説明

ポリエチレンフィルムの製造

本質的に透明な高密度ポリエチレンフィルムが開示される。このフィルムは、20%以下のヘーズ、40%以上の光沢度、および0.935から0.948g/ccの範囲内の密度を有する。このフィルムは、高ストークブローン押出法によって製造され、次いで流れ方向に1軸配向される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ポリエチレンフィルムに関する。より詳細には、本発明は、高密度および高い透明度を有するポリエチレンフィルムに関する。
【背景技術】
【0002】
ポリエチレンは、高密度ポリエチレン(HDPE、密度0.941g/cc以上)、中密度ポリエチレン(MDPE、密度0.926から0.940g/cc)、低密度ポリエチレン(LDPE、密度0.910から0.925g/cc)、および線状低密度ポリエチレン(LLDPE、密度0.910から0.925g/cc)に分類される(ASTM D4976−98:Standard Specification for Polyethylene Plastic Molding and Extrusion Materials(ポリエチレンプラスチック成形および押出材料の標準仕様)を参照のこと)。
【0003】
ポリエチレン(HDPE、LLDPE、およびLDPE)の主たる用途の1つは、買物袋、業務用および消費者用缶ライナー、商品袋、輸送袋、食品包装フィルム、多層袋ライナー、農産物袋、調製食品用ラップ、伸縮ラップ、ならびに収縮ラップなどのフィルム用途である。ポリエチレンフィルムの重要な物理的特性には、引裂強度、衝撃強度、引張強さ、剛性、および透明性が含まれる。種々の応用例において信頼してフィルムを用いることができるように、総合的なフィルム強度が望ましい。透明なフィルムは使用者が袋を開けることなく袋の中を見ることができるため、フィルムの透明性は望ましい。HDPEフィルムは優れた強度、靭性、および耐穿刺性を有するが、低い透明度および低い光沢度を有する。
【0004】
流れ方向配向(Machine direction orientation)(MDO)は、ポリオレフィン業界で知られている。ポリマーが1軸応力下で引っ張られると、この配向は引張方向と合致する。ほとんどの市販のMDOフィルムは、キャスト押出しフィルムを配向することによって製造される。HDPEフィルムがMDOを受けるとき、結果として生じるフィルムは通常、改善された光沢度および透明度を示す。しかし、その改善は非常に限定的であり、MDOフィルムは依然として不透明なままである。
【0005】
フィルムの光沢度および透明度を改善するための他の考えも知られている。たとえば、米国特許第5,989,725号は、少なくとも1層がHDPEである多層フィルムを教示している。この多層フィルムは、向上した透明度および光沢度を示す。しかし、多層フィルムは一般に、単層フィルムに比べてコストがかかる。さらに、特許請求の範囲に記載されているこの多層フィルムは依然として、LLPDEフィルムに比べて、ヘーズが高く、光沢度が低い。同様に、欧州特許出願第0246328号は、HDPEとLLDPEのブレンドから製造された透明フィルムを教示している。
【0006】
HDPEフィルムのような物理的強度を有するが、LLDPEフィルムのような透明度および光沢度を有するポリエチレンフィルムを作製することが望ましい。多層を用いることなく、または2種以上の異なる樹脂をブレンドすることもなく、透明ポリエチレンフィルムを作製することがより望ましい。
[発明の概要]
本発明は、ポリエチレンフィルムである。このフィルムは、20%以下のヘーズ、40%以上の光沢度、および0.935から0.948g/ccの範囲内の密度を有する。このフィルムは、高ストーク(high−stalk)ブローン押出法によって製造され、次いで流れ方向に1軸配向される。知られているHDPEフィルムとは異なり、本発明のポリエチレンフィルムは、高密度および高い物理的強度を有し、本質的に透明である。
【0007】
本発明はさらに、このフィルムを製造する方法を含む。この方法は、0.935から0.948g/ccの範囲内の密度、および0.03から0.15dg/分の範囲内のMI2を有するポリエチレンを、高ストークブローン押出しによってフィルムに変換し、次いでそのフィルムを流れ方向に1軸配向することを含む。この配向フィルムは、20%以下のヘーズおよび40%以上の光沢度を有し、本質的に透明である。当分野で未知の方法とは異なり、本発明の方法は、多層または2種以上の樹脂のブレンドの使用を必要としない。
[発明の詳細な説明]
本発明のフィルムの製造に適したポリエチレン樹脂は、約0.935から約0.948g/ccの範囲内の密度を有する。好ましくは、密度は、約0.939から約0.945g/ccの範囲内である。より好ましくは、密度は、0.939から0.941g/ccの範囲内である。
【0008】
好ましくは、ポリエチレン樹脂は、約0.03から約0.15dg/分、より好ましくは約0.04から約0.15dg/分、最も好ましくは0.05から0.10のメルトインデックスMI2を有する。MI2は、ASTM D−1238に従って、2.16kgの圧力下、190℃で測定される。
【0009】
好ましくは、ポリエチレン樹脂は、約10,000から約25,000、より好ましくは約12,000から約20,000、最も好ましくは約14,000から約18,000の範囲内の数平均分子量(Mn)を有する。好ましくは、ポリエチレン樹脂は、約100,000から約250,000、より好ましくは約150,000から約250,000、最も好ましくは約150,000から約200,000の範囲内の重量平均分子量(Mw)を有する。好ましくは、ポリエチレン樹脂は、約5から約20、より好ましくは約5から約15、最も好ましくは約8から約15の範囲内の分子量分布(Mw/Mn)を有する。
【0010】
Mw、Mn、およびMw/Mnは、移動相として1,2,4−トリクロロベンゼン(TCB)および混床式GPCカラム(Polymer Labs mixed B−LS)を備えたWaters GPC2000CV高温装置でのゲル浸透クロマトグラフィー(GPC)によって得られる。移動相は、公称流速1.0ml/分および温度145℃で用いられる。移動相に抗酸化剤は添加されないが、試料の溶解に用いられる溶媒に800ppmのBHTが添加される。ポリマー試料は、30分毎に静かに攪拌しながら、175℃で2時間加熱する。注入量は、100マイクロリットルである。
【0011】
MwおよびMnは、Waters Millenium4.0ソフトウェアに採用されている累積マッチング%較正手順を用いて算出される。これには、まずナローポリスチレン標準物質(PSS、Waters Corporationの製品)を用いて較正曲線を作り、次いで汎用較正(Universal Calibration)手順によってポリエチレン較正を展開することが含まれる。
【0012】
好ましくは、ポリエチレン樹脂は、約85重量%から約98重量%のエチレン繰り返し単位、および約2重量%から約15重量%のC3からC10α−オレフィン繰り返し単位を含むコポリマーである。適切なC3からC10α−オレフィンには、プロピレン、1−ブテン、1−ペンテン、1−ヘキセン、4−メチル−1−ペンテン、および1−オクテンなど、ならびにそれらの混合物が含まれる。
【0013】
適切なポリエチレン樹脂は、チーグラー触媒、または新しく開発されたシングルサイト触媒によって製造することができる。チーグラー触媒はよく知られている。適切なチーグラー触媒の例には、ハロゲン化チタン、チタンアルコキシド、ハロゲン化バナジウム、およびそれらの混合物が含まれる。チーグラー触媒は、アルキルアルミニウム化合物などの共触媒と共に用いられる。
【0014】
シングルサイト触媒は、メタロセンと非メタロセンとに分類することができる。メタロセンシングルサイト触媒は、シクロペンタジエニル(Cp)またはCp誘導体配位子を含む遷移金属化合物である。たとえば、米国特許第4,542,199号は、メタロセン触媒を教示している。非メタロセンシングルサイト触媒は、Cp以外の配位子を含むが、メタロセンと同じ触媒特性を有する。非メタロセンシングルサイト触媒は、ヘテロ原子配位子、たとえばボラアリール(boraaryl)、ピロリル、アザボロリニル(azaborolinyl)、またはキノリニルを含むことができる。たとえば、米国特許第6,034,027号、第5,539,124号、第5,756,611号、および第5,637,660号は、非メタロセン触媒を教示している。
【0015】
このポリエチレンは、高ストークブローン押出法によって、厚いフィルムに変換される。高ストークブローンフィルム法は知られている。たとえば、米国特許第4,606,879号は、高ストークブローンフィルム押出装置および方法を教示している。その工程温度は、好ましくは約150℃から約210℃の範囲内である。フィルムの厚さは、好ましくは約3から約12ミルの範囲内、より好ましくは約6から約8ミルの範囲内である。
【0016】
このフィルムは、その後、より薄いフィルムに流れ方向(または加工方向)に1軸延伸される。配向前後のフィルムの厚さの比は「ドローダウン比」と呼ばれる。たとえば、6ミルのフィルムが1ミルに延伸されるとき、ドローダウン比は6:1である。好ましくは、ドローダウン比は、フィルムが最大に伸びる、またはほぼ最大に伸びる値である。最大伸びは、破断せずにそれ以上フィルムを延伸することのできない、ドローダウンフィルムの厚さである。流れ方向(MD)引張強さが、ASTM D−882において100%未満の破断時伸びを有するとき、このフィルムは最大伸びにあると言われる。
【0017】
MDO中、ブローンフィルムラインから得られるフィルムは、配向温度に加熱される。好ましくは、配向温度は、ガラス転移温度(Tg)と融点(Tm)との差異の60%から溶融温度(Tm)の間の温度である。たとえば、ブレンドがTg25℃とTm125℃を有する場合、配向温度は、好ましくは約60℃から約125℃の範囲内である。加熱は、好ましくは複式加熱ローラを用いて行われる。
【0018】
次いで、加熱フィルムは、加熱ローラと同じ回転速度を有する、ニップローラを備えた低速延伸ロールに送られる。その後、フィルムは高速延伸ロールに入る。高速延伸ロールは、低速延伸ロールより2から10倍速い速度を有し、連続してフィルムを効率的に延伸する。
【0019】
次いで、延伸されたフィルムはアニーリング熱ローラに入り、このローラはある時間フィルムを高温で保持することによって応力緩和する。アニーリング温度は、好ましくは約100℃から約125℃の範囲内であり、アニーリング時間は、約1から約2秒の範囲内である。最後に、このフィルムは、冷却ローラを通って周囲温度に冷却される。
【0020】
本発明のフィルムは、本質的に透明である。「本質的に透明」とは、フィルムが20%以下のヘーズを有することを本発明者は意味する。ヘーズは、ASTM D1003−92:Standard Test Method for Haze and Luminous Transmittance of Transparent Plastics(透明プラスチックのヘーズおよび光透過率の標準試験法)、1992年10月に従って試験される。好ましくは、ヘーズは15%以下である。より好ましくは、ヘーズは13%以下である。
【0021】
本発明のフィルムは、高光沢度を有する。「高光沢度」とは、光沢度が約40%以上であることを本発明者は意味する。光沢度は、ASTM D2457−90:Standard Test Method for Specular Gloss of Plastic Films and Solid Plastics(プラスチックフィルムおよび中実プラスチックの鏡面光沢度の標準試験法)、1990年6月に従って試験される。好ましくは、光沢度は約50%以上である。
【0022】
本発明のフィルムは、依然として高い物理的強度のままである。好ましくは、この配向フィルムは、240,000psi以上のMD弾性率、7,000psi以上のMD降伏引張強さ、3%以上のMD降伏伸び、30,000psi以上のMD破断時引張強さ、および40%以上のMD破断時伸びを有する。好ましくは、この配向フィルムは、210,000psi以上のTD(横方向)弾性率、4,000psi以上のTD降伏引張強さ、4%以上のTD降伏伸び、4,000psi以上のTD破断時引張強さ、および700%以上のTD破断時伸びを有する。引張強さは、ASTM D−882に従って試験される。弾性率は、ASTM E−111−97に従って試験される。
【0023】
驚いたことに、インポケットフィルム法によって製造されるポリエチレンフィルムの流れ方向配向は、はるかに低い光沢度およびはるかに高いヘーズをもたらすことを本発明者は見出した。たとえば、MDO高ストークポリエチレンフィルムは、20%以下のヘーズおよび40%以上の光沢度を有することができるが(実施例1〜6および9〜16を参照のこと)、同じポリエチレン樹脂から製造されたMDOインポケットフィルムは、はるかに高いヘーズおよびはるかに低い光沢度を有する(比較例7、8、および17〜23を参照のこと)。
【0024】
高ストーク法およびインポケット法は共に、ポリエチレンフィルムを製造するために通常用いられている。高ストーク法とインポケット法との違いは、高ストーク法においては、押し出されたチューブは押出しダイからある距離(すなわち、ストークの長さ)で膨張し、インポケット法においては、押し出されたチューブは、チューブが押出しダイを出るときに膨張することである。
【0025】
さらに、ポリエチレン樹脂の密度はまたMDOフィルムのヘーズおよび光沢度を決定することを本発明者は見出した。たとえば、比較例24〜26は、ポリエチレン樹脂が0.949g/cc以上の密度を有するとき、MDOフィルムは最大ドローダウン比において、20%を超えるヘーズおよび20%より低い光沢度を有することを示している(表5を参照のこと)。
【0026】
以下の実施例は単に本発明を例示するものである。当業者は本発明の精神および特許請求の範囲に入る多くの変形形態を理解するであろう。
実施例1〜6
MDO、高密度、高ストークポリエチレンフィルム
高密度ポリエチレン(XL3810、Equistar Chemicalsの製品、LP、MI2:0.12dg/分、密度:0.940g/cc、Mn:16,000、Mw:175,000、Mw/Mn:11)を、ダイギャップ2mmの200mmダイにおいて、厚さ6.0ミルのフィルムに変換する。このフィルムは、ダイ直径8倍のストーク高、ブローアップ比(BUR)4:1で製造する。
【0027】
次いで、そのフィルムを、実施例1〜6においてそれぞれドローダウン比1、2、3、4、5、および6.5で、流れ方向により薄いフィルムに延伸する。ドローダウン比が1:1であるとき、このフィルムは配向されていない。6.5:1のドローダウン比が、最大ドローダウン比である。フィルムの特性を表1に記載する。
【0028】
【表1】

【0029】
比較例7〜8
MDO、高密度、インポケットポリエチレンフィルム
実施例1〜6を繰り返すが、フィルムはインポケットフィルムラインで製造する。このフィルムの特性を表2に記載するが、表2は、この流れ方向配向インポケットフィルムが、それぞれの最大ドロー比において、高ストークフィルムに比べてはるかに低い光沢度および高いヘーズを有することを示している。2:1のドローダウン比が、インポケットフィルムの最大ドローダウン比である。
【0030】
【表2】

【0031】
実施例9〜16
MDO、高密度、高ストークポリエチレンフィルム
高密度ポリエチレン(XL3805、Equistar Chemicalsの製品、LP、MI2:0.057dg/分、密度:0.940g/cc、Mn:18,000、Mw:209,000、Mw/Mn:11)を、ダイギャップ2mmの200mmダイにおいて、厚さ6.0ミルのフィルムに変換する。このフィルムは、ダイ直径8倍のストーク高、ブローアップ比(BUR)4:1で製造する。
【0032】
次いで、そのフィルムを、実施例9〜16においてそれぞれドローダウン比1、2、3、4、5、7、および8で、流れ方向により薄いフィルムに延伸する。ドローダウン比が1:1であるとき、このフィルムは配向されていない。8:1のドローダウン比が、最大ドローダウン比である。フィルムの特性を表3に記載する。
【0033】
【表3】

【0034】
比較例17〜23
MDO、高密度、インポケットポリエチレンフィルム
実施例9〜16を繰り返すが、フィルムはインポケットフィルム条件で製造する。このフィルムの特性を表4に記載するが、表4は、この流れ方向配向インポケットフィルムが、それぞれの最大ドロー比において、高ストークフィルムに比べてはるかに低い光沢度および高いヘーズを有することを示している。7:1のドローダウン比が、インポケットフィルムの最大ドローダウン比である。
【0035】
【表4】

【0036】
比較例24〜26
様々な密度およびMI2のMDO高ストークポリエチレンフィルム
3種のEquistar高密度ポリエチレン樹脂、XL5906(密度:0.959g/cc、MI2:0.057dg/分、Mn:12,900、Mw:207,000)、L4907(密度:0.949g/cc、MI2:0.075dg/分、Mn:14,300、Mw:194,700)、およびL5005(密度:0.949g/cc、MI2:0.057dg/分、Mn:12,600、Mw:212,000)を、実施例1〜6に記載の高ストーク法によって、厚さ6.0ミルのフィルムに変換する。次いで、その高ストークフィルムを、それらの最大ドローダウン比に流れ方向に延伸する。最大ドローダウン比での各配向フィルムの光沢度およびヘーズを表5に記載する。この表は、これらのフィルムが、実施例6および16のフィルムに比べて、はるかに高いヘーズおよび低い光沢度を有することを示している。
【0037】
【表5】


【特許請求の範囲】
【請求項1】
20%以下のヘーズ、40%以上の光沢度、および0.935から0.948g/ccの範囲内の密度を有するポリエチレンフィルムであって、高ストークブローン押出法によって製造され、次いで流れ方向に1軸配向されるポリエチレンフィルム。
【請求項2】
1ミル以下の厚さを有する請求項1に記載のフィルム。
【請求項3】
ヘーズが15%以下である請求項1に記載のフィルム。
【請求項4】
ヘーズが13%以下である請求項1に記載のフィルム。
【請求項5】
密度が0.939から0.945g/ccの範囲内である請求項1に記載のフィルム。
【請求項6】
密度が0.939から0.941g/ccの範囲内である請求項1に記載のフィルム。
【請求項7】
光沢度が50%以上である請求項1に記載のフィルム。
【請求項8】
ドローダウン比5:1以上で流れ方向に1軸配向される請求項1に記載のフィルム。
【請求項9】
ドローダウン比が6:1以上である請求項8に記載のフィルム。
【請求項10】
(a)0.935から0.948g/ccの範囲内の密度および0.08から0.15dg/分の範囲内のMI2を有するポリエチレン樹脂を高ストークブローン押出法によってフィルムに変換するステップ、ならびに
(b)ステップ(a)のフィルムを流れ方向に1軸配向するステップ
を含み、配向フィルムが20%以下のヘーズを有する方法。
【請求項11】
ポリエチレン樹脂が0.939から0.945g/ccの範囲内の密度を有する請求項10に記載の方法。
【請求項12】
ポリエチレン樹脂が0.939から0.941g/ccの範囲内の密度を有する請求項10に記載の方法。
【請求項13】
ポリエチレン樹脂が0.10から0.15dg/分の範囲内のMI2を有する請求項10に記載の方法。
【請求項14】
配向フィルムが15%以下のヘーズを有する請求項10に記載の方法。
【請求項15】
フィルムがドローダウン比5:1以上で流れ方向に1軸配向される請求項10に記載の方法。
【請求項16】
ドローダウン比が6:1以上である請求項15に記載の方法。
【請求項17】
配向フィルムが40%以上の光沢度を有する請求項11に記載の方法。
【請求項18】
配向フィルムが50%以上の光沢度を有する請求項17に記載の方法。

【公表番号】特表2007−519806(P2007−519806A)
【公表日】平成19年7月19日(2007.7.19)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−551108(P2006−551108)
【出願日】平成17年1月5日(2005.1.5)
【国際出願番号】PCT/US2005/000242
【国際公開番号】WO2005/073293
【国際公開日】平成17年8月11日(2005.8.11)
【出願人】(501391331)エクイスター ケミカルズ、 エルピー (30)
【氏名又は名称原語表記】Equistar Chemicals,LP
【Fターム(参考)】