説明

メール転送システムおよびメール転送方法

【課題】メール作成時のユーザの操作に負担をかけることなく、許可しない第三者へのメールの転送を防ぐことができるメール転送システムおよびメール転送方法を提供する。
【解決手段】グループ識別子とグループ識別子に対応する許可アドレスとを含むグループ情報を記憶する記憶手段14と、ユーザ端末から受信した電子メールを一時保存するメールサーバ11と、一時保存された電子メールにグループ識別子が付加されているか否かを判定する判定手段12と、判定手段12が電子メールにグループ識別子が付加されていると判定した場合には、メールサーバ11に、グループ識別子に対応するグループ情報に含まれる許可アドレスへの電子メールの送信を許可する制御手段13とを備える。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、メール転送処理を制御するメール転送システムおよびメール転送方法に関する。
【背景技術】
【0002】
電子メール(以下、メールという。)の普及により、社内や個人の秘密情報をメールを使用して送るケースが増えている。メールを受信した者は、メールの作成者に許可なく、メールを第三者へ転送することができるので、メールの作成者がメールの内容を読ませたくない相手に対してメールが転送されてしまうことがある。
【0003】
メールの作成者がメールに付与した制御用情報(許可あるいは禁止する転送先のアドレスや転送可能期間など)にもとづいて、メールの転送の可否を判断して、メールの配信処理を制御するシステムがある(例えば、特許文献1参照。)。また、特定のグループのメンバ間で、正式なメールアドレスを知らせずにメールのやり取りを可能とする方法がある(例えば、特許文献2参照。)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2005−141294号公報
【特許文献2】特開2009−272885号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に示すシステムでは、メールの作成者がメールに制御用情報を付与する必要があるため、メールの作成に時間を要するとともに、メール自体の容量が大きくなる。特許文献2に示す方法では、グループの代表または代理人である申請者がグループの申請を行い、申請時に取得した各メンバのグループ内メールアドレスを各メンバに通知する必要がある。また、各メンバがグループ内メールアドレスを使用するためには、グループ内メールアドレスの利用登録申請を行う必要がある。
【0006】
そこで、本発明は、メール作成時のユーザの操作に負担をかけることなく、許可しない第三者へのメールの転送を防ぐことができるメール転送システムおよびメール転送方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明によるメール転送システムは、メール転送処理を制御するメール転送システムであって、グループ識別子とグループ識別子に対応する許可アドレスとを含むグループ情報を記憶する記憶手段と、ユーザ端末から受信した電子メールを一時保存するメールサーバと、一時保存された電子メールにグループ識別子が付加されているか否かを判定する判定手段と、判定手段が電子メールにグループ識別子が付加されていると判定した場合には、メールサーバに、グループ識別子に対応するグループ情報に含まれる許可アドレスへの電子メールの送信を許可する制御手段とを備えたことを特徴とする。
【0008】
本発明によるメール転送方法は、メール転送処理を制御するメール転送システムにおけるメール転送方法であって、グループ識別子とグループ識別子に対応する許可アドレスとを含むグループ情報を記憶手段に記憶し、ユーザ端末から受信した電子メールを一時保存し、一時保存された電子メールにグループ識別子が付加されているか否かを判定し、電子メールにグループ識別子が付加されていると判定した場合には、グループ識別子に対応するグループ情報に含まれる許可アドレスへの電子メールの送信を許可することを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、メール作成時のユーザの操作に負担をかけることなく、許可しない第三者へのメールの転送を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【図1】本発明によるメール転送システムの一例を示す説明図である。
【図2】ユーザ端末におけるメールの転送、返信および新規作成の手順の一例を示すフローチャートである。
【図3】本発明によるメール転送システムの動作の一例を示すフローチャートである。
【図4】本発明によるメール転送システムの主要部を示すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
実施形態1.
以下、本発明の第1の実施形態を図面を参照して説明する。
【0012】
図1は、本発明によるメール転送システムの一例を示す説明図である。
【0013】
図1に示すメール転送システム100は、メールサーバ110と、グループメール判定部120と、制御部130と、グループ情報記憶部140とを備える。
【0014】
メール転送システム100は、基地局300を介して、ユーザ端末201〜204と通信可能に接続されている。また、ユーザ端末201〜204は、基地局300およびメールサーバ110を介して、各端末間でメールの送受信を行う。なお、図1では、4つのユーザ端末が例示されているが、ユーザ端末はいくつあってもよい。
【0015】
メールサーバ110は、情報処理装置であって、メールの配信制御を行う。メールサーバ110は、基地局300から受信したメールを一時保存する。また、メールサーバ110は、制御部130の指示にもとづいて、一時保存されたメールを送信する。
【0016】
グループメール判定部120は、メールサーバ110に一時保存されているメールに対して、メールの種類の判定を行う。メールの種類には、通常メール、グループ登録メールおよびグループメールがある。グループ登録メールは、グループに登録するメールアドレスが本文に記載されたメールである。グループは、グループ登録メール作成者と、グループ登録メール作成者が情報の共有を許可した相手とによって構成される。グループメールは、グループのメンバ間で送受信されるメールである。通常メールは、グループ登録メールおよびグループメール以外のメールである。
【0017】
制御部130は、メールサーバ110がグループ登録メールを受信すると、グループ登録メールの内容にもとづいてグループ情報を生成し、グループ情報記憶部140にグループ情報を記憶する。グループ情報は、制御部130がグループを管理するための情報であって、グループキーと1つまたは複数の許可アドレスとを含む。許可アドレスは、グループ登録メールの送信者(作成者)のアドレスおよびグループ登録メールの本文に記載されているアドレスである。グループキーは、グループを識別するための識別子であって、制御部130によって各グループに重複しないように割り当てられる。グループキーは、グループメールのヘッダ情報に付加される。なお、グループキーは、ヘッダ情報以外に付加されてもよい。
【0018】
制御部130は、グループ登録の完了の通知とグループキーとを記載したメールを作成し、メールサーバ110を介して、グループ登録メールの送信者に対して送信する。
【0019】
グループ情報記憶部140は、グループ情報を記憶する。図1に示す例では、1つのグループ情報141が記憶されているが、グループ情報はいくつ記憶されていてもよい。
【0020】
ユーザ端末201〜204は、パーソナルコンピュータや携帯端末などの端末である。また、図1に示す例では、ユーザ端末201、ユーザ端末202およびユーザ端末203のユーザが同じグループに属している。
【0021】
ユーザ端末201〜204は、メールのヘッダ情報を編集することができるヘッダ情報編集機能を備える。ヘッダ情報編集機能は、例えば、メールのヘッダ情報を編集するためのソフトウェアなどで実現される。メールのヘッダ情報は、送信先のメールアドレス、送信元のメールアドレス、メールの送信経路、メールの識別番号、送信日時などを含む。メールのヘッダ情報は、本文とは別の領域に存在し、通常、ユーザは編集できない。なお、メールのヘッダ情報を編集するためのソフトウェアや方法については広く知られているため、説明を省略する。なお、グループメールを新規作成しないユーザ端末、つまり、メールのヘッダ情報を編集しないユーザ端末は、ヘッダ情報編集機能を備えていなくてもよい。
【0022】
次に、本実施形態の動作の説明をする。ここでは、図1に示すユーザ端末201がヘッダ情報編集機能を備えている場合を例にする。
【0023】
図2は、ユーザ端末におけるメールの転送、返信および新規作成の手順の一例を示すフローチャートである。ステップS201〜S209の処理は、ユーザ端末201のユーザがユーザ端末201の操作部(図示せず)を操作して行う。
【0024】
ユーザ端末201のユーザは、受信したメール(元のメール)に対する転送メールまたは返信メールの作成を行う場合(ステップS201におけるNo)、転送メールまたは返信メールの本文の編集を行い(ステップS207)、ステップS208に移行する。なお、ステップS207において元のメールがグループメールであっても、グループキーはメールのヘッダ情報に付加されているので、メール本文の編集によってグループキーは削除されない。つまり、ヘッダ情報にグループキーが付加された転送メールまたは返信メールが作成される。
【0025】
ユーザ端末201のユーザは、メールを新規作成する場合であって(ステップS201におけるYes)、グループ登録メールを作成する場合は(ステップS202のYes)、メールの本文に許可アドレスを記載して(ステップS203)、メールのあて先にグループ登録専用アドレスを設定して(ステップS204)、ステップS209の処理に移行する。グループ登録専用アドレスは、メール転送システム100がグループ登録メールを識別するための専用アドレスであり、グループ登録メールのあて先に設定される。
【0026】
ユーザ端末201のユーザは、グループ登録メール以外のメールを新規作成する場合は(ステップS202のNo)、メール本文の編集時に、ユーザ端末201が備えるヘッダ情報編集機能を使用してメールのヘッダ情報にグループキーを付加する(ステップS205およびステップS206)。なお、通常メールを新規作成する場合は、ステップS206のグループキーを付加する処理は行われない。
【0027】
ユーザ端末201のユーザは、メールのあて先に送信アドレスを指定する(ステップS208)。作成されたメールがグループメールである場合は、ユーザ端末201のユーザは、メールのあて先に許可アドレスを設定する。
【0028】
ユーザ端末201のユーザは、ステップS201〜S208において作成されたメールの送信をユーザ端末201に指示する(ステップS209)。
【0029】
図3は、本発明によるメール転送システムの動作の一例を示すフローチャートである。
【0030】
メールサーバ110は、基地局300を介してユーザ端末から受信したメールを一時保存する(ステップS301)。
【0031】
グループメール判定部120は、ステップS301においてメールサーバ110に一時保存されたメールがグループメールであるか否かを判定する(ステップS302)。
【0032】
グループメール判定部120は、メールサーバ110に一時保存されたメールがグループメールでない場合は(ステップS302のNo)、グループ登録メールか否かを判定する(ステップS303)。
【0033】
グループ登録メールでないと判定された場合は(ステップS303のNo)、制御部130は、通常メールと判断し、メールサーバ110にメールの送信を指示する(ステップS304)。メールサーバ110は、制御部130からメールの送信指示を受け付けると、基地局300を介して、一時保存されたメールを送信する。
【0034】
グループ登録メールであると判定された場合は(ステップS303のYes)、制御部130は、グループキーを新規に生成して(ステップS305)、グループキーとグループ登録メールの送信元アドレスとグループ登録メールに記載されているアドレスとを含むグループ情報を、グループ情報記憶部140に記憶する(ステップS306)。これにより、グループ登録メールの送信元アドレスとグループ登録メールに記載されているアドレスとが、生成されたグループキーに対応する許可アドレスとしてメール転送システム100に登録される。また、制御部130は、グループ登録の完了の通知とグループキーとを記載した通知メールをグループ登録メールの送信者に送信する(ステップS307)。
【0035】
ステップS302において、メールサーバ110に一時保存されたメールがグループメールであると判定された場合は(ステップS302のYes)、制御部130は、グループメールに付加されたグループキーに対応するグループ情報をグループ情報記憶部140から取得する。制御部130は、グループメールのあて先アドレスと、グループメールに付加されたグループキーに対応するグループ情報に含まれる許可アドレスとを比較する(ステップS308)。グループメールのあて先アドレスが許可アドレスと一致しない場合は(ステップS308のNo)、制御部130は、送信不可能なアドレスであると判断して、あて先アドレスをグループメールから削除する(ステップS309)。
【0036】
グループメールにあて先アドレスが複数ある場合には、制御部130は、すべてのあて先アドレスに対して、ステップS308からステップS309までの処理を実行する(ステップS310)。
【0037】
ステップS310の後、グループメールのあて先アドレスに送信可能なアドレスが存在する場合は(ステップS311のYes)、制御部130はグループメールの送信をメールサーバ110に指示する(ステップS312)。グループメールのあて先アドレスに送信可能なアドレスが存在しない場合は(ステップS311のNo)、制御部130は、メールサーバ110に一時保存されたグループメールを削除する(ステップS313)。
【0038】
以上に説明したように、本発明によれば、グループキーが付加されたメールは、グループキーに対応する許可アドレス以外に送信されないので、メールの作成者が送信メールのヘッダ情報にグループキーを付加するだけで、メールの受信者によってグループに属さない第三者の端末にメールが転送されることがない。図1に示す例では、ユーザ端末201が作成したグループキーが付加されたメールは、ユーザ端末201〜203の端末間では転送可能であるが、グループに属さないユーザ端末204には転送できない。
【0039】
また、グループキーをメールのヘッダ情報に付加しているので、グループキーが付加されたメールの受信者が転送メールまたは返信メールの本文を編集するときに、グループキーが削除されることがない。
【0040】
また、グループ登録を一度済ませれば、グループのメンバに対してグループメールの送信ができるので、グループメールの作成処理または送信処理に負担を要しない。
【0041】
図4は、本発明によるメール転送システムの主要部を示すブロック図である。図4に示すように、メール転送システムは、メール転送処理を制御するメール転送システム(図1に示すメール転送システム100に相当。)であって、グループ識別子(グループキーに相当。)とグループ識別子に対応する許可アドレスとを含むグループ情報を記憶する記憶手段14(図1に示すメール転送システム100におけるグループ情報記憶部140に相当。)と、ユーザ端末(図1に示すユーザ端末201〜204に相当。)から受信した電子メールを一時保存するメールサーバ11(図1に示すメール転送システム100におけるメールサーバ110に相当。)と、一時保存された電子メールにグループ識別子が付加されているか否かを判定する判定手段12(図1に示すメール転送システム100におけるグループメール判定部120に相当。)と、判定手段12が電子メールにグループ識別子が付加されていると判定した場合には、メールサーバ11に、グループ識別子に対応するグループ情報に含まれる許可アドレスへの電子メールの送信を許可する制御手段13(図1に示すメール転送システム100における制御部130に相当。)とを備える。
【0042】
上記の実施形態には、以下のようなメール転送システムも開示されている。
【0043】
(1)制御手段13は、電子メールに付加されたグループ識別子に対応するグループ情報を記憶手段14から取得し、グループ情報に含まれる許可アドレスと電子メールのあて先アドレスとを比較して、許可アドレスの中にあて先アドレスと一致するアドレスが存在しない場合には、あて先アドレスを電子メールから削除するメール転送システム。
【0044】
(2)制御手段13は、電子メールに付加されたグループ識別子に対応するグループ情報に含まれる許可アドレスと、電子メールのすべてのあて先アドレスとが一致しない場合には、電子メールを削除するメール転送システム。
【0045】
(3)制御手段13は、メールサーバ11に一時保存された電子メールのあて先アドレスがグループ登録専用アドレスであった場合には、グループ識別子を生成するメール転送システム。
【0046】
(4)制御手段13は、メールサーバ11に一時保存された電子メールのあて先アドレスがグループ登録専用アドレスであった場合には、グループ識別子を生成し、電子メールの送信元アドレスと電子メールの本文に記載されているメールアドレスとをグループ識別子に対応する許可アドレスであると判断し、グループ識別子と許可アドレスとを含むグループ情報を記憶手段14に記憶するメール転送システム。
【符号の説明】
【0047】
11、110 メールサーバ
12 判定手段
13 制御手段
14 記憶手段
100 メール転送システム
120 グループメール判定部
130 制御部
140 グループ情報記憶部
141 グループ情報
201〜204 ユーザ端末
300 基地局

【特許請求の範囲】
【請求項1】
メール転送処理を制御するメール転送システムであって、
グループ識別子と前記グループ識別子に対応する許可アドレスとを含むグループ情報を記憶する記憶手段と、
ユーザ端末から受信した電子メールを一時保存するメールサーバと、
一時保存された前記電子メールにグループ識別子が付加されているか否かを判定する判定手段と、
前記判定手段が前記電子メールにグループ識別子が付加されていると判定した場合には、前記メールサーバに、前記グループ識別子に対応するグループ情報に含まれる許可アドレスへの前記電子メールの送信を許可する制御手段とを備えた
ことを特徴とするメール転送システム。
【請求項2】
制御手段は、電子メールに付加されたグループ識別子に対応するグループ情報を記憶手段から取得し、前記グループ情報に含まれる許可アドレスと前記電子メールのあて先アドレスとを比較して、前記許可アドレスの中に前記あて先アドレスと一致するアドレスが存在しない場合には、前記あて先アドレスを前記電子メールから削除する
請求項1に記載のメール転送システム。
【請求項3】
制御手段は、電子メールに付加されたグループ識別子に対応するグループ情報に含まれる許可アドレスと、前記電子メールのすべてのあて先アドレスとが一致しない場合には、前記電子メールを削除する
請求項1または請求項2に記載のメール転送システム。
【請求項4】
制御手段は、メールサーバに一時保存された電子メールのあて先アドレスがグループ登録専用アドレスであった場合には、グループ識別子を生成する
請求項1から請求項3のうちのいずれか1項に記載のメール転送システム。
【請求項5】
制御手段は、メールサーバに一時保存された電子メールのあて先アドレスがグループ登録専用アドレスであった場合には、グループ識別子を生成し、前記電子メールの送信元アドレスと前記電子メールの本文に記載されているメールアドレスとを前記グループ識別子に対応する許可アドレスであると判断し、前記グループ識別子と前記許可アドレスとを含むグループ情報を記憶手段に記憶する
請求項1から請求項4のうちのいずれか1項に記載のメール転送システム。
【請求項6】
メール転送処理を制御するメール転送システムにおけるメール転送方法であって、
グループ識別子と前記グループ識別子に対応する許可アドレスとを含むグループ情報を記憶手段に記憶し、ユーザ端末から受信した電子メールを一時保存し、一時保存された前記電子メールにグループ識別子が付加されているか否かを判定し、前記電子メールにグループ識別子が付加されていると判定した場合には、前記グループ識別子に対応するグループ情報に含まれる許可アドレスへの前記電子メールの送信を許可する
ことを特徴とするメール転送方法。
【請求項7】
電子メールに付加されたグループ識別子に対応するグループ情報を記憶手段から取得し、前記グループ情報に含まれる許可アドレスと前記電子メールのあて先アドレスとを比較して、前記許可アドレスの中に前記あて先アドレスと一致するアドレスが存在しない場合には、前記あて先アドレスを前記電子メールから削除する
請求項6に記載のメール転送方法。
【請求項8】
電子メールに付加されたグループ識別子に対応するグループ情報に含まれる許可アドレスと、前記電子メールのすべてのあて先アドレスとが一致しない場合には、前記電子メールを削除する
請求項6または請求項7に記載のメール転送方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2012−226600(P2012−226600A)
【公開日】平成24年11月15日(2012.11.15)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−94335(P2011−94335)
【出願日】平成23年4月20日(2011.4.20)
【出願人】(000197366)NECアクセステクニカ株式会社 (1,236)
【Fターム(参考)】