説明

メシル酸イマチニブを用いたフィラデルフィア陽性白血病の処置を最適化する方法

本発明は、ヒト患者集団におけるフィラデルフィア陽性白血病(Ph+白血病)、特定の慢性骨髄性白血病(CML)を処置する方法に関する。より詳細には、本発明は、Ph+白血病に罹患しているヒト患者における、CMLやPh+ALLなどのPh+白血病を処置する方法であって、(a)所定一定量のイマチニブを遊離塩基としてまたはその薬学的に許容される塩の形でヒト患者に投与するステップと、(b)患者から少なくとも1個の血液サンプルを、例えば、処置開始から12カ月以内に採集するステップと、(c)イマチニブの血漿トラフレベル(Cmin)を決定するステップと、(d)血液サンプルのOCT−1活性を決定するステップと、および(e)ステップ(c)において、800ng/mL未満のイマチニブCmin値が見られ、ステップ(d)において、OCT−1活性が6.0〜10.0ng/200,000細胞を下回って見られる場合、個々の患者に施用するイマチニブの用量を、患者において少なくとも800ng/mLのイマチニブCmin値が達成されるように調整するステップとを含む方法に関する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ヒト患者集団におけるフィラデルフィア陽性白血病(Ph+白血病)を処置する方法に関する。特定の一態様では、本発明は、ヒト患者集団における慢性骨髄性白血病(CML)を処置する方法に関する。
【背景技術】
【0002】
2001年5月に、N−{5−[4−(4−メチル−ピペラジノ−メチル)−ベンゾイルアミド]−2−メチルフェニル}−4−(3−ピリジル)−2−ピリミジン−アミンのメシル酸塩(メシル酸イマチニブ、STI571B、Glivec(登録商標))は、IFN−α療法から恩恵を受けられなかった患者におけるCMLの処置に関してFDAによって承認された。Glivecは、すぐにCML処置のためのケアの標準になった。
【0003】
インターフェロンおよびSTI571の国際無作為研究(International Randomized Study of Interferon and STI571)(IRIS)では、メシル酸イマチニブで処置されたCML患者の治療上の利益を数年にわたって監視した。国際公開WO2008/036792号には、Ph+白血病の処置を最適化する方法が記載されており、その方法は、IRISの結果とボルドー大学で行われた研究との結果に基づいている。国際公開WO2008/036792号は、Bcr−Abl阻害剤、特にメシル酸イマチニブを使用するPh+白血病の処置が、特異的最低血漿トラフレベル(Cmin)が個々の患者において達成されるように、個々の患者に施用するBcr−Abl阻害剤の用量を調整することによって、最適化できることを教示している。
【0004】
OCT−1タンパク質は、輸送体の最も大きなスーパーファミリー、すなわち、薬物、毒素、および他の生体異物を包含する様々な有機カチオンを起電的に輸送する溶質キャリアファミリーのメンバーである(Koepsell H、Endou H、Pflugers Arch.、2004年;447:666〜676頁)。この輸送体は、12個の膜貫通ドメインと、様々な基質および阻害剤に対して部分的に重複する相互作用ドメインを備えた結合ポケットとを有すると予測されている(Koepsell H、Schmitt BM、Gorboulev V、Rev Physiol Biochem Pharmacol.、2003年;150:36〜90頁)。リン酸化状態によるOCT−1の転写後調節(Ciarimboli G、Schlatter E、Pflugers Arch.、2005年;449:423〜441頁)、ならびにPKA、Src様p56、およびCaMのような化合物もまた示されている。
【発明の概要】
【0005】
国際公開WO2008/036792号に記載され、IRIS研究を包含するCMLの臨床研究データのさらなる評価に基づく発明のさらなる発展において、本発明は、イマチニブまたはその薬学的に許容される塩で処置されているヒト患者のPh+白血病を処置するための改良方法を提供する。今回、驚くべきことに、低いOCT−1活性を有するCML患者が、比較的高いOCT−1活性を有するCML患者よりも、国際公開WO2008/036792号に記載される方法からかなり高い治療上の利益を受けることが分かった。実際、閾値である少なくとも800ng/mL血液より低いイマチニブCmin値と同時に低いOCT−1活性を有するCML患者は、メシル酸イマチニブなどのBcr−Abl阻害剤を用いたPh+白血病処置の成功の重要な目印であるMMRを12カ月で得る見込みがなく、一方、前述の閾値より低いイマチニブCmin値は、高いOCT−1活性を有するCML患者の処置結果に影響を及ぼさないことが分かった。
【0006】
CMLは、Ph+白血病のグループに属する。本明細書に記載するCML患者集団で得られる結果は、Ph+白血病のグループ全体に直接移行することができる。その理由は、Ph+白血病の特徴的な特性が、Bcr−Abl融合タンパク質を引き起こすフィラデルフィア染色体の存在にあるからである。後者のタンパク質は、Bcr−Abl阻害剤すべての標的である。
【0007】
本明細書で使用する略語「Ph+ALL」は、フィラデルフィア染色体陽性の急性リンパ芽球性白血病を示す。
【0008】
本明細書で使用する用語「分子遺伝学的寛解(major molecular response)」(MMR)は、例えば、メシル酸イマチニブ療法の12カ月後に、リアルタイム定量的逆転写酵素ポリメラーゼ連鎖反応を使用して、末梢血から定量化されるBCR−ABL転写産物の3対数減少を意味する。
【0009】
本明細書で使用する用語「細胞遺伝学的完全寛解(complete cytogenic response)(CCR)」は、骨髄穿刺液中で分裂中期の少なくとも20または25個の細胞のうち、フィラデルフィア染色体陽性分裂中期が0%であることを意味する(Colombat M、Fort MP、Chollet Cら、Molecular remission in chronic myeloid leukemia patients with sustained complete cytogenetic remission after imatinib mesylate treatment、Haematologica、2006年;91:162〜8頁)。
【0010】
本明細書で使用する用語「処置方法」はまた、本明細書で言及する疾患の予防方法、すなわち、本明細書で言及する疾患の発生を防ぐための、メシル酸イマチニブを含む薬学的組成物の健常な患者への予防投与に関する。
【0011】
本明細書で使用する用語「用量を調整する」および「・・・の用量を調整する」は、好ましくは、言及する用量を増大させるまたは減少させることを意味する。
【0012】
本明細書で言及するOCT−1活性は、OCT−1を阻害した場合および阻害していない場合の、CML患者からの療法前血液における、[14C]−イマチニブの細胞内取り込みおよび保持(IUR)の差を計算することによって測定する。例えば、OCT−1活性は、イマチニブの輸送におけるOCT−1タンパク質の実際の活性を測定するために、プラゾシンの非存在下でのIUR(全IUR)とプラゾシンの存在下でのIURとの差として計算することができる。例えば、[全IUR32ng/200,000細胞]−[プラゾシンIUR23ng/200,000細胞]から、9ng/200,000細胞のOCT−1活性が得られる。しかし、本発明はまた、OCT−1活性を決定するための代替アッセイまたはプロセスを使用する対応方法を包含する。OCT−活性を決定する方法は、例えば、Blood、2007年12月1日、110(12):4064〜72頁に記載されている。
【0013】
したがって、本発明は、Ph+白血病に罹患しているヒト患者における、CMLやPh+ALLなどのPh+白血病を処置する方法であって、
(a)所定一定量のイマチニブを遊離塩基としてまたはその薬学的に許容される塩の形で、例えば、経口1日量のイマチニブのモノメシル酸塩400mgまたは800mgを、ヒト患者に投与するステップと、
(b)患者から少なくとも1個の血液サンプルを、例えば、処置開始から12カ月以内、特に3カ月以内、好ましくは30日以内に採集するステップと、
(c)イマチニブの血漿トラフレベル(Cmin)を決定するステップと、
(d)血液サンプルのOCT−1活性を決定するステップと、
(e)ステップ(c)において、800ng/mL未満(less than)のイマチニブCmin値が見られ、ステップ(d)において、OCT−1活性が6.0〜10.0ng/200,000細胞、特に8.0〜8.5ng/200,000細胞を下回って(below)見られる場合、個々の患者に施用するイマチニブの用量を、患者において少なくとも800ng/mLのイマチニブCmin値が達成されるように調整するステップとを含む方法に関する。
【0014】
さらに、本発明は、Ph+白血病の処置用医薬品を製造するためのイマチニブの、遊離塩基としてのまたはその薬学的に許容される塩の形での使用であって、
(a)所定一定量のイマチニブを遊離塩基としてまたはその薬学的に許容される塩の形でヒト患者に投与し、
(b)患者から少なくとも1個の血液サンプルを採集し、
(c)イマチニブの血漿トラフレベル(Cmin)を決定し、
(d)血液サンプルのOCT−1活性を決定し、
ステップ(c)において、所定一定量のイマチニブを投与した後に800ng/mL未満のイマチニブCmin値が見られ、ステップ(d)において、OCT−1活性が6.0〜10.0ng/200,000細胞を下回って見られる場合、個々の患者に施用するイマチニブの用量が、患者において少なくとも800ng/mLのイマチニブCmin値が達成されるように調整される使用に関する。
【0015】
好ましくは、イマチニブCminレベルを、800〜3500ng/mLの値、より好ましくは1000〜3000ng/mLのCminに調整する。3000ng/mL超、さらには3500ng/mL超のCmin値では、高イマチニブ血中レベルの治療上の利益よりも有害事象の危険の方が上回っている。
【0016】
好ましくは、Ph+白血病は、フィラデルフィア染色体Ph+ALL、または好ましくはCMLである。
【0017】
本発明の一実施形態では、ステップ(a)の下に本明細書で言及する所定一定量は、治療上有効な量を表す。
【0018】
本発明を通して、好ましくは、イマチニブのモノメシル酸塩を、ステップ(a)において、例えば、200〜800mgの経口1日量、好ましくは400mgの1日量で使用する。
【0019】
本明細書に記載の方法は、中間Sokalスコア(intermediate Sokal score (ISS))を有するCML患者にとって特に有益である。ISSを決定する方法は、当業者に周知である。
【0020】
イマチニブは、特許出願US5,521,184号に具体的に開示されており、その内容は参照により本出願に組み込まれる。イマチニブはまた、国際公開WO03/066613号に開示されているプロセスに従って調製することができる。
【0021】
本発明の目的のために、イマチニブは、好ましくはそのモノメシル酸塩の形で施用される。イマチニブのモノメシル酸塩はまた、US6,894,051号に開示されているプロセスに従って調製することができ、その内容は参照により本出願に組み込まれる。同様に、その中で開示されている対応する多形体、例えば、結晶変性体も含まれる。
【0022】
上述の方法のステップ(a)において、具体的には、1日量のイマチニブのモノメシル酸塩200〜800mg、例えば400mgを経口投与する。イマチニブのモノメシル酸塩は、US5,521,184号、US6,894,051号、US2005−0267125号、または国際公開WO2006/121941号に記載されているような剤形で投与することができる。
【0023】
本明細書に記載の方法のステップ(b)の下で必要とされるCML患者からの血液サンプルの採集は、現況技術の標準的な手順によって実施することができる。イマチニブおよびN−{5−[4−(ピペラジノ−メチル)−ベンゾイルアミド]−2−メチルフェニル}−4−(3−ピリジル)−2−ピリミジン−アミンの血漿トラフレベルCminの決定に適した手順は、R.Bakhtiar Rらによって、J Chromatogr B Analyt Technol Biomed Life Sci.、2002年3月5日;768(2):325〜40頁に記載されている。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
Ph+白血病に罹患しているヒト患者におけるPh+白血病を処置する方法であって、
(a)所定一定量のイマチニブを遊離塩基としてまたはその薬学的に許容される塩の形で前記ヒト患者に投与するステップと、
(b)前記患者から少なくとも1個の血液サンプルを採集するステップと、
(c)イマチニブの血漿トラフレベル(Cmin)を決定するステップと、
(d)前記血液サンプルのOCT−1活性を決定するステップと、および
(e)ステップ(c)において、800ng/mL未満のイマチニブCmin値が見られ、ステップ(d)において、OCT−1活性が6.0〜10.0ng/200,000細胞を下回って見られる場合、個々の患者に施用するイマチニブの用量を、前記患者において少なくとも800ng/mLのイマチニブCmin値が達成されるように調整するステップと
を含む方法。
【請求項2】
ステップ(c)において、1000ng/mL未満のイマチニブCmin値が見られる場合、イマチニブまたはその薬学的に許容される塩の用量が、前記患者において1000〜3000ng/mLのイマチニブCminが達成されるように調整される、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
イマチニブのモノメシル酸塩が投与される、請求項1または2に記載の方法。
【請求項4】
ステップ(a)において、1日量のイマチニブのモノメシル酸塩200〜800mgが経口投与される、請求項3に記載の方法。
【請求項5】
ステップ(a)において、1日量のイマチニブのモノメシル酸塩400mgが経口投与される、請求項3に記載の方法。
【請求項6】
少なくとも1個の血液サンプルが、処置開始から3カ月以内に採集される、請求項1から5のいずれか一項に記載の方法。
【請求項7】
少なくとも1個の血液サンプルが、処置開始から30日以内に採集される、請求項1から5のいずれか一項に記載の方法。
【請求項8】
ヒト患者における慢性骨髄性白血病(CML)を処置する方法であって、
(a)所定一定量のイマチニブを遊離塩基としてまたはその薬学的に許容される塩の形で前記ヒト患者に投与するステップと、
(b)前記患者から少なくとも1個の血液サンプルを採集するステップと、
(c)イマチニブの血漿トラフレベル(Cmin)を決定するステップと、
(d)前記血液サンプルのOCT−1活性を決定するステップと、および
(e)ステップ(c)において、800ng/mL未満のイマチニブCmin値が見られ、ステップ(d)において、OCT−1活性が6.0〜10.0ng/200,000細胞を下回って見られる場合、個々の患者に施用するイマチニブの用量を、前記患者において少なくとも800ng/mLのイマチニブCmin値が達成されるように調整するステップと
を含む方法。
【請求項9】
ステップ(c)において、1000ng/mL未満のイマチニブCmin値が見られる場合、イマチニブまたはその薬学的に許容される塩の用量が、前記患者において1000〜3000ng/mLのイマチニブCminが達成されるように調整される、請求項8に記載の方法。
【請求項10】
イマチニブのモノメシル酸塩が投与される、請求項8または9に記載の方法。
【請求項11】
ステップ(a)において、1日量のイマチニブのモノメシル酸塩200〜800mgが経口投与される、請求項10に記載の方法。
【請求項12】
ステップ(a)において、1日量のイマチニブのモノメシル酸塩400mgが経口投与される、請求項10に記載の方法。
【請求項13】
少なくとも1個の血液サンプルが、処置開始から3カ月以内に採集される、請求項8から12のいずれか一項に記載の方法。
【請求項14】
少なくとも1個の血液サンプルが、処置開始から30日以内に採集される、請求項8から12のいずれか一項に記載の方法。
【請求項15】
ヒト患者におけるフィラデルフィア染色体陽性の急性リンパ芽球性白血病(Ph+ALL)を処置する方法であって、
(a)所定一定量のイマチニブを遊離塩基としてまたはその薬学的に許容される塩の形で前記ヒト患者に投与するステップと、
(b)前記患者から少なくとも1個の血液サンプルを採集するステップと、
(c)イマチニブの血漿トラフレベル(Cmin)を決定するステップと、
(d)前記血液サンプルのOCT−1活性を決定するステップと、および
(e)ステップ(c)において、800ng/mL未満のイマチニブCmin値が見られ、ステップ(d)において、OCT−1活性が6.0〜10.0ng/200,000細胞を下回って見られる場合、個々の患者に施用するイマチニブの用量を、前記患者において少なくとも800ng/mLのイマチニブCmin値が達成されるように調整するステップと
を含む方法。
【請求項16】
ステップ(c)において、1000ng/mL未満のイマチニブCmin値が見られる場合、イマチニブまたはその薬学的に許容される塩の用量が、前記患者において1000〜3000ng/mLのイマチニブCminが達成されるように調整される、請求項15に記載の方法。
【請求項17】
イマチニブのモノメシル酸塩が投与される、請求項15または16に記載の方法。
【請求項18】
ステップ(a)において、1日量のイマチニブのモノメシル酸塩200〜800mgが経口投与される、請求項17に記載の方法。
【請求項19】
ステップ(a)において、1日量のイマチニブのモノメシル酸塩400mgが経口投与される、請求項17に記載の方法。
【請求項20】
少なくとも1個の血液サンプルが、処置開始から3カ月以内に採集される、請求項15から19のいずれか一項に記載の方法。
【請求項21】
少なくとも1個の血液サンプルが、処置開始から30日以内に採集される、請求項15から19のいずれか一項に記載の方法。
【請求項22】
Ph+白血病の処置用医薬品を製造するためのイマチニブまたはその薬学的に許容される塩の使用であって、ここで
(a)所定一定量のイマチニブを遊離塩基としてまたはその薬学的に許容される塩の形でヒト患者に投与し、
(b)前記患者から少なくとも1個の血液サンプルを採集し、
(c)イマチニブの血漿トラフレベル(Cmin)を決定し、および
(d)前記血液サンプルのOCT−1活性を決定し、
ステップ(c)において、800ng/mL未満のイマチニブCmin値が見られ、ステップ(d)において、OCT−1活性が6.0〜10.0ng/200,000細胞を下回って見られる場合、個々の患者に施用するイマチニブの用量が、前記患者において少なくとも800ng/mLのイマチニブCmin値が達成されるように調整される、前記使用。
【請求項23】
ステップ(c)において、1000ng/mL未満のイマチニブCmin値が見られる場合、薬学的に許容されるイマチニブの塩の用量が、前記患者において1000〜3000ng/mLのイマチニブCminが達成されるように調整される、請求項22に記載の使用。
【請求項24】
前記Ph+白血病が、フィラデルフィア染色体陽性の急性リンパ芽球性白血病(Ph+ALL)または慢性骨髄性白血病(CML)である、請求項22または23に記載の使用。
【請求項25】
イマチニブのモノメシル酸塩が投与される、請求項22から24のいずれか一項に記載の使用。
【請求項26】
ステップ(a)において、1日量のイマチニブのモノメシル酸塩200〜800mgが経口投与される、請求項25に記載の使用。
【請求項27】
ステップ(a)において、1日量のイマチニブのモノメシル酸塩400mgが経口投与される、請求項25に記載の使用。

【公表番号】特表2012−510470(P2012−510470A)
【公表日】平成24年5月10日(2012.5.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−538706(P2011−538706)
【出願日】平成21年11月30日(2009.11.30)
【国際出願番号】PCT/US2009/066045
【国際公開番号】WO2010/065433
【国際公開日】平成22年6月10日(2010.6.10)
【出願人】(504389991)ノバルティス アーゲー (806)
【出願人】(511131952)メドヴェット サイエンス ピーティーワイ.エルティーディー. (1)
【Fターム(参考)】