説明

光ピックアップ装置

【課題】フロントモニタ検出器に入射するレーザ光の光量を高精度に調整し、ボリューム抵抗を用いることなく、フロントモニタ検出器の出力値のばらつきを抑制することのできる光ピックアップ装置を提供する。
【解決手段】光ピックアップ装置は、半導体レーザ1と、半導体レーザ1から出射されたレーザ光を光ディスク7の情報記録面12上に集光する対物レンズ6と、半導体レーザ1から光ディスク7の方向へ出射されたレーザ光の一部を受光し、受光したレーザ光の光量を監視するフロントモニタ検出器9とを備えている。半導体レーザ1とフロントモニタ検出器9との間に偏光フィルタ10が配置され、偏光フィルタ10の光学軸の方向により、フロントモニタ検出器9に入射するレーザ光の光量が調整されている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、CD(コンパクトディスク)、DVD(デジタルバーサタイルディスク)等の光ディスクに対して情報の記録又は再生を行う光ディスクドライブの光ピックアップ装置に関する。
【背景技術】
【0002】
CD、DVD等の光ディスクに対して情報の記録又は再生を行う光ピックアップ装置においては、半導体レーザからのレーザ光を光ディスクの情報記録面上に照射し、その反射光を受光することにより、再生信号や制御信号が得られている。半導体レーザは、一般に、周囲温度や経年変化等によって光出力が変化するため、光ピックアップ装置においては、自動出力制御(Automatic Power Control:APC)回路によって半導体レーザの駆動電流が制御されて、半導体レーザの光出力が一定に保たれる。APC回路によって半導体レーザの光出力を一定に制御する方式としては、光ディスクの方向へ出射されたレーザ光の一部を出力制御に利用するフロントモニタ方式と、光ディスクで反射されたレーザ光を出力制御に利用するリアモニタ方式とがある。
【0003】
しかし、リアモニタ方式は検出精度などの点で若干問題を有することから、検出精度が必要とされる記録系光ピックアップ装置においては、一般に、フロントモニタ方式が採用されている。
【0004】
図6に、フロントモニタ方式による光ピックアップ装置の一般的な原理図を示す。図6に示すように、半導体レーザ1から出射されたレーザ光は、回折格子2を透過して3ビームに回折され、コリメートレンズ3によって平行光に変換された後、ハーフミラー4で反射光と透過光とに分離される。ハーフミラー4で反射されたレーザ光は、立上げミラー5で再度反射された後、対物レンズ6によって光ディスク7の情報記録面12上に集光される。そして、光ディスク7の情報記録面12で反射されたレーザ光は、対物レンズ6、立上げミラー5を介してハーフミラー4を透過した後、受光素子8で受光され、これにより再生信号及び制御信号(フォーカス制御信号及びトラッキング制御信号)が得られる。一方、半導体レーザ1から出射されてハーフミラー4を透過したレーザ光は、フロントモニタ検出器9で受光される。そして、APC回路11により、フロントモニタ検出器9からの出力を制御信号として半導体レーザ1の駆動電流が制御されて、半導体レーザ1の光出力が一定に保たれる。
【0005】
例えば、特許文献1には、フロントモニタ方式が採用され、受光素子8とフロントモニタ検出器9とが同一のパッケージに組み込まれた構成の光ピックアップ装置が開示されている。
【0006】
ところで、フロントモニタ方式が採用された上記構成の光ピックアップ装置においては、半導体レーザの放射特性のばらつき、ハーフミラーの透過率のばらつき、半導体レーザ、ハーフミラー、フロントモニタ検出器等の各部品の取り付けばらつき等によって、フロントモニタ検出器に入射するレーザ光の光量にもばらつきが生じるため、光ディスクへ照射されるレーザ光の光量に対するフロントモニタ検出器の出力値にもばらつきが発生する。そこで、従来、光ピックアップ装置にボリューム抵抗(可変抵抗器)を設けてフロントモニタ検出器のゲイン調整を行うことにより、フロントモニタ検出器の出力値のばらつきを抑制するようにした技術が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
【特許文献1】特開2004−295981号公報
【特許文献2】特開2004−342278号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかし、ボリューム抵抗を用いた調整では、調整範囲が制限されるため、光ピックアップ装置の量産時に、ボリューム抵抗によって調整可能な範囲を超えるようなばらつきが発生し、これが歩留まりを低下させる要因となる。また、ボリューム抵抗の周波数特性が光ピックアップ装置の周波数応答性を悪化させる要因となり得る。さらに、ボリューム抵抗を用いる場合には、光ピックアップ装置に当該ボリューム抵抗を実装するためのスペースを確保する必要があり、光ピックアップ装置の小型・薄型化が困難になるという問題点がある。
【0008】
本発明は、従来技術における前記課題を解決するためになされたものであり、フロントモニタ検出器に入射するレーザ光の光量を高精度に調整し、ボリューム抵抗を用いることなく、フロントモニタ検出器の出力値のばらつきを抑制することのできる光ピックアップ装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
前記目的を達成するため、本発明に係る光ピックアップ装置の構成は、半導体レーザと、前記半導体レーザから出射されたレーザ光を光ディスクの情報記録面上に集光する集光光学系と、前記半導体レーザから前記光ディスクの方向へ出射された前記レーザ光の一部を受光し、受光した前記レーザ光の光量を監視するフロントモニタ検出器とを備えた光ピックアップ装置であって、前記半導体レーザと前記フロントモニタ検出器との間に一軸性の偏光フィルタが配置され、前記偏光フィルタの光学軸(optic axis)の方向によって、前記フロントモニタ検出器に入射する前記レーザ光の光量が調整されていることを特徴とする。
【0010】
また、前記本発明の光ピックアップ装置の構成においては、前記偏光フィルタが、前記フロントモニタ検出器に入射する前記レーザ光の光軸に対して垂直な面内に前記光学軸を有するのが好ましい。
【0011】
また、前記本発明の光ピックアップ装置の構成においては、前記偏光フィルタが、前記フロントモニタ検出器の受光面上に固定配置されているのが好ましい。
【発明の効果】
【0012】
本発明によれば、偏光フィルタの光学軸の方向によって、フロントモニタ検出器に入射するレーザ光の光量が調整されているので、ボリューム抵抗を用いることなく、フロントモニタ検出器の出力値のばらつきを抑制することが可能となる。従って、本発明によれば、CD、DVD等の光ディスクに対して情報の記録又は再生を高精度に行うことのできる小型・薄型の光ピックアップ装置を提供することができる。
【0013】
また、前記本発明の光ピックアップ装置の構成において、前記偏光フィルタが、前記フロントモニタ検出器に入射する前記レーザ光の光軸に対して垂直な面内に前記光学軸を有するという好ましい例によれば、偏光フィルタを、フロントモニタ検出器に入射するレーザ光の光軸(optical axis)に対して垂直な面内で回転させ、偏光フィルタの光学軸と偏光フィルタに入射するレーザ光の電気ベクトルとのなす角度を変化させることにより、偏光フィルタを透過するレーザ光の強度を細かく変化させることができるので、フロントモニタ検出器に入射するレーザ光の光量を高精度に調整することができる。
【0014】
また、前記本発明の光ピックアップ装置の構成において、前記偏光フィルタが、前記フロントモニタ検出器の受光面上に固定配置されているという好ましい例によれば、偏光フィルタの支持機構が不要となるので、光ピックアップ装置のコストダウンを図ることができる。また、偏光フィルタとフロントモニタ検出器とが一体となって構成されているので、光ピックアップ装置の組立工程での工数削減を実現することもできる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0015】
以下、実施の形態を用いて本発明をさらに具体的に説明する。
【0016】
[第1の実施の形態]
図1は、本発明の第1の実施の形態におけるフロントモニタ方式による光ピックアップ装置を示す概略構成図である。尚、図1において、図6に示す部材と同様の機能を有する部材には同一の参照符号を付している。
【0017】
図1に示すように、本実施の形態の光ピックアップ装置は、半導体レーザ1と、半導体レーザ1から出射されたレーザ光を光ディスク7の情報記録面12上に集光する集光光学系としての対物レンズ6と、光ディスク7の情報記録面12で反射されたレーザ光を受光する受光素子8と、半導体レーザ1から光ディスク7の方向へ出射されたレーザ光の一部を受光し、受光したレーザ光の光量を監視するフロントモニタ検出器9と、フロントモニタ検出器9からの出力を制御信号として半導体レーザ1の駆動電流を制御するAPC回路11とを備えている。
【0018】
この光ピックアップ装置において、半導体レーザ1から出射されたレーザ光は、回折格子2を透過して3ビームに回折され、コリメートレンズ3によって平行光に変換された後、ハーフミラー4で反射光と透過光とに分離される。ハーフミラー4で反射されたレーザ光は、立上げミラー5で再度反射された後、対物レンズ6によって光ディスク7の情報記録面12上に集光される。そして、光ディスク7の情報記録面12で反射されたレーザ光は、対物レンズ6、立上げミラー5を介してハーフミラー4を透過した後、受光素子8で受光される。受光素子8からは、再生信号及び制御信号が出力され、これにより光ディスク7の情報記録面12に記録された情報の再生、並びにフォーカス制御及びトラッキング制御が行われる。一方、半導体レーザ1から出射されてハーフミラー4を透過したレーザ光、すなわち、半導体レーザ1から光ディスク7の方向へ出射されたレーザ光の一部は、フロントモニタ検出器9で受光される。
【0019】
図1に示すように、半導体レーザ1とフロントモニタ検出器9との間、さらに具体的には、ハーフミラー4とフロントモニタ検出器9との間には、フロントモニタ検出器9に入射するレーザ光の光軸に対して垂直に円板状の偏光フィルタ10が配置されている。そして、半導体レーザ1から出射されてハーフミラー4を透過したレーザ光は、偏光フィルタ10を介してフロントモニタ検出器9に入射するようになっている。尚、この偏光フィルタ10は、回転調整機構13により、フロントモニタ検出器9に入射するレーザ光の光軸に対して垂直な面内で前記光軸を中心として回転させることができるように構成されている。
【0020】
以下、偏光フィルタ10について、図2、図3を参照しながら説明する。図2は、本発明の第1の実施の形態における偏光フィルタの原理を説明するための図であり、(a)は偏光フィルタを模式的に示した平面図、(b)は偏光フィルタに入射する光(直線偏光)の電気ベクトルと偏光フィルタを透過する光の電気ベクトル成分との関係を示す模式図である。また、図3は、本発明の第1の実施の形態における偏光フィルタの透過特性図である。
【0021】
偏光フィルタ10は、ある特定の方向の電気ベクトル成分のレーザ光のみを透過させる特性を有する光学素子であり、フロントモニタ検出器9に入射するレーザ光の光量を調整するために用いられる。図2(a)に示すように、本実施の形態の偏光フィルタ10は、フロントモニタ検出器9に入射するレーザ光の光軸に対して垂直な面内に1つの光学軸を有し、例えば、内部での光吸収が小さく、かつ、均一性に優れた一軸性光学結晶である水晶を用いて作製することができる。ここで、偏光フィルタ10は、径が3mm、厚みが0.3mmである。そして、偏光フィルタ10へ入射する光が直線偏光の場合、偏光フィルタ10の光学軸と偏光フィルタ10に入射する光の電気ベクトルとのなす角度をθとすると、偏光フィルタ10を透過する光の電気ベクトル成分は、図2(b)に示すとおりとなる。すなわち、角度θが小さいほど、偏光フィルタ10を透過する光の電気ベクトル成分の大きさは大きくなり、角度θが大きいほど、偏光フィルタ10を透過する光の電気ベクトル成分の大きさは小さくなる。このことは、角度θが小さいほど、偏光フィルタ10を透過する光の強度が大きくなり、角度θが大きいほど、偏光フィルタ10を透過する光の強度が小さくなることを意味している。ここで、偏光フィルタ10を透過する光の電気ベクトル成分の大きささは、偏光フィルタ10に入射する光の電気ベクトルの大きさの余弦(cosθ)であるため、偏光フィルタ10の透過特性は、図3に示すように、cos2θに比例した曲線となる。
【0022】
半導体レーザ1から出射されるレーザ光は、一般に、直線偏光である。このため、図1に示すようにフロントモニタ検出器9の前段に偏光フィルタ10を配置し、回転調整機構13により、偏光フィルタ10を、フロントモニタ検出器9に入射するレーザ光の光軸に対して垂直な面内で回転させて、偏光フィルタ10の光学軸と偏光フィルタ10に入射するレーザ光の電気ベクトルとのなす角度θを変化させることにより、偏光フィルタ10を透過するレーザ光の強度を細かく変化させることができる。そして、これにより、フロントモニタ検出器9に入射するレーザ光の光量を高精度に調整することができるので、ボリューム抵抗を用いることなく、フロントモニタ検出器9の出力値のばらつきを抑制することが可能となる。従って、本実施の形態の光ピックアップ装置の構成によれば、CD、DVD等の光ディスクに対して情報の記録又は再生を高精度に行うことのできる小型・薄型の光ピックアップ装置を提供することができる。
【0023】
尚、本実施の形態においては、偏光フィルタ10として、水晶を用いて作製された偏光フィルタを例に挙げて説明したが、一軸性の偏光フィルタであれば、例えば、方解石等を用いて作製されたものであってもよい。
【0024】
[第2の実施の形態]
図4は、本発明の第2の実施の形態におけるフロントモニタ方式による光ピックアップ装置を示す概略構成図、図5は、本発明の第2の実施の形態における、フロントモニタ検出器に一体化された偏光フィルタを示す平面図である。尚、図4、図5において、上記第1の実施の形態の図1に示す部材と同様の機能を有する部材には同一の参照符号を付し、フロントモニタ検出器、偏光フィルタ以外の説明は省略する。
【0025】
図4、図5に示すように、フロントモニタ検出器9の受光面上には、長方形状のフィルムからなる偏光フィルタ15が固定配置され、これによりフロントモニタ検出器ユニット16が構成されている。ここで、偏光フィルタ15は、フロントモニタ検出器9の受光面の受光領域14以外の部位に塗布された接着剤等を介して、フロントモニタ検出器9の受光面上に貼り合わされている。この偏光フィルタ15は、フロントモニタ検出器9に入射するレーザ光の光軸に対して垂直な面内に1つの光学軸を有し、例えば、ポリマーフィルムを延伸処理することによって作製することができる。偏光フィルタ15の大きさは、縦1.5mm、横1.5mm、厚み0.1mmである。尚、フロントモニタ検出器ユニット16は、回転調整機構17により、フロントモニタ検出器9に入射するレーザ光の光軸に対して垂直な面内で前記光軸を中心として回転させることができるように構成されている。
【0026】
従って、本実施の形態の光ピックアップ装置の構成によれば、上記第1の実施の形態の場合と同様に、回転調整機構17により、フロントモニタ検出器ユニット16を、フロントモニタ検出器9に入射するレーザ光の光軸に対して垂直な面内で回転させて、偏光フィルタ15の光学軸と偏光フィルタ15に入射するレーザ光の電気ベクトルとのなす角度θを変化させることにより、偏光フィルタ15を透過するレーザ光の強度を細かく変化させることができる(図2、図3参照)。そして、これにより、フロントモニタ検出器9の受光領域14に入射するレーザ光の光量を高精度に調整することができるので、ボリューム抵抗を用いることなく、フロントモニタ検出器9の出力値のばらつきを抑制することが可能となる。
【0027】
また、本実施の形態のように、偏光フィルタ15とフロントモニタ検出器9とを一体化すれば、偏光フィルタの支持機構が不要となるので、光ピックアップ装置のコストダウンを図ることができる。また、光ピックアップ装置の組立工程での工数削減を実現することもできる。
【0028】
尚、本実施の形態においては、フィルムからなる偏光フィルタ15を例に挙げて説明したが、一軸性の偏光フィルタであればよく、例えば、上記第1の実施の形態で示したようなプレート状の偏光フィルタを用いてもよい。但し、光ピックアップ装置の小型・薄型化を図るためには、フィルム状の偏光フィルタを用いるのが望ましい。
【0029】
また、光ピックアップ装置の構成は、上記第1及び第2の実施の形態で示したものに限定されるものではなく、半導体レーザ1と、半導体レーザ1から出射されたレーザ光を光ディスク7の情報記録面12上に集光する集光光学系と、半導体レーザ1から光ディスク7の方向へ出射されたレーザ光の一部を受光し、受光したレーザ光の光量を監視するフロントモニタ検出器9とを備えていればよい。
【産業上の利用可能性】
【0030】
本発明によれば、ボリューム抵抗を用いることなく、フロントモニタ検出器の出力値のばらつきを抑制することが可能な光ピックアップ装置を提供することができる。従って、本発明は、CD、DVD等の光ディスクに対して情報の記録又は再生を高精度に行う光ディスクドライブの光ピックアップ装置に有用である。
【図面の簡単な説明】
【0031】
【図1】図1は、本発明の第1の実施の形態におけるフロントモニタ方式による光ピックアップ装置を示す概略構成図である。
【図2】図2は、本発明の第1の実施の形態における偏光フィルタの原理を説明するための図であり、(a)は偏光フィルタを模式的に示した平面図、(b)は偏光フィルタに入射する光(直線偏光)の電気ベクトルと偏光フィルタを透過する光の電気ベクトル成分との関係を示す模式図である。
【図3】図3は、本発明の第1の実施の形態における偏光フィルタの透過特性図である。
【図4】図4は、本発明の第2の実施の形態におけるフロントモニタ方式による光ピックアップ装置を示す概略構成図である。
【図5】図5は、本発明の第2の実施の形態における、フロントモニタ検出器に一体化された偏光フィルタを示す平面図である。
【図6】図6は、従来技術における、フロントモニタ方式による光ピックアップ装置の一般的な原理を示す図である。
【符号の説明】
【0032】
1 半導体レーザ
2 回折格子
3 コリメートレンズ
4 ハーフミラー
5 立上げミラー
6 対物レンズ
7 光ディスク
8 受光素子
9 フロントモニタ検出器
10、15 偏光フィルタ
11 APC回路
12 情報記録面
13、17 回転調整機構
14 受光領域
16 フロントモニタ検出器ユニット

【特許請求の範囲】
【請求項1】
半導体レーザと、前記半導体レーザから出射されたレーザ光を光ディスクの情報記録面上に集光する集光光学系と、前記半導体レーザから前記光ディスクの方向へ出射された前記レーザ光の一部を受光し、受光した前記レーザ光の光量を監視するフロントモニタ検出器とを備えた光ピックアップ装置であって、
前記半導体レーザと前記フロントモニタ検出器との間に一軸性の偏光フィルタが配置され、前記偏光フィルタの光学軸の方向によって、前記フロントモニタ検出器に入射する前記レーザ光の光量が調整されていることを特徴とする光ピックアップ装置。
【請求項2】
前記偏光フィルタが、前記フロントモニタ検出器に入射する前記レーザ光の光軸に対して垂直な面内に前記光学軸を有する請求項1に記載の光ピックアップ装置。
【請求項3】
前記偏光フィルタが、前記フロントモニタ検出器の受光面上に固定配置された請求項1又は2に記載の光ピックアップ装置。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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