ラミニン−5γ2結合性ペプチド、その関連組成物およびその使用
ラミニン-5のγ2鎖および他のγ2関連タンパク質に特異的に結合する新規ペプチド;関連組成物(例えば、斯かるペプチドの誘導体および変異体;斯かるペプチドをコードする配列を含んでなる核酸;斯かる分子の何れかを含有してなる医薬組成物);診断、予防、および治療目的でこれらを使用する方法;および追加の新規且つ有用な関連組成物および方法が提供される。
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【特許請求の範囲】
【請求項1】
ヒト・ラミニン-5(Ln-5γ2DIII)のγ2鎖のドメインIIIの少なくとも一部に対する特異的結合において、mAb 5D5、mAb 6C12と競合し、またはmAb 5D5およびmAb 6C12の両方と交差競合するペプチド。
【請求項2】
請求項1に記載のペプチドであって、該ペプチドは、mAb 6C12とよりも、mAb 5D5と競合するペプチド。
【請求項3】
請求項1に記載のペプチドであって、該ペプチドは、mAb 5D5とよりもmAb 6C12と競合するペプチド。
【請求項4】
請求項1〜3の何れか1項に記載のペプチドであって、該ペプチドがモノクローナル抗体であるペプチド。
【請求項5】
請求項4に記載のペプチドであって、前記モノクローナル抗体がヒト化抗体であるペプチド。
【請求項6】
請求項4に記載のペプチドであって、前記モノクローナル抗体が完全なヒト抗体であるペプチド。
【請求項7】
請求項1〜6の何れか1項に記載のペプチドであって、該ペプチドは、ヒト癌細胞から分泌されるLn-5γ2DIIIの少なくとも一部を含んでなるタンパク質に結合するペプチド。
【請求項8】
請求項1〜7の何れか1項に記載のペプチドであって、該ペプチドは、癌細胞を死滅させる化合物に結合されるペプチド。
【請求項9】
請求項1〜7の何れか1項に記載のペプチドであって、該ペプチドは検出剤に結合されるペプチド。
【請求項10】
治療的に有効な量の請求項1〜8の何れか1項に記載の単離されたペプチドと、薬学的に許容可能なキャリアとを含有してなる組成物。
【請求項11】
請求項10に記載の組成物であって、該組成物は更に、治療的に有効な量の少なくとも一つの二次的抗癌剤を含有してなる組成物。
【請求項12】
請求項1〜8の何れか1項に記載のペプチド、請求項1〜7の何れか1項に記載のペプチドをコードする配列を含んでなる核酸、またはその両方の使用であって、癌を治療するための医薬の製造における使用。
【請求項13】
癌を治療するための医薬の製造における、請求項10または請求項11に記載の組成物の使用。
【請求項14】
組成物のγ2関連ペプチド含量を評価するためのアッセイであって、請求項1〜7の何れか1項に記載のペプチドを前記組成物に加えることと、該ペプチドが前記組成物中の何れかのγ2関連ペプチドに結合するかどうかを決定することとを含んでなるアッセイ。
【請求項15】
前記組成物がヒト患者の組織である、請求項14に記載のアッセイ。
【請求項16】
前記アッセイがインビボで行われる、請求項15に記載のアッセイ。
【請求項17】
請求項16に記載の方法であって、前記アッセイは、(a)抗癌性の外科的方法、(b)抗癌剤の投与、(c)抗癌性放射線療法の適用、または(d)それらの何れかの組合せを指示する際の補助のために使用される方法。
【請求項18】
患者における癌の進行を低下させる方法であって、前記患者に対して、その癌の進行を低下させるように、生理学的に有効な量の請求項1〜8の何れか1項に記載のペプチドを投与することを含んでなる方法。
【請求項19】
癌治療を必要としている患者において癌を治療する方法であって、該患者に対して、治療的に有効な量の請求項10または請求項11に記載の組成物を投与することを含んでなる方法。
【請求項20】
患者において癌を治療する方法であって、該患者に対して、有効量の請求項1〜8の何れか1項に記載のペプチドと、任意に、有効量の少なくとも一つの二次的抗癌剤を送達することを含んでなる方法。
【請求項1】
ヒト・ラミニン-5(Ln-5γ2DIII)のγ2鎖のドメインIIIの少なくとも一部に対する特異的結合において、mAb 5D5、mAb 6C12と競合し、またはmAb 5D5およびmAb 6C12の両方と交差競合するペプチド。
【請求項2】
請求項1に記載のペプチドであって、該ペプチドは、mAb 6C12とよりも、mAb 5D5と競合するペプチド。
【請求項3】
請求項1に記載のペプチドであって、該ペプチドは、mAb 5D5とよりもmAb 6C12と競合するペプチド。
【請求項4】
請求項1〜3の何れか1項に記載のペプチドであって、該ペプチドがモノクローナル抗体であるペプチド。
【請求項5】
請求項4に記載のペプチドであって、前記モノクローナル抗体がヒト化抗体であるペプチド。
【請求項6】
請求項4に記載のペプチドであって、前記モノクローナル抗体が完全なヒト抗体であるペプチド。
【請求項7】
請求項1〜6の何れか1項に記載のペプチドであって、該ペプチドは、ヒト癌細胞から分泌されるLn-5γ2DIIIの少なくとも一部を含んでなるタンパク質に結合するペプチド。
【請求項8】
請求項1〜7の何れか1項に記載のペプチドであって、該ペプチドは、癌細胞を死滅させる化合物に結合されるペプチド。
【請求項9】
請求項1〜7の何れか1項に記載のペプチドであって、該ペプチドは検出剤に結合されるペプチド。
【請求項10】
治療的に有効な量の請求項1〜8の何れか1項に記載の単離されたペプチドと、薬学的に許容可能なキャリアとを含有してなる組成物。
【請求項11】
請求項10に記載の組成物であって、該組成物は更に、治療的に有効な量の少なくとも一つの二次的抗癌剤を含有してなる組成物。
【請求項12】
請求項1〜8の何れか1項に記載のペプチド、請求項1〜7の何れか1項に記載のペプチドをコードする配列を含んでなる核酸、またはその両方の使用であって、癌を治療するための医薬の製造における使用。
【請求項13】
癌を治療するための医薬の製造における、請求項10または請求項11に記載の組成物の使用。
【請求項14】
組成物のγ2関連ペプチド含量を評価するためのアッセイであって、請求項1〜7の何れか1項に記載のペプチドを前記組成物に加えることと、該ペプチドが前記組成物中の何れかのγ2関連ペプチドに結合するかどうかを決定することとを含んでなるアッセイ。
【請求項15】
前記組成物がヒト患者の組織である、請求項14に記載のアッセイ。
【請求項16】
前記アッセイがインビボで行われる、請求項15に記載のアッセイ。
【請求項17】
請求項16に記載の方法であって、前記アッセイは、(a)抗癌性の外科的方法、(b)抗癌剤の投与、(c)抗癌性放射線療法の適用、または(d)それらの何れかの組合せを指示する際の補助のために使用される方法。
【請求項18】
患者における癌の進行を低下させる方法であって、前記患者に対して、その癌の進行を低下させるように、生理学的に有効な量の請求項1〜8の何れか1項に記載のペプチドを投与することを含んでなる方法。
【請求項19】
癌治療を必要としている患者において癌を治療する方法であって、該患者に対して、治療的に有効な量の請求項10または請求項11に記載の組成物を投与することを含んでなる方法。
【請求項20】
患者において癌を治療する方法であって、該患者に対して、有効量の請求項1〜8の何れか1項に記載のペプチドと、任意に、有効量の少なくとも一つの二次的抗癌剤を送達することを含んでなる方法。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19A】
【図19B】
【図19C】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19A】
【図19B】
【図19C】
【公表番号】特表2007−534631(P2007−534631A)
【公表日】平成19年11月29日(2007.11.29)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−537067(P2006−537067)
【出願日】平成16年10月28日(2004.10.28)
【国際出願番号】PCT/DK2004/000744
【国際公開番号】WO2005/040219
【国際公開日】平成17年5月6日(2005.5.6)
【出願人】(391032071)ノボ ノルディスク アクティーゼルスカブ (148)
【氏名又は名称原語表記】NOVO NORDISK AKTIE SELSXAB
【出願人】(506147711)バイオストラタム・インコーポレイテッド (1)
【Fターム(参考)】
【公表日】平成19年11月29日(2007.11.29)
【国際特許分類】
【出願日】平成16年10月28日(2004.10.28)
【国際出願番号】PCT/DK2004/000744
【国際公開番号】WO2005/040219
【国際公開日】平成17年5月6日(2005.5.6)
【出願人】(391032071)ノボ ノルディスク アクティーゼルスカブ (148)
【氏名又は名称原語表記】NOVO NORDISK AKTIE SELSXAB
【出願人】(506147711)バイオストラタム・インコーポレイテッド (1)
【Fターム(参考)】
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