説明

光ファイバケーブル及び光ファイバケーブルの製造方法

【課題】中間後分岐作業を容易に行うことができる光ファイバケーブルを提供する。
【解決手段】外周部に収納溝12が形成され、前記収納溝12内に光ファイバが収容されたスロットロッド10の外周に、粗巻き紐30と、押え巻テープ40と、シース60と、を順に施してなる光ファイバケーブルにおいて、粗巻き紐30と押え巻テープ40はスロットロッド10の外周に同方向かつ同ピッチで螺旋状に巻かれており、押え巻テープ40は、粗巻き紐30と重ならないように隙間を持たせて施され、その上に前記シースが施されており、粗巻き紐30とシース60は融着している。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、中間後分岐を容易に行うことができる光ファイバケーブル及び光ファイバケーブルの製造方法に関する。
【背景技術】
【0002】
代表的な光ファイバケーブルとしてスロット型光ファイバケーブルがある。スロット型光ファイバケーブルは、外周部に収納溝を有するスロットロッドと、各収納溝内に収容された光ファイバと、光ファイバが収容されたスロットロッドの外周部に巻かれる押え巻テープと、押え巻テープが巻かれたスロットロッド全体を被覆するシース等からなる。
光ファイバは、たとえば、複数本の光ファイバを樹脂で一体化してテープ状にした光ファイバテープ心線として収容される。
【0003】
一方、スロット型光ファイバケーブルの製造時には、収納溝にテープ心線を収納後、粗巻き紐を巻きつけ、テープ心線が収納溝から脱落することを防止する。そして、その上から押え巻テープを螺旋巻きまたは縦添えにて施し、その後、押え巻テープの外側に高温の熱可塑性樹脂を塗布することによりシースを形成する。
【0004】
スロット型光ファイバケーブルの敷設後の作業として、光ファイバケーブルに収容された光ファイバテープ心線のうちの1心または数心を取り出して、他の光ファイバと接続する中間後分岐作業を行う場合がある。この中間後分岐では、まず外部からシースを専用工具等を用いて切り裂いて、さらに押え巻テープおよび粗巻き紐をカッター等を用いて切断してスロットロッドに収納された光ファイバテープ心線を取り出す。
【0005】
スロットロッドの収納溝の形状としては、収納溝がスロットロッドの長手方向に一方向の螺旋状に形成されたS型と、所定の長さで螺旋方向が反転するSZ型の2種類がある。SZ型の収納溝を有するスロット型光ファイバケーブルは、光ファイバケーブルの途中で収納溝から容易にテープ心線を引き出すことができ、中間後分岐に適している。
【0006】
FTTH(Fiber To The Home)の普及等もあって、中間後分岐作業を行う頻度が増加しており、中間後分岐作業が容易に行える光ファイバケーブルが求められている。
中間後分岐作業が容易に行える光ファイバケーブルとしては、たとえば、光ファイバテープ心線に光ファイバ同士の間を長手方向に沿って切り離すことで光ファイバが単心毎あるいは複数心毎に分離された分断部が設けられ、該分断部がSZ型スロットロッドの螺旋の向きが反転する位置に配置されるように収納されている光ファイバケーブルが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、リサイクル性を考慮した光ファイバケーブルとして、押え巻テープを隙間が形成されるように巻き、隙間から露出した部分の粗巻き紐をシースに融着させた光ファイバケーブルが提案されている(例えば、特許文献2参照)。
【0007】
【特許文献1】特開2005−062427号公報
【特許文献2】特開2008−107757号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
前述したように、中間後分岐作業において、光ファイバケーブルから光ファイバを取り出すには、取り出す位置の近傍の数10cmにわたりシースを剥ぎ取り、押え巻テープと粗巻き紐をカッター等で切断する必要がある。この作業において、作業者はカッターで光ファイバテープ心線を傷つけないよう細心の注意を払う必要がある。
【0009】
特許文献1に記載の構造では、光ファイバテープ心線の取り出し、および光ファイバテープ心線取り出し後の光ファイバの分岐作業を容易かつ迅速に行うことができるとされているが、光ファイバケーブルから光ファイバテープ心線を取り出す作業については考慮されていない。
【0010】
また、特許文献2に記載の光ファイバケーブルを中間後分岐する場合は、シースを剥ぎ取る際に押え巻の下で溶け残った粗巻き紐がシースに張り付いて引っ張られ引きちぎれることにより、シースを剥ぎ取ると同時に粗巻き紐を切断することができるとされているが、シース剥ぎ取り時の力が増すためにシース剥ぎ取り作業が困難となったり、引っ張られた粗巻き紐が押え巻テープをずらしたりスロットをしごいたりして、光ファイバを収納したスロットロッドにダメージを与えることがある。
【0011】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、中間後分岐作業、特に光ファイバケーブルから光ファイバテープ心線を取り出す作業を容易に行うことができ、かつ光ファイバを収納したスロットロッドにダメージを与えることがない光ファイバケーブルとその製造方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0012】
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、外周部に収納溝が形成され、前記収納溝内に光ファイバが収容されたスロットロッドの外周に、粗巻き紐と、押え巻テープと、シースと、を順に施してなる光ファイバケーブルにおいて、前記粗巻き紐と前記押え巻テープは前記スロットロッドの外周に同方向かつ同ピッチで螺旋状に巻かれており、前記押え巻テープは、前記粗巻き紐と重ならないように隙間を持たせて施され、その上に前記シースが施されており、前記粗巻き紐と前記シースは融着していることを特徴とする。
【0013】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の光ファイバケーブルであって、前記粗巻き紐および前記シースはいずれもポリエチレンからなることを特徴とする。
【0014】
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の光ファイバケーブルであって、前記押え巻テープと押え巻テープの間に形成される隙間の幅Wは15mm以下であることを特徴とする。
【0015】
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか1に記載の光ファイバケーブルであって、前記収納溝は、所定の長さで螺旋方向が反転するSZ型の収納溝であり、前記粗巻き紐と粗巻き紐の間に形成される隙間の幅Vは、前記SZ型の収納溝の反転ピッチの1/6以下であることを特徴とする。
【0016】
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4に記載の光ファイバケーブルを製造する方法であって、スロットロッドの収納溝内に光ファイバを収容する工程と、前記スロッドロッドの外周部に粗巻き紐を螺旋状に巻きつける工程と、前記粗巻き紐が巻きつけられたスロットロッドの外周に前記粗巻き紐と同ピッチで、前記粗巻き紐の全てが露出するように隙間を持たせて押え巻テープを螺旋状に巻きつける工程と、押え巻テープの外周部に、熱可塑性樹脂を塗布し固化させることでシースを形成する工程と、を含み、前記シースを形成するときの熱で前記粗巻き紐と前記シースを融着させることを特徴とする。
【発明の効果】
【0017】
本発明によれば、中間後分岐作業を容易に行うことができ、かつ光ファイバを収納したスロットロッドにダメージを与えることがない光ファイバケーブルとその製造方法を提供することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0018】
以下、本発明について詳細に説明する。
図1は本発明の第1の実施形態に係る光ファイバケーブル1を示す側面図であり、図2は図1のII−II矢視断面図である。図1、図2に示すように、光ファイバケーブル1は、スロットロッド10と、光ファイバテープ心線20と、粗巻き紐30と、押え巻テープ40とシース60と、から概略構成される。
【0019】
スロットロッド10の中心には、張力を負担するテンションメンバ11が設けられている。テンションメンバ11は例えば鋼線である。なお、複数本の鋼線を撚り合わせて用いてもよい。
【0020】
また、スロットロッド10の外周部には、スロットロッド10の周方向に間隔を空けて長手方向に延在する複数の収納溝12が設けられており、図1では5つのSZ型の収納溝12が設けられている。各収納溝12には、光ファイバテープ心線20が複数枚積層されてそれぞれ収容される。
【0021】
図3は1つの収納溝12の拡大断面図である。図3に示すように、光ファイバテープ心線20は、複数本の光ファイバ21を一列に配列して被覆材22により一括被覆してテープ状に形成されている。被覆材22としては、例えばUV硬化樹脂等を用いることができる。
なお、図2、図3においては、8本の光ファイバ21が一列に配列され、被覆材22により一括被覆した8心の光ファイバテープ心線20を用い、1つの収納溝12内に10枚の光ファイバテープ心線20が積層された例を示しているが、1枚の光ファイバテープ心線内の光ファイバ心線数および1つの収納溝内の光ファイバテープ心線の積層数はこれに限定されない。
【0022】
収納溝12に光ファイバテープ心線20が収容された状態で、スロットロッド10の外側に粗巻き紐30が螺旋状に巻きつけられる。粗巻き紐30は収納溝12から光ファイバテープ心線20が脱落するのを防止する。
【0023】
粗巻き紐30が巻きつけられたスロッドロッド10の外側には、さらに押え巻テープ40が螺旋状に巻き付けられる。この押え巻テープ40の巻き方を横巻きと呼ぶ。このとき、押え巻テープ40は、粗巻き紐30と同方向かつ同じピッチで巻かれ、かつ、粗巻き紐30の全てが露出するように幅Wの隙間41を持たせて施される。なお、押え巻テープ40としては、一般的に不織布が用いられる。
【0024】
次に、スロッドロッド10の外周に、粗巻き紐30、押え巻テープ40が巻きつけられたケーブルコアの外側に、シース60となる融解した160〜220℃の熱可塑性樹脂を塗布する。このとき、熱可塑性樹脂を施すときの熱により、押え巻テープ40の隙間41から露出している粗巻き紐30が溶融する。さらに熱可塑性樹脂の温度が低下し固化すると、シース60が形成されるが、ことのきシース60の内側では、粗巻き紐30が、シース60と融着し、一体化する。
粗巻き紐30は、シース60とは同じ材料からなるものとすれば、シース60と融着、一体化しやすい。シース60としては例えば160〜220℃の温度で融解する熱可塑性樹脂を用いることができ、ポリエチレン(PE)を用いるのが一般的である。したがって、粗巻き紐30としてもポリエチレン(PE)からなるものを用いることが好ましい。
以上により、光ファイバケーブル1が完成する。
【0025】
このように形成された光ファイバケーブル1に対して中間後分岐作業を行う場合には、粗巻き紐30がシース60と融着しているため、シース60を剥ぎ取ると同時に粗巻き紐30も剥ぎ取ることができる。また、このとき押え巻テープには力が加わることがないため、押え巻テープをずらしたりスロットをしごいたりして、光ファイバを収納したスロットロッドにダメージを与えることがない。
また、シース60と粗巻き紐30剥ぎ取り後は、押え巻テープのみが巻かれている状態となるため、刃物で粗巻き紐30を切断する必要がなく、中間後分岐作業を容易に行うことができる。
【0026】
さらに、押え巻テープと押え巻テープの間に形成される隙間41の幅Wは15mm以下とするとシースの食い込みを0.5mm未満に抑えることができる。
なお、ここで言う「シースの食い込み」とは、収納溝12の左右の上端を結んだ直線上から収納溝12内部へシース60が落ち込んだ量を意味する。シースの食い込みが0.5mm以上の場合は、光ファイバケーブルを曲げた時や温度伸縮時に収納溝内で光ファイバテープ心線が撓むのを吸収するスペースが足りなくなるため、機械特性や温度特性が劣化してしまう問題が生じることがある。
【0027】
また、収納溝が、所定の長さで螺旋方向が反転するSZ型の収納溝である場合は、粗巻き紐と粗巻き紐の間に形成される隙間31の幅Vを、SZ型の収納溝の反転ピッチの1/6以下とすると、ケーブル製造時に収納溝から光ファイバテープ心線が飛び出してしまう現象が抑制される。
なお、ここで言う「反転ピッチ」とは、収納溝の螺旋方向が反転するある位置から次の反転位置までの距離のことである。
【0028】
以下、実施例を用いて本発明をさらに詳細に説明する。
図1に示すような、粗巻き紐30と押え巻テープ40を同方向かつ同ピッチで螺旋状に巻き、押え巻テープ40が、粗巻き紐30の全てが露出するように隙間41を持たせて施された光ファイバケーブルを製造し、光ファイバケーブルの中間50cmのシースを剥ぎ取り、中間後分岐作業性を評価した。
スロットロッド10は直径が9mmの周方向に5つの収納溝を有するSZ型スロットロッドを用い、各収納溝12には厚さ0.3mmの4心光ファイバテープ心線20を5枚積層させて収納した。表1に示す実施例1〜6においては、1本の各種粗巻き紐30を右巻きに巻き、さらに粗巻き紐30の全てが露出するように厚さ0.17mmの不織布からなる押え巻テープ40を粗巻き紐30と同ピッチで右巻きに巻いた。
比較例1においては、押え巻テープ40を粗巻き紐30と異なるピッチで巻き、粗巻き紐30が間欠的に露出するようにした。比較例2においては、押え巻テープ40を粗巻き紐30と同ピッチで巻いたが、押え巻テープ40と粗巻き紐30が一部重なるように施した。
このようにして製造したケーブルコアの外周に180℃で融解させた厚さ1.7mmのポリエチレンからなるシース60を施した。
【0029】
【表1】

【0030】
ここで、シースと粗巻き紐の一括除去性は、シースを剥がすと同時に粗巻き紐も完全にはがれる場合を○とし、粗巻き紐の一部がスロットロッドに残る場合を×とした。また、押え巻きテープの巻きずれ・切れの評価基準は、シース除去時に押え巻テープ40の巻きずれや切れがあったものを×とし、押え巻テープ40の巻きずれや切れがなかったものを○とした。さらに、テープ心線飛び出しの評価基準は、製造時に収納溝から光ファイバテープ心線が飛び出してしまう現象が観察されたものを×、観察されなかったものを○とした。また、シース食い込みの評価基準は、0.5mm以上の食い込み量を×、それ未満の場合を○とした。
【0031】
表1に示すように、押え巻テープと粗巻き紐とが同方向かつ同じピッチで巻かれ、かつ、粗巻き紐の全てが露出するように隙間を持たせて施されている実施例1〜6においてはシースを剥ぎ取ると同時に粗巻き紐が剥ぎ取られまた、シース除去時に押え巻テープ40の巻きずれや切れが発生せず、中間後分岐作業性が良好であった。
【0032】
一方、押え巻テープ40を、粗巻き紐30と異なるピッチで巻き、粗巻き紐30が間欠的に露出している比較例1、および、粗巻き紐の見かけ上の幅が3.1mmであるのに対し、押え巻テープ40の隙間41の幅Wが2.5mmであり、押え巻テープ40と粗巻き紐30が一部重なるように施されている比較例2ではシース除去時に押え巻テープ40の巻きずれや切れが発生した。
なお、見かけ上の幅とは、スロットロッド軸方向に粗巻き紐の幅を測定したときの値であり、押え巻テープの隙間との大小関係を比較するための指標である。
【0033】
また、押え巻テープ40の隙間41の幅Wが15mmを超える実施例5は、伝送特性に影響を及ぼすと考えられる溝内へのシース食い込みが観察された。更に、粗巻き紐の隙間31の幅VがSZ型の収納溝の反転ピッチの1/6(この場合30mm)を超える実施例6は、収納溝から光ファイバテープ心線が飛び出してしまう現象が観察された。
【0034】
なお、本発明は、上記実施の形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、種々の改良並びに設計の変更を行ってもよい。たとえば、上記実施形態例においては、粗巻き紐30を1本のみ施した例を示したが、本発明はこれに限ることはなく、粗巻き紐30を2本あるいは3本施してもよい。
また、押え巻テープ40を手作業で容易に切断することができるように、押え巻テープ40の幅方向の両端に所定の間隔で切り込みを入れたり、微細なミシン目を入れる等の易切断加工を施してもよい。このような押え巻テープ40として、例えば、マジックカット(登録商標)テープ(アサヒ化成パックス社製)等を用いることができる。
【図面の簡単な説明】
【0035】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る光ファイバケーブル1を示す側面図である。
【図2】図1のII−II矢視断面図である。
【図3】収納溝12を示す拡大断面図である。
【符号の説明】
【0036】
1 光ファイバケーブル
10 スロットロッド
12 収納溝
21 光ファイバ
30 粗巻き紐
31 隙間V
40 押え巻テープ
41 隙間W
60 シース

【特許請求の範囲】
【請求項1】
外周部に収納溝が形成され、前記収納溝内に光ファイバが収容されたスロットロッドの外周に、粗巻き紐と、押え巻テープと、シースと、を順に施してなる光ファイバケーブルにおいて、
前記粗巻き紐と前記押え巻テープは前記スロットロッドの外周に同方向かつ同ピッチで螺旋状に巻かれており、
前記押え巻テープは、前記粗巻き紐と重ならないように隙間を持たせて施され、
その上に前記シースが施されており、
前記粗巻き紐と前記シースは融着していることを特徴とする光ファイバケーブル。
【請求項2】
前記粗巻き紐および前記シースはいずれもポリエチレンからなることを特徴とする請求項1に記載の光ファイバケーブル。
【請求項3】
前記押え巻テープと押え巻テープの間に形成される隙間の幅Wは、15mm以下であることを特徴とする請求項1または2に記載の光ファイバケーブル。
【請求項4】
前記収納溝は、所定の長さで螺旋方向が反転するSZ型の収納溝であり、前記粗巻き紐と粗巻き紐の間に形成される隙間の幅Vは、前記SZ型の収納溝の反転ピッチの1/6以下であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1に記載の光ファイバケーブル。
【請求項5】
請求項1〜4に記載の光ファイバケーブルを製造する方法であって、
スロットロッドの収納溝内に光ファイバを収容する工程と、
前記スロッドロッドの外周部に粗巻き紐を螺旋状に巻きつける工程と、
前記粗巻き紐が巻きつけられたスロットロッドの外周に前記粗巻き紐と同ピッチで、前記粗巻き紐の全てが露出するように隙間を持たせて押え巻テープを螺旋状に巻きつける工程と、
押え巻テープの外周部に、熱可塑性樹脂を塗布し固化させることでシースを形成する工程と、を含み、
前記シースを形成するときの熱で前記粗巻き紐と前記シースを融着させることを特徴とする光ファイバケーブルの製造方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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