説明

光学接続構造

【課題】 光機能部品と光伝送媒体の位置関係が安定し、一定の入出力を得ることができる光学接続構造を提供する。
【解決手段】 光機能部品41と光伝送媒体1と押圧手段12、21とを有する光学接続構造であって、前記光伝送媒体1は少なくとも折り曲げ部8を有し、かつ、前記光伝送媒体1の一端は前記押圧手段12、21により押圧され、前記光機能部品41に突合されてなることを特徴とする光学接続構造。光機能部品41と光伝送媒体1と押圧手段12、21とを有する光学接続構造であって、前記光伝送媒体1は少なくとも折り曲げ部8を有し、かつ、一端がプラグ10、10a、10bに固定されており、該プラグ10、10a、10bは前記押圧手段12、21により押圧され、前記光機能部品41に突合されてなることを特徴とする光学接続構造。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、光学接続構造に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、光機能部品と折り曲げ部を有する光伝送媒体とを接続する光学接続構造が知られている(例えば、特許文献1を参照。)。
【0003】
しかしながら、光機能部品と折り曲げ部を有する光伝送媒体との接続は、位置ズレによって接続損失が生じたり、光の入出力にバラツキを生じたりしやすい問題点があった。
具体的には、経時によって光機能部品を固定した接着剤中に気泡を生じたり、振動等の外部応力によって光伝送媒体の端面の角度が傾いたりすることで、光機能部品と光伝送媒体の位置関係が微妙に変化し、一定の入出力を得られないことがあった。
【0004】
【特許文献1】特願2007−192858号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、上記の問題点に鑑みて為されたものであり、その目的とする処は、光機能部品と光伝送媒体の位置関係が安定し、一定の入出力を得ることができる光学接続構造を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、下記の技術的構成により、前記課題を解決できたものである。
【0007】
(1)光機能部品と光伝送媒体と押圧手段とを有する光学接続構造であって、前記光伝送媒体は少なくとも折り曲げ部を有し、かつ、前記光伝送媒体の一端は前記押圧手段により押圧され、前記光機能部品に突合されてなることを特徴とする光学接続構造。
(2)光機能部品と光伝送媒体と押圧手段とを有する光学接続構造であって、前記光伝送媒体は少なくとも折り曲げ部を有し、かつ、一端がプラグに固定されており、該プラグは前記押圧手段により押圧され、前記光機能部品に突合されてなることを特徴とする光学接続構造。
(3)光機能部品と光伝送媒体との間に屈折率整合剤を挿入したことを特徴とする前記(1)または(2)記載の光学接続構造。
(4)前記押圧手段はバネであることを特徴とする前記(1)または(2)記載の光学接続構造。
(5)前記プラグはフェルールを有することを特徴とする前記(2)記載の光学接続構造。
(6)前記押圧手段はハウジングとプラグの間に挿入、固定され、該ハウジングはラッチ構造により固定されることを特徴とする前記(2)記載の光学接続構造。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、光機能部品と光伝送媒体との位置関係が安定し、一定の入出力を得ることができる光学接続構造を提供することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0009】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
【0010】
(実施形態1)
図1(a)〜(c)は実施形態1の光学接続構造を示す側面断面図である。
1は光伝送媒体である光ファイバ、2はコア、3はクラッド、8は折り曲げ部、9は先端部、10はプラグ、20はアダプタ、21は押圧手段であるバネ、22は凸部、24は窪み、30は筐体、40はスリーブ、41は光機能部品である面発光レーザ、Hはプラグ10に設けられた孔である。
なお、プラグ10をハッチングで示している。
実施形態1の光学接続構造は面発光レーザ41と光ファイバ1とバネ21とを有する光学接続構造であって、光ファイバ1は少なくとも折り曲げ部8を有し、かつ、光ファイバ1の一端はバネ21により押圧され、面発光レーザ41に突合されてなる。
光ファイバ1はコア2およびクラッド3からなっており、折り曲げ部8を有することで筐体30に添って配線しつつスリーブ40内の面発光レーザ41に先端部9を突合させて接続することができる。
光ファイバ1はプラグ10に収納されており、折り曲げ部8より手前側(図右側)でクラッド3が接着剤でプラグ10に固定されている。
光ファイバ1を収納するプラグ10は上部に孔Hを有しており、光ファイバ1の上方が一部開放されている。
アダプタ20はバネ21および窪み24を有しており、バネ21を窪み24に掛けることでプラグ10を固定することができる。
また、バネ21は中央に凸部22を有しており、凸部22が孔Hに挿入されることで光ファイバ1を押圧することができる。
筐体30は、スリーブ40の他に基板等を収納することができる。
スリーブ40は筐体30に固定されており、内部に面発光レーザ41を有している。
【0011】
次に、実施形態1の作用について説明する。
まず、図1(a)に示すように、光ファイバ1をプラグ10に収納する。
光ファイバ1の先端部9はプラグ10の先端まで達しておらず、周囲から保護されている。
バネ21は、プラグ10を装着するために上方に持ち上げられている。
次に、図1(b)に示すように、プラグ10をアダプタ20に収納する。
この時点では光ファイバ1の先端部9は面発光レーザ41に突合されていない。
そして、図1(c)に示すように、バネ21を下方に下げ、窪み24に掛けることでプラグ10を固定する。
それにより、凸部22をプラグ10の孔Hに挿入し、光ファイバ1を押圧して先端部9をプラグ10の先端へ押し出し、面発光レーザ41に突合させる。
これにより光ファイバ1と面発光レーザ41の光学接続構造が完成する。
この状態では、光ファイバ1は常に面発光レーザ41に力を加えているので、面発光レーザの底部の接着剤中に気泡が生じるような場合にも面発光レーザ41が浮くことはない。
したがって、光ファイバ1と面発光レーザ41との位置関係が安定し、一定の入出力を得ることができる。
また、光学接続を解除するには、これまでの手順を逆に行えばよい。
【0012】
(実施形態2)
図2(a)〜(c)は実施形態2の光学接続構造を示す側面断面図である。
10aはプラグ、11はハウジング、12は押圧手段であるバネ、13はラッチ部、20aはアダプタ、23はラッチ部、42はスリーブ41を固定するハウジングである。
なお、プラグ10aおよびハウジング11をハッチングで示している。
実施形態2の光学接続構造は面発光レーザ41と光ファイバ1とバネ12とを有する光学接続構造であって、光ファイバ1は少なくとも折り曲げ部8を有し、かつ、一端がプラグ10aに固定されており、プラグ10aはバネ12により押圧され、面発光レーザ41に突合されてなる。
光ファイバ1はプラグ10aに収納されており、折り曲げ部8より奥側(図下側)で先端部9の周囲が接着剤でプラグ10aに固定されている。
プラグ10aの上部にはハウジング11およびバネ12が設けられており、ハウジング11にはラッチ部13が設けられている。
アダプタ20aはラッチ部23を有しておりハウジング11を固定することができる。
スリーブ40はハウジング42に収納されており、ハウジング42は筐体30に固定されている。
その他の構成は実施形態1と同様なので詳細な説明は省略する。
【0013】
次に、実施形態2の作用について説明する。
まず、図2(a)に示すように、光ファイバ1をプラグ10aに収納する。
光ファイバ1の先端部9はプラグ10aの先端に接着剤で固定されている。
次に、図2(b)に示すように、プラグ10aをアダプタ20aに収納する。
このとき、プラグ10aはアダプタ20aに載せられておらず、プラグ10aの先端がスリーブ40および面発光レーザ41に接しているのみである。
そして、図2(c)に示すように、ハウジング11を下方に下げ、バネ12を縮めながらラッチ部13をラッチ部23に掛合させ、ハウジング11をアダプタ20aに固定する。
これにより光ファイバ1と面発光レーザ41の光学接続構造が完成する。
この状態では、プラグ10aは常に面発光レーザ41に力を加えているので、面発光レーザの底部の接着剤中に気泡が生じたり、外部から応力が加わったりするような場合にも面発光レーザ41がズレを生じることはない。
したがって、光ファイバ1と面発光レーザ41との位置関係が安定し、一定の入出力を得ることができる。
また、光学接続を解除するには、これまでの手順を逆に行えばよい。
なお、本実施形態は、ラッチ部によりハウジングとアダプタが勘合されて固定されるので片手で操作できて好ましいが、本発明はこれに限定されるものではない。
また、光ファイバ1と面発光レーザ41との間に屈折率整合剤を挿入したり、ハウジング11およびバネ12をプラグ10a内の構成としたり、光ファイバを複数にしたりすることなどができる。
【0014】
(実施形態3)
図3は実施形態3の光学接続構造を示す分解斜視図、図4(a)〜(c)は実施形態3の光学接続構造を示す正面断面図である。
10bはプラグ、11bはハウジング、14は挿入孔、15はラッチ孔、16は突起部、50は、屈折率整合オイルや屈折率整合シート等の屈折率整合剤、Fはフェルールである。
なお、図4ではプラグ10b、ハウジング11bおよびフェルールFをハッチングで示している。
プラグ10bは、側面に突起部16、下部にフェルールFを備え、該フェルールFの先端に屈折率整合剤50を備えている。
ハウジング11bは、側面に挿入孔14およびラッチ孔15を備えている。
突起部16を挿入孔14に挿入することで、プラグ10bとハウジング11bとは挿入孔14の高さの範囲内で垂直方向に摺動可能となる。
また、光ファイバ1はフェルールFに接着剤等で固定され、フェルールFの先端には屈折率整合剤50が設けられている。
したがって、フェルールFを面発光レーザ41に押圧しても、屈折率整合剤50が緩衝材となるので光ファイバの先端部9が破損することはほとんどなく、かつ、光ファイバ1と面発光レーザ41との接続損失も生じにくくなる。
その他の構成は実施形態2と同様なので詳細な説明は省略する。
【0015】
次に、実施形態3の作用について説明する。
まず、図4(a)に示すように、光ファイバ1をプラグ10bに収納する。
光ファイバ1はフェルールFに接着剤等で固定されている。
次に、図4(b)に示すように、プラグ10bをアダプタ20aに収納する。
このとき、プラグ10bはアダプタ20aに載せられておらず、フェルールFの先端が屈折率整合剤50を介してスリーブ40および面発光レーザ41に接しているのみである。
また、ラッチ部23はハウジング11bにより左右に押しのけられる。
そして、図4(c)に示すように、ハウジング11bを下方に下げ、バネ12を縮めながらラッチ孔15をラッチ部23に掛合させ、ハウジング11bをアダプタ20aに固定する。
これにより光ファイバ1と面発光レーザ41の光学接続構造が完成する。
この状態では、フェルールFは常に面発光レーザ41に力を加えているので、面発光レーザの底部の接着剤中に気泡が生じたり、外部から応力が加わったりするような場合にも面発光レーザ41がズレを生じることはない。
したがって、光ファイバ1と面発光レーザ41との位置関係が安定し、一定の入出力を得ることができる。
また、フェルールFを面発光レーザ41に押圧しても、屈折率整合剤50が緩衝材となるので光ファイバの先端部9が破損することはほとんどなく、かつ、光ファイバ1と面発光レーザ41との接続損失も生じにくくなる。
また、光学接続を解除するには、これまでの手順を逆に行えばよい。
なお、本発明の実施形態は、ラッチ部によりハウジングとアダプタが勘合されて固定されるので片手で操作できて好ましいが、本発明はこれに限定されるものではない。
【実施例】
【0016】
以下、実施例を用いて説明する。
【0017】
<実施例1>
実施例1では実施形態1の光学接続構造を作製した。
光伝送媒体として、石英系シングルモードの光ファイバ(住友電工社製、外径0.25mm、20℃での屈折率1.452)を用いた。
光機能部品として、面発光レーザ(富士ゼロックス社製、波長850nm)を用いた。
押圧手段としては、0.2mm厚のステンレス板を図1に示す形状に加工した板バネを用いた。
まず、スリーブに市販の接着剤を塗布し、熱風を当てて気泡を生じさせた。
そして、当該気泡上にさらに接着剤を塗布し、上記面発光レーザを固定した。
次に、該スリーブを筐体内に固定し、筐体外側に上記バネを有するアダプタを取り付けた。
そして、光ファイバを加熱して曲率半径2mmの折り曲げ部を設け、プラグに収納した。
次に、バネを持ち上げて該プラグをアダプタに収納した。
そして、バネを下げてプラグを固定し、凸部をプラグの孔に挿入し、光ファイバを押圧して先端部をプラグの先端へ押し出し、面発光レーザに突合させた。
これにより実施例1の光学接続構造を完成させた。
なお、光ファイバが面発光レーザを押圧する力は0.1N程度であった。
【0018】
<実施例2>
実施例2では実施形態2の光学接続構造を作製した。
光伝送媒体として、石英系シングルモードの光ファイバ(住友電工社製、外径0.25mm、20℃での屈折率1.452)を用いた。
光機能部品として、面発光レーザ(富士ゼロックス社製、波長850nm)を用いた。
押圧手段としては、コイル状の押バネ(須山スプリング社製、コイル外形6.2mm、線径0.4mm、バネ定数0.283N/mm)をプラグとハウジングの間に挿入、固定して用いた。
まず、スリーブに市販の接着剤を塗布し、熱風を当てて気泡を生じさせた。
そして、当該気泡上にさらに接着剤を塗布し、上記面発光レーザを固定した。
次に、該スリーブをハウジングを介して筐体内に固定し、筐体外側にラッチ部を有するアダプタを取り付けた。
そして、光ファイバを加熱して曲率半径2mmの折り曲げ部を設け、プラグに固定した。
次に、プラグをアダプタに収納した。
そして、バネを縮めながらハウジングを下げてラッチ部を係合し、プラグを固定した。
これにより実施例2の光学接続構造を完成させた。
なお、プラグがスリーブおよび面発光レーザを押圧する力は0.5N程度であった。
【0019】
<実施例3>
実施例3では実施形態3の光学接続構造を作製した。
石英系シングルモードの光ファイバ(住友電工社製、外径0.25mm、20℃での屈折率1.452)を用いた。
光機能部品として、面発光レーザ(富士ゼロックス社製、波長850nm)を用いた。
押圧手段としては、0.2mm厚のステンレス板を図3に示す形状に加工した板バネを用いた。
フェルールとして、SCフェルール(太平洋ランダム社製、商品名:「ジルコニアフェルール」)を用いた。
屈折率整合剤として、屈折率整合フィルム(TOMOEGAWA社製、商品名:「FitWell」)を用いた。
それ以外は実施例2と同様にして実施例3の光学接続構造を完成させた。
なお、フェルールがスリーブおよび面発光レーザを押圧する力は0.5N程度であった。
【0020】
<比較例1>
バネを用いなかった。
その他は実施例1と同様にして比較例1の光学接続構造を作製した。
【0021】
<比較例2>
バネを用いなかった。
その他は実施例2と同様にして比較例2の光学接続構造を作製した。
【0022】
<比較例3>
バネを用いなかった。
その他は実施例3と同様にして比較例3の光学接続構造を作製した。
【0023】
実施例および比較例の主な条件を表1に示した。
【0024】
【表1】

【0025】
そして、以下の方法で評価した。
【0026】
(接続損失平均値)
実施例および比較例の光学接続構造について、面発光レーザと接続していない側の光ファイバ先端について、SCコネクタ(住友電工社製、商品名:「単心光コネクタSC」)を用いて測定器(ADVANTEST社製、商品名:「OPTICAL MULTI POWER METER 「Q8221」」)に接続した。
そして、面発光レーザから光を出射させ、測定器で光パワーを測定した。
その後、プラグをアダプタから取り外し、再度アダプタに収納して測定した。
このようにして、実施例および比較例の光学接続構造について5回ずつ接続損失を測定し、測定結果を平均してそれぞれの接続損失平均値とした。
【0027】
(接続損失幅)
上記測定結果(5回ずつ接続損失を測定した結果)の最小値と最大値の差を算出し、それぞれの接続損失幅とした。
結果を表2に示す。
【0028】
【表2】

【0029】
さらに、実施例および比較例の光学接続構造に、振動装置(旭製作所社製、商品名:「BigWave」)により加振力200N、周波数2kHzの垂直振動を60秒印加して、その後の接続損失平均値および接続損失幅を測定した。
結果を表3に示す。
【0030】
【表3】

【0031】
<評価結果>
表2および表3から明らかなように、押圧手段により光ファイバまたはプラグを押圧した実施例1〜3は、接続損失平均値、振動印加接続損失平均値ともに4dB以下で実用上問題なかった。
また、接続損失幅、振動印加接続損失幅ともに0.6dB以下でバラツキも小さかった。
これに対し、押圧手段による押圧のない比較例1〜3では、接続損失平均値、振動印加接続損失平均値ともに4dBを超えており実用上問題があった。
また、接続損失幅、振動印加接続損失幅ともに0.6dBを超えておりバラツキも大きかった。
以上のように、本発明によれば、光機能部品と光伝送媒体との位置関係が安定し、一定の入出力を得ることができる光学接続構造を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0032】
【図1】(a)〜(c)は実施形態1の光学接続構造を示す側面断面図
【図2】(a)〜(c)は実施形態2の光学接続構造を示す側面断面図
【図3】実施形態3の光学接続構造を示す分解斜視図
【図4】(a)〜(c)は実施形態3の光学接続構造を示す正面断面図
【符号の説明】
【0033】
1 光ファイバ
2 コア
3 クラッド
8 折り曲げ部
9 先端部
10、10a、10b プラグ
11、11b ハウジング
12 バネ
13 ラッチ部
14 挿入孔
15 ラッチ孔
16 突起部
20、20a アダプタ
21 バネ
22 凸部
23 ラッチ部
24 窪み
30 筐体
40 スリーブ
41 面発光レーザ
42 ハウジング
50 屈折率整合剤
F フェルール
H 孔

【特許請求の範囲】
【請求項1】
光機能部品と光伝送媒体と押圧手段とを有する光学接続構造であって、
前記光伝送媒体は少なくとも折り曲げ部を有し、かつ、前記光伝送媒体の一端は前記押圧手段により押圧され、前記光機能部品に突合されてなることを特徴とする光学接続構造。
【請求項2】
光機能部品と光伝送媒体と押圧手段とを有する光学接続構造であって、
前記光伝送媒体は少なくとも折り曲げ部を有し、かつ、一端がプラグに固定されており、
該プラグは前記押圧手段により押圧され、前記光機能部品に突合されてなることを特徴とする光学接続構造。
【請求項3】
光機能部品と光伝送媒体との間に屈折率整合剤を挿入したことを特徴とする請求項1または2記載の光学接続構造。
【請求項4】
前記押圧手段はバネであることを特徴とする請求項1または2記載の光学接続構造。
【請求項5】
前記プラグはフェルールを有することを特徴とする請求項2記載の光学接続構造。
【請求項6】
前記押圧手段はハウジングとプラグの間に挿入、固定され、該ハウジングはラッチ構造により固定されることを特徴とする請求項2記載の光学接続構造。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2009−276668(P2009−276668A)
【公開日】平成21年11月26日(2009.11.26)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−129546(P2008−129546)
【出願日】平成20年5月16日(2008.5.16)
【出願人】(000153591)株式会社巴川製紙所 (457)
【Fターム(参考)】