説明

メモリカード、周辺装置及び主装置

【課題】 オートラン機能を実現可能なメモリカードを提供する。
【解決手段】主装置又は周辺装置に接続して使用するメモリカード1であって、複数に分割された論理領域を含み、複数の論理領域のうち特定の論理領域に、アプリケーション及びアプリケーションの自動実行を制御する制御情報を格納する不揮発性半導体メモリ11と、特定の論理領域の属性を、主装置がアプリケーションを自動実行する読み出し専用の属性と定義した論理領域情報を記憶する論理領域情報記憶部13と、主装置に接続されたことを検知した場合、論理領域情報を主装置に通知する論理領域情報通知部122とを備えるメモリカード1を備える。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、不揮発性半導体メモリを内蔵するメモリカード、このメモリカードと共に使用される周辺装置及び主装置に関する。
【背景技術】
【0002】
オートラン(Autorun)機能とは、CD−ROMをパーソナルコンピュータ(PC)のCD−ROMドライブに挿入したときに、そのCD−ROMに記憶されたアプリケーションをPCに自動実行させる機能をいう。具体的には、PCにおいて、オペレーションシステム(OS)(例えばWindows(登録商標))は、ファイル管理機能(例えば、explorer(登録商標))によって、CD−ROMのルートディレクトリにオートラン用のファイルがあるかチェックする。そのファイルがあれば、そのCD−ROM内のアプリケーションを起動する。
【0003】
オートラン機能は本来CD−ROMを対象としていたが、USBメモリにおいてもオートラン機能を実現する手法が提案されている(特許文献1参照)。具体的には、USBメモリをPCのスロットに挿入したときに、USBメモリ内の論理領域(パーティション)の属性を、USBマスストレージデバイス上のSCSIデバイスのCD−ROM属性と定義する。OSは、USBメモリ内の論理領域をCD−ROMとして認識し、オートラン機能を起動する。
【0004】
しかしながら、SDTMメモリカード等のメモリカードにおいては、USBマスストレージデバイスではないため、OSに対して、メモリカードがCD−ROMとして認識されず、オートラン機能を実現できていない。
【特許文献1】特開2005−190075号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、オートラン機能を実現可能なメモリカード、周辺装置及び主装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様によれば、主装置又は周辺装置に接続して使用するメモリカードであって、(イ)複数に分割された論理領域を含み、複数の論理領域のうち特定の論理領域に、アプリケーション及びアプリケーションの自動実行を制御する制御情報を格納する不揮発性半導体メモリと、(ロ)特定の論理領域の属性を、主装置がアプリケーションを自動実行する読み出し専用の属性と定義した論理領域情報を記憶する論理領域情報記憶部と、(ハ)主装置又は周辺装置に接続されたことを検知した場合、論理領域情報を主装置又は周辺装置に通知する論理領域情報通知部とを備えるメモリカードが提供される。
【0007】
本発明の他の一態様によれば、複数の論理領域に分割され、複数の論理領域のうち特定の論理領域に、アプリケーション及びアプリケーションの自動実行を制御する制御情報を格納する不揮発性半導体メモリを含むメモリカードと、主装置とに接続可能な周辺装置であって、(イ)メモリカードが接続されたことを検知した場合、特定の論理領域の属性を、主装置がアプリケーションを自動実行する読み出し専用の属性と定義した論理領域情報をメモリカードから取得する論理領域情報取得部と、(ロ)取得された論理領域情報に基づいて、特定の領域が読み出し専用の属性であることを示すデバイス情報を主装置に通知する論理領域情報通知部とを備える周辺装置が提供される。
【0008】
本発明の更に他の一態様によれば、複数の論理領域に分割され、複数の論理領域のうち特定の論理領域に、アプリケーション及びアプリケーションの自動実行を制御する制御情報を格納する不揮発性半導体メモリを含むメモリカードに接続可能な主装置であって、(イ)メモリカードが接続されたことを検知した場合、特定の論理領域の属性を読み出し専用の属性と定義した論理領域情報をメモリカードから取得する論理領域情報取得部と、(ロ)取得された論理領域情報に基づいて、特定の論理領域から制御情報及びアプリケーションを取得し、アプリケーションを実行するアプリケーション実行部主装置が提供される。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、オートラン機能を実現可能なメモリカード、周辺装置及び主装置を提供することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
次に、図面を参照して、本発明の第1及び第2の実施の形態を説明する。以下の第1及び第2の実施の形態における図面の記載において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号を付している。
【0011】
(第1の実施の形態)
本発明の第1の実施の形態に係るメモリカード認識システムは、図1に示すように、メモリカード1、メモリカード1と接続可能な周辺装置(USBリーダ/ライタ(R/W))2、及びUSBR/W2とUSB4を介して接続可能な主装置(PC)3を備える。
【0012】
メモリカード1は、例えばSDTMメモリカードである。メモリカード1は、コントローラ10、不揮発性半導体メモリ(フラッシュメモリ)11、メモリインターフェース(メモリI/F)14、及びホストインターフェース(ホストI/F)15を備える。
【0013】
フラッシュメモリ11としては、例えばNAND型フラッシュメモリが使用可能である。図2に示すように、フラッシュメモリ11は、管理用に使用するシステム領域111、相互認証しないとアクセス不可のプロテクト領域112、及びユーザが通常アクセス可能なユーザメモリ領域(通常メモリ領域)113を備える。
【0014】
ユーザメモリ領域113は、図3に示すように、複数に分割された論理領域(パーティション)0〜7を有する。論理領域P0の開始アドレスが「AD0」番地であり、終了アドレスが「AD1」番地である。論理領域P1の開始アドレスが「AD1」番地であり、終了アドレスが「AD2」番地である。・・・論理領域P7の開始アドレスが「ADn」番地であり、終了アドレスが「AD(n+1)」番地である。
【0015】
ここで、複数の論理領域P0〜P7のうち、特定の論理領域として例えば論理領域P0が、オートラン用データを保持しているとする。オートラン用データは、アプリケーション(例えば任意のマルチメディア・アプリケーション)と、このアプリケーションを指定する「Autorun.inf」ファイル等の、アプリケーションの自動実行を制御する制御情報とを有する。アプリケーション及び制御情報は、例えば、メモリカード1の製造時に書き込まれる。論理領域P0に対しては、通常の書き込みコマンドがPC3から発行された場合も、コントローラ10はこのコマンドを拒否して書き込み不可とする。他方、他の論理領域P1〜P7が、読み出し及び書き込み可能な一般メモリ領域とする。
【0016】
図2に示したコントローラ10は、中央処理装置(CPU)12、及び論理領域情報記憶部(レジスタ)13を備える。論理領域情報記憶部13は、各論理領域P0〜P7の属性が、PC3によりアプリケーションを自動実行可能な読み出し専用の属性か否かを示し、オートラン用データを有する特定の論理領域P0の属性を読み出し専用の属性と定義する論理領域情報を定義するフィールドを有する。
【0017】
フィールドは、図4に示すように、論理情報識別子(論理領域ID)と、論理情報識別子と対応付けた開始アドレス、終了アドレス、及び属性情報で構成される。図示を省略するが、開始アドレス及び終了アドレスが「0」の場合は、該当する論理領域がないことを示す。ここで、アプリケーション及び制御情報を有する論理領域P0の属性情報は、読み出し専用の属性であるCD−ROM属性を示す「1」に設定される。また、一般メモリ領域である論理領域P1〜P7の属性情報は、ハードディスクドライブ(HDD)属性を示す「0」に設定される。
【0018】
図4に示したフィールドは、通常のレジスタの読み込みコマンドによりPC3から読み込み可能である。また、論理領域情報は、専用の書き込みコマンドによってメモリカード1内のフラッシュメモリ11の例えばコントローラ専用領域に書き込み可能である。通常、論理領域情報は、メモリカード1の製造時に製造者により書き込まれ、ユーザメモリ領域113は、論理領域情報に応じたフォーマットでプリフォーマットされる。
【0019】
図2に示すように、メモリカード1のCPU12は、メモリ制御部121と、論理領域情報通知部122を備える。メモリ制御部121は、メモリI/F14を介してフラッシュメモリ11の動作を制御する。論理領域情報通知部122は、PC3に接続されたことを検知した場合、論理領域情報記憶部13に格納された論理領域情報をPC3に通知する。CPU12で実行されるファームウェア(FW)は、図示を省略したROM等に格納していれば良い。
【0020】
図1に示したUSBR/W2は、メモリカード1の読み出し機能を有する周辺機器の一つである。USBR/W2は、CPU21、RAM23、ROM24、カードインターフェース(カードI/F)22、及びUSBインターフェース(USBI/F)25を備える。
【0021】
CPU21は、ROM24に格納されたファームウェア(FW)を実行する。CPU21は、図5に示すように、論理領域情報取得部211と、論理領域情報通知部212を備える。論理領域情報取得部211は、メモリカード1の挿入時に、論理領域情報記憶部13からの論理領域情報を取得する。論理領域情報通知部212は、メモリカード1が複数の論理領域(ドライブ)P0〜P7を有するSCSI上のUSBマスストレージデバイスであり、オートラン用データを有する論理領域P0がCD−ROM属性であることを示すデバイス情報をPC3に通知する。
【0022】
PC3は、USBR/W2から通知されたデバイス情報に応じて動作する。PC3は、複数の論理領域P0〜P7のそれぞれが、CD−ROM属性又はHDD属性であるかを識別し、特定の論理領域P0がCD−ROM属性であると認識したとき、論理領域P0内の制御情報に応じて、アプリケーションを自動実行する。
【0023】
次に、本発明の第1の実施の形態に係るメモリカード認識方法の一例を説明する。
【0024】
(イ)ステップS11において、USBR/W2のスロットにメモリカード1が挿入されると、各種初期化コマンドが発行されて、メモリカード1の初期化処理が行われる。
【0025】
(ロ)ステップS12において、メモリカード1の論理領域情報通知部122が、論理領域情報記憶部13から論理領域情報を読み出して、論理領域情報をホストI/F15を介してUSBR/W2に通知する。
【0026】
(ハ)ステップS13において、USBR/W2の論理領域情報取得部211が、論理領域情報通知部122からホストI/F15を介して論理領域情報を取得する。論理領域情報通知部212が、論理領域情報に応じて、メモリカード1がSCSIデバイス上のUSBマスストレージデバイスであり、特定の論理領域P0がCD−ROM属性であることを示すデバイス情報を通知する。
【0027】
(ニ)ステップS14において、PC3は、USBR/W2から通知されたデバイス情報に応じて、論理領域(論理ドライブ)P0がCD−ROM属性であることを認識する。PC3は、ユーザメモリ領域113にアクセスして論理領域P0の制御情報及びアプリケーションを取得して、アプリケーションを自動実行する。
【0028】
本発明の実施の形態によれば、PC3のOSに対して、メモリカード1内の複数の論理情報のうち、オートラン用データを有する論理領域P0をCD−ROM属性として認識することができるので、オートラン機能を実現可能となる。したがって、オートラン機能を実現するためにPC3の設定を変更しなくて済む。
【0029】
なお、本発明の第1の実施の形態においては、論理領域情報記憶部(レジスタ)13が論理領域情報を格納する例を示したが、ユーザメモリ領域113内の先頭の論理アドレスや最終の論理アドレス等の特定のアドレスのメモリデータとして設定してもよい。
【0030】
(第2の実施の形態)
本発明の第2の実施の形態に係るメモリカード認識システムは、メモリカード1と、メモリカード1を接続可能なダイレクトスロットを有する主装置(PC)3を備える。PC3は、ホストコントローラ30及びカードI/F32を備える。ホストコントローラ30は、CPU31、RAM33及びROM34を備える。CPU31は、図8に示すように、アプリケーション実行部311、ファイル管理部312、メモリカード制御部313及びパーティション情報取得部314を備える。
【0031】
メモリカード制御部313は、メモリカード1の書き込み及び読み出し動作を制御するコマンドを発行する。論理領域情報取得部314は、メモリカード1からの論理領域情報をカードI/F32を介して取得する。メモリカード1の挿入時に、論理領域情報記憶部13からの論理領域情報を読み込んで、上位ソフトウェア(ファイルシステム等)に対して、当該メディアが複数の論理領域(論理ドライブ)P0〜P7を有することを通知するとともに、オートラン用データを有する論理領域(論理ドライブ)P0がCD−ROM属性を持つことを通知する。
【0032】
ファイル管理部312は、ファイルを管理する。アプリケーション実行部311は、論理領域情報に基づき、メモリカード1の論理領域P0から制御情報及びアプリケーションを取得し、アプリケーションを実行する。
【0033】
次に、本発明の第2の実施の形態に係るメモリカード認識方法の一例を説明する。
【0034】
(イ)ステップS21において、メモリカード1がPC3のダイレクトスロット挿入されると、各種初期化コマンドが発行されて、メモリカード1の初期化処理を行う。
【0035】
(ロ)ステップS22において、メモリカード1の論理領域情報通知部122が、論理領域情報記憶部13から論理領域情報を読み出し、PC3に通知する。
【0036】
(ハ)ステップS23において、論理領域情報取得部314が、カードI/F32を介して論理領域情報を取得する。論理領域情報取得部314が、論理領域情報に応じて、メモリカード1が複数の論理領域P0〜P7を有するSCSIデバイス上のUSBマスストレージデバイスであり、オートラン用データを有する論理領域P0がCD−ROM属性であることを示すデバイス情報を生成して、上位ソフトウェアであるファイル管理部312に通知する。
【0037】
(ニ)ステップS24において、ファイル管理部312が、デバイス情報に応じて、ユーザメモリ領域113にアクセスする。アプリケーション実行部311が、特定の論理領域P0に格納されている制御情報に基づいて、同じく特定の論理領域P0に格納されているアプリケーションを自動実行する。
【0038】
本発明の第2の実施の形態によれば、メモリカード1をPC3のスロットに直接挿入する場合でも、オートラン機能を実現可能となる。
【0039】
なお、本発明の第2の実施の形態において、ホストコントローラ30が処理する例を説明したが、PC3の代わりにPCカードアダプタを使用し、PCカードアダプタが、説明したホストコントローラ30と同様の処理を行っても良い。或いは、ダイレクトスロットのPC3のホストコントローラ(上位ソフトウェア)30のデバイスドライバ(下位ソフトウェア)が、説明したホストコントローラ30と同様の処理を行っても良い。
【0040】
(その他の実施の形態)
上記のように、本発明は第1及び第2の実施の形態によって記載したが、この開示の一部をなす論述及び図面はこの発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態、実施例及び運用技術が明らかとなる。
【0041】
例えば、メモリカード1としては、SDTMメモリカードの他に、マルチメディアカード(MMC)、又はコンパクトフラッシュ(登録商標)(CF)カード等も使用可能である。
【0042】
このように本発明は、ここでは記載していない様々な実施の形態等を包含するということを理解すべきである。したがって、本発明はこの開示から妥当な特許請求の範囲の発明特定事項によってのみ限定されるものである。
【図面の簡単な説明】
【0043】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るメモリカード、周辺装置(USBR/W)及び主装置(PC)の一例を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態に係るメモリカードの一例を示すブロック図である。
【図3】本発明の実施の形態に係るユーザメモリ領域の論理領域の一例を示す概略図である。
【図4】本発明の実施の形態に係る論理領域情報の一例を示す概略図である。
【図5】本発明の実施の形態に係る周辺装置(USBR/W)の中央処理装置(CPU)の一例を示すブロック図である。
【図6】本発明の実施の形態に係る方法の一例を説明するためのフローチャートである。
【図7】本発明の実施の形態に係るメモリカード及び主装置(PC)の一例を示すブロック図である。
【図8】本発明の実施の形態に係る主装置(PC)の中央処理装置(CPU)の一例を示すブロック図である。
【図9】本発明の実施の形態に係る方法の一例を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
【0044】
1…メモリカード
2…周辺装置(USBリーダ/ライタ(R/W))
3…主装置(PC)
10…コントローラ
11…不揮発性半導体メモリ(フラッシュメモリ)
12,21,31…中央処理装置(CPU)
13…論理領域情報記憶部
23,34…RAM
24,33…ROM
30…ホストコントローラ
111…システム領域
112…プロテクト領域
113…ユーザメモリ領域(通常メモリ領域)
121…メモリ制御部
122…論理領域情報通知部
211…論理領域情報取得部
212…論理領域情報通知部
311…アプリケーション実行部
312…ファイル管理部
313…メモリカード制御部
314…論理領域情報取得部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
主装置又は周辺装置に接続して使用するメモリカードであって、
複数に分割された論理領域を含み、前記複数の論理領域のうち特定の論理領域に、アプリケーション及び前記アプリケーションの自動実行を制御する制御情報を格納する不揮発性半導体メモリと、
前記特定の論理領域の属性を、前記主装置が前記アプリケーションを自動実行する読み出し専用の属性と定義した論理領域情報を記憶する論理領域情報記憶部と、
前記主装置又は周辺装置に接続されたことを検知した場合、前記論理領域情報を前記主装置又は周辺装置に通知する論理領域情報通知部
とを備えることを特徴とするメモリカード。
【請求項2】
前記読み出し専用の属性はCD−ROM属性であることを特徴とする請求項1に記載のメモリカード。
【請求項3】
複数の論理領域に分割され、前記複数の論理領域のうち特定の論理領域に、アプリケーション及び前記アプリケーションの自動実行を制御する制御情報を格納する不揮発性半導体メモリを含むメモリカードと、主装置とに接続可能な周辺装置であって、
前記メモリカードが接続されたことを検知した場合、前記特定の論理領域の属性を、前記主装置が前記アプリケーションを自動実行する読み出し専用の属性と定義した論理領域情報を前記メモリカードから取得する論理領域情報取得部と、
取得された前記論理領域情報に基づいて、前記特定の領域が前記読み出し専用の属性であることを示すデバイス情報を前記主装置に通知する論理領域情報通知部
とを備えることを特徴とする周辺装置。
【請求項4】
前記読み出し専用の属性はCD−ROM属性であることを特徴とする請求項3に記載の周辺装置。
【請求項5】
複数の論理領域に分割され、前記複数の論理領域のうち特定の論理領域に、アプリケーション及び前記アプリケーションの自動実行を制御する制御情報を格納する不揮発性半導体メモリを含むメモリカードに接続可能な主装置であって、
前記メモリカードが接続されたことを検知した場合、前記特定の論理領域の属性を読み出し専用の属性と定義した論理領域情報を前記メモリカードから取得する論理領域情報取得部と、
取得された前記論理領域情報に基づいて、前記特定の論理領域から前記制御情報及び前記アプリケーションを取得し、前記アプリケーションを実行するアプリケーション実行部
とを備えることを特徴とする主装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公開番号】特開2008−90539(P2008−90539A)
【公開日】平成20年4月17日(2008.4.17)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−269606(P2006−269606)
【出願日】平成18年9月29日(2006.9.29)
【出願人】(000003078)株式会社東芝 (54,554)
【Fターム(参考)】