説明

両端把持刃具と両端把持刃具の保持装置

【課題】炭素繊維強化プラスチック板等の構造部材(主翼・尾翼・胴体等)やジュラルミン板、その他合成樹脂板、金属薄板等々を任意形状に切断された端面を仕上げ加工する両端把持刃具と両端把持刃具の保持装置を提供する。
【解決手段】両端把持刃具100は、中央位置に刃部10を備え、両端位置に把持部2、3を備えたものとした。刃部は、エンドミルや研削砥石で構成した。また、両端把持刃具の保持装置は、加工機の回転駆動軸に連結する回転主軸等を備える構成とした。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、刃具とその把持構成に係わり、特に、中央位置に刃部を備え、両端位置に回転主軸と連結する把持部を備えて軸心振れを極力抑制した新規な両端把持刃具とその保持装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
近年、例えば、航空機による国際的な物流増大に対応する事と、対地球環境向上を図るための低燃費性の要求が高まり、航空機の機体軽量化と燃費改善が図られている。その具体的方策として、CFRP(炭素繊維強化プラスチック)等の繊維強化プラスチック系複合材製品が軽量で、且つ、高い強度と剛性とを備えているため、航空機等の構造部材(主翼・尾翼・胴体等)として使用されている。上記航空機の構造部材の曲線切断に続く、仕上げ工程(切削・研削)は、図7に示すように、片持式のエンドミルEMとこれを保持する工具ホルダーHにより切削加工される。 円柱状の根元側がホルダーHに把持されるカッターシャンク部1と、先端側の外周に切削部Cを設けた構成からなり、ホルダーのチャック部CHに片持ちされる。また、研削砥石(図示なし)に交換して研削作業が行われる。
【0003】
上記エンドミルは、円柱状の根元側がホルダーに把持されるカッターシャンク部と、先端側の外周に切削部を設けた構成からなり、ホルダーのチャック部に片持ちされる(例えば、特許文献1参照。)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】 特開2001−054812号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記エンドミルは、工具ホルダーを加工機側の主軸に備えるサイドロック方式やコレットチャック方式の把持手段に片持される片持式エンドミルであるから、この工具ホルダーを加工機の主軸により回転して被加工物(例えば、炭素繊維強化プラスチック板)の端面加工を行う。しかしながら、エンドミルを片持ちすると先端部の回転振れがあり、しかも被加工物への側面当てに伴う反力で先端側が大きく撓まされるから、切削抵抗や研削抵抗に弱く芯振れによるピッチングを起こし、短寿命と精度悪化を起こし、高精度な端面切削やエンドミルを研削砥石に交換しての高精度な端面研磨ができないという問題が解決されていない。
【0006】
また、上記エンドミルには底刃が有るが、この底刃は被加工物の端面加工には全く使用されないから無駄な刃部であり、必然的にエンドミルを高価なものにしているし、再研磨工程に必要性の無い刃部をも再研磨しており、再研磨時の芯出し作業に手間取り再研磨コストを高くしているという問題点が残存している。
【0007】
上記の他、炭素繊維強化プラスチック板等の構造部材(主翼・尾翼・胴体等)の端面加工を損ねる問題点が存在しており、これらの問題を早急に解決されたエンドミルや研削砥石とこの保持装置が求められている。
【0008】
本発明は、炭素繊維強化プラスチック板等の構造部材(主翼・尾翼・胴体等)やジュラルミン板、その他合成樹脂板、金属薄板等々を任意形状に切断された端面を仕上げ加工する新規なエンドミルや研削砥石とこの保持装置を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記目的を達成するべく本発明の請求項1による両端把持刃具は、中央位置に刃部を備え、両端位置に把持部を備えたことを特徴とする。
【0010】
また、本発明の請求項2による両端把持刃具は、請求項1記載の両端把持刃具において、上記刃部は、エンドミルであることを特徴とする。
【0011】
また、本発明の請求項3による両端把持刃具は、請求項1記載の両端把持刃具において、上記刃部は、研削砥石であることを特徴とする。
【0012】
また、本発明の請求項4による両端把持刃具は、請求項1または2または3のいずれかに一つに記載の両端把持刃具において、上記刃部は、把持部と着脱可能としたことを特徴とする。
【0013】
また、本発明の請求項5による両端把持刃具は、請求項1または4記載の両端把持刃具において、上記把持部は、円錐状のテーパー形状となしたことを特徴とする。
【0014】
また、本発明の請求項6による両端把持刃具の保持装置は、加工機の回転駆動軸に連結する回転主軸を備えたコ型枠体と、上記コ型枠体の対向内面に備えた少なくとも一対の両持回転支持部と、上記両持回転支持部の一方には回転駆動軸と、他方には軸心方向に進退する摺動回転軸とを具備し、上記両持回転支持部は、中央位置に刃部を備え両端位置に把持部を備えた両端把持刃具の把持部を保持することを特徴とする。
【0015】
また、本発明の請求項7による両端把持刃具の保持装置は、請求項6記載の両端把持刃具の保持装置において、上記回転駆動軸及び摺動回転軸には、両端把持刃具の把持部と係合するテーパー穴を具備したことを特徴とする。
【0016】
本発明の請求項1による両端把持刃具の作用は、中央位置に刃部を備え、両端位置に回転主軸と連結する把持部を備えたから、刃具はこの両端が軸心振れすることなく強固のもとに把持され、薄板等の端面加工が長寿命のもとに高精度に行われる。
【0017】
本発明の請求項2と3による両端把持刃具の作用は、上記刃部がエンドミル又は研削砥石であるから、薄板等の端面のエンドミル加工及び研削加工が精度良く行われる。
【0018】
本発明の請求項4と5による両端把持刃具の作用は、刃部は、把持部と着脱可能としたから、不要な底刃が無く低コストに製作されるとともに再研削の芯出しが容易に行われる。更に、上記把持部を円錐状のテーパー形状としたから、回転駆動源との軸心合わせが確実に行われ軸心振れが無く、薄板等の端面のエンドミル加工及び研削加工が精度良く行われる。
【0019】
本発明の請求項6による両端把持刃具の保持装置の作用は、加工機の回転駆動軸に連結する回転主軸を備えた枠体の一対の両持回転支持部に備える回転駆動軸と軸心方向に進退する摺動回転軸との間に、中央位置に刃部を備え両端位置に把持部を備えた両端把持刃具の把持部を介在させることで、ワンタッチ操作のもとに両端把持刃具を両持ち保持が行われる。
【0020】
本発明の請求項7による両端把持刃具の保持装置の作用は、上記両持回転支持部に備える回転駆動軸と軸心方向に進退する摺動回転軸とに設けた円錐状のテーパー穴に、上記両端把持刃具の把持部の円錐状のテーパー凸部が挿入されて、両者の軸心合わせが確実に行われ軸心振れが無く、薄板等の端面のエンドミル加工及び研削加工が精度良く行われる。
【発明の効果】
【0021】
本発明の請求項1〜5による両端把持刃具は、両端位置に回転主軸と連結する把持部を備えたから、中央位置にある刃具は、この両端が軸心振れすることなく強固に把持でき、薄板等の端面加工が精度良くできる。また、上記刃部をエンドミル又は研削砥石とすれば薄板等の端面のエンドミル加工又は研削加工が精度良くできる。更に、刃部が把持部と着脱可能であるから、不要な底刃が無く低コストに製作できるとともに再研削の芯出しが容易にできる。そして、上記把持部を円錐状のテーパー形状としたから、回転駆動源との軸心合わせが確実に行われ軸心振れが解消でき、薄板等の端面のエンドミル加工及び研削加工が精度良くできる。
【0022】
本発明の請求項6と7による両端把持刃具の保持装置は、加工機の回転駆動軸に連結する回転主軸を備えた枠体の一対の両持回転支持部に備える回転駆動軸と軸心方向に進退する摺動回転軸との間に、両端把持刃具の把持部を介在させるだけでワンタッチ操作のもとに両持ち保持できる。更に、上記両持回転支持部の回転駆動軸と摺動回転軸とのテーパー穴に、上記両端把持刃具の把持部のテーパー凸部を挿入すれば、両者の軸心合わせが確実にできて軸心振れが無く、薄板等の端面のエンドミル加工及び研削加工が精度良くできる。
【図面の簡単な説明】
【0023】
【図1】 本発明の第1の実施の形態を示し、両端把持刃具の分解と組み付け正面図である。
【図2】 本発明の第1の実施の形態を示し、両端把持刃具の各種の断面図である。
【図3】 本発明の第2の実施の形態を示し、両端把持刃具の保持装置の正面図である。
【図4】 本発明の第2の実施の形態を示し、保持装置の断面図である。
【図5】 本発明の第2の実施の形態を示し、保持装置の正面図である。
【図6】 本発明の第2の実施の形態を示し、保持装置の作用断面図である。
【図7】 従来例の実施の形態を示し、片持エンドミルとホルダーに保持の説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0024】
以下、図1乃至図6を参照して本発明の各実施の形態を順次に説明する。
【実施例】
【0025】
本発明の第1の実施の形態となる両端把持刃具は、下記の主たる構成要件からなる。まず、図1〜図2に示すように、両端把持刃具100は、中央位置に底刃の無い刃部10を備え、両端位置に把持部2,3を備えている。上記刃部10は、エンドミルEMとしたものであり、把持部2,3と着脱可能の刃先交換式の構成としている。着脱の構成は、図2に示すように、把持部2,3に設けたスプライン2B,3BとエンドミルEMの孔に設けたスプライン10Aとのキー係合、把持部2,3に設けた雄ネジ2C,3CとエンドミルEMの孔に設けた雌ネジ10Bとのねじ込み係合、把持部2,3に設けたテーパー2D,3DとエンドミルEMの孔に設けたテーパー10Cとのテーパー係合等の適宜手段が構じられている。更に、上記把持部2,3は、円錐状のテーパー2A,3Aをなし、後記する加工機200の回転駆動軸に取り付けられる保持装置300にセットアップされる。尚、上記刃部10は、エンドミルEMに替えて研削砥石KTに交換可能である。研削砥石KTの両端は、エンドミルEMと同様に把持部2,3と着脱可能な構成としている。また、テーパー2Aには、滑り止め用のピン2Kが付設されている。
【0026】
上記両端把持刃具100をセットアップする保持装置300は、図3〜図5に示すように構成されている。保持装置300は、加工機200の回転駆動軸S0に連結する回転主軸Sを備えたコ型枠体20と、上記コ型枠体の対向内面20A,20Bに備えた少なくとも一対の両持回転支持部22,23と、上記両持回転支持部の一方には回転駆動軸S1と、他方には軸心方向Oに進退する摺動回転軸S2とを具備している。上記両持回転支持部22は、対向内面20Aに回転可能に配置した駆動側の回転駆動軸S1が回転主軸Sにギア列G1,G2,G3により直結されていて、加工機200の回転駆動軸S0の回転駆動により回転駆動される。その構成は、図5に示すように、回転主軸Sに連結する回転軸28のギアG1が各回転軸26,27のギアG2,G3に噛み合わされている。図4に示すように、各回転軸26,27の下端が駆動側の回転駆動軸S1となっている。上記回転駆動軸S1の下端面には、テーパー穴26A,27Aがあけられ、これに把持部2が挿入保持される。また、両持回転支持部23の摺動回転軸S2は、コ型枠体20の対向内面20Bに設けたシリンダCに軸受C1で回転可能に支持され、且つ昇降可能に嵌合されていて、油圧OP又は空圧EP又はバネ圧SP等の加圧手段25により回転駆動軸S1側へ所定の圧力Pで押圧される。上記摺動回転軸S2の上面には、テーパー穴30があけられ、これに把持部3が挿入保持される。
【0027】
しかして、上記保持装置300は、両持回転支持部22,23に設けた回転駆動軸S1と摺動回転軸S2との間に、両端把持刃具100の両端位置に備えた把持部2,3を挿入して保持される。上記両持回転支持部22は、回転駆軸S1にテーパー穴26A,27Aを持ち、他方の摺動回転軸S2にテーパー穴30,30を持っていて、把持部2,3の円錐状のテーパー2A,3Aと連結される。
【0028】
本発明の第1の実施の形態となる両端把持刃具100は、下記のように作用する。先ず、図3と図4に示すように、両端把持刃具の作用は、中央位置に刃部10を備え、両端位置に、保持装置300の両持回転支持部22,23に設けた回転駆動軸S1及び摺動回転軸S2と連結する把持部2,3を備えたから、刃具はこの両端が軸心振れすることなく強固のもとに把持され、薄板等の端面加工が長寿命のもとに高精度に行われる。更に、上記刃部がエンドミルEM又は研削砥石KTであるから、薄板等の端面のエンドミル加工及び研削加工が精度良く行われる。そして、刃部10は、把持部2,3と着脱可能としたから、不要な底刃が無く低コストに製作されるとともに再研削の芯出しが容易に行われる。更に、上記把持部2,3を円錐状のテーパー2A,3Aの形状としたから、回転駆動源との軸心合わせが確実に行われ軸心振れが無く、薄板等の端面のエンドミル加工及び研削加工が精度良く行われる。
【0029】
そして、上記両端把持刃具100による保持装置300の作用を、図3と図5と図6により説明する。加工機200の回転駆動軸SOに連結する回転主軸Sを備えた枠体20の一対の両持回転支持部22,23に備える回転駆動軸S1と軸心方向に進退する摺動回転軸S2との間に、中央位置に刃部10を備え両端位置に把持部2,3を備えた両端把持刃具100の把持部を介在させることで、ワンタッチ操作のもとに両端把持刃具を両持ち保持が行われる。上記両持回転支持部に備える回転駆動軸と軸心方向Oに進退する摺動回転軸S2とに設けた円錐状のテーパー穴30に、上記両端把持刃具の把持部の円錐状のテーパー2A,3Aが挿入されて、両者の軸心合わせが確実に行われ軸心振れが無く、薄板CP等の端面Eのエンドミル加工及び研削加工が精度良く行われる。
【0030】
尚、図5と図6には、両端把持刃具100を保持装置300に装着した薄板の加工例を示している。この加工例は、薄板(炭素繊維強化プラスチック板等の構造部材)CPの端面加工であり、保持装置300に備える2本の両端把持刃具100の刃部10により端面切削と端面仕上げが、薄板CPの流れ方向に連続して同時に行われる。また、端面Eが直角に仕上げられるように、5軸制御される回転駆動軸S0に装備される両端把持刃具100の保持装置300を姿勢制御して行われる。
【0031】
本発明の実施形態となる両端把持刃具によれば、下記の効果が奏せられる。先ず、両端把持刃具は、両端位置に回転主軸と連結する把持部を備えたから、刃具はこの両端が軸心振れすることなく強固に把持でき、薄板等の端面加工が精度良くできる。また、上記刃部をエンドミル又は研削砥石とすれば薄板等の端面のエンドミル加工又は研削加工が精度良くできる。更に、刃部が把持部と着脱可能であるから、不要な底刃が無く低コストに製作できるとともに再研削の芯出しが容易にできる。そして、上記把持部を円錐状のテーパー形状としたから、回転駆動源との軸心合わせが確実に行われ軸心振れが解消でき、薄板等の端面のエンドミル加工及び研削加工が精度良くできる。
【0032】
更に、両端把持刃具の保持装置は、加工機の回転駆動軸に連結する回転主軸を備えた枠体の一対の両持回転支持部に備える回転駆動軸と軸心方向に進退する摺動回転軸との間に、両端把持刃具の把持部を介在させるだけでワンタッチ操作のもとに両持ち保持できる。更に、上記両持回転支持部の回転駆動軸と摺動回転軸とのテーパー穴に、上記両端把持刃具の把持部のテーパー凸部を挿入すれば、両者の軸心合わせが確実にできて軸心振れが無く、薄板等の端面のエンドミル加工及び研削加工が精度良くできる。
【0033】
尚、本発明の両端把持刃具100は、上記実施の形態における構成に限定されず、その発明の要旨内での設計変更が自由にできる。例えば、把持部2,3において、テーパー2A,3Aをストレートシャンクとし、キー係合、ネジ係合等の任意な形状とすることができる。更に、エンドミルEMや研削砥石KTの他、任意な加工刃具を適用できる。等の変更も自由にできる。この変更によっても上記両端把持刃具の同様な作用が得られる。その他の詳細構成の設計変更も可能である。
【産業上の利用可能性】
【0034】
本発明は、その対象物を航空機の構造体等の実施例で説明したものであるが、様々な製品装置の薄板加工に適用が可能である。
【符号の説明】
【0035】
2,3 把持部
2A,3A テーパー
2B,3B スプライン
2C,3C 雄ネジ
2D,3D テーパー
10 刃部
10A スプライン
10B 雌ネジ
10C テーパー
20 コ型枠体
20A,20B 対向内面
22 両持回転支持部
23 両持回転支持部
25 加圧手段
26〜28 回転軸
26A,27A テーパー穴
30 テーパー穴
100 両端把持刃具
200 加工機
300 保持装置
C シリンダ
C1 軸受
EM エンドミル
KT 研削砥石
O 軸心方向
OP 油圧
EP 空圧
SP バネ圧
P 所定の圧力
S0 回転駆動軸
S 回転主軸
S1 回転駆動軸
S2 摺動回転軸

【特許請求の範囲】
【請求項1】
中央位置に刃部を備え、両端位置に把持部を備えたことを特徴とする両端把持刃具。
【請求項2】
上記刃部は、エンドミルであることを特徴とする請求項1記載の両端把持刃具。
【請求項3】
上記刃部は、研削砥石であることを特徴とする請求項1記載の両端把持刃具。
【請求項4】
上記刃部は、把持部と着脱可能としたことを特徴とする請求項1または2または3のいずれか一つに記載の両端把持刃具。
【請求項5】
上記把持部は、円錐状のテーパー形状となしたことを特徴とする請求項1または4記載の両端把持刃具。
【請求項6】
加工機の回転駆動軸に連結する回転主軸を備えたコ型枠体と、上記コ型枠体の対向内面に備えた少なくとも一対の両持回転支持部と、上記両持回転支持部の一方には回転駆動軸と、他方には軸心方向に進退する摺動回転軸とを具備し、上記両持回転支持部は、中央位置に刃部を備え両端位置に把持部を備えた両端把持刃具の把持部を保持することを特徴とする両端把持刃具の保持装置。
【請求項7】
上記回転駆動軸及び摺動回転軸には、両端把持刃具の把持部と係合するテーパー穴を具備したことを特徴とする請求項6記載の両端把持刃具の保持装置。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate

【図7】
image rotate