説明

凸面状のプーリシーブを備えたトランスミッションのための駆動ベルト

本発明は、2つのプーリを備えた、自動車のための連続可変トランスミッションのための駆動ベルトに関し、各プーリが、2つの実質的に円錐形のプーリシーブを有しており、該プーリシーブの間に駆動ベルトが可変半径方向位置において保持されており、前記駆動ベルトに横断エレメント(32)が設けられており、該横断エレメント(32)に、両側面(40)において、プーリと摩擦接触するためのフランク(40)が設けられており、このフランク(40)に、2つの異なるタイプの1つ又は2つ以上の溝(41)が設けられており、そのうちの第1のタイプの溝(50)が、第2の、より浅いタイプの溝(51)よりも深い。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、以下の請求項1の前段に記載された、特に、凸面状のプーリシーブを備えた2つの可変プーリを備えた連続可変トランスミッションにおいて使用するための、駆動ベルトに関する。この形式の駆動ベルト及び関連するトランスミッションの例は、国際公開第2006/062400号に記載されている。この公知の駆動ベルトは、特に、連続的な、すなわち無端のテンションエレメントに摺動可能に取り付けられた横断エレメントの配列を特徴とする。
【0002】
横断エレメントに関して方向を記載する場合、横断面エレメントが、横断エレメントの正面図として図2に示されているように、直立位置にあることが常に仮定される。この図において、駆動ベルトの長手方向若しくは周方向は、図の平面に対して直角である。横方向若しくは幅方向は、左から右への方向であり、半径方向若しくは高さ方向は、図2の平面における上から下への方向である。
【0003】
公知の横断エレメントは、下側部分と、中間部分と、上側部分とを有する。無端テンションエレメントは、この例において、多数の重ね合わされた、平坦でフレキシブルな、すなわち比較的薄い、金属リングの2つのセットによって形成されている。上側部分の方向で上方に面した、横断エレメントの下側部分のエッジは、これらのリングセットの支持面を形成している。横断エレメントの実質的に矢印形の上側部分は、リングセットの上方若しくは半径方向外側に配置されており、高さ方向でリングセットを囲んでいる。リングセットの高さに配置された中間部分は、下側部分と上側部分とを互いに結合しており、中間部分の、横方向に向けられたエッジは、横断エレメントに対するそれぞれのリングセットの軸方向移動をそれぞれ制限する停止面を形成している。横断エレメントは、無端テンションエレメントの周方向に関して移動することができるように、駆動ベルトに保持されている。この例において、各横断エレメントの一方の主面、例えば後面には、凹部が設けられており、横断エレメントのそれぞれの他方の主面、例えば前面には、突出部が設けられており、駆動ベルトにおける1つの横断エレメントの突出部が、別の、すなわち隣接する横断エレメントの凹部に保持される。さらに、横断エレメントの下側部分には、ロッキングエッジとして知られるもの、すなわち、実質的に一定の厚さの横断エレメントの上側と、テーパした下側との間の、概して僅かに丸味づけられた移行部が、設けられている。ロッキングエッジは、隣接し合う横断エレメントの相対回転を可能にし、これにより、トランスミッションプーリの位置において必要とされるような、周方向で湾曲した軌道を、駆動ベルトがたどることができる。
【0004】
公知の駆動ベルトにおいて、横断エレメントは、実質的に無端テンションエレメントの全周を占めており、トランスミッションプーリの位置において、凸面状に湾曲したシーブの間に締め付けられ、これにより、駆動力を、摩擦によってプーリと駆動ベルトとの間で伝達することができる。その結果、一方のプーリの回転を、無端テンションエレメントによって案内されながら回転方向で前方へ互いに押し付ける横断エレメントによって、他方のプーリへ伝達することができる。
【0005】
横断エレメントの正面図に見られるように、横断エレメントの下側部分の、横方向に向けられたフランク若しくは側面には、この場合、高さ方向で、凸面状の湾曲が設けられている。これらの側面は、プーリの(回転の)中心軸線を含んだプーリの断面において見られるように、プーリの、僅かに膨らんだ、すなわち同様に凸面状に湾曲した、シーブ面と摩擦接触するようになっている。公知の横断エレメントの側面は、1つ又は2つ以上の溝を有しており、これらの溝は、それぞれの側面の総体的な若しくは全体的な凸面状に湾曲された輪郭に関して規定されている。これらの溝は、この形式のトランスミッションにおいて適用されるような、潤滑材を受容するために、及び駆動ベルトとプーリとの間の好適には高い摩擦係数を実現するために、設けられている。
【0006】
公知の駆動ベルトは本来うまく機能するが、トランスミッションにおける駆動ベルトの長期にわたる作動の後、前記側面が不都合には摩耗しやすいということが分かった。その結果、前記摩擦係数は、作動中に、次第に、しかし顕著に減少することが分かった。特に、摩耗が不均一に分配されて側面の凸面状輪郭が作動中に変化する場合、このような摩耗は問題であることが分かった。極端な場合、側面の一部は、初期の凸面状輪郭を完全に損失する場合があることが分かった。
【0007】
本発明の課題は、作動中の側面の摩耗を減じるか、又は少なくとも側面の不均一性を減じることである。本発明によれば、前記課題は、公知の駆動ベルトの設計において、以下の請求項1の特徴部の構成を適用することによって達成することができる。
【0008】
本発明によれば、横断エレメントの側面には、少なくとも初期には、比較的浅い溝と比較的深い溝との両方によって分離された突出部を有する表面プロフィル(表面凹凸)が設けられている。より深い溝は、公知のベルトと同様に潤滑材を受容するために設けられているのに対し、より浅い溝は、少なくとも公知のベルトに関して、少なくとも、溝の間における側面の突出部と、プーリシーブとの初期接触面積を減じるために設けられている。
【0009】
その結果、トランスミッションの初期作動中に、いわゆるならし運転効果が生じる。つまり、側面の突出部は比較的早く摩耗する。浅い溝が設けられることにより、突出部の前記接触面積が比較的急速に増大し、それに従って、摩耗率が(ほとんど)ゼロに低下して定常状態の最小摩耗率が達成されるまで、駆動ベルトとプーリとの間の接触圧が減少する。横断エレメントの側面の(表面プロフィル)の初期ならし運転摩耗の間、側面は、トランスミッションの長期にわたる作動中の好適には低い及び/又は均一に分配された摩耗率を提供する全体的な側面輪郭を提供するように、自然に形成されかつ安定する。
【0010】
本発明を添付の図面に関して例として以下により詳細に説明する。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【図1】従来技術による、2つのプーリ及び駆動ベルトが設けられた連続可変トランスミッションを概略的に示す図である。
【図2】プーリシーブの位置における、図1に示されたトランスミッションの接線方向に向けられた断面図である。
【図3】公知技術による駆動ベルトの横断エレメントの側面図である。
【図4】駆動ベルトの移動の方向若しくは周方向で見た、公知の横断エレメントの一部の拡大図であり、この部分は、溝を有する表面プロフィルが設けられた横断エレメントの側面を有する。
【図5】本発明にしたがって規定された表面プロフィルが設けられた側面の一部の拡大図である。
【0012】
図1は、従来技術による連続可変トランスミッションの中央部分の図を概略的に示している。公知のトランスミッションは、(力の)一次連結Tpによってエンジン(図示せず)によって駆動することができる、トランスミッションの入力軸6に設けられた一次プーリ1と、二次連結Tsによって荷重側(図示せず)を駆動することができる、トランスミッションの出力軸7に設けられた二次プーリ2とを有している。両プーリ1,2には、各プーリ軸6,7に固定して取り付けられた実質的に円錐形のプーリシーブ5と、前記軸6,7に関して軸方向に移動させることができる、同様に実質的に円錐形のプーリシーブ4とが設けられている。駆動ベルト3は、2つのプーリ1,2のプーリシーブ4,5の間で締め付けられており、この駆動ベルトは、それぞれ、実質的に円の一部の形式の経路、すなわち走行半径Rを描いている。駆動ベルト3とプーリ1,2との間の摩擦によって2つのプーリ軸6,7の間で機械的動力を伝達することができ、トランスミッション1の変速比は、一次プーリ1及び二次プーリ2のそれぞれの位置における駆動ベルト3の走行半径Rの比によって与えられる。
【0013】
ここに示された駆動ベルト3は、横断エレメント32の実質的に連続的な個別部材を有するいわゆるプッシュベルトタイプのものであり、各横断エレメントは、下側部分33と、上側部分35と、下側部分33と上側部分35とを互いに結合した中間部分34とから成る。上側部分35に向かって面した、下側部分33の上側の一部、すなわち、中間部分34のそれぞれの側における、下側部分33の半径方向外方へ向けられたエッジ36は、連続的な、すなわち無端のテンションエレメント31のための支持面36を形成している。この例において、無端テンションエレメント31は、多数の、重ね合わされた、すなわち同心状に積層された、平坦かつ比較的薄い、フレキシブルなリングの2つのセット31a,31bによって形成されている。無端テンションエレメント31のリングと横断エレメント32とは、金属、典型的には、それぞれマルエージング鋼及び炭素鋼から形成されている。
【0014】
横断エレメント32の上側部分35は、無端テンションエレメント31の半径方向外側に配置されており、高さ方向で無端テンションエレメント31を取り囲んでいるのに対して、中間部分34は、無端テンションエレメント31のリングのセット31a,31bの間に配置されている。この場合、中間部分の、軸方向、すなわち横方向に向けられたエッジ37は、それぞれ、リングのセット31a,31bのための軸方向での停止面37を形成している。
【0015】
横断エレメント32は、無端テンションエレメント31の周方向に関して移動することができるように、駆動ベルト3に保持されている。この配列において、各横断エレメントの一方の主面、例えば後面46には、凹所(図示せず)が設けられており、横断エレメントのそれぞれの他方の主面、例えば前面43には、突出部44が設けられており、横断エレメント32の突出部44はそれぞれ、隣接する横断エレメント32の凹所に収容される。横断エレメント32の下側部分33には、揺動エッジ45として知られるもの、すなわち、実質的に一定の厚さの、横断エレメント32の上側部分と、横断エレメントの、有効にテーパした下側部分との間の概して僅かに丸み付けられた移行部、が設けられており、この揺動エッジ45は、横断エレメント32の前面43において横断方向に延びている。揺動エッジ45は、隣接する横断エレメント32間で揺動若しくは傾転運動を可能にし、その結果、駆動ベルト3は、周方向で見て、プーリ1,2のシーブ4,5の間の湾曲した経路をたどることができる。
【0016】
プーリシーブ4,5の位置におけるトランスミッションの、接線方向で見た断面図において図2に概略的に示されているように、2つのプーリ1,2のシーブ4,5の円錐面を、球状若しくは凸面状に形成することが従来技術から知られている。この例において、プーリシーブ4,5の円錐面10は、一定の曲率半径Rr10で、半径方向と軸方向とによって規定される横断平面において僅かに凸面状に湾曲させられている。横断エレメント32の下側部分33のそれぞれの側における、横方向に向けられたフランク若しくは側面40にも、曲率半径Rr40の凸面状湾曲が設けられている。実際には、これらの前記2つの曲率半径Rr10,Rr40は両方とも、図2(及び他の図面)に示されている曲率半径よりも著しく大きく、分かりやすくするために図面では誇張されている。さらに、前記曲率半径Rr10,Rr40は、半径方向とプーリシーブ4,5との間の角度、及び半径方向と側面40との間の角度が、著しく、すなわち数度、例えば約7.4度と11.5度との間で4度だけ、変化するように規定されている。さらに、実際に、前記一定の曲率半径Rr10,Rr40とは対照的に、半径方向若しくは高さ方向で変化する曲率半径も用いられる。
【0017】
前記トランスミッションにおいて、互いの間で摩擦接触するシーブ面10と側面40との間の摩耗及び/又は損傷を可能な限り制限するために、液体潤滑剤が使用される。公知の横断エレメント32の側面40は、前記潤滑剤を受容するための、ひいては、前記摩擦接触における好適には高い摩擦係数を実現するための、1つ又は2つ以上の溝41を有している。
【0018】
横断エレメント32の側面40は、図3及び図4により詳細に示されており、図3及び図4は、それぞれ、横断エレメントの側面40の位置における、横断エレメント32の側面図及び正面図を示している。側面40は、側面40のより高く位置する部分42によって隔てられた多数の溝41を有するように示されている。より高く位置する部分42は、側面の、総体的な又は全体的な凸面状に湾曲した輪郭を形成しており、実際に、作動中にプーリシーブ面10と(直接、すなわち物理的)接触を行う。
【0019】
溝41は、実質的に、横断エレメント32の厚さ方向、すなわち駆動ベルト3の周方向に延びており、横断エレメントの後面46と前面43との間に延びている。駆動ベルト3の高さ方向若しくは半径方向での個々の溝41の寸法、すなわち溝の幅は、好適には、その方向での側面40の全寸法の1〜5%にほぼ等しい。溝41の深さは、より重要でないパラメータであり、好適には溝の幅の25%〜50%である。
【0020】
特に、長時間にわたって1つの変速比において運転される乗用自動車のためのトランスミッションにおける駆動ベルト3の典型的な適用が、側面40の、局所的な、ひいては不均一でかつ極めて望ましくない摩耗を生じる恐れがある、ということを考慮して、側面40の上記表面プロフィルを改良することができる。
【0021】
本発明によれば、横断エレメント32の側面40には、少なくとも初期には、比較的浅い溝51と比較的深い溝50とによって隔てられた突出部52を有する表面プロフィルが設けられている。本発明によるこの表面プロフィルは、図5において、横断エレメント32の部分"A"の拡大図で示されており、この部分"A"は、図4に、公知の横断エレメント32に関して示された部分に対応する。
【0022】
より深い溝50は、ちょうど公知のベルトにおけるように、潤滑剤を受容する目的で設けられているのに対し、より浅い溝51は、少なくとも公知のベルト3と比べて、側面40の溝50,51間にある突出部52と、プーリシーブ4,5との間の少なくとも初期接触面積を減じるために設けられている。その結果、トランスミッションの初期作動の間にならし運転効果が生じる。すなわち、側面40の突出部52は比較的早く摩耗する。浅い溝51を設けることによって、突出部52の接触面積は比較的急速に増大し、それに従って、駆動ベルト3とプーリ1,2との間の接触圧は、摩耗率が(ほとんど)ゼロにまで低下して定常状態の最小摩耗率が達成されるまで、低下する。横断エレメント32の側面40の(表面プロフィル)の初期ならし運転摩耗の間、横断エレメントの側面が、トランスミッションの長期の作動の間に好適には低い及び/又は均一に分配された摩耗率を提供する全体的な側面輪郭を提供するように、自然に形成されかつ安定する。
【0023】
好適には、表面プロフィルの突出部52には、少なくとも初期には、滑らかに丸み付けられた、凸面状に湾曲した(断面の)輪郭が設けられている。好適には、浅い溝51と深い溝50とは、側面40において交互に設けられている。より好適には、浅い溝51及び深い溝50は、横断エレメント32の局所的厚さ全体、すなわち、駆動ベルト3の周方向での横断エレメントの寸法にわたって延びている。
【0024】
好適には、深い溝50は、浅い溝51の5〜25倍の深さであり、溝深さは、それぞれの側面40の初期輪郭"C"である(相対的に)突出した部分52に接する仮想連続凸状曲線に対して垂直に測定される。より好適には、深い溝の深さは25〜250μmである。より好適には、浅い溝51の深さは2〜20μmである。より好適には、深い溝50は、浅い溝51の深さの5倍よりも大きな深さである。
【0025】
好適には、深い溝50は25〜100μmの幅を有しているのに対し、浅い溝51の幅は100〜250μmである。より好適には、浅い溝51は、深い溝50の幅の2倍よりも大きな幅である。
【0026】
好適には、少なくとも浅い溝51に、しかしより好適には深い溝50にも、少なくとも初期には、滑らかに丸み付けられた、凹面状に湾曲された輪郭が設けられている。より好適には、表面プロフィルの少なくとも浅い溝51の凹面状の輪郭は、突出部52の凸面状の輪郭に、しかし好適には深い溝50の輪郭にも、滑らかに移行している。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
2つのプーリ(1,2)を備えた、自動車のための連続可変トランスミッションのための駆動ベルト(3)であって、各プーリ(1,2)が、2つの実質的に円錐形のプーリシーブ(4,5)を有しており、該プーリシーブの間に駆動ベルト(3)が可変半径方向位置(R)において保持されており、前記駆動ベルト(3)が横断エレメント(32)を有しており、該横断エレメント(32)に、プーリ(1,2)と摩擦接触するための側面(40)が設けられており、該側面(40)に、溝(41;50;51)を有する表面プロフィルが設けられている形式のものにおいて、該表面プロフィルが、該表面プロフィルの突出部(52)によって隔てられた少なくとも2つのタイプの溝(50;51)を有しており、そのうちの第1のタイプの溝(50)が、第2の、より浅いタイプの溝(51)よりも深いことを特徴とする、自動車のための連続可変トランスミッションのための駆動ベルト(3)。
【請求項2】
横断エレメント(32)の側面(40)が、少なくとも、表面プロフィルの突出部に接する仮想の連続的な曲線によって規定された場合、凸状に湾曲させられている、請求項1記載の駆動ベルト(3)。
【請求項3】
浅い溝(51)と、深い溝(50)とが、前記表面プロフィルにおいて交互に設けられている、請求項1又は2記載の駆動ベルト。
【請求項4】
溝(50;51)の深さが、前記表面プロフィルの突出部(52)に接する仮想の連続的な凸状の曲線に対して垂直に測定される、請求項1から3までのいずれか1項記載の駆動ベルト(3)。
【請求項5】
浅い溝(51)の深さが、2〜20μmである及び/又は深い溝(50)の深さが25〜250μmである、請求項4記載の駆動ベルト(3)。
【請求項6】
深い溝(50)の幅が、25〜100μmである、請求項1から5までのいずれか1項記載の駆動ベルト(3)。
【請求項7】
浅い溝(50)の幅が、100〜250μmである、請求項1から6までのいずれか1項記載の駆動ベルト(3)。
【請求項8】
トランスミッションであって、2つの実質的に円錐形のプーリシーブ(4,5)を有する2つのプーリ(1,2)が設けられており、前記プーリシーブの間において、請求項1から7までのいずれか1項記載の駆動ベルト(3)が、可変半径方向位置(R)に保持されている形式のものにおいて、プーリのプーリシーブ(4,5)に、該プーリシーブの半径方向に沿って凸面状の湾曲が設けられていることを特徴とする、トランスミッション。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公表番号】特表2013−515916(P2013−515916A)
【公表日】平成25年5月9日(2013.5.9)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−545098(P2012−545098)
【出願日】平成21年12月23日(2009.12.23)
【国際出願番号】PCT/EP2009/009243
【国際公開番号】WO2011/076234
【国際公開日】平成23年6月30日(2011.6.30)
【出願人】(390023711)ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング (2,908)
【氏名又は名称原語表記】ROBERT BOSCH GMBH
【住所又は居所原語表記】Stuttgart, Germany
【Fターム(参考)】