説明

二重撚糸機またはケーブル撚り機のスピンドルを作動させる方法

本発明は、糸5、25が供給スプール7、21から引き出されて、スピンドル2、22の撚りプレート8、24の下方に配置された案内装置に供給され、この案内装置から糸5、25がスピンドル2、22の縦軸線に対してほぼ垂直に出て、撚りプレート8、24の外側エッジの方へ方向を変えられ、そして糸5、25がスピンドル2、22の上方において撚り個所またはケーブル撚り個所で糸案内装置9、27に供給されるまで、糸がスピンドル2、22のまわりを回る自由な糸バルーンBとしてスピンドル2、22に沿って延在し、この場合糸張力が、スピンドル2、22の形状に依存してスピンドル2、22のまわりを回る自由な糸バルーンBの直径を最小限に抑えるような値になるように、糸5、25の供給速度が調節される、二重撚糸機またはケーブル撚り機のスピンドル2、22を作動させるための方法に関する。


【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、請求項1の前提部分に記載した、二重撚糸機またはケーブル撚り機のスピンドルを作動させる方法と、請求項8の前提部分に記載した二重撚糸機またはケーブル撚り機に関する。
【背景技術】
【0002】
内糸と外糸がケーブル撚り個所において同じ糸張力および速度で合流するように、内糸と外糸の糸張力をコード化スピンドルで調節装置によって調整することが特許文献1から知られている。その際、外糸は外糸ブレーキによって調整される。このブレーキの制動作用は内糸を調整する内糸ブレーキに依存して制御される。外糸は外糸ブレーキから出発して、コード化スピンドル内に同心的に挿入され、そして撚りプレートの下方においてコード化スピンドルに固定された回転する一時貯蔵ディスクのところから半径方向に出る。その際、外糸は、撚りプレートの外側エッジから自由な糸バルーンに移行する前に、一時貯蔵ディスクに少なくとも部分的に巻掛けられる。
【0003】
自由な糸バルーンの形状および直径に対して大きな影響を与える量として、一時貯蔵ディスクと撚りプレートの直径と、糸バルーンの上側の回転点を形成するバルーンアイまたは調整システムの配置によって決まるバルーン高さと、番手と、スピンドル回転数とが挙げられる。これらの量の互いに調和した最適化は、多大なコストを必要とし、このコストのためしばしばしりごみして行われない。これは、バルーン形状が各スピンドルのエネルギー消費量を左右するが、上記のパラメータによる影響力の行使の可能性が非常に小さいので不利である。例えばスピンドル回転数の低下は生産性低下を伴う。さらに、糸番手は繊維機械の経営者によって設定される加工すべき糸材料に起因している。バルーン高さに対する影響力の行使は制限的にのみ可能である。なぜなら、他の糸走行路内に配置された繊維機械の構成部材がレイアウトのゆとりを制限するからである。
【0004】
関連する特許文献2によって、ケーブル撚りのための装置が知られている。この装置では、糸張力を調整するために、撚りプレートの下方の一時貯蔵ディスクが省略される。その代わりに、糸張力は実質的に、スピンドルと一緒に回転するカップによって調整される。このカップは、残りバルーンを除く自由な糸のバルーンの形成を阻止する。この装置の場合、供給変動を補償するために、糸張力を補正する一時貯蔵ディスクの調整が行われない。その代わりに、糸バルーンがカップを通って強制的に案内される。スピンドルまわりに回転する外糸はカップによってその半径方向の膨張が制限されるので、カップの内壁と外糸の摩擦に基づいて糸張力が調整される。これは一時貯蔵ディスクの使用の効果と一致する。カップの上方においてカップのエッジと糸案内アイとの間に形成される自由な残り糸バルーンは、供給時の影響を相殺するためにスピンドルの前後で糸張力を分断するのに適していない。外糸の半径方向の力を吸収する、バルーン制限部材として形成された一緒に回転するカップを使用することにより、外糸の張力は、特許文献1によって知られている一時貯蔵ディスクを備えたケーブル撚り装置の場合よりも小さい。
【0005】
特許文献2によって知られているケーブル撚り装置の欠点として、回転する外糸によって少なからず摩耗を受けるカップのインサートをスピンドル駆動装置の回転質量として一緒に動かさなければならないということがわかった。さらに、カップの空気摩擦は、スピンドル駆動装置によって補償しなければならない付加的な損失を生じる。それによって、自由な糸バルーンの形成を省略することによって達成されるエネルギー節約は全く水泡に帰する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】独国特許出願公開第4121913A1号明細書
【特許文献2】欧州特許第1167597B1号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明の根底をなす課題は、エネルギー消費量が低減される、二重撚糸機またはケーブル撚り機を作動させるための方法と、この方法を実施するための二重撚糸機またはケーブル撚り機を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
この課題は、方法に関しては請求項1の特徴部分によって解決され、二重撚糸機またはケーブル撚り機に関しては請求項8の特徴部分によって解決される。
【0009】
本発明にかかる方法の有利な実施形態は従属請求項の対象である。
【0010】
請求項1に従って、一時貯蔵が生じないように、かつ糸張力が、スピンドルの形状に依存してスピンドルのまわりを回る自由な糸バルーンの直径を最小限に抑えるような値になるように、糸の供給速度が調節されることが提案される。糸張力の値は本発明に係る方法に従って、発生する糸張力が、一時貯蔵ディスクを生じる場合に生じる糸張力またはカップ内での糸バルーンの強制案内に基づいて生じる糸張力よりも大きくなるように調節される。本発明に係る方法により、自由な糸バルーンが付与された変更できない形状を有するという原則が破られる。従って、撚糸システムまたはケーブル撚りシステムの必要な調整機能が付随する、特許文献1の場合のような一時貯蔵あるいは特許文献2に係るカップによる強制案内を必要としない。案内装置に入る手前で糸張力を高めることにより、撚りプレートのエッジにおいて、縮小したバルーン直径に基づいて、糸が自由な糸バルーンを形成しながら、一時貯蔵ディスクを備えた慣用のスピンドルから接線方向に離れる場合あるいは糸バルーンがカップによって強制案内される場合に生じる放出角度とは異なる放出角度が生じることになる。自由な糸バルーンの場合に一時貯蔵ディスクの調整機能がこのカップに付随する。駆動パワーがバルーン直径に直接依存するので、自由な糸バルーンの直径の縮小により、糸バルーンの形成および回転維持のために加えられるエネルギーが低減されることになる。それによって、スピンドルのエネルギー消費量が20〜30%節約される。
【0011】
この場合、糸撚り個所またはケーブル撚り個所で糸必要量が常に検出され、糸の供給速度が検出された糸必要量に合わせられる。供給速度を連続的に適合させることにより、糸の供給の変動が回避される。この変動は、糸の破断または糸バルーンのしぼみを生じることになる。
【0012】
供給速度のための操作量として、好ましくは糸張力が用いられ、この糸張力がスピンドルにおける糸バルーンの形成の前後で測定される。
【0013】
供給速度のための操作量として代替的に、スピンドルを駆動する働きをするスピンドル駆動装置のパワー消費量が用いられる。供給速度は既に説明したように、自由な糸バルーンの直径に影響を及ぼす。直径の寸法はスピンドル駆動装置のパワー消費量に左右され、さらにこのパワー消費量は容易に検出および制御可能である。
【0014】
同様に、供給速度のための操作量として、自由な糸バルーンの直径が用いられる。さらに、供給速度をできるだけ正確に制御するために、上記の操作量を任意に組み合わせることができる。
【0015】
その際、糸張力またはパワー消費量は、自由な糸バルーンの直径の検出と比べて簡単に測定可能である。糸バルーンを最小限に抑えるために必要な供給速度の値を維持するために、上記操作量のより多くの組み合わせが得策である。
【0016】
操作量の必要な監視は好ましくは電子的および/または機械的に行われる。
【0017】
請求項8に従い、撚りプレートの手前に、糸張力を調整するための制御または調整可能な装置が配置され、案内装置に入る糸の張力が、スピンドルの形状に依存してスピンドルのまわりを回る自由な糸バルーンの直径を最小限に抑えるような値になるように、糸の供給速度が装置によって調節されることを特徴とする、方法を実施するための二重撚糸機またはケーブル撚り機が提案される。供給装置に供給される糸は、スピンドル駆動装置の手前に配置された、糸張力を調整するための制御または調整可能な装置によって、糸張力で付勢され、それによって形成される自由な糸バルーンを最小限に抑えることができる。これは、スピンドル駆動装置のエネルギー消費に対して積極的な影響を直接及ぼす。
【0018】
そのために、1つまたは複数の操作量に依存して装置を制御または調整するように設計された制御装置が設けられている。
【0019】
特に、装置は積極的な供給機構である。
【0020】
その代わりに、装置はブレーキとしてあるいはブレーキと積極的な供給機構の組み合わせとして形成可能である。
【0021】
供給機構の変形実施形態として、ゴデット、遅れる扇形ディスクまたは押圧ローラを設けることができる。
【0022】
次に、図に示した実施形態に基づいて本発明を詳しく説明する。
【図面の簡単な説明】
【0023】
【図1】ケーブル撚り機の作業場所の概略図である。
【図2】二重撚糸機の作業場所の概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0024】
図1には、ケーブル撚り機の作業場所1の構造が概略的に示してある。このケーブル撚り機に基づいて本発明に係る方法を説明する。作業場所1は少なくとも1つの第1供給スプール7を収容する働きをするクリール4を備えている。この供給スプールから、いわゆる外糸5が引き出される。作業場所1はさらに、スピンドル駆動装置3によって駆動されるケーブル撚りスピンドル2を備えている。スピンドル駆動装置3はケーブル撚りスピンドル2を直接駆動するモータであるかまたは間接駆動装置、例えばベルト駆動装置である。ケーブル撚りスピンドル2はケーブル撚りスピンドル2上に配置された撚りプレート8の上に、第2供給スプール15を備えている。この第2供給スプールから、いわゆる内糸16が頭上に引き出される。この内糸はケーブル撚りスピンドル2の上方で、バルーンアイまたは調整システム9、図示した実施形態ではコード調整器に供給される。
【0025】
第1供給スプール7から引き出された外糸5は、クリール4とケーブル撚りスピンドル2との間で糸走行路内に配置された調整可能な糸張力調整装置6に供給される。この糸張力調整装置によって糸張力が変えられる。そのために、糸張力調整装置6は、この装置6によって加えられる糸張力の制御を行う制御装置18に接続されている。糸張力調整装置6は糸引き出し方向に見て、撚りプレート8の手前に配置されている。外糸5は続いて、スピンドル駆動装置3をその回転軸線に沿って通過し、スピンドル駆動装置3から撚りプレート8の下方に出る。外糸5は方向変更装置によって撚りプレート8に対して接線方向に方向を変えられ、撚りプレート8の外側エッジまで走行する。撚りプレート8のエッジで、外糸5は上方に方向を変えられる。それによって、外糸5はケーブル撚りスピンドル2に沿って自由な糸バルーンBを形成しながら供給スプール15のまわりを回転する。第1供給スプール7から引き出された外糸5と、第2供給スプール15から引き出された内糸16を集合するバルーンアイまたは調整システム9は、形成される自由な糸バルーンBの高さを決定する。バルーンアイまたは調整システム9内には、ケーブル撚り個所またはコード化個所があり、この個所で両糸5、16が合流し、コード糸17を形成する。
【0026】
ケーブル撚り個所の上方には引き出し装置10が配置されている。この引き出し装置によって、コード糸17が引き出され、例えばダンサ11のような調整要素を経て巻取り装置12に供給される。巻取り装置12は駆動ローラ13と、この駆動ローラ13によって摩擦的に駆動されるスプール14とを備えている。
【0027】
糸張力調整装置6の役目は、撚りプレート8の手前の外糸5の糸張力を変更、特に高めることであり、それによって糸供給の不均一をなくすために通常使用される一時貯蔵ディスクが不要となる。外糸5に加えられる調節可能な糸張力は、スピンドル2の大きさに依存して自由な糸バルーンBを最小限に抑えることになるオーダーを有する。これは、一時貯蔵を省略することによって生じる、外糸5の変更された放出形状によって達成される。一時貯蔵ディスクを使用する場合外糸は少なくとも部分的に巻掛けられた後でこの一時貯蔵ディスクから接線方向に離れるが、糸張力を高めたことによって一時貯蔵ディスクの使用を省略することにより、撚りプレート8の外側エッジにおいて外糸5の他の放出角度が生じる。従って、形成される自由な糸バルーンBの直径が最小限に抑えられる。本発明に係る方法または本発明に係る装置の場合、通常の運転では糸の一時貯蔵が行われないかまたは糸の一時貯蔵装置が設けられない。
【0028】
糸張力調整装置6として、例えば電気的に制御されるブレーキまたは積極的な供給機構またはこれらの両要素の組み合わせが使用される。供給機構の構造変形として、例えばゴデット、扇形ディスクまたは相手方押圧ローラを備えたローラが使用可能である。本発明にとって、できるだけ一定の最小直径を有する自由な糸バルーンBを保持するために、糸張力の制御可能な積極的調整が重要である。そのために糸張力調整装置6に付設された制御装置18は操作量として、自由な糸バルーンBの形成前後の外糸5の張力を使用するのが好ましい。その代わりにまたはそれに加えて、操作量として、糸バルーンBの直径またはスピンドル駆動装置3のパワー消費量が用いることができる。それによって、糸張力を変えることになる供給速度の変動を直接調整することができる。
【0029】
糸張力調整装置6を制御するための糸張力の監視は、例えばダンサローラまたはテーパローラによって機械的および/または電子的に行うことができる。外糸5に接続されているダンサローラを使用する場合には、変化する糸張力に基づくダンサローラの動きが検出される。この動きは糸張力調整装置6の制御のための操作量として使用される。
【0030】
図2は、本発明に係る方法に従って作動する二重撚糸機の作業場所20の構造を概略的に示している。作業場所20はスピンドル駆動装置23によって駆動される撚りスピンドル22を備えている。撚りスピンドル22上には供給スプール21が設けられている。この供給スプールから糸25が引き出され、糸張力調整装置26に供給される。糸張力調整装置26はケーブル撚り機について前述した方法で制御装置33によって制御される。糸走行路内における糸張力調整装置26の配置は、この糸張力調整装置が糸引き出し方向において撚りプレート24の手前に位置するように行われる。糸25は中空スピンドルとして形成された撚りスピンドル22を通って案内され、供給スプール21を支持する撚りプレート24の下方から出る。糸25は撚りプレート24のエッジまで案内され、そこで糸は方向を変え、自由な糸バルーンBを形成しながら撚りスピンドル22のまわりを回転する。糸25はバルーンアイ27に供給される。このバルーンアイは自由な糸バルーンBの高さを制限する。バルーンアイ27の上方に糸引き出し装置28が設けられている。他の糸走行路内において糸引き出し装置28の後に、調整要素29と巻取り装置30が設けられ、この巻取り装置は駆動ローラ32と、この駆動ローラ32によって摩擦的に駆動されるスプール31を備えている。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
糸(5、25)が供給スプール(7、21)から引き出されて、スピンドル(2、22)の撚りプレート(8、24)の下方に配置された案内装置に供給され、この案内装置から前記糸(5、25)が前記スピンドル(2、22)の縦軸線に対してほぼ垂直に出て、前記撚りプレート(8、24)の外側エッジの方へ方向を変えられ、そして前記糸(5、25)が前記スピンドル(2、22)の上方において撚り個所またはケーブル撚り個所で糸案内装置(9、27)に供給されるまで、前記糸が前記スピンドル(2、22)のまわりを回る自由な糸バルーン(B)として前記スピンドル(2、22)に沿って延在する、二重撚糸機またはケーブル撚り機の前記スピンドル(2、22)を作動させるための方法において、
糸張力が、前記スピンドル(2、22)の形状に依存して前記スピンドル(2、22)のまわりを回る自由な前記糸バルーン(B)の直径を最小限に抑えるような値になるように、前記糸(5、25)の供給速度が調節されることを特徴とする方法。
【請求項2】
前記撚り個所またはケーブル撚り個所で糸必要量が常に検出されることと、前記糸(5、25)の供給速度が検出された糸必要量に合わせられることを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記供給速度のための操作量として、糸張力が用いられ、この糸張力が前記スピンドル(2、22)における前記糸バルーン(B)の形成の前後で測定されることを特徴とする請求項1または2に記載の方法。
【請求項4】
前記供給速度のための操作量として、前記スピンドル(5、25)を駆動する働きをするスピンドル駆動装置(3、23)のパワー消費量が用いられることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の方法。
【請求項5】
前記供給速度のための操作量として、自由な前記糸バルーン(B)の直径が用いられることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の方法。
【請求項6】
前記操作量の監視が電子的に行われることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の方法。
【請求項7】
前記操作量の監視が機械的に行われることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の方法。
【請求項8】
多数の作業場所(1、20)を備え、この作業場所がそれぞれ、スピンドル駆動装置(3、23)によって駆動されるスピンドル(2、22)と、このスピンドル(2、22)の下方に配置された撚りプレート(8、24)とを備え、この撚りプレート上に糸(5、25)のための案内装置が配置され、この案内装置から前記糸(5、25)が前記スピンドル(2、22)に対してほぼ半径方向に出て、前記糸(5、25)が前記スピンドルの上方において撚り個所またはケーブル撚り個所で糸案内装置(9、26)に供給されるまで、前記糸が前記スピンドル(2、22)のまわりに自由な糸バルーン(B)を形成する、請求項1〜7のいずれか一項に記載の方法を実施するための二重撚糸機またはケーブル撚り機において、
前記撚りプレート(8、24)の手前に、糸張力を調整するための制御または調整可能な装置(6、26)が配置され、前記案内装置に入る前記糸(5、25)の糸張力が、前記スピンドル(2、22)の形状に依存して前記スピンドル(2、22)のまわりを回る自由な前記糸バルーン(B)の直径を最小限に抑えるような値になるように、前記糸(5、25)の供給速度が前記装置によって調節されることを特徴とする二重撚糸機またはケーブル撚り機。
【請求項9】
糸張力を調整するための1つまたは複数の操作量に依存して前記装置(6、26)を制御または調整するように設計された制御装置(18、33)が設けられていることを特徴とする請求項8に記載の二重撚糸機またはケーブル撚り機。
【請求項10】
糸張力を調整するための前記装置(6、26)が積極的な供給機構であることを特徴とする請求項8または9に記載の二重撚糸機またはケーブル撚り機。
【請求項11】
糸張力を調整するための前記装置(6、26)がブレーキであることを特徴とする請求項8に記載の二重撚糸機またはケーブル撚り機。
【請求項12】
糸張力を調整するための前記装置(6、26)がゴデットであることを特徴とする請求項8に記載の二重撚糸機またはケーブル撚り機。

【図1】
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【図2】
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【公表番号】特表2011−528756(P2011−528756A)
【公表日】平成23年11月24日(2011.11.24)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−517765(P2011−517765)
【出願日】平成21年5月27日(2009.5.27)
【国際出願番号】PCT/EP2009/003760
【国際公開番号】WO2010/009786
【国際公開日】平成22年1月28日(2010.1.28)
【出願人】(307031976)エーリコン テクスティル ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニー コマンディートゲゼルシャフト (105)
【氏名又は名称原語表記】Oerlikon Textile GmbH & CO. KG
【住所又は居所原語表記】Leverkuser Strasse 65, D−42897 Remscheid, Germany
【Fターム(参考)】