説明

保冷・保温スペースを独立して有するバッグ

【課題】保冷・保温するためのバッグと通常のバッグを1つにまとめることにより、利便性を提供する。
【解決手段】一つのバッグを仕切り、断熱材5等の専用シートをはったスペースを設ける。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、従来のバッグ内に保冷・保温できるスペースと通常の収納部分とを区分してあるバッグに関するものである。
【背景分野】
【0002】
従来はすべてが保冷・保温機能となっているバッグ、又はドリンク収納部分(500mlペットボトルなど)のみ保冷・保温機能となっているバッグはありそれらは広く普及している
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
保冷・保温したいものを持ち歩くとき、それ専用のバッグが必要であり、不便であった。
【0004】
保冷・保温したいものと、紙類・革製品・電子機器などを一緒に収納すると、水滴などで汚損することがあった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明はバッグ内に断熱材等の専用シートをはったスペースと布地やビニール地等のスペースを分けて設けることを特徴とする。
【0006】
保冷・保温スペースにファスナーを取り付けることで、独立性を高め、収納物の混同を防ぐ。
【発明の効果】
【0007】
バッグ内で保冷・保温スペースと通常の収納部分とを仕切ることにより、保冷・保温したいものの温度をできるだけ維持することができ、且つ、貴重品や濡らしたくない物も同じバッグで一緒に持ち歩くことができる。
【0008】
上述したように、本発明のバッグは、保冷・保温スペースと通常の収納部分とを設けることにより、分けて持っていたバッグが一つになり活動し易くなる。
【0009】
小さな子供を持つ母親などは、飲料やおしぼり、離乳食など保冷したいものが多いうえ、オムツやお尻拭きなど持ち物が多くなるため、一つにまとめられて便利になる。
【0010】
また、仕事用のバッグとしても、弁当箱や飲料と、書類、折り畳み傘、携帯電話などと分離して収納でき、衛生的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の斜視図である。
【図2】 本発明の側面図である。
【図3】 本発明の断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下、本発明の形態について説明する。
(イ) バッグ収納部の保冷・保温スペースに断熱シート(5)をはる。
(ロ) 仕切りを設ける。
(ハ) 保冷・保温スペース上部にファスナー(2)を取り付ける。
【符号の説明】
1 バッグ本体
2 ファスナー
3 持ち手
4 底鋲
5 断熱シート
6 裏地

【特許請求の範囲】
【請求項1】
従来のバッグの収納部分を分けて、保冷・保温スペースを確保し、通常の持ち物と食品等を分離して持てるバッグ。

【図1】
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【公開番号】特開2013−56139(P2013−56139A)
【公開日】平成25年3月28日(2013.3.28)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−215583(P2011−215583)
【出願日】平成23年9月9日(2011.9.9)
【出願人】(511236796)
【Fターム(参考)】