説明

モータ駆動回路

【課題】 ノイズの発生を低減したモータ駆動回路を提供する。
【解決手段】 電源電圧を降圧するトランジスタ220と、一端がトランジスタ220の出力側に接続され、他端がファンモータMの各相に対応した多相のコイルのうちの1相のコイルとの接続端に接続された第1のトランジスタ310a〜310cと、一端がコイルとの接続端に接続され、他端が直流電源210の低位側に接続された第2のトランジスタ320a〜320cとをファンモータMの各相ごとに備えるスイッチ回路300と、各相のコイルに印加する電圧を、所定期間ごとに切替えてファンモータMを回転駆動させると共に、所定期間中、電圧を印加される相のコイルに電圧を印加するための第1のトランジスタ310a〜310c及び第2のトランジスタ320a〜320cが、所定期間中継続してオン状態又はオフ状態となるようにスイッチ回路300を制御するドライバIC230とを備える。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、モータ駆動回路に関する。
【背景技術】
【0002】
複数のコイル(以下、多相コイルという)を備え、各コイルに電流を流すタイミングや各コイルに電圧を印可するタイミングを制御することで回転する多相モータが知られている。このような多相モータの回転を制御するモータ駆動回路では、各相のコイルに流す電流量(又は実効電圧)を制御するパルス信号のオンオフ比率を変えることによって、多相コイルに流す駆動電流を制御するPWM(Pulse Width Modulation)制御が一般的に行われている。通常、このようなモータ駆動回路では、パルス信号の周波数は数十kHz以上といった高周波数にされる。また、PWM制御では、電流の変化、すなわち、電流の立ち上がり、立ち下がりは急峻とされる。このため、モータ駆動回路を備えるモータからは高周波ノイズが発生する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開昭58−186393号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
車両は狭い空間の中にノイズ発生源であるエンジンや数十個以上のモータを搭載しており、高周波ノイズの影響が出やすい環境にある。高周波ノイズが車両の制御装置(以下、ECU(Electronic Control Unit)という)に入り込むと、ECUが誤作動を起こす可能性があった。このため、車載用のモータには、安全上ノイズの発生を低減することが求められる。例えば、モータの支持具であるブラケットを金属製(アルミ製)にして、このブラケットにグランドを落としていたが、金属製にすることでコスト高となっていた。
【0005】
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、ノイズの発生を低減したモータ駆動回路を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
かかる目的を達成するために、本発明のモータ駆動回路は、電源電圧に接続され、該電源電圧を降圧する降圧回路と、一端が、前記降圧回路の出力側に接続され、他端が、多相モータの各相に対応して設けられた多相のコイルのうちの1相のコイルとの接続端に接続された第1のスイッチと、一端が、前記接続端に接続され、他端が、前記電源電圧の低位側に接続された第2のスイッチと、一端が、前記第1のスイッチのオン、オフを制御する、前記第1のスイッチの制御端子に接続され、他端が、接地された第3のスイッチとを、前記多相モータの各相ごとに備えるスイッチ回路と、各相のコイルに印加する電圧を、所定期間ごとに切替えて前記多相モータを回転駆動させると共に、電圧を印加される相のコイルに前記電圧を印可するための第1のスイッチ及び第2のスイッチが、前記所定期間中継続してオン状態又はオフ状態となるように、前記第3のスイッチのオン、オフを制御する、前記第3のスイッチの制御端子及び前記第2のスイッチのオン、オフを制御する、前記第2のスイッチの制御端子に印加する電圧を制御する駆動制御回路とを有することを特徴とする。
本発明は、電源電圧を降圧回路で降圧し、降圧した電圧を多相モータの各コイルに印加しているため、第1のスイッチと第2のスイッチとをPWM制御によりオン、オフさせる必要がない。このため、ノイズの発生を低減したモータ駆動回路とすることができる。
【0007】
上記モータ駆動回路において、前記降圧回路は、エミッタフォロワ回路であることを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、ノイズの発生を低減したモータ駆動回路を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【図1】モータ駆動回路を搭載した車両の構成の概略を示す図である。
【図2】ファンモータの断面を示す断面図である。
【図3】モータ駆動回路の構成を示す構成図である。
【図4】PWM制御によりコイルLu、Lv、Lwにかかる電圧を変更する、従来の制御方法を示す図である。
【図5】本実施例の制御によりコイルLu、Lv、Lwにかかる電圧を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施例を説明する。
【実施例】
【0011】
まず、図1を参照しながら本実施例の構成を説明する。図1には、モータ駆動回路を備えた車両1の構成の一例を示す。車両1には、ECU100、エンジン110、駆動用モータ120、動力分割装置130、シャフト140、バッテリ150、冷却装置160が搭載されている。
【0012】
車両1は、車両1の駆動源としてエンジン110と駆動用モータ120とを備え、車両1の走行状態やユーザの操作入力によって、エンジン110による駆動と、駆動用モータ120による駆動と、エンジン110と駆動用モータ120とによる駆動とに切り替えることができる。なお、駆動用モータ120は、バッテリ150から供給される電力によって動作する。
【0013】
動力分割装置130は、遊星歯車機構であり、エンジン110の動力と駆動用モータ120の動力とを切り替えて、シャフト140に伝達することができる。
【0014】
ECU100は、車両1全体の動作を制御する電子制御ユニットである。ECU100は、CPU、ROM、RAM等を備え、車両1に搭載された各種センサの出力値に応じて各装置に指令を出す。
【0015】
冷却装置160は、ファンモータM(多相モータ(図2参照))を備え、ファンモータMの回転によりバッテリ150を冷却する。冷却装置160がバッテリ150を冷却することにより、バッテリ150の温度上昇に基づく充電効率の低下を抑制することができる。冷却装置160によるバッテリ150の冷却動作は、ECU100によって制御される。なお、本実施例のファンモータMの詳細については後述するが、U相、V相、W相の3相のコイルLu、Lv、Lwを備えた3相モータである(以下、コイルLu、Lv、Lwを区別する必要がない場合には、コイルLと表記する)。
【0016】
図2に、ファンモータMの断面図を示す。ファンモータMには、ファンFが連結されている。ファンFは、ファンモータMの動力によって回転し、ファンFが回転することによってバッテリ150が冷却される。ファンモータMの駆動は、ECU100によって制御される。
【0017】
ファンモータMは、ケース10、ステータ20、コイルL、ロータ40、プリント基板60等を有している。ケース10は、合成樹脂製である。ケース10は、外側でロータ40を回転可能に支持していると共に、内側にプリント基板60を収納している。
ステータ20は金属製である。ステータ20には、複数のコイルLが巻かれている。コイルLは、端子部36によりプリント基板60と電気的に接続されている。コイルLが通電することにより、ステータ20が励磁される。ケース10は、ステータ20、コイルLと共にインサート形成により一体に形成されている。ケース10とプリント基板60とは別体に形成されている。
【0018】
ロータ40は、回転軸42、ヨーク44、複数の永久磁石46を有している。回転軸42には、ヨーク44が固定されており、ヨーク44は回転軸42と共に回転する。ヨーク44は、略円筒状であり、金属製である。ヨーク44の内周側面には、複数の永久磁石46が固定されている。永久磁石46は、ステータ20の外周面と対向している。永久磁石46とステータ20との間に作用する磁気的吸引力、反発力により、ロータ40はステータ20に対して回転する。
【0019】
プリント基板60は、剛性を有した絶縁性の基板上に導電パターンが形成されたものである。プリント基板60上には、図3に示すドライバIC230やトランジスタ(エミッタフォロワ回路)220等を備えるモータ駆動回路が形成されている。
【0020】
次に、図3を参照しながら、モータ駆動回路の構成について説明する。
モータ駆動回路は、直流電源210と、トランジスタ220と、ドライバIC230と、スイッチ回路300とを備えている。
【0021】
直流電源210は、ファンモータMを駆動するための電源である。直流電源210の電圧は、例えば、14Vに設定されている。
【0022】
エミッタフォロワ回路としてのトランジスタ220は、直流電源210から供給される電源電圧を降圧する。トランジスタ220のコレクタ端子は、直流電源210の高位側に接続され、エミッタ端子は、スイッチ回路300に接続されている。また、トランジスタ220のベース端子は、ECU100に接続され、ECU100からベース端子に、後述するコントロール信号が出力される。
【0023】
ドライバIC230は、スイッチ回路300に含まれる各スイッチのオン、オフを制御して、各相のコイルLu、Lv、Lwに印加する電圧を所定期間ごとに切替え、ファンモータMを回転駆動する。ドライバIC230は、スイッチ回路300の、後述する第2のトランジスタ320a〜320cと、第3のトランジスタ330a〜330cとに接続している。
【0024】
次に、スイッチ回路300について説明する。スイッチ回路300は、第1のスイッチとしての第1のトランジスタ310a、310b、310cと、第2のスイッチとしての第2のトランジスタ320a、320b、320cと、第3のスイッチとしての第3のトランジスタ330a、330b、330cとを備えている。
第1のトランジスタ310a、310b、310cの各エミッタ端子は、結束点315で結束されている。結束点315は、トランジスタ220の出力側(エミッタ端子側)に接続されている。また、第1のトランジスタ310a、310b、310cの各コレクタ端子は、ファンモータMの各コイルLu、Lv、Lwとの接続端子316、317、318にそれぞれ接続されている。また、第1のトランジスタ310a、310b、310cの各ベース端子(制御端子)は、第3のトランジスタ330a、330b、330cのコレクタ端子に、抵抗350a、350b、350cを介してそれぞれ接続されている。
第2のトランジスタ320a、320b、320cは、各コレクタ端子が接続端子316、317、318にそれぞれ接続され、各エミッタ端子は、直流電源210の低位側に接続されている。また、第2のトランジスタ320a、320b、320cの各ベース端子(制御端子)は、ドライバIC230に接続され、ドライバIC230から出力される、通電するコイルLu、Lv、Lwを切り替える切替信号を入力する。
【0025】
第3のトランジスタ330a、330b、330cは、各エミッタ端子が接地され、各コレクタ端子が抵抗350a、350b、350cを介して第1のトランジスタ310a、310b、310cのベース端子に接続されている。また、各抵抗350a、350b、350cと、第1のトランジスタ310a、310b、310cの各ベース端子とを接続する配線は、抵抗360a、360b、360cを介してそれぞれトランジスタ220の出力側(エミッタ端子側)に接続されている。第3のトランジスタ330a、330b、330cの各ベース端子(制御端子)は、ドライバIC230に接続され、ドライバIC230から出力される、通電するコイルLu、Lv、Lwを切り替える切替信号を入力する。ドライバIC230から出力される切替信号によって第3のトランジスタ330a、330b、330cがオン、オフされることにより、第1のトランジスタ310a、310b、310cもオン、オフされる。
【0026】
トランジスタ220のベース端子には、ECU100から出力されたコントロール信号が入力される。ECU100からのコントロール信号を入力したトランジスタ220は、コントロール信号の電圧レベルに応じた電圧となるように、直流電源210から入力した電源電圧を降圧してエミッタ端子側に出力する。このため、第1のトランジスタ310a、310b、310cのエミッタ端子が結束された、スイッチ回路300の結束点315の電圧も、降圧回路であるトランジスタ220によって降圧された電源電圧となる。したがって、スイッチ回路300を介してファンモータMの各コイルLu、Lv、Lwに印加される電圧は、ECU100の制御によって電圧が調整(降圧)された電源電圧となる。
【0027】
ドライバIC230は、第3のトランジスタ330a、330b、330cのベース端子と、第2のトランジスタ320a、320b、320cのベース端子とに、相切り替えのための切替信号を出力する。この切替信号は、ドライバIC230によってパルス幅を変調されたPWM信号ではなく、各相のコイルLu、Lv、Lwに電圧を印加するための第1のトランジスタ310a〜310cと第2のトランジスタ320a〜320cとが、所定期間中、継続してオン状態又はオフ状態となるように制御する信号(すなわち、オンさせるトランジスタには、オンデューティが100%の切替信号)である。
【0028】
図4、5を参照しながらより詳細に説明する。図4には、パルス幅を変調したPWM信号によってコイルLu、Lv、Lwにかかる電圧を変更する、従来の制御方法を示す。
各相のコイルLu、Lv、Lwには、図4に示す第1期間、第2期間、第3期間において異なる電圧が印加される。第1期間は、コイルLu、Lv、Lwにハイレベルの電圧が印加される期間であり、第3期間は、コイルLu、Lv、Lwにローレベルの電圧が印加される期間である。また、第2期間は、ハイベルの電圧とローレベルの電圧との中間の中間電圧がコイルLu、Lv、Lwに印加される期間である。また、第1期間と第3期間との期間の長さは等しく、第2期間の長さは、第1期間と第3期間の1/2の長さである。第1期間から第3期間に移行する間、又は第3期間から第1期間に移行する間に、第2期間が設けられている。各相(U、V、W)ごとに第1期間、第2期間、第3期間とするタイミングをずらすことで、ドライバIC230は、多相モータを回転制御している。
【0029】
また、従来のPWM制御においては、第1期間と第3期間とにおいて、ドライバIC230は、U相のコイルLuに電圧を印加するスイッチ(例えば、第3のトランジスタ330aと、第2のトランジスタ320aとであると仮定する)にPWM信号を出力して、第3のトランジスタ330a(すなわち、第1のトランジスタ310a)と、第2のトランジスタ320aとの少なくとも一方をオン、オフさせる。V相、W相のコイルLv、Lwに電圧を印加するスイッチについても同様である。第1期間と第3期間とにおいて、スイッチがオン、オフされることにより、コイルLu、Lv、Lwにかかる実効電圧が変化し、多相モータの回転数が制御される。なお、図4には、スイッチがオン、オフされ、コイルLu、Lv、Lwにかかる電圧が変動している様子を、第1期間内と第3期間内とにおいて点線で示している。
【0030】
図5には、本実施例の場合の、コイルLu、Lv、Lwにかかる電圧を示す。本実施例も各相のコイルLu、Lv、Lwには、図5に示す第1期間、第2期間、第3期間において異なる電圧が印加される。また、各相(U、V、W)ごとに第1期間、第2期間、第3期間とするタイミングをずらすことで、多相モータを回転制御している。
本実施例では、直流電源210とコイルLu、Lv、Lwとの間に、トランジスタ220のエミッタフォロワ回路を設けている。ECU100は、ファンモータMの目標回転数に応じた電圧のコントロール信号をトランジスタ220に出力する。トランジスタ220は、ベース端子に入力したコントロール信号の電圧に応じて、入力した直流電源210の電圧を降圧し、降圧した電圧を出力側に出力する。従って、コイルLu、Lv、Lwに印加される電圧は、ファンモータMの目標回転数に応じた電圧となるように降圧された電圧となる。このため、ドライバIC230は、PWM制御によって第1〜第3のトランジスタ310a〜310c、320a〜320c、330a〜330cをオン、オフさせる必要がない。なお、図5に示す各コイルLu、Lv、Lwにかかる電圧において、斜線で示す領域は、トランジスタ220によって降圧された電圧分を示している。
また、ドライバIC230は、第1〜第3のトランジスタ310a〜310c、320a〜320c、330a〜330cをPWM制御する必要がないため、コイルLu、Lv、Lwに電圧を印加する場合に、第1期間及び第3期間において第1及び第2のトランジスタ310a〜310c、320a〜320cが継続してオン状態、又はオフ状態となるようにスイッチ回路300を制御する。すなわち、ドライバIC230は、第1期間中及び第3期間中、オンデューティが100%の切替信号又はオンデューティが0%の切替信号を、第2のトランジスタ320a〜320c及び第3のトランジスタ330a〜330cに継続して出力する。なお、第2期間においても同様である。また、ドライバIC230は、第1期間〜第3期間の各期間の間は、切替信号のオンデューティを変更することはなく、各相のコイルLu、Lv、Lwに印加する電圧を切替えるタイミング(図5に示す第1期間、第2期間、第3期間の切替えタイミング)で切替信号のオンデューティを100%又は0%に変更している。
【0031】
以上の説明より明らかなように本実施例は、ファンモータMの目標回転数に応じた電圧をコイルLu、Lv、Lwに印加するため、PWM制御により第1〜第3のトランジスタ310a〜310c、320a〜320c、330a〜330cをオン、オフさせる必要がない。このため、トランジスタのオンオフスイッチングによるノイズの発生を低減することができる。また、ノイズの発生を低減することで、ファンモータMのブラケットを金属製とする必要がなくなり、コストを削減することができる。
【0032】
上述した実施例は、本発明の好適な実施の例である。但し、これに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変形実施が可能である。例えば、ファンモータMは、U相、V相、W相の3相のコイルLu、Lv、Lwを備えた多相モータとしたが、3相よりも多くの相を有する多相モータであってもよい。
【符号の説明】
【0033】
1 車両
100 ECU
210 直流電源
220 トランジスタ(降圧回路、エミッタフォロワ回路)
230 ドライバIC(駆動制御回路)
300 スイッチ回路
310a〜310c 第1のトランジスタ(第1のスイッチ)
320a〜320c 第2のトランジスタ(第2のスイッチ)
330a〜330c 第3のトランジスタ(第3のスイッチ)
350a〜350c、360a〜360c 抵抗
Lu、Lv、Lw コイル

【特許請求の範囲】
【請求項1】
電源電圧に接続され、該電源電圧を降圧する降圧回路と、
一端が、前記降圧回路の出力側に接続され、他端が、多相モータの各相に対応して設けられた多相のコイルのうちの1相のコイルとの接続端に接続された第1のスイッチと、一端が、前記接続端に接続され、他端が、前記電源電圧の低位側に接続された第2のスイッチと、一端が、前記第1のスイッチのオン、オフを制御する、前記第1のスイッチの制御端子に接続され、他端が、接地された第3のスイッチとを、前記多相モータの各相ごとに備えるスイッチ回路と、
各相のコイルに印加する電圧を、所定期間ごとに切替えて前記多相モータを回転駆動させると共に、電圧を印加される相のコイルに前記電圧を印可するための第1のスイッチ及び第2のスイッチが、前記所定期間中継続してオン状態又はオフ状態となるように、前記第3のスイッチのオン、オフを制御する、前記第3のスイッチの制御端子及び前記第2のスイッチのオン、オフを制御する、前記第2のスイッチの制御端子に印加する電圧を制御する駆動制御回路と、
を有することを特徴とするモータ駆動回路。
【請求項2】
前記降圧回路は、エミッタフォロワ回路であることを特徴とする請求項1記載のモータ駆動回路。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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