便器設備
【課題】便座支持部材を浮上させたときに洗浄ノズルの清掃が容易となる便器設備を提供する。
【解決手段】浮上スイッチを操作すると、浮上ユニットが便座支持部材２を所定高さまで押し上げ、その状態に停止させる。便器支持部材２が上昇した後、ノズル突出用スイッチを操作すると、ノズル１２又はノズル１３が温水噴出することなく突出する。これにより、ノズル１２又は１３を便器に邪魔されることなく容易に掃除することができる。
【解決手段】浮上スイッチを操作すると、浮上ユニットが便座支持部材２を所定高さまで押し上げ、その状態に停止させる。便器支持部材２が上昇した後、ノズル突出用スイッチを操作すると、ノズル１２又はノズル１３が温水噴出することなく突出する。これにより、ノズル１２又は１３を便器に邪魔されることなく容易に掃除することができる。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【０００１】
本発明は、便座支持部材を昇降させる機構及び人体臀部を温水で洗浄する洗浄ノズルを備えた便器設備に関する。
【背景技術】
【０００２】
洋風便器の上面に設置された便座は、便座支持部材を介して洋風便器に対し俯仰方向に回動自在に取り付けられている。
【０００３】
この便座支持部材と洋風便器上面との間に尿などの汚れが染み込んで臭気の原因となり易い。そこで、便座支持部材を洋風便器に対し上下動可能とし、洋風便器の清掃時に便座支持部材を便座と共に上方に移動（浮上）させるようにしたものが提案されている（特開２０００−３３０５１号公報）。
【０００４】
また、特開平１１−２２６９９６５号公報には、洗浄ノズルを掃除するときにこれを突出させても洗浄水が噴出しないようにして掃除を簡単に行えるようにすることが記載されている。
【特許文献１】特開２０００−３３０５１号公報
【特許文献２】特開平１１−２２６９９６５号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【０００５】
本発明は、便座支持部材を浮上させたときに洗浄ノズルの清掃が容易となる便器設備を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
請求項１の便器設備は、便器に設けられる便座支持部材と、該便座支持部材に支持された便座と、該便座支持部材を昇降させる昇降装置と、該便座支持部材に設けられた温水噴出可能な洗浄ノズルとを備えた便器設備において、該便座支持部材の上昇時に該洗浄ノズルを温水噴出させることなく突出可能とする手段を備えたことを特徴とするものである。
【０００７】
請求項２の便器設備は、請求項１において、前記便器支持部材の上昇時に自動的に洗浄ノズルを突出させるノズル突出駆動手段を備えたことを特徴とするものである。
【０００８】
請求項３の便器設備は、請求項１又は２において、前記便器支持部材の下降時に自動的に洗浄ノズルを後退させるノズル後退駆動手段を備えたことを特徴とするものである。
【発明の効果】
【０００９】
本発明の便器設備では、便器支持部材を上昇させたときに洗浄ノズルを突出させて該洗浄ノズルを掃除することができる。このように便器支持部材を上昇させると、洗浄ノズルも高位に位置するので、洗浄ノズルを便鉢に干渉されることなく容易かつ入念に掃除することができる。
【００１０】
請求項２のように、便器支持部材が上昇したときに洗浄ノズルが自動的に突出する場合には、ノズル掃除をし忘れることがない。
【００１１】
請求項３のように、便器支持部材を下降させると洗浄ノズルが自動的に後退するように構成した場合には、洗浄ノズルを後退させる手間がなく、便利である。
【発明を実施するための最良の形態】
【００１２】
以下、図面を参照して実施の形態について説明する。図１は実施の形態に係る便器設備の側面図であり、（ａ）図は便座支持部材の浮上前、（ｂ）図は便座支持部材の浮上後の状態を示している。図２は洗浄ノズルユニットの上面図である。
【００１３】
陶器製の洋風便器本体１の後部上面に便座支持部材２が昇降可能に設置されており、この便座支持部材２に便座３ｅ及び便蓋３ｆが起倒方向回動自在に取り付けられている。
【００１４】
この実施の形態では、便座支持部材２は、前部に配置された昇降可能なフロントベースプレート３ａと、無底箱状の合成樹脂製のカバー３ｄとによって外殻が形成されている。このフロントベースプレート３ａに、人体臀部を温水で洗浄するための温水洗浄ノズルユニット（図２参照）が設置されている。また、このフロントベースプレート３ａの底面には、便座支持部材２が浮上したときにその下側領域Ｓを照らすための照明３ｇが設けられている。この照明３ｇとしてはＬＥＤが好適であるが、これに限定されない。
【００１５】
図示はしないが、このフロントベースプレート３ａ上には、便座３ｅ及び便蓋３ｆを開閉させるモータ駆動式電動開閉ユニット、人体臀部に向けて温風を吹き出してその乾燥を行うモータ駆動式温風ファン、便鉢内から臭気を含んだ空気を吸引して脱臭するモータ駆動式脱臭ファン及び脱臭カートリッジが設けられている。カバー３ｄには、便器本体１に近づいた人体を検知するための人体検知センサが設けられている。
【００１６】
便器本体１の最後部上面には、カバー３ｄの後部側が上方から被さるようにリアベースプレート４ａが設けられている。このリアベースプレート４ａには、前記温水洗浄ノズルへ温水を供給するためのヒータ付き温水タンク４ｂ、モータ駆動式温水切替弁（図示略）が設けられている。また、図示は省略するが、このリアベースプレート４ａには、便座支持部材２を押し上げたり、降下させたりするためのモータ駆動式浮上ユニット、ヒータ及び電動ファンよりなる部屋暖房ファン、電源基板、制御回路基板、便鉢やトラップ部へ水を供給するためのソレノイド駆動式バルブユニット等が設けられている。
【００１７】
この温水洗浄機構等は、トイレルームの壁面に取り付けられたリモコンによって操作される。便座支持部材２又はこのリモコンには、浮上ユニットを上昇、下降操作するための浮上スイッチと、温水噴出させることなく洗浄ノズルを突出させるノズル突出スイッチが設けられている。なお、浮上スイッチを１回押すと便器支持部材２が上昇し、もう１回押すと便器支持部材２が下降する。
【００１８】
ノズル突出スイッチとしてはシャワーノズル突出用スイッチとビデノズル突出用スイッチとが別々に設けられている。
【００１９】
図２の通り、温水洗浄ノズルユニット１０は、ユニットベースプレート１１上にシャワー用及びビデ用のノズル１２，１３をガイド部材によって突出後退自在に支持すると共に、モータ１４，１５及びギヤ機構１６，１７を介してノズル１２，１３を突出、後退させるようにしたものである。このギヤ機構は、モータ１４，１５に取り付けられたウォーム、該ウォームが噛合したウォームホイール、該ウォームホイールに軸を介して連結されたピニオン、前記ノズル１２，１３の下面に設けられ該ピニオンが噛合するラック等を備えている。各ノズル１２，１３の先端上面に温水噴出用の複数の小孔が設けられている。
【００２０】
この便器設備の作動について次に説明する。
【００２１】
浮上スイッチを操作すると、浮上ユニットが便座支持部材２を所定高さまで押し上げ、その状態に停止させる。また、便座支持部材２が上昇すると、照明３ｇが点灯する。これにより、浮上した便座支持部材２の前部の下側スペース（下側領域）Ｓが照明される。このように下側領域Ｓが明るく照らされるので、該下側領域Ｓに臨む便器本体の上面や、フロントベースプレート３ａの下面等を容易に清掃することができる。
【００２２】
なお、この実施の形態では、便座支持部材２が上昇し終ると、電動開閉ユニット、温水切替弁、バルブユニット、温風ファン、脱臭ファン、部屋暖房ファン、温水タンクのヒータ及び浮上ユニットへの通電が停止される。これにより、安心して水拭き清掃することができる。便座支持部材２を降下させるスイッチを操作すると、これらへの通電が再開される。なお、便座支持部材２が上昇開始すると、浮上ユニット以外の上記電装品への通電を停止するようにしてもよい。通電再開は、便座支持部材２の下降終了後としてもよい。
【００２３】
便器支持部材２が上昇した後、シャワー又はビデノズル突出用スイッチを操作すると、ノズル１２又はノズル１３が温水噴出することなく突出する。これにより、より高い位置でノズルが突出掃除しやすい。また、ノズル１２又は１３を便器に邪魔されることなく容易に掃除することができる。
【００２４】
なお、この実施の形態では、ノズル突出スイッチをもう１回操作するとノズル１２又は１３を後退させることが可能とされている。このため、先にノズル掃除を行った後、ノズル１２又は１３を後退させ、それから便器支持部材２の下側を容易に掃除することができる。なお、本体浮上時のみ掃除用突出状態とするのが好ましい。これにより、誤ってノズル掃除モードで使用し用をたすことがない。また、下降時にはノズル掃除モードとはならない。
【００２５】
ただし、本発明では、便器支持部材２を下降させるべく浮上スイッチを操作すると自動的にノズルが後退するようにしてもよい。
【００２６】
上記実施の形態では、ノズル突出スイッチによってノズル１２，１３を突出させているが、本発明では、便器支持部材２を上昇させるべく浮上スイッチを操作すると、ノズルが自動的に突出するよう構成してもよい。
【００２７】
上記実施の形態は本発明の一例であり、本発明は上記以外の構成とされてもよい。例えば、上記実施の形態ではノズルを電動突出後退方式としているが、便器支持部材２が上昇するとノズルのロックを解除し、ノズルを手で引き出せるようにしてもよい。また、上記実施の形態では、便座支持部材を電動浮上方式としているが、手動にて昇降させるよう構成してもよい。
【図面の簡単な説明】
【００２８】
【図１】実施の形態に係る便器設備の側面図である。
【図２】洗浄ノズルユニットの上面図である。
【符号の説明】
【００２９】
１ 便器本体
２ 便座支持部材
３ａ フロントベースプレート
３ｅ 便座
３ｆ 便蓋
３ｇ 照明
１０ 洗浄ノズルユニット
１２，１３ ノズル
１４，１５ モータ
【技術分野】
【０００１】
本発明は、便座支持部材を昇降させる機構及び人体臀部を温水で洗浄する洗浄ノズルを備えた便器設備に関する。
【背景技術】
【０００２】
洋風便器の上面に設置された便座は、便座支持部材を介して洋風便器に対し俯仰方向に回動自在に取り付けられている。
【０００３】
この便座支持部材と洋風便器上面との間に尿などの汚れが染み込んで臭気の原因となり易い。そこで、便座支持部材を洋風便器に対し上下動可能とし、洋風便器の清掃時に便座支持部材を便座と共に上方に移動（浮上）させるようにしたものが提案されている（特開２０００−３３０５１号公報）。
【０００４】
また、特開平１１−２２６９９６５号公報には、洗浄ノズルを掃除するときにこれを突出させても洗浄水が噴出しないようにして掃除を簡単に行えるようにすることが記載されている。
【特許文献１】特開２０００−３３０５１号公報
【特許文献２】特開平１１−２２６９９６５号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【０００５】
本発明は、便座支持部材を浮上させたときに洗浄ノズルの清掃が容易となる便器設備を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
請求項１の便器設備は、便器に設けられる便座支持部材と、該便座支持部材に支持された便座と、該便座支持部材を昇降させる昇降装置と、該便座支持部材に設けられた温水噴出可能な洗浄ノズルとを備えた便器設備において、該便座支持部材の上昇時に該洗浄ノズルを温水噴出させることなく突出可能とする手段を備えたことを特徴とするものである。
【０００７】
請求項２の便器設備は、請求項１において、前記便器支持部材の上昇時に自動的に洗浄ノズルを突出させるノズル突出駆動手段を備えたことを特徴とするものである。
【０００８】
請求項３の便器設備は、請求項１又は２において、前記便器支持部材の下降時に自動的に洗浄ノズルを後退させるノズル後退駆動手段を備えたことを特徴とするものである。
【発明の効果】
【０００９】
本発明の便器設備では、便器支持部材を上昇させたときに洗浄ノズルを突出させて該洗浄ノズルを掃除することができる。このように便器支持部材を上昇させると、洗浄ノズルも高位に位置するので、洗浄ノズルを便鉢に干渉されることなく容易かつ入念に掃除することができる。
【００１０】
請求項２のように、便器支持部材が上昇したときに洗浄ノズルが自動的に突出する場合には、ノズル掃除をし忘れることがない。
【００１１】
請求項３のように、便器支持部材を下降させると洗浄ノズルが自動的に後退するように構成した場合には、洗浄ノズルを後退させる手間がなく、便利である。
【発明を実施するための最良の形態】
【００１２】
以下、図面を参照して実施の形態について説明する。図１は実施の形態に係る便器設備の側面図であり、（ａ）図は便座支持部材の浮上前、（ｂ）図は便座支持部材の浮上後の状態を示している。図２は洗浄ノズルユニットの上面図である。
【００１３】
陶器製の洋風便器本体１の後部上面に便座支持部材２が昇降可能に設置されており、この便座支持部材２に便座３ｅ及び便蓋３ｆが起倒方向回動自在に取り付けられている。
【００１４】
この実施の形態では、便座支持部材２は、前部に配置された昇降可能なフロントベースプレート３ａと、無底箱状の合成樹脂製のカバー３ｄとによって外殻が形成されている。このフロントベースプレート３ａに、人体臀部を温水で洗浄するための温水洗浄ノズルユニット（図２参照）が設置されている。また、このフロントベースプレート３ａの底面には、便座支持部材２が浮上したときにその下側領域Ｓを照らすための照明３ｇが設けられている。この照明３ｇとしてはＬＥＤが好適であるが、これに限定されない。
【００１５】
図示はしないが、このフロントベースプレート３ａ上には、便座３ｅ及び便蓋３ｆを開閉させるモータ駆動式電動開閉ユニット、人体臀部に向けて温風を吹き出してその乾燥を行うモータ駆動式温風ファン、便鉢内から臭気を含んだ空気を吸引して脱臭するモータ駆動式脱臭ファン及び脱臭カートリッジが設けられている。カバー３ｄには、便器本体１に近づいた人体を検知するための人体検知センサが設けられている。
【００１６】
便器本体１の最後部上面には、カバー３ｄの後部側が上方から被さるようにリアベースプレート４ａが設けられている。このリアベースプレート４ａには、前記温水洗浄ノズルへ温水を供給するためのヒータ付き温水タンク４ｂ、モータ駆動式温水切替弁（図示略）が設けられている。また、図示は省略するが、このリアベースプレート４ａには、便座支持部材２を押し上げたり、降下させたりするためのモータ駆動式浮上ユニット、ヒータ及び電動ファンよりなる部屋暖房ファン、電源基板、制御回路基板、便鉢やトラップ部へ水を供給するためのソレノイド駆動式バルブユニット等が設けられている。
【００１７】
この温水洗浄機構等は、トイレルームの壁面に取り付けられたリモコンによって操作される。便座支持部材２又はこのリモコンには、浮上ユニットを上昇、下降操作するための浮上スイッチと、温水噴出させることなく洗浄ノズルを突出させるノズル突出スイッチが設けられている。なお、浮上スイッチを１回押すと便器支持部材２が上昇し、もう１回押すと便器支持部材２が下降する。
【００１８】
ノズル突出スイッチとしてはシャワーノズル突出用スイッチとビデノズル突出用スイッチとが別々に設けられている。
【００１９】
図２の通り、温水洗浄ノズルユニット１０は、ユニットベースプレート１１上にシャワー用及びビデ用のノズル１２，１３をガイド部材によって突出後退自在に支持すると共に、モータ１４，１５及びギヤ機構１６，１７を介してノズル１２，１３を突出、後退させるようにしたものである。このギヤ機構は、モータ１４，１５に取り付けられたウォーム、該ウォームが噛合したウォームホイール、該ウォームホイールに軸を介して連結されたピニオン、前記ノズル１２，１３の下面に設けられ該ピニオンが噛合するラック等を備えている。各ノズル１２，１３の先端上面に温水噴出用の複数の小孔が設けられている。
【００２０】
この便器設備の作動について次に説明する。
【００２１】
浮上スイッチを操作すると、浮上ユニットが便座支持部材２を所定高さまで押し上げ、その状態に停止させる。また、便座支持部材２が上昇すると、照明３ｇが点灯する。これにより、浮上した便座支持部材２の前部の下側スペース（下側領域）Ｓが照明される。このように下側領域Ｓが明るく照らされるので、該下側領域Ｓに臨む便器本体の上面や、フロントベースプレート３ａの下面等を容易に清掃することができる。
【００２２】
なお、この実施の形態では、便座支持部材２が上昇し終ると、電動開閉ユニット、温水切替弁、バルブユニット、温風ファン、脱臭ファン、部屋暖房ファン、温水タンクのヒータ及び浮上ユニットへの通電が停止される。これにより、安心して水拭き清掃することができる。便座支持部材２を降下させるスイッチを操作すると、これらへの通電が再開される。なお、便座支持部材２が上昇開始すると、浮上ユニット以外の上記電装品への通電を停止するようにしてもよい。通電再開は、便座支持部材２の下降終了後としてもよい。
【００２３】
便器支持部材２が上昇した後、シャワー又はビデノズル突出用スイッチを操作すると、ノズル１２又はノズル１３が温水噴出することなく突出する。これにより、より高い位置でノズルが突出掃除しやすい。また、ノズル１２又は１３を便器に邪魔されることなく容易に掃除することができる。
【００２４】
なお、この実施の形態では、ノズル突出スイッチをもう１回操作するとノズル１２又は１３を後退させることが可能とされている。このため、先にノズル掃除を行った後、ノズル１２又は１３を後退させ、それから便器支持部材２の下側を容易に掃除することができる。なお、本体浮上時のみ掃除用突出状態とするのが好ましい。これにより、誤ってノズル掃除モードで使用し用をたすことがない。また、下降時にはノズル掃除モードとはならない。
【００２５】
ただし、本発明では、便器支持部材２を下降させるべく浮上スイッチを操作すると自動的にノズルが後退するようにしてもよい。
【００２６】
上記実施の形態では、ノズル突出スイッチによってノズル１２，１３を突出させているが、本発明では、便器支持部材２を上昇させるべく浮上スイッチを操作すると、ノズルが自動的に突出するよう構成してもよい。
【００２７】
上記実施の形態は本発明の一例であり、本発明は上記以外の構成とされてもよい。例えば、上記実施の形態ではノズルを電動突出後退方式としているが、便器支持部材２が上昇するとノズルのロックを解除し、ノズルを手で引き出せるようにしてもよい。また、上記実施の形態では、便座支持部材を電動浮上方式としているが、手動にて昇降させるよう構成してもよい。
【図面の簡単な説明】
【００２８】
【図１】実施の形態に係る便器設備の側面図である。
【図２】洗浄ノズルユニットの上面図である。
【符号の説明】
【００２９】
１ 便器本体
２ 便座支持部材
３ａ フロントベースプレート
３ｅ 便座
３ｆ 便蓋
３ｇ 照明
１０ 洗浄ノズルユニット
１２，１３ ノズル
１４，１５ モータ
【特許請求の範囲】
【請求項１】
便器に設けられる便座支持部材と、
該便座支持部材に支持された便座と、
該便座支持部材を昇降させる昇降装置と、
該便座支持部材に設けられた温水噴出可能な洗浄ノズルとを備えた便器設備において、
該便座支持部材の上昇時に該洗浄ノズルを温水噴出させることなく突出可能とする手段を備えたことを特徴とする便器設備。
【請求項２】
請求項１において、前記便器支持部材の上昇時に自動的に洗浄ノズルを突出させるノズル突出駆動手段を備えたことを特徴とする便器設備。
【請求項３】
請求項１又は２において、前記便器支持部材の下降時に自動的に洗浄ノズルを後退させるノズル後退駆動手段を備えたことを特徴とする便器設備。
【請求項１】
便器に設けられる便座支持部材と、
該便座支持部材に支持された便座と、
該便座支持部材を昇降させる昇降装置と、
該便座支持部材に設けられた温水噴出可能な洗浄ノズルとを備えた便器設備において、
該便座支持部材の上昇時に該洗浄ノズルを温水噴出させることなく突出可能とする手段を備えたことを特徴とする便器設備。
【請求項２】
請求項１において、前記便器支持部材の上昇時に自動的に洗浄ノズルを突出させるノズル突出駆動手段を備えたことを特徴とする便器設備。
【請求項３】
請求項１又は２において、前記便器支持部材の下降時に自動的に洗浄ノズルを後退させるノズル後退駆動手段を備えたことを特徴とする便器設備。
【図１】
【図２】
【図２】
【公開番号】特開２００７−１５９９８５（Ｐ２００７−１５９９８５Ａ）
【公開日】平成１９年６月２８日（２００７．６．２８）
【国際特許分類】
【出願番号】特願２００５−３６３５６２（Ｐ２００５−３６３５６２）
【出願日】平成１７年１２月１６日（２００５．１２．１６）
【出願人】（００００００４７９）株式会社ＩＮＡＸ (1,429)
【Ｆターム（参考）】
【公開日】平成１９年６月２８日（２００７．６．２８）
【国際特許分類】
【出願日】平成１７年１２月１６日（２００５．１２．１６）
【出願人】（００００００４７９）株式会社ＩＮＡＸ (1,429)
【Ｆターム（参考）】
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