説明

レクチン組成物および抗原に対する免疫反応を調節するための方法

本発明は、細胞表面結合部分(炭水化物など)に結合し、細胞表面ポリペプチドのリガンドとして機能することが可能な融合ポリペプチドならびに、このような融合ポリペプチドをコードする核酸を含むベクター、さらにはこのような核酸を含む宿主細胞を提供するものである。また、本発明は、抗原保有標的と上記のような融合ポリペプチドとを含む組成物ならびに、ウイルスまたは細胞と上記のような融合ポリペプチドとを含む組成物を提供するものである。本発明はさらに、このような組成物を用いて動物における免疫反応を調節する方法にも関する。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
融合ポリペプチドをコードする核酸分子を含む組成物であって、前記融合ポリペプチドが、
コレクチンの炭水化物結合ドメイン、ガレクチンの炭水化物結合ドメイン、C型レクチンの炭水化物結合ドメインまたは糖タンパク質上の炭水化物に結合可能なアミノ酸配列から選択される第1のアミノ酸配列であって、前記炭水化物が、D−マンノースと、D−グルコースと、D−フコースと、L−フコースと、N−アセチル−β−D−グルコサミンと、N−アセチル−β−D−グルコサミンと、シアル酸とからなる群から選択される第1のアミノ酸配列と、
細胞表面ポリペプチドのリガンドを含む第2のアミノ酸配列であって、前記リガンドが、サイトカイン受容体のリガンドと、CD40のリガンドと、接着分子のリガンドと、デフェンシン受容体のリガンドと、熱ショックタンパク質受容体のリガンドと、T細胞共刺激分子のリガンドと、T細胞共刺激分子のカウンターレセプタのリガンドとからなる群から選択される、第2のアミノ酸配列と、を含むことを特徴とする、組成物。
【請求項2】
前記第1のアミノ酸配列が前記第2のアミノ酸配列に対するN末端であることを特徴とする、請求項1に記載の組成物。
【請求項3】
前記第1のアミノ酸配列が前記第2のアミノ酸配列に対するC末端であることを特徴とする、請求項1に記載の組成物。
【請求項4】
前記第1のアミノ酸配列が糖タンパク質上のシアル酸に結合可能であり、前記シアル酸が、以下の炭水化物構造すなわち、N−アセチルノイラミン酸、α−NeuNAc−[2−>6]−Gal、α−NeuNAc−[2−>6]−GalNAc、α−NeuNAc−[2−>3]−Galのうちの少なくとも1種を含むことを特徴とする、請求項1に記載の組成物。
【請求項5】
前記第1のアミノ酸配列が自然界に存在するレクチンの炭水化物結合ドメインを含むことを特徴とする、請求項1に記載の組成物。
【請求項6】
前記第1のアミノ酸配列が赤血球凝集素の少なくとも約10の連続したアミノ酸を含むことを特徴とする、請求項1に記載の組成物。
【請求項7】
前記赤血球凝集素がインフルエンザウイルスの赤血球凝集素であることを特徴とする、請求項6に記載の組成物。
【請求項8】
インフルエンザ赤血球凝集素の前記連続したアミノ酸がインフルエンザ赤血球凝集素のHA1ドメインの連続したアミノ酸であることを特徴とする、請求項7に記載の組成物。
【請求項9】
前記インフルエンザウイルスがインフルエンザA型ウイルスであることを特徴とする、請求項7に記載の組成物。
【請求項10】
前記インフルエンザウイルスがヒトに感染するサブタイプのものであることを特徴とする、請求項7に記載の組成物。
【請求項11】
前記インフルエンザウイルスがH1サブタイプのものであることを特徴とする、請求項9に記載の組成物。
【請求項12】
前記インフルエンザウイルスがA/PR/8/34株由来のものであることを特徴とする、請求項11に記載の組成物。
【請求項13】
前記インフルエンザウイルスがH2サブタイプまたはH3サブタイプのものであることを特徴とする、請求項9に記載の組成物。
【請求項14】
前記インフルエンザウイルスがヒトに感染しないサブタイプのものであることを特徴とする、請求項7に記載の組成物。
【請求項15】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドが哺乳類細胞表面ポリペプチドのリガンドであることを特徴とする、請求項1に記載の組成物。
【請求項16】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがマウス細胞表面ポリペプチドのリガンドであることを特徴とする、請求項15に記載の組成物。
【請求項17】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがヒト細胞表面ポリペプチドのリガンドであることを特徴とする、請求項15に記載の組成物。
【請求項18】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドが白血球の細胞表面ポリペプチドのリガンドであることを特徴とする、請求項1に記載の組成物。
【請求項19】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドが抗原提示細胞の細胞表面ポリペプチドのリガンドであることを特徴とする、請求項1に記載の組成物。
【請求項20】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがプロフェッショナル抗原提示細胞の細胞表面ポリペプチドのリガンドであることを特徴とする、請求項19に記載の組成物。
【請求項21】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドが樹状細胞の細胞表面ポリペプチドのリガンドであることを特徴とする、請求項1に記載の組成物。
【請求項22】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがマウスGM−CSF受容体のリガンドであることを特徴とする、請求項1に記載の組成物。
【請求項23】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがマウスGM−CSFの少なくとも約5の連続したアミノ酸を含むことを特徴とする、請求項1に記載の組成物。
【請求項24】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがマウスGM−CSFを含むことを特徴とする、請求項1に記載の組成物。
【請求項25】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがヒトGM−CSF受容体のリガンドであることを特徴とする、請求項1に記載の組成物。
【請求項26】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがヒトGM−CSFの少なくとも約5の連続したアミノ酸を含むことを特徴とする、請求項1に記載の組成物。
【請求項27】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがヒトGM−CSFを含むことを特徴とする、請求項1に記載の組成物。
【請求項28】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがインターロイキンの受容体のリガンドであることを特徴とする、請求項1に記載の組成物。
【請求項29】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがマウスインターロイキンの受容体のリガンドであることを特徴とする、請求項1に記載の組成物。
【請求項30】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがヒトインターロイキンの受容体のリガンドであることを特徴とする、請求項1に記載の組成物。
【請求項31】
前記インターロイキンが、IL−1と、IL−2と、IL−3と、IL−4と、IL−5と、IL−6と、IL−7と、IL−8と、IL−9と、IL−10と、IL−12と、IL−13と、IL−14と、IL−15と、IL−16と、IL−17と、IL−18と、IL−19と、IL−20と、IL−21と、IL−22と、IL−23と、IL−24と、IL−25と、からなる群から選択されることを特徴とする、請求項28に記載の組成物。
【請求項32】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがインターロイキンの少なくとも約5の連続したアミノ酸を含むことを特徴とする、請求項1に記載の組成物。
【請求項33】
前記インターロイキンが、IL−1と、IL−2と、IL−3と、IL−4と、IL−5と、IL−6と、IL−7と、IL−8と、IL−9と、IL−10と、IL−12と、IL−13と、IL−14と、IL−15と、IL−16と、IL−17と、IL−18と、IL−19と、IL−20と、IL−21と、IL−22と、IL−23と、IL−24と、IL−25と、からなる群から選択されることを特徴とする、請求項32に記載の組成物。
【請求項34】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがインターロイキンを含むことを特徴とする、請求項1に記載の組成物。
【請求項35】
前記インターロイキンが、IL−1と、IL−2と、IL−3と、IL−4と、IL−5と、IL−6と、IL−7と、IL−8と、IL−9と、IL−10と、IL−12と、IL−13と、IL−14と、IL−15と、IL−16と、IL−17と、IL−18と、IL−19と、IL−20と、IL−21と、IL−22と、IL−23と、IL−24と、IL−25と、からなる群から選択されることを特徴とする、請求項34に記載の組成物。
【請求項36】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがケモカインの受容体のリガンドであることを特徴とする、請求項1に記載の組成物。
【請求項37】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがマウスケモカインの受容体のリガンドであることを特徴とする、請求項1に記載の組成物。
【請求項38】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがヒトケモカインの受容体のリガンドであることを特徴とする、請求項1に記載の組成物。
【請求項39】
前記ケモカインがC−Cサイトカインであることを特徴とする、請求項36に記載の組成物。
【請求項40】
前記ケモカインがC−X−Cサイトカインであることを特徴とする、請求項36に記載の組成物。
【請求項41】
前記細胞表面ポリペプチドが、CXCR−1と、CXCR−2と、CXCR−3と、CXCR−4と、CCR−1と、CCR−2と、CCR−3と、CCR−4と、CCR−5と、CCR−6と、CCR−7と、CCR−8と、からなる群から選択されることを特徴とする、請求項36に記載の組成物。
【請求項42】
前記ケモカインが、9E3と、AMCFと、β−トロンボグロブリンと、ENA−78と、エオタキシンと、エオタキシン−2と、IP−10と、KCと、LIXと、migと、MGSAと、mob−1と、NAP−2と、NAP−3と、NAP−4と、PBSFと、MGSAと、マウスKCと、MIP−2と、MIP−1αと、NAP−2と、ENA−78と、GCP−2と、ACT−2と、C10と、CCF18と、DC−CK1と、ELCと、Exodusと、FICと、GDCFと、GDCF−2と、HC−21と、HCC−1と、I−309と、JEと、LAG−1と、MARCと、MCAFと、MCP−1と、MCP−2と、MCP−3と、MCP−4と、MCP−5と、MRP−2と、RANTES SDFと、TARCと、ATACと、Ltnと、SCM−1と、ニューロタクチンと、からなる群から選択されることを特徴とする、請求項36に記載の組成物。
【請求項43】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがケモカインの少なくとも約5の連続したアミノ酸を含むことを特徴とする、請求項1に記載の組成物。
【請求項44】
前記ケモカインが、9E3と、AMCFと、β−トロンボグロブリンと、ENA−78と、エオタキシンと、エオタキシン−2と、IP−10と、KCと、LIXと、migと、MGSAと、mob−1と、NAP−2と、NAP−3と、NAP−4と、PBSFと、MGSAと、マウスKCと、MIP−2と、MIP−1αと、NAP−2と、ENA−78と、GCP−2と、ACT−2と、C10と、CCF18と、DC−CK1と、ELCと、Exodusと、FICと、GDCFと、GDCF−2と、HC−21と、HCC−1と、I−309と、JEと、LAG−1と、MARCと、MCAFと、MCP−1と、MCP−2と、MCP−3と、MCP−4と、MCP−5と、MRP−2と、RANTES SDFと、TARCと、ATACと、Ltnと、SCM−1と、ニューロタクチンと、からなる群から選択されることを特徴とする、請求項43に記載の組成物。
【請求項45】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがケモカインを含むことを特徴とする、請求項1に記載の組成物。
【請求項46】
前記ケモカインが、9E3と、AMCFと、β−トロンボグロブリンと、ENA−78と、エオタキシンと、エオタキシン−2と、IP−10と、KCと、LIXと、migと、MGSAと、mob−1と、NAP−2と、NAP−3と、NAP−4と、PBSFと、MGSAと、マウスKCと、MIP−2と、MIP−1αと、NAP−2と、ENA−78と、GCP−2と、ACT−2と、C10と、CCF18と、DC−CK1と、ELCと、Exodusと、FICと、GDCFと、GDCF−2と、HC−21と、HCC−1と、I−309と、JEと、LAG−1と、MARCと、MCAFと、MCP−1と、MCP−2と、MCP−3と、MCP−4と、MCP−5と、MRP−2と、RANTES SDFと、TARCと、ATACと、Ltnと、SCM−1と、ニューロタクチンとからなる群から選択されることを特徴とする、請求項45に記載の組成物。
【請求項47】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがインターフェロンの受容体のリガンドであることを特徴とする、請求項1に記載の組成物。
【請求項48】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがマウスインターフェロンの受容体のリガンドであることを特徴とする、請求項1に記載の組成物。
【請求項49】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがヒトインターフェロンの受容体のリガンドであることを特徴とする、請求項1に記載の組成物。
【請求項50】
前記インターフェロンが、インターフェロン−αと、インターフェロン−βと、インターフェロン−γと、からなる群から選択されることを特徴とする、請求項47に記載の組成物。
【請求項51】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがインターフェロンの少なくとも約5の連続したアミノ酸を含むことを特徴とする、請求項47に記載の組成物。
【請求項52】
前記インターフェロンが、インターフェロン−αと、インターフェロン−βと、インターフェロン−γと、からなる群から選択されることを特徴とする、請求項47に記載の組成物。
【請求項53】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがインターフェロンを含むことを特徴とする、請求項47に記載の組成物。
【請求項54】
前記インターフェロンが、インターフェロン−αと、インターフェロン−βと、インターフェロン−γと、からなる群から選択されることを特徴とする、請求項53に記載の組成物。
【請求項55】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがマウスTNF−α受容体のリガンドであることを特徴とする、請求項1に記載の組成物。
【請求項56】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがマウスTNF−αの少なくとも約5の連続したアミノ酸を含むことを特徴とする、請求項1に記載の組成物。
【請求項57】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがマウスTNF−αを含むことを特徴とする、請求項1に記載の組成物。
【請求項58】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがヒトTNF−α受容体のリガンドであることを特徴とする、請求項1に記載の組成物。
【請求項59】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがヒトTNF−αの少なくとも約5の連続したアミノ酸を含むことを特徴とする、請求項1に記載の組成物。
【請求項60】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがヒトTNF−αを含むことを特徴とする、請求項1に記載の組成物。
【請求項61】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがマウスflt−3受容体のリガンドであることを特徴とする、請求項1に記載の組成物。
【請求項62】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがマウスflt−3の少なくとも約5の連続したアミノ酸を含むことを特徴とする、請求項1に記載の組成物。
【請求項63】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがマウスflt−3を含むことを特徴とする、請求項1に記載の組成物。
【請求項64】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがヒトflt−3受容体のリガンドであることを特徴とする、請求項1に記載の組成物。
【請求項65】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがヒトflt−3の少なくとも約5の連続したアミノ酸を含むことを特徴とする、請求項1に記載の組成物。
【請求項66】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがヒトflt−3を含むことを特徴とする、請求項1に記載の組成物。
【請求項67】
前記コードされる融合ポリペプチドが前記第1のアミノ酸配列と第2のアミノ酸配列との間に介在するリンカーをさらに含むことを特徴とする、請求項1に記載の組成物。
【請求項68】
前記リンカーが式(GlySer)で表され、nは1から15までの整数であり、xは1から10までの整数であることを特徴とする、請求項67に記載の組成物。
【請求項69】
前記コードされる融合ポリペプチドが分泌シグナル配列をさらに含むことを特徴とする、請求項1に記載の組成物。
【請求項70】
融合ポリペプチドをコードする核酸を含む発現ベクターであって、前記融合ポリペプチドが、
コレクチンの炭水化物結合ドメイン、ガレクチンの炭水化物結合ドメイン、C型レクチンの炭水化物結合ドメインまたは糖タンパク質上の炭水化物に結合可能なアミノ酸配列から選択される第1のアミノ酸配列であって、前記炭水化物が、D−マンノースと、D−グルコースと、D−フコースと、L−フコースと、N−アセチル−β−D−グルコサミンと、N−アセチル−β−D−グルコサミンと、シアル酸とからなる群から選択される第1のアミノ酸配列と、
細胞表面ポリペプチドのリガンドを含む第2のアミノ酸配列であって、前記リガンドが、サイトカイン受容体のリガンドと、CD40のリガンドと、接着分子のリガンドと、デフェンシン受容体のリガンドと、熱ショックタンパク質受容体のリガンドと、T細胞共刺激分子のリガンドと、T細胞共刺激分子のカウンターレセプタのリガンドとからなる群から選択される、第2のアミノ酸配列と、を含むことを特徴とする、発現ベクター。
【請求項71】
前記第1のアミノ酸配列が前記第2のアミノ酸配列に対するN末端であることを特徴とする、請求項70に記載の発現ベクター。
【請求項72】
前記第1のアミノ酸配列が前記第2のアミノ酸配列に対するC末端であることを特徴とする、請求項70に記載の発現ベクター。
【請求項73】
前記第1のアミノ酸配列が糖タンパク質上のシアル酸に結合可能であり、前記シアル酸が、以下の炭水化物構造すなわち、N−アセチルノイラミン酸、α−NeuNAc−[2−>6]−Gal、α−NeuNAc−[2−>6]−GalNAc、α−NeuNAc−[2−>3]−Galのうちの少なくとも1種を含むことを特徴とする、請求項70に記載の発現ベクター。
【請求項74】
前記第1のアミノ酸配列が自然界に存在するレクチンの炭水化物結合ドメインを含むことを特徴とする、請求項70に記載の発現ベクター。
【請求項75】
前記第1のアミノ酸配列が赤血球凝集素の少なくとも約10の連続したアミノ酸を含むことを特徴とする、請求項70に記載の発現ベクター。
【請求項76】
前記赤血球凝集素がインフルエンザウイルスの赤血球凝集素であることを特徴とする、請求項75に記載の発現ベクター。
【請求項77】
インフルエンザ赤血球凝集素の前記連続したアミノ酸がインフルエンザ赤血球凝集素のHA1ドメインの連続したアミノ酸であることを特徴とする、請求項75に記載の発現ベクター。
【請求項78】
前記インフルエンザウイルスがインフルエンザA型ウイルスであることを特徴とする、請求項75に記載の発現ベクター。
【請求項79】
前記インフルエンザウイルスがヒトに感染するサブタイプのものであることを特徴とする、請求項78に記載の発現ベクター。
【請求項80】
前記インフルエンザウイルスがH1サブタイプのものであることを特徴とする、請求項78に記載の発現ベクター。
【請求項81】
前記インフルエンザウイルスがA/PR/8/34株由来のものであることを特徴とする、請求項78に記載の発現ベクター。
【請求項82】
前記インフルエンザウイルスがH2サブタイプまたはH3サブタイプのものであることを特徴とする、請求項78に記載の発現ベクター。
【請求項83】
前記インフルエンザウイルスがヒトに感染しないサブタイプのものであることを特徴とする、請求項78に記載の発現ベクター。
【請求項84】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドが哺乳類細胞表面ポリペプチドのリガンドであることを特徴とする、請求項70に記載の発現ベクター。
【請求項85】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがマウス細胞表面ポリペプチドのリガンドであることを特徴とする、請求項84に記載の発現ベクター。
【請求項86】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがヒト細胞表面ポリペプチドのリガンドであることを特徴とする、請求項84に記載の発現ベクター。
【請求項87】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドが白血球の細胞表面ポリペプチドのリガンドであることを特徴とする、請求項70に記載の発現ベクター。
【請求項88】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドが抗原提示細胞の細胞表面ポリペプチドのリガンドであることを特徴とする、請求項70に記載の発現ベクター。
【請求項89】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがプロフェッショナル抗原提示細胞の細胞表面ポリペプチドのリガンドであることを特徴とする、請求項88に記載の発現ベクター。
【請求項90】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドが樹状細胞の細胞表面ポリペプチドのリガンドであることを特徴とする、請求項70に記載の発現ベクター。
【請求項91】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがマウスGM−CSF受容体のリガンドであることを特徴とする、請求項70に記載の発現ベクター。
【請求項92】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがマウスGM−CSFの少なくとも約5の連続したアミノ酸を含むことを特徴とする、請求項70に記載の発現ベクター。
【請求項93】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがマウスGM−CSFを含むことを特徴とする、請求項70に記載の発現ベクター。
【請求項94】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがヒトGM−CSF受容体のリガンドであることを特徴とする、請求項70に記載の発現ベクター。
【請求項95】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがヒトGM−CSFの少なくとも約5の連続したアミノ酸を含むことを特徴とする、請求項70に記載の発現ベクター。
【請求項96】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがヒトGM−CSFを含むことを特徴とする、請求項70に記載の発現ベクター。
【請求項97】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがインターロイキンの受容体のリガンドであることを特徴とする、請求項70に記載の発現ベクター。
【請求項98】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがマウスインターロイキンの受容体のリガンドであることを特徴とする、請求項70に記載の発現ベクター。
【請求項99】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがヒトインターロイキンの受容体のリガンドであることを特徴とする、請求項70に記載の発現ベクター。
【請求項100】
前記インターロイキンが、IL−1と、IL−2と、IL−3と、IL−4と、IL−5と、IL−6と、IL−7と、IL−8と、IL−9と、IL−10と、IL−12と、IL−13と、IL−14と、IL−15と、IL−16と、IL−17と、IL−18と、IL−19と、IL−20と、IL−21と、IL−22と、IL−23と、IL−24と、IL−25と、からなる群から選択されることを特徴とする、請求項97に記載の発現ベクター。
【請求項101】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがインターロイキンの少なくとも約5の連続したアミノ酸を含むことを特徴とする、請求項70に記載の発現ベクター。
【請求項102】
前記インターロイキンが、IL−1と、IL−2と、IL−3と、IL−4と、IL−5と、IL−6と、IL−7と、IL−8と、IL−9と、IL−10と、IL−12と、IL−13と、IL−14と、IL−15と、IL−16と、IL−17と、IL−18と、IL−19と、IL−20と、IL−21と、IL−22と、IL−23と、IL−24と、IL−25と、からなる群から選択されることを特徴とする、請求項101に記載の発現ベクター。
【請求項103】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがインターロイキンを含むことを特徴とする、請求項70に記載の発現ベクター。
【請求項104】
前記インターロイキンが、IL−1と、IL−2と、IL−3と、IL−4と、IL−5と、IL−6と、IL−7と、IL−8と、IL−9と、IL−10と、IL−12と、IL−13と、IL−14と、IL−15と、IL−16と、IL−17と、IL−18と、IL−19と、IL−20と、IL−21と、IL−22と、IL−23と、IL−24と、IL−25と、からなる群から選択されることを特徴とする、請求項103に記載の発現ベクター。
【請求項105】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがケモカインの受容体のリガンドであることを特徴とする、請求項70に記載の発現ベクター。
【請求項106】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがマウスケモカインの受容体のリガンドであることを特徴とする、請求項70または請求項36に記載の発現ベクター。
【請求項107】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがヒトケモカインの受容体のリガンドであることを特徴とする、請求項70に記載の発現ベクター。
【請求項108】
前記ケモカインがC−Cサイトカインであることを特徴とする、請求項105に記載の発現ベクター。
【請求項109】
前記ケモカインがC−X−Cサイトカインであることを特徴とする、請求項105に記載の発現ベクター。
【請求項110】
前記細胞表面ポリペプチドが、CXCR−1と、CXCR−2と、CXCR−3と、CXCR−4と、CCR−1と、CCR−2と、CCR−3と、CCR−4と、CCR−5と、CCR−6と、CCR−7と、CCR−8と、からなる群から選択されることを特徴とする、請求項105に記載の発現ベクター。
【請求項111】
前記ケモカインが、9E3と、AMCFと、β−トロンボグロブリンと、ENA−78と、エオタキシンと、エオタキシン−2と、IP−10と、KCと、LIXと、migと、MGSAと、mob−1と、NAP−2と、NAP−3と、NAP−4と、PBSFと、MGSAと、マウスKCと、MIP−2と、MIP−1αと、NAP−2と、ENA−78と、GCP−2と、ACT−2と、C10と、CCF18と、DC−CK1と、ELCと、Exodusと、FICと、GDCFと、GDCF−2と、HC−21と、HCC−1と、I−309と、JEと、LAG−1と、MARCと、MCAFと、MCP−1と、MCP−2と、MCP−3と、MCP−4と、MCP−5と、MRP−2と、RANTES SDFと、TARCと、ATACと、Ltnと、SCM−1と、ニューロタクチンと、からなる群から選択されることを特徴とする、請求項105に記載の発現ベクター。
【請求項112】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがケモカインの少なくとも約5の連続したアミノ酸を含むことを特徴とする、請求項70に記載の発現ベクター。
【請求項113】
前記ケモカインが、9E3と、AMCFと、β−トロンボグロブリンと、ENA−78と、エオタキシンと、エオタキシン−2と、IP−10と、KCと、LIXと、migと、MGSAと、mob−1と、NAP−2と、NAP−3と、NAP−4と、PBSFと、MGSAと、マウスKCと、MIP−2と、MIP−1αと、NAP−2と、ENA−78と、GCP−2と、ACT−2と、C10と、CCF18と、DC−CK1と、ELCと、Exodusと、FICと、GDCFと、GDCF−2と、HC−21と、HCC−1と、I−309と、JEと、LAG−1と、MARCと、MCAFと、MCP−1と、MCP−2と、MCP−3と、MCP−4と、MCP−5と、MRP−2と、RANTES SDFと、TARCと、ATACと、Ltnと、SCM−1と、ニューロタクチンと、からなる群から選択されることを特徴とする、請求項112に記載の発現ベクター。
【請求項114】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがケモカインを含むことを特徴とする、請求項70に記載の発現ベクター。
【請求項115】
前記ケモカインが、9E3と、AMCFと、β−トロンボグロブリンと、ENA−78と、エオタキシンと、エオタキシン−2と、IP−10と、KCと、LIXと、migと、MGSAと、mob−1と、NAP−2と、NAP−3と、NAP−4と、PBSFと、MGSAと、マウスKCと、MIP−2と、MIP−1αと、NAP−2と、ENA−78と、GCP−2と、ACT−2と、C10と、CCF18と、DC−CK1と、ELCと、Exodusと、FICと、GDCFと、GDCF−2と、HC−21と、HCC−1と、I−309と、JEと、LAG−1と、MARCと、MCAFと、MCP−1と、MCP−2と、MCP−3と、MCP−4と、MCP−5と、MRP−2と、RANTES SDFと、TARCと、ATACと、Ltnと、SCM−1と、ニューロタクチンと、からなる群から選択されることを特徴とする、請求項114に記載の発現ベクター。
【請求項116】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがインターフェロンの受容体のリガンドであることを特徴とする、請求項70に記載の発現ベクター。
【請求項117】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがマウスインターフェロンの受容体のリガンドであることを特徴とする、請求項70に記載の発現ベクター。
【請求項118】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがヒトインターフェロンの受容体のリガンドであることを特徴とする、請求項70に記載の発現ベクター。
【請求項119】
前記インターフェロンが、インターフェロン−αと、インターフェロン−βと、インターフェロン−γと、からなる群から選択されることを特徴とする、請求項116に記載の発現ベクター。
【請求項120】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがインターフェロンの少なくとも約5の連続したアミノ酸を含むことを特徴とする、請求項116に記載の発現ベクター。
【請求項121】
前記インターフェロンが、インターフェロン−αと、インターフェロン−βと、インターフェロン−γと、からなる群から選択されることを特徴とする、請求項120に記載の発現ベクター。
【請求項122】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがインターフェロンを含むことを特徴とする、請求項70に記載の発現ベクター。
【請求項123】
前記インターフェロンが、インターフェロン−αと、インターフェロン−βと、インターフェロン−γと、からなる群から選択されることを特徴とする、請求項122に記載の発現ベクター。
【請求項124】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがマウスTNF−α受容体のリガンドであることを特徴とする、請求項70に記載の発現ベクター。
【請求項125】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがマウスTNF−αの少なくとも約5の連続したアミノ酸を含むことを特徴とする、請求項70に記載の発現ベクター。
【請求項126】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがマウスTNF−αを含むことを特徴とする、請求項70に記載の発現ベクター。
【請求項127】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがヒトTNF−α受容体のリガンドであることを特徴とする、請求項70に記載の発現ベクター。
【請求項128】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがヒトTNF−αの少なくとも約5の連続したアミノ酸を含むことを特徴とする、請求項70に記載の発現ベクター。
【請求項129】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがヒトTNF−αを含むことを特徴とする、請求項70に記載の発現ベクター。
【請求項130】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがマウスflt−3受容体のリガンドであることを特徴とする、請求項70に記載の発現ベクター。
【請求項131】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがマウスflt−3の少なくとも約5の連続したアミノ酸を含むことを特徴とする、請求項70に記載の発現ベクター。
【請求項132】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがマウスflt−3を含むことを特徴とする、請求項70に記載の発現ベクター。
【請求項133】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがヒトflt−3受容体のリガンドであることを特徴とする、請求項70に記載の発現ベクター。
【請求項134】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがヒトflt−3の少なくとも約5の連続したアミノ酸を含むことを特徴とする、請求項70に記載の発現ベクター。
【請求項135】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがヒトflt−3を含むことを特徴とする、請求項70に記載の発現ベクター。
【請求項136】
前記コードされる融合ポリペプチドが前記第1のアミノ酸配列と第2のアミノ酸配列との間に介在するリンカーをさらに含むことを特徴とする、請求項70に記載の発現ベクター。
【請求項137】
前記リンカーが式(GlySer)で表され、nは1から15までの整数であり、xは1から10までの整数であることを特徴とする、請求項70に記載の発現ベクター。
【請求項138】
前記コードされる融合ポリペプチドが分泌シグナル配列をさらに含むことを特徴とする、請求項70に記載の発現ベクター。
【請求項139】
真核生物発現ベクターであることを特徴とする、請求項70に記載の発現ベクター。
【請求項140】
酵母発現ベクターであることを特徴とする、請求項139に記載の発現ベクター。
【請求項141】
哺乳類発現ベクターであることを特徴とする、請求項139に記載の発現ベクター。
【請求項142】
誘導型プロモータを含むことを特徴とする、請求項70に記載の発現ベクター。
【請求項143】
融合ポリペプチドをコードする核酸分子を含む宿主細胞であって、前記融合ポリペプチドが、
コレクチンの炭水化物結合ドメイン、ガレクチンの炭水化物結合ドメイン、C型レクチンの炭水化物結合ドメインまたは糖タンパク質上の炭水化物に結合可能なアミノ酸配列から選択される第1のアミノ酸配列であって、前記炭水化物が、D−マンノースと、D−グルコースと、D−フコースと、L−フコースと、N−アセチル−β−D−グルコサミンと、N−アセチル−β−D−グルコサミンと、シアル酸とからなる群から選択される第1のアミノ酸配列と、
細胞表面ポリペプチドのリガンドを含む第2のアミノ酸配列であって、前記リガンドが、サイトカイン受容体のリガンドと、CD40のリガンドと、接着分子のリガンドと、デフェンシン受容体のリガンドと、熱ショックタンパク質受容体のリガンドと、T細胞共刺激分子のリガンドと、T細胞共刺激分子のカウンターレセプタのリガンドとからなる群から選択される、第2のアミノ酸配列と、を含むことを特徴とする、宿主細胞。
【請求項144】
前記第1のアミノ酸配列が前記第2のアミノ酸配列に対するN末端であることを特徴とする、請求項143に記載の宿主細胞。
【請求項145】
前記第1のアミノ酸配列が前記第2のアミノ酸配列に対するC末端であることを特徴とする、請求項143に記載の宿主細胞。
【請求項146】
前記第1のアミノ酸配列が糖タンパク質上のシアル酸に結合可能であり、前記シアル酸が、以下の炭水化物構造すなわち、N−アセチルノイラミン酸、α−NeuNAc−[2−>6]−Gal、α−NeuNAc−[2−>6]−GalNAc、α−NeuNAc−[2−>3]−Galのうちの少なくとも1種を含むことを特徴とする、請求項143に記載の宿主細胞。
【請求項147】
前記第1のアミノ酸配列が自然界に存在するレクチンの炭水化物結合ドメインを含むことを特徴とする、請求項143に記載の宿主細胞。
【請求項148】
前記第1のアミノ酸配列が赤血球凝集素の少なくとも約10の連続したアミノ酸を含むことを特徴とする、請求項143に記載の宿主細胞。
【請求項149】
前記赤血球凝集素がインフルエンザウイルスの赤血球凝集素であることを特徴とする、請求項148に記載の宿主細胞。
【請求項150】
インフルエンザ赤血球凝集素の前記連続したアミノ酸がインフルエンザ赤血球凝集素のHA1ドメインの連続したアミノ酸であることを特徴とする、請求項148に記載の宿主細胞。
【請求項151】
前記インフルエンザウイルスがインフルエンザA型ウイルスであることを特徴とする、請求項149に記載の宿主細胞。
【請求項152】
前記インフルエンザウイルスがヒトに感染するサブタイプのものであることを特徴とする、請求項149に記載の宿主細胞。
【請求項153】
前記インフルエンザウイルスがH1サブタイプのものであることを特徴とする、請求項149に記載の宿主細胞。
【請求項154】
前記インフルエンザウイルスがA/PR/8/34株由来のものであることを特徴とする、請求項149に記載の宿主細胞。
【請求項155】
前記インフルエンザウイルスがH2サブタイプまたはH3サブタイプのものであることを特徴とする、請求項149に記載の宿主細胞。
【請求項156】
前記インフルエンザウイルスがヒトに感染しないサブタイプのものであることを特徴とする、請求項149に記載の宿主細胞。
【請求項157】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドが哺乳類細胞表面ポリペプチドのリガンドであることを特徴とする、請求項149に記載の宿主細胞。
【請求項158】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがマウス細胞表面ポリペプチドのリガンドであることを特徴とする、請求項157に記載の宿主細胞。
【請求項159】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがヒト細胞表面ポリペプチドのリガンドであることを特徴とする、請求項157に記載の宿主細胞。
【請求項160】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドが白血球の細胞表面ポリペプチドのリガンドであることを特徴とする、請求項143に記載の宿主細胞。
【請求項161】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドが抗原提示細胞の細胞表面ポリペプチドのリガンドであることを特徴とする、請求項143に記載の宿主細胞。
【請求項162】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがプロフェッショナル抗原提示細胞の細胞表面ポリペプチドのリガンドであることを特徴とする、請求項161に記載の宿主細胞。
【請求項163】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドが樹状細胞の細胞表面ポリペプチドのリガンドであることを特徴とする、請求項143に記載の宿主細胞。
【請求項164】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがマウスGM−CSF受容体のリガンドであることを特徴とする、請求項143に記載の宿主細胞。
【請求項165】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがマウスGM−CSFの少なくとも約5の連続したアミノ酸を含むことを特徴とする、請求項143に記載の宿主細胞。
【請求項166】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがマウスGM−CSFを含むことを特徴とする、請求項143に記載の宿主細胞。
【請求項167】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがヒトGM−CSF受容体のリガンドであることを特徴とする、請求項143に記載の宿主細胞。
【請求項168】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがヒトGM−CSFの少なくとも約5の連続したアミノ酸を含むことを特徴とする、請求項143に記載の宿主細胞。
【請求項169】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがヒトGM−CSFを含むことを特徴とする、請求項143に記載の宿主細胞。
【請求項170】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがインターロイキンの受容体のリガンドであることを特徴とする、請求項143に記載の宿主細胞。
【請求項171】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがマウスインターロイキンの受容体のリガンドであることを特徴とする、請求項143に記載の宿主細胞。
【請求項172】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがヒトインターロイキンの受容体のリガンドであることを特徴とする、請求項143に記載の宿主細胞。
【請求項173】
前記インターロイキンが、IL−1と、IL−2と、IL−3と、IL−4と、IL−5と、IL−6と、IL−7と、IL−8と、IL−9と、IL−10と、IL−12と、IL−13と、IL−14と、IL−15と、IL−16と、IL−17と、IL−18と、IL−19と、IL−20と、IL−21と、IL−22と、IL−23と、IL−24と、IL−25と、からなる群から選択されることを特徴とする、請求項70に記載の宿主細胞。
【請求項174】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがインターロイキンの少なくとも約5の連続したアミノ酸を含むことを特徴とする、請求項170に記載の宿主細胞。
【請求項175】
前記インターロイキンが、IL−1と、IL−2と、IL−3と、IL−4と、IL−5と、IL−6と、IL−7と、IL−8と、IL−9と、IL−10と、IL−12と、IL−13と、IL−14と、IL−15と、IL−16と、IL−17と、IL−18と、IL−19と、IL−20と、IL−21と、IL−22と、IL−23と、IL−24と、IL−25と、からなる群から選択されることを特徴とする、請求項174に記載の宿主細胞。
【請求項176】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがインターロイキンを含むことを特徴とする、請求項143に記載の宿主細胞。
【請求項177】
前記インターロイキンが、IL−1と、IL−2と、IL−3と、IL−4と、IL−5と、IL−6と、IL−7と、IL−8と、IL−9と、IL−10と、IL−12と、IL−13と、IL−14と、IL−15と、IL−16と、IL−17と、IL−18と、IL−19と、IL−20と、IL−21と、IL−22と、IL−23と、IL−24と、IL−25と、からなる群から選択されることを特徴とする、請求項176に記載の宿主細胞。
【請求項178】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがケモカインの受容体のリガンドであることを特徴とする、請求項143に記載の宿主細胞。
【請求項179】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがマウスケモカインの受容体のリガンドであることを特徴とする、請求項143に記載の宿主細胞。
【請求項180】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがヒトケモカインの受容体のリガンドであることを特徴とする、請求項143に記載の宿主細胞。
【請求項181】
前記ケモカインがC−Cサイトカインであることを特徴とする、請求項178に記載の宿主細胞。
【請求項182】
前記ケモカインがC−X−Cサイトカインであることを特徴とする、請求項178に記載の宿主細胞。
【請求項183】
前記細胞表面ポリペプチドが、CXCR−1と、CXCR−2と、CXCR−3と、CXCR−4と、CCR−1と、CCR−2と、CCR−3と、CCR−4と、CCR−5と、CCR−6と、CCR−7と、CCR−8と、からなる群から選択されることを特徴とする、請求項178に記載の宿主細胞。
【請求項184】
前記ケモカインが、9E3と、AMCFと、β−トロンボグロブリンと、ENA−78と、エオタキシンと、エオタキシン−2と、IP−10と、KCと、LIXと、migと、MGSAと、mob−1と、NAP−2と、NAP−3と、NAP−4と、PBSFと、MGSAと、マウスKCと、MIP−2と、MIP−1αと、NAP−2と、ENA−78と、GCP−2と、ACT−2と、C10と、CCF18と、DC−CK1と、ELCと、Exodusと、FICと、GDCFと、GDCF−2と、HC−21と、HCC−1と、I−309と、JEと、LAG−1と、MARCと、MCAFと、MCP−1と、MCP−2と、MCP−3と、MCP−4と、MCP−5と、MRP−2と、RANTES SDFと、TARCと、ATACと、Ltnと、SCM−1と、ニューロタクチンと、からなる群から選択されることを特徴とする、請求項178に記載の宿主細胞。
【請求項185】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがケモカインの少なくとも約5の連続したアミノ酸を含むことを特徴とする、請求項143に記載の宿主細胞。
【請求項186】
前記ケモカインが、9E3と、AMCFと、β−トロンボグロブリンと、ENA−78と、エオタキシンと、エオタキシン−2と、IP−10と、KCと、LIXと、migと、MGSAと、mob−1と、NAP−2と、NAP−3と、NAP−4と、PBSFと、MGSAと、マウスKCと、MIP−2と、MIP−1αと、NAP−2と、ENA−78と、GCP−2と、ACT−2と、C10と、CCF18と、DC−CK1と、ELCと、Exodusと、FICと、GDCFと、GDCF−2と、HC−21と、HCC−1と、I−309と、JEと、LAG−1と、MARCと、MCAFと、MCP−1と、MCP−2と、MCP−3と、MCP−4と、MCP−5と、MRP−2と、RANTES SDFと、TARCと、ATACと、Ltnと、SCM−1と、ニューロタクチンと、からなる群から選択されることを特徴とする、請求項185に記載の宿主細胞。
【請求項187】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがケモカインを含むことを特徴とする、請求項143に記載の宿主細胞。
【請求項188】
前記ケモカインが、9E3と、AMCFと、β−トロンボグロブリンと、ENA−78と、エオタキシンと、エオタキシン−2と、IP−10と、KCと、LIXと、migと、MGSAと、mob−1と、NAP−2と、NAP−3と、NAP−4と、PBSFと、MGSAと、マウスKCと、MIP−2と、MIP−1αと、NAP−2と、ENA−78と、GCP−2と、ACT−2と、C10と、CCF18と、DC−CK1と、ELCと、Exodusと、FICと、GDCFと、GDCF−2と、HC−21と、HCC−1と、I−309と、JEと、LAG−1と、MARCと、MCAFと、MCP−1と、MCP−2と、MCP−3と、MCP−4と、MCP−5と、MRP−2と、RANTES SDFと、TARCと、ATACと、Ltnと、SCM−1と、ニューロタクチンと、からなる群から選択されることを特徴とする、請求項187に記載の宿主細胞。
【請求項189】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがインターフェロンの受容体のリガンドであることを特徴とする、請求項143に記載の宿主細胞。
【請求項190】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがマウスインターフェロンの受容体のリガンドであることを特徴とする、請求項143に記載の宿主細胞。
【請求項191】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがヒトインターフェロンの受容体のリガンドであることを特徴とする、請求項143に記載の宿主細胞。
【請求項192】
前記インターフェロンが、インターフェロン−αと、インターフェロン−βと、インターフェロン−γと、からなる群から選択されることを特徴とする、請求項189に記載の宿主細胞。
【請求項193】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがインターフェロンの少なくとも約5の連続したアミノ酸を含むことを特徴とする、請求項189に記載の宿主細胞。
【請求項194】
前記インターフェロンが、インターフェロン−αと、インターフェロン−βと、インターフェロン−γと、からなる群から選択されることを特徴とする、請求項193に記載の宿主細胞。
【請求項195】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがインターフェロンを含むことを特徴とする、請求項143に記載の宿主細胞。
【請求項196】
前記インターフェロンが、インターフェロン−αと、インターフェロン−βと、インターフェロン−γと、からなる群から選択されることを特徴とする、請求項195に記載の宿主細胞。
【請求項197】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがマウスTNF−α受容体のリガンドであることを特徴とする、請求項143に記載の宿主細胞。
【請求項198】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがマウスTNF−αの少なくとも約5の連続したアミノ酸を含むことを特徴とする、請求項143に記載の宿主細胞。
【請求項199】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがマウスTNF−αを含むことを特徴とする、請求項143に記載の宿主細胞。
【請求項200】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがヒトTNF−α受容体のリガンドであることを特徴とする、請求項143に記載の宿主細胞。
【請求項201】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがヒトTNF−αの少なくとも約5の連続したアミノ酸を含むことを特徴とする、請求項143に記載の宿主細胞。
【請求項202】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがヒトTNF−αを含むことを特徴とする、請求項143に記載の宿主細胞。
【請求項203】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがマウスflt−3受容体のリガンドであることを特徴とする、請求項143に記載の宿主細胞。
【請求項204】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがマウスflt−3の少なくとも約5の連続したアミノ酸を含むことを特徴とする、請求項143に記載の宿主細胞。
【請求項205】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがマウスflt−3を含むことを特徴とする、請求項143に記載の宿主細胞。
【請求項206】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがヒトflt−3受容体のリガンドであることを特徴とする、請求項143に記載の宿主細胞。
【請求項207】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがヒトflt−3の少なくとも約5の連続したアミノ酸を含むことを特徴とする、請求項143に記載の宿主細胞。
【請求項208】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがヒトflt−3を含むことを特徴とする、請求項143に記載の宿主細胞。
【請求項209】
前記コードされる融合ポリペプチドが前記第1のアミノ酸配列と第2のアミノ酸配列との間に介在するリンカーをさらに含むことを特徴とする、請求項143に記載の宿主細胞。
【請求項210】
前記リンカーが式(GlySer)で表され、nは1から15までの整数であり、xは1から10までの整数であることを特徴とする、請求項209に記載の宿主細胞。
【請求項211】
前記コードされる融合ポリペプチドが分泌シグナル配列をさらに含むことを特徴とする、請求項143に記載の宿主細胞。
【請求項212】
原核細胞であることを特徴とする、請求項143に記載の宿主細胞。
【請求項213】
真核細胞であることを特徴とする、請求項143に記載の宿主細胞。
【請求項214】
酵母細胞であることを特徴とする、請求項213に記載の宿主細胞。
【請求項215】
哺乳類細胞であることを特徴とする、請求項213に記載の宿主細胞。
【請求項216】
昆虫細胞であることを特徴とする、請求項213に記載の宿主細胞。
【請求項217】
融合ポリペプチドを含む組成物であって、前記融合ポリペプチドが、
コレクチンの炭水化物結合ドメイン、ガレクチンの炭水化物結合ドメイン、C型レクチンの炭水化物結合ドメインまたは糖タンパク質上の炭水化物に結合可能なアミノ酸配列から選択される第1のアミノ酸配列であって、前記炭水化物が、D−マンノースと、D−グルコースと、D−フコースと、L−フコースと、N−アセチル−β−D−グルコサミンと、N−アセチル−β−D−グルコサミンと、シアル酸とからなる群から選択される第1のアミノ酸配列と、
細胞表面ポリペプチドのリガンドを含む第2のアミノ酸配列であって、前記リガンドが、サイトカイン受容体のリガンドと、CD40のリガンドと、接着分子のリガンドと、デフェンシン受容体のリガンドと、熱ショックタンパク質受容体のリガンドと、T細胞共刺激分子のリガンドと、T細胞共刺激分子のカウンターレセプタのリガンドとからなる群から選択される、第2のアミノ酸配列と、を含むことを特徴とする、組成物。
【請求項218】
前記第1のアミノ酸配列が前記第2のアミノ酸配列に対するN末端であることを特徴とする、請求項217に記載の組成物。
【請求項219】
前記第1のアミノ酸配列が前記第2のアミノ酸配列に対するC末端であることを特徴とする、請求項217に記載の組成物。
【請求項220】
前記第1のアミノ酸配列が糖タンパク質上のシアル酸に結合可能であり、前記シアル酸が、以下の炭水化物構造すなわち、N−アセチルノイラミン酸、α−NeuNAc−[2−>6]−Gal、α−NeuNAc−[2−>6]−GalNAc、α−NeuNAc−[2−>3]−Galのうちの少なくとも1種を含むことを特徴とする、請求項217に記載の組成物。
【請求項221】
前記第1のアミノ酸配列が自然界に存在するレクチンの炭水化物結合ドメインを含むことを特徴とする、請求項217に記載の組成物。
【請求項222】
前記第1のアミノ酸配列が赤血球凝集素の少なくとも約10の連続したアミノ酸を含むことを特徴とする、請求項217に記載の組成物。
【請求項223】
前記赤血球凝集素がインフルエンザウイルスの赤血球凝集素であることを特徴とする、請求項222に記載の組成物。
【請求項224】
インフルエンザ赤血球凝集素の前記連続したアミノ酸がインフルエンザ赤血球凝集素のHA1ドメインの連続したアミノ酸であることを特徴とする、請求項222に記載の組成物。
【請求項225】
前記インフルエンザウイルスがインフルエンザA型ウイルスであることを特徴とする、請求項223に記載の組成物。
【請求項226】
前記インフルエンザウイルスがヒトに感染するサブタイプのものであることを特徴とする、請求項223に記載の組成物。
【請求項227】
前記インフルエンザウイルスがH1サブタイプのものであることを特徴とする、請求項223に記載の組成物。
【請求項228】
前記インフルエンザウイルスがA/PR/8/34株由来のものであることを特徴とする、請求項223に記載の組成物。
【請求項229】
前記インフルエンザウイルスがH2サブタイプまたはH3サブタイプのものであることを特徴とする、請求項223に記載の組成物。
【請求項230】
前記インフルエンザウイルスがヒトに感染しないサブタイプのものであることを特徴とする、請求項223に記載の組成物。
【請求項231】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドが哺乳類細胞表面ポリペプチドのリガンドであることを特徴とする、請求項217に記載の組成物。
【請求項232】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがマウス細胞表面ポリペプチドのリガンドであることを特徴とする、請求項231に記載の組成物。
【請求項233】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがヒト細胞表面ポリペプチドのリガンドであることを特徴とする、請求項231に記載の組成物。
【請求項234】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドが白血球の細胞表面ポリペプチドのリガンドであることを特徴とする、請求項217に記載の組成物。
【請求項235】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドが抗原提示細胞の細胞表面ポリペプチドのリガンドであることを特徴とする、請求項217に記載の組成物。
【請求項236】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがプロフェッショナル抗原提示細胞の細胞表面ポリペプチドのリガンドであることを特徴とする、請求項235に記載の組成物。
【請求項237】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドが樹状細胞の細胞表面ポリペプチドのリガンドであることを特徴とする、請求項217に記載の組成物。
【請求項238】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがマウスGM−CSF受容体のリガンドであることを特徴とする、請求項217に記載の組成物。
【請求項239】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがマウスGM−CSFの少なくとも約5の連続したアミノ酸を含むことを特徴とする、請求項217に記載の組成物。
【請求項240】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがマウスGM−CSFを含むことを特徴とする、請求項217に記載の組成物。
【請求項241】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがヒトGM−CSF受容体のリガンドであることを特徴とする、請求項217に記載の組成物。
【請求項242】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがヒトGM−CSFの少なくとも約5の連続したアミノ酸を含むことを特徴とする、請求項217に記載の組成物。
【請求項243】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがヒトGM−CSFを含むことを特徴とする、請求項217に記載の組成物。
【請求項244】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがインターロイキンの受容体のリガンドであることを特徴とする、請求項217に記載の組成物。
【請求項245】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがマウスインターロイキンの受容体のリガンドであることを特徴とする、請求項217に記載の組成物。
【請求項246】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがヒトインターロイキンの受容体のリガンドであることを特徴とする、請求項217に記載の組成物。
【請求項247】
前記インターロイキンが、IL−1と、IL−2と、IL−3と、IL−4と、IL−5と、IL−6と、IL−7と、IL−8と、IL−9と、IL−10と、IL−12と、IL−13と、IL−14と、IL−15と、IL−16と、IL−17と、IL−18と、IL−19と、IL−20と、IL−21と、IL−22と、IL−23と、IL−24と、IL−25と、からなる群から選択されることを特徴とする、請求項246に記載の組成物。
【請求項248】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがインターロイキンの少なくとも約5の連続したアミノ酸を含むことを特徴とする、請求項217に記載の組成物。
【請求項249】
前記インターロイキンが、IL−1と、IL−2と、IL−3と、IL−4と、IL−5と、IL−6と、IL−7と、IL−8と、IL−9と、IL−10と、IL−12と、IL−13と、IL−14と、IL−15と、IL−16と、IL−17と、IL−18と、IL−19と、IL−20と、IL−21と、IL−22と、IL−23と、IL−24と、IL−25と、からなる群から選択されることを特徴とする、請求項248に記載の組成物。
【請求項250】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがインターロイキンを含むことを特徴とする、請求項217に記載の組成物。
【請求項251】
前記インターロイキンが、IL−1と、IL−2と、IL−3と、IL−4と、IL−5と、IL−6と、IL−7と、IL−8と、IL−9と、IL−10と、IL−12と、IL−13と、IL−14と、IL−15と、IL−16と、IL−17と、IL−18と、IL−19と、IL−20と、IL−21と、IL−22と、IL−23と、IL−24と、IL−25と、からなる群から選択されることを特徴とする、請求項250に記載の組成物。
【請求項252】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがケモカインの受容体のリガンドであることを特徴とする、請求項217に記載の組成物。
【請求項253】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがマウスケモカインの受容体のリガンドであることを特徴とする、請求項217に記載の組成物。
【請求項254】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがヒトケモカインの受容体のリガンドであることを特徴とする、請求項217に記載の組成物。
【請求項255】
前記ケモカインがC−Cサイトカインであることを特徴とする、請求項252に記載の組成物。
【請求項256】
前記ケモカインがC−X−Cサイトカインであることを特徴とする、請求項252に記載の組成物。
【請求項257】
前記細胞表面ポリペプチドが、CXCR−1と、CXCR−2と、CXCR−3と、CXCR−4と、CCR−1と、CCR−2と、CCR−3と、CCR−4と、CCR−5と、CCR−6と、CCR−7と、CCR−8と、からなる群から選択されることを特徴とする、請求項252に記載の組成物。
【請求項258】
前記ケモカインが、9E3と、AMCFと、β−トロンボグロブリンと、ENA−78と、エオタキシンと、エオタキシン−2と、IP−10と、KCと、LIXと、migと、MGSAと、mob−1と、NAP−2と、NAP−3と、NAP−4と、PBSFと、MGSAと、マウスKCと、MIP−2と、MIP−1αと、NAP−2と、ENA−78と、GCP−2と、ACT−2と、C10と、CCF18と、DC−CK1と、ELCと、Exodusと、FICと、GDCFと、GDCF−2と、HC−21と、HCC−1と、I−309と、JEと、LAG−1と、MARCと、MCAFと、MCP−1と、MCP−2と、MCP−3と、MCP−4と、MCP−5と、MRP−2と、RANTES SDFと、TARCと、ATACと、Ltnと、SCM−1と、ニューロタクチンと、からなる群から選択されることを特徴とする、請求項252に記載の組成物。
【請求項259】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがケモカインの少なくとも約5の連続したアミノ酸を含むことを特徴とする、請求項217に記載の組成物。
【請求項260】
前記ケモカインが、9E3と、AMCFと、β−トロンボグロブリンと、ENA−78と、エオタキシンと、エオタキシン−2と、IP−10と、KCと、LIXと、migと、MGSAと、mob−1と、NAP−2と、NAP−3と、NAP−4と、PBSFと、MGSAと、マウスKCと、MIP−2と、MIP−1αと、NAP−2と、ENA−78と、GCP−2と、ACT−2と、C10と、CCF18と、DC−CK1と、ELCと、Exodusと、FICと、GDCFと、GDCF−2と、HC−21と、HCC−1と、I−309と、JEと、LAG−1と、MARCと、MCAFと、MCP−1と、MCP−2と、MCP−3と、MCP−4と、MCP−5と、MRP−2と、RANTES SDFと、TARCと、ATACと、Ltnと、SCM−1と、ニューロタクチンと、からなる群から選択されることを特徴とする、請求項259に記載の組成物。
【請求項261】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがケモカインを含むことを特徴とする、請求項217に記載の組成物。
【請求項262】
前記ケモカインが、9E3と、AMCFと、β−トロンボグロブリンと、ENA−78と、エオタキシンと、エオタキシン−2と、IP−10と、KCと、LIXと、migと、MGSAと、mob−1と、NAP−2と、NAP−3と、NAP−4と、PBSFと、MGSAと、マウスKCと、MIP−2と、MIP−1αと、NAP−2と、ENA−78と、GCP−2と、ACT−2と、C10と、CCF18と、DC−CK1と、ELCと、Exodusと、FICと、GDCFと、GDCF−2と、HC−21と、HCC−1と、I−309と、JEと、LAG−1と、MARCと、MCAFと、MCP−1と、MCP−2と、MCP−3と、MCP−4と、MCP−5と、MRP−2と、RANTES SDFと、TARCと、ATACと、Ltnと、SCM−1と、ニューロタクチンと、からなる群から選択されることを特徴とする、請求項261に記載の組成物。
【請求項263】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがインターフェロンの受容体のリガンドであることを特徴とする、請求項217に記載の組成物。
【請求項264】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがマウスインターフェロンの受容体のリガンドであることを特徴とする、請求項217に記載の組成物。
【請求項265】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがヒトインターフェロンの受容体のリガンドであることを特徴とする、請求項217に記載の組成物。
【請求項266】
前記インターフェロンが、インターフェロン−αと、インターフェロン−βと、インターフェロン−γと、からなる群から選択されることを特徴とする、請求項263に記載の組成物。
【請求項267】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがインターフェロンの少なくとも約5の連続したアミノ酸を含むことを特徴とする、請求項263に記載の組成物。
【請求項268】
前記インターフェロンが、インターフェロン−αと、インターフェロン−βと、インターフェロン−γと、からなる群から選択されることを特徴とする、請求項268に記載の組成物。
【請求項269】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがインターフェロンを含むことを特徴とする、請求項217に記載の組成物。
【請求項270】
前記インターフェロンが、インターフェロン−αと、インターフェロン−βと、インターフェロン−γと、からなる群から選択されることを特徴とする、請求項269に記載の組成物。
【請求項271】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがマウスTNF−α受容体のリガンドであることを特徴とする、請求項217に記載の組成物。
【請求項272】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがマウスTNF−αの少なくとも約5の連続したアミノ酸を含むことを特徴とする、請求項217に記載の組成物。
【請求項273】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがマウスTNF−αを含むことを特徴とする、請求項217に記載の組成物。
【請求項274】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがヒトTNF−α受容体のリガンドであることを特徴とする、請求項217に記載の組成物。
【請求項275】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがヒトTNF−αの少なくとも約5の連続したアミノ酸を含むことを特徴とする、請求項217に記載の組成物。
【請求項276】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがヒトTNF−αを含むことを特徴とする、請求項217に記載の組成物。
【請求項277】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがマウスflt−3受容体のリガンドであることを特徴とする、請求項217に記載の組成物。
【請求項278】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがマウスflt−3の少なくとも約5の連続したアミノ酸を含むことを特徴とする、請求項217に記載の組成物。
【請求項279】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがマウスflt−3を含むことを特徴とする、請求項217に記載の組成物。
【請求項280】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがヒトflt−3受容体のリガンドであることを特徴とする、請求項217に記載の組成物。
【請求項281】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがヒトflt−3の少なくとも約5の連続したアミノ酸を含むことを特徴とする、請求項217に記載の組成物。
【請求項282】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがヒトflt−3を含むことを特徴とする、請求項217に記載の組成物。
【請求項283】
前記融合ポリペプチドが前記第1のアミノ酸配列と第2のアミノ酸配列との間に介在するリンカーをさらに含むことを特徴とする、請求項217に記載の組成物。
【請求項284】
前記リンカーが式(GlySer)で表され、nは1から15までの整数であり、xは1から10までの整数であることを特徴とする、請求項283に記載の組成物。
【請求項285】
抗原保有標的を含み、かつ融合ポリペプチドをさらに含む組成物であって、前記融合ポリペプチドが、
コレクチンの炭水化物結合ドメイン、ガレクチンの炭水化物結合ドメイン、C型レクチンの炭水化物結合ドメインまたは糖タンパク質上の炭水化物に結合可能なアミノ酸配列から選択される第1のアミノ酸配列であって、前記炭水化物が、D−マンノースと、D−グルコースと、D−フコースと、L−フコースと、N−アセチル−β−D−グルコサミンと、N−アセチル−β−D−グルコサミンと、シアル酸とからなる群から選択される第1のアミノ酸配列と、
細胞表面ポリペプチドのリガンドを含む第2のアミノ酸配列であって、前記リガンドが、サイトカイン受容体のリガンドと、CD40のリガンドと、接着分子のリガンドと、デフェンシン受容体のリガンドと、熱ショックタンパク質受容体のリガンドと、T細胞共刺激分子のリガンドと、T細胞共刺激分子のカウンターレセプタのリガンドとからなる群から選択される、第2のアミノ酸配列と、を含むことを特徴とする、組成物。
【請求項286】
前記抗原保有標的が細胞であることを特徴とする、請求項285に記載の組成物。
【請求項287】
前記細胞が腫瘍細胞であることを特徴とする、請求項286に記載の組成物。
【請求項288】
前記腫瘍細胞が悪性腫瘍細胞であることを特徴とする、請求項287に記載の組成物。
【請求項289】
前記腫瘍が、以下のタイプの腫瘍すなわち、黒色腫、扁平上皮腫瘍、基底細胞癌、星細胞腫、神経膠腫、多型性神経膠芽腫、髄膜腫、上衣腫、神経鞘腫、神経芽細胞腫、網膜芽細胞腫、髄膜腫、グロムス腫瘍、肉腫、骨肉腫、ユーイング肉腫、軟骨肉腫、筋肉腫、滑膜細胞肉腫、線維肉腫、紡錘細胞腫瘍、血管肉腫、未分化神経外胚葉性腫瘍、カポジ肉腫、リンパ腫、急性白血病、慢性白血病、頭頚部の腫瘍、鼻咽頭癌、咽頭の癌、喉頭癌、甲状腺の癌、副甲状腺の癌、胸腺腫、食道癌、胃癌、小腸の腫瘍、結腸または直腸の癌、中皮腫、肺癌、膵癌、島細胞腫、非島細胞腫、乳房の癌、心臓粘液腫、下垂体腫瘍、カルチノイド腫瘍、肝細胞癌、胆管癌、肝芽腫、腎細胞癌、腎芽腫、ウィルムス腫瘍、副腎癌、褐色細胞腫、胚細胞腫瘍、絨毛癌、卵巣癌、精巣腫瘍、精上皮腫、子宮内膜腫瘍、前立腺の癌、精嚢の癌、膣の腫瘍、陰茎の癌、胞状奇胎、胆嚢の癌、膀胱の癌のうちの1つに由来するものであることを特徴とする、請求項287に記載の組成物。
【請求項290】
前記融合ポリペプチドが前記細胞に対して外来性のものであることを特徴とする、請求項286に記載の組成物。
【請求項291】
前記融合ポリペプチドが前記細胞に対して内因性のものであり、この細胞からなる核酸配列によってコードされることを特徴とする、請求項286に記載の組成物。
【請求項292】
前記第1のアミノ酸配列が前記第2のアミノ酸配列に対するN末端であることを特徴とする、請求項285に記載の組成物。
【請求項293】
前記第1のアミノ酸配列が前記第2のアミノ酸配列に対するC末端であることを特徴とする、請求項285に記載の組成物。
【請求項294】
前記第1のアミノ酸配列が糖タンパク質上のシアル酸に結合可能であり、前記シアル酸が、以下の炭水化物構造すなわち、N−アセチルノイラミン酸、α−NeuNAc−[2−>6]−Gal、α−NeuNAc−[2−>6]−GalNAc、α−NeuNAc−[2−>3]−Galのうちの少なくとも1種を含むことを特徴とする、請求項285に記載の組成物。
【請求項295】
前記第1のアミノ酸配列が自然界に存在するレクチンの炭水化物結合ドメインを含むことを特徴とする、請求項285に記載の組成物。
【請求項296】
前記第1のアミノ酸配列が赤血球凝集素の少なくとも約10の連続したアミノ酸を含むことを特徴とする、請求項285に記載の組成物。
【請求項297】
前記赤血球凝集素がインフルエンザウイルスの赤血球凝集素であることを特徴とする、請求項296に記載の組成物。
【請求項298】
インフルエンザ赤血球凝集素の前記連続したアミノ酸がインフルエンザ赤血球凝集素のHA1ドメインの連続したアミノ酸であることを特徴とする、請求項296に記載の組成物。
【請求項299】
前記インフルエンザウイルスがインフルエンザA型ウイルスであることを特徴とする、請求項297に記載の組成物。
【請求項300】
前記インフルエンザウイルスがヒトに感染するサブタイプのものであることを特徴とする、請求項297に記載の組成物。
【請求項301】
前記インフルエンザウイルスがH1サブタイプのものであることを特徴とする、請求項297に記載の組成物。
【請求項302】
前記インフルエンザウイルスがA/PR/8/34株由来のものであることを特徴とする、請求項297に記載の組成物。
【請求項303】
前記インフルエンザウイルスがH2サブタイプまたはH3サブタイプのものであることを特徴とする、請求項297に記載の組成物。
【請求項304】
前記インフルエンザウイルスがヒトに感染しないサブタイプのものであることを特徴とする、請求項297に記載の組成物。
【請求項305】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドが哺乳類細胞表面ポリペプチドのリガンドであることを特徴とする、請求項285に記載の組成物。
【請求項306】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがマウス細胞表面ポリペプチドのリガンドであることを特徴とする、請求項305に記載の組成物。
【請求項307】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがヒト細胞表面ポリペプチドのリガンドであることを特徴とする、請求項305に記載の組成物。
【請求項308】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドが白血球の細胞表面ポリペプチドのリガンドであることを特徴とする、請求項285に記載の組成物。
【請求項309】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドが抗原提示細胞の細胞表面ポリペプチドのリガンドであることを特徴とする、請求項285に記載の組成物。
【請求項310】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがプロフェッショナル抗原提示細胞の細胞表面ポリペプチドのリガンドであることを特徴とする、請求項309に記載の組成物。
【請求項311】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドが樹状細胞の細胞表面ポリペプチドのリガンドであることを特徴とする、請求項285に記載の組成物。
【請求項312】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがマウスGM−CSF受容体のリガンドであることを特徴とする、請求項285に記載の組成物。
【請求項313】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがマウスGM−CSFの少なくとも約5の連続したアミノ酸を含むことを特徴とする、請求項285に記載の組成物。
【請求項314】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがマウスGM−CSFを含むことを特徴とする、請求項285に記載の組成物。
【請求項315】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがヒトGM−CSF受容体のリガンドであることを特徴とする、請求項285に記載の組成物。
【請求項316】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがヒトGM−CSFの少なくとも約5の連続したアミノ酸を含むことを特徴とする、請求項285に記載の組成物。
【請求項317】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがヒトGM−CSFを含むことを特徴とする、請求項285に記載の組成物。
【請求項318】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがインターロイキンの受容体のリガンドであることを特徴とする、請求項285に記載の組成物。
【請求項319】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがマウスインターロイキンの受容体のリガンドであることを特徴とする、請求項285に記載の組成物。
【請求項320】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがヒトインターロイキンの受容体のリガンドであることを特徴とする、請求項285に記載の組成物。
【請求項321】
前記インターロイキンが、IL−1と、IL−2と、IL−3と、IL−4と、IL−5と、IL−6と、IL−7と、IL−8と、IL−9と、IL−10と、IL−12と、IL−13と、IL−14と、IL−15と、IL−16と、IL−17と、IL−18と、IL−19と、IL−20と、IL−21と、IL−22と、IL−23と、IL−24と、IL−25と、からなる群から選択されることを特徴とする、請求項320に記載の組成物。
【請求項322】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがインターロイキンの少なくとも約5の連続したアミノ酸を含むことを特徴とする、請求項285に記載の組成物。
【請求項323】
前記インターロイキンが、IL−1と、IL−2と、IL−3と、IL−4と、IL−5と、IL−6と、IL−7と、IL−8と、IL−9と、IL−10と、IL−12と、IL−13と、IL−14と、IL−15と、IL−16と、IL−17と、IL−18と、IL−19と、IL−20と、IL−21と、IL−22と、IL−23と、IL−24と、IL−25と、からなる群から選択されることを特徴とする、請求項322に記載の組成物。
【請求項324】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがインターロイキンを含むことを特徴とする、請求項285に記載の組成物。
【請求項325】
前記インターロイキンが、IL−1と、IL−2と、IL−3と、IL−4と、IL−5と、IL−6と、IL−7と、IL−8と、IL−9と、IL−10と、IL−12と、IL−13と、IL−14と、IL−15と、IL−16と、IL−17と、IL−18と、IL−19と、IL−20と、IL−21と、IL−22と、IL−23と、IL−24と、IL−25と、からなる群から選択されることを特徴とする、請求項324に記載の組成物。
【請求項326】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがケモカインの受容体のリガンドであることを特徴とする、請求項285に記載の組成物。
【請求項327】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがマウスケモカインの受容体のリガンドであることを特徴とする、請求項285に記載の組成物。
【請求項328】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがヒトケモカインの受容体のリガンドであることを特徴とする、請求項285に記載の組成物。
【請求項329】
前記ケモカインがC−Cサイトカインであることを特徴とする、請求項326に記載の組成物。
【請求項330】
前記ケモカインがC−X−Cサイトカインであることを特徴とする、請求項326に記載の組成物。
【請求項331】
前記細胞表面ポリペプチドが、CXCR−1と、CXCR−2と、CXCR−3と、CXCR−4と、CCR−1と、CCR−2と、CCR−3と、CCR−4と、CCR−5と、CCR−6と、CCR−7と、CCR−8と、からなる群から選択されることを特徴とする、請求項326に記載の組成物。
【請求項332】
前記ケモカインが、9E3と、AMCFと、β−トロンボグロブリンと、ENA−78と、エオタキシンと、エオタキシン−2と、IP−10と、KCと、LIXと、migと、MGSAと、mob−1と、NAP−2と、NAP−3と、NAP−4と、PBSFと、MGSAと、マウスKCと、MIP−2と、MIP−1αと、NAP−2と、ENA−78と、GCP−2と、ACT−2と、C10と、CCF18と、DC−CK1と、ELCと、Exodusと、FICと、GDCFと、GDCF−2と、HC−21と、HCC−1と、I−309と、JEと、LAG−1と、MARCと、MCAFと、MCP−1と、MCP−2と、MCP−3と、MCP−4と、MCP−5と、MRP−2と、RANTES SDFと、TARCと、ATACと、Ltnと、SCM−1と、ニューロタクチンと、からなる群から選択されることを特徴とする、請求項326に記載の組成物。
【請求項333】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがケモカインの少なくとも約5の連続したアミノ酸を含むことを特徴とする、請求項326に記載の組成物。
【請求項334】
前記ケモカインが、9E3と、AMCFと、β−トロンボグロブリンと、ENA−78と、エオタキシンと、エオタキシン−2と、IP−10と、KCと、LIXと、migと、MGSAと、mob−1と、NAP−2と、NAP−3と、NAP−4と、PBSFと、MGSAと、マウスKCと、MIP−2と、MIP−1αと、NAP−2と、ENA−78と、GCP−2と、ACT−2と、C10と、CCF18と、DC−CK1と、ELCと、Exodusと、FICと、GDCFと、GDCF−2と、HC−21と、HCC−1と、I−309と、JEと、LAG−1と、MARCと、MCAFと、MCP−1と、MCP−2と、MCP−3と、MCP−4と、MCP−5と、MRP−2と、RANTES SDFと、TARCと、ATACと、Ltnと、SCM−1と、ニューロタクチンと、からなる群から選択されることを特徴とする、請求項333に記載の組成物。
【請求項335】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがケモカインを含むことを特徴とする、請求項285に記載の組成物。
【請求項336】
前記ケモカインが、9E3と、AMCFと、β−トロンボグロブリンと、ENA−78と、エオタキシンと、エオタキシン−2と、IP−10と、KCと、LIXと、migと、MGSAと、mob−1と、NAP−2と、NAP−3と、NAP−4と、PBSFと、MGSAと、マウスKCと、MIP−2と、MIP−1αと、NAP−2と、ENA−78と、GCP−2と、ACT−2と、C10と、CCF18と、DC−CK1と、ELCと、Exodusと、FICと、GDCFと、GDCF−2と、HC−21と、HCC−1と、I−309と、JEと、LAG−1と、MARCと、MCAFと、MCP−1と、MCP−2と、MCP−3と、MCP−4と、MCP−5と、MRP−2と、RANTES SDFと、TARCと、ATACと、Ltnと、SCM−1と、ニューロタクチンと、からなる群から選択されることを特徴とする、請求項335に記載の組成物。
【請求項337】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがインターフェロンの受容体のリガンドであることを特徴とする、請求項285に記載の組成物。
【請求項338】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがマウスインターフェロンの受容体のリガンドであることを特徴とする、請求項285に記載の組成物。
【請求項339】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがヒトインターフェロンの受容体のリガンドであることを特徴とする、請求項285に記載の組成物。
【請求項340】
前記インターフェロンが、インターフェロン−αと、インターフェロン−βと、インターフェロン−γと、からなる群から選択されることを特徴とする、請求項337に記載の組成物。
【請求項341】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがインターフェロンの少なくとも約5の連続したアミノ酸を含むことを特徴とする、請求項337に記載の組成物。
【請求項342】
前記インターフェロンが、インターフェロン−αと、インターフェロン−βと、インターフェロン−γと、からなる群から選択されることを特徴とする、請求項337に記載の組成物。
【請求項343】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがインターフェロンを含むことを特徴とする、請求項285に記載の組成物。
【請求項344】
前記インターフェロンが、インターフェロン−αと、インターフェロン−βと、インターフェロン−γと、からなる群から選択されることを特徴とする、請求項343に記載の組成物。
【請求項345】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがマウスTNF−α受容体のリガンドであることを特徴とする、請求項285に記載の組成物。
【請求項346】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがマウスTNF−αの少なくとも約5の連続したアミノ酸を含むことを特徴とする、請求項285に記載の組成物。
【請求項347】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがマウスTNF−αを含むことを特徴とする、請求項285に記載の組成物。
【請求項348】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがヒトTNF−α受容体のリガンドであることを特徴とする、請求項285に記載の組成物。
【請求項349】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがヒトTNF−αの少なくとも約5の連続したアミノ酸を含むことを特徴とする、請求項285に記載の組成物。
【請求項350】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがヒトTNF−αを含むことを特徴とする、請求項285に記載の組成物。
【請求項351】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがマウスflt−3受容体のリガンドであることを特徴とする、請求項285に記載の組成物。
【請求項352】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがマウスflt−3の少なくとも約5の連続したアミノ酸を含むことを特徴とする、請求項285に記載の組成物。
【請求項353】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがマウスflt−3を含むことを特徴とする、請求項285に記載の組成物。
【請求項354】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがヒトflt−3受容体のリガンドであることを特徴とする、請求項285に記載の組成物。
【請求項355】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがヒトflt−3の少なくとも約5の連続したアミノ酸を含むことを特徴とする、請求項285に記載の組成物。
【請求項356】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがヒトflt−3を含むことを特徴とする、請求項285に記載の組成物。
【請求項357】
前記融合ポリペプチドが前記第1のアミノ酸配列と第2のアミノ酸配列との間に介在するリンカーをさらに含むことを特徴とする、請求項285に記載の組成物。
【請求項358】
前記リンカーが式(GlySer)で表され、nは1から15までの整数であり、xは1から10までの整数であることを特徴とする、請求項357に記載の組成物。
【請求項359】
前記抗原保有標的上の炭水化物に結合した前記融合ポリペプチドを含むことを特徴とする、請求項285に記載の組成物。
【請求項360】
前記融合ポリペプチドのうちの少なくともいくつかが前記抗原保有標的に結合していないことを特徴とする、請求項285に記載の組成物。
【請求項361】
前記抗原保有標的が細胞であり、前記組成物が前記細胞の表面上の炭水化物に結合した前記融合ポリペプチドを含むことを特徴とする、請求項285に記載の組成物。
【請求項362】
抗原保有標的を含み、かつ融合ポリペプチドをさらに含む組成物であって、前記融合ポリペプチドが、
炭水化物に結合可能な第1のアミノ酸配列と、
細胞表面ポリペプチドのリガンドを含む第2のアミノ酸配列であって、前記リガンドが、サイトカイン受容体のリガンドと、CD40のリガンドと、接着分子のリガンドと、デフェンシン受容体のリガンドと、熱ショックタンパク質受容体のリガンドと、T細胞共刺激分子のリガンドと、T細胞共刺激分子のカウンターレセプタのリガンドと、からなる群から選択される、第2のアミノ酸配列と、を含み、
前記抗原保有標的が、ウイルス抗原と、細菌抗原と、真菌抗原と、寄生虫抗原と、プリオン抗原と、のうちの少なくとも1種を含むことを特徴とする、組成物。
【請求項363】
前記抗原保有標的が、ウイルスと、細菌細胞と、真菌細胞と、寄生虫の細胞と、プリオンと、哺乳類細胞と、昆虫細胞と、他の細胞由来の物質を持たないポリペプチドと、からなる群から選択されることを特徴とする、請求項362に記載の組成物。
【請求項364】
前記抗原保有標的が病原性であることを特徴とする、請求項362に記載の組成物。
【請求項365】
前記抗原保有標的が弱毒化されたものであることを特徴とする、請求項362に記載の組成物。
【請求項366】
前記抗原保有標的が実質的に分割できない細胞であることを特徴とする、請求項362に記載の組成物。
【請求項367】
前記抗原保有標的が細胞であり、前記融合ポリペプチドが前記細胞に対して外来性のものであることを特徴とする、請求項362に記載の組成物。
【請求項368】
前記抗原保有標的が細胞であり、前記融合ポリペプチドが前記細胞に対して内因性のものであり、この細胞からなる核酸配列によってコードされることを特徴とする、請求項362に記載の組成物。
【請求項369】
前記第1のアミノ酸配列が前記第2のアミノ酸配列に対するN末端であることを特徴とする、請求項362に記載の組成物。
【請求項370】
前記第1のアミノ酸配列が前記第2のアミノ酸配列に対するC末端であることを特徴とする、請求項362に記載の組成物。
【請求項371】
前記第1のアミノ酸配列が糖タンパク質上のシアル酸に結合可能であり、前記シアル酸が、以下の炭水化物構造すなわち、N−アセチルノイラミン酸、α−NeuNAc−[2−>6]−Gal、α−NeuNAc−[2−>6]−GalNAc、α−NeuNAc−[2−>3]−Galのうちの少なくとも1種を含むことを特徴とする、請求項362に記載の組成物。
【請求項372】
前記第1のアミノ酸配列が自然界に存在するレクチンの炭水化物結合ドメインを含むことを特徴とする、請求項362に記載の組成物。
【請求項373】
前記第1のアミノ酸配列が赤血球凝集素の少なくとも約10の連続したアミノ酸を含むことを特徴とする、請求項362に記載の組成物。
【請求項374】
前記赤血球凝集素がインフルエンザウイルスの赤血球凝集素であることを特徴とする、請求項373に記載の組成物。
【請求項375】
インフルエンザ赤血球凝集素の前記連続したアミノ酸がインフルエンザ赤血球凝集素のHA1ドメインの連続したアミノ酸であることを特徴とする、請求項373に記載の組成物。
【請求項376】
前記インフルエンザウイルスがインフルエンザA型ウイルスであることを特徴とする、請求項373に記載の組成物。
【請求項377】
前記インフルエンザウイルスがヒトに感染するサブタイプのものであることを特徴とする、請求項373に記載の組成物。
【請求項378】
前記インフルエンザウイルスがH1サブタイプのものであることを特徴とする、請求項373に記載の組成物。
【請求項379】
前記インフルエンザウイルスがA/PR/8/34株由来のものであることを特徴とする、請求項373に記載の組成物。
【請求項380】
前記インフルエンザウイルスがH2サブタイプまたはH3サブタイプのものであることを特徴とする、請求項373に記載の組成物。
【請求項381】
前記インフルエンザウイルスがヒトに感染しないサブタイプのものであることを特徴とする、請求項373に記載の組成物。
【請求項382】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドが哺乳類細胞表面ポリペプチドのリガンドであることを特徴とする、請求項362に記載の組成物。
【請求項383】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがマウス細胞表面ポリペプチドのリガンドであることを特徴とする、請求項382に記載の組成物。
【請求項384】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがヒト細胞表面ポリペプチドのリガンドであることを特徴とする、請求項382に記載の組成物。
【請求項385】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドが白血球の細胞表面ポリペプチドのリガンドであることを特徴とする、請求項362に記載の組成物。
【請求項386】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドが抗原提示細胞の細胞表面ポリペプチドのリガンドであることを特徴とする、請求項362に記載の組成物。
【請求項387】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがプロフェッショナル抗原提示細胞の細胞表面ポリペプチドのリガンドであることを特徴とする、請求項386に記載の組成物。
【請求項388】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドが樹状細胞の細胞表面ポリペプチドのリガンドであることを特徴とする、請求項362に記載の組成物。
【請求項389】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがマウスGM−CSF受容体のリガンドであることを特徴とする、請求項362に記載の組成物。
【請求項390】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがマウスGM−CSFの少なくとも約5の連続したアミノ酸を含むことを特徴とする、請求項362に記載の組成物。
【請求項391】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがマウスGM−CSFを含むことを特徴とする、請求項362に記載の組成物。
【請求項392】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがヒトGM−CSF受容体のリガンドであることを特徴とする、請求項362に記載の組成物。
【請求項393】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがヒトGM−CSFの少なくとも約5の連続したアミノ酸を含むことを特徴とする、請求項362に記載の組成物。
【請求項394】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがヒトGM−CSFを含むことを特徴とする、請求項362に記載の組成物。
【請求項395】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがインターロイキンの受容体のリガンドであることを特徴とする、請求項362に記載の組成物。
【請求項396】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがマウスインターロイキンの受容体のリガンドであることを特徴とする、請求項362に記載の組成物。
【請求項397】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがヒトインターロイキンの受容体のリガンドであることを特徴とする、請求項362に記載の組成物。
【請求項398】
前記インターロイキンが、IL−1と、IL−2と、IL−3と、IL−4と、IL−5と、IL−6と、IL−7と、IL−8と、IL−9と、IL−10と、IL−12と、IL−13と、IL−14と、IL−15と、IL−16と、IL−17と、IL−18と、IL−19と、IL−20と、IL−21と、IL−22と、IL−23と、IL−24と、IL−25と、からなる群から選択されることを特徴とする、請求項397に記載の組成物。
【請求項399】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがインターロイキンの少なくとも約5の連続したアミノ酸を含むことを特徴とする、請求項362に記載の組成物。
【請求項400】
前記インターロイキンが、IL−1と、IL−2と、IL−3と、IL−4と、IL−5と、IL−6と、IL−7と、IL−8と、IL−9と、IL−10と、IL−12と、IL−13と、IL−14と、IL−15と、IL−16と、IL−17と、IL−18と、IL−19と、IL−20と、IL−21と、IL−22と、IL−23と、IL−24と、IL−25と、からなる群から選択されることを特徴とする、請求項399に記載の組成物。
【請求項401】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがインターロイキンを含むことを特徴とする、請求項362に記載の組成物。
【請求項402】
前記インターロイキンが、IL−1と、IL−2と、IL−3と、IL−4と、IL−5と、IL−6と、IL−7と、IL−8と、IL−9と、IL−10と、IL−12と、IL−13と、IL−14と、IL−15と、IL−16と、IL−17と、IL−18と、IL−19と、IL−20と、IL−21と、IL−22と、IL−23と、IL−24と、IL−25と、からなる群から選択されることを特徴とする、請求項401に記載の組成物。
【請求項403】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがケモカインの受容体のリガンドであることを特徴とする、請求項362に記載の組成物。
【請求項404】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがマウスケモカインの受容体のリガンドであることを特徴とする、請求項362に記載の組成物。
【請求項405】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがヒトケモカインの受容体のリガンドであることを特徴とする、請求項362に記載の組成物。
【請求項406】
前記ケモカインがC−Cサイトカインであることを特徴とする、請求項403に記載の組成物。
【請求項407】
前記ケモカインがC−X−Cサイトカインであることを特徴とする、請求項403に記載の組成物。
【請求項408】
前記細胞表面ポリペプチドが、CXCR−1と、CXCR−2と、CXCR−3と、CXCR−4と、CCR−1と、CCR−2と、CCR−3と、CCR−4と、CCR−5と、CCR−6と、CCR−7と、CCR−8と、からなる群から選択されることを特徴とする、請求項403に記載の組成物。
【請求項409】
前記ケモカインが、9E3と、AMCFと、β−トロンボグロブリンと、ENA−78と、エオタキシンと、エオタキシン−2と、IP−10と、KCと、LIXと、migと、MGSAと、mob−1と、NAP−2と、NAP−3と、NAP−4と、PBSFと、MGSAと、マウスKCと、MIP−2と、MIP−1αと、NAP−2と、ENA−78と、GCP−2と、ACT−2と、C10と、CCF18と、DC−CK1と、ELCと、Exodusと、FICと、GDCFと、GDCF−2と、HC−21と、HCC−1と、I−309と、JEと、LAG−1と、MARCと、MCAFと、MCP−1と、MCP−2と、MCP−3と、MCP−4と、MCP−5と、MRP−2と、RANTES SDFと、TARCと、ATACと、Ltnと、SCM−1と、ニューロタクチンと、からなる群から選択されることを特徴とする、請求項403に記載の組成物。
【請求項410】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがケモカインの少なくとも約5の連続したアミノ酸を含むことを特徴とする、請求項362に記載の組成物。
【請求項411】
前記ケモカインが、9E3と、AMCFと、β−トロンボグロブリンと、ENA−78と、エオタキシンと、エオタキシン−2と、IP−10と、KCと、LIXと、migと、MGSAと、mob−1と、NAP−2と、NAP−3と、NAP−4と、PBSFと、MGSAと、マウスKCと、MIP−2と、MIP−1αと、NAP−2と、ENA−78と、GCP−2と、ACT−2と、C10と、CCF18と、DC−CK1と、ELCと、Exodusと、FICと、GDCFと、GDCF−2と、HC−21と、HCC−1と、I−309と、JEと、LAG−1と、MARCと、MCAFと、MCP−1と、MCP−2と、MCP−3と、MCP−4と、MCP−5と、MRP−2と、RANTES SDFと、TARCと、ATACと、Ltnと、SCM−1と、ニューロタクチンと、からなる群から選択されることを特徴とする、請求項410に記載の組成物。
【請求項412】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがケモカインを含むことを特徴とする、請求項362に記載の組成物。
【請求項413】
前記ケモカインが、9E3と、AMCFと、β−トロンボグロブリンと、ENA−78と、エオタキシンと、エオタキシン−2と、IP−10と、KCと、LIXと、migと、MGSAと、mob−1と、NAP−2と、NAP−3と、NAP−4と、PBSFと、MGSAと、マウスKCと、MIP−2と、MIP−1αと、NAP−2と、ENA−78と、GCP−2と、ACT−2と、C10と、CCF18と、DC−CK1と、ELCと、Exodusと、FICと、GDCFと、GDCF−2と、HC−21と、HCC−1と、I−309と、JEと、LAG−1と、MARCと、MCAFと、MCP−1と、MCP−2と、MCP−3と、MCP−4と、MCP−5と、MRP−2と、RANTES SDFと、TARCと、ATACと、Ltnと、SCM−1と、ニューロタクチンと、からなる群から選択されることを特徴とする、請求項412に記載の組成物。
【請求項414】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがインターフェロンの受容体のリガンドであることを特徴とする、請求項362に記載の組成物。
【請求項415】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがマウスインターフェロンの受容体のリガンドであることを特徴とする、請求項362に記載の組成物。
【請求項416】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがヒトインターフェロンの受容体のリガンドであることを特徴とする、請求項362に記載の組成物。
【請求項417】
前記インターフェロンが、インターフェロン−αと、インターフェロン−βと、インターフェロン−γと、からなる群から選択されることを特徴とする、請求項416に記載の組成物。
【請求項418】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがインターフェロンの少なくとも約5の連続したアミノ酸を含むことを特徴とする、請求項362に記載の組成物。
【請求項419】
前記インターフェロンが、インターフェロン−αと、インターフェロン−βと、インターフェロン−γと、からなる群から選択されることを特徴とする、請求項418に記載の組成物。
【請求項420】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがインターフェロンを含むことを特徴とする、請求項362に記載の組成物。
【請求項421】
前記インターフェロンが、インターフェロン−αと、インターフェロン−βと、インターフェロン−γと、からなる群から選択されることを特徴とする、請求項420に記載の組成物。
【請求項422】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがマウスTNF−α受容体のリガンドであることを特徴とする、請求項362に記載の組成物。
【請求項423】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがマウスTNF−αの少なくとも約5の連続したアミノ酸を含むことを特徴とする、請求項362に記載の組成物。
【請求項424】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがマウスTNF−αを含むことを特徴とする、請求項362に記載の組成物。
【請求項425】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがヒトTNF−α受容体のリガンドであることを特徴とする、請求項362に記載の組成物。
【請求項426】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがヒトTNF−αの少なくとも約5の連続したアミノ酸を含むことを特徴とする、請求項362に記載の組成物。
【請求項427】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがヒトTNF−αを含むことを特徴とする、請求項362に記載の組成物。
【請求項428】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがマウスflt−3受容体のリガンドであることを特徴とする、請求項362に記載の組成物。
【請求項429】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがマウスflt−3の少なくとも約5の連続したアミノ酸を含むことを特徴とする、請求項362に記載の組成物。
【請求項430】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがマウスflt−3を含むことを特徴とする、請求項362に記載の組成物。
【請求項431】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがヒトflt−3受容体のリガンドであることを特徴とする、請求項362に記載の組成物。
【請求項432】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがヒトflt−3の少なくとも約5の連続したアミノ酸を含むことを特徴とする、請求項362に記載の組成物。
【請求項433】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがヒトflt−3を含むことを特徴とする、請求項362に記載の組成物。
【請求項434】
前記融合ポリペプチドが前記第1のアミノ酸配列と第2のアミノ酸配列との間に介在するリンカーをさらに含むことを特徴とする、請求項362に記載の組成物。
【請求項435】
前記リンカーが式(GlySer)で表され、nは1から15までの整数であり、xは1から10までの整数であることを特徴とする、請求項434に記載の組成物。
【請求項436】
前記抗原保有標的上の炭水化物に結合された前記融合ポリペプチドを含むことを特徴とする、請求項362に記載の組成物。
【請求項437】
前記融合ポリペプチドのうちの少なくともいくつかが前記抗原保有標的に結合していないことを特徴とする、請求項362に記載の組成物。
【請求項438】
前記抗原保有標的が細胞であり、前記組成物が前記細胞の表面上の炭水化物に結合した前記融合ポリペプチドを含むことを特徴とする、請求項362に記載の組成物。
【請求項439】
抗原保有標的を含み、かつ融合ポリペプチドをさらに含むワクチン組成物であって、前記融合ポリペプチドが、
炭水化物に結合可能な第1のアミノ酸配列と、
細胞表面ポリペプチドのリガンドを含む第2のアミノ酸配列であって、前記リガンドが、サイトカイン受容体のリガンドと、CD40のリガンドと、接着分子のリガンドと、デフェンシン受容体のリガンドと、熱ショックタンパク質受容体のリガンドと、T細胞共刺激分子のリガンドと、T細胞共刺激分子のカウンターレセプタのリガンドとからなる群から選択される、第2のアミノ酸配列と、を含むことを特徴とする、ワクチン組成物。
【請求項440】
前記抗原保有標的が、腫瘍抗原、ウイルス抗原、細菌抗原、真菌抗原、寄生虫抗原、プリオン抗原、自己免疫疾患の抗原のうちの少なくとも1種を含むことを特徴とする、請求項439に記載のワクチン組成物。
【請求項441】
前記抗原保有標的が、腫瘍細胞と、ウイルスと、細菌細胞と、真菌細胞と、寄生虫の細胞と、プリオンと、哺乳類細胞と、昆虫細胞と、他の細胞由来の物質を持たないポリペプチドと、からなる群から選択されることを特徴とする、請求項439に記載のワクチン組成物。
【請求項442】
前記抗原保有標的が病原性であることを特徴とする、請求項439に記載のワクチン組成物。
【請求項443】
前記抗原保有標的が弱毒化されたものであることを特徴とする、請求項439に記載のワクチン組成物。
【請求項444】
前記抗原保有標的が実質的に分割できない細胞であることを特徴とする、請求項439に記載のワクチン組成物。
【請求項445】
前記抗原保有標的が細胞であり、前記融合ポリペプチドが前記細胞に対して外来性のものであることを特徴とする、請求項439に記載のワクチン組成物。
【請求項446】
前記抗原保有標的が細胞であり、前記融合ポリペプチドが前記細胞に対して内因性のものであり、この細胞からなる核酸配列によってコードされることを特徴とする、請求項439に記載のワクチン組成物。
【請求項447】
前記第1のアミノ酸配列が前記第2のアミノ酸配列に対するN末端であることを特徴とする、請求項439に記載のワクチン組成物。
【請求項448】
前記第1のアミノ酸配列が前記第2のアミノ酸配列に対するC末端であることを特徴とする、請求項439に記載のワクチン組成物。
【請求項449】
前記第1のアミノ酸配列が糖タンパク質上のシアル酸に結合可能であり、前記シアル酸が、以下の炭水化物構造すなわち、N−アセチルノイラミン酸、α−NeuNAc−[2−>6]−Gal、α−NeuNAc−[2−>6]−GalNAc、α−NeuNAc−[2−>3]−Galのうちの少なくとも1種を含むことを特徴とする、請求項439に記載のワクチン組成物。
【請求項450】
前記第1のアミノ酸配列が自然界に存在するレクチンの炭水化物結合ドメインを含むことを特徴とする、請求項439に記載のワクチン組成物。
【請求項451】
前記第1のアミノ酸配列が赤血球凝集素の少なくとも約10の連続したアミノ酸を含むことを特徴とする、請求項439に記載のワクチン組成物。
【請求項452】
前記赤血球凝集素がインフルエンザウイルスの赤血球凝集素であることを特徴とする、請求項452に記載のワクチン組成物。
【請求項453】
インフルエンザ赤血球凝集素の前記連続したアミノ酸がインフルエンザ赤血球凝集素のHA1ドメインの連続したアミノ酸であることを特徴とする、請求項451に記載のワクチン組成物。
【請求項454】
前記インフルエンザウイルスがインフルエンザA型ウイルスであることを特徴とする、請求項451に記載のワクチン組成物。
【請求項455】
前記インフルエンザウイルスがヒトに感染するサブタイプのものであることを特徴とする、請求項451に記載のワクチン組成物。
【請求項456】
前記インフルエンザウイルスがH1サブタイプのものであることを特徴とする、請求項451に記載のワクチン組成物。
【請求項457】
前記インフルエンザウイルスがA/PR/8/34株由来のものであることを特徴とする、請求項451に記載のワクチン組成物。
【請求項458】
前記インフルエンザウイルスがH2サブタイプまたはH3サブタイプのものであることを特徴とする、請求項451に記載のワクチン組成物。
【請求項459】
前記インフルエンザウイルスがヒトに感染しないサブタイプのものであることを特徴とする、請求項439に記載のワクチン組成物。
【請求項460】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドが哺乳類細胞表面ポリペプチドのリガンドであることを特徴とする、請求項460に記載のワクチン組成物。
【請求項461】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがマウス細胞表面ポリペプチドのリガンドであることを特徴とする、請求項460に記載のワクチン組成物。
【請求項462】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがヒト細胞表面ポリペプチドのリガンドであることを特徴とする、請求項460に記載のワクチン組成物。
【請求項463】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドが白血球の細胞表面ポリペプチドのリガンドであることを特徴とする、請求項439に記載のワクチン組成物。
【請求項464】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドが抗原提示細胞の細胞表面ポリペプチドのリガンドであることを特徴とする、請求項439に記載のワクチン組成物。
【請求項465】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがプロフェッショナル抗原提示細胞の細胞表面ポリペプチドのリガンドであることを特徴とする、請求項464に記載のワクチン組成物。
【請求項466】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドが樹状細胞の細胞表面ポリペプチドのリガンドであることを特徴とする、請求項439に記載のワクチン組成物。
【請求項467】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがマウスGM−CSF受容体のリガンドであることを特徴とする、請求項439に記載のワクチン組成物。
【請求項468】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがマウスGM−CSFの少なくとも約5の連続したアミノ酸を含むことを特徴とする、請求項439に記載のワクチン組成物。
【請求項469】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがマウスGM−CSFを含むことを特徴とする、請求項439に記載のワクチン組成物。
【請求項470】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがヒトGM−CSF受容体のリガンドであることを特徴とする、請求項439に記載のワクチン組成物。
【請求項471】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがヒトGM−CSFの少なくとも約5の連続したアミノ酸を含むことを特徴とする、請求項439に記載のワクチン組成物。
【請求項472】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがヒトGM−CSFを含むことを特徴とする、請求項439に記載のワクチン組成物。
【請求項473】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがインターロイキンの受容体のリガンドであることを特徴とする、請求項439に記載のワクチン組成物。
【請求項474】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがマウスインターロイキンの受容体のリガンドであることを特徴とする、請求項439に記載のワクチン組成物。
【請求項475】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがヒトインターロイキンの受容体のリガンドであることを特徴とする、請求項439に記載のワクチン組成物。
【請求項476】
前記インターロイキンが、IL−1と、IL−2と、IL−3と、IL−4と、IL−5と、IL−6と、IL−7と、IL−8と、IL−9と、IL−10と、IL−12と、IL−13と、IL−14と、IL−15と、IL−16と、IL−17と、IL−18と、IL−19と、IL−20と、IL−21と、IL−22と、IL−23と、IL−24と、IL−25と、からなる群から選択されることを特徴とする、請求項473に記載のワクチン組成物。
【請求項477】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがインターロイキンの少なくとも約5の連続したアミノ酸を含むことを特徴とする、請求項439に記載のワクチン組成物。
【請求項478】
前記インターロイキンが、IL−1と、IL−2と、IL−3と、IL−4と、IL−5と、IL−6と、IL−7と、IL−8と、IL−9と、IL−10と、IL−12と、IL−13と、IL−14と、IL−15と、IL−16と、IL−17と、IL−18と、IL−19と、IL−20と、IL−21と、IL−22と、IL−23と、IL−24と、IL−25と、からなる群から選択されることを特徴とする、請求項477に記載のワクチン組成物。
【請求項479】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがインターロイキンを含むことを特徴とする、請求項439に記載のワクチン組成物。
【請求項480】
前記インターロイキンが、IL−1と、IL−2と、IL−3と、IL−4と、IL−5と、IL−6と、IL−7と、IL−8と、IL−9と、IL−10と、IL−12と、IL−13と、IL−14と、IL−15と、IL−16と、IL−17と、IL−18と、IL−19と、IL−20と、IL−21と、IL−22と、IL−23と、IL−24と、IL−25と、からなる群から選択されることを特徴とする、請求項479に記載のワクチン組成物。
【請求項481】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがケモカインの受容体のリガンドであることを特徴とする、請求項439に記載のワクチン組成物。
【請求項482】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがマウスケモカインの受容体のリガンドであることを特徴とする、請求項439に記載のワクチン組成物。
【請求項483】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがヒトケモカインの受容体のリガンドであることを特徴とする、請求項439に記載のワクチン組成物。
【請求項484】
前記ケモカインがC−Cサイトカインであることを特徴とする、請求項481に記載のワクチン組成物。
【請求項485】
前記ケモカインがC−X−Cサイトカインであることを特徴とする、請求項481に記載のワクチン組成物。
【請求項486】
前記細胞表面ポリペプチドが、CXCR−1と、CXCR−2と、CXCR−3と、CXCR−4と、CCR−1と、CCR−2と、CCR−3と、CCR−4と、CCR−5と、CCR−6と、CCR−7と、CCR−8と、からなる群から選択されることを特徴とする、請求項481に記載のワクチン組成物。
【請求項487】
前記ケモカインが、9E3と、AMCFと、β−トロンボグロブリンと、ENA−78と、エオタキシンと、エオタキシン−2と、IP−10と、KCと、LIXと、migと、MGSAと、mob−1と、NAP−2と、NAP−3と、NAP−4と、PBSFと、MGSAと、マウスKCと、MIP−2と、MIP−1αと、NAP−2と、ENA−78と、GCP−2と、ACT−2と、C10と、CCF18と、DC−CK1と、ELCと、Exodusと、FICと、GDCFと、GDCF−2と、HC−21と、HCC−1と、I−309と、JEと、LAG−1と、MARCと、MCAFと、MCP−1と、MCP−2と、MCP−3と、MCP−4と、MCP−5と、MRP−2と、RANTES SDFと、TARCと、ATACと、Ltnと、SCM−1と、ニューロタクチンと、からなる群から選択されることを特徴とする、請求項481に記載のワクチン組成物。
【請求項488】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがケモカインの少なくとも約5の連続したアミノ酸を含むことを特徴とする、請求項439に記載のワクチン組成物。
【請求項489】
前記ケモカインが、9E3と、AMCFと、β−トロンボグロブリンと、ENA−78と、エオタキシンと、エオタキシン−2と、IP−10と、KCと、LIXと、migと、MGSAと、mob−1と、NAP−2と、NAP−3と、NAP−4と、PBSFと、MGSAと、マウスKCと、MIP−2と、MIP−1αと、NAP−2と、ENA−78と、GCP−2と、ACT−2と、C10と、CCF18と、DC−CK1と、ELCと、Exodusと、FICと、GDCFと、GDCF−2と、HC−21と、HCC−1と、I−309と、JEと、LAG−1と、MARCと、MCAFと、MCP−1と、MCP−2と、MCP−3と、MCP−4と、MCP−5と、MRP−2と、RANTES SDFと、TARCと、ATACと、Ltnと、SCM−1と、ニューロタクチンと、からなる群から選択されることを特徴とする、請求項488に記載のワクチン組成物。
【請求項490】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがケモカインを含むことを特徴とする、請求項439に記載のワクチン組成物。
【請求項491】
前記ケモカインが、9E3と、AMCFと、β−トロンボグロブリンと、ENA−78と、エオタキシンと、エオタキシン−2と、IP−10と、KCと、LIXと、migと、MGSAと、mob−1と、NAP−2と、NAP−3と、NAP−4と、PBSFと、MGSAと、マウスKCと、MIP−2と、MIP−1αと、NAP−2と、ENA−78と、GCP−2と、ACT−2と、C10と、CCF18と、DC−CK1と、ELCと、Exodusと、FICと、GDCFと、GDCF−2と、HC−21と、HCC−1と、I−309と、JEと、LAG−1と、MARCと、MCAFと、MCP−1と、MCP−2と、MCP−3と、MCP−4と、MCP−5と、MRP−2と、RANTES SDFと、TARCと、ATACと、Ltnと、SCM−1と、ニューロタクチンと、からなる群から選択されることを特徴とする、請求項490に記載のワクチン組成物。
【請求項492】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがインターフェロンの受容体のリガンドであることを特徴とする、請求項439に記載のワクチン組成物。
【請求項493】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがマウスインターフェロンの受容体のリガンドであることを特徴とする、請求項439に記載のワクチン組成物。
【請求項494】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがヒトインターフェロンの受容体のリガンドであることを特徴とする、請求項439に記載のワクチン組成物。
【請求項495】
前記インターフェロンが、インターフェロン−αと、インターフェロン−βと、インターフェロン−γと、からなる群から選択されることを特徴とする、請求項492に記載のワクチン組成物。
【請求項496】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがインターフェロンの少なくとも約5の連続したアミノ酸を含むことを特徴とする、請求項439に記載のワクチン組成物。
【請求項497】
前記インターフェロンが、インターフェロン−αと、インターフェロン−βと、インターフェロン−γと、からなる群から選択されることを特徴とする、請求項496に記載のワクチン組成物。
【請求項498】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがインターフェロンを含むことを特徴とする、請求項439に記載のワクチン組成物。
【請求項499】
前記インターフェロンが、インターフェロン−αと、インターフェロン−βと、インターフェロン−γと、からなる群から選択されることを特徴とする、請求項498に記載のワクチン組成物。
【請求項500】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがマウスTNF−α受容体のリガンドであることを特徴とする、請求項439に記載のワクチン組成物。
【請求項501】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがマウスTNF−αの少なくとも約5の連続したアミノ酸を含むことを特徴とする、請求項439に記載のワクチン組成物。
【請求項502】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがマウスTNF−αを含むことを特徴とする、請求項439に記載のワクチン組成物。
【請求項503】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがヒトTNF−α受容体のリガンドであることを特徴とする、請求項439に記載のワクチン組成物。
【請求項504】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがヒトTNF−αの少なくとも約5の連続したアミノ酸を含むことを特徴とする、請求項439に記載のワクチン組成物。
【請求項505】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがヒトTNF−αを含むことを特徴とする、請求項439に記載のワクチン組成物。
【請求項506】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがマウスflt−3受容体のリガンドであることを特徴とする、請求項439に記載のワクチン組成物。
【請求項507】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがマウスflt−3の少なくとも約5の連続したアミノ酸を含むことを特徴とする、請求項439に記載のワクチン組成物。
【請求項508】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがマウスflt−3を含むことを特徴とする、請求項439に記載のワクチン組成物。
【請求項509】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがヒトflt−3受容体のリガンドであることを特徴とする、請求項439に記載のワクチン組成物。
【請求項510】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがヒトflt−3の少なくとも約5の連続したアミノ酸を含むことを特徴とする、請求項439に記載のワクチン組成物。
【請求項511】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがヒトflt−3を含むことを特徴とする、請求項439に記載のワクチン組成物。
【請求項512】
前記融合ポリペプチドが前記第1のアミノ酸配列と第2のアミノ酸配列との間に介在するリンカーをさらに含むことを特徴とする、請求項439に記載のワクチン組成物。
【請求項513】
前記リンカーが式(GlySer)で表され、nは1から15までの整数であり、xは1から10までの整数であることを特徴とする、請求項512に記載のワクチン組成物。
【請求項514】
前記抗原保有標的上の炭水化物に結合した前記融合ポリペプチドを含むことを特徴とする、請求項439に記載のワクチン組成物。
【請求項515】
前記融合ポリペプチドのうちの少なくともいくつかが前記抗原保有標的に結合していないことを特徴とする、請求項439に記載のワクチン組成物。
【請求項516】
前記抗原保有標的が細胞であり、前記ワクチン組成物が前記細胞の表面上の炭水化物に結合した前記融合ポリペプチドを含むことを特徴とする、請求項439に記載のワクチン組成物。
【請求項517】
抗原保有標的を含み、かつ融合ポリペプチドをさらに含むワクチン組成物であって、前記融合ポリペプチドが、
炭水化物に結合可能な第1のアミノ酸配列と、
白血球の細胞表面ポリペプチドのリガンドを含む第2のアミノ酸配列と、を含み、
前記ワクチン組成物が、前記抗原保有標的上の炭水化物に結合した前記融合ポリペプチドを含み、かつ前記抗原保有標的に結合していない前記ポリペプチドのうちのいくつかをさらに含むことを特徴とする、ワクチン組成物。
【請求項518】
前記リガンドが、サイトカイン受容体のリガンドと、CD40のリガンドと、接着分子のリガンドと、デフェンシン受容体のリガンドと、熱ショックタンパク質受容体のリガンドと、T細胞共刺激分子のリガンドと、T細胞共刺激分子のカウンターレセプタのリガンドと、オプソニン受容体のリガンドと、からなる群から選択されることを特徴とする、請求項517に記載のワクチン組成物。
【請求項519】
前記リガンドが自然界に存在するサイトカインの少なくとも約5の連続したアミノ酸を含み、前記サイトカインが、GM−CSFと、インターロイキンと、ケモカインと、インターフェロンと、TNF−αと、flt−3リガンドと、からなる群から選択されることを特徴とする、請求項517に記載のワクチン組成物。
【請求項520】
前記リガンドが自然界に存在するCD154分子の少なくとも約5の連続したアミノ酸を含むことを特徴とする、請求項517に記載のワクチン組成物。
【請求項521】
前記抗原保有標的が、腫瘍細胞と、ウイルスと、細菌細胞と、真菌細胞と、寄生虫の細胞と、プリオンと、哺乳類細胞と、昆虫細胞と、他の細胞由来の物質を持たないポリペプチドと、からなる群から選択されることを特徴とする、請求項517に記載のワクチン組成物。
【請求項522】
前記抗原保有標的が病原性であることを特徴とする、請求項517に記載のワクチン組成物。
【請求項523】
前記抗原保有標的が弱毒化されたものであることを特徴とする、請求項517に記載のワクチン組成物。
【請求項524】
前記抗原保有標的が実質的に分割できない細胞であることを特徴とする、請求項517に記載のワクチン組成物。
【請求項525】
前記白血球が抗原提示細胞であることを特徴とする、請求項517に記載のワクチン組成物。
【請求項526】
前記白血球がプロフェッショナル抗原提示細胞であることを特徴とする、請求項525に記載のワクチン組成物。
【請求項527】
前記白血球が樹状細胞であることを特徴とする、請求項517に記載のワクチン組成物。
【請求項528】
前記第1のアミノ酸配列が糖タンパク質上のシアル酸に結合可能であることを特徴とする、請求項517に記載のワクチン組成物。
【請求項529】
前記第1のアミノ酸配列が自然界に存在するレクチンの炭水化物結合ドメインを含むことを特徴とする、請求項517に記載のワクチン組成物。
【請求項530】
ウイルスまたは細胞を含み、かつ融合ポリペプチドをさらに含むワクチン組成物であって、前記融合ポリペプチドが、
細胞表面結合部分を含む第1のアミノ酸配列と、
白血球の細胞表面ポリペプチドのリガンドを含む第2のアミノ酸配列と、を含み、
前記ワクチン組成物が、前記ウイルスまたは前記細胞に結合した前記融合ポリペプチドを含み、かつ前記ウイルスまたは前記細胞に結合していない前記ポリペプチドのうちのいくつかをさらに含むことを特徴とする、ワクチン組成物。
【請求項531】
前記第2のアミノ酸配列の前記リガンドが、サイトカイン受容体のリガンドと、CD40のリガンドと、接着分子のリガンドと、デフェンシン受容体のリガンドと、熱ショックタンパク質受容体のリガンドと、T細胞共刺激分子のリガンドと、T細胞共刺激分子のカウンターレセプタのリガンドと、オプソニン受容体のリガンドと、からなる群から選択されることを特徴とする、請求項530に記載のワクチン組成物。
【請求項532】
前記リガンドが自然界に存在するサイトカインの少なくとも約5の連続したアミノ酸を含み、前記サイトカインが、GM−CSFと、インターロイキンと、ケモカインと、インターフェロンと、TNF−αと、flt−3リガンドと、からなる群から選択されることを特徴とする、請求項530に記載のワクチン組成物。
【請求項533】
前記リガンドが自然界に存在するCD154分子の少なくとも約5の連続したアミノ酸を含むことを特徴とする、請求項530に記載のワクチン組成物。
【請求項534】
前記含まれる細胞が、腫瘍細胞と、細菌細胞と、真菌細胞と、寄生虫の細胞と、哺乳類細胞と、昆虫細胞と、からなる群から選択されることを特徴とする、請求項530に記載のワクチン組成物。
【請求項535】
前記細胞が病原性であることを特徴とする、請求項530に記載のワクチン組成物。
【請求項536】
前記細胞が弱毒化されたものであることを特徴とする、請求項530に記載のワクチン組成物。
【請求項537】
前記細胞が実質的に分割できないものであることを特徴とする、請求項530に記載のワクチン組成物。
【請求項538】
前記白血球が抗原提示細胞であることを特徴とする、請求項530に記載のワクチン組成物。
【請求項539】
前記白血球がプロフェッショナル抗原提示細胞であることを特徴とする、請求項538に記載のワクチン組成物。
【請求項540】
前記白血球が樹状細胞であることを特徴とする、請求項530に記載のワクチン組成物。
【請求項541】
抗原保有標的を含み、かつ多機能性分子をさらに含む組成物を動物に投与するステップを含む、前記動物で免疫反応を調節する方法であって、
前記多機能性分子が、
炭水化物に結合可能な第1のアミノ酸配列と、
細胞表面ポリペプチドのリガンドを含む第2のアミノ酸配列であって、前記リガンドが、サイトカイン受容体のリガンドと、CD40のリガンドと、接着分子のリガンドと、デフェンシン受容体のリガンドと、熱ショックタンパク質受容体のリガンドと、T細胞共刺激分子のリガンドと、T細胞共刺激分子のカウンターレセプタのリガンドと、からなる群から選択される、第2のアミノ酸配列と、を含むことを特徴とする、方法。
【請求項542】
前記動物が哺乳類であることを特徴とする、請求項541に記載の方法。
【請求項543】
前記哺乳類がヒトであることを特徴とする、請求項541に記載の方法。
【請求項544】
前記抗原保有標的が、腫瘍抗原、ウイルス抗原、細菌抗原、真菌抗原、寄生虫抗原、プリオン抗原、自己免疫疾患の抗原のうちの少なくとも1種を含むことを特徴とする、請求項541に記載の方法。
【請求項545】
前記抗原保有標的が細胞であることを特徴とする、請求項541に記載の方法。
【請求項546】
前記抗原保有標的が、腫瘍細胞と、ウイルスと、細菌細胞と、真菌細胞と、寄生虫の細胞と、プリオンと、哺乳類細胞と、昆虫細胞と、他の細胞由来の物質を持たないポリペプチドと、からなる群から選択されることを特徴とする、請求項541に記載の方法。
【請求項547】
前記抗原保有標的が病原性であることを特徴とする、請求項541に記載の方法。
【請求項548】
前記抗原保有標的が弱毒化されたものであることを特徴とする、請求項541に記載の方法。
【請求項549】
前記抗原保有標的が実質的に分割できない細胞であることを特徴とする、請求項541に記載の方法。
【請求項550】
前記多機能性分子が融合ポリペプチドであることを特徴とする、請求項541に記載の方法。
【請求項551】
前記第1のアミノ酸配列が前記第2のアミノ酸配列に対するN末端であることを特徴とする、請求項550に記載の方法。
【請求項552】
前記第1のアミノ酸配列が前記第2のアミノ酸配列に対するC末端であることを特徴とする、請求項550に記載の方法。
【請求項553】
前記多機能性分子が前記細胞に対して外来性のものであることを特徴とする、請求項541に記載の方法。
【請求項554】
前記多機能性分子が前記細胞に対して内因性のものであり、この細胞からなる核酸配列によってコードされることを特徴とする、請求項541に記載の方法。
【請求項555】
前記第1のアミノ酸配列が糖タンパク質上のシアル酸に結合可能であることを特徴とする、請求項541に記載の方法。
【請求項556】
前記シアル酸が、以下の炭水化物構造すなわち、N−アセチルノイラミン酸、α−NeuNAc−[2−>6]−Gal、α−NeuNAc−[2−>6]−GalNAc、α−NeuNAc−[2−>3]−Galのうちの少なくとも1種を含むことを特徴とする、請求項555に記載の方法。
【請求項557】
前記第1のアミノ酸配列が自然界に存在するレクチンの炭水化物結合ドメインを含むことを特徴とする、請求項1〜16に記載の方法。
【請求項558】
前記第1のアミノ酸配列が赤血球凝集素の少なくとも約10の連続したアミノ酸を含むことを特徴とする、請求項541に記載の方法。
【請求項559】
前記赤血球凝集素がインフルエンザウイルスの赤血球凝集素であることを特徴とする、請求項558に記載の方法。
【請求項560】
インフルエンザ赤血球凝集素の前記連続したアミノ酸がインフルエンザ赤血球凝集素のHA1ドメインの連続したアミノ酸であることを特徴とする、請求項541に記載の方法。
【請求項561】
前記インフルエンザウイルスがインフルエンザA型ウイルスであることを特徴とする、請求項559に記載の方法。
【請求項562】
前記インフルエンザウイルスがヒトに感染するサブタイプのものであることを特徴とする、請求項559に記載の方法。
【請求項563】
前記インフルエンザウイルスがH1サブタイプのものであることを特徴とする、請求項559に記載の方法。
【請求項564】
前記インフルエンザウイルスがA/PR/8/34株由来のものであることを特徴とする、請求項559に記載の方法。
【請求項565】
前記インフルエンザウイルスがH2サブタイプまたはH3サブタイプのものであることを特徴とする、請求項559に記載の方法。
【請求項566】
前記インフルエンザウイルスがヒトに感染しないサブタイプのものであることを特徴とする、請求項559に記載の方法。
【請求項567】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドが哺乳類細胞表面ポリペプチドのリガンドであることを特徴とする、請求項541に記載の方法。
【請求項568】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがマウス細胞表面ポリペプチドのリガンドであることを特徴とする、請求項567に記載の方法。
【請求項569】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがヒト細胞表面ポリペプチドのリガンドであることを特徴とする、請求項567に記載の方法。
【請求項570】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドが白血球の細胞表面ポリペプチドのリガンドであることを特徴とする、請求項541に記載の方法。
【請求項571】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドが抗原提示細胞の細胞表面ポリペプチドのリガンドであることを特徴とする、請求項541に記載の方法。
【請求項572】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがプロフェッショナル抗原提示細胞の細胞表面ポリペプチドのリガンドであることを特徴とする、請求項571に記載の方法。
【請求項573】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドが樹状細胞の細胞表面ポリペプチドのリガンドであることを特徴とする、請求項541に記載の方法。
【請求項574】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがマウスGM−CSF受容体のリガンドであることを特徴とする、請求項541に記載の方法。
【請求項575】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがマウスGM−CSFの少なくとも約5の連続したアミノ酸を含むことを特徴とする、請求項541に記載の方法。
【請求項576】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがマウスGM−CSFを含むことを特徴とする、請求項541に記載の方法。
【請求項577】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがヒトGM−CSF受容体のリガンドであることを特徴とする、請求項541に記載の方法。
【請求項578】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがヒトGM−CSFの少なくとも約5の連続したアミノ酸を含むことを特徴とする、請求項541に記載の方法。
【請求項579】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがヒトGM−CSFを含むことを特徴とする、請求項541に記載の方法。
【請求項580】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがインターロイキンの受容体のリガンドであることを特徴とする、請求項541に記載の方法。
【請求項581】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがマウスインターロイキンの受容体のリガンドであることを特徴とする、請求項541に記載の方法。
【請求項582】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがヒトインターロイキンの受容体のリガンドであることを特徴とする、請求項541に記載の方法。
【請求項583】
前記インターロイキンが、IL−1と、IL−2と、IL−3と、IL−4と、IL−5と、IL−6と、IL−7と、IL−8と、IL−9と、IL−10と、IL−12と、IL−13と、IL−14と、IL−15と、IL−16と、IL−17と、IL−18と、IL−19と、IL−20と、IL−21と、IL−22と、IL−23と、IL−24と、IL−25と、からなる群から選択されることを特徴とする、請求項580に記載の方法。
【請求項584】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがインターロイキンの少なくとも約5の連続したアミノ酸を含むことを特徴とする、請求項541に記載の方法。
【請求項585】
前記インターロイキンが、IL−1と、IL−2と、IL−3と、IL−4と、IL−5と、IL−6と、IL−7と、IL−8と、IL−9と、IL−10と、IL−12と、IL−13と、IL−14と、IL−15と、IL−16と、IL−17と、IL−18と、IL−19と、IL−20と、IL−21と、IL−22と、IL−23と、IL−24と、IL−25と、からなる群から選択されることを特徴とする、請求項584に記載の方法。
【請求項586】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがインターロイキンを含むことを特徴とする、請求項541に記載の方法。
【請求項587】
前記インターロイキンが、IL−1と、IL−2と、IL−3と、IL−4と、IL−5と、IL−6と、IL−7と、IL−8と、IL−9と、IL−10と、IL−12と、IL−13と、IL−14と、IL−15と、IL−16と、IL−17と、IL−18と、IL−19と、IL−20と、IL−21と、IL−22と、IL−23と、IL−24と、IL−25と、からなる群から選択されることを特徴とする、請求項586に記載の方法。
【請求項588】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがケモカインの受容体のリガンドであることを特徴とする、請求項541に記載の方法。
【請求項589】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがマウスケモカインの受容体のリガンドであることを特徴とする、請求項588に記載の方法。
【請求項590】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがヒトケモカインの受容体のリガンドであることを特徴とする、請求項588に記載の方法。
【請求項591】
前記ケモカインがC−Cサイトカインであることを特徴とする、請求項588に記載の方法。
【請求項592】
前記ケモカインがC−X−Cサイトカインであることを特徴とする、請求項588に記載の方法。
【請求項593】
前記細胞表面ポリペプチドが、CXCR−1と、CXCR−2と、CXCR−3と、CXCR−4と、CCR−1と、CCR−2と、CCR−3と、CCR−4と、CCR−5と、CCR−6と、CCR−7と、CCR−8と、からなる群から選択されることを特徴とする、請求項588に記載の方法。
【請求項594】
前記ケモカインが、9E3と、AMCFと、β−トロンボグロブリンと、ENA−78と、エオタキシンと、エオタキシン−2と、IP−10と、KCと、LIXと、migと、MGSAと、mob−1と、NAP−2と、NAP−3と、NAP−4と、PBSFと、MGSAと、マウスKCと、MIP−2と、MIP−1αと、NAP−2と、ENA−78と、GCP−2と、ACT−2と、C10と、CCF18と、DC−CK1と、ELCと、Exodusと、FICと、GDCFと、GDCF−2と、HC−21と、HCC−1と、I−309と、JEと、LAG−1と、MARCと、MCAFと、MCP−1と、MCP−2と、MCP−3と、MCP−4と、MCP−5と、MRP−2と、RANTES SDFと、TARCと、ATACと、Ltnと、SCM−1と、ニューロタクチンと、からなる群から選択されることを特徴とする、請求項588に記載の方法。
【請求項595】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがケモカインの少なくとも約5の連続したアミノ酸を含むことを特徴とする、請求項541に記載の方法。
【請求項596】
前記ケモカインが、9E3と、AMCFと、β−トロンボグロブリンと、ENA−78と、エオタキシンと、エオタキシン−2と、IP−10と、KCと、LIXと、migと、MGSAと、mob−1と、NAP−2と、NAP−3と、NAP−4と、PBSFと、MGSAと、マウスKCと、MIP−2と、MIP−1αと、NAP−2と、ENA−78と、GCP−2と、ACT−2と、C10と、CCF18と、DC−CK1と、ELCと、Exodusと、FICと、GDCFと、GDCF−2と、HC−21と、HCC−1と、I−309と、JEと、LAG−1と、MARCと、MCAFと、MCP−1と、MCP−2と、MCP−3と、MCP−4と、MCP−5と、MRP−2と、RANTES SDFと、TARCと、ATACと、Ltnと、SCM−1と、ニューロタクチンと、からなる群から選択されることを特徴とする、請求項595に記載の方法。
【請求項597】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがケモカインを含むことを特徴とする、請求項541に記載の方法。
【請求項598】
前記ケモカインが、9E3と、AMgと、MGSAと、mob−1と、NAP−2と、NAP−3と、NAP−4と、PBSFと、MGSAと、マウスKCと、MIP−2と、MIP−1αと、NAP−2と、ENA−78と、GCP−2と、ACT−2と、C10と、CCF18と、DC−CK1と、ELCと、Exodusと、FICと、GDCFと、GDCF−2と、HC−21と、HCC−1と、I−309と、JEと、LAG−1と、MARCと、MCAFと、MCP−1と、MCP−2と、MCP−3と、MCP−4と、MCP−5と、MRP−2と、RANTES SDFと、TARCと、ATACと、Ltnと、SCM−1と、ニューロタクチンと、からなる群から選択される、請求項57に記載のThe methCF、β−トロンボグロブリン、ENA−78、エオタキシン、エオタキシン−2、IP−10、KC、LIX、miod。
【請求項599】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがインターフェロンの受容体のリガンドであることを特徴とする、請求項541に記載の方法。
【請求項600】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがマウスインターフェロンの受容体のリガンドであることを特徴とする、請求項541に記載の方法。
【請求項601】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがヒトインターフェロンの受容体のリガンドであることを特徴とする、請求項541に記載の方法。
【請求項602】
前記インターフェロンが、インターフェロン−αと、インターフェロン−βと、インターフェロン−γと、からなる群から選択されることを特徴とする、請求項599に記載の方法。
【請求項603】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがインターフェロンの少なくとも約5の連続したアミノ酸を含むことを特徴とする、請求項541に記載の方法。
【請求項604】
前記インターフェロンが、インターフェロン−αと、インターフェロン−βと、インターフェロン−γと、からなる群から選択されることを特徴とする、請求項603に記載の方法。
【請求項605】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがインターフェロンを含むことを特徴とする、請求項541に記載の方法。
【請求項606】
前記インターフェロンが、インターフェロン−αと、インターフェロン−βと、インターフェロン−γと、からなる群から選択されることを特徴とする、請求項605に記載の方法。
【請求項607】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがマウスTNF−α受容体のリガンドであることを特徴とする、請求項541に記載の方法。
【請求項608】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがマウスTNF−αの少なくとも約5の連続したアミノ酸を含むことを特徴とする、請求項541に記載の方法。
【請求項609】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがマウスTNF−αを含むことを特徴とする、請求項541に記載の方法。
【請求項610】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがヒトTNF−α受容体のリガンドであることを特徴とする、請求項541に記載の方法。
【請求項611】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがヒトTNF−αの少なくとも約5の連続したアミノ酸を含むことを特徴とする、請求項541に記載の方法。
【請求項612】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがヒトTNF−αを含むことを特徴とする、請求項541に記載の方法。
【請求項613】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがマウスflt−3受容体のリガンドであることを特徴とする、請求項541に記載の方法。
【請求項614】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがマウスflt−3の少なくとも約5の連続したアミノ酸を含むことを特徴とする、請求項541に記載の方法。
【請求項615】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがマウスflt−3を含むことを特徴とする、請求項541に記載の方法。
【請求項616】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがヒトflt−3受容体のリガンドであることを特徴とする、請求項541に記載の方法。
【請求項617】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがヒトflt−3の少なくとも約5の連続したアミノ酸を含むことを特徴とする、請求項541に記載の方法。
【請求項618】
前記細胞表面ポリペプチドのリガンドがヒトflt−3を含むことを特徴とする、請求項541に記載の方法。
【請求項619】
前記融合ポリペプチドが前記第1のアミノ酸配列と第2のアミノ酸配列との間に介在するリンカーをさらに含むことを特徴とする、請求項541に記載の方法。
【請求項620】
前記リンカーが式(GlySer)で表され、nは1から15までの整数であり、xは1から10までの整数であることを特徴とする、請求項619に記載の方法。
【請求項621】
前記組成物が前記抗原保有標的上の炭水化物に結合した前記多機能性分子を含むことを特徴とする、請求項541に記載の方法。
【請求項622】
前記多機能性分子のうちの少なくともいくつかが前記抗原保有標的に結合していないことを特徴とする、請求項541に記載の方法。
【請求項623】
ウイルスまたは細胞を含み、かつ多機能性分子をさらに含む組成物を動物に投与するステップを含む、前記動物で免疫反応を調節する方法であって、
前記多機能性分子が、
細胞表面結合部分を含む第1のアミノ酸配列と、
白血球の細胞表面ポリペプチドのリガンドを含む第2のアミノ酸配列と、を含み、
前記組成物が、前記ウイルスまたは前記細胞に結合した前記多機能性分子を含み、かつ前記ウイルスまたは前記細胞に結合していない前記多機能性分子のうちのいくつかをさらに含むことを特徴とする、方法。
【請求項624】
前記動物が哺乳類であることを特徴とする、請求項623に記載の方法。
【請求項625】
前記哺乳類がヒトであることを特徴とする、請求項623に記載の方法。
【請求項626】
前記多機能性分子が融合ポリペプチドであることを特徴とする、請求項623に記載の方法。
【請求項627】
前記第1のアミノ酸配列が前記第2のアミノ酸配列に対するN末端であることを特徴とする、請求項623に記載の方法。
【請求項628】
前記第1のアミノ酸配列が前記第2のアミノ酸配列に対するC末端であることを特徴とする、請求項623に記載の方法。
【請求項629】
前記第2のアミノ酸配列の前記リガンドが、サイトカイン受容体のリガンドと、CD40のリガンドと、接着分子のリガンドと、デフェンシン受容体のリガンドと、熱ショックタンパク質受容体のリガンドと、T細胞共刺激分子のリガンドと、T細胞共刺激分子のカウンターレセプタのリガンドと、オプソニン受容体のリガンドと、からなる群から選択されることを特徴とする、請求項623に記載の方法。
【請求項630】
前記リガンドが自然界に存在するサイトカインの少なくとも約5の連続したアミノ酸を含み、前記サイトカインが、GM−CSFと、インターロイキンと、ケモカインと、インターフェロンと、TNF−αと、flt−3リガンドと、からなる群から選択されることを特徴とする、請求項623に記載の方法。
【請求項631】
前記リガンドが自然界に存在するCD154分子の少なくとも約5の連続したアミノ酸を含むことを特徴とする、請求項623に記載の方法。
【請求項632】
前記含まれる細胞が、腫瘍細胞と、細菌細胞と、真菌細胞と、寄生虫の細胞と、哺乳類細胞と、昆虫細胞と、からなる群から選択されることを特徴とする、請求項623に記載の方法。
【請求項633】
前記細胞または前記ウイルスが病原性であることを特徴とする、請求項623に記載の方法。
【請求項634】
前記細胞または前記ウイルスが弱毒化されたものであることを特徴とする、請求項623に記載の方法。
【請求項635】
前記細胞が実質的に分割できないものであることを特徴とする、請求項623に記載の方法。
【請求項636】
前記白血球が抗原提示細胞であることを特徴とする、請求項623に記載の方法。
【請求項637】
前記白血球がプロフェッショナル抗原提示細胞であることを特徴とする、請求項636に記載の方法。
【請求項638】
前記白血球が樹状細胞であることを特徴とする、請求項623に記載の方法。


【公表番号】特表2006−517512(P2006−517512A)
【公表日】平成18年7月27日(2006.7.27)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−531131(P2004−531131)
【出願日】平成15年8月20日(2003.8.20)
【国際出願番号】PCT/US2003/026072
【国際公開番号】WO2004/018698
【国際公開日】平成16年3月4日(2004.3.4)
【出願人】(500543878)
【Fターム(参考)】