説明

光ピックアップ装置

【課題】対物レンズアクチュエータの支持ベースの固定前にコリメートレンズを傷付ける心配がなく、塵埃の浸入、堆積によるコリメートレンズの汚れに起因した記録・再生性能の低下を抑えることもできる光ピックアップ装置を提供する。
【解決手段】対物レンズアクチュエータ2の支持ベース3を固定する前にコリメートレンズ5に対する該支持ベース3の接触を阻止する接触阻止手段として、該支持ベース3の水平方向の移動を規制する一対の移動規制壁11,11をベースシャーシ1の表面に形成する。移動規制壁11,11によって該支持ベース3とコリメートレンズ5の接触を阻止してコリメートレンズ5に傷が付かないようにする。移動規制壁11の壁長をコリメートレンズ5の直径以上として防塵壁の役目をさせ、塵埃の浸入、堆積によるコリメートレンズ5の汚れに起因した記録・再生性能の低下を抑える。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、光ディスク装置に搭載される光ピックアップ装置に関し、特に、コリメートレンズに傷が付かないように改善した光ピックアップ装置に関する。
【背景技術】
【0002】
光ディスク装置に搭載される従来の光ピックアップ装置は、ベースシャーシの裏面側にレーザーダイオード、回折格子(グレーティング)、偏光ビームスプリッター又はハーフミラー、立上げミラー、光検出器などを装着すると共に、ベースシャーシの立上げミラー上方の孔にコリメートレンズをベースシャーシの表面に露出させて装着し、ベースシャーシの表面に対物レンズアクチュエータの支持ベースを固定した構造を有している。
【0003】
このような光ピックアップ装置においては、コリメートレンズその他の光学系部品に傷が付かないように組立作業を行う必要があることは、言うまでもない。
【0004】
一方、ベースシャーシの表面から一対のストッパ壁を立設し、対物レンズアクチュエータの支持ベースをベースシャーシに搭載する際に、一対のストッパ壁を支持ベースの透光に挿通し、対物レンズホルダーの両側に一対のストッパ壁を位置させることによって、対物レンズホルダーのトラッキング方向への許容移動量を規定する光ピックアップ装置が提案されている(特許文献1)。
【0005】
また、光学ボディとアクチュエータ台のいずれか一方に球面状又は円錐状の凸部を設け、他方に設けた円形凹部又は孔に上記凸部を嵌合して、アクチュエータ台を光学ボディに対し全方向に傾斜自在として位置決めした対物レンズ位置決め機構も提案されている(特許文献2)。
【特許文献1】特開2001−319342号公報
【特許文献2】特開平8−161756号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、前述した従来の光ピックアップ装置は、コリメートレンズがベースシャーシの表面に露出しており、しかも、対物レンズアクチュエータは、位置調整等が行われてベースシャーシに接着固定されるまではベースシャーシの表面上で水平方向に移動可能であるため、この対物レンズアクチュエータの支持ベースがベースシャーシの表面に露出しているコリメートレンズと接触して、コリメートレンズに傷が付く場合があった。また、コリメートレンズに傷を付けないで組立作業を行った光ピックアップ装置であっても、コリメートレンズの両側における上記支持ベースとベースシャーシとの隙間から塵埃が浸入して経時的にコリメートレンズに堆積し、コリメートレンズが汚れて記録・再生性能の低下を招く恐れがあった。
【0007】
これらの問題は、特許文献1のように、ベースシャーシの表面から一対のストッパ壁を立設して対物レンズホルダーのトラッキング方向への許容移動量を規定することを目的とし、コリメートレンズの傷防止を全く意図しない技術を採用しても、解決することは困難であり、また、特許文献2のように、アクチュエータ台を光学ボディに対し全方向に傾斜自在として位置決めする技術を採用しても、解決することはできない。
【0008】
本発明は上記事情の下になされたもので、その解決しようとする課題は、対物レンズアクチュエータの支持ベースをベースシャーシの表面に固定する前にコリメートレンズを傷付ける心配がない光ピックアップ装置を提供することと、更に塵埃の浸入、堆積によるコリメートレンズの汚れに起因した記録・再生性能の低下を抑えることができる光ピックアップ装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記課題を解決するため、本発明に係る光ピックアップ装置は、ベースシャーシの裏面側にレーザーダイオード、回折格子、偏光ビームスプリッター又はハーフミラー、立上げミラー、光検出器などを装着すると共に、ベースシャーシの立上げミラー上方の孔にコリメートレンズをベースシャーシの表面に露出させて装着し、ベースシャーシの表面に対物レンズアクチュエータの支持ベースを固定した光ピックアップ装置において、上記対物レンズアクチュエータの支持ベースを固定する前に上記コリメートレンズに対する上記支持ベースの接触を阻止する接触阻止手段を、上記ベースシャーシの表面に形成したことを特徴とするものである。
【0010】
本発明の光ピックアップ装置においては、上記接触阻止手段として、支持ベースがコリメートレンズに接触しないように支持ベースの水平方向の移動を規制する一対の移動規制壁を、この移動規制壁と支持ベースとの間に対物レンズアクチュエータの位置調整のための移動空間が残存するように、ベースシャーシの表面に形成することが好ましく、更に、この一対の移動規制壁を、ベースシャーシ表面のコリメートレンズ両側の近傍箇所に形成することが好ましい。
【0011】
そして、本発明の一層具体化された好ましい光ピックアップ装置は、ベースシャーシの裏面側にレーザーダイオード、回折格子、偏光ビームスプリッター又はハーフミラー、立上げミラー、光検出器などを装着すると共に、ベースシャーシの立上げミラー上方の孔にコリメートレンズをベースシャーシの表面に露出させて装着し、ベースシャーシの表面に対物レンズアクチュエータの支持ベースを固定した光ピックアップ装置において、コリメートレンズに対する支持ベースの接触阻止手段として、固定前の支持ベースの脚片がコリメートレンズに接触しないように該脚片の水平方向の移動を規制する、壁長がコリメートレンズの直径以上とされた一対の移動規制壁を、この移動規制壁と上記脚片との間に対物レンズアクチュエータの位置調整のための移動空間が残存するように、上記ベースシャーシ表面のコリメートレンズ両側の近傍箇所に形成したことを特徴とするものである。
【発明の効果】
【0012】
本発明の光ピックアップ装置は、ベースシャーシの表面に形成された接触阻止手段によって、対物レンズアクチュエータの支持ベースが固定される前に該支持ベースとコリメートレンズの接触が阻止されるので、コリメートレンズに傷が付く心配は解消される。
【0013】
特に、接触阻止手段として、対物レンズアクチュエータの支持ベースがコリメートレンズに接触しないように支持ベースの水平方向の移動を規制する一対の移動規制壁を、この移動規制壁と支持ベースとの間に対物レンズアクチュエータの位置調整のための移動空間が残存するように、ベースシャーシの表面に形成した光ピックアップ装置は、一対の移動規制壁が対物レンズアクチュエータの位置調整作業を妨げる心配がなく、この一対の移動規制壁により対物レンズアクチュエータの支持ベースの水平方向の移動が規制されて、支持ベースとコリメートレンズの接触が阻止される。
【0014】
また、この一対の移動規制壁をベースシャーシ表面のコリメートレンズ両側の近傍箇所に形成した光ピックアップ装置は、両側の一対の移動規制壁の中間部にコリメートレンズが挟まれた状態で保護され、片側からコリメートレンズに向かう支持ベースの移動も、反対側からコリメートレンズに向かう支持ベースの移動も規制されて、支持ベースとコリメートレンズの接触が一層確実に阻止されるため、コリメートレンズの傷防止効果が顕著になる。
【0015】
そして、更に具体的な好ましい光ピックアップ装置のように、壁長がコリメートレンズの直径以上とされた一対の移動規制壁を、ベースシャーシ表面のコリメートレンズ両側の近傍箇所に形成したものは、上記と同様にコリメートレンズの傷防止効果が顕著になることに加えて、上記の一対の移動規制壁が防塵壁の役目を果たし、コリメートレンズの両側における対物レンズアクチュエータの支持ベースの脚片とベースシャーシの表面との隙間から塵埃が浸入するのを防止するため、塵埃の浸入、堆積によるコリメートレンズの汚れに起因した記録・再生性能の低下を抑えることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0016】
以下、図面を参照して本発明の具体的な実施形態を詳述する。
【0017】
図1は本発明の一実施形態に係る光ピックアップ装置の分解斜視図、図2は同光ピックアップ装置の底面図、図3及び図4は対物レンズアクチュエータを省略してその支持ベースのみをベースシャーシに載置した状態を示す同光ピックアップ装置の斜視図及び部分平面図、図5は対物レンズアクチュエータの支持ベースの底面図である。
【0018】
この光ピックアップ装置は、光ディスク記録・再生装置などに搭載されるものであって、図1に示すように、アルミダイカスト等の金属製のベースシャーシ1の上面には、対物レンズアクチュエータ2と、その支持ベース3が取付けられている。この対物レンズアクチュエータ2は、対物レンズ4を駆動して、光ディスクに対するフォーカス制御とトラック制御を行うもので、ベースシャーシ1の中央付近の孔に固定されてベースシャーシ1の表面に露出するコリメートレンズ5の真上に上記の対物レンズ4が位置するように位置決めされている。尚、上記支持ベース3のコリメートレンズ5に対する接触阻止手段については、後で詳細に説明する。
【0019】
一方、このベースシャーシ1の裏面側には、図2に示すように、ホルダー6aに保持されてベースシャーシ1の側壁面に取付けられたレーザーダイオード6と、このレーザーダイオード6から出たレーザービームを回折して3ビームを発生させる回折格子7と、このビームを直角に反射させるハーフミラー8と、直角に反射されたビームを更に上方に反射させる立上げミラー9が装着されており、この立上げミラー9は前記コリメートレンズ5の直下に位置している。そして、ハーフミラー8を挟んで立上げミラー9と反対側のベースシャーシ1の側壁面には、光ディスクからの反射光を検出する光検出器10が取付けられている。
【0020】
また、ベースシャーシ1の両側には、図1に示すように、軸受部1a,1bが形成されており、この軸受部1a,1bに光ディスク記録・再生装置の2本のガイド軸(主軸と副軸)を挿通することによって、ベースシャーシ1がスライド自在に光ディスク記録・再生装置に搭載されるようになっている。
【0021】
このような光ピックアップ装置は、光ディスク記録・再生装置の2本のガイド軸に沿ってトラッキング方向に移動しながら、レーザーダイオード6から発せられたレーザービームを光ディスクに照射し、光ディスクからの反射光を光検出器10で検出することによって、記録・再生が行われる。即ち、レーザーダイオード6から発せられたレーザービームは、回折格子7で3ビームに回折されて、ハーフミラー8で直角に反射され、更に立上げミラー9で上方に反射されて、コリメートレンズ5を透過し、対物レンズ4で集光されて光ディスクに照射される。そして、光ディスクで反射された光は、対物レンズ4とコリメートレンズ5を通って立上げミラー9で反射され、ハーフミラー8を透過して光検出器10で検出されることにより、記録・再生が行われるようになっている。
【0022】
この光ピックアップ装置の大きい特徴は、対物レンズアクチュエータ2の支持ベース3をベースシャーシ1の表面に接着固定する前に、コリメートレンズ5に対する支持ベース3の接触を阻止する接触阻止手段として、支持ベース3の水平移動を規制する一対の移動規制壁11,11をベースシャーシ1の表面に形成したところにある。
【0023】
即ち、対物レンズアクチュエータの支持ベース3は、図5に示すように、左右一対の脚片3a,3aが裏側へ折曲げ加工されて形成されており、一方、コリメートレンズ5は、前述したようにベースシャーシ1の表面に露出するようにベースシャーシ1の中央付近の孔に固定されているため、対物レンズアクチュエータ2を位置決めしてその支持ベース3を接着固定するまでは、支持ベース3がベースシャーシ1の表面を水平方向に移動し、支持ベース3の左右の脚片3a,3aがコリメートレンズ5に接触してコリメートレンズ5を傷付ける場合がある。そこで、この光ピックアップ装置においては、コリメートレンズ5に対する支持ベース3の脚片3a,3aの接触阻止手段として、図1〜図4に示すように、固定前の支持ベース3の脚片3a,3aがコリメートレンズ5に接触しないように脚片3a,3aの水平方向の移動を規制する一対の移動規制壁11,11を、この移動規制壁11,11と支持ベース3の脚片3a,3aとの間に対物レンズアクチュエータの位置調整のための移動空間12(図4参照)が残存するように、ベースシャーシ1表面のコリメートレンズ5両側の近傍箇所に形成している。この対物レンズアクチュエータの位置調整用の移動空間12は、支持ベース3の脚片3a,3aとコリメートレンズ5との間隔よりも小さく設定する必要があり、脚片3a,3aとコリメートレンズ5との間隔よりも移動空間12を大きく設定すると、脚片3a,3aが移動規制壁11,11に当たって支持ベース3の水平移動が規制される前に、脚片3a,3aがコリメートレンズ5に接触して傷を付ける不都合が生じる。
【0024】
上記のように左右一対の移動規制壁11,11を設けると、コリメートレンズ5は両側の移動規制壁11,11の間に挟まれた状態で保護され、片側からコリメートレンズ5に向かう支持ベース3の脚片3aの移動も、反対側からコリメートレンズ5に向かう支持ベース3の脚片3aの移動も、移動規制壁11,11により規制されて、コリメートレンズ5に対する支持ベース3の脚片3aの接触が確実に阻止されるため、コリメートレンズ5に傷が付くのを防止することができる。しかも、移動規制壁11,11と支持ベース3の脚片3a,3aとの間には、対物レンズアクチュエータ2の位置調整のための移動空間12が残存しているため、対物レンズアクチュエータ2の位置調整作業に支障を来す心配もない。
【0025】
また、左右の移動規制壁11,11の壁長が、上記のようにコリメートレンズ5の直径以上であると、これらの移動規制壁11,11が防塵壁の役目を果たし、コリメートレンズ5の両側における支持ベース3の脚片3aとベースシャーシ1の表面との隙間から塵埃が浸入するのを防止するため、塵埃の浸入、堆積によるコリメートレンズ5の汚れに起因した記録・再生性能の低下を抑えることもできる。
【0026】
この実施形態では、左右一対の移動規制壁11,11を、支持ベース3の左右の脚片3a,3aの外側に、対物レンズアクチュエータ2の位置調整用の移動空間12を残して形成しているが、支持ベース3の左右の脚片3a,3aの内側に左右一対の移動規制壁11,11を位置調整用の移動空間12を残して形成するようにしても勿論よく、その場合も上記と同様に、支持ベース3の脚片3a,3aがコリメートレンズ5に接触しないように水平移動を確実に阻止することができる。また、移動規制壁11,11の壁長は、コリメートレンズ5の直径より短くてもよく、その場合は防塵壁としての作用は低下するけれども、上記と同様に支持ベース3の水平移動を確実に阻止してコリメートレンズ5を保護することができる。
【0027】
以上、代表的な実施形態を挙げて本発明の光ピックアップ装置を説明したが、本発明は上記の実施形態のみに限定されるものではなく、ハーフミラーに代えて偏光ビームスプリッターを組み込んだ光ピックアップ装置、例えば、レーザーダイオードから発せられたレーザービームを回折格子で3ビームに回折して偏光ビームスプリッターを透過させ、立上げミラーで上方に反射させて、コリメートレンズ、対物レンズを経て光ディスクに照射すると共に、光ディスクで反射して戻ってきた光を偏光ビームスプリッターで光検出器へ送って検出することにより、記録・再生を行うようにした光ピックアップ装置などにも、勿論、適用可能なものである。
【図面の簡単な説明】
【0028】
【図1】本発明の一実施形態に係る光ピックアップ装置の分解斜視図である。
【図2】同光ピックアップ装置の底面図である。
【図3】対物レンズアクチュエータを省略してその支持ベースのみをベースシャーシに載置した状態を示す同光ピックアップ装置の斜視図である。
【図4】対物レンズアクチュエータを省略してその支持ベースのみをベースシャーシに載置した状態を示す同光ピックアップ装置の部分平面図である。
【図5】対物レンズアクチュエータの支持ベースの底面図である。
【符号の説明】
【0029】
1 ベースシャーシ
2 対物レンズアクチュエータ
3 対物レンズアクチュエータの支持ベース
4 対物レンズ
5 コリメートレンズ
6 レーザーダイオード
7 回折格子
8 ハーフミラー
9 立上げミラー
10 光検出器
11 移動規制壁
12 対物レンズアクチュエータの位置調整のための移動空間

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ベースシャーシの裏面側にレーザーダイオード、回折格子、偏光ビームスプリッター又はハーフミラー、立上げミラー、光検出器などを装着すると共に、ベースシャーシの立上げミラー上方の孔にコリメートレンズをベースシャーシの表面に露出させて装着し、ベースシャーシの表面に対物レンズアクチュエータの支持ベースを固定した光ピックアップ装置において、
上記コリメートレンズに対する上記支持ベースの接触阻止手段として、固定前の上記支持ベースの脚片が上記コリメートレンズに接触しないように該脚片の水平方向の移動を規制する、壁長が上記コリメートレンズの直径以上とされた一対の移動規制壁を、この移動規制壁と上記脚片との間に上記対物レンズアクチュエータの位置調整のための移動空間が残存するように、上記ベースシャーシ表面のコリメートレンズ両側の近傍箇所に形成したことを特徴とする光ピックアップ装置。
【請求項2】
ベースシャーシの裏面側にレーザーダイオード、回折格子、偏光ビームスプリッター又はハーフミラー、立上げミラー、光検出器などを装着すると共に、ベースシャーシの立上げミラー上方の孔にコリメートレンズをベースシャーシの表面に露出させて装着し、ベースシャーシの表面に対物レンズアクチュエータの支持ベースを固定した光ピックアップ装置において、
上記対物レンズアクチュエータの支持ベースを固定する前に上記コリメートレンズに対する上記支持ベースの接触を阻止する接触阻止手段を、上記ベースシャーシの表面に形成したことを特徴とする光ピックアップ装置。
【請求項3】
上記接触阻止手段として、上記支持ベースが上記コリメートレンズに接触しないように上記支持ベースの水平方向の移動を規制する一対の移動規制壁を、この移動規制壁と上記支持ベースとの間に上記対物レンズアクチュエータの位置調整のための移動空間が残存するように、上記ベースシャーシの表面に形成したことを特徴とする請求項2に記載の光ピックアップ装置。
【請求項4】
上記一対の移動規制壁を、上記ベースシャーシ表面のコリメートレンズ両側の近傍箇所に形成したことを特徴とする請求項3に記載の光ピックアップ装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2008−84362(P2008−84362A)
【公開日】平成20年4月10日(2008.4.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−259880(P2006−259880)
【出願日】平成18年9月26日(2006.9.26)
【出願人】(000201113)船井電機株式会社 (7,855)
【Fターム(参考)】