説明

共用の電話番号を介してのデバイスの直接呼出し

【課題】ホテルの客が自宅への電話呼び出しをホテルで受け付ける場合、ホテルの交換手か音声応答システムが応答することなく呼出しを転送する技術の提供。
【解決手段】客の自宅の電話番号への呼出しがホテルへ転送されると、ホテルの交換機はセットアップ情報から客の自宅の電話番号を抽出する。その電話番号に関連付けられているホテルの内線番号を探し出し、ホテルの交換手か音声応答システムの介在なしで、自動的に客の部屋へその呼出しを転送する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
関連出願の相互参照
本出願は、以下の利益を主張するものである。
(1)2004年8月12日出願の米国特許出願第60/600,809号(整理番号630−147us)
(2)2004年12月8日出願の米国特許出願第60/634,119号(整理番号630−146us)
これらを両方とも参照により組み込む。
2005年8月12日出願の「Complementary VoIP Service」という名称の米国特許出願第11/ 号(整理番号630−144us)も参照により組み込む。
本発明は一般に電気通信に関し、より詳細には共用の電話番号を介してアクセス可能なデバイスの直接呼出しに関する。
【背景技術】
【0002】
多くの電話には、それに関連した固有の電話番号があるので、直接呼び出すことができる。この電話番号は、公衆交換電話網のアドレス空間内のアドレスである。構内交換機によってのみアクセス可能な電話もあるので、これら多くの電話は直接アドレス指定することができない。これらの電話を呼び出すためには、最初に構内交換機の番号を呼び出す必要があり、次に、電話交換手または対話型の音声応答システムが内線電話を尋ねる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】米国特許出願第60/600,809号
【特許文献2】米国特許出願第60/634,119号
【特許文献3】米国特許出願第11/ 号
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
したがって、構内交換機の後にある電話の直接呼出しを可能にする技術が必要である。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、公衆交換電話網のアドレス空間に電話番号を持っていない電話を、共用の電話番号を介して直接呼び出すための技術を提供する。これは、例えば一時的にホテル、学校構内または企業に居る訪問者や客にとって特に有効である。
【0006】
ホテル客の状況の例が、例示的実施形態の特徴を説明するであろう。ホテルの客が自宅電話への呼出しをホテルで受けることを望むなら、客は自宅電話への呼出しをホテルへ転送するように電話会社に指示する。従来技術では、そのような呼出しにはホテルの電話交換手か対話型の音声応答システムが応答することになり、発呼者は、呼出しの送り方を尋ねられるであろう。これは、客が自宅に不在であると発呼者に知られるので、不都合なことがある。ホテルの電話交換手の介在を必要とするので、これも不都合なことである。
【0007】
例示的実施形態によれば、まず客がホテルで記帳するとき、客はホテルのフロント係に客の自宅電話の番号を告げ、フロント係がその番号および客の部屋の内線電話番号をホテルの電話交換機に入力して、元々は客の自宅の電話番号に向けられた呼出しを客の部屋の電話へ転送するように交換機に指示する。
【0008】
その後、客の自宅電話番号への呼出しがホテルへ転送されるとき、ホテルの交換機は公衆交換電話網からセットアップ情報を受け取ることになり、このセットアップ情報は、元々呼び出された電話番号(つまり客の自宅電話の番号)を含む。ホテルの電話交換機は、着信呼出しが転送されていることを認識し、セットアップ情報から元々呼び出された電話番号を抽出する。次いで、交換機は、その番号を使用して、その番号に関連付けられているホテルの内線電話を探し出す。そうすると、交換機が、ホテルの電話交換手または対話型の音声応答システムによる介在なしで、自動的に客の部屋へその番号を転送する。このことは、ホテルの資源を節約し、客のプライバシーを保つ。
【0009】
本発明の他の実施形態は、類似の状況や異なる状況において類似の働きを提供する。
例示的実施形態は、公衆交換電話網のアドレス空間内のアドレスである第1の元々呼び出された電話番号から転送された第1の音声電話通話のための第1の呼出しセットアップ情報を受け取るステップと、公衆交換電話網のアドレス空間以外のアドレスを有する第1のデバイスで音声電話通話の確立を試みるステップとを含み、第1のデバイスのアドレスは、第1の元々呼び出された電話番号から探索される。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【図1】本発明の例示的実施形態による電気通信システムのめぼしい構成要素を示す概略図である。
【図2】例示的実施形態の動作に関連しためぼしいタスクを示す流れ図である。
【図3】タスク201の動作に関連しためぼしいタスクを示す流れ図である。
【図4】タスク202の動作に関連しためぼしいタスクを示す流れ図である。
【図5】タスク203の動作に関連しためぼしいタスクを示す流れ図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
図1は、本発明の例示的実施形態による電気通信システムのめぼしい構成要素を示す概略図である。システム100は、電話101から105、電話111から113、交換網121、交換機122および転送データベース123を備え、これらは図示のように相互に関係する。
【0012】
電話101から105および交換網121は公衆交換電話網の領域内にあり、電話111から113および転送データベース123は公衆交換電話網の領域外にある。交換機122は、その間の橋渡しとして機能し、両方の領域内に存在する。しかし、この開示を読んだ後では、電話101から105、電話111から113、交換網121、交換機122、および転送データベース123の全てが公衆交換電話網の領域内に存在する本発明の代替実施形態を作成し利用する方法が当業者には明らかになるであろう。
【0013】
電話101から105および電話111から113は従来技術において周知であり、音響信号を電気信号に変換することができ、電気信号を音響信号に変換することができるという点で電話機として機能することができるデバイスである。電話101から105および電話111から113は、電話通信にのみ使用される専用デバイス(例えば電話機など)でよく、あるいは電話通信および非電話通信のどちらにでも使用することができる汎用デバイス(例えばコンピュータなど)でもよい。
【0014】
電話101から105および111から113の各々は、有線(例えばチップリング、ISDNなど)または無線(例えばコードレス電話、携帯電話など)のデバイスでよい。電話101から105の各々は、公衆交換電話網のアドレス空間内の固有アドレス(つまり電話番号)と一意に対応付けられる。その一方、電話111から113の各々は、交換機122のアドレス空間内の内線電話と一意に対応付けられる。例示的実施形態によれば、電話103は業務用電話であり、電話104は住居用の電話であり、また電話105は住居用と業務用の両用電話である。電話101から105および電話111から113を作成し利用する方法は、当業者には明らかであろう。
【0015】
交換網121は従来技術において周知であり、電話101から電話103に向けられてはいるが条件付きかまたは無条件で交換機122に転送される電話呼出しを受けるのに必要なハードウェアおよびソフトウェアを備える。交換網121を作成し利用する方法は、当業者には明らかであろう。
【0016】
交換機122は、以下で説明され、かつ図2から図5に関して説明される機能を果たすのに必要なハードウェアおよびソフトウェアを備える。本発明の実施形態では、交換機122には、ホテル、学校構内または企業で役立つ構内交換機もある。別の実施形態では、交換機122には、ホテル、学校構内または企業に対してサービスを提供する電気通信サービス・プロバイダ(例えばセントレックス・サービスなど)が所有する中央局交換機もある。
【0017】
転送データベース123は、電話101から105の電話番号(つまり公衆交換電話網のアドレス空間内のアドレス)を交換機122のアドレス空間内の内線電話と互いに関係付けるデータベースである。転送データベース123の一部を表1に示す。
【表1】

【0018】
図2は、例示的実施形態の動作に関連しためぼしいタスクの流れ図を示す。この流れ図は、3つの電話呼出しの処理を示す。第1の呼出しにより、第1の電話番号への第1の音声通話は交換機122の後の内線電話へ転送される。第2の呼出しにより、第2の電話番号への第2の音声通話は交換機122の後の同じ内線電話へ転送される。第1の呼出しと第2の呼出しの組合せは、例示的実施形態が、別々の電話番号への呼出しを同じ内線電話へと適切に転送できることを実証するものである。
【0019】
第3の呼出しにより、第3の電話番号への第3の音声通話は第2の内線電話へ転送される。第1の呼出しと第3の呼出しの組合せは、例示的実施形態が、別々の電話番号への呼出しを交換機122の後の別々の内線電話へと適切に転送できることを実証するものである。
【0020】
図2のタスクの実行に先立って、電話103の使用者は、電話111(つまり内線電話111)の電話番号に電話103の電話番号(つまり648−555−2443)を対応付けて、電話103の電話番号への呼出しを交換機122へ転送するように、交換網121に指示しておく。同様に、電話104の使用者は、電話111(つまり内線電話111)の電話番号に電話104の電話番号(つまり723−753−6642)を対応付けて、電話104の電話番号への呼出しを交換機122へ転送するように、交換網121に指示しておく。また同様に、電話105の使用者は、電話112(つまり内線電話112)の電話番号に電話105の電話番号(つまり945−843−6321)を対応付けて、電話105の電話番号への呼出しを交換機122へ転送するように、交換網121に指示しておく。
【0021】
タスク201では、例示的実施形態は、元々電話103にかけられた第1の音声通話を内線電話111に転送する。
タスク202では、例示的実施形態は、元々電話104にかけられた第2の音声通話を内線電話111に転送する。
タスク203では、例示的実施形態は、元々電話105にかけられた第3の音声通話を内線電話112に転送する。
【0022】
図3は、例示的実施形態の動作に関連しためぼしいタスクの流れ図を示す。
サブタスク301では、周知のやり方で、電話101からPSTN電話番号648−555−2443をダイヤルすることにより、電話103の呼出しが開始される。
サブタスク302では、交換網121は、周知のやり方で電話103を使用した通話の開始を試みる。
【0023】
サブタスク303では、交換網121は電話103を使用した通話を開始することができず、したがって、交換機122へ呼出しを転送する。これは、電話103に出られる者が誰も居なかったか、または電話103への全ての呼出しが交換機122へ条件付きまたは無条件で転送されたためであると考えられる。電話103への呼出しが交換機122へ転送されると、交換網121は、サブタスク303の一部として、交換機122へセットアップ情報(例えば信号システム7のISDNユーザ部セットアップ情報など)を伝送するが、その情報には元々呼び出された電話番号(つまり電話103の電話番号648−555−2443)が含まれる。
【0024】
サブタスク304では、交換機122はセットアップ情報を受けて、周知のやり方でそれを調査することによって、呼出しが転送されてきたものであることを識別する。呼出しが転送されてきたので、交換機122はセットアップ情報から元々呼び出された電話番号を抽出し、元々呼び出された電話番号(つまり電話103の電話番号)に関連付けられた内線電話への通話を確立する手順を開始する。
【0025】
サブタスク305では、交換機122は転送データベース123に元々呼び出された電話番号(つまり648−555−2443)を伝送する。
サブタスク306では、転送データベース123は、元々呼び出された電話番号に対応する内線電話(つまり内線電話111)を探し出して見つかった内線電話を交換機122に送り返す。
【0026】
サブタスク307では、交換機122は、転送データベース123から内線電話(つまり内線電話111)を受け取る。
サブタスク308では、交換機122は、周知のやり方で、内線電話111を使用した音声通話の確立を試みる。
【0027】
図4は、タスク202の動作に関連しためぼしいタスクの流れ図を示す。
サブタスク401では、周知のやり方で、電話102からPSTN電話番号723−753−6642をダイヤルすることにより、電話104の呼出しが開始される。
サブタスク402では、交換網121は、周知のやり方で電話104を使用した通話の開始を試みる。
【0028】
サブタスク403では、交換網121は電話104を使用した通話を開始することができず、したがって、交換機122へ呼出しを転送する。これは、電話104に出られる者が誰も居なかったか、または電話104への全ての呼出しが交換機122へ条件付きまたは無条件で転送されたためであると考えられる。電話104への呼出しが交換機122へ転送されると、交換網121は、サブタスク403の一部として、交換機122へセットアップ情報(例えば信号システム7のISDNユーザ部セットアップ情報など)を伝送するが、その情報には元々呼び出された電話番号(つまり電話104の電話番号723−753−6642)が含まれる。
【0029】
サブタスク404では、交換機122はセットアップ情報を受けて、周知のやり方でそれを調査することによって、呼出しが転送されてきたものであることを識別する。呼出しが転送されてきたので、交換機122はセットアップ情報から元々呼び出された電話番号(つまり電話103の電話番号)を抽出し、元々呼び出された電話番号に関連付けられた内線電話への通話を確立する手順を開始する。
【0030】
サブタスク405では、交換機122は転送データベース123に元々呼び出された電話番号(つまり723−753−6642)を伝送する。
サブタスク406では、転送データベース123は、元々呼び出された電話番号に対応する内線電話(つまり内線電話111)を探し出して見つかった内線電話を交換機122に送り返す。
【0031】
サブタスク407では、交換機122は、転送データベース123から内線電話(つまり内線電話111)を受け取る。
サブタスク408では、交換機122は、周知のやり方で、内線電話111を使用した音声通話の確立を試みる。
【0032】
図5は、タスク203の動作に関連しためぼしいタスクの流れ図を示す。
サブタスク501では、周知のやり方で、電話101からPSTN電話番号723−753−6642をダイヤルすることにより、電話105の呼出しが開始される。
サブタスク502では、交換網121は、周知のやり方で電話105を使用した通話の開始を試みる。
【0033】
サブタスク503では、交換網121は電話105を使用した通話を開始することができず、したがって、交換機122へ呼出しを転送する。これは、電話105に出られる者が誰も居なかったか、または電話105への全ての呼出しが交換機122へ条件付きまたは無条件で転送されたためであると考えられる。電話105への呼出しが交換機122へ転送されると、交換網121は、サブタスク503の一部として、交換機122へセットアップ情報(例えば信号システム7のISDNユーザ部セットアップ情報など)を伝送するが、その情報には元々呼び出された電話番号(つまり電話105の電話番号723−753−6642)が含まれる。
【0034】
サブタスク504では、交換機122はセットアップ情報を受けて、周知のやり方でそれを調査することによって、呼出しが転送されてきたものであることを識別する。呼出しが転送されてきたので、交換機122はセットアップ情報から元々呼び出された電話番号を抽出し、元々呼び出された電話番号に関連付けられた内線電話(つまり電話112の電話番号)への通話を確立する手順を開始する。
【0035】
サブタスク505では、交換機122は転送データベース123に元々呼び出された電話番号(つまり723−753−6642)を伝送する。
サブタスク506では、転送データベース123は、元々呼び出された電話番号に対応する内線電話(つまり内線電話112)を探し出して見つかった内線電話を交換機122に送り返す。
【0036】
サブタスク507では、交換機122は、転送データベース123から内線電話(つまり内線電話112)を受け取る。
サブタスク508では、交換機122は、周知のやり方で、内線電話112を使用した音声通話の確立を試みる。
【0037】
前述の実施形態は本発明の単なる例示であり、当業者なら、本発明の範囲を逸脱することなく前述の実施形態の多くの変形形態を考案できることを理解されたい。したがって、そのような変形形態は、以下の特許請求の範囲およびその等価物の範囲に含まれることが意図されている。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
公衆交換電話網のアドレス空間内のアドレスである第1の元々呼び出された電話番号から転送された第1の音声電話通話のための第1の呼出しセットアップ情報を受け取るステップと、
公衆交換電話網のアドレス空間外のアドレスを有する第1のデバイスで音声電話通話の確立を試みるステップとを含み、
前記第1のデバイスの前記アドレスが、前記第1の元々呼び出された電話番号から探索される方法。
【請求項2】
前記デバイスの前記アドレスに前記第1の元々呼び出された電話番号を対応付けるステップをさらに含む請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記デバイスが構内交換機の内線電話である請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記構内交換機がホテルで役立つ請求項3に記載の方法。
【請求項5】
公衆交換電話網のアドレス空間内のアドレスである第2の元々呼び出された電話番号から転送された第2の音声電話通話のための第2の呼出しセットアップ情報を受け取るステップと、
前記第1のデバイスを使用して前記音声電話通話の確立を試みるステップとをさらに含み、
前記第1のデバイスの前記アドレスが前記第2の元々呼び出された電話番号から探索される請求項1に記載の方法。
【請求項6】
前記第1の元々呼び出された電話番号が住居用電話の番号であり、前記第2の元々呼び出された電話番号が業務用電話の番号である請求項5に記載の方法。
【請求項7】
公衆交換電話網のアドレス空間内のアドレスである第2の元々呼び出された電話番号から転送された第2の音声電話通話のための第2の呼出しセットアップ情報を受け取るステップと、
公衆交換電話網のアドレス空間外のアドレスを有する第2のデバイスで前記第2の音声電話通話の確立を試みるステップとをさらに含み、
前記第2のデバイスの前記アドレスが前記第2の元々呼び出された電話番号から探索される請求項1に記載の方法。
【請求項8】
前記第1の元々呼び出された電話番号が第1の業務用電話の番号であり、前記第2の元々呼び出された電話番号が第2の業務用電話の番号である請求項7に記載の方法。
【請求項9】
前記第1の元々呼び出された電話番号が住居用電話の番号であり、前記第2の元々呼び出された電話番号が業務用電話の番号である請求項7に記載の方法。
【請求項10】
前記第1の元々呼び出された電話番号が第1の住居用電話の番号であり、前記第2の元々呼び出された電話番号が第2の住居用電話の番号である請求項7に記載の方法。
【請求項11】
(1)公衆交換電話網のアドレス空間内のアドレスである第1の元々呼び出された電話番号から転送された第1の音声電話通話のための第1の呼出しセットアップ情報を受け取るステップと、
(2)公衆交換電話網のアドレス空間外のアドレスを有する第1のデバイスで音声電話通話の確立を試みるステップとのためのものであり、前記第1のデバイスの前記アドレスが前記第1の元々呼び出された電話番号から探索される交換機を備えるための装置。
【請求項12】
前記デバイスの前記アドレスに前記第1の元々呼び出された電話番号を対応付ける転送データベースをさらに備える請求項11に記載の装置。
【請求項13】
前記デバイスが構内交換機の内線電話である請求項11に記載の装置。
【請求項14】
前記構内交換機がホテルで役立つ請求項13に記載の装置。
【請求項15】
前記交換機がさらに、
(3)公衆交換電話網のアドレス空間内のアドレスである第2の元々呼び出された電話番号から転送された第2の音声電話通話のための第2の呼出しセットアップ情報を受け取るステップと、
(4)前記第1のデバイスを使用して前記音声電話通話の確立を試みるステップとのためのものでもあって、前記第1のデバイスの前記アドレスが前記第2の元々呼び出された電話番号から探索される請求項11に記載の装置。
【請求項16】
前記第1の元々呼び出された電話番号が住居用電話の番号であり、前記第2の元々呼び出された電話番号が業務用電話の番号である請求項15に記載の装置。
【請求項17】
前記交換機がさらに、
(3)公衆交換電話網のアドレス空間内のアドレスである第2の元々呼び出された電話番号から転送された第2の音声電話通話のための第2の呼出しセットアップ情報を受け取るステップと、
(4)公衆交換電話網のアドレス空間以外のアドレスを有する第2のデバイスで前記第2の音声通話の確立を試みるステップとのためのものでもあって、
前記第2のデバイスの前記アドレスが前記第2の元々呼び出された電話番号から探索される請求項11に記載の装置。
【請求項18】
前記第1の元々呼び出された電話番号が第1の業務用電話の番号であり、前記第2の元々呼び出された電話番号が第2の業務用電話の番号である請求項17に記載の装置。
【請求項19】
前記第1の元々呼び出された電話番号が住居用電話の番号であり、前記第2の元々呼び出された電話番号が業務用電話の番号である請求項17に記載の装置。
【請求項20】
前記第1の元々呼び出された電話番号が第1の住居用電話の番号であり、前記第2の元々呼び出された電話番号が第2の住居用電話の番号である請求項17に記載の装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2010−213314(P2010−213314A)
【公開日】平成22年9月24日(2010.9.24)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−94623(P2010−94623)
【出願日】平成22年4月16日(2010.4.16)
【分割の表示】特願2007−525820(P2007−525820)の分割
【原出願日】平成17年8月12日(2005.8.12)
【出願人】(506079711)アバイア テクノロジー エルエルシー (45)
【Fターム(参考)】