここで、Qは、Hまたは生理学的に許容される塩、C〜Cアルカニル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、アリール、ヘテロアリール、(CH−アリールまたは(CH−ヘテロアリールであり、ここで、mは、1〜10であり、ここで、n=0〜10であり、上記環化合物のいずれの1つも、Cl、F、C〜Cアルカニル、C〜Cアルケニル、C〜CアルキニルまたはOYから独立に選択される1から3個のもので置換されていてよく、ここで、Yは、H、C〜Cアルカニル、C〜CアルケニルまたはC〜Cアルキニルである)である、請求項27に記載の方法。
【請求項29】
前記化合物が、請求項28に記載の化合物からなる、請求項27に記載の方法。
【請求項30】
皮膚T細胞リンパ腫の治療を必要とする個体に、皮膚T細胞リンパ腫を治療するために有効な量で、少なくとも1種のシクロヘキサン誘導体を含有するオリゴ糖またはグリコミメティック化合物を投与することを含む、皮膚T細胞リンパ腫を治療する方法であって、ここで、該シクロヘキサン誘導体は、式:
【化147】

を有し、
式中、
=H、C〜Cアルカニル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、ハロゲン化C〜Cアルカニル、アリールまたはヘテロアリール(これらのいずれも、Me、OMe、ハロゲン化物、OH、またはNHXの1種または複数で置換されていてよく、ここで、X=H、C〜Cアルカニル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、ハロゲン化C〜Cアルカニル、アリールまたはヘテロアリールであり、これらのいずれも、Me、OMe、ハロゲン化物、またはOHの1種または複数で置換されていてよい);C(=O)OX、C(=O)OXで置換されたアルカニル、C(=O)NHX、C(=O)NHXで置換されたアルカニル(X=C〜Cアルカニル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、ハロゲン化C〜Cアルカニル、アリールまたはヘテロアリールであり、これらのいずれも、Me、OMe、ハロゲン化物、またはOHの1種または複数で置換されていてよい);O(=O)X、OX、NHX、NH(=O)X(X=H、C〜Cアルカニル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、ハロゲン化C〜Cアルカニル、アリールまたはヘテロアリールであり、これらのいずれも、Me、OMe、ハロゲン化物、またはOHの1種または複数で置換されていてよい);
=H、C〜Cアルカニル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、ハロゲン化C〜Cアルカニル、アリールまたはヘテロアリール(これらのいずれも、Me、OMe、ハロゲン化物、OH、またはNHXの1種または複数で置換されていてよく、ここで、X=H、C〜Cアルカニル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、ハロゲン化C〜Cアルカニル、アリールまたはヘテロアリールであり、これらのいずれも、Me、OMe、ハロゲン化物、またはOHの1種または複数で置換されていてよい);−C(=O)OX(Xは、C〜Cアルカニル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、アリールまたはヘテロアリールであり、これらのいずれも、Me、OMe、ハロゲン化物、またはOHの1種または複数で置換されていてよい);−C(=O)NH(CHNH(n=0〜30)、C(=O)NHXまたはCXOH(X=C〜Cアルカニル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、ハロゲン化C〜Cアルカニル、アリールまたはヘテロアリールであり、これらのいずれも、Me、OMe、ハロゲン化物、またはOHの1種または複数で置換されていてよい);O(=O)X、OX、NHX、NH(=O)X(X=H、C〜Cアルカニル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、ハロゲン化C〜Cアルカニル、アリールまたはヘテロアリールであり、これらのいずれも、Me、OMe、ハロゲン化物、またはOHの1種または複数で置換されていてよい);但し、RおよびRは、同時にHであることはなく;
該シクロヘキサン誘導体は、OH、RまたはRにおいて該オリゴ糖またはグリコミメティック化合物に少なくとも結合している方法。
【請求項31】
前記化合物が、
【化148】

を含み、
式中、
=H、C〜Cアルカニル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、ハロゲン化C〜Cアルカニル、アリールまたはヘテロアリール(これらのいずれも、Me、OMe、ハロゲン化物、OH、またはNHXの1種または複数で置換されていてよく、ここで、X=H、C〜Cアルカニル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、ハロゲン化C〜Cアルカニル、アリールまたはヘテロアリールであり、これらのいずれも、Me、OMe、ハロゲン化物、またはOHの1種または複数で置換されていてよい);C(=O)OX、C(=O)OXで置換されたアルカニル、C(=O)NHX、C(=O)NHXで置換されたアルカニル(X=C〜Cアルカニル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、ハロゲン化C〜Cアルカニル、アリールまたはヘテロアリールであり、これらのいずれも、Me、OMe、ハロゲン化物、またはOHの1種または複数で置換されていてよい);O(=O)X、OX、NHX、NH(=O)X(X=H、C〜Cアルカニル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、ハロゲン化C〜Cアルカニル、アリールまたはヘテロアリールであり、これらのいずれも、Me、OMe、ハロゲン化物、またはOHの1種または複数で置換されていてよい);
=H、C〜Cアルカニル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、ハロゲン化C〜Cアルカニル、アリールまたはヘテロアリール(これらのいずれも、Me、OMe、ハロゲン化物、OH、またはNHXの1種または複数で置換されていてよく、ここで、X=H、C〜Cアルカニル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、ハロゲン化C〜Cアルカニル、アリールまたはヘテロアリールであり、これらのいずれも、Me、OMe、ハロゲン化物、またはOHの1種または複数で置換されていてよい);−C(=O)OX(Xは、C〜Cアルカニル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、アリールまたはヘテロアリールであり、これらのいずれも、Me、OMe、ハロゲン化物、またはOHの1種または複数で置換されていてよい);−C(=O)NH(CHNH(n=0〜30)、C(=O)NHXまたはCXOH(X=C〜Cアルカニル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、ハロゲン化C〜Cアルカニル、アリールまたはヘテロアリールであり、これらのいずれも、Me、OMe、ハロゲン化物、またはOHの1種または複数で置換されていてよい);O(=O)X、OX、NHX、NH(=O)X(X=H、C〜Cアルカニル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、ハロゲン化C〜Cアルカニル、アリールまたはヘテロアリールであり、これらのいずれも、Me、OMe、ハロゲン化物、またはOHの1種または複数で置換されていてよい);但し、RおよびRは、同時にHであることはなく;
【化149】

−O−C(=O)−X、−NH、−NH−C(=O)−NHX、または−NH−C(=O)−Xであり、ここで、n=0〜2であり、Xは、C〜Cアルカニル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、
【化150】

から独立に選択され、ここで、Qは、Hであるか、または生理学的に許容される塩、C〜Cアルカニル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、アリール、ヘテロアリール、(CH−アリールまたは(CH−ヘテロアリールであり、ここで、mは、1〜10であり、ここで、n=0〜10であり、上記環化合物のいずれも、Cl、F、CF、C〜Cアルコキシ、NO、C〜Cアルカニル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜C14アリール、またはOY、C(=O)OY、NYまたはC(=O)NHYから独立に選択される1から3個のもので置換されていてよく、ここで、Yは、H、C〜Cアルカニル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、またはC〜C14アリールであり;
【化151】

6’硫酸化GlcNAc、6’カルボキシル化GlcNAc、6’硫酸化GalNAc、6’硫酸化ガラクトース、6’カルボキシル化ガラクトース、
【化152】

(ここで、Qは、Hまたは生理学的に許容される塩またはC〜Cアルカニル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、アリール、ヘテロアリール、(CH−アリールまたは(CH−ヘテロアリールであり、ここで、nは、1〜10であり、ここで、Rは、アリール、ヘテロアリール、シクロヘキサン、t−ブタン、アダマンタン、またはトリアゾールであり、Rのいずれも、Cl、F、CF、C〜Cアルコキシ、NO、C〜Cアルカニル、C〜Cアルケニル、C〜CアルキニルまたはOY、C(=O)OY、NYまたはC(=O)NHYから独立に選択される1から3個のもので置換されていてよく、ここで、Yは、H、C〜Cアルカニル、C〜Cアルケニル、C〜CアルキニルまたはC〜C14アリールである);または
【化153】

(ここで、R10は、
【化154】

【化155】

の1つであり、ここで、Qは、Hまたは生理学的に許容される塩、C〜Cアルカニル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、アリール、ヘテロアリール、(CH−アリールまたは(CH−ヘテロアリールであり、ここで、mは、1〜10であり、n=1〜4であり、ZおよびY=C〜Cアルカニル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、ハロゲン化C〜Cアルカニル、アリール、およびMe、OMe、ハロゲン化物、OHで置換されたヘテロアリールである)であり;
=H、D−マンノース、L−ガラクトース、D−アラビノース、L−フコース、ポリオール、
【化156】

(ここで、X=CF、シクロプロピルまたはフェニルである)、または
【化157】

(ここで、Qは、Hまたは生理学的に許容される塩、C〜Cアルカニル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、アリール、ヘテロアリール、(CH−アリールまたは(CH−ヘテロアリールであり、ここで、mは、1〜10であり、ここで、R11は、アリール、ヘテロアリール、
【化158】

【化159】

であり、ここで、Qは、Hまたは生理学的に許容される塩、C〜Cアルカニル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、アリール、ヘテロアリール、(CH−アリールまたは(CH−ヘテロアリールであり、ここで、mは、1〜10であり、ここで、n=0〜10であり、上記環化合物のいずれの1つも、Cl、F、C〜Cアルカニル、C〜Cアルケニル、C〜CアルキニルまたはOYから独立に選択される1から3個のもので置換されていてよく、ここで、Yは、H、C〜Cアルカニル、C〜CアルケニルまたはC〜Cアルキニルである)である、請求項30に記載の方法。
【請求項32】
前記化合物が、請求項31に記載の化合物からなる、請求項30に記載の方法。
【請求項33】
皮膚中の炎症細胞が関与する疾患の治療を必要とする個体に、皮膚中の炎症細胞が関与する疾患を治療するために有効な量で、少なくとも1種のシクロヘキサン誘導体を含有するオリゴ糖またはグリコミメティック化合物を投与することを含む、皮膚の炎症細胞が関与する疾患を治療する方法であって、ここで、該シクロヘキサン誘導体は、式:
【化160】

を有し、
式中、
=H、C〜Cアルカニル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、ハロゲン化C〜Cアルカニル、アリールまたはヘテロアリール(これらのいずれも、Me、OMe、ハロゲン化物、OH、またはNHXの1種または複数で置換されていてよく、ここで、X=H、C〜Cアルカニル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、ハロゲン化C〜Cアルカニル、アリールまたはヘテロアリールであり、これらのいずれも、Me、OMe、ハロゲン化物、またはOHの1種または複数で置換されていてよい);C(=O)OX、C(=O)OXで置換されたアルカニル、C(=O)NHX、C(=O)NHXで置換されたアルカニル(X=C〜Cアルカニル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、ハロゲン化C〜Cアルカニル、アリールまたはヘテロアリールであり、これらのいずれも、Me、OMe、ハロゲン化物、またはOHの1種または複数で置換されていてよい);O(=O)X、OX、NHX、NH(=O)X(X=H、C〜Cアルカニル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、ハロゲン化C〜Cアルカニル、アリールまたはヘテロアリールであり、これらのいずれも、Me、OMe、ハロゲン化物、またはOHの1種または複数で置換されていてよい);
=H、C〜Cアルカニル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、ハロゲン化C〜Cアルカニル、アリールまたはヘテロアリール(これらのいずれも、Me、OMe、ハロゲン化物、OH、またはNHXの1種または複数で置換されていてよく、ここで、X=H、C〜Cアルカニル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、ハロゲン化C〜Cアルカニル、アリールまたはヘテロアリールであり、これらのいずれも、Me、OMe、ハロゲン化物、またはOHの1種または複数で置換されていてよい);−C(=O)OX(Xは、C〜Cアルカニル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、アリールまたはヘテロアリールであり、これらのいずれも、Me、OMe、ハロゲン化物、またはOHの1種または複数で置換されていてよい);−C(=O)NH(CHNH(n=0〜30)、C(=O)NHXまたはCXOH(X=C〜Cアルカニル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、ハロゲン化C〜Cアルカニル、アリールまたはヘテロアリールであり、これらのいずれも、Me、OMe、ハロゲン化物、またはOHの1種または複数で置換されていてよい);O(=O)X、OX、NHX、NH(=O)X(X=H、C〜Cアルカニル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、ハロゲン化C〜Cアルカニル、アリールまたはヘテロアリールであり、これらのいずれも、Me、OMe、ハロゲン化物、またはOHの1種または複数で置換されていてよい);但し、RおよびRは、同時にHであることはなく;
該シクロヘキサン誘導体は、OH、RまたはRにおいて該オリゴ糖またはグリコミメティック化合物に少なくとも結合している方法。
【請求項34】
前記化合物が、
【化161】

を含み、
式中、
=H、C〜Cアルカニル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、ハロゲン化C〜Cアルカニル、アリールまたはヘテロアリール(これらのいずれも、Me、OMe、ハロゲン化物、OH、またはNHXの1種または複数で置換されていてよく、ここで、X=H、C〜Cアルカニル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、ハロゲン化C〜Cアルカニル、アリールまたはヘテロアリールであり、これらのいずれも、Me、OMe、ハロゲン化物、またはOHの1種または複数で置換されていてよい);C(=O)OX、C(=O)OXで置換されたアルカニル、C(=O)NHX、C(=O)NHXで置換されたアルカニル(X=C〜Cアルカニル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、ハロゲン化C〜Cアルカニル、アリールまたはヘテロアリールであり、これらのいずれも、Me、OMe、ハロゲン化物、またはOHの1種または複数で置換されていてよい);O(=O)X、OX、NHX、NH(=O)X(X=H、C〜Cアルカニル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、ハロゲン化C〜Cアルカニル、アリールまたはヘテロアリールであり、これらのいずれも、Me、OMe、ハロゲン化物、またはOHの1種または複数で置換されていてよい);
=H、C〜Cアルカニル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、ハロゲン化C〜Cアルカニル、アリールまたはヘテロアリール(これらのいずれも、Me、OMe、ハロゲン化物、OH、またはNHXの1種または複数で置換されていてよく、ここで、X=H、C〜Cアルカニル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、ハロゲン化C〜Cアルカニル、アリールまたはヘテロアリールであり、これらのいずれも、Me、OMe、ハロゲン化物、またはOHの1種または複数で置換されていてよい);−C(=O)OX(Xは、C〜Cアルカニル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、アリールまたはヘテロアリールであり、これらのいずれも、Me、OMe、ハロゲン化物、またはOHの1種または複数で置換されていてよい);−C(=O)NH(CHNH(n=0〜30)、C(=O)NHXまたはCXOH(X=C〜Cアルカニル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、ハロゲン化C〜Cアルカニル、アリールまたはヘテロアリールであり、これらのいずれも、Me、OMe、ハロゲン化物、またはOHの1種または複数で置換されていてよい);O(=O)X、OX、NHX、NH(=O)X(X=H、C〜Cアルカニル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、ハロゲン化C〜Cアルカニル、アリールまたはヘテロアリールであり、これらのいずれも、Me、OMe、ハロゲン化物、またはOHの1種または複数で置換されていてよい);但し、RおよびRは、同時にHであることはなく;
【化162】

−O−C(=O)−X、−NH、−NH−C(=O)−NHX、または−NH−C(=O)−Xであり、ここで、n=0〜2であり、Xは、C〜Cアルカニル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、
【化163】

【化164】

から独立に選択され、ここで、Qは、Hであるか、または生理学的に許容される塩、C〜Cアルカニル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、アリール、ヘテロアリール、(CH−アリールまたは(CH−ヘテロアリールであり、ここで、mは、1〜10であり、ここで、n=0〜10であり、上記環化合物のいずれも、Cl、F、CF、C〜Cアルコキシ、NO、C〜Cアルカニル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜C14アリール、またはOY、C(=O)OY、NYまたはC(=O)NHYから独立に選択される1から3個のもので置換されていてよく、ここで、Yは、H、C〜Cアルカニル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、またはC〜C14アリールであり;
【化165】

6’硫酸化GlcNAc、6’カルボキシル化GlcNAc、6’硫酸化GalNAc、6’硫酸化ガラクトース、6’カルボキシル化ガラクトース、
【化166】

(ここで、Qは、Hまたは生理学的に許容される塩またはC〜Cアルカニル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、アリール、ヘテロアリール、(CH−アリールまたは(CH−ヘテロアリールであり、ここで、nは、1〜10であり、ここで、Rは、アリール、ヘテロアリール、シクロヘキサン、t−ブタン、アダマンタン、またはトリアゾールであり、Rのいずれも、Cl、F、CF、C〜Cアルコキシ、NO、C〜Cアルカニル、C〜Cアルケニル、C〜CアルキニルまたはOY、C(=O)OY、NYまたはC(=O)NHYから独立に選択される1から3個のもので置換されていてよく、ここで、Yは、H、C〜Cアルカニル、C〜Cアルケニル、C〜CアルキニルまたはC〜C14アリールである);または
【化167】

(ここで、R10は、
【化168】

の1つであり、ここで、Qは、Hまたは生理学的に許容される塩、C〜Cアルカニル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、アリール、ヘテロアリール、(CH−アリールまたは(CH−ヘテロアリールであり、ここで、mは、1〜10であり、n=1〜4であり、ZおよびY=C〜Cアルカニル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、ハロゲン化C〜Cアルカニル、アリール、およびMe、OMe、ハロゲン化物、OHで置換されたヘテロアリールである)であり;
=H、D−マンノース、L−ガラクトース、D−アラビノース、L−フコース、ポリオール、
【化169】

(ここで、X=CF、シクロプロピルまたはフェニルである)、または
【化170】

(ここで、Qは、Hまたは生理学的に許容される塩、C〜Cアルカニル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、アリール、ヘテロアリール、(CH−アリールまたは(CH−ヘテロアリールであり、ここで、mは、1〜10であり、ここで、R11は、アリール、ヘテロアリール、
【化171】

であり、ここで、Qは、Hまたは生理学的に許容される塩、C〜Cアルカニル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、アリール、ヘテロアリール、(CH−アリールまたは(CH−ヘテロアリールであり、ここで、mは、1〜10であり、ここで、n=0〜10であり、上記環化合物のいずれの1つも、Cl、F、C〜Cアルカニル、C〜Cアルケニル、C〜CアルキニルまたはOYから独立に選択される1から3個のもので置換されていてよく、ここで、Yは、H、C〜Cアルカニル、C〜CアルケニルまたはC〜Cアルキニルである)である、請求項33に記載の方法。
【請求項35】
前記化合物が、請求項34に記載の化合物からなる、請求項33に記載の方法。
【請求項36】
前記疾患が、皮膚炎である、請求項33から35のいずれか一項に記載の方法。
【請求項37】
前記疾患が、慢性湿疹である、請求項33から35のいずれか一項に記載の方法。
【請求項38】
前記疾患が、乾癬である、請求項33から35のいずれか一項に記載の方法。
【請求項39】
内皮機能不全を治療するための医薬品の調製における、請求項1から21のいずれか一項に記載の化合物の使用。
【請求項40】
移植片対宿主病を治療するための医薬品の調製における、請求項1から21のいずれか一項に記載の化合物の使用。
【請求項41】
皮膚T細胞リンパ腫を治療するための医薬品の調製における、請求項1から21のいずれか一項に記載の化合物の使用。
【請求項42】
皮膚中の炎症細胞が関与する疾患を治療するための医薬品の調製における、請求項1から21のいずれか一項に記載の化合物の使用。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図14】
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【図18】
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【図19】
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【図20】
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【図21】
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【公表番号】特表2010−518094(P2010−518094A)
【公表日】平成22年5月27日(2010.5.27)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−549133(P2009−549133)
【出願日】平成20年2月7日(2008.2.7)
【国際出願番号】PCT/US2008/001762
【国際公開番号】WO2008/100453
【国際公開日】平成20年8月21日(2008.8.21)
【出願人】(506167421)グリコミメティクス, インコーポレイテッド (7)
【Fターム(参考)】