説明

マイクロカテーテル

マイクロカテーテルは、内側裏地の上に形成されるコイルを備える。コイルは、近位隣接区分と比較して硬度が減少する一連の外側外被区分によって被覆される。好ましくは、これらの区分は、各区分が、それに先立つ区分内に挿入され、かつ、接合されることを可能にする角度が付けられた端部を有する。外側外被は、最終的に、最低硬度を有する区分を伴う、マイクロカテーテルの遠位において終端する。一実施形態において、内側裏地は、延伸されている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
(関連出願)
本願は、米国仮出願第61/121,525号(2008年12月10日出願、名称「Microcatheter」)に基づく優先権を主張する。該出願の内容は、その全体において参照により本明細書に援用される。
【0002】
(発明の分野)
本発明は、概して、医療デバイスと、その製造方法に関する。より具体的には、本発明は、マイクロカテーテルと、血管内医療手技を施行するために使用される、マイクロカテーテルを作製するための方法に関する。
【背景技術】
【0003】
マイクロカテーテルは、遠隔の非常に蛇行性の血管部位に生じる、病態および疾患の診断ならびに治療のための種々の医療手技において使用される。典型的には、マイクロカテーテルは、第1の場所において、患者の血管系に導入され、次いで、マイクロカテーテルの遠位端が、所望の標的場所に到達するまで、患者の血管を通して前進される。
【0004】
マイクロカテーテルを前進させるプロセスは、多くの場合、その遠位端の近位に力を印加するステップを伴う。故に、いくつかの先行技術のマイクロカテーテルは、血管系内へとより深く前進するため、マイクロカテーテルの遠位端を適切に押動および操向することが困難となり得る。本観点から、マイクロカテーテルは、優れた押動性および追従性を呈することが望ましい。押動性とは、多くの場合、マイクロカテーテルの近位端からマイクロカテーテルの遠位端に力を伝達する一方、ねじれを最小限にする能力、または排除する能力として、理解される。追従性とは、多くの場合、蛇行性血管系を通して、マイクロカテーテルを誘導する能力として、理解される。
【0005】
先行技術のマイクロカテーテルは、典型的には、患者内でその意図されたタスクを行うことが可能であるが、追従性および押動性の改良等、今も、カテーテル性能を向上させることが望ましい。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明による好ましい実施形態では、マイクロカテーテルは、内側裏地の上に形成されるコイルを備える。コイルは、近位隣接区分と比較して、硬度が減少する、一連の外側外被区分または遷移区分によって被覆される。好ましくは、これらの区分は、各区分がそれに先立つ区分内に挿入され、かつ、接合される角度が付けられた端部を有する。外側外被は、最終的に、最低硬度を有する区分を伴う、マイクロカテーテルの遠位において、終端する。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本発明の実施形態のこれらおよび他の側面、特徴、ならびに利点は、付随の図面を参照して、本発明の実施形態の以下の説明から、明白となり、解明され得る。
【図1A】図1Aは、本発明の好ましい実施形態による、マイクロカテーテルの側面断面図を例証する。
【図1B】図1Bは、領域1Bから切り取られた図1Aのマイクロカテーテルの遠位領域の拡大図を例証する。
【図1C】図1Cは、線1Cに沿って切り取られた図1Aのマイクロカテーテルの断面図を例証する。
【図2A】図2Aは、湾曲遠位領域を有する、図1Aのマイクロカテーテルを例証する。
【図2B】図2Bは、外側外被が部分的に除去された状態にある、領域2Bから切り取られたマイクロカテーテルの遠位領域を例証する。
【図3】図3は、本発明の好ましい実施形態による、マイクロカテーテルの外側外被を形成する、異なる実施例区分を例証する。
【図4】図4は、本発明の好ましい実施形態による、マイクロカテーテルの外側外被を形成する、異なる実施例区分を例証する。
【図5A】図5Aは、対向する、または反対に配向された対角線状に角度が付けられた端部を伴う、2つの外側外被区分の側面図を例証する。
【図5B】図5Bは、同様に配向された対角線状に角度が付けられた端部を伴う、2つの外側外被区分の側面図を例証する。
【図5C】図5Cは、斜めに角度が付けられた端部領域を伴う、外被区分の側面斜視図を例証する。
【発明を実施するための形態】
【0008】
次に、付随の図面を参照して、本発明の特定の実施形態について説明する。しかしながら、本発明は、多くの異なる形態において具現化されてもよく、本明細書に記載される実施形態に限定されるものと解釈されるべきではない。むしろ、これらの実施形態は、本開示が、徹底的かつ完全となり、発明の範囲が当業者に完全に伝達されるように提供される。付随の図面で例証される実施形態の詳細な説明において使用される用語は、本発明を限定するものとして意図されるものではない。図面中、同一番号は、同一要素を指す。
【0009】
別途定義されない限り、本明細書で使用される用語はすべて(技術および科学用語を含む)、本発明が属する当技術分野における当業者によって一般的に理解されるものと同一意味を有する。さらに、一般的に使用される辞書に定義されるもの等の用語は、関連技術の文脈におけるそれらの意味と一致する意味を有するものとして解釈されるべきであって、本明細書にそのように明示的に定義されない限り、理想的または過度に公式的意味において解釈されるものではないことを理解されたい。
【0010】
図1Aは、ハブ部材102に接続される、細長い管状部材101を備える、マイクロカテーテル100の好ましい実施形態を例証する。管状部材101の近位端108は、ハブ102の遠位端に連結され、さらに、歪緩和部材106によって、被覆される。管状部材101内の少なくとも1つの中心管腔は、ハブ102内の通路と連通し、それによって、カテーテル通路104を形成する。本例示的実施形態では、ガイドワイヤ112は、通路104を通って位置付けられ、管状部材の遠位端110から出射する。
【0011】
ハブ102は、好ましくは、DYMAX医療用接着剤または類似接着剤によって、近位部分108に接合される。歪緩和部分106は、摩擦、接着剤、または類似接続技術によって、ハブ102上に設けられ得る。
【0012】
図1Bおよび1Cから最も良く分かるように、通路104は、それを中心として、コイル124が巻かれた内側裏地114によって形成される。コイル124は、複数の異なる区分から形成される外側外被116によって、被覆される。外側外被116の各区分は、好ましくは、その近位の区分より低い硬度を有する。本観点から、外側外被116は、概して、近位端108と比較して、遠位端110に向かって、可撓性が増加する。
【0013】
図2Aに見られるように、外側外被は、好ましくは、その長さの一部に沿って、親水性コーティングを含む。好ましくは、本コーティングは、マイクロカテーテル100の遠位先端から、約100−120cmである。
【0014】
図1Bの断面図および図2Bの図に見られるように、遠位端110は、コイル層124と外側外被116との間に接合される、2つの放射線不透過性マーカ118および120を含む。一例示的配置では、マーカ120は、カテーテル100の遠位先端またはその近傍に位置する一方、マーカ118は、マーカバンド120の近位約3cmに位置する。図1Bから最も良く分かるように、これらのマーカ118および120は、ステント等の移植デバイスを固着するために使用可能な、凸状または隆起面積を提供し得る。
【0015】
一実施例では、マイクロカテーテル100は、歪緩和部分106の遠位先端から遠位部分110の遠位端まで、約150cmである。中央管腔104は、内径約0.0165乃至0.017インチを有する。遠位部分110は、好ましくは、約40cm長(約1.9French)の領域を含む。近位部分108は、好ましくは、約2.4Frenchの領域を含む。外側外被116は、約0.025インチである。
【0016】
内側裏地114は、好ましくは、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)または他の類似材料から構成され、約0.0005乃至0.007インチの範囲内の壁厚を有する。好ましくは、内側裏地114は、壁厚を低減させるように、「縮径(necked)」または延伸される。また、本延伸は、材料の分子構造を選択的に配向可能であって、それによって、付加的性能特性を付与する。例えば、そのような延伸は、同一厚の類似非延伸材料と比較して、破裂強度および/またはコンプライアンスあるいは柔軟性を増加させることが可能である。
【0017】
本観点から、マイクロカテーテル100のよりわずかな部分が、内側裏地114のために使用される一方、マイクロカテーテル100の外径を増加させる、または内径を減少させることなく、他の部分の厚さを増加させることが可能である。言い換えると、内側裏地114を延伸させることによって、マイクロカテーテルの内側裏地114と外側外被116等の他の部分との間の異なる厚さ比率が可能となる。
【0018】
例えば、管腔内径約0.0165乃至0.017インチおよび外径約0.025インチを有する、システムのマイクロカテーテルでは、外側外被116厚と内側裏地114厚の比率は、約70%超であって、より好ましくは、約78%である一方、望ましい性能結果を達成する。
【0019】
好ましくは、内側裏地114は、裏地114に熱および張力を印加することによって、組み立てに先立って、延伸される。例えば、約250°F乃至600°Fの温度が、裏地114に印加される一方、毎分0.5乃至12インチの速度で、約50g乃至750gの張力が印加され得る。別の実施例では、内側裏地114は、類似またはより強力な力によって、かつ類似またはより高速で、室温において、延伸され得る。
【0020】
一好ましい実施形態では、内側裏地114は、その長さに沿った均一厚を有し得る。別の好ましい実施形態では、内側裏地114は、その近位端に向かって、厚さが増加し、それによって、付加的破裂強度を付与可能である。
【0021】
コイル層124は、好ましくは、外径約0.001インチの糸線を伴う、円形ワイヤから形成される。コイル124のピッチは、好ましくは、約0.002乃至0.004インチの範囲内である。マイクロカテーテル100のある実施形態では、コイル124はまた、より密なピッチによって形成され得る。
【0022】
一実施例では、外側外被116は、相互に接合される(例えば、熱接合または接着剤接合)、可変硬度のポリエーテルブロックアミド(Pebax)の複数の区分から形成される。図5Cに例証されるように、第1の外被区分116Aは、偏向された、または角度が付けられた端部116Dを含む。言い換えると、区分端部116Dは、区分116Aの長さに沿った軸116Eに非垂直である。好ましくは、本角度は、116Eに対して、約5−75度の範囲内であり得る。
【0023】
図5Aに見られるように、区分116Aは、外被区分116B内で角度を付けて接合される。角度が付けられた切断端部116Dは、角度が付けられた切断端部116Cに対して、対向回転位置にあるように、配向される。言い換えると、端部116Dおよび116Cの角度は、三角形または台形形状を形成するように、位置付けられる。
【0024】
好ましくは、区分116Aおよび116Bは、最初に、角度が付けられた切断端部116Cに対して、角度が付けられた切断端部116Dを留置することによって、接合される。次に、熱収縮管が、2つの区分116Aおよび116Bの上に位置付けられる。最後に、熱が印加され、熱収縮管の直径を収縮させ、区分116Aを区分116B内で押し付ける。熱収縮管の熱および力の両方によって、区分116Aおよび116Bをともに接合させる。最後に、熱収縮管は、外被区分から除去され得る。
【0025】
図5Bに例証されるように、区分116Aはまた、角度が付けられた切断端部116Dが、角度が付けられた端部116Cと同一方向および配向に位置付けられるように、配向され得る。両区分は、角度が付けられた端部を有するように示されるが、また単一区分のみが、角度が付けられた、または偏向された端部を含んでもよいことも想定される。図5Aおよび5Bの実施例に説明されるような角度を付けた接合は、付加的軸強度を提供する一方、可撓性を維持することによって、そうでなければ生じ得る、ねじれを減少させることが可能である。
【0026】
好ましくは、外側外被116は、7つの区分を有し、それぞれ、その近位隣接区分より低い硬度を有する。本観点から、外側外被116は、遠位端110に向かって、より可撓性となる。
【0027】
図3に戻ると、例示的外側外被116が、種々の区分を有して示される。区分150は、近位端108上の区分を表す一方、区分162は、遠位端110上の区分を表す。一実施例では、区分は、以下のように構成される。
【0028】
【化1】

図4に戻ると、例示的外側外被116が、種々の区分を有して示される。区分164は、近位端108上の区分を表す一方、区分176は、遠位端110上の区分を表す。一実施例では、区分は、以下のように構成される。
【0029】
【化2】

PebaxおよびGrilamidの好適な代替例は、当分野において周知であって、相応して、採用され得ることを認識されたい。さらに、内側裏地114および外側外被116の壁厚は、意図される手技を施行するために所望されるように、マイクロカテーテル100の追従性、押動性、内径、および/または外径等、ある特性を強調または向上させるように改変され得ることを認識されたい。
【0030】
本発明のある実施形態は、マイクロカテーテル100において、すぐれた先端成形性および向上した先端形状保持率を提供する。先端成形性に関して、マイクロカテーテル100は、使用に先立って、医師によって、所望に応じて、蒸気成形可能な、直線、すなわち、予成形されていない構成に形成される。カテーテル100は、当分野において周知のように、蒸気成形可能である。マイクロカテーテル100の先端形状保持率は、55%超である。好ましい実施形態では、先端形状保持率は、58%であって、別の好ましい実施形態では、先端形状保持率は、67%である。
【0031】
先端形状保持率は、より薄い内側裏地114を採用することによって向上され、したがって、より厚い壁の成形可能外側外被116の組み込みを可能にする。さらに、先端形状保持率は、内側裏地114と成形可能外側外被116との間に緊密なピッチを有する、コイル124を組み込むことによって、向上される。緊密なピッチのコイル124は、マイクロカテーテル100の成形可能区分、すなわち、遠位部分110が、コイル124によって、直線化力に著しく曝されないように、内側裏地114を中心として、同心円状に配置される。これは、マイクロカテーテル先端に直線化力を付与するように、マイクロカテーテルの成形可能区分内にワイヤまたは他のフィラメントを配置する、編組またはより長いピッチのコイル構成を採用する、先行技術のマイクロカテーテルと対照的である。
【0032】
特定の実施形態および用途に関して本発明を説明したが、当業者であれば、本教示に照らして、請求された発明の精神から逸脱すること、または範囲を超えることなく、付加的な実施形態および修正を生成することができるであろう。したがって、本明細書の図面および説明は、本発明の理解を促進するように一例として提供され、その範囲を限定すると解釈されるべきでないことを理解されたい。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数の区分を有する細長い管であって、該区分のそれぞれは、近位隣接区分より低い高度を有する細長い管と、
該細長い管の下に位置するコイルであって、約0.002から0.004インチの範囲内のピッチを有するコイルと、
該コイルの下に配置される内側裏地管と
を備える、マイクロカテーテル。
【請求項2】
前記内側裏地管は、延伸されている、請求項1に記載のマイクロカテーテル。
【請求項3】
前記内側裏地管は、該内側裏地管の材料の分子構造を選択的に配向するように延伸されている、請求項2に記載のマイクロカテーテル。
【請求項4】
前記細長い管の遠位端から、約100−120cmにおいて、該細長い管の上に配置される親水性コーティングをさらに備える、請求項1に記載のマイクロカテーテル。
【請求項5】
前記複数の区分のそれぞれは、互に角度を付けて接合される、請求項1に記載のマイクロカテーテル。
【請求項6】
前記内側裏地は、約0.0005から0.007インチの範囲内の厚さを有するPTFEから成る、請求項1に記載のマイクロカテーテル。
【請求項7】
患者の血管系にアクセスするための大きさを有するマイクロカテーテルであって、
第1の管区分であって、該第1の管区分は、該第1の管区分の長さに沿った第1の軸と、第1の角度が付けられた端部とを有し、該第1の角度が付けられた端部は、該第1の軸に対して第1の垂直でない角度を有する、第1の管区分と、
第2の管区分と
を備え、該角度が付けられた端部が該第2の管区分内に配置され、細長い管を形成し、該細長い管は、該細長い管の遠位端近傍および近位端近傍で開口する通路を有する、マイクロカテーテル。
【請求項8】
前記第2の管区分は、該第2の管区分の長さに沿った第2の軸と、該第2の軸に対して第2の垂直でない角度を有する第2の角度が付けられた端部とをさらに備える、請求項7に記載のマイクロカテーテル。
【請求項9】
前記第1の垂直でない角度および前記第2の垂直でない角度は、互に対して、対向配向に位置付けられる、請求項8に記載のマイクロカテーテル。
【請求項10】
前記第1の垂直でない角度および前記第2の垂直でない角度は、互に対して、整合配向に位置付けられる、請求項8に記載のマイクロカテーテル。
【請求項11】
前記細長い管は、複数の管区分をさらに備え、該複数の管区分は、該複数の管区分のうちの少なくとも1つの他の区分内に少なくとも部分的に配置され、該複数の管区分のそれぞれは、少なくとも1つの角度が付けられた端部を備える、請求項8に記載のマイクロカテーテル。
【請求項12】
前記細長い管は、複数の管区分をさらに備え、該複数の管区分のそれぞれは、異なる硬度を有する材料から成る、請求項7に記載のマイクロカテーテル。
【請求項13】
前記細長い管は、約0.002から0.004インチのピッチを有するコイルの上に配置される、請求項12に記載のマイクロカテーテル。
【請求項14】
第1の厚さを有する細長い管状外被と、
第2の厚さを有する内側管状裏地であって、該細長い管状外被内に配置される内側管状裏地と
を備え、
該細長い管状外被は、外径約0.025インチを有し、該第1の厚さと該第2の厚さとの比率は、70%よりも大きい、マイクロカテーテル。
【請求項15】
前記第1の厚さと前記第2の厚さとの比率は、78%である、請求項14に記載のマイクロカテーテル。
【請求項16】
前記細長い管状外被と前記内側管状裏地との間に配置されるコイル状ワイヤをさらに備える、請求項14に記載のマイクロカテーテル。
【請求項17】
前記内側管状裏地は、延伸された材料を備える、請求項14に記載のマイクロカテーテル。
【請求項18】
前記内側管状裏地は、PTFEを備える、請求項14に記載のマイクロカテーテル。
【請求項19】
前記細長い管状外被は、複数の角度を付けて接合される外被区分から成る、請求項14に記載のマイクロカテーテル。
【請求項20】
前記内側管状裏地は、延伸PTFE材料を備える、請求項14に記載のマイクロカテーテル。

【図1A】
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【図1B】
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【図1C】
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【図2A】
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【図2B】
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【図3】
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【図4】
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【図5A】
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【図5B】
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【図5C】
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【公表番号】特表2012−511410(P2012−511410A)
【公表日】平成24年5月24日(2012.5.24)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−540902(P2011−540902)
【出願日】平成21年12月10日(2009.12.10)
【国際出願番号】PCT/US2009/067554
【国際公開番号】WO2010/068793
【国際公開日】平成22年6月17日(2010.6.17)
【出願人】(500285576)マイクロベンション インコーポレイテッド (26)
【Fターム(参考)】