説明

再生可能な電池及びそれを用いた発電システム

【課題】酸性又はアルカリ性電解液を用いた電池であって、メタノール直接燃焼型の燃料電池を用いた発電システムと比較して、安全、低価格で、エネルギ密度が高く、格段に寿命が長く、公害性が実質的に無い、さらに廃棄に際して環境に負担をかけない、再生可能な電池及びそれを用いた発電システムを提供する。
【解決手段】少なくとも正電極板11と負電極板21と電解液と、前記電解液を保持する吸水材板31とを含み、前記正電極板及び負電極板が前記吸水材板を挟んでなる電池であって、さらに前記電解液を供給し排出するタンク51及びポンプ52を備え、好ましくは前記電解液が、海水から、化学的手段を用いないで物理的手段のみを用いて得られるpH1〜4の酸性電解液、又はpH9〜14のアルカリ性電解液を含む。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、酸性及びアルカリ性電解液型電池に係り、特に、pH1〜4の酸性電解液を利用した酸性電解液型、及びpH9〜14のアルカリ性電解液を利用したアルカリ性電解液型の、再生可能な電池及びそれを用いた発電システムに関するものである。
【背景技術】
【0002】
小型燃料電池は、PC等の、持ち運びができ、小型電気機器の電源として、特に屋外または非常用の臨時電源として切望されており、しかも使い捨てではなく燃料を供給することにより再生可能であることから、環境にやさしいことで注目されているが、軽い重量と小さい体積でなるべく大きい電力容量を安全に提供しなければならず、形状・サイズ上の制約が多い。
【0003】
これらの制約を比較的良好にクリアするものとして、従来の小型燃料電池としては、メタノール直接燃焼型が主流となって開発が進められて来た。
メタノール直接燃焼型は、メタノールという有毒な有機溶剤を使用するので安全性に問題があり、これをクリアするためには例えば高価で嵩張るメタノールカートリッジを使わざるを得ないなど、イニシャルコスト上・ランニングコスト上・サイズ上数多くの問題がある。
【0004】
特許文献1には、メタノール等の有機系燃料を包接化合物として固体状の分子化合物とし、取扱性を改善し、腐食、凍結、クロスオーバー等の問題を解決する技術が開示されているが、コスト上の問題が必ずしも解決されない。
【特許文献1】特開2005−203335号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記のような再生可能な電池における諸問題を解決するためになされた本発明の目的は、メタノールなど有機燃料直接燃焼型の燃料電池、及びそれを用いた発電システムと比較して、安全、低価格で、エネルギ密度が高く、格段に寿命が長く、公害性が実質的に無い、さらに廃棄に際して環境に負担をかけない、再生可能な電池、及びそれを用いた発電システムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明の請求項1による再生可能な電池は、少なくとも正電極板と負電極板と電解液と、前記電解液を保持する吸水材板とを含み、前記正電極板及び負電極板が前記吸水材板を挟んでなる電池であって、さらに前記電解液を供給し排出する機構を備えていることを特徴とする
【0007】
また請求項2に示すとおり、請求項1において、前記電解液が、海水から、化学的手段を用いないで物理的手段のみを用いて得られるpH1〜4の酸性電解液を含むことを特徴とする。
【0008】
また請求項3に示すとおり、請求項1において、前記電解液が、海水から、化学的手段を用いないで物理的手段のみを用いて得られるpH9〜14のアルカリ性電解液を含むことを特徴とする。
【0009】
また請求項4に示すとおり、請求項1において、前記正電極板の材質は二酸化鉛、水酸化鉛、カーボン、及び/又は水酸化ニッケルからなり、負電極板の材質はマグネシウム、アルミニウム、亜鉛、及び/又は鉄からなることを特徴とする。
【0010】
また上記目的を達成するために、本発明の請求項5による再生可能な電池を用いた発電システムは、請求項1〜4のいずれかに記載の再生可能な電池と、前記再生可能な電池の出力を受けるキャパシタと、前記キャパシタの出力を受ける2次電池と、を含むことを特徴とする。
【0011】
また請求項6に示すとおり、請求項5において、前記2次電池の出力を受けて交流電圧を発生するDC−ACインバータをさらに備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0012】
また、本発明による酸性電解液型の再生可能な電池では、電解液を保持する吸水材板によって電池の正負の極板が電解液から隔離されており、正負の極板と電解液を層状に重ねることができ、しかも電解液として、海水から化学的手段を用いないで、物理的手段のみを用いて得られるpH1〜4の電解液、以下「スーパーナチュラル電解液」、略して「SN電解液」と称される電解液を用いる場合には、通常の鉛電池に比べて重量的にも体積的にもエネルギ密度が格段に高く、公害性が低く、しかも電極板を損傷せずサルフレーション等がないので内部抵抗が増加せず充放電サイクル寿命が長く、最少残存電圧値が低い値まで再充電が可能な、再生可能な電池を提供することができる。
【0013】
また、本発明によるアルカリ性電解液型の再生可能な電池では、電解液を保持する吸水材板によって電池の正負の極板が電解液から隔離されており、正負の極板と電解液を層状に重ねることができ、しかも電解液として、海水から化学的手段を用いないで、物理的手段のみを用いて得られるpH9〜14の電解液、以下「スーパーナチュラル電解液」、略して「SN電解液」と称される電解液を用いる場合には、通常のアルカリ性電解液型電池に比べて重量的にも体積的にもエネルギ密度が格段に高く、公害性が低く、しかも電極板を損傷しないので内部抵抗が増加せず充放電サイクル寿命が長く、最少残存電圧値が低い値まで再充電が可能な、再生可能な電池を提供することができる。
【0014】
また、本発明による再生可能な電池を用いた発電システムでは、電解液を保持する吸収材板によって電池の正負の極板が電解液から隔離されており、正負の極板と電解液を層状に重ねることができ、しかも電解液として、海水から化学的手段を用いないで、物理的手段のみを用いて得られるpH1〜4又はpH9〜14の電解液、以下「スーパーナチュラル電解液」、略して「SN電解液」と称される電解液を用いる場合には、通常の、メタノール直接燃焼型燃料電池を用いた発電システムに比べて、重量的にも体積的にもエネルギ密度が格段に高く、公害性が低く、電極板の消耗が最小限に抑えられ、電極板を損傷しないので内部抵抗が増加せず放電寿命が長く、しかも環境に対して負担をかけない、再生可能な電池を用いた発電システムを提供することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0015】
以下、本発明に係る実施の形態と効果を、図面を参照して具体的に説明する。
【実施例1】
【0016】
図1を参照すると、第1の実施例に係る酸性電解液型の再生可能な電池モジュール1であって、二酸化鉛からなる正電極板11、不織繊維からなる吸水材板31、及びマグネシウムからなる負電極板21から構成される、6セットの単位電池が電池モジュールの容器1a内に積層して収容され、図示しない支持手段により容器1aの内部に固定されている。
ただし本実施例では、正電極板のうち、中央に位置する13、14はカーボンからなり、それらを除く残りの4枚は二酸化鉛からなる。
吸水材板31には、海水から化学的手段を用いないで物理的手段のみを用いて得られるpH1〜4の酸性電解液30が浸潤されている。
【0017】
正負の電極板は各々並列に配線されて、各々正、負電極41、42に接続されている。
電極板及び吸水材板の個数と直列及び/又は並列接続の仕方は当然本実施例の場合に限定されず、所要の電流容量と出力電圧に応じて周知の方法で決定される。
特に並列接続の場合、例えば、正電極板―吸水材板―負電極板―吸水材板―正電極板―・・・と積層することにより、電極板の枚数を削減できる。
【0018】
実際の使用にあたっては、上記pH1〜4の酸性「SN電解液」を用意しておき、給水弁56を上記正電極板―吸水材板―負電極板系に注ぐと、「SN電解液」は吸水材板により保持される。
「SN電解液」は硫酸などのような劇薬ではなく、人体に無害で環境に優しい。
【0019】
電池モジュール1には、「SN電解液」用のタンク51とポンプ52が切り離し可能に接続されていて、電池モジュールの使用開始又は再生に際して、「SN電解液」が給水弁56を通じ図示しない分配機構を通じて吸水材板31に供給され吸収されて「SN電解液」30となる。
吸水材板31に吸収されなかった「SN電解液」は排水弁57を通じて排水してもよい。
使用終了後の保管、又は再生に際しては、排水弁57を通じて使用済みの「SN電解液」を排水する。
「SN電解液」は、通常の電解液と異なり、市水、雨水と同じように環境を壊すことなく廃棄できる。
【0020】
本実施例においては、電池モジュール1とその構成部材のサイズは各々、幅、高さ、奥行(厚さ)の順に(単位:mm)、正電極板11:80、76、3.0; 負電極板21:142、105、1.2; 吸水材板31:80、80、2.0; 電池モジュール1:145、140、91;である。
【0021】
本電池モジュールを6個用意して直列に接続して、吸水材板にpH=2.5の「SN電解液」を吸水させ、500W級の再生可能な電池としての連続試験を「SN電解液」のpHを監視しながら行い、次の結果を得た。
【表1】

【0022】
この結果から、連続使用36時間で出力電圧は約13Vまで降下し、「SN電解液」のpHは3.0まで増加することが分かる。
そこで、「SN電解液」の寿命をpHで判定し、pH=3.0になった時点で新品の「SN電解液」(pH=2.5)と交換することにした。
このように「SN電解液」を交換しながら連続試験を行い、次の結果を得た。
【表2】

【0023】
この場合の出力電圧の降下は、負電極板(マグネシウム)の消耗によるものであり、この結果から、出力電圧12Vを確保するためには、負電極板の寿命は連続運転で約75日であることが分かる。
消耗した負電極板を新品と交換すれば、残りの全体を廃棄することなく再生できる。
【0024】
即ち、本実施例による酸性電解液型の再生可能な電池は電池モジュール6個直列の場合、1回の「SN電解液」更新で約500W×36h=18kWhの電力容量を持つ。
しかも、pHを監視するだけで「SN電解液」の更新タイミングが分かり、連続運転の場合約36時間に1回ずつ「SN電解液」を更新供給するだけで、約500W×75×24h=900kWhというエネルギ供給能力を有し、占有体積は約11リッタであるので、サイズ的にも高エネルギ密度の再生可能電池を実現できる。
【0025】
本実施例による電池は、放電に伴いSN電解液が劣化し発生電圧が低下するが、その場合にはSN電解液を新品と交換すると再生できる。
また、放電・再生の繰返しと共に電極板、特に負電極板の減耗が避けられないが、適宜新品と交換すれば再生できる。
さらに、このようにして得られた再生可能な電池は廃棄に際して、電解液はそのまま廃棄しても人畜に無害であり、残る電極などは再利用が可能であるので、実質的に環境に負担をかけない。
【実施例2】
【0026】
次に、図2を参照すると、上記実施例1に説明した再生可能な電池、特に好ましくは「SN電解液」型の再生可能な電池を用いた発電システムである。
本発電システムにおいては、上記実施例1に説明した電池モジュール1を6個使い、その正、負電極41、42を順次直列に接続する。
適切な濃度に希釈された(例えばpH=2.5)酸性「SN電解液」が上記のようには各電池モジュール内の吸水材板31に供給されて、正負の電極41、42間に直流電位が発生し、発電スイッチ61がONになると発電が開始される。
LED 63に抵抗器62を介して電流が流れてLEDが発光し、発電スイッチのONを報せる。
【0027】
切替スイッチ65は、最初は図示したように電池モジュール1側に接続されており、発電された電力は逆流防止ダイオード64を介してキャパシタ66に一時的に蓄積される。
キャパシタ66は極性が一定であるので、大容量かつ高速充放電が可能な電機2重層型キャパシタが好ましい。
切替スイッチ65は電圧検出機能を有し、キャパシタの電位が所定の値を越えると、自動的に電池モジュールと反対側に接続され、電池モジュール1は専ら再充電され、一方キャパシタ66の放電により2次電池67が充電される。
切替スイッチ65は通常数10秒単位で自動的に切り替わり、出力電圧の安定化に寄与する。
2次電池として、上記実施例1による第2の電池モジュールを用いることもできる。
【0028】
次に出力スイッチ68がONされると、第2のLED 70が点灯して出力スイッチのONを報せ、DC出力端子71、72に接続された負荷が駆動される。
DC出力の電力容量は、上記実施例1で示したように、「SN電解液」1回分当たり500W×36時間である。
【0029】
次に、DC出力端子71、72にはさらにDC−ACインバータ73が接続されており、AC出力端子74、75間には例えば100VのAC出力が得られる。
本実施例の発電システムは例えば、500W級の仮設100V電源として好適であり、軽便に持ち運び可能で屋外、非常用電源として使えることから「どこでもコンセント」と名付ける。
【実施例3】
【0030】
図3は、3kW級の仮設100V電源として好適な、再生可能な電池を用いた発電システムを示す図である。
構成は基本的には上記実施例2と同じであるが、電池モジュール2及びその構成部材のサイズは上記実施例1における電池モジュール1の場合よりも、電力容量に相応して大きく、例えば正、負電極板、吸水材板の幅×高さは、少なくとも6倍必要である。
また、このクラスでは、切替スイッチは通常使われず、キャパシタ66は電池モジュール1側と2次電池67側に常に接続されている。
本実施例の発電システムは例えば、3kW級の仮設100V電源として好適であり、軽便に持ち運び可能で屋外、非常用電源として使えることから上記実施例2と同じように「どこでもコンセント」と名付ける。
【実施例4】
【0031】
図4を参照すると、第4の実施例に係る酸性電解液型の再生可能な電池モジュール3であって、二酸化鉛からなる正電極板11、不織繊維からなる吸水材板31、及びマグネシウムからなる負電極板21から構成される、単位電池が電池モジュールの容器3a内に収容され、図示しない支持手段により容器3aの内部に固定されている。
本実施例では、上記実施例1の場合と異なり、単位電池が1セットだけ容器3a内に収容されて電池モジュール3を構成している。
【0032】
さらに、図4(A)に示すように、放電時には負電極板21が吸水材板31に接触しているのに対して、図4(B)に示すように、待機時には負電極板21が吸水材板31から離隔されている。
即ち、負電極板21を移動させることにより、電池モジュールの発電をON/OFFできる。
【0033】
本実施例においては、電池モジュール3の構成部材のサイズは各々、幅、高さ、奥行(厚さ)の順に(単位:mm)、正電極板11:42、27、2.5; 負電極板21:42、27、1.2; 吸水材板31:42、27、2.0;である。
【0034】
本電池モジュール3を10個用意して直列に接続して、吸水材板にpH=2.5の「SN電解液」を吸水させ、65W級の再生可能な電池としての連続試験を「SN電解液」のpHを監視しながら行い、次の結果を得た。
【表3】

【0035】
この結果から、連続使用3.5時間で出力電圧は約15Vまで降下し、「SN電解液」のpHは3.5まで増加することが分かる。
そこで、「SN電解液」の寿命をpHで判定し、pH=3.5になった時点で新品の「SN電解液」(pH=2.5)と交換するだけで電池モジュールが再生できる。
【0036】
この交換は、例えばスポイトで数ccの新品の「SN電解液」を給水弁56を通じて吸水剤板31に注入することで行われる。
このようにして運転すると、次に負電極板の消耗による寿命がくるが、上記実施例1の場合と同じように、消耗した負電極板を新品と交換すれば、残りの全体を廃棄することなく再生できる。
【実施例5】
【0037】
次に、図5を参照すると、上記実施例4に説明した再生可能な電池、特に好ましくは「SN電解液」型の再生可能な電池を用いた発電システムである。
本発電システムにおいては、上記実施例4に説明した電池モジュール3を10個使い、その正、負電極41、42を順次直列に接続する。
発電システムの動作は基本的には上記実施例2の場合と同じであるが、3点において異なる。
【0038】
即ち、単位電池1セットからなる、比較的小容量の電池モジュール3を10個直列にして使っていること、電池モジュール3は、その内部にある負電極板の位置を移動することにより、ON/OFFスイッチできるので、発電スイッチ61が不要であること、そして、本実施例の場合はDC出力端子71、72の出力をシステム出力とするので、DC−ACインバータ73が不要であること、である。
【0039】
本実施例の発電システムは例えば、65W級の直流15V電源として、軽便に持ち運び可能なので、例えばノートPC用電源として好適である。
【図面の簡単な説明】
【0040】
【図1】第1の実施例に係る再生可能な電池を示す図である。
【図2】第2の実施例に係る再生可能な電池を用いた発電システムを示す図である。
【図3】第3の実施例に係る再生可能な電池を用いた発電システムを示す図である。
【図4】第4の実施例に係る再生可能な電池を示す図であり、(A)(B)は各々、電池ON、OFF時の状態を示す。
【図5】第5の実施例に係る再生可能な電池を用いた発電システムを示す図である。
【符号の説明】
【0041】
1 電池モジュール
1a 容器
11、13、14 正電極板
21 負電極板
30 酸性電解液
31 吸水材板
41 正電極
42 負電極
51 タンク
52 ポンプ
55、57 排水弁
56 給水弁
61 発電スイッチ
62、69 抵抗器
63、70 LED
64 逆流防止ダイオード
65 切替スイッチ
66 キャパシタ
67 2次電池
68 出力スイッチ
71、72 DC出力端子
73 DC−ACインバータ
74、75 AC出力端子

【特許請求の範囲】
【請求項1】
少なくとも正電極板と負電極板と電解液と、前記電解液を保持する吸水材板とを含み、前記正電極板及び負電極板が前記吸水材板を挟んでなる電池であって、さらに前記電解液を供給し排出する機構を備えていることを特徴とする再生可能な電池。
【請求項2】
前記電解液が、海水から、化学的手段を用いないで物理的手段のみを用いて得られるpH1〜4の酸性電解液を含むことを特徴とする請求項1に記載の再生可能な電池。
【請求項3】
前記電解液が、海水から、化学的手段を用いないで物理的手段のみを用いて得られるpH9〜14のアルカリ性電解液を含むことを特徴とする請求項1に記載の再生可能な電池。
【請求項4】
前記正電極板の材質は二酸化鉛、水酸化鉛、カーボン、及び/又は水酸化ニッケルからなり、負電極板の材質はマグネシウム、アルミニウム、亜鉛、及び/又は鉄からなることを特徴とする請求項1に記載の再生可能な電池。
【請求項5】
請求項1〜4のいずれかに記載の再生可能な電池と、前記再生可能な電池の出力を受けるキャパシタと、前記キャパシタの出力を受ける2次電池と、を含むことを特徴とする再生可能な電池を用いた発電システム。
【請求項6】
前記2次電池の出力を受けて交流電圧を発生するDC−ACインバータをさらに備えることを特徴とする請求項5に記載の再生可能な電池を用いた発電システム。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate


【公開番号】特開2007−87787(P2007−87787A)
【公開日】平成19年4月5日(2007.4.5)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−275302(P2005−275302)
【出願日】平成17年9月22日(2005.9.22)
【出願人】(503416881)
【Fターム(参考)】