説明

ワイヤーハーネスの支持部材

【課題】ワイヤーハーネスを機器の導電性を有する所定箇所に密着させることができる共に、ワイヤーハーネスの幅が異なる場合においても一のワイヤーハーネスの支持部材でワイヤーハーネスと機器の導電性を有する所定箇所との密着性を確保することができるワイヤーハーネスの支持部材を提供する。
【解決手段】ワイヤーハーネス14をシャーシ12で支持するためのワイヤーハーネスの支持部材であって、一方向(矢印A方向)に延びると共に一方向と略直交する他方向(矢印B方向)で対向するように複数個所で屈曲し一方向及び他方向に弾性を有するように形成され、シャーシ12で係止され一方向及び他方向で形成される面でワイヤーハーネス14をシャーシ12に押圧することを特徴とするワイヤーハーネスの支持部材10。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ワイヤーハーネスを機器の導電性を有する所定箇所で支持するためのワイヤーハーネスの支持部材に関する。
【背景技術】
【0002】
【特許文献1】特開2004−239325号公報
【0003】
従来、ワイヤーハーネスを機器の導電性を有する所定箇所で支持するためのワイヤーハーネスの支持部材(固定具)として、下記のものが開示されている。
【0004】
シャーシに対して部品を保持させるための保持部と、前記保持部と一体に設けられ、前記保持部を前記シャーシに固定するための嵌合部とを備える固定具において、前記嵌合部は前記シャーシの表面に当接可能な平坦な底面を有するベースと、前記ベースの底面に突出されて前記シャーシに設けられた穴の内縁部に一方向から嵌合して当該内縁部を挟持する挟持片と、前記ベースの底面に突出されて前記シャーシに設けられた穴の内縁部に係合し、前記ベースの反対方向への移動を係止する係止体とを備えることを特徴とする固定具である(特許文献1参照)。
これによれば、挟持片及び係止片をシャーシの穴内に挿入し、固定具を一方向にスライドすることで挟持片が穴の内縁部を挟持すると同時に係止片によって固定具が反対方向に移動することが係止され、挟持片による固定が行われる。係止片を穴との係合から解除して固定具を反対方向にスライドすることで挟持片による挟持を解除し、固定具をシャーシから取り外すことが可能になる。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上記従来技術では、シャーシ(機器の導電性を有する所定箇所)と部品(ワイヤーハーネス)との間にベースが介在して機器の導電性を有する所定箇所にワイヤーハーネスが密着しないため、ワイヤーハーネスから放射される電磁波を抑制することができないとい問題点がある。また、ワイヤーハーネスのワイヤーの本数によってワイヤーハーネスの幅が異なるため、ワイヤーハーネスと機器の導電性を有する所定箇所との密着性を確保するためには、ワイヤーハーネスの幅が異なる毎にワイヤーハーネスの支持部材を異なるものにする必要があるという問題点がある。
【0006】
そこで、本発明は、上記従来技術の問題点を解決するためになされたものであって、その目的とするところは、ワイヤーハーネスを機器の導電性を有する所定箇所に密着させることができる共に、ワイヤーハーネスの幅が異なる場合においても一のワイヤーハーネスの支持部材でワイヤーハーネスと機器の導電性を有する所定箇所との密着性を確保することができるワイヤーハーネスの支持部材を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
即ち、本発明は、ワイヤーハーネスを機器の導電性を有する所定箇所で支持するためのワイヤーハーネスの支持部材であって、一方向に延びると共に一方向と略直交する他方向で対向するように複数個所で屈曲し一方向及び他方向に弾性を有するように形成され、機器の導電性を有する所定箇所で係止され一方向及び他方向で形成される面でワイヤーハーネスを機器の導電性を有する所定箇所に押圧することを特徴とするワイヤーハーネスの支持部材である。
これによれば、ワイヤーハーネスを機器の導電性を有する所定箇所に密着させることができる共に、ワイヤーハーネスの幅が異なる場合においても一のワイヤーハーネスの支持部材でワイヤーハーネスと機器の導電性を有する所定箇所との密着性を確保することができる。
【0008】
本発明において、機器の導電性を有する所定箇所に当接する脚部を有するのがよく、これによれば、ワイヤーハーネスの支持部材でワイヤーハーネスを機器の導電性を有する所定箇所に押圧する際の安定性を増すことができる。
【0009】
また、本発明において、機器の導電性を有する所定箇所に係合する係合部を有するのがよく、これによれば、ワイヤーハーネスを係止する機器の導電性を有する所定箇所の形状を簡素化することができる。
【0010】
また、本発明において、一方向及び他方向で形成される面に垂直である断面が円状に形成されているのがよく、これによれば、ワイヤーハーネスの支持部材でワイヤーハーネスを機器の導電性を有する所定箇所に押圧する際にワイヤーハーネスがワイヤーハーネスの支持部材で損傷することを確実に防止することができる。
【発明の効果】
【0011】
本発明によれば、ワイヤーハーネスを機器の導電性を有する所定箇所に密着させることができる共に、ワイヤーハーネスの幅が異なる場合においても一のワイヤーハーネスの支持部材でワイヤーハーネスと機器の導電性を有する所定箇所との密着性を確保することができるワイヤーハーネスの支持部材を提供することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
以下に、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
【0013】
[第1実施形態]
図1〜図3は、本発明に係るワイヤーハーネスの支持部材における第1実施形態を示す図である。
【0014】
図1は、本実施形態におけるワイヤーハーネスの支持部材10を示す図である。図1(a)は平面図、図1(b)は右側面図、及び図1(c)は正面図である。ワイヤーハーネスの支持部材10は、一方向(図1(a)中の矢印A方向)に延びると共に一方向と略直交する他方向(図1(a)中の矢印B方向)で対向するように複数個所で屈曲し一方向及び他方向に弾性を有するように形成されている。ワイヤーハーネスの支持部材10は、例えば、プラスチック材料又は金属材料から成形される。
【0015】
図2は、本実施形態におけるワイヤーハーネスの支持部材10の第1使用形態を示す図である。図2(a)は平面図、図2(b)は右側面図、及び図2(c)は正面図である。ワイヤーハーネスの支持部材10は、機器の導電性を有する所定箇所(シャーシ12)で係止され一方向(図2(a)中の矢印A方向)及び他方向(図2(a)中の矢印B方向)で形成される面でワイヤーハーネス14をシャーシ12に押圧するように使用される。本使用形態では、ワイヤーハーネスの支持部材10の一方向(図2(a)中の矢印A方向)とワイヤーハーネス14のワイヤーの方向とが略直交するようにワイヤーハーネスの支持部材10を使用している。本使用形態でワイヤーハーネスの支持部材10は、縮められた状態でシャーシ12に係止されている。即ち、ワイヤーハーネスの支持部材10は、シャーシ12に対して図2(a)中の矢印C方向の押圧力を与えている。シャーシ12には、ワイヤーハーネスの支持部材10を係止するための係止部16が設けられている。係止部16は、ワイヤーハーネスの支持部材10の下端部の正面及び平面でワイヤーハーネスの支持部材10を係止する係止片16a、ワイヤーハーネスの支持部材10の上端部の背面及び平面でワイヤーハーネスの支持部材10を係止する係止片16b、ワイヤーハーネスの支持部材10の下端部の底面でワイヤーハーネスの支持部材10を支持する支持片16c、及びワイヤーハーネスの支持部材10の上端部の底面でワイヤーハーネスの支持部材10を支持する支持片16dから構成されている。尚、係止部16の支持片16c、16dは省略することができる。
【0016】
図3は、本実施形態におけるワイヤーハーネスの支持部材10の第2使用形態を示す図である。図3(a)は平面図、図3(b)は右側面図、及び図3(c)は正面図である。ワイヤーハーネスの支持部材10は、機器の導電性を有する所定箇所(シャーシ12)で係止され一方向(図3(a)中の矢印A方向)及び他方向(図3(a)中の矢印B方向)で形成される面でワイヤーハーネス14をシャーシ12に押圧するように使用される。本使用形態では、ワイヤーハーネスの支持部材10の一方向(図2(a)中の矢印A方向)とワイヤーハーネス14のワイヤーの方向とが略直交するようにワイヤーハーネスの支持部材10を使用している。本使用形態でワイヤーハーネスの支持部材10は、伸ばされた状態でシャーシ12に係止されている。即ち、ワイヤーハーネスの支持部材10は、シャーシ12に対して図3(a)中の矢印D方向の押圧力を与えている。シャーシ12には、ワイヤーハーネスの支持部材10を係止するための係止部18が設けられている。係止部18は、ワイヤーハーネスの支持部材10の下端部の正面に対向する面及び平面でワイヤーハーネスの支持部材10を係止する係止片18a、ワイヤーハーネスの支持部材10の上端部の背面に対向する面及び平面でワイヤーハーネスの支持部材10を係止する係止片18b、ワイヤーハーネスの支持部材10の下端部の底面でワイヤーハーネスの支持部材10を支持する支持片18c、及びワイヤーハーネスの支持部材10の上端部の底面でワイヤーハーネスの支持部材10を支持する支持片18dから構成されている。尚、係止部18の支持片18c、18dは省略することができる。
【0017】
図4は、本実施形態におけるワイヤーハーネスの支持部材10の第3使用形態を示す図である。図4(a)は平面図、図4(b)は右側面図である。ワイヤーハーネスの支持部材10は、機器の導電性を有する所定箇所(シャーシ12)で係止され一方向(図4(a)中の矢印A方向)及び他方向(図4(a)中の矢印B方向)で形成される面でワイヤーハーネス14をシャーシ12に押圧するように使用される。本使用形態では、ワイヤーハーネスの支持部材10の一方向(図4(a)中の矢印A方向)とワイヤーハーネス14のワイヤーの方向とが略平行になるようにワイヤーハーネスの支持部材10を使用している。本使用形態でワイヤーハーネスの支持部材10は、縮められた状態でシャーシ12に係止されている。即ち、ワイヤーハーネスの支持部材10は、シャーシ12に対して図4(a)中の矢印C方向の押圧力を与えている。シャーシ12には、ワイヤーハーネスの支持部材10を係止するための係止部20が設けられている。係止部20は、ワイヤーハーネスの支持部材10の右端部で屈曲している屈曲部の右側面及び平面でワイヤーハーネスの支持部材10を係止する係止片20a、ワイヤーハーネスの支持部材10の左端部で屈曲している屈曲部の左側面及び平面でワイヤーハーネスの支持部材10を係止する係止片20b、ワイヤーハーネスの支持部材10の右端部における屈曲部の底面でワイヤーハーネスの支持部材10を支持する支持片20c、及びワイヤーハーネスの支持部材10の左端部における屈曲部の底面でワイヤーハーネスの支持部材10を支持する支持片20dから構成されている。尚、係止部20の支持片20c、20dは省略することができる。
【0018】
尚、ワイヤーハーネスの支持部材10の第3使用形態では、図4におけるシャーシ12の係止部20を図3におけるシャーシ12の係止部18に換えることで、第2使用態様のようにワイヤーハーネスの支持部材10が伸ばされた状態でシャーシ12に係止することができる(第4使用形態)。
【0019】
以上、本実施形態によれば、ワイヤーハーネス14をシャーシ12に密着させることができる共に、ワイヤーハーネス14の幅が異なる場合においても一のワイヤーハーネスの支持部材10でワイヤーハーネス14とシャーシ12との密着性を確保することができる。
【0020】
[第2実施形態]
次に、本発明に係るワイヤーハーネスの支持部材における第2実施形態について説明する。尚、本実施形態において、第1実施形態に示す構成と同一の構成については、同一符号を付すことでその説明を省略する。
【0021】
図5は、本実施形態におけるワイヤーハーネスの支持部材50、及びワイヤーハーネスの支持部材50の使用形態を示す図である。図5(a)は平面図、図5(b)は右側面図、及び図5(c)は正面図である。ワイヤーハーネスの支持部材50は、ワイヤーハーネスの支持部材10において、シャーシ12に当接する脚部52を有するものである。ワイヤーハーネスの支持部材50の脚部52は、ワイヤーハーネスの支持部材50の上端部及び下端部に設けられている。ワイヤーハーネスの支持部材50は、第1実施形態における第1使用形態のように使用される。
【0022】
尚、ワイヤーハーネスの支持部材50は、第1実施形態における第2使用形態〜第4使用形態のようにも使用することができる。
【0023】
以上、本実施形態によれば、ワイヤーハーネスの支持部材でワイヤーハーネス14をシャーシ12に押圧する際の安定性を増すことができる。
【0024】
[第3実施形態]
次に、本発明に係るワイヤーハーネスの支持部材における第3実施形態について説明する。尚、本実施形態において、第1実施形態に示す構成と同一の構成については、同一符号を付すことでその説明を省略する。
【0025】
図6は、本実施形態におけるワイヤーハーネスの支持部材60、及びワイヤーハーネスの支持部材60の使用形態を示す図である。図6(a)は平面図、図6(b)は右側面図、及び図6(c)は正面図である。ワイヤーハーネスの支持部材60は、ワイヤーハーネスの支持部材10において、シャーシ12に当接する脚部52を有すると共に、シャーシ12に係合する係合部62を有するものである。ワイヤーハーネスの支持部材60の脚部52及び係合部62は、ワイヤーハーネスの支持部材60の上端部及び下端部に設けられている。シャーシ12には、ワイヤーハーネスの支持部材60の係合部62と係合する係合孔64が設けられている。ワイヤーハーネスの支持部材60は、第1実施形態における第1使用形態のように使用される。尚、本実施形態におけるワイヤーハーネスの支持部材60の係合部62及びシャーシ12の係合孔64が、第1実施形態におけるシャーシ12の係止部16に相当する。
【0026】
尚、ワイヤーハーネスの支持部材60は、第1実施形態における第2使用形態〜第4使用形態のようにも使用することができる。
【0027】
図7は、本実施形態におけるワイヤーハーネスの支持部材60の係合部62の詳細を示す斜視図である。ワイヤーハーネスの支持部材60の係合部62は、例えば、図7に示すように形成される。ワイヤーハーネスの支持部材60の係合部62は、図7(a)に示すように、四角柱状に形成されシャーシ12の係合孔64と係合するように凹部62aが形成されている。また、ワイヤーハーネスの支持部材60の係合部62は、図7(b)に示すように、四角柱状に形成されシャーシ12の係合孔64と係合するように傾斜部62bが形成されている。尚、図7(a)及び図7(b)において、ワイヤーハーネスの支持部材60の係合部62は、シャーシ12の係合孔64と右方向から係合する。
【0028】
図8は、本実施形態におけるワイヤーハーネスの支持部材60の変形例であるワイヤーハーネスの支持部材70、及びワイヤーハーネスの支持部材70の使用形態を示す図である。図8(a)は平面図、図8(b)は右側面図、及び図8(c)は正面図である。ワイヤーハーネスの支持部材70は、ワイヤーハーネスの支持部材60の中央部にシャーシ12に係合する係合部62を設けたものである。シャーシ12には、ワイヤーハーネスの支持部材70の係合部62と係合する係合孔64が設けられている。ワイヤーハーネスの支持部材70は、第1実施形態における第1使用形態のように使用される。尚、本実施形態におけるワイヤーハーネスの支持部材70の係合部62及びシャーシ12の係合孔64が、第1実施形態におけるシャーシ12の係止部16に相当する。
【0029】
尚、ワイヤーハーネスの支持部材70は、第1実施形態における第2使用形態〜第4使用形態のようにも使用することができる。
【0030】
以上、本実施形態によれば、ワイヤーハーネス14を係止するシャーシ12の形状を簡素化することができる。
【0031】
[第4実施形態]
次に、本発明に係るワイヤーハーネスの支持部材における第4実施形態について説明する。尚、本実施形態において、第1実施形態に示す構成と同一の構成については、同一符号を付すことでその説明を省略する。
【0032】
図9は、本実施形態におけるワイヤーハーネスの支持部材80を示す図である。図9(a)は平面図、図9(b)は右側面図、及び図9(c)は正面図である。ワイヤーハーネスの支持部材80は、ワイヤーハーネスの支持部材10において、一方向(図9(a)中の矢印A方向)及び他方向(図9(a)中の矢印B方向)で形成される面に垂直である断面が円状に形成されているものである。
【0033】
尚、ワイヤーハーネスの支持部材80は、第1実施形態における第1使用形態〜第4使用形態のように使用される。
【0034】
以上、本実施形態によれば、ワイヤーハーネスの支持部材でワイヤーハーネス14をシャーシ12押圧する際にワイヤーハーネス14がワイヤーハーネスの支持部材で損傷することを確実に防止することができる。
【0035】
尚、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内において種々の変形実施が可能である。
【図面の簡単な説明】
【0036】
【図1】図1は、第1実施形態におけるワイヤーハーネスの支持部材を示す図である。
【図2】図2は、第1実施形態におけるワイヤーハーネスの支持部材の第1使用形態を示す図である。
【図3】図3は、第1実施形態におけるワイヤーハーネスの支持部材の第2使用形態を示す図である。
【図4】図4は、第1実施形態におけるワイヤーハーネスの支持部材の第3使用形態を示す図である。
【図5】図5は、第2実施形態におけるワイヤーハーネスの支持部材、及びワイヤーハーネスの支持部材の使用形態を示す図である。
【図6】図6は、第3実施形態におけるワイヤーハーネスの支持部材、及びワイヤーハーネスの支持部材の使用形態を示す図である。
【図7】図7は、第3実施形態におけるワイヤーハーネスの支持部材の係合部の詳細を示す斜視図である。
【図8】図8は、第3実施形態におけるワイヤーハーネスの支持部材の変形例であるワイヤーハーネスの支持部材、及びワイヤーハーネスの支持部材の使用形態を示す図である。
【図9】図9は、第4実施形態におけるワイヤーハーネスの支持部材を示す図である。
【符号の説明】
【0037】
10、50、60、70、80:ワイヤーハーネスの支持部材、12:シャーシ(機器の導電性を有する所定箇所)、14:ワイヤーハーネス、52:脚部、62:係合部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ワイヤーハーネスを機器の導電性を有する所定箇所で支持するためのワイヤーハーネスの支持部材であって、
一方向に延びると共に一方向と略直交する他方向で対向するように複数個所で屈曲し一方向及び他方向に弾性を有するように形成され、機器の導電性を有する所定箇所で係止され一方向及び他方向で形成される面でワイヤーハーネスを機器の導電性を有する所定箇所に押圧することを特徴とするワイヤーハーネスの支持部材。
【請求項2】
機器の導電性を有する所定箇所に当接する脚部を有する請求項1に記載のワイヤーハーネスの支持部材。
【請求項3】
機器の導電性を有する所定箇所に係合する係合部を有する請求項1又は2に記載のワイヤーハーネスの支持部材。
【請求項4】
一方向及び他方向で形成される面に垂直である断面が円状に形成されている請求項1〜3の何れか1項に記載のワイヤーハーネスの支持部材。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公開番号】特開2007−287980(P2007−287980A)
【公開日】平成19年11月1日(2007.11.1)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−114479(P2006−114479)
【出願日】平成18年4月18日(2006.4.18)
【出願人】(000005496)富士ゼロックス株式会社 (21,908)
【Fターム(参考)】