説明

マッサージユニット及び該マッサージユニットを具えるマッサージ機

【課題】 腕や脚部等の被施療部がU字状受体15の開口部側へ押し出されることなく、被施療部全体にエアバック21、22の圧力が充分に加わるようにして、効果の高いマッサージが得られるようにする。
【解決手段】 U字状受体15に挿入された被施療部を、U字状受体の内側面に設けたエアバック21、22を膨張収縮させることによりマッサージするもので、エアバックは、U字状受体の開口部側21と奥側22に分けて前記内側面に設けられており、被施療部をマッサージする際は、前記開口部側のエアバック21を奥側のエアバック22より早く膨張させる。
【効果】 開口部側のエアバックにより被施療部が開口部16より飛び出ようとするのを阻止して、各エアバックの圧力が充分に被施療部に伝わるようにする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、U字状受体内へ挿入された腕や脚部等の被施療部を、U字状受体の内側面に設けたエアバックを膨張収縮させることによりマッサージするマッサージユニット、及び該マッサージユニットを具えるマッサージ機に関する。
【背景技術】
【0002】
腕や脚部等をマッサージするものとして、U字状受体の開口部よりU字状受体内へ腕や脚部を挿入して、U字状受体の内側面に設けたエアバックを膨張収縮させることによりマッサージするものが、特許文献1でみられる。
【特許文献1】特開2003−180773号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
特許文献1に記載のものでは、腕をU字状受体内に挿入して、該受体の左右の内側面に設けたエアバックを膨張収縮させてマッサージを行うが、エアバックを膨張させたとき腕がU字状受体の開口部側へ押し出されてしまうことがあり、エアバックの圧力が腕全体に充分に加わらず、マッサージ効果が低下することがある。
【0004】
また特許文献1に記載のものでは、U字状受体が椅子の肘掛部に固定されており、腕以外の脚部等をマッサージすることはできない。
【0005】
本発明の目的は、腕や脚部等の被施療部がU字状受体の開口部側へ押し出されることなく、被施療部全体にエアバックの圧力が充分に加わるようにして、効果の高いマッサージが得られるマッサージユニットを提供することである。
【0006】
また腕や脚部等、任意の場所をマッサージユニットによりマッサージすることができるマッサージ機を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、本発明のマッサージユニットは、U字状受体内へ挿入された被施療部を、U字状受体の内側面に設けたエアバックを膨張収縮させることによりマッサージするものにおいて、前記エアバックは、U字状受体の開口部側と奥側に分けて前記内側面に設けられており、被施療部をマッサージする際は、前記開口部側に設けられたエアバックを奥側に設けられたエアバックより早く膨張させるようにしたものである。
【0008】
ここで、開口部側のエアバックと奥側のエアバックは、U字状受体の相対向する内側面に夫々一対設けるのが好ましい。
【0009】
またU字状受体は、弾性を有するU字状芯体と、該芯体にクッション材を介して取り付けられたエアバックと、エアバックとクッション材とU字状芯体を包囲する布カバーとを有するものを例示できる。
【0010】
また上記課題を解決するために本発明のマッサージ機は、上記のマッサージユニットと、エアポンプを配備した椅子とを、エアバックとエアポンプを接続するエアホースを介して連結し、マッサージユニットを椅子に対して移動自在としたものである。
【0011】
ここで、エアホースはその途中で連結具を介してエアバック側とエアポンプ側とに分離可能になっており、開口部側に設けられたエアバックとエアポンプを接続するエアホースに介在された連結具と、奥側に設けられたエアバックとエアポンプを接続するエアホースに介在された連結具は、エアホースが分離した場合、互いに異なる側のエアホースに接続されたままの状態で残るようにするのが好ましい。
【発明の効果】
【0012】
本発明のマッサージユニットによれば、U字状受体に被施療部を挿入してマッサージする際は、開口部側に設けられたエアバックを奥側に設けられたエアバックより早く膨張させるので、開口部側のエアバックにより被施療部を開口部と反対側に押し付けて、開口部より飛び出ようとするのを阻止する。従って、開口部側と奥側のエアバックによる圧力を、被施療部全体で受けることができ、充分なマッサージを施すことができる。
【0013】
また、開口部側のエアバックと奥側のエアバックは、U字状受体の相対向する内側面に夫々一対設ければ、被施療部を一対のエアバックで両側から押し付けてより充分なマッサージを施すことができる。
【0014】
またU字状受体を、弾性を有するU字状芯体と、該芯体にクッション材を介して取り付けられたエアバックと、エアバックとクッション材とU字状芯体を包囲する布カバーとで構成すれば、U字状芯体の弾性により、被施療部の大きさに係らずU字状受体を被施療部に安定して装着することが可能になる。
【0015】
また本発明のマッサージ機によれば、マッサージユニットと、エアポンプを配備した椅子とを、エアバックとエアポンプを接続するエアホースを介して連結し、マッサージユニットを椅子に対して移動自在としたので、椅子に腰掛けた被施療者の腕や脚部等好みの場所にマッサージユニットを装着してマッサージすることができる。
【0016】
また、エアホースをその途中で連結具を介してエアバック側とエアポンプ側とに分離可能とし、開口部側に設けられたエアバックとエアポンプを接続するエアホースに介在された連結具と、奥側に設けられたエアバックとエアポンプを接続するエアホースに介在された連結具は、エアホースが分離した場合、互いに異なる側のエアホースに接続されたままの状態で残るようにすれば、万一エアホースに不用意な力が加わってエアバック側とエアポンプ側に分離した場合でも、使用者は専門知識がなくても接続間違えを起こすことなく、必ず元の状態に戻すことができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0017】
本発明のマッサージユニットを、椅子に腰掛けてマッサージを受ける椅子式マッサージ機に搭載した実施形態に基づいて説明する。
【0018】
椅子式マッサージ機10は、被施療者が腰掛ける座部1と、座部1の後側に回動自在に連結された背凭れ部2と、座部1の左右に設けられた肘掛部3と、座部1の前側に連結され、被施療者のふくらはぎを収納する左右一対の凹状受部4を有する脚部マッサージユニット5と、脚部マッサージユニット5の先端に連結され、被施療者の足先を収納する左右一対の凹状受部6を有する足先マッサージユニット7とを具える。
【0019】
背凭れ部2内には、図示しないが周知の左右一対の施療指を有する背中マッサージユニットが上下に移動自在に設けられている。また脚部マッサージユニット5の凹状受部4と、足先マッサージユニット7の凹状受部6には、ふくらはぎや足先を側面から押圧するために、膨張収縮するエアバック(図示せず)が配備されている。
【0020】
肘掛部3の下方には、収納ポケット8が形成され、かかる収納ポケット8に、本発明のマッサージユニット9が収納保持される。マッサージユニット9は、後述するエアバックを有し、椅子式マッサージ機10の座部1の下方には、エアポンプ11(図10参照)が配備され、マッサージユニット9は、エアバックとエアポンプ11を接続する2本のエアホース12、13(まとめて符号14とする)を介して、椅子式マッサージ機10に連結される。エアホース14は収納ポケット9内より引き出され、マッサージユニット9を被施療者の上腕、下腕、太ももに装着するのに支障のない長さに設定され、マッサージユニット9は、エアホース14が伸びきらない範囲で椅子本体に対して移動自在となっている。なお、マッサージユニット9、収納ポケット8は左右一対設けられている。
【0021】
図2はマッサージユニット9を収納ポケット8へ収納途中の状態で、エアホース14を先に収納ポケット8に収納してからマッサージユニットを図1のように収納する。
【0022】
マッサージユニット9は、U字状受体15と、U字状受体15の開口部16の一端側に取り付けられた装着ベルト17からなる。
【0023】
U字状受体15は、図6のように、弾性を有するU字状芯体18と、U字状芯体18の外側に貼り付けられたクッション材としての発泡ウレタン19と、発泡ウレタン19とU字状芯体18を囲むように全周に取り付けられたクッション材としてのスポンジ20と、スポンジ20の外側に取り付けられるエアバック21、22と、エアバック21、22とスポンジ20を包囲する布カバー23から構成される。
【0024】
U字状芯体18は合成樹脂等の弾性を有する素材により形成されており、常時は図6のようにその開口部側が互いに近づくような状態に保たれているが、その弾性に抗して、開口部側を互いに離れるように広げることができ、U字状受体15内に腕等の被施療部を挿入することができる。
【0025】
前記エアバック21、22は、U字状受体15の相対向する内側面に配備されるが、U字状受体15の開口部16側と奥側に相対向するように一対づつ配備されている。各エアバック21、22のほぼ中央には、夫々L字状接続菅24、25が取り付けられ、接続菅24、25には、夫々内部エアホース26、27が接続されている。L字状接続菅24、25はU字状芯体18に取り付けられている。
【0026】
開口部側に設けられたエアバック21、21に接続される内部エアホース26、26は、発泡ウレタン19内にて連結されて一本化されており、図3ようにマッサージユニット外に開口部側エアホース12として引き出されている。同様に、奥側に設けられたエアバック22、22に接続される内部エアホース27、27は発泡ウレタン19内にて連結されて一本化されており、マッサージユニット外に奥側エアホース13として引き出されている。両エアホース12、13はバラバラにならないよう一体化14されている。
【0027】
図10は、エアポンプ11と各エアバック21、22の接続と制御手段30との関係を示す図である。エアポンプ11と各エアバック21、22を接続するエアホース12、13には、電磁バルブ31、32が介在され、電磁バルブ31、32は、制御手段30からの信号により開閉される。開成時には対応するエアバック21、22とエアポンプ11とを連通して空気をエアバック21、22へ供給して膨張させる。閉成時には対応するエアバック21、22を大気中と連通させ、エアバック内の空気を排出し収縮させる。
【0028】
制御手段30はマイコンにより構成されるもので、椅子式マッサージ機10の適所に配備される。制御手段30は、マッサージユニット9の各電磁バルブ31、32への開閉信号の他、図示しないが、脚部マッサージユニット5や足先マッサージユニット7のエアバックとエアポンプ11との間に介在される電磁バルブへの開閉信号や、エアポンプ11への駆動停止信号や、背凭れ部2の背中マッサージユニットへの制御信号も送る。又制御手段30には、操作部35からの操作信号が入力される。図10はマッサージユニット9の関係の回路だけを示している。
【0029】
U字状受体15の開口部16の一端側に取り付けられた装着ベルト17は、図3の如く帯状のもので、その先端には、面ファスナー36の中央部分が取り付けられている。装着ベルト17は、マッサージユニット9を使用しないときは、図6のように、開口部16の一端側から反開口部側へU字状受体外周に沿って巻いて面ファスナー36を他端側の布カバー23に結合する。マッサージユニット9を使用するときは、図7のように開口部16の一端側から開口部16を横切って反対側のU字状受体外周に沿って巻いて面ファスナー36を一端側の布カバー23に結合する。
【0030】
次にマッサージユニット9により例えば腕(下腕)をマッサージする場合を説明する。U字状受体15の開口部16を広げて腕を開口部16よりU字状受体15内へ挿入する。その後、装着ベルト17を図4や図7の如く締付けて、腕Bにマッサージユニット9を装着する。あるいは、あらかじめ装着ベルト17を図3の矢印C如く仮止めした後で、腕を同図の矢印Aのように側方からU字状受体15内へ挿入して、装着ベルト17をさらに締め付けるようにしてもよい。
【0031】
マッサージユニット9によるマッサージは、まず電磁バルブ31を開成して、開口部16側のエアバック21、21を膨張させる。かかるエアバックの膨張により、図7の如く腕Bを反開後部側(矢印D方向)へ押し付けるようにする。然る後、電磁バルブ32も開成して、奥側のエアバック22、22も膨張させる。(図8状態)。このようにすることにより、腕は開口部16の方向へ押しやられることなく、しっかりとU字状受体15内で保持された状態で、各エアバック21、22からの圧力を充分に受けることになり、腕全体に充分なマッサージを施すことができる。
【0032】
その後、電磁バルブ31、32を閉成して両エアバック21、22を収縮して腕への押圧を解放し、再び開口部側のエアバック21、21を先に膨張して上述の工程を繰返す。
【0033】
仮に奥側のエアバック22、22を先に膨張させると、図9のように、いくら装着ベルト17で締め付けていても、腕は、開口部側(矢印E方向)へ押しやられ、次に開口部側のエアバック21、21を膨張しても、各エアバック21、22の圧力が充分に腕に伝わらなくなるところであるが、上述のごとく、開口部側のエアバック21、21を先に膨張しているので、このようなことはない。
【0034】
奥側のエアバック22、22と開口部側のエアバック21、21を同時に膨張させた場合も、少なからず、腕が開口部側へ押しやられるので、やはり、開口部側エアバック21、21を先に膨張させるのがよい。
【0035】
開口部側のエアバック21と奥側のエアバック22は、図のようにU字状受体15の相対向する内側面に夫々一対設けた方が、腕を各一対のエアバック21、21、22、22で両側から押し付けてマッサージできるので好ましいが、少なくとも片側にだけ設けて、片側に設けたエアバックの膨張により腕を反対側のスポンジ20へ向かって押し付けるようにしてもよい。
【0036】
またエアバックは、開口部側と奥側の2箇所に一対づつ設けたが、奥側のエアバックの数を増やして、例えば2つづつ計4個設けてもよい。
【0037】
以上は腕(下腕)をマッサージする場合について説明したが、収納ポケット8から取り出したマッサージユニット9を、図5のように太ももに装着して太ももをマッサージすることもできる。その他、エアホース14の伸びる範囲であれば、任意の場所、例えば上腕をも同様にマッサージすることができる。
【0038】
ところで、マッサージユニット9に接続されるエアホース14は、使用中椅子式マッサージ機本体より露出しており、子供などが手や足に引っ掛けて、マッサージユニット9等に予期せぬ力がかかって破損してしまうことが考えられる。そのため本発明では、エアホース12、13に予期せぬ力が加わった場合に、エアホース12、13が、エアバック側とエアポンプ側に分離できるよう、その途中で夫々連結具51、52を介して分離可能になっている。
【0039】
図11に連結部分を拡大して示す。12は開口部側エアバック21とエアポンプ11を接続する開口部側エアホースで、連結具51を介して、エアバック側12Aとエアポンプ側12Bに分離可能になっている。連結具51は、エアバック側12Aには、1箇所に形成した爪53で引っ掛かり保持され、エアポンプ側12Bには、2箇所に形成した爪54で引っ掛かり保持されている。13は奥側エアバック22とエアポンプ11を接続する奥側エアホースで、連結具52を介して、エアバック側13Aとエアポンプ側13Bに分離可能になっている。連結具52は、エアバック側13Aには、2箇所に形成した爪55で引っ掛かり保持され、エアポンプ側13Bには、1箇所に形成した爪56で引っ掛かり保持されている。
【0040】
そこで、エアホース12、13に一定以上の引っ張る力が加わると、各エアホース12、13は、夫々エアバック側12A、13Aとエアポンプ12B、13B側に分離し、マッサージユニット9等に過大な力が加わることのないようにして保護している。
【0041】
この分離の際、開口部側エアホース12においては、連結具51のエアポンプ側が2箇所の爪54、54でエアポンプ側ホース12Bに保持され、1箇所の爪53で保持されているエアバック側に比べて強固に接続されているので、エアバック側ホース12Aが連結具51より抜けて、エアポンプ側ホース12Bに連結具51が保持されたまま残る(図12状態)。一方、奥側エアホース13においては、連結具52のエアバック側が2箇所の爪55、55でエアバック側ホース13Aに保持され、1箇所の爪56で保持されているエアポンプ側に比べて強固に接続されているので、エアポンプ側ホース13Bが連結具52より抜けて、エアバック側ホース13Aに連結具51が保持されたまま残る(図12状態)。
【0042】
このように連結具51、52は夫々異なる側に残るので、分離されたエアホースを元に戻す際に、開口部側エアホース12のエアバック側12Aと奥側エアホース13のエアポンプ側13Bを接続したり、奥側エアホース13のエアバック側13Aと開口部側エアホース12のエアポンプ側12Bを接続するという間違いを起こすことがなく、専門知識がなくとも、間違いなく、各エアホース12、13のエアバック側12A、13Aとエアポンプ側12B、13Bを接続して、元の状態に簡単に戻すことができる。
【0043】
以上の実施例ではU字状受体15を椅子に対してエアホースにより移動自在に取り付けた例を示したが、U字状受体15は椅子の例えば肘掛部上面に固定したものであってもよい。またエアポンプ11を椅子から切り離して、U字状受体15を椅子から独立させることもできる。
【図面の簡単な説明】
【0044】
【図1】本発明のマッサージユニットを装備した椅子式マッサージ機の斜視図で、マッサージユニットの収納状態を示す。
【図2】同マッサージ機の斜視図で、マッサージユニットを収納する際の状態を示す。
【図3】本発明のマッサージユニットへ腕を挿入する際の状態を示す斜視図である。
【図4】同マッサージユニットへ腕を挿入した状態の斜視図である。
【図5】同マッサージユニットを太ももへ装着した状態の斜視図である。
【図6】同マッサージユニットの拡大断面図である。
【図7】同マッサージユニットのマッサージ状態を模式的に示す正面図である。
【図8】同マッサージユニットのマッサージ状態を模式的に示す正面図である。
【図9】同マッサージユニットの作用を説明するための対比的に用いた模式的に示す正面図である。
【図10】同マッサージユニットの制御手段の電気的接続と、エアポンプとエアバックの接続を示す説明図である。
【図11】エアホースの接続状態を示す断面図である。
【図12】エアホースの分離状態を示す断面図である。
【符号の説明】
【0045】
9 マッサージユニット
15 U字状受体
16 開口部
21 開口部側エアバック
22 奥側エアバック
18 U字状芯体
19 発泡ウレタン(クッション材)
20 スポンジ(クッション材)
23 布カバー
11 エアポンプ
12 開口部側エアホース
13 奥側エアホース
51 連結具
52 連結具
30 制御手段

【特許請求の範囲】
【請求項1】
U字状受体内へ挿入された被施療部を、U字状受体の内側面に設けたエアバックを膨張収縮させることによりマッサージするものにおいて、前記エアバックは、U字状受体の開口部側と奥側に分けて前記内側面に設けられており、被施療部をマッサージする際は、前記開口部側に設けられたエアバックを奥側に設けられたエアバックより早く膨張させてなるマッサージユニット。
【請求項2】
前記開口部側のエアバックと奥側のエアバックは、U字状受体の相対向する内側面に夫々一対設けられてなる請求項1に記載のマッサージユニット。
【請求項3】
前記U字状受体は、弾性を有するU字状芯体と、該芯体にクッション材を介して取り付けられた前記エアバックと、エアバックとクッション材とU字状芯体を包囲する布カバーとを有する請求項1又は請求項2に記載のマッサージユニット。
【請求項4】
エアポンプを配備した椅子と請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のマッサージユニットとを、エアバックとエアポンプを接続するエアホースを介して連結し、マッサージユニットを椅子に対して移動自在としてなるマッサージ機。
【請求項5】
前記エアホースはその途中で連結具を介してエアバック側とエアポンプ側とに分離可能になっており、前記開口部側に設けられたエアバックとエアポンプを接続するエアホースに介在された連結具と、奥側に設けられたエアバックとエアポンプを接続するエアホースに介在された連結具は、エアホースが分離した場合、互いに異なる側のエアホースに接続されたままの状態で残るようにした請求項4に記載のマッサージ機。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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