説明

光媒体に光ドライブ互換性情報を埋設するシステムおよび方法

【課題】本発明は光媒体と光ドライブの互換性を決定するため光媒体の光ドライブ認識を更新するシステムおよび方法を提供することを目的としている。
【解決手段】 光媒体14へ書込むための情報を発生する処理コンポーネント10と、処理コンポーネントとインターフェースし、光媒体14からの情報を読取るように動作する光ピックアップ装置16を有する光ディスクドライブ12と、光ピックアップ装置16とインターフェースし、光ピックアップ装置16による光媒体14からの埋設された互換性情報の読取を管理する互換性エンジン28とを備え、この互換性情報は光媒体14上の光ディスクドライブ12により行われる動作における光ディスクドライブ12に対する物理的損傷に関連しており、互換性エンジン28はさらに光媒体14を有する光ディスクドライブ12により許容される動作を変更するための互換性情報を適用するように動作可能であることを特徴とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は光媒体に情報を記憶する分野に関し、特に光媒体に光ドライブ互換性情報を埋設するシステムおよび方法に関する。
【背景技術】
【0002】
情報の価値および使用が増加し続けるにつれて、個人およびビジネスは情報を処理し記憶するための付加的な方法を求めている。ユーザに利用可能な1つの選択肢は情報処理システムである。情報処理システムは通常、ビジネス、個人、またはその他の目的で情報またはデータを処理し、編集し、記憶し、およびまたは通信し、ユーザが情報の価値を利用することを可能にする。技術および情報処理の必要度および要求は異なるユーザまたは応用で変化するので、情報処理システムはどんな情報が処理されるか、どのようにして情報が処理されるか、どの程度の量の情報が処理され、記憶され、または通信されるか、どのくらい迅速および効率的に情報が処理され、記憶され、または通信されるかに関しても変化する。情報処理システムの変化は情報処理システムが一般的であるか、または財務トランザクション処理、航空機予約、企業のデータ記憶、またはグローバル通信のような特別なユーザまたは特別な使用のために構成されることを可能にする。さらに、情報処理システムは、情報を処理し、記憶し、通信するように構成されることができ、1以上のコンピュータシステム、データ記憶システム、ネットワーク化システムを含むことのできる種々のハードウェアおよびソフトウェアコンポーネントを含むことができる。
【0003】
情報処理システムはしばしば、画像、ビデオまたはオーディオ情報を生成または記憶する応用等の、特にマルチメディア応用の使用では記憶されるべき比較的多量の情報を生成する。ハードディスクドライブの記憶容量は多数の情報処理システムユーザの永久的な記憶要求を満たすために過去数年にわたって増加しているが、可搬性の磁気ディスク記憶容量は大きく停滞した状態のままである。結果として、情報処理システムユーザは可搬方法で情報を記憶するためのさらに実用的な解決策として、光記憶媒体に益々目を向けている。光記憶媒体は通常、レーザにより光材料を変形することにより情報を記憶し、光材料をレーザで照射し、光材料から反射されるレーザ光を測定することにより情報を読取る。光記憶媒体は、情報の記憶および読取に赤外線レーザを使用するコンパクトディスク(CD)と、赤色レーザを使用するデジタル多能性ディスク(DVD)と、情報の記憶および読取に青色レーザを使用する青色光ディスク(BD)を含む種々の形態である。レーザの波長がその寸法において減少するとき、光媒体は通常、より多量の情報を記憶することができる。
【発明の開示】
【発明の要約】
【0004】
光媒体の使用の1つの難点は、光媒体で使用される材料および設計のタイプにしたがって、光ディスクドライブがしばしば品質を変えて情報を異なる光媒体に書込むために、広範囲の材料および設計がしばしば光媒体の製造に使用されることである。光媒体の種々の材料および設計を補償するため、光ディスクの製造業者は典型的に、各光媒体へ情報を書込むのに使用するための書込み方法を開発するのに利用可能になったとき、各タイプの光媒体を試験する。書込み方法は、情報を書込むための所望の正確度を得るために、レーザのパワー設定のような、レーザにより情報を書込むために使用されるパラメータを変化させる。書込み方法は典型的に、各タイプの光媒体の特有の識別コードとの関連により光ディスクドライブファームウェア中に記憶される。特有の識別コードは標準化されたフォーマットを使用して光媒体に埋設され、それによって光ディスクドライブは挿入された光媒体から識別コードを読取り、ファームウェア中に記憶されている識別コードと関連される書込み方法の書込みパラメータを設定できる。埋設された情報の使用は、光ドライブが媒体の特性に基づいて書込み方法をダイナミックに調節することを可能にするが、光ドライブがエンドユーザに配備された後、光ドライブはドライブの製造後に公開された光媒体の新たに発行された識別コードを認識しない。幾つかの光ドライブ製造業者は更新された識別テーブルと、インターネットでダウンロードするような書込み方法を提供するが、ユーザはほとんど光ドライブファームウェアを更新せず、このようなファームウェアの更新の有用性または所望性を知らないことが多い。幾つかの例では、適切な識別および現在の書込み方法の適切な使用をせずに、光ディスクドライブから光媒体へ情報を書込む試みは、光ピックアップ装置の損傷またはレーザの消耗のような光ドライブに対する物理的で、破局的な損傷さえも生じる。代わりに、認識されていない光媒体に書込まれる情報は時には検索可能ではない。同様に、稀なケースでは、光ドライブはそれらの読取またはサーボ動作に関してある媒体設計との互換性がないことが示されている。このような状態が生じるとき、光ディスクドライブまたは光媒体の製造業者は通常、ユーザにリスクを警告し、または高価であるが光媒体の回収を請負う。
【0005】
それ故、光媒体と光ドライブの互換性を決定するために光媒体の光ドライブ認識を更新するシステムおよび方法が必要とされている。
【0006】
本発明によれば、光媒体と光ディスクドライブの互換性を決定するための従来の方法およびシステムに関連する欠点と問題を実質的に減少するシステムおよび方法が提供される。光媒体に埋設されている互換性情報は、光媒体との互換性のない光ディスクドライブが物理的損傷を光ディスクドライブに与える互換性のない動作を行うことを阻止する。光ディスクドライブにより可能にされる動作は、不所望な結果を制限するために互換性のない光媒体により変更される。
【0007】
特に、光媒体に埋設された互換性テーブルは、光ディスクドライブ動作が光媒体により行われる場合には物理的損傷の危険が存在するので、光媒体との物理的互換性がないファームウェアバージョンにより光ディスクドライブを識別する。埋設された互換性情報は光ディスクドライブの光媒体の最初の挿入時に読取られ、光ディスクドライブに関連する互換性エンジンにより解析され、それによって光媒体を有する光ディスクドライブによって許容される動作に対する適切な変更を決定する。例えば書込み容量のディスエーブルのような一貫した動作に不適合性が生じるか、互換性テーブルにおける限定された変更にしたがってもよい。光ディスクドライブの動作に対する変更の1例は、挿入された光媒体を使用する前に、光ディスクドライブのファームウェアを更新するようにユーザに命令する関連する情報処理システムのユーザに対するインターフェースの表示である。ファームウェアの更新は代わりに情報処理システムで動作する光ドライブファームウェア更新エンジンで自動的にサポートされる。
【0008】
本発明は多くの重要な技術的利点を与える。重要な技術的利点の1例は、識別および互換性情報が光媒体に埋設され、それによって光媒体と不適合の光ディスクドライブが損傷を免れることである。例えば、光媒体に埋設される光ディスクドライブとファームウェアバージョンのリストは、光ディスクドライブにより光媒体へ書込む試行が破局的損傷を生成することを示している。挿入された光媒体との不適合が決定されたとき、光ディスクドライブはユーザにリスクの警告と、損傷に対して保護するようにファームウェア更新を得るための命令を表示する。したがって、情報処理システムのユーザはシステムに対する損傷を避け、光媒体をドライブのために使用可能にすることを助ける命令を得る。代わりに不適合の検出はインターネットダウンロードまたは光媒体自体からのダウンロードのように、不適合を補正するためにファームウェア更新の光ディスクドライブへの自動的なダウンロードを生じる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0009】
添付図面を参照することにより本発明は良好に理解され、その複数の目的および利点は当業者に明白になるであろう。幾つかの図面を通して同一の参照符号の使用は同一または類似のエレメントを示している。
光媒体に埋設されている互換性情報を読取り適用することによって、光ディスクドライブは不適合の光媒体により誘発される損傷から保護される。互換性情報は光ディスクドライブにより可能にされる動作を変更するため関連された情報処理システムと協動して与えられる。この説明の目的に対して、情報処理システムはビジネス、科学、制御その他の目的で、任意の形態の情報、インテリジェンスまたはデータを計算し、分類し、処理し、送信し、受信し、検索し、発生し、切換え、記憶し、表示し、明示し、検出し、記録し、再生し、処理し、または使用するために動作可能な任意の手段または手段の集合を含むことができる。例えば情報処理システムはパーソナルコンピュータ、ネットワーク記憶装置、または任意の他の適切なコンピュータシステムまたは装置であってもよく、寸法、形状、性能、機能、価格において変化してもよい。情報処理システムはランダムアクセスメモリ(RAM)、中央処理装置(CPU)またはハードウェアまたはソフトウェア制御論理装置のような1以上の処理リソース、ROMおよび/またはその他のタイプの不揮発性メモリを含むことができる。情報処理システムの付加的なコンポーネントは1以上のディスクドライブ、外部装置と通信するための1以上のネットワークポートおよびキーボード、マウス、ビデオディスプレイのような種々の入出力(I/O)装置を含むことができる。情報処理システムはまた種々のハードウェアコンポーネント間で通信を送信するように動作可能な1以上のバスを含むことができる。
【0010】
図1を参照すると、ブロック図はBDディスクのような光媒体14に埋設された互換性情報を適用するために構成された光ディスクドライブ12を有する情報処理システム10を示している。光ディスクドライブ12は光媒体14を照射するレーザと、レーザにより光媒体14から反射された光を受光し測定する光ピックアップとを含んでいる光ピックアップ装置16を有する。光媒体の最初の挿入時に、光ピックアップ装置18は適切なフォーマットで光媒体14の情報記憶領域20と相互作用するようにそれ自体を構成するため、光媒体14の埋設された領域から埋設された情報を読取る。読取エンジンは光媒体で使用されるDVDまたはCDフォーマットのような光媒体のタイプを決定するために埋設された光媒体識別情報を読取り、情報を読取るために光媒体を照射するための適切なレーザおよびレーザ設定を使用するように光ピックアップ装置を構成する。書込みエンジン24は情報を光媒体へ書込むための書込み方式テーブル26から適切な書込み方式を選択するように光媒体識別情報を適用する。光媒体識別情報が読取りエンジン22または書込みエンジン26により認識されないならば、デフォルト読取および書込み方式は恐らく媒体で有効なドライブに特有ではない書込み方式情報を使用して、光媒体14から情報を読取り、書込むために与えられる。
【0011】
光ディスクドライブ12、特に光ピックアップ装置16への物理的損傷のリスクを減少するために、互換性エンジン28は互換性テーブル30を検索するために埋設された情報領域18から埋設された情報を読取る。互換性テーブル30は光ディスクドライブまたは媒体への物理的損傷のリスクを導入する光媒体14との物理的な不適合性を有する光ディスクドライブを識別する光ディスクドライブ識別コードを含んでいる。さらに、各光ディスクドライブに対しては、互換性テーブル30は不適合性および、不適合性を補正するためファームウェアバージョン更新を有する更新情報を有するファームウェアバージョンまたは光ディスクドライブのバージョンを識別する。識別子は、光媒体当りのテーブルエントリ数を最少にするために、光ディスクドライブの解放と、光ディスクドライブのファームウェアに対する変更との間で静的状態に維持され、それによって互換性テーブル30は埋設された領域内で減少した寸法を有することができる。さらに、互換性テーブル30は光媒体14の光ディスクドライブ12で利用可能な動作を変更する特別な互換性動作に対するコードを含むことができる。互換性テーブル30は埋設された領域内にヘッダ領域と、ドライブ互換性情報領域と、終端領域とを有するが、適当な場所にさらに詳細な情報を保持する光媒体のその他の部分も指向する。
【0012】
互換性エンジン28は識別コードおよび光ディスクドライブ12のファームウェアバージョンを互換性テーブル30のものと比較し、一致が発見されたならば、光媒体14を読取り、またはそこに書込むために使用する光ディスクドライブ12の適切な変形または限定を決定する。例えば互換性エンジン28は書込みエンジン24を光媒体14への書込みに限定し、読取エンジン22を光媒体14からの情報の読取りに限定し、またはファームウェア更新が更新エンジン32により行われて不適合性を解決するまで、更に何も動作しないように限定する。ファームウェアの更新は例えば、情報処理システムインターフェース34を介して行われ、情報処理システムインターフェース34は、更新サイトとコンタクトするか、埋設された領域18または情報記憶領域20のいずれかで光媒体14に含まれるように情報処理システム10へ更新アドレスを通信する。
【0013】
情報処理システム10のユーザは情報処理システムインターフェース34を介して光ディスクドライブ12と相互動作する。CPU、メモリ、オペレーティングシステムおよびアプリケーションのような処理コンポーネント36は、光媒体14へ書込まれるために生成される情報と、光媒体14から読取られる情報とを処理する。光媒体が光ディスクドライブ12と不適合であることを互換性エンジン28が決定した場合、更新エンジン32は不適合性を光ディスクドライブ12のオペレーティングシステムドライバ内のモジュールのような光ドライブファームウェア更新エンジン38へ通信する。光ドライブファームウェア更新エンジン38は光ディスクドライブ12の最新のファームウェアバージョンを得るために光ドライブファームウェア更新サイト44にコンタクトするようにネットワークインターフェース40とインターネット42を介して通信する。光ドライブファームウェア更新エンジン38は、光ディスクドライブ12の光媒体14の使用を管理するためユーザの互換性ユーザインターフェース48を提供するようにディスプレイ46とインターフェースする。例えばディスプレイは光媒体が不適合であり、除去すべきであることをユーザに通知することができ、または光媒体の使用を可能にするファームウェア更新をユーザが得ない限り、光媒体の使用が制限されることをユーザに説明することができる。互換性テーブル30のサイズを減少するために、光媒体の使用が破局的な故障を招くとき、光ディスクドライブは通常、不適合として識別される。しかしながら、互換性テーブル30は代わりに光媒体の内容の互換性と種々の光ディスクドライブの内容の再生能力に基づく。この方法では、内容提供業者は光媒体の内容がユーザの光ディスクドライブと互換性がないことをユーザに通知できることが好ましい。
【0014】
図2を参照すると、フロー図は、挿入された光媒体上の光ディスクドライブにより可能にされる動作を変更するために埋設された互換性情報を適用するプロセスを示している。このプロセスはステップ50で開始し、光ディスクドライブ中に光媒体を挿入し、ステップ52へ移り、ここでは光ディスクドライブの互換性情報は光ディスクドライブにより読取られる。ステップ54で、光ディスクドライブの識別コードと互換性テーブルで発見された識別コードとの間に一致が存在するか否かの決定が行われる。一致がステップ54で認められないならば、プロセスはステップ62に継続し、光媒体の最後の初期化をする。一致が発見されたならば、プロセスは互換性テーブルのファームウェアフィールドの先の番号と比較される光媒体のファームウェアバージョンの解析のためにステップ56に移る。例えば、不適合が補正される前に、3つのファームウェア更新が互換性テーブルの光ディスクドライブで存在し、光ディスクドライプの現在のファームウェアが第5回の更新であるならば、ステップ58で、ファームウェアが光媒体と互換性であると決定がなされ、プロセスはステップ62に進む。対照的に、現在のファームウェア更新が第2回の更新であるならば、ステップ58で、ファームウェアが光媒体と互換しないことが決定される。ステップ60で、光媒体の使用を許容する前に光媒体への書込みを禁止するか光ディスクドライブのファームウェアに対する更新を必要とする等の互換性動作は光媒体から読取られ、光ディスクドライブで実行される。更新されたドライブファームウェアのダウンロードは、異なる読取パワー設定、新しいサーボパラメータまたは新しい較正ルーチンのような、ドライブと媒体との間の破局的な衝撃を避けるために、新しい書込み方式の内容またはその他の新しい特性を提供することによるような、種々の書込み設定を補正できる。変更された動作が強化されると、プロセスはステップ62に進み、ここで光媒体の初期化が適切な限定により仕上げられる。
【0015】
本発明を詳細に説明したが、特許請求の範囲により規定されている本発明の技術的範囲を逸脱せずに、種々の変形、代用、変更が行われることができることが理解されるべきである。
【図面の簡単な説明】
【0016】
【図1】光媒体に埋設された互換性情報を適用するように構成された光ディスクドライブを有する情報処理システムのブロック図。
【図2】挿入された光媒体において光ディスクドライブにより可能にされた動作を変更するための埋設された互換性情報を適用するプロセスのフロー図。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
光媒体へ書込むための情報を発生するように動作する処理コンポーネントと、
処理コンポーネントとインターフェースし、光媒体からの情報を読取るように動作する光ピックアップ装置を有する光ディスクドライブと、
光ピックアップ装置とインターフェースし、光ピックアップ装置による光媒体からの埋設された互換性情報の読取を管理するように動作する互換性エンジンとを具備し、前記互換性情報は光媒体上の光ディスクドライブにより行われる1以上の動作における光ディスクドライブに対する物理的損傷に関連しており、互換性エンジンはさらに光媒体を有する光ディスクドライブにより許容される1以上の動作を変更するために互換性情報を適用するように動作可能である情報処理システム。
【請求項2】
1以上の変更される動作は、光ディスクドライブによる光媒体への書込みの阻止を含んでいる請求項1記載の情報処理システム。
【請求項3】
1以上の変更される動作は、光ディスクドライブによる光媒体から更に情報を読取ることの阻止を含んでいる請求項1記載の情報処理システム。
【請求項4】
変更される動作は、光ディスクドライブによる光媒体が更に使用されることの阻止を含んでいる請求項1記載の情報処理システム。
【請求項5】
変更される動作は、情報を光媒体へ書込むための光ディスクドライブのファームウェアの変更を含んでいる請求項1記載の情報処理システム。
【請求項6】
埋設された互換性情報は変更されたファームウェアを含んでいる請求項5記載の情報処理システム。
【請求項7】
変更される動作においては、末端ネットワーク位置から光ドライブファームウェアをダウンロードし、情報を光媒体へ書込むために、ダウンロードされたファームウェアを供給する請求項1記載の情報処理システム。
【請求項8】
変更される動作は、何等か動作がさらに光ドライブで可能にされる前に、光ディスクドライブと互換性がないとして光媒体を識別するユーザインターフェースを情報処理システムで表示することを含んでいる請求項1記載の情報処理システム。
【請求項9】
光媒体はBDディスクを具備している請求項1記載の情報処理システム。
【請求項10】
光媒体と光ドライブの互換性を処理する方法において、
光媒体と光ドライブが光ドライブに対する物理的損傷のリスクに関連する不適合を有することを決定し、
光媒体に互換性情報を埋設し、その互換性は光ドライブを識別し、
光媒体を光ドライブに挿入し、
光ドライブにより互換性情報を読取り、
光ドライブにより許容される1以上の動作を変更するため互換性情報を適用するステップを含んでいる方法。
【請求項11】
互換性情報の適用はさらに、光ドライブから光媒体への書込みを禁止するステップを含んでいる請求項10記載の方法。
【請求項12】
互換性情報の適用はさらに、
光媒体に関連する光ドライブファームウェア更新を光ディスクドライブにコピーし、
ファームウェア更新を使用して光ディスクドライブを有する光媒体へ情報を書込むステップを含んでいる請求項10記載の方法。
【請求項13】
ファームウェア更新のコピーはさらに、光媒体から書込み方式をダウンロードするステップを含んでいる請求項12記載の方法。
【請求項14】
ファームウェア更新のコピーはさらに、ネットワーク位置から書込み方式をダウンロードするステップを含んでいる請求項12記載の方法。
【請求項15】
ファームウェア更新のダウンロードはさらに、互換性情報を埋設されたネットワーク位置から書込み方式をダウンロードするステップを含んでいる請求項14記載の方法。
【請求項16】
ファームウェア更新のダウンロードはさらに、光ディスクドライブに関連するネットワーク位置から書込み方式をダウンロードするステップを含んでいる請求項14記載の方法。
【請求項17】
光ドライブピックアップ装置から情報書込みを受取るように動作する情報記憶領域と、
光ドライブピックアップ装置により読取可能な光媒体識別情報を有する埋設された情報領域と、
埋設された情報領域に関連し、光媒体上の1以上の予め定められた光ディスクドライブによる書込み動作を制限する互換性情報を有する互換性テーブルとを具備し、書込み動作は1以上の予め定められた光ディスクドライブに対する損傷のリスクに関連している光媒体。
【請求項18】
互換性テーブルはさらに、光媒体に不適合である光ディスクドライブを有する光ドライブ製造業者の識別子のリストを有している請求項17記載の光媒体。
【請求項19】
互換性テーブルはさらに、光媒体に不適合である光ドライブを識別するための光ドライブ識別子のリストを有している請求項17記載の光媒体。
【請求項20】
互換性テーブルはさらに、光媒体に不適合であるファームウェアバージョンを識別するための光ドライブ識別子に関連するファームウェアバージョン識別子を有している請求項19記載の光媒体。

【図1】
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【図2】
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【公開番号】特開2009−32396(P2009−32396A)
【公開日】平成21年2月12日(2009.2.12)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−260494(P2008−260494)
【出願日】平成20年10月7日(2008.10.7)
【分割の表示】特願2005−95441(P2005−95441)の分割
【原出願日】平成17年3月29日(2005.3.29)
【出願人】(500391866)デル・プロダクツ・エル・ピー (46)
【氏名又は名称原語表記】Dell Products, L.P.
【Fターム(参考)】